JPH0771145A - シリンダ錠及びこれに所属する平形の鍵 - Google Patents

シリンダ錠及びこれに所属する平形の鍵

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JPH0771145A
JPH0771145A JP6032320A JP3232094A JPH0771145A JP H0771145 A JPH0771145 A JP H0771145A JP 6032320 A JP6032320 A JP 6032320A JP 3232094 A JP3232094 A JP 3232094A JP H0771145 A JPH0771145 A JP H0771145A
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  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンダ錠及び平形の鍵の構造を、その可能
なバリエーションの数及び安全性に関して、改善する。 【構成】 シリンダコア3の切欠き内で移動可能なロッ
クスライダ8のロックエレメント9が、シリンダコアが
零位置にあるときに、シリンダケーシング1のみぞ35
内へ侵入し、ロックエレメントが、シリンダケーシング
のシリンダコアに向って開いているリング状みぞ6内
へ、シリンダコアが回動したときに、入り込み、これに
よりシリンダコアの引続く回動が可能になるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダ錠であって、
(イ)鍵穴に差込まれた鍵の制御みぞを鍵穴内へ侵入し
て探査する制御部分を有する制御エレメントを有し、
(ロ)鍵穴の少なくとも片側に、鍵穴に対してほぼ平行
の少なくとも1つの、2つの制御部分を有する制御エレ
メントを有し、該制御部分は第1の縦方向区分でシリン
ダコアのスリットを通って鍵穴内へ延び、鍵穴に差込ま
れた鍵の浅い制御みぞと協働するようになっており、
(ハ)鍵穴の上記の側と同じ側に、1つの制御部分を有
する少なくとも1つの別の制御エレメントを有し、該制
御部分が第2の縦方向区分でシリンダコアの別のスリッ
トを通って鍵穴内へ延び、鍵穴に差込まれた鍵の深い制
御みぞと協働するようになっており、この場合上記第1
の縦方向区分が上記第2の縦方向区分よりも小であり、
(ホ)少くとも1つのロック部材を有し、該ロック部材
が、制御エレメントの相応する位置において、シリンダ
ケーシングに対してシリンダコアを回動させるための解
放位置へ移動可能である形式のものに関する。
【0002】さらに本発明は、平形の鍵であって、該平
形の鍵がその側面に、鍵背部からの距離が変化する制御
みぞ及び場合により設けられるさらに別の制御エレメン
ト(例えば鍵爪の切欠き、鍵背部の制御面、縦リブ及び
縦みぞ)を鍵差込み方向に有し、かつ鍵両側面の少なく
とも一方の側面に少なくとも3つの制御みぞを有し、上
記3つの制御みぞの少なくとも1つの制御みぞが他の2
つの制御みぞより深く製作されており、かつ上記の他の
2つの浅く製作されている制御みぞが互いにほぼ平行に
設けられている形式のものに関する。
【0003】
【従来の技術】本発明は、EP−DS第335069号
明細書に開示されている鍵−錠構造から出発している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
の公知の錠及び鍵の構造を、その可能なバリエーション
の数及びロックの安全性に関して、改善することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
れば、特許請求の範囲の請求項1(錠)及び請求項6
(鍵)に記載の特徴を有する手段によって、解決されて
いる。
【0006】
【実施例】次に図示の一実施例につき本発明を説明す
る。
【0007】シリンダケーシング1内にはそのシリンダ
孔2にシリンダコア3がはめ込まれており、このシリン
ダコア3はシリンダケーシングに対して回転可能であ
る。シリンダコア3は外側から鍔4により閉じられてお
