JPH0772000A - 組合せ計量装置における排出システム - Google Patents

組合せ計量装置における排出システム

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JPH0772000A
JPH0772000A JP24634193A JP24634193A JPH0772000A JP H0772000 A JPH0772000 A JP H0772000A JP 24634193 A JP24634193 A JP 24634193A JP 24634193 A JP24634193 A JP 24634193A JP H0772000 A JPH0772000 A JP H0772000A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組合せ演算により選択された計量ホッパから
排出された物品を搬出するにあたって、先行する物品の
搬送と後続する物品の搬送とをオーバーラップさせて、
搬出時間の短縮化を図り、連続した計量作業全体として
の効率を向上させる。 【構成】 組合せ演算手段17により選択された計量ホ
ッパ1−1,1−2,……,1−Nのうち、搬出方向の
上流側に位置する計量ホッパを開放し、その上流側の物
品が搬出方向の下流側の計量ホッパの下方へ搬送された
時点で、下流側の計量ホッパを開放するとともに、後続
する組合せ演算で選択された計量ホッパのうち、上流側
の計量ホッパを開放させるホッパ時差開放手段21を設
けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、直線型の組合せ計量
装置、詳しくは、直線上に配置されて物品を計量する複
数の計量ホッパから出力される計量信号を組合せて、一
定の許容範囲内で目標重量に最も近い組合せを演算して
選択し、その選択された計量ホッパから物品を排出させ
てコンベアにより搬出する組合せ計量装置における搬出
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の組合せ計量装置における搬出コ
ンベアの駆動制御方法として、従来では、搬出コンベア
を、その搬出方向の最上流端側に位置する計量ホッパか
ら排出される物品が該コンベアの排出端にまで搬送され
るのに要する時間長さにわたって順次駆動させる方法が
採用されていた。すなわち、組合せ演算と、その組合せ
演算により選択された全ての計量ホッパを同時に開放し
て物品を搬出コンベア上に排出させる全物品の同時排出
と、その排出された全物品をコンベアの排出端まで搬送
する全物品の搬出完了までの工程を1サイクルとし、こ
のサイクルの繰り返しにより、組合せ計量作業を連続し
て行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、組合せ計量
装置による計量作業時間には、計量ホッパのダンピング
時間(セトリングタイム)とコンベアによる搬出時間と
が大きく影響する。しかし、上記のようなサイクルの繰
り返しにより連続して計量作業を行う従来の組合せ計量
装置によれば、連続計量作業の効率が、1サイクルにお
ける計量ホッパのダンピング時間とコンベアによる搬出
時間のいずれか長い方の時間に左右される。一般には、
コンベヤの搬送時間の方が長い。
【0004】この発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、連続計量時における搬出コンベアによる搬出時間
を、前後の計量サイクル間で合理的に重複させて、連続
計量作業の効率を著しく向上することができる組合せ計
量装置における搬出システムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係る組合せ計量装置における搬出システ
ムは、直線上に配置されて物品を計量する複数の計量ホ
ッパと、これら計量ホッパから出力される計量信号を組
合せて、一定の許容範囲内で目標重量に近い組合せを選
択する組合せ演算手段と、計量ホッパの下方に配置され
て、計量ホッパから排出された物品を搬出する搬出コン
ベアと、上記選択された計量ホッパのうち、搬出コンベ
アの搬出方向の上流側に位置する計量ホッパを開放さ
せ、この上流側の計量ホッパから排出された物品が下流
側の計量ホッパの下方に搬送された時点で、上記選択さ
れた計量ホッパのうち、下流側に位置する計量ホッパを
開放させるとともに、後続する組合せ演算で選択された
計量ホッパのうち、上流側に位置する計量ホッパを開放
させる時差開放手段とを備えている。
【0006】
【作用】この発明によれば、複数の計量ホッパからの計
量信号の組合せ演算により、一定の許容範囲内で目標重
