JPH0773699B2 - 硫化水素、シアン化水素及びアンモニアを含む水溶液の処理方法 - Google Patents
硫化水素、シアン化水素及びアンモニアを含む水溶液の処理方法Info
- Publication number
- JPH0773699B2 JPH0773699B2 JP3330951A JP33095191A JPH0773699B2 JP H0773699 B2 JPH0773699 B2 JP H0773699B2 JP 3330951 A JP3330951 A JP 3330951A JP 33095191 A JP33095191 A JP 33095191A JP H0773699 B2 JPH0773699 B2 JP H0773699B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ammonia
- stripping
- column
- aqueous solution
- hydrogen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/58—Treatment of water, waste water, or sewage by removing specified dissolved compounds
- C02F1/586—Treatment of water, waste water, or sewage by removing specified dissolved compounds by removing ammoniacal nitrogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F2101/00—Nature of the contaminant
- C02F2101/10—Inorganic compounds
- C02F2101/16—Nitrogen compounds, e.g. ammonia
- C02F2101/18—Cyanides
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S210/00—Liquid purification or separation
- Y10S210/902—Materials removed
- Y10S210/903—Nitrogenous
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S210/00—Liquid purification or separation
- Y10S210/902—Materials removed
- Y10S210/903—Nitrogenous
- Y10S210/904—-CN containing
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は硫化水素、シアン化水素
及びアンモニアを結合した形又は遊離の形で含む水溶液
を処理する方法に関する。
及びアンモニアを結合した形又は遊離の形で含む水溶液
を処理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】石炭の乾留やガス化に際して種々の凝縮
物及び廃水が生ずるが、これらの中には環境に有害な多
量の不純物が溶解している。従ってこれらの水溶液は直
接通常の浄化装置、川筋又は他の下水溝に導くことはで
きず、と言うよりはむしろそれらの中に含まれている有
害物質を予め除去することが必要であり、その際最大有
害物質濃度について立法者の厳格な法令を守らなければ
ならない。
物及び廃水が生ずるが、これらの中には環境に有害な多
量の不純物が溶解している。従ってこれらの水溶液は直
接通常の浄化装置、川筋又は他の下水溝に導くことはで
きず、と言うよりはむしろそれらの中に含まれている有
害物質を予め除去することが必要であり、その際最大有
害物質濃度について立法者の厳格な法令を守らなければ
ならない。
【0003】溶液中に存在する不純物は有機性及び無機
性のものである。有機物質にはフェノール類及び他の、
例えばケトン類、アルデヒド類及び種々のカルボン酸化
合物のような含酸素化合物、更には例えばピリジン誘導
体のような含窒素化合物及び種々の硫黄化合物があげら
れる。望ましくない無機物質としては主として硫化水
素、シアン化水素及びアンモニアが溶解して含まれ、こ
れらはそのまま、又は化合物の形で存在している。
性のものである。有機物質にはフェノール類及び他の、
例えばケトン類、アルデヒド類及び種々のカルボン酸化
合物のような含酸素化合物、更には例えばピリジン誘導
体のような含窒素化合物及び種々の硫黄化合物があげら
れる。望ましくない無機物質としては主として硫化水
素、シアン化水素及びアンモニアが溶解して含まれ、こ
れらはそのまま、又は化合物の形で存在している。
【0004】廃水中に溶解している有機物質を、水に溶
解しないか又は僅かな限度までしか溶解しない種々の溶
剤により抽出することは公知である。無機性不純物は好
ましくは水蒸気又は不活性ガスを用いて分離されるが、
このような作業態様としては種々の実施形態のものがこ
れまで開発されている。
解しないか又は僅かな限度までしか溶解しない種々の溶
剤により抽出することは公知である。無機性不純物は好
ましくは水蒸気又は不活性ガスを用いて分離されるが、
このような作業態様としては種々の実施形態のものがこ
れまで開発されている。
【0005】すなわちドイツ特許出願公告第 11 36 284
号公報によればコークス工場廃水又は類似の廃水から
硫化水素及びシアン化水素を2段階法により、空気のよ
うな実際上不活性のガスで連続的に気曝することによっ
て除いている。
号公報によればコークス工場廃水又は類似の廃水から
硫化水素及びシアン化水素を2段階法により、空気のよ
うな実際上不活性のガスで連続的に気曝することによっ
て除いている。
【0006】ドイツ特許 22 29 213 C2 には石炭ガス化
又は石炭乾留の廃水の処理方法が記述されているが、こ
れは水蒸気を用いて二酸化炭素、硫化水素及びアンモニ
アをその溶液から分離することに基づく。この文献には
シアン化水素を含む廃水の処理については立ち入ってい
ない。
又は石炭乾留の廃水の処理方法が記述されているが、こ
れは水蒸気を用いて二酸化炭素、硫化水素及びアンモニ
アをその溶液から分離することに基づく。この文献には
シアン化水素を含む廃水の処理については立ち入ってい
ない。
【0007】種々の酸性ガス、すなわち二酸化炭素、二
酸化硫黄、硫化水素及びシアン化水素並びにそれらの混
合物、及び遊離の、又は結合したアンモニアを希薄水溶
液から除去することがドイツ特許 26 52 524 C2 の対象
である。この方法は、向流で導かれるストリッピング用
の水蒸気によって2段階で連続的に蒸留することよりな
る。
酸化硫黄、硫化水素及びシアン化水素並びにそれらの混
合物、及び遊離の、又は結合したアンモニアを希薄水溶
液から除去することがドイツ特許 26 52 524 C2 の対象
である。この方法は、向流で導かれるストリッピング用
の水蒸気によって2段階で連続的に蒸留することよりな
る。
【0008】これに記述されている方法は上述の種々の
不純物を含んでいる水溶液の中の有害物質の濃度の著し
い低下をもたらし、それによって予め与えられた最高値
を維持することができる。しかしながらその一時的に得
られる低いシアン化物濃度値は他の諸不純物の値と異な
って再び次第に上昇してしまうことが明らかになってい
る。
不純物を含んでいる水溶液の中の有害物質の濃度の著し
い低下をもたらし、それによって予め与えられた最高値