り、これに対してシリンダコア3の反対側には、ここに
は詳細に示されていないカップリング部分5がはめ込ま
れている。
【0008】シリンダケーシング1は互いに平行に6つ
のリング状みぞ6を有し、これらはシリンダ孔2に向っ
て開いている。シリンダコア3の縦方向切欠き7内には
移動可能に1つのロックスライダ8が配置されており、
これは1列のロックエレメント9を有し、これらのロッ
クエレメント9は、シリンダコア3の外側の円筒面から
突出しており、かつロックスライダ8の適宜の移動位置
においてリング状みぞ6内へ入り込むことができ、かつ
これにより、シリンダケーシング1内でのシリンダコア
3の回転を可能にし、また、図1の図示の移動位置にお
いては、リングみぞ6間のウエブ34に引掛かることに
よってシリンダコア3の回動を阻止する。ロックスライ
ダ8のばね作用はばねピン10(図2)を介してえられ
る。ロックスライダ8の他端部には、シリンダコア3内
に半径方向で侵入することができる制御スライダ11が
設けられている。この制御スライダ11は範囲12にお
いてロックスライダ8の乗上げ面42上に位置してい
る。制御スライダ11がシリンダコア3内へ押込まれる
と、ロックスライダ8は、ロックエレメント9がリング
状みぞ6と合致する位置をとるまで、ばねピン10のば
ね力に抗して右側へ移動せしめられる。
【0009】図示されていない鍵穴に対して平行に、孔
13内にロックピンが移動可能に配置されており、これ
については図2及び3について詳細に説明する。
【0010】図2は図1のII−II線による断面図で
あり、この場合1つのシリンダ錠の半分だけが図示され
ている。他の半分は、図面を見易くするため、たんに略
示されている。
【0011】鍵14はシリンダコア3の所属の鍵穴内へ
完全に差込まれている。鍵14は制御みぞ15を有し、
これにより、孔13内に移動可能に配置されているロッ
クピン16の相応する移動位置が調節される。ロックピ
ン16は鍵穴に向って制御ピン17を有し、これらは鍵
の制御みぞ15内で案内される。各ロックピン16は反
対側に係止ピン18を有し、これらは、ロックスライダ
8が図示の位置にあるときに、切欠き19内で運動す
る。
【0012】制御スライダ11は零−位置(シリンダケ
ーシング1内においてシリンダコア3が回わされていな
い位置)においてはシリンダケーシング1の制御切欠き
20内にある。シリンダが回わされると制御スライダ1
1は矢印21の方向で内側へ移動せしめられる。この移
動は鍵14にある半球状削成部22によって可能にな
る。この場合ロックスライダ8は右側へ移動せしめられ
る。このことは、やはり、ロックピン16が正しい鍵1
4が差込まれていることより、ロックスライダ8のロッ
ク突出部23の侵入を許容する位置をとることによっ
て、可能になる。さらにロックエレメント9は、シリン
ダケーシング1のリング状みぞ6に合致しかつシリンダ
ケーシング1内におけるシリンダコア3の回動を可能に
する位置に達する。
【0013】図3は、上に述べた部分の協働関係を示す
断面図である。鍵14の横断面は、これが相応する横断
面位置において実際に制御作用を行っている制御みぞ1
5だけを示している点で、不完全である。従って左半分
においては個々の、より深いみぞが欠けておりまた右半
分においては両方の所属の、より浅いみぞが欠けてい
る。これらについては後に詳細に説明する。
【0014】平形の鍵14は左側及び右側から両ロック
ピン16により、その制御ピン17によって探査され
る。両ロックピン16はあけられている孔13内におい
て高さ方向に移動可能である。係止ピン18はロックピ
ン16に沿って延びているリブとして設けられていて切
欠き24を有しており、該切欠きをロックスライダ8の
ロック突出部23は一貫して通過することができる。鍵
14の片側で全てのロックピン16がこの正しい位置を
とると、所属のロックスライダ8の移動が可能になり、
その結果ロックエレメント9はシリンダコアが回動する
さいそのつど所属のリング状みぞ6内へ入り込むことが
でき、その結果シリンダコア3はさらに回動可能にな
る。
【0015】鍵が誤った鍵である場合、ロックピン16
