JPH0769429A - 缶の搬送状態の異常検知装置 - Google Patents

缶の搬送状態の異常検知装置

Info

Publication number
JPH0769429A
JPH0769429A JP22032593A JP22032593A JPH0769429A JP H0769429 A JPH0769429 A JP H0769429A JP 22032593 A JP22032593 A JP 22032593A JP 22032593 A JP22032593 A JP 22032593A JP H0769429 A JPH0769429 A JP H0769429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
signal
laser
laser sensor
timing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP22032593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Ito
英雄 伊東
Saburo Ito
三郎 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP22032593A priority Critical patent/JPH0769429A/ja
Publication of JPH0769429A publication Critical patent/JPH0769429A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 缶の反転や倒れなどの異常を検知する。 【構成】 缶1が正常状態にある場合には、平坦面10
aの存在をレーザセンサ3によって検知できる。したが
って、缶1が正常状態であることが判る。他方、缶1が
反転している場合には、缶1の傾斜面10bが、レーザ
センサ3に対応する位置となる。すると、レーザセンサ
3からの検知信号は出力されない。これにより、缶1の
搬送状態が異常であることを検知できる。さらに、缶1
が倒れている場合にも、レーザセンサ3からの検知信号
が出力されないので、搬送状態の異常を知ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、缶の搬送状態の異常検
知装置に関し、特に、いわゆる2ピース缶の搬送状態の
異常を検知する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】缶の製造工程や、充填工程においては、
直立した缶を、上下の向きを揃えて搬送する場合があ
る。こうした場合において、缶の上下の向きが反転して
いたり、あるいは、倒缶を生じていると、その後の作業
に支障を来すことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した事
情に鑑みてなされたもので、缶の反転や倒缶を検知する
ことができる、缶の搬送状態の異常検知装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る缶の搬送
状態の異常検知装置は、軸線方向における一端部近傍の
側面に、軸線と平行な平坦面を有し、軸線方向における
他端部近傍の側面に、軸線に対して傾斜した傾斜面を有
する円筒状の缶を搬送する搬送装置と、この搬送装置の
近傍に設置された反射式センサとを備えており、この反
射式センサを、搬送装置によって搬送されるべき缶の平
坦面に向けて、この缶の軸線に直交して設置する構成と
されている。
【0005】
【作用】缶が正常状態にある場合には、平坦面の存在を
反射式センサによって検知できるので、反射式センサか
らの出力に基づき、缶が正常状態であることが判る。他
方、缶が反転している場合には、缶の傾斜面が、反射式
センサに対応する位置となるので、反射式センサからの
検知信号は出力されない。これにより、缶の搬送状態が
異常であることを検知できる。さらに、缶が倒れている
場合にも、反射式センサからの検知信号が出力されない
ので、搬送状態の異常を知ることができる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例に係る缶の搬送状態の異常
検知装置を、図1〜図5に基づいて説明する。本例の装
置は、直立状態の缶1を一列で水平方向に搬送する搬送
コンベア(搬送装置)2と、この搬送コンベア2の側方
に設置されたレーザセンサ(反射式センサ)3と、レー
ザセンサ3のやや上流側に配置されたタイミングセンサ
4と、レーザセンサ3およびタイミングセンサ4に接続
された制御装置5とを主体として構成されている。
【0007】まず、前記搬送コンベア2によって搬送さ
れる缶1の構成について説明する。この缶1は、図2に
示されているように、周知の2ピース缶と同様のもので
あって、有底円筒状の缶胴10と、この缶胴10の開口
端(図2中上端)に巻締めによって固定された缶蓋11
とから構成されている。前記缶胴10は、その一部とし
て、その軸線方向における一端部(図2中上端部)近傍
の側面に、周方向に沿って、軸線に平行な円筒状平坦面
10aを有し、また、軸線方向における他端部近傍の側
面に、周方向に沿って、その一部として、軸線に対して
傾斜した円錐状傾斜面10bを有している。
【0008】前記搬送コンベア2は、図1中矢印方向に
走行して、上面に載置した缶1を一定速度で搬送するこ
とができるようになっている。
【0009】レーザセンサ3は、搬送コンベア2によっ
て搬送されるべき缶1の平坦面10aに向けて、缶1の