を維持することができる。しかしながらその一時的に得
られる低いシアン化物濃度値は他の諸不純物の値と異な
って再び次第に上昇してしまうことが明らかになってい
る。
【0009】特に水溶液からシアン化物やシアン化水素
を除去するために蒸留法と異なる方法も種々の変形態様
で始められた。中でも、化学的ないくつかの方法がシア
ン化物含有廃水の除毒について実証されている。すなわ
ちそれらの溶液を次亜塩素酸塩、過酸化化合物又はオゾ
ンで処理するか、或いはまたそのシアン化物を 180℃か
ら 200℃以上に達する温度において加水分解する。最も
古い化学的方法の一つは、シアン化物をアルカリ性媒質
の中で鉄(II)塩と反応させることに基づいている。しか
しながらこの方法も常に所期の目的に到達するとは限ら
ず、又は経済的な理由から、限定的にしか適用すること
ができない。
を除去するために蒸留法と異なる方法も種々の変形態様
で始められた。中でも、化学的ないくつかの方法がシア
ン化物含有廃水の除毒について実証されている。すなわ
ちそれらの溶液を次亜塩素酸塩、過酸化化合物又はオゾ
ンで処理するか、或いはまたそのシアン化物を 180℃か
ら 200℃以上に達する温度において加水分解する。最も
古い化学的方法の一つは、シアン化物をアルカリ性媒質
の中で鉄(II)塩と反応させることに基づいている。しか
しながらこの方法も常に所期の目的に到達するとは限ら
ず、又は経済的な理由から、限定的にしか適用すること
ができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した種々
の欠点を除き、そして硫化水素、シアン化水素及びアン
モニアをそれらの水中の溶液から効果的に分離すること
を可能とする方法を開発することである。
の欠点を除き、そして硫化水素、シアン化水素及びアン
モニアをそれらの水中の溶液から効果的に分離すること
を可能とする方法を開発することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題は、硫化水素、
シアン化水素及びアンモニアを含む水溶液を、不活性の
ガス状媒質を用いて高い温度でストリッピングすること
によって処理する方法により解決される。この方法は、
その水溶液が生じた直後に、この水溶液のpH値を約3
又はそれ以下に調節し、そして第1のストリッピング塔
の中で硫化水素とシアン化水素とを除去し、次いでpH
値を約10又はそれ以上に高めて第2のストリッピング
塔の中でアンモニアを分離することを特徴とする。
シアン化水素及びアンモニアを含む水溶液を、不活性の
ガス状媒質を用いて高い温度でストリッピングすること
によって処理する方法により解決される。この方法は、
その水溶液が生じた直後に、この水溶液のpH値を約3
又はそれ以下に調節し、そして第1のストリッピング塔
の中で硫化水素とシアン化水素とを除去し、次いでpH
値を約10又はそれ以上に高めて第2のストリッピング
塔の中でアンモニアを分離することを特徴とする。
【0012】驚くべきことに本発明に従う方法によっ
て、上述した各不純物をそれらの水中溶液から、その得
られた水性相を通常の浄化装置或いは下水溝へ導くこと
ができる程度まで除去することが達成される。特に注目
すべきは、その処理された水性相においてシアン化物濃
度の上昇することが観測されないことである。本発明に
従う方法はおそらくは、シアン化物と硫化物とが部分的
に反応してその溶液中に残存する形のロダン化物が形成
され、これが時間の経過とともに再びシアン化物に分解
するのを阻止するものであろう。しかしながらこのよう
な説明は単に仮説をあげただけであって、これを確証す
る実験を行ったものではない。
て、上述した各不純物をそれらの水中溶液から、その得
られた水性相を通常の浄化装置或いは下水溝へ導くこと
ができる程度まで除去することが達成される。特に注目
すべきは、その処理された水性相においてシアン化物濃
度の上昇することが観測されないことである。本発明に
従う方法はおそらくは、シアン化物と硫化物とが部分的
に反応してその溶液中に残存する形のロダン化物が形成
され、これが時間の経過とともに再びシアン化物に分解
するのを阻止するものであろう。しかしながらこのよう
な説明は単に仮説をあげただけであって、これを確証す
る実験を行ったものではない。
【0013】本発明に従う方法によれば硫化水素、シア
ン化水素及びアンモニアを含有する水溶液を、その由来
の如何にかかわらず処理することができる。しかしなが
らこれは中でも、石炭の乾留及び石炭や石油のような化
石燃料のガス化において生ずる廃水の処理においてその
技術的効果に対応して良好に用いられる。
ン化水素及びアンモニアを含有する水溶液を、その由来
の如何にかかわらず処理することができる。しかしなが
らこれは中でも、石炭の乾留及び石炭や石油のような化
石燃料のガス化において生ずる廃水の処理においてその
技術的効果に対応して良好に用いられる。
【0014】それら無機化合物の分離に先立って、それ
らの溶液の中に場合により含まれているカーボンのよう
な固体物質は濾過又は沈降によって、そして種々の有機
化合物は例えば水と混合しない溶剤で抽出することによ
って除去することが推奨される。
らの溶液の中に場合により含まれているカーボンのよう
な固体物質は濾過又は沈降によって、そして種々の有機
化合物は例えば水と混合しない溶剤で抽出することによ
って除去することが推奨される。
【0015】この新しい方法の実施に際して、それらの
水溶液は引き続く2つの個別の段階において蒸留され
る。その水溶液を第1段階において強く酸性化し、すな
わち約3又はそれ以下のpH値に調節することが本発明
の非常に重要な特徴の1つである。通常それらの溶液は
弱酸性、中性、又はアルカリ性を示すので、それらに対
応的な量の酸を添加する。種々の無機強酸が適してお
り、中でも硫酸又は硝酸が適している。このような酸を
それらの溶液に非常に早い段階において、好都合にはそ
れらが生じた直後に、すなわち中間貯留することなくた
だちに添加するのが特に有効であることが実証されてい
る。これによつて、問題のある各溶液成分、すなわち硫
化物及びシアン化物が反応してストリッピングによって
は分離されないような化合物を生ずることのないことが
保証される。この酸添加により、シアン化物と硫化物と
が対応する各水素化合物に変化することは当然理解され
る。
水溶液は引き続く2つの個別の段階において蒸留され
る。その水溶液を第1段階において強く酸性化し、すな
わち約3又はそれ以下のpH値に調節することが本発明
の非常に重要な特徴の1つである。通常それらの溶液は
弱酸性、中性、又はアルカリ性を示すので、それらに対
応的な量の酸を添加する。種々の無機強酸が適してお
り、中でも硫酸又は硝酸が適している。このような酸を
それらの溶液に非常に早い段階において、好都合にはそ
れらが生じた直後に、すなわち中間貯留することなくた
だちに添加するのが特に有効であることが実証されてい
る。これによつて、問題のある各溶液成分、すなわち硫
化物及びシアン化物が反応してストリッピングによって
は分離されないような化合物を生ずることのないことが
保証される。この酸添加により、シアン化物と硫化物と
が対応する各水素化合物に変化することは当然理解され
る。
【0016】その強く酸性化された溶液の中に含まれて
いるガス状の種々の化合物、すなわち硫化水素及びシア
ン化水素の分離は、ストリッピング塔の中で、その選ば
れた運転条件のもとで不活性な、又は少なくとも著しく
不活性なガス状の媒質をそのストリッピング塔の中に吹
き込んでストリッピングすることにより行われる。不活
性のガス状媒質としては空気、また中でも水蒸気が実証