量に最も近い組合せが選択されるとともに、その選択さ
れた計量ホッパのうち、まず、搬出コンベアの搬出方向
の上流側の計量ホッパが開放されて、それら計量ホッパ
から排出される物品が搬出コンベアにより搬送される。
そして、この上流側の計量ホッパから排出された物品が
下流側の計量ホッパの下方に搬送された時点で、上記選
択された計量ホッパのうち、下流側の計量ホッパが開放
されてそれら計量ホッパから搬出コンベア上に残りの物
品が排出されるとともに、上記搬出コンベアの搬送中に
なされた後続の組合せ演算で選択された計量ホッパのう
ち、上流側に位置する計量ホッパが開放されて、それら
計量ホッパから後続物品が搬出コンベア上に排出され
る。したがって、先行する組合せ演算で選択された計量
ホッパから排出される物品の搬出時間と、後続する組合
せ演算で選択された計量ホッパから排出される物品の一
部の搬出時間とがオーバーラップすることになり、その
オーバーラップ分だけ搬出時間の短縮が図れて、連続計
量作業全体としての効率を向上させることができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面にもとづい
て説明する。図1は、この発明に係る組合せ計量装置の
全体の構成をモデル化して示す一部断面した側面図であ
る。同図において、1−1,1−2,……,1−Nは計
量ホッパで、直線上に配置されており、これら計量ホッ
パ1(1−1,1−2,……,1−N)には、投入され
た物品の重量を計量する重量検出器としてのロードセル
2−1,2−2,……,2−N(図2参照)が取り付け
られているとともに、物品を下方へ排出するゲート3−
1,3−2,……,3−Nが装備されている。
【0008】上記計量ホッパ1の上方には、これら各計
量ホッパ1に物品を供給する排出ゲート4−1,4−
2,……,4−Nを装備した供給ホッパ5−1,5−
2,……,5−Nが配設されているとともに、計量ホッ
パ1の下方には、これら計量ホッパ1から排出された物
品を外方へ搬出する搬出コンベヤ6が配置されている。
上記各計量ホッパ1、各供給ホッパ5(5−1,5−
2,……,5−N)および搬出コンベヤ6の両端の排出
端6L,6Rを除く部分は、箱形のケーシング7内に設
置されており、このケーシング7の上端板部7Aには、
上記供給ホッパ5に物品を投入するための投入口8−
1,8−2,……,8−Nが形成されている。
【0009】上記搬出コンベヤ6は、駆動制御部9(図
2参照)を備えており、この搬出コンベヤ6の正逆転方
向の両端部下方にはそれぞれ、正量品排出口10Aおよ
び不量品排出口11Aを介して、正量品収納箱10およ
び不量品回収箱11が配設されている。
【0010】図2は、組合せ計量装置における搬出シス
テムの制御装置12の構成を示すブロック図である。こ
の制御装置12は次のように構成されており、組合せ計
量装置の各部と電気的に接続されている。図2におい
て、13はマルチプレクサで、上記ロードセル2(2−
1,2−2,……,2−N)からの計量信号S1,S
2,……,SNが入力される。このマルチプレクサ13
の出力信号はA/D変換器14によりA/D変換され
て、そのA/D変換された信号のデータ、つまり、各ロ
ードセル2の計量値がマイクロコンピュータ15に入力
される。
【0011】このマイクロコンピュータ15は、上記A
/D変換器14から受け取った各ロードセル2の計量値
を組合せ演算して、その演算結果と、目標値設定器16
から入力される目標重量値T0、許容値設定器26から
入力される上限値Tmaxおよび下限値Tminとに基
づいて、一定の許容範囲Tmax〜Tmin内で目標重
量値T0に最も近い組合せを選択する組合せ演算手段1
7と、この組合せ演算手段17により上記許容範囲Tm
ax〜Tmin内の組合せが得られたか否かを判別する
正量・不量判別手段19とを備えている。
【0012】上記マイクロコンピュータ15にはさら
に、上記正量・不量判別手段19による判別結果が不量
であるとき、つまり、上記許容範囲内の組合せが得られ
なかったとき、一定の排出方法にしたがって、例えばす
べての計量ホッパ1から同時に物品を排出させる、最重
量値を示した計量ホッパのみから排出させる、または最
軽量値を示した計量ホッパのみから排出させるといった
排出方法にしたがって、上記ゲート3(3−1,3−
2,……,3−N)の開閉駆動部20に対してゲート同
時強制開放信号GS1を送出する排出手段22と、上記
正量・不量判別手段19による判別結果が正量であると
き、つまり、上記許容範囲内の組合せが得られたき、上
記組合せ演算手段17により選択された計量ホッパ1に
対応する上記各ゲート3の開閉駆動部20に対して、コ
ンベア6の全搬出時間のほぼ(1/2)に相当する時差
をもって、2つのゲート開放信号GS2−1,GS2−