の少なくとも1つが合わず、その結果係止ピン18が一
方又は両方のロック突出部23と噛合わされ、従ってロ
ックスライダ8は移動することができなくなる。ロック
エレメント9はこの場合リング状みぞ6の間のウエブ3
4の面25に衝突し、その結果シリンダコアの後の回動
が効果的に確実に妨げられる。
【0016】さらに別の安全兼バリエーションエレメン
トとして成形条片26が設けられている。この成形条片
26はシリンダコアの切欠き27内に鍵に沿って位置し
ており、かつ切欠き内において半径方向で移動可能であ
り、要するに鍵から離れる方向及び鍵に向かう方向に移
動可能である。成形部28は鍵の背部29(又は鍵爪)
の所属の成形部を探査する。成形条片26はその全長に
亘って分配された複数の乗上げ突部30を有し、鍵が零
−位置にあるときに、成形条片は上記乗上げ突部30で
三日月形の乗上げ凹部31内に位置している。この場合
成形部28及び鍵背部29の成形部は係合していない。
シリンダコアが回動せしめられると、成形条片26は鍵
背部に向って移動せしめられ、その結果互いに向かい合
う成形部が相互に探査される。成形部が互いに合致しな
いと、成形条片26の一部はスリット32内にとどま
り、その結果成形条片はリング状みぞ6間のウエブのス
トッパ面33の1つに当接して止められる。図8及び9
には成形条片26が断面図及び鍵穴側からみた平面図で
示されている。図示されているリブの数は多くの可能な
バリエーションのたんに1例である。図3には成形条片
26を、実際にはシリンダコア3の回動後にはじめて生
じる、上に持上げられた位置で示している。みぞ15の
深さ及び制御ピン17の縦方向の長さはそれぞれ同じ寸
法で示されている。実祭には、後に図6及び図7につい
て説明されるように、異なる寸法である方が有利であ
る。
【0017】図4及び5は理解のためにシリンダケーシ
ング1を中心縦断面図で及び端面図で示している。制御
切欠き20は制御スライダ11を制御するために役立
つ。リング状みぞ6はそれぞれウエブ34によって互い
に隔てられている。ウエブ34はそこに加工されたみぞ
35によって中断されかつ面25を形成しており、これ
らは場合によってはロックエレメント9のためのストッ
パとして役立つ。リング状みぞ6のうちの3つのリング
状みぞは三日月状に形成された乗上げ凹部31を有して
おり、これらの凹部31内を乗上げ突部30が走行し、
これにより、成形条片26は内側へ鍵背部に向って押さ
れる。同様にあけられているみぞ36は組立のさいに成
形条片26をシリンダコアの切欠き27内へ押込むため
に役立つ。
【0018】図6は、例えば図1〜図5の錠に使用する
ことができる鍵の側面図である。鍵軸部は図示の平らな
側面37に制御スライダ11を受容するための半球状削
成部22を有している。鍵先端部からは3つの制御みぞ
が先に述べた制御みぞ15に相応して延びている。2つ
の制御みぞ39は互いに平行に延び、かつ比較的浅く加
工されている。第3の制御みぞ40は深く加工されてい
て、他の両方の制御みぞ39と交叉することも可能であ
る。この場合図3に示されているような2つのタイプの
ロックピン16が存在する。その1つのタイプのロック
ピンは、深い方の制御みぞ40によって案内される比較
的長い制御ピン17を有している。もう1つのタイプの
ロックピンは、両方の制御みぞ39によって案内される
2つの短い制御ピンを有している。ロックピンの互いに
平行な異なる制御ピン17の位置が図6に円で図示され
ている。
【0019】3つの制御みぞ39,40の延び方を異な
らせることにより異なる鍵バリエーションがえられる。
【0020】鍵は反転させても使用可能な鍵として製作
するが有利である。これによれば鍵の反対側の側面は、
180゜回転させると図6に図示されているものと同じ
みぞパターンがえられるように、製作されている。
【0021】鍵先端は燕尾状に切欠かれている。浅い方
の制御みぞ39は鍵の両尖端範囲まで達しており、これ
に対して深い方の制御みぞ40は燕尾状切欠きの底面の
中心から始まっている。従って、ロックピンの制御ピン
17はその都度の偶然的な休止位置とは無関係に正しい
制御みぞによってとらえられる。