されている。水蒸気は好ましくは廃水の総量を上昇させ
ないように、その水溶液の1部を蒸発させることによっ
て作り出すのがよい。蒸留は約 60 ℃と 150℃との間、
中でも 80 から120 ℃のの温度において 0.02 ないし
0.5 MPa、中でも 0.05 ないし 0.12 MPaの圧力のもとで
行なわれる。蒸留の間にその溶液のpH値を維持し、ま
た少なくとも上昇しないように注意するべきである。ス
トリッピング用ガスの量は水溶液中の不純物の濃度及び
その処理されるべき溶液の量によって左右され、そして
これはその浄化された廃水の中に残存して含まれるシア
ン化水素及び硫化水素が許容できる量となるような量に
すべきである。予め与えられた条件や存在する物質の量
に従って、充填塔のみならず棚段塔、例えば鐘泡塔やバ
ルブ段塔も用いることができる。分離塔の段数がそのス
トリッピングの結果に重要な影響を及ぼす。特に良好な
分離効果はストリッピング塔が1ないし 30段、中でも
6ないし 12段の理論段数を有する場合に得られること
が見出された。ストリッピング塔の塔頂生成物は完全
に、又は部分的に凝縮させてその塔の塔頂に戻され、そ
の混合物のガス状成分は外部へ導き出される。
いるガス状の種々の化合物、すなわち硫化水素及びシア
ン化水素の分離は、ストリッピング塔の中で、その選ば
れた運転条件のもとで不活性な、又は少なくとも著しく
不活性なガス状の媒質をそのストリッピング塔の中に吹
き込んでストリッピングすることにより行われる。不活
性のガス状媒質としては空気、また中でも水蒸気が実証
されている。水蒸気は好ましくは廃水の総量を上昇させ
ないように、その水溶液の1部を蒸発させることによっ
て作り出すのがよい。蒸留は約 60 ℃と 150℃との間、
中でも 80 から120 ℃のの温度において 0.02 ないし
0.5 MPa、中でも 0.05 ないし 0.12 MPaの圧力のもとで
行なわれる。蒸留の間にその溶液のpH値を維持し、ま
た少なくとも上昇しないように注意するべきである。ス
トリッピング用ガスの量は水溶液中の不純物の濃度及び
その処理されるべき溶液の量によって左右され、そして
これはその浄化された廃水の中に残存して含まれるシア
ン化水素及び硫化水素が許容できる量となるような量に
すべきである。予め与えられた条件や存在する物質の量
に従って、充填塔のみならず棚段塔、例えば鐘泡塔やバ
ルブ段塔も用いることができる。分離塔の段数がそのス
トリッピングの結果に重要な影響を及ぼす。特に良好な
分離効果はストリッピング塔が1ないし 30段、中でも
6ないし 12段の理論段数を有する場合に得られること
が見出された。ストリッピング塔の塔頂生成物は完全
に、又は部分的に凝縮させてその塔の塔頂に戻され、そ
の混合物のガス状成分は外部へ導き出される。
【0017】第1ストリッピング塔の塔底生成物はアル
カリ性反応を示す物質の添加によって少なくとも 10 以
上のpH値に調節される。アルカリ性反応剤としては水
酸化アルカリ、中でも水酸化ナトリウム、そして好まし
くは酸化カルシウム又は水酸化カルシウムを使用するこ
とができる。第2のストリッピング塔においてはこのア
ルカリ性にされた溶液は、その運転条件のもとで不活性
であるか又はほとんど不活性であるストリッピング用媒
質としてのガスを用いて再び蒸留する。不活性ガスとし
ては再び空気、及び好ましくはその廃水から得られた水
蒸気を用いるのが有効である。蒸留温度は約 60 ℃と約
150℃との間であるが、 80 ないし 120℃が好ましく、
圧力は 0.02 ないし 0.5 MPa、中でも 0.05 ないし0.12
MPa である。第1段の場合と同様に、そのストリッピ
ング用ガスの量はその廃水中の不純物、すなわちアンモ
ニアの濃度及びその廃水の量によって左右される。蒸留
にはこの工程段階においても充填塔又は棚段塔が適して
いる。その分離効果は5ないし 50 段、中でも6ないし
20 段の理論段数を有する塔を用いた場合に特に好都合
である。第1蒸留段階におけると同様に、その塔頂生成
物は全部又は部分的に凝縮させる。この凝縮液はその塔
の塔頂へ戻され、そしてガス状成分、すなわちアンモニ
アは外部へ導き出される。
カリ性反応を示す物質の添加によって少なくとも 10 以
上のpH値に調節される。アルカリ性反応剤としては水
酸化アルカリ、中でも水酸化ナトリウム、そして好まし
くは酸化カルシウム又は水酸化カルシウムを使用するこ
とができる。第2のストリッピング塔においてはこのア
ルカリ性にされた溶液は、その運転条件のもとで不活性
であるか又はほとんど不活性であるストリッピング用媒
質としてのガスを用いて再び蒸留する。不活性ガスとし
ては再び空気、及び好ましくはその廃水から得られた水
蒸気を用いるのが有効である。蒸留温度は約 60 ℃と約
150℃との間であるが、 80 ないし 120℃が好ましく、
圧力は 0.02 ないし 0.5 MPa、中でも 0.05 ないし0.12
MPa である。第1段の場合と同様に、そのストリッピ
ング用ガスの量はその廃水中の不純物、すなわちアンモ
ニアの濃度及びその廃水の量によって左右される。蒸留
にはこの工程段階においても充填塔又は棚段塔が適して
いる。その分離効果は5ないし 50 段、中でも6ないし
20 段の理論段数を有する塔を用いた場合に特に好都合
である。第1蒸留段階におけると同様に、その塔頂生成
物は全部又は部分的に凝縮させる。この凝縮液はその塔
の塔頂へ戻され、そしてガス状成分、すなわちアンモニ
アは外部へ導き出される。
【0018】それら分離されたガス状物質の流れ、すな
わち第1段階からの硫化水素及びシアン化水素並びに第
2段階からのアンモニアは公知の態様で、例えば吸収又
は燃焼によって更に処理される。本発明に従う方法の好
ましい実施形態の1つによれば、その燃焼は例えばクラ
ウス装置の中で接触的に実施される。
わち第1段階からの硫化水素及びシアン化水素並びに第
2段階からのアンモニアは公知の態様で、例えば吸収又
は燃焼によって更に処理される。本発明に従う方法の好
ましい実施形態の1つによれば、その燃焼は例えばクラ
ウス装置の中で接触的に実施される。
【0019】この新しい方式によって処理された溶液は
廃水1リットル当りそれぞれ1 mgよりも少ない H2S
及び5 mg よりも少ない容易に遊離させることのできる
HCN(すなわちシアン化物からの HCN)並びに1リット
ル当り最高で 10 mg の NH3を含む。従ってこれはそれ
以上の処置を必要とすることなく通常の浄化装置、更に
はまた川筋にも導くことができる。
廃水1リットル当りそれぞれ1 mgよりも少ない H2S
及び5 mg よりも少ない容易に遊離させることのできる
HCN(すなわちシアン化物からの HCN)並びに1リット
ル当り最高で 10 mg の NH3を含む。従ってこれはそれ
以上の処置を必要とすることなく通常の浄化装置、更に
はまた川筋にも導くことができる。
【0020】第1図及び第2図に、本発明に従う方法の
2つの実施形態を例示として示してある。
2つの実施形態を例示として示してある。
【0021】第1図の実施形態においては溶解している
ガス状の不純物の分離は水蒸気を用いるストリッピング
により行なわれ、そして第2図の実施形態においては他
の不活性ガス状媒質、例えば空気によって行なわれる。
ガス状の不純物の分離は水蒸気を用いるストリッピング
により行なわれ、そして第2図の実施形態においては他
の不活性ガス状媒質、例えば空気によって行なわれる。
【0022】その装置は両方の場合ともに本質的にスト
リッピング塔1及び2よりなる。
リッピング塔1及び2よりなる。
【0023】不純物の含まれた廃水は導管 12 を介して