2を送出するホッパ時差開放手段21とが設けられてい
る。
【0013】上記ホッパ時差開放手段21は、上記組合
せ演算手段17により選択された計量ホッパ1のうち、
上記搬出コンベア6の正量品搬出方向X(図1参照)の
上流側に位置する計量ホッパのゲートをまず開放させ、
この上流側の計量ホッパから排出された物品が上記搬出
方向Xの下流側の計量ホッパの下方に搬送された時点
で、下流側に位置する計量ホッパのゲートを開放させる
と同時に、後続する組合せ計量で選択された計量ホッパ
1のうち、上記搬出コンベア6の正量品搬出方向X(図
1参照)の上流側に位置する計量ホッパのゲートを開放
させるように構成されている。
【0014】なお、本実施例の組合せ計量装置は、セミ
オート式に構成されている。即ち、図3に示すように、
搬出コンベヤ6の駆動部を構成する上記駆動制御部9か
ら自動的に出力される停止信号STと、供給ホッパ5に
物品を投入した後に作業者により操作される足踏みスイ
ッチ28の操作信号FSとをAND回路24に入力し
て、それら両信号ST,FSがともに入力状態になった
とき、計量動作を開始させるスタート信号SSが出力さ
れるようになっている。また、図2の各供給ホッパ5に
装備された排出ゲート4(4−1,4−2,……,4−
N)は、各排出ゲートの下方に位置する計量ホッパ1に
物品が入っていない時にマイクロコンピュータ15から
出力されるゲート開信号GS3により開閉駆動部30を
介して開動されるように構成されている。
【0015】つぎに、上記構成の動作について、図4に
示すフローチャートを参照しながら説明する。まず、設
定値などの各データの初期化が行なわれた(ステップS
50)のち、目標値設定器16および許容値設定器26
によって、目標重量値T0およびその許容範囲の上限値
Tmaxと下限値Tminを設定する(ステップS5
1)。つぎに、各供給ホッパ5に物品が投入される(ス
テップS52)。この物品の投入後に作業者により足踏
みスイッチ28が操作され、その操作信号FSと搬出コ
ンベヤ6の駆動部を構成する上記駆動制御部9から抽出
される停止信号STとがともにAND回路24に入力さ
れたか否かが判断され(ステップS53)、両信号S
T,FSがともに入力されたとき、スタート信号により
電源回路がオンされて、計量動作が開始される(ステッ
プS54)。
【0016】計量動作が開始すると、マイクロコンピュ
ータ15によって各計量ホッパ1に物品が入っているか
否かが判断されて、物品が入っていない計量ホッパの真
上に位置する供給ホッパ5を開放するためのゲート開信
号GS1を開閉駆動部30に出力して(ステップS5
5)、その供給ホッパ5に装備された排出ゲート4を開
いて、下方の計量ホッパ1に物品を落下供給する(ステ
ップS56)。そして、計量ホッパ1に物品が落下供給
されると、ロードセル2により物品の重量が計量される
(ステップS57)。
【0017】ついで、上記各ロードセル2からの計量信
号S1,S2,……,SNがマルチプレクサ13に入力
され、その出力信号がA/D変換器14によりA/D変
換されたのち、そのA/D変換された信号のデータ、つ
まり、各ロードセル2の計量値がマイクロコンピュータ
15に入力される。そして、このマイクロコンピュータ
15の組合せ演算手段17が、上記各ロードセル2の計
量値を組合せ演算して、その演算結果と、目標値設定器
16から入力されている目標重量値T0と、許容値設定
器26から入力されている上限値Tmaxおよび下限値
Tminとに基づいて、許容範囲Tmax〜Tmin内
で目標重量値T0に最も近い組合せを選択する(ステッ
プS58)。
【0018】上記組合せ演算手段17により許容範囲T
max〜Tmin内の組合せが得られたか否かが正量・
不量判別手段19により判定され(ステップS59)、
上記の組合せが得られなかった(不量)場合は、排出手
段22から、例えばすべての計量ホッパ1に対応するゲ
ート3の開閉駆動部20に対しゲート同時強制開信号G
S1が送出され、ゲートが開放される(ステップS6
0)と同時に、上記駆動制御部9に逆転信号が入力され
て搬出コンベア6が所定の時間にわたって逆転方向Yに
駆動される(ステップS61)。これによって、計量ホ
ッパ1内の物品が同時に搬出コンベア6上に落下され
て、その排出端6Rから不量品排出口11Aを経て不量
品回収箱11内に回収される。そして、ステップS52
に戻って、上記した一連の動作を繰り返し、計量作業を
継続する。
【0019】一方、上記ステップS59において、組合
せ演算手段17により許容範囲Tmax〜Tmin内の
組合せが得られた場合(正量)は、上記駆動制御部9に
正転信号が入力されて搬出コンベア6が所定の時間にわ
たって正転方向X(図1参照)に駆動される(ステップ