【0022】鍵の両背部の成形部はこの場合反転使用可
能な鍵を製作するためにやはり対称に設けられており、
この場合成形部は多数の可能な成形部バリエーションの
任意の1例を示している。
【0023】成形部は有利には、斜めに製作されてい
る。このことは後の変造を著しく困難にする。
【0024】鍵先端部近くには2つの横みぞ41が設け
られており、これらは、シリンダコア内に配置されたば
ね係止部に対応する係止みぞとして役立つ。このばね係
止部により鍵の使用者は、鍵が鍵穴に完全に差込まれた
ときに、それを感知することができる。
【0025】半球状削成部22はその円筒面状の底面が
鍵の縦中心平面の近くまで達しており、その結果これら
の両半球状削成部の底面の間にはたんに比較的薄いウエ
ブが残されているにすぎない。各半球状削成部の深さは
制御スライダ11の必要な行程距離に等しくされてい
る。半球状削成部はしかし、鍵軸部高さ45のたんにあ
る限られた部分に亘って延びていればよい。そうでない
と鍵がこの半球状削成部の個所で折損することがあるか
らである。このことは鍵の安全性に関するさらに別の特
徴である。有利には半球状削成部の高さ44は鍵軸部高
さ45の50%以上である。
【0026】鍵先端部には燕尾状切欠き47の底部46
が鍵軸部の縦方向対称基準平面48内に位置しており、
ここからは、鍵の両側において、深い方のみぞ40が発
している。
【0027】両フランク49はロックピンの制御ピン1
7をやはり対称に案内し、該フランクからは平行の浅い
方の制御みぞ39が発している。
【0028】錠の作用形式の理解のためにさらに付加的
に述べると、制御スライダ11はロックスライダ8を移
動させる。制御スライダ11は焼入れした金属から成る
ことができ、従って僅かな摩耗しか生じない。上記の移
動はロックエレメント9のテーパ面によって助成され
(図1)、該ロックエレメントはリング状みぞ6間のウ
エブ34の入口エッジに沿って滑動する。これらのテー
パ面の摩耗は効果的に防止される。
【0029】図10は図1のものと類似の本発明の錠を
示す。この場合ロックスライダ8に別の構成が採用され
ており、符号50で示されている。図11は図2に相応
して断面された錠及び鍵の側面図である。
【0030】ロックスライダ50は軸方向でなく半径方
向に移動可能でありかつ、制御スライダ51と一体であ
り、この制御スライダ51は先に述べた制御スライダ1
1と同じ機能を有する。ロックスライダ50はその全長
に亘ってシリンダコア3内の縦方向切欠き7内へ挿入さ
れているか、又は誤った鍵が使用される場合には、半径
方向での移動を妨げられ、その結果縦方向に延びている
係止突出部52はシリンダケーシングの軸方向の縦みぞ
内へ突出し、これによりシリンダコアの回動を妨げる。
ロックスライダ50は有利には全体を硬質金属から製作
することができ、その結果ボーリングに対する保護手段
としても役立つ。両拡張部53は制御スライダの付加的
案内手段として役立つ。破線で示されている孔54は、
シリンダコアの材料に対して下向きに開いていて、圧縮
ばねを受容しており、その結果ロックスライダ50は全
体としてシリンダケーシングに向かう方向で外側へ付勢
されている。
【0031】図11からこのロックスライダ50の作用
形式が理解される。図には正しい鍵が差込まれて既にあ
る程度回わされ、その結果ロックスライダ50がその全
長に亘ってシリンダコア内へ押込まれているときの作用
位置が示されている。シリンダケーシング内周面のリン
グ状みぞのウエブ34は軸方向のみぞ55によって中断
されており、その結果ロックスライダ50の係止突出部
52が侵入するためのスペースが形成されている。ロッ
クスライダ50の図示の押込まれている位置は、全ての
ロックピン16が、既に先の実施例において述べたよう
に、正しい位置を占め、かつ鍵が正しい半球状削成部2
2を有していることによって、可能になる。
【0032】シリンダコアが再び零位置へ回わされる
と、圧縮ばね56がロックスライダを矢印57の方向で
外側へ移動させる。係止突出部52は従って軸方向のみ
ぞ55内へ達し、リング状みぞ6間のウエブ34はシリ
ンダコアの回動を妨げる。このロッキングは、半球状削