酸性反応剤を添加することにより3又はそれ以下のpH
値に調節され、そしてポンプ7により導管 11 を経て予
熱器8においてほぼ沸騰温度まで加熱され、そして更に
導管 13 を経て塔1へその塔頂 14 から送り込まれる。
塔頂14 から廃水はその塔の内部構造体9を経て塔底へ
流れる。廃水の1部は加熱器3の中で蒸発する。この水
蒸気は導管 17 を経て廃水に対して向流で塔頂 14 へ、
そして更に凝縮器5へ導かれる。この向流で導かれる水
蒸気は廃水中に溶解していた不純物、すなわち硫化水素
及びシアン化水素を除去する。凝縮器5の中でその完全
に凝縮された水蒸気と塔頂生成物として導管 15 を介し
て排出されたガス成分とが互いに分離される。水蒸気の
凝縮物は導管 16 を経てその塔の塔頂 14 へ戻される。
酸性反応剤を添加することにより3又はそれ以下のpH
値に調節され、そしてポンプ7により導管 11 を経て予
熱器8においてほぼ沸騰温度まで加熱され、そして更に
導管 13 を経て塔1へその塔頂 14 から送り込まれる。
塔頂14 から廃水はその塔の内部構造体9を経て塔底へ
流れる。廃水の1部は加熱器3の中で蒸発する。この水
蒸気は導管 17 を経て廃水に対して向流で塔頂 14 へ、
そして更に凝縮器5へ導かれる。この向流で導かれる水
蒸気は廃水中に溶解していた不純物、すなわち硫化水素
及びシアン化水素を除去する。凝縮器5の中でその完全
に凝縮された水蒸気と塔頂生成物として導管 15 を介し
て排出されたガス成分とが互いに分離される。水蒸気の
凝縮物は導管 16 を経てその塔の塔頂 14 へ戻される。
【0024】本質的にアンモニア及び残部のシアン化物
の含まれた廃水は塔1の塔底から抜き出され、そして導
管 19 からアルカリ性反応剤を添加することによって 1
0 又はそれ以上のpH値に調節される。ポンプ 20を用
いてこの廃水は加熱器 21 の中に送り込まれ、ここで再
びほぼ沸騰温度まで加熱されて塔2の塔頂 22 に送り込
まれる。塔2は塔1と同じように運転される。導管 26
を介して、加熱器4の中で廃水の1部を間接的に加熱す
ることによって作り出された水蒸気を、塔内部の構造体
10を経て下向きに流れる廃水に対して向流で導く。こ
の場合にその廃水中に溶解していたアンモニア及びシア
ン化物の残りの部分が除かれる。そのアンモニアと水蒸
気との混合ガスは凝縮器6の中で水蒸気だけが凝縮する
ように冷却される。水蒸気は導管 23 を経て塔2の塔頂
22 へ戻される。アンモニアは導管 24 を介して集合廃
ガス導管 25 に送られ、これを介してこのものは硫化水
素及びシアン化水素と一緒に排出ガス処理装置、例えば
クラウス装置に達する。
の含まれた廃水は塔1の塔底から抜き出され、そして導
管 19 からアルカリ性反応剤を添加することによって 1
0 又はそれ以上のpH値に調節される。ポンプ 20を用
いてこの廃水は加熱器 21 の中に送り込まれ、ここで再
びほぼ沸騰温度まで加熱されて塔2の塔頂 22 に送り込
まれる。塔2は塔1と同じように運転される。導管 26
を介して、加熱器4の中で廃水の1部を間接的に加熱す
ることによって作り出された水蒸気を、塔内部の構造体
10を経て下向きに流れる廃水に対して向流で導く。こ
の場合にその廃水中に溶解していたアンモニア及びシア
ン化物の残りの部分が除かれる。そのアンモニアと水蒸
気との混合ガスは凝縮器6の中で水蒸気だけが凝縮する
ように冷却される。水蒸気は導管 23 を経て塔2の塔頂
22 へ戻される。アンモニアは導管 24 を介して集合廃
ガス導管 25 に送られ、これを介してこのものは硫化水
素及びシアン化水素と一緒に排出ガス処理装置、例えば
クラウス装置に達する。
【0025】浄化された廃水は塔2の塔底から導管 27
を介して抜き出され、そしてそれ以上の処置を必要とす
ることなく通常の浄化装置へ、又は河川へも導くことが
できる。
を介して抜き出され、そしてそれ以上の処置を必要とす
ることなく通常の浄化装置へ、又は河川へも導くことが
できる。
【0026】塔1及び2における運転圧力、また従って
沸騰温度は広い範囲内で変化することができる。従って
良好なエネルギー効率を得るためには塔2を塔1よりも
低い圧力で運転することも可能である。塔1の水蒸気の
凝縮熱はこのようにした場合に塔2の塔底液の間接加熱
に利用することができ、その際凝縮器5と加熱器4とは
1つの熱交換器にまとめられる。
沸騰温度は広い範囲内で変化することができる。従って
良好なエネルギー効率を得るためには塔2を塔1よりも
低い圧力で運転することも可能である。塔1の水蒸気の
凝縮熱はこのようにした場合に塔2の塔底液の間接加熱
に利用することができ、その際凝縮器5と加熱器4とは
1つの熱交換器にまとめられる。
【0027】本発明に従う方法の第2図の実施形態にお
いてはアンモニア、硫化水素及びシアン化水素を追い出
すために配水の1部の蒸発によって得られた水蒸気では
なくて、他のガス状媒質、例えば空気を用い、これを導
管 17 又は 26 を介して塔1又は2へ送り込む。
いてはアンモニア、硫化水素及びシアン化水素を追い出
すために配水の1部の蒸発によって得られた水蒸気では
なくて、他のガス状媒質、例えば空気を用い、これを導
管 17 又は 26 を介して塔1又は2へ送り込む。
【0028】
以下本発明の方法をいくつかの例によって説明するが、
本発明はそこに記述された実施態様にのみ限定されるも
のではない。例 1 第1図に示す装置の中に4.3m3/hrの廃水を導入
するが、これはそれぞれ1リットル当り117mgのN
H3、211mgのH2S及び503mgのHCNを塩
の形で含んでおり、そしてそのpH値は5.9 であ
る。1m3の廃水について240gのH2SO4(濃度
100 重量%)を添加することによりpH値3に調節
する。この廃水を予熱器8の中で95℃に加熱し、そし
て塔1の塔頂14に送り込む。塔1の塔底液溜めの中で
廃水の約10重量%を加熱器3において蒸発させる。こ
の水蒸気は0.1MPa において運転されている塔1
の塔頂14に廃水に対して向流で導かれる。水蒸気を凝
縮させるために塔頂生成物を凝縮器5の中で約85℃に
冷却する。その水蒸気は塔1の塔頂14へ戻され、そし
てその凝縮物のガス状成分は排出ガス処理装置に送られ
る。塔1の塔底生成物はなお約0.2mg/lのH2S
及び約7mg/lのHCN並びに塩の形でNH3の全量
を含んでいる。塔1の塔底生成物1m3当り340gの
NaOHの添加によってそのpH値を10まで上昇させ
る。この廃水を加熱器21の中で約95℃に加熱し、そ
してこれを塔1と同様に0.1MPaの圧力において運
転されている塔2の塔頂に送り込む。加熱器4の中で塔
1の塔底生成物の約10重量%を蒸発させ、そして塔2
の塔頂22からの水性相に対して向流で導かれる。塔頂
22のところで得られる塔頂生成物は凝縮器6の中で8
5℃に冷却してその水性部分を完全に凝縮させ、これを
導管23を介して塔2の塔頂22へ戻す。凝縮物のガス
状成分は本質的にアンモニアよりなるが、これを塔1の
排出ガスと一緒に排出ガス処理装置へ送り込む。塔2の
塔底液溜め中に4.3m3/hrの廃水が得られ、この
ものはそれぞれ1リットル当りなお4,1mgのN
H3、0.2mgのH2S及び3.3mgのHCNを塩
の形で含んでいる。例 2 それぞれ1リットル当り328mgのNH3、160m
gのH2S及び423mgのHCNをいずれも塩の形で
含んでいる廃水を用いて例1を繰り返す。廃水1m3当
り97gのH2SO4(濃度100重量%)を添加する
ことによってそのpH値を3に調節する。例1に記述し
たと同様にこの廃水を処理した後で、その塔1の塔底中
に得られる生成物はそれぞれ1リットル当りなお約0.