S62)とともに、ゲート時差開放手段21から、上記
組合せ演算手段17により選択された計量ホッパ1のう
ち、上記搬出コンベア6の正量品搬出方向Xの上流側
(図1の右側)に位置する計量ホッパのゲートに対応す
る開閉駆動部20にゲート開放信号GS2−1が送出さ
れて、それらゲートが開放され、上流側の計量ホッパか
ら排出された図5(a)ので示す物品がコンベア6上
に落下される(ステップS63)。
【0020】ついで、上記上流側の計量ホッパから排出
・落下された物品がコンベア6により、搬出方向Xの
下流側の計量ホッパの下方に搬送された時点で、ゲート
時差開放手段21から、上記組合せ演算手段17による
先行する組合せ演算で選択された計量ホッパ1のうち、
搬出方向Xの下流側(図1の左側)に位置する計量ホッ
パのゲートに対応する開閉駆動部20にゲート強制開信
号GS2−2が送出されて、それらゲートが開放され、
下流側の計量ホッパから排出された物品が上流側から
搬送されてきた物品の上に落下する。つづいて、ステ
ップ56へ復帰して後続の計量および組合せ演算が行わ
れる。その計量および組合せ演算の時間は、搬送時間よ
りもはるかに短い。そして、後続する組合せ演算で選択
された計量ホッパ1のうち、上記搬出コンベア6の正量
品搬出方向Xの上流側に位置する計量ホッパのゲートが
開放され、図5(a)ので示すように、後続の組合せ
演算により選択された物品がコンベア6上に落下される
(ステップS64)。
【0021】つぎに、先行する組合せ演算により選択さ
れ、かつコンベア6上に時差を与えて排出・落下された
全ての物品と、後続組合せ演算により選択され、かつ
コンベア6上に排出・落下された上流側の物品とがコ
ンベア6により正量品搬出方向Xに搬送されることによ
って、先行組合せ演算により選択されて複数の計量ホッ
パから排出された全ての物品が、排出端6Lから正量
品排出口10Aを経て正量品収納箱10内に収納され
る。同時に、後続する組合せ演算により選択されてコン
ベア6上に排出・落下された上流側の物品が搬出方向
Xの下流側の計量ホッパの下方に搬送され、この時点
で、ゲート時差開放手段21から、後続する組合せ演算
で選択された計量ホッパ1のうち、搬出方向Xの下流側
に位置する計量ホッパのゲートに対応する開閉駆動部2
0にゲート強制開信号GS2−2が送出されて、下流側
の計量ホッパから排出された物品が上流側から搬送さ
れてきた物品の上に落下する。以下、上記ステップS
64の動作を繰り返し、計量作業を継続する。
【0022】図5(a)は、本実施例の組合せ計量装置
における搬出システムにより、5回の組合せ演算を行っ
た場合の物品〜の搬出状況を示し、図5(b)は、
時差なしで物品を搬出する従来の組合せ計量装置におけ
る搬出システムによる同一時間内での物品の搬出状況を
示す。同図(a),(b)の比較から明らかなように、
本実施例の場合は、先行する組合せ演算で選択された計
量ホッパから排出される物品のコンベア6による搬出時
間と、後続する組合せ演算で選択された計量ホッパから
排出される物品の一部(上流側の物品)のコンベア6に
よる搬出方向への搬送時間とがオーバーラップすること
になり、そのオーバーラップ分だけ搬出速度を早めて、
連続計量時における搬出所要時間の短縮が図れて、連続
計量作業全体としての効率の向上を図ることが可能であ
る。
【0023】ところで、上記実施例においては、選択さ
れた計量ホッパ1を、コンベア6の搬出方向の上流側と
下流側との2つにグループ分けして、それらを時差開放
させるように構成したが、例えば図6に示すように、コ
ンベア6の搬出方向の上流側、中間部および下流側の3
つにグループ分けして、時差開放手段21によって、同
図(A)〜(C)のように、上流側の計量ホッパ、中間
部の計量ホッパ、下流側の計量ホッパといった順序で、
それぞれ時差開放させるように構成してもよい。この場
合は、後続する組合せ演算で選択された計量ホッパの上
流側からコンベア6上に排出・落下された物品と、先
行する組合せ演算で選択された計量ホッパからコンベア
6上に排出・落下された全ての物品との間に図6
(C)の40で示すようなスペースを確保することが可
能となる。したがって、1単位毎の物品の区分けが明確
になり、別単位の物品が混ざり合って量的なばらつきを
招くといった不具合の発生がなくなる。
【0024】なお、上記実施例では、計量ホッパ1の上
方にそれぞれ供給ホッパ5を配置してなるセミオート式
の組合せ計量装置について説明したが、この発明は、物
品を各供給ホッパ5に自動供給するものや、供給ホッパ
を持たないものにも適用できる。また、排出側について
も、上記実施例のように正量品収納箱10および不量品
収納箱11を設置して、これら収納箱を手作業で次工程