成部22が存在しないか又は十分な深さを有していない
場合又はロックピン16の少なくとも1つが誤った位置
をとっている場合に、生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリンダ錠の一実施例を示し、この場合シリン
ダケーシングは中心縦断面図で示され、シリンダケーシ
ング内に回動可能に配置されているシリンダコアは回動
していない零位置で側面図で示されている。
【図2】図1のII−II線による略示断面図であっ
て、この場合シリンダコア及びシリンダケーシングの一
方の半分だけが示されておりかつ鍵は差込まれている。
【図3】図2のIII−III線による断面図である。
【図4】シリンダケーシングの中心縦断面図である。
【図5】シリンダケーシングを図4のV−V線により部
分的に断面して右側からみた図である。
【図6】鍵の側面図である。
【図7】図6のVII−VII線による断面図である。
【図8】成形条片の縦断面図である。
【図9】同上成形条片の平面図である。
【図10】錠のさらに別の構成を示す図1に相応する図
である。
【図11】図10のX−XI線による、図2に相応する
略示断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダケーシング 2 シリンダ孔 3 シリンダコア 4 鍔 5 カップリング部分 6 リング状みぞ 7 縦方向切欠き 8 ロックスライダ 9 ロックエレメント 10 ばねピン 11 制御スライダ 13 孔 14 鍵 15 制御みぞ 16 ロックピン 17 制御ピン 18 係止ピン 20 制御切欠き 21 矢印 22 半球状削成部 23 ロック突出部 25 面 26 成形条片 27 切欠き 28 成形部 29 鍵背部 30 乗上げ突部 31 乗上げ凹部 32 スリット 33 ストッパ面 34 ウエブ 35 みぞ 39.40 制御みぞ 41 横みぞ 42 乗上げ面 44 半球状削成部高さ 45 鍵軸部高さ 46 底部 47 燕尾状切欠き 48 縦方向対称基準平面 49 フランク 50 ロックスライダ 51 制御スライダ 52 係止突出部 53 拡張部 54 孔 55 みぞ 56 圧縮ばね

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ錠であって、(イ)鍵穴に差込
    まれた鍵の制御みぞを鍵穴内へ侵入して探査する制御部
    分を有する制御エレメントを有し、(ロ)鍵穴の少なく
    とも片側に、鍵穴に対してほぼ平行の少なくとも1つ
    の、2つの制御部分を有する制御エレメントを有し、該
    制御部分は第1の縦方向区分でシリンダコアのスリット
    を通って鍵穴内へ延び、鍵穴に差込まれた鍵の浅い制御
    みぞと協働するようになっており、(ハ)鍵穴の上記の
    側と同じ側に、1つの制御部分を有する少なくとも1つ
    の別の制御エレメントを有し、該制御部分が第2の縦方
    向区分でシリンダコアの別のスリットを通って鍵穴内へ
    延び、鍵穴に差込まれた鍵の深い制御みぞと協働するよ
    うになっており、この場合上記第1の縦方向区分が上記
    第2の縦方向区分よりも小であり、(ホ)少くとも1つ
    のロック部材を有し、該ロック部材が、制御エレメント
    の相応する位置において、シリンダケーシングに対して
    シリンダコアを回動させるための解放位置へ移動可能で
    ある形式のものにおいて、ロック部材がシリンダコア
    (3)の切欠き内で移動可能であるロックスライダ
    (8)であり、該ロックスライダがロックエレメント
    (9)を有し、該ロックエレメントが、シリンダコアが
    回動していない零位置にあるとき、シリンダケーシング
    (1)のみぞ(35)内へ侵入し、かつシリンダケーシ
    ング(1)がシリンダコア(3)に向って開いているリ
    ング状みぞ(6)を有し、該リングみぞ(6)内へロッ
    クエレメント(9)が、シリンダコアが回動したとき
    に、入り込み、これによりシリンダコアの引続く回動が