2mgのH2S、4.0mgのHCN 及び全量のNH
3をいずれも塩の形で含んでいる。塔底生成物に103
0g/m3のNaOHを加え、それによってpH値を1
1に調節する。更に操作を例1に記述したと同様に実施
する。塔2の塔底中に1時間当り4.3m3の廃水が得
られるが、これは1リットル当り3.0mgのNH3、
0.6mgのH2S及び1.9mgのHCNをいずれも
塩の形で含んでいる。本発明は、特許請求の範囲に記載
の方法の発明に関するものであるが、以下の記載の発明
を実施の態様として包含している: (1) 約3又はそれ以下のpH値は硫酸又は硝酸で、
そして約10又はそれ以上のpH値は水酸化ナトリウム
又は酸化カルシウム或いは水酸化カルシウムで調節す
る、請求項1の方法。 (2) 上記水蒸気をその処理されるべき溶液から得
る、請求項2に記載の方法。 (3) 第1ストリッピング塔が1ないし30段、好ま
しくは6ないし 12段の理論段数を有する、請求項1
ないし3の何れか一つまたは上記1または2に記載の方
法。 (4) 第2ストリッピング塔が5ないし50段、好ま
しくは6ないし20段の理論段数を有する、請求項1な
いし3の何れか一つまたは上記1ないし3にの何れか一
つに記載の方法。
本発明はそこに記述された実施態様にのみ限定されるも
のではない。例 1 第1図に示す装置の中に4.3m3/hrの廃水を導入
するが、これはそれぞれ1リットル当り117mgのN
H3、211mgのH2S及び503mgのHCNを塩
の形で含んでおり、そしてそのpH値は5.9 であ
る。1m3の廃水について240gのH2SO4(濃度
100 重量%)を添加することによりpH値3に調節
する。この廃水を予熱器8の中で95℃に加熱し、そし
て塔1の塔頂14に送り込む。塔1の塔底液溜めの中で
廃水の約10重量%を加熱器3において蒸発させる。こ
の水蒸気は0.1MPa において運転されている塔1
の塔頂14に廃水に対して向流で導かれる。水蒸気を凝
縮させるために塔頂生成物を凝縮器5の中で約85℃に
冷却する。その水蒸気は塔1の塔頂14へ戻され、そし
てその凝縮物のガス状成分は排出ガス処理装置に送られ
る。塔1の塔底生成物はなお約0.2mg/lのH2S
及び約7mg/lのHCN並びに塩の形でNH3の全量
を含んでいる。塔1の塔底生成物1m3当り340gの
NaOHの添加によってそのpH値を10まで上昇させ
る。この廃水を加熱器21の中で約95℃に加熱し、そ
してこれを塔1と同様に0.1MPaの圧力において運
転されている塔2の塔頂に送り込む。加熱器4の中で塔
1の塔底生成物の約10重量%を蒸発させ、そして塔2
の塔頂22からの水性相に対して向流で導かれる。塔頂
22のところで得られる塔頂生成物は凝縮器6の中で8
5℃に冷却してその水性部分を完全に凝縮させ、これを
導管23を介して塔2の塔頂22へ戻す。凝縮物のガス
状成分は本質的にアンモニアよりなるが、これを塔1の
排出ガスと一緒に排出ガス処理装置へ送り込む。塔2の
塔底液溜め中に4.3m3/hrの廃水が得られ、この
ものはそれぞれ1リットル当りなお4,1mgのN
H3、0.2mgのH2S及び3.3mgのHCNを塩
の形で含んでいる。例 2 それぞれ1リットル当り328mgのNH3、160m
gのH2S及び423mgのHCNをいずれも塩の形で
含んでいる廃水を用いて例1を繰り返す。廃水1m3当
り97gのH2SO4(濃度100重量%)を添加する
ことによってそのpH値を3に調節する。例1に記述し
たと同様にこの廃水を処理した後で、その塔1の塔底中
に得られる生成物はそれぞれ1リットル当りなお約0.
2mgのH2S、4.0mgのHCN 及び全量のNH
3をいずれも塩の形で含んでいる。塔底生成物に103
0g/m3のNaOHを加え、それによってpH値を1
1に調節する。更に操作を例1に記述したと同様に実施
する。塔2の塔底中に1時間当り4.3m3の廃水が得
られるが、これは1リットル当り3.0mgのNH3、
0.6mgのH2S及び1.9mgのHCNをいずれも
塩の形で含んでいる。本発明は、特許請求の範囲に記載
の方法の発明に関するものであるが、以下の記載の発明
を実施の態様として包含している: (1) 約3又はそれ以下のpH値は硫酸又は硝酸で、
そして約10又はそれ以上のpH値は水酸化ナトリウム
又は酸化カルシウム或いは水酸化カルシウムで調節す
る、請求項1の方法。 (2) 上記水蒸気をその処理されるべき溶液から得
る、請求項2に記載の方法。 (3) 第1ストリッピング塔が1ないし30段、好ま
しくは6ないし 12段の理論段数を有する、請求項1
ないし3の何れか一つまたは上記1または2に記載の方
法。 (4) 第2ストリッピング塔が5ないし50段、好ま
しくは6ないし20段の理論段数を有する、請求項1な
いし3の何れか一つまたは上記1ないし3にの何れか一
つに記載の方法。
【図1】本発明に従う方法の第1の実施形態を示す図式
流れ系統図である。
流れ系統図である。
【図2】本発明に従う方法の第2の実施形態を示す図式
流れ系統図である。
流れ系統図である。
1 ストリッピング塔 2 ストリッピング塔 3 加熱器 4 加熱器 5 凝縮器 6 凝縮器 8 予熱器 14 塔頂 21 加熱器 22 塔頂
フロントページの続き (72)発明者 ノルベルト・レーデル ドイツ連邦共和国、オーベルハウゼン、ブ ルクストラーセ、19 (72)発明者 クラウス・ポロスジィ−ク ドイツ連邦共和国、ドルステン、オーベル ベルクストラーセ、25 (72)発明者 ペーター・シユネーレル ドイツ連邦共和国、オーベルハウゼン、フ ランツストラーセ、8 (72)発明者 ウオルフガング・ブルンケ ドイツ連邦共和国、ボットロップ、アム・ フライターグスホ−フ、26アー
Claims (5)
- 【請求項1】 硫化水素、シアン化水素及びアンモニア
を含む水溶液を、不活性のガス状媒質を用いて高い温度
でストリッピングすることによって処理するに当たり、
その水溶液が生じた直後に、この水溶液のpH値を約3
又はそれ以下に調節し、そして第1のストリッピング塔
の中で硫化水素とシアン化水素とを除去し、次いでpH
値を約10又はそれ以上に高めて第2のストリッピング
塔の中でアンモニアを分離することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 第1ストリッピング塔中での硫化水素
とシアン化水素との除去及び第2ストリッピング塔中で
のアンモニアの除去を、ガス状媒質として空気又は好ま
しくは水蒸気を用いるストリッピングによって行なう、
請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 上記水溶液の処理を第1ストリッピング
塔のみならず第2ストリッピンプ塔においても約60な
いし150℃において、そして0.02ないし0.5M
Paの圧力において行う、請求項1または2に記載の方
法。 - 【請求項4】 第1ストリッピング塔及び/又は第2
ストリッピング塔の塔頂生成物を凝縮させ、そしてそれ
ぞれの塔の塔頂に戻す、請求項1ないし3のうちの1つ
に記載の方法。 - 【請求項5】 その分離された硫化水素、シアン化水素
及びアンモニアの含まれている物質の流れを接触的に燃
焼させる、請求項1ないし4のうちの1つに記載の方
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE40415694 | 1990-12-22 | ||
DE4041569A DE4041569A1 (de) | 1990-12-22 | 1990-12-22 | Verfahren zur aufarbeitung schwefelwasserstoff, cyanwasserstoff und ammoniak enthaltender waessriger loesungen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04277074A JPH04277074A (ja) | 1992-10-02 |
JPH0773699B2 true JPH0773699B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=6421284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3330951A Expired - Lifetime JPH0773699B2 (ja) | 1990-12-22 | 1991-12-13 | 硫化水素、シアン化水素及びアンモニアを含む水溶液の処理方法 |
Country Status (13)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5236557A (ja) |
EP (1) | EP0492329B1 (ja) |
JP (1) | JPH0773699B2 (ja) |
AT (1) | ATE94514T1 (ja) |
AU (1) | AU643101B2 (ja) |
BR (1) | BR9105403A (ja) |
CA (1) | CA2057362C (ja) |
CZ (1) | CZ281446B6 (ja) |
DE (2) | DE4041569A1 (ja) |
ES (1) | ES2048548T3 (ja) |
PL (1) | PL168020B1 (ja) |
RU (1) | RU2078054C1 (ja) |
ZA (1) | ZA919906B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160127819A (ko) * | 2014-03-05 | 2016-11-04 | 벡텔 하이드로카본 테크놀로지 솔루션즈, 인코포레이티드 | 황화수소 스트립퍼에서 황화수소 및 암모니아의 향상된 분리를 위한 시스템 및 방법 |
Families Citing this family (78)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5364605A (en) * | 1991-06-05 | 1994-11-15 | Fmc Corporation | Recovery of cyanide from precious metal tailings |
DE4238289C2 (de) * | 1992-11-13 | 1997-02-06 | Rheinische Braunkohlenw Ag | Verfahren und Anlage zum Vorbehandeln von Prozeßabwasser |