に運ぶものに限定されることはなく、正量品排出項10
Aの下方に自動排出装置、たとえば自動包装機を設置し
て、排出作業を自動化したものにも適用できる。
【0025】また、上記実施例では、搬出コンベア6上
に排出・落下させた物品の重量を再チェックしないシス
テムで説明したが、搬出コンベア6に重量チェッカーを
設けて、計量ホッパから排出された一単位の物品の重量
を再チエックするようにしてもよい。その場合の重量の
再チェックは、組合せ演算により選択された計量ホッパ
から全ての物品がコンベア6上に落下した直後に行う必
要があるために、先行組合せ演算により選択された計量
ホッパのうち、下流側の計量ホッパから物品が排出され
るタイミングの方を、後続組合せ演算により選択された
計量ホッパのうち、上流側の計量ホッパから物品が排出
されるタイミングよりも早めて、その間に重量の再チェ
ックを行うように構成する。
【0026】さらに、上記実施例では、正量・不量判別
手段19を設けて、許容範囲内の組合せが得られなかっ
た場合、搬出コンベア6を逆転させて不量品を回収する
ように構成したが、コンベア6を逆転させないで、不量
品も同一の正量品排出口10Aから排出させ、後工程の
振り分け装置によって不量品を排除するようにしてもよ
い。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、先行
する組合せ演算で選択された計量ホッパから排出される
物品の搬出時間と、後続する組合せ演算で選択された計
量ホッパから排出される物品の一部の搬出時間とをオー
バーラップさせることができる。したがって、そのオー
バーラップ分だけ搬出速度の上昇が図れて、連続計量作
業全体としての効率を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るセミオート式組合せ
計量装置における搬出システム全体の構成をモデル化し
て示す一部断面した側面図である。
【図2】同上実施例の組合せ計量装置における搬出シス
テムの制御装置の構成を示すブロック図である。
【図3】同上実施例のセミオート式組合せ計量装置にお
ける計量開始のための信号系の概略図である。
【図4】同上実施例の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図5】同上実施例のシステムによる物品の搬出状況
を、従来のシステムによる物品の搬出状況と比較して示
す概略図である。
【図6】この発明の他の実施例に係るセミオート式組合
せ計量装置における搬出システムによる物品の搬出状況
の説明図である。
【符号の説明】
1−1,1−2,……,1−N…計量ホッパ、2−1,
2−2,……,2−N…ロードセル(重量検出器)、6
…搬出コンベア、15…マイクロコンピュータ、17…
組合せ演算手段、21…ホッパ時差開放手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線上に配置されて物品を計量する複数
    の計量ホッパと、これら計量ホッパから出力される計量
    信号を組合せて、一定の許容範囲内で目標重量に近い組
    合せを選択する組合せ演算手段と、 計量ホッパの下方に配置されて、計量ホッパから排出さ
    れた物品を搬出する搬出コンベアと、 上記選択された計量ホッパのうち、搬出コンベアの搬出
    方向の上流側に位置する計量ホッパを開放させ、この上
    流側の計量ホッパから排出された物品が下流側の計量ホ
    ッパの下方に搬送された時点で、上記選択された計量ホ
    ッパのうち、下流側に位置する計量ホッパを開放させる
    とともに、後続する組合せ演算で選択された計量ホッパ
    のうち、上流側に位置する計量ホッパを開放させる時差
    開放手段とを備えてなる組合せ計量装置における排出シ
    ステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006194722A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Ishida Co Ltd 組合せ計量装置
CN114212297A (zh) * 2021-12-31 2022-03-22 青岛义龙包装机械有限公司 智能计量称重机

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JP2006194722A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Ishida Co Ltd 組合せ計量装置
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