    可能になることを特徴とする、シリンダ錠。
  2. 【請求項2】 シリンダコア(3)内に制御スライダ
    (11)が設けられており、該制御スライダがケーシン
    グの制御切欠き(20)を通ってシリンダコア内へ移動
    可能に配置されていてかつ傾斜した乗上げ面(12)を
    有しており、該乗上げ面により、ロックスライダ(8)
    が移動可能であり、この場合制御スライダ(11)の一
    方の端部が鍵の切欠き(半球状削成部22)内に係合す
    ることを特徴とする、請求項1記載のシリンダ錠。
  3. 【請求項3】 シリンダコア(3)内にロックスライダ
    (50)が設けられており、該ロックスライダが制御ス
    ライダ(51)と一体であってかつシリンダコア(3)
    の切欠き(7)内において半径方向で移動可能であり、
    この場合制御スライダ(51)の一方の端部が鍵の切欠
    き(半球状削成部22)内に係合可能であり、かつロッ
    クスライダが係止突出部(52)を有し、該係止突出部
    がシリンダケーシングの軸方向みぞ(55)内へ係合し
    かつシリンダコアの回動時にばね圧に抗してシリンダコ
    アのところで半径方向で押出されシリンダコアの引続く
    回動を可能にすることを特徴とする、請求項1記載のシ
    リンダ錠。
  4. 【請求項4】 シリンダコア(3)内に、鍵穴に沿っ
    て、半径方向で移動可能な成形条片が設けられており、
    該成形条片の半径方向の移動がシリンダケーシングの乗
    上げ凹部(31)により制御可能でありかつ成形条片が
    鍵の背部又は鍵爪の相応する成形部と噛合う成形部(2
    8)を有していることを特徴とする、請求項1又は3記
    載のシリンダ錠。
  5. 【請求項5】 成形部(28)が成形条片の縦中心平面
    に対して斜めに設けられていることを特徴とする、請求
    項4記載のシリンダ錠。
  6. 【請求項6】 平形の鍵であって、該平形の鍵がその側
    面に、鍵背部からの距離が変化する制御みぞ及び場合に
    より設けられるさらに別の制御エレメント(例えば鍵爪
    の切欠き、鍵背部の制御面、縦リブ及び縦みぞ)を鍵差
    込み方向に有し、かつ鍵両側面の少なくとも一方の側面
    に少なくとも3つの制御みぞを有し、上記3つの制御み
    ぞの少なくとも1つの制御みぞが他の2つの制御みぞよ
    り深く製作されており、かつ上記の他の2つの浅く製作
    されている制御みぞが互いにほぼ平行に設けられている
    形式のものにおいて、平形の鍵の平らな両側面の少なく
    とも一方の側面に、制御スライダ11を解放位置へ移す
    ためのさらに別の切欠き(半球状削成部22)が設けら
    れており、かつ少なくとも一方の鍵爪(鍵背部)に斜め
    に加工された成形部が配置されており、該成形部が、シ
    リンダ錠内に配置された成形条片の相応する成形部と噛
    合うことを特徴とする平形の鍵。
  7. 【請求項7】 半球状削成部(22)が鍵の平らな両側
    面に設けられていて、かつ鍵の縦中心平面の近くまで達
    する深さを有しており、その結果両半球状削成部がもっ
    とも接近する範囲に鍵材料の薄いウエブだけが残されて
    いることを特徴とする、請求項6記載の平形の鍵。
  8. 【請求項8】 半球状削成部の高さ(44)が鍵軸部の
    高さ(45)の50%より大きいことを特徴とする請求
    項6又は7記載の平形の鍵。
  9. 【請求項9】 鍵先端が燕尾状の切欠き(47)を有
    し、かつ全ての制御みぞ(39,40)の出発個所が鍵
    の縦方向対称基準平面(48)に関して対称に配置され
    ていることを特徴とする、請求項6から8までのいずれ
    か1項記載の平形の鍵。
  10. 【請求項10】 鍵が反転使用可能の鍵として製作され
    ていることを特徴とする、請求項6から9までのいずれ
    か1項記載の平形の鍵。
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