DE4330570C1 (de) * | 1992-11-23 | 1995-05-04 | Preussag Noell Wassertech | Verfahren und Vorrichtung zur Entfernung von ammoniumhaltigen Verbindungen aus Abwässern |
US5635077A (en) | 1993-04-29 | 1997-06-03 | The Dow Chemical Company | Ammonia removal |
JP2658804B2 (ja) * | 1993-06-23 | 1997-09-30 | 日揮株式会社 | 廃水処理装置 |
US5630991A (en) * | 1994-08-16 | 1997-05-20 | General Electric Co. | Limestone-based wet flue gas desulfurization process |
US5536385A (en) * | 1995-03-03 | 1996-07-16 | Envirocorp Services & Technology, Inc. | Production and purification of contaminated effluent streams containing ammonium sulfate and ammonia |
US6656697B1 (en) * | 1998-09-28 | 2003-12-02 | Lifescan, Inc. | Diagnostics based on tetrazolium compounds |
US6464875B1 (en) | 1999-04-23 | 2002-10-15 | Gold Kist, Inc. | Food, animal, vegetable and food preparation byproduct treatment apparatus and process |
FI107331B (fi) * | 1999-08-11 | 2001-07-13 | Hadwaco Ltd Oy | Menetelmä ammoniakkipitoisen vesiliuoksen haihduttamiseksi |
DE10116371A1 (de) * | 2001-04-03 | 2002-10-10 | A C K Aqua Concept Gmbh Karlsr | Verfahren zur Weiterbehandlung von Cyanidentgiftungen |
KR100794744B1 (ko) * | 2001-07-11 | 2008-01-21 | 주식회사 포스코 | 탈안수 중의 암모니아가스 제거방법 |
US6912872B2 (en) * | 2002-08-23 | 2005-07-05 | The Boc Group, Inc. | Method and apparatus for producing a purified liquid |
US7282081B2 (en) * | 2004-08-12 | 2007-10-16 | Verscharen John A | Method and apparatus for high efficiency multi-stage packed tower aeration with PH adjustment and reutilization of outlet air |
US20080053909A1 (en) * | 2006-09-06 | 2008-03-06 | Fassbender Alexander G | Ammonia recovery process |
US20080156726A1 (en) * | 2006-09-06 | 2008-07-03 | Fassbender Alexander G | Integrating recycle stream ammonia treatment with biological nutrient removal |
CN101910375B (zh) | 2007-12-28 | 2014-11-05 | 格雷特波因特能源公司 | 用于碳质原料的催化气化的蒸汽发生浆液气化器 |
CA2713661C (en) | 2007-12-28 | 2013-06-11 | Greatpoint Energy, Inc. | Process of making a syngas-derived product via catalytic gasification of a carbonaceous feedstock |
US8297542B2 (en) | 2008-02-29 | 2012-10-30 | Greatpoint Energy, Inc. | Coal compositions for catalytic gasification |
US8652222B2 (en) | 2008-02-29 | 2014-02-18 | Greatpoint Energy, Inc. | Biomass compositions for catalytic gasification |
CN101959996B (zh) | 2008-02-29 | 2013-10-30 | 格雷特波因特能源公司 | 用于气化作用的颗粒状组合物及其制备和连续转化 |
US8709113B2 (en) | 2008-02-29 | 2014-04-29 | Greatpoint Energy, Inc. | Steam generation processes utilizing biomass feedstocks |
US8286901B2 (en) | 2008-02-29 | 2012-10-16 | Greatpoint Energy, Inc. | Coal compositions for catalytic gasification |
WO2009111345A2 (en) | 2008-02-29 | 2009-09-11 | Greatpoint Energy, Inc. | Catalytic gasification particulate compositions |
US8361428B2 (en) | 2008-02-29 | 2013-01-29 | Greatpoint Energy, Inc. | Reduced carbon footprint steam generation processes |
CN101981163B (zh) | 2008-04-01 | 2014-04-16 | 格雷特波因特能源公司 | 从气体物流中分离甲烷的方法 |
CA2718536C (en) | 2008-04-01 | 2014-06-03 | Greatpoint Energy, Inc. | Sour shift process for the removal of carbon monoxide from a gas stream |
WO2010033850A2 (en) | 2008-09-19 | 2010-03-25 | Greatpoint Energy, Inc. | Processes for gasification of a carbonaceous feedstock |
AU2009293087B2 (en) | 2008-09-19 | 2012-11-15 | Sure Champion Investment Limited | Processes for gasification of a carbonaceous feedstock |
KR101330894B1 (ko) | 2008-09-19 | 2013-11-18 | 그레이트포인트 에너지, 인크. | 차르 메탄화 촉매를 사용한 기체화 방법 |
CN102197117B (zh) | 2008-10-23 | 2014-12-24 | 格雷特波因特能源公司 | 碳质原料的气化方法 |
EP2370549A1 (en) | 2008-12-30 | 2011-10-05 | Greatpoint Energy, Inc. | Processes for preparing a catalyzed coal particulate |
WO2010078297A1 (en) | 2008-12-30 | 2010-07-08 | Greatpoint Energy, Inc. | Processes for preparing a catalyzed carbonaceous particulate |
US8268899B2 (en) | 2009-05-13 | 2012-09-18 | Greatpoint Energy, Inc. | Processes for hydromethanation of a carbonaceous feedstock |
WO2010132549A2 (en) | 2009-05-13 | 2010-11-18 | Greatpoint Energy, Inc. | Processes for hydromethanation of a carbonaceous feedstock |
WO2010132551A2 (en) | 2009-05-13 | 2010-11-18 | Greatpoint Energy, Inc. | Processes for hydromethanation of a carbonaceous feedstock |
CN102597181B (zh) | 2009-08-06 | 2014-04-23 | 格雷特波因特能源公司 | 碳质原料的氢化甲烷化方法 |
US8685236B2 (en) * | 2009-08-20 | 2014-04-01 | General Electric Company | Methods and systems for treating sour water |
CN102482598B (zh) | 2009-09-16 | 2014-09-17 | 格雷特波因特能源公司 | 双模式制氢法 |
CN102575181B (zh) * | 2009-09-16 | 2016-02-10 | 格雷特波因特能源公司 | 集成氢化甲烷化联合循环方法 |
EP2478071A1 (en) | 2009-09-16 | 2012-07-25 | Greatpoint Energy, Inc. | Processes for hydromethanation of a carbonaceous feedstock |
WO2011034889A1 (en) | 2009-09-16 | 2011-03-24 | Greatpoint Energy, Inc. | Integrated hydromethanation combined cycle process |
US8479833B2 (en) | 2009-10-19 | 2013-07-09 | Greatpoint Energy, Inc. | Integrated enhanced oil recovery process |
CA2773845C (en) | 2009-10-19 | 2014-06-03 | Greatpoint Energy, Inc. | Integrated enhanced oil recovery process |
AU2010339952B8 (en) | 2009-12-17 | 2013-12-19 | Greatpoint Energy, Inc. | Integrated enhanced oil recovery process |
IT1397745B1 (it) * | 2010-01-22 | 2013-01-24 | Siirtec Nigi S P A | Processo integrato di purificazione di acque reflue di raffineria, contenenti prevalentemente ammoniaca ed acido solfidrico, e di gas acidi contenenti prevalentemente acido solfidrico. |
US8669013B2 (en) | 2010-02-23 | 2014-03-11 | Greatpoint Energy, Inc. | Integrated hydromethanation fuel cell power generation |
US8652696B2 (en) | 2010-03-08 | 2014-02-18 | Greatpoint Energy, Inc. | Integrated hydromethanation fuel cell power generation |
WO2011118808A1 (ja) * | 2010-03-26 | 2011-09-29 | 千代田化工建設株式会社 | 難分解性物質を含む排水の処理方法 |
US8557878B2 (en) | 2010-04-26 | 2013-10-15 | Greatpoint Energy, Inc. | Hydromethanation of a carbonaceous feedstock with vanadium recovery |
JP5559428B2 (ja) | 2010-05-28 | 2014-07-23 | グレイトポイント・エナジー・インコーポレイテッド | 液体重質炭化水素フィードストックのガス状生成物への変換 |
CA2806673A1 (en) | 2010-08-18 | 2012-02-23 | Greatpoint Energy, Inc. | Hydromethanation of a carbonaceous feedstock |
CN103080285A (zh) | 2010-09-10 | 2013-05-01 | 格雷特波因特能源公司 | 含碳原料的加氢甲烷化 |
WO2012061238A1 (en) | 2010-11-01 | 2012-05-10 | Greatpoint Energy, Inc. | Hydromethanation of a carbonaceous feedstock |
CA2815243A1 (en) | 2010-11-01 | 2012-05-10 | Greatpoint Energy, Inc. | Hydromethanation of a carbonaceous feedstock |
CN103391989B (zh) | 2011-02-23 | 2015-03-25 | 格雷特波因特能源公司 | 伴有镍回收的碳质原料加氢甲烷化 |
RU2460692C1 (ru) * | 2011-04-20 | 2012-09-10 | Общество с ограниченной ответственностью "Петон" | Способ очистки сульфидно-щелочных стоков |
WO2012145497A1 (en) | 2011-04-22 | 2012-10-26 | Greatpoint Energy, Inc. | Hydromethanation of a carbonaceous feedstock with char beneficiation |
CN103582693A (zh) | 2011-06-03 | 2014-02-12 | 格雷特波因特能源公司 | 碳质原料的加氢甲烷化 |
WO2013025812A1 (en) | 2011-08-17 | 2013-02-21 | Greatpoint Energy, Inc. | Hydromethanation of a carbonaceous feedstock |
US20130046124A1 (en) | 2011-08-17 | 2013-02-21 | Greatpoint Energy, Inc. | Hydromethanation of a carbonaceous feedstock |
US9012524B2 (en) | 2011-10-06 | 2015-04-21 | Greatpoint Energy, Inc. | Hydromethanation of a carbonaceous feedstock |
US9034061B2 (en) | 2012-10-01 | 2015-05-19 | Greatpoint Energy, Inc. | Agglomerated particulate low-rank coal feedstock and uses thereof |
CN104704204B (zh) | 2012-10-01 | 2017-03-08 | 格雷特波因特能源公司 | 用于从原始的低煤阶煤原料产生蒸汽的方法 |
KR101646890B1 (ko) | 2012-10-01 | 2016-08-12 | 그레이트포인트 에너지, 인크. | 응집된 미립자 저등급 석탄 공급원료 및 그의 용도 |
CN104685039B (zh) | 2012-10-01 | 2016-09-07 | 格雷特波因特能源公司 | 附聚的颗粒状低煤阶煤原料及其用途 |
TWM478684U (zh) * | 2014-01-16 | 2014-05-21 | Ming-Hsiang Yang | 廢水處理裝置 |
RU2569153C1 (ru) * | 2014-05-14 | 2015-11-20 | Общество с ограниченной ответственностью "Научно-исследовательское объединение Уфа-Рисёрч" | Установка комплексной очистки стоков (варианты) |
RU2602096C1 (ru) * | 2015-08-12 | 2016-11-10 | Борис Владимирович Андреев | Способ очистки сернисто-аммонийных сточных вод |
RU2640533C2 (ru) * | 2016-01-19 | 2018-01-09 | Рустем Руждиевич Везиров | Способ выделения из технологического конденсата сероводорода и аммиака |
CN105948227A (zh) * | 2016-05-18 | 2016-09-21 | 广西南宁明科环保科技有限公司 | 含氰废水处理装置及方法 |
JP7092530B2 (ja) * | 2018-03-23 | 2022-06-28 | 月島環境エンジニアリング株式会社 | 酸性成分及びアンモニアを含有する廃水のアンモニアストリッピング処理装置及びその方法 |
US10464872B1 (en) | 2018-07-31 | 2019-11-05 | Greatpoint Energy, Inc. | Catalytic gasification to produce methanol |
US10344231B1 (en) | 2018-10-26 | 2019-07-09 | Greatpoint Energy, Inc. | Hydromethanation of a carbonaceous feedstock with improved carbon utilization |
US10435637B1 (en) | 2018-12-18 | 2019-10-08 | Greatpoint Energy, Inc. | Hydromethanation of a carbonaceous feedstock with improved carbon utilization and power generation |
US10618818B1 (en) | 2019-03-22 | 2020-04-14 | Sure Champion Investment Limited | Catalytic gasification to produce ammonia and urea |
RU2749595C2 (ru) * | 2019-05-21 | 2021-06-15 | Андрей Владиславович Курочкин | Установка безреагентной очистки сернисто-щелочных стоков (варианты) |
US11827535B2 (en) * | 2021-08-31 | 2023-11-28 | Air Products And Chemicals, Inc. | Integrated heat exchanger and sour water stripper |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU513320B2 (en) * | 1975-11-19 | 1980-11-27 | Usx Engineers And Consultants, Inc. | Separating acid gases and ammonia from dilute aqueous solutions thereof |
US4111759A (en) * | 1976-07-08 | 1978-09-05 | United States Steel Corporation | Process for separating ammonia and acid gases from waste waters containing fixed ammonia salts |
LU77015A1 (ja) * | 1977-03-25 | 1978-11-03 | ||
LU78504A1 (ja) * | 1977-11-11 | 1978-03-20 | ||
US4260462A (en) * | 1978-05-26 | 1981-04-07 | United States Steel Corporation | Process for separating acid gases and ammonia from dilute aqueous solutions thereof |
LU80327A1 (fr) * | 1978-10-04 | 1979-03-16 | Centre Rech Metallurgique | Procede d'epuration des eaux residuaires |
US4323430A (en) * | 1981-03-16 | 1982-04-06 | United States Steel Corporation | Process for separating ammonia and acid gases from streams containing fixed ammonia salts |
US4594131A (en) * | 1984-08-13 | 1986-06-10 | United States Steel Corporation | Process for removing ammonia and acid gases from process streams |
US4853002A (en) * | 1986-04-07 | 1989-08-01 | Exxon Research And Engineering Company | Process for removing hydrogen sulfide from waste water |
-
1990
- 1990-12-22 DE DE4041569A patent/DE4041569A1/de not_active Withdrawn
-
1991
- 1991-12-13 JP JP3330951A patent/JPH0773699B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1991-12-13 BR BR919105403A patent/BR9105403A/pt not_active IP Right Cessation
- 1991-12-13 CA CA002057362A patent/CA2057362C/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-12-14 EP EP91121491A patent/EP0492329B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1991-12-14 DE DE91121491T patent/DE59100385D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-12-14 ES ES91121491T patent/ES2048548T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-12-14 AT AT91121491T patent/ATE94514T1/de not_active IP Right Cessation
- 1991-12-16 CZ CS913832A patent/CZ281446B6/cs not_active IP Right Cessation
- 1991-12-16 PL PL91292799A patent/PL168020B1/pl unknown
- 1991-12-16 RU SU915010509A patent/RU2078054C1/ru active
- 1991-12-17 ZA ZA919906A patent/ZA919906B/xx unknown
- 1991-12-18 US US07/810,720 patent/US5236557A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-12-20 AU AU89887/91A patent/AU643101B2/en not_active Ceased
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160127819A (ko) * | 2014-03-05 | 2016-11-04 | 벡텔 하이드로카본 테크놀로지 솔루션즈, 인코포레이티드 | 황화수소 스트립퍼에서 황화수소 및 암모니아의 향상된 분리를 위한 시스템 및 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CS383291A3 (en) | 1992-08-12 |
DE59100385D1 (de) | 1993-10-21 |
PL168020B1 (en) | 1995-12-30 |
AU643101B2 (en) | 1993-11-04 |
EP0492329A1 (de) | 1992-07-01 |
ATE94514T1 (de) | 1993-10-15 |
US5236557A (en) | 1993-08-17 |
CZ281446B6 (cs) | 1996-10-16 |
EP0492329B1 (de) | 1993-09-15 |
BR9105403A (pt) | 1992-08-25 |
CA2057362A1 (en) | 1992-06-23 |
ES2048548T3 (es) | 1994-03-16 |
RU2078054C1 (ru) | 1997-04-27 |
DE4041569A1 (de) | 1992-06-25 |
JPH04277074A (ja) | 1992-10-02 |
PL292799A1 (en) | 1992-08-10 |
CA2057362C (en) | 1999-02-16 |
ZA919906B (en) | 1992-10-28 |
AU8988791A (en) | 1992-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0773699B2 (ja) | 硫化水素、シアン化水素及びアンモニアを含む水溶液の処理方法 | |
US4594131A (en) | Process for removing ammonia and acid gases from process streams | |
AU656196B2 (en) | Process for treatment of wastewater containing inorganic ammonium salts | |
US4260462A (en) | Process for separating acid gases and ammonia from dilute aqueous solutions thereof | |
CA1092052A (en) | Process for separating ammonia and acid gases from waste waters containing fixed ammonia salts | |
US20110070144A1 (en) | Process for conversion of waste fluid streams from chemical processing plants to beneficiary agriculture products | |
CA1090281A (en) | Process for separating acid gases and ammonia from dilute aqueous solutions thereof | |
US4323430A (en) | Process for separating ammonia and acid gases from streams containing fixed ammonia salts | |
JPH06102193B2 (ja) | 水性液中の不純物の処理方法 | |
US3383173A (en) | Ammonia purification | |
US4104131A (en) | Process for separating ammonia and acid gases from waste waters containing fixed ammonia salts | |
EP0857509A1 (en) | Process for scrubbing ammonia and hydrogen sulfide from a fluid acid stream | |
JP2003003177A (ja) | ガス化改質方式における廃棄物中の窒素分の処理方法 | |
KR20020051011A (ko) | 코크스가스 정제장치 및 방법 | |
US4853002A (en) | Process for removing hydrogen sulfide from waste water | |
JP3843940B2 (ja) | ガス化改質方式における廃棄物からの混合塩製造方法 | |
US1957295A (en) | Process for treating liquid containing tar acid | |
HU210507B (en) | Method for simulatneous processing waste waters with nh3 ansd h2s content and waste caustic lye of sodium containing sodium sulphide | |
KR100516462B1 (ko) | 코크스 가스 정제공정의 티오시안 암모늄 회수방법 | |
GB1558659A (en) | Methods of stripping ammonia from ammoniacal solutions | |
US2890931A (en) | Method of treating absorber solutions used in gas purification | |
DE19615067C2 (de) | Verfahren zur Behandlung industrieller Abwässer | |
JPS6153102B2 (ja) | ||
RU2185340C1 (ru) | Способ очистки конденсата пара разбавления процесса пиролиза | |
JPS5858389B2 (ja) | コ−クス炉ガス液の処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960130 |