軸線に直交して設置されている。レーザセンサ3は、自
ら発射したレーザを受光したときにオン信号を制御装置
5に送るようになっている。
【0010】タイミングセンサ4としては、本例では、
レーザセンサ3と同様に、レーザを発射するとともにそ
の反射を検知する反射式のレーザセンサが用いられてい
る。タイミングセンサ4は、搬送コンベア2によって搬
送されるべき缶1の缶胴10の平坦な側面に向けて設置
されており、缶1によって反射されたレーザを受光した
ときにオン信号を制御装置5に送るようになっている。
【0011】制御装置5は、パーソナルコンピュータや
シーケンサによって構成されている。制御装置5は、タ
イミングセンサ4からのオン信号を受け取った後、当該
缶1がレーザセンサ3の前方を通過すると予測される時
期にレーザセンサ3の信号を受け取って缶の正逆を判定
するように構成されている。通常、搬送コンベア2は一
定速度で走行しているので、この走行速度と、タイミン
グセンサ4からレーザセンサ3までの距離に基づいて、
レーザセンサ3からの信号の受け取り時期を決定する。
そして、制御装置5は、レーザセンサ3からオン信号を
所定時期に受け取らなかった場合に、警報を出して異常
を知らせるようになっている。
【0012】つぎに、本例に係る装置の動作を説明す
る。まず、缶蓋1を上に向けた状態の、正常状態の缶1
(図2参照)を検知する動作について説明する。この場
合、缶1は、搬送コンベア2の移動につれて、まず、タ
イミングセンサ4の前方を通過する。すると、タイミン
グセンサ4から発射されたレーザが缶胴10の側面に当
って反射し、タイミングセンサ4に戻る。このとき、タ
イミングセンサ4は、制御装置5にオン信号(タイミン
グ信号)を送る(図4参照)。
【0013】このオン信号を受けた制御装置5は、タイ
ミングセンサ4の前方を通過した缶1がレーザセンサ3
の前方に達すると予想される時間t1経過後に、所定の
時間t2だけ、レーザセンサ3の信号を受けに行く(図
4参照)。レーザセンサ3のレーザは、缶胴10の平坦
面10aに当って反射し、レーザセンサ3に戻る。する
と、レーザセンサ3はオン信号(検知信号)を制御装置
5に送る。この場合は、制御装置5からの警報は出され
ず、搬送が継続される。
【0014】続いて、上下が反転した状態の缶1(図3
参照)を検知する動作を説明する。反転状態の缶1が搬
送コンベア2によって搬送されると、前記と同様にして
タイミングセンサ4から制御装置5にオン信号が送られ
る。このオン信号を受けた制御装置5は、前記と同様
に、タイミングセンサ4の前方を通過した缶1がレーザ
センサ3の前方に達すると予測される時間t1経過後
に、所定の時間t2だけ、レーザセンサ3の信号を受け
に行く。しかしながら、レーザセンサ3から発射された
レーザは、缶胴10の傾斜面10bに当るため、レーザ
センサ3の方向には反射されず、したがって、所定時間
2が経過しても、レーザセンサ3からのオン信号は出
力されない(図4中A部分参照)。この場合、制御装置
5は、警報を出し、作業者に異常を知らせる。
【0015】以上と同様に、缶1が倒れている場合に
も、タイミングセンサ4の位置によっては、缶1の通過
をタイミングセンサ4が検知することが可能である。こ
の場合、タイミングセンサ4から制御装置5にタイミン
グ信号を出力することができる。このとき、レーザセン
サ3においては、缶1が倒れている場合には、平坦面1
0aにレーザを当てることができないため、オン信号を
出力しない。したがって、本例の装置により、倒缶をも
検知することが可能である。このようにして倒缶を検知
した場合、制御装置5からの信号により、警報を発す
る。
【0016】本例の装置によれば、前記のようにして、
反転または倒缶した缶1を検知することができる。
【0017】なお、本例の装置では、上下反転や倒缶し
た缶1を検知した場合に、制御装置5からの信号に基づ
き警報を発する構成としたが、警報を出すと共に搬送コ
ンベア2を停止させる構成としてもよいし、当該の缶1
を搬送コンベア2の外へ排斥する構成としてもよい。
【0018】また、本例では、タイミングセンサ4をレ
ーザセンサ3の上流側に配置したが、タイミングセンサ
4とレーザセンサ3とを、鉛直方向にのみ離間させて
(すなわち、平面視して同一位置に)配置してもよい。
この場合は、図5に示したように、タイミングセンサ4
からのオン信号を受けてから、所定の時間t1の間に、
レーザセンサ3からの検知信号がある場合に、正常と判
断し、検知信号がない場合(図中B部分参照)に、異常
と判断して警報を発する等の動作を行なう。
【0019】なお、本例の装置においては、タイミング
センサ4として、反射式レーザセンサを用いたが、これ
に限らず、近接センサや、渦電流式距離センサ、超音波
式距離センサなどを用いることもできる。また、反射式
センサとして、レーザセンサ3を用いたが、他の反射式
センサであってもよい。要は、缶1の通過を検知してタ
イミング信号が出力でき、その出力信号に従って所定の
時期に缶蓋11が上にあるか否か(缶蓋11が上にない
場合には、缶1が反転して缶胴12が上にあるか、また
は倒缶しているということになる。)を判別できればよ
い。
【0020】さらに、本例の装置では、タイミングセン
サ4を用いているが、例えば、搬送コンベア2の駆動シ
ャフトに取り付けたエンコーダなどを用いて、所定ピッ
チで搬送されてくる缶1がレーザセンサ3の前方に到達
する時期を算出し、レーザセンサ3の出力を判定させて
もよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1に係る缶の搬送状態の異常検知
装置は、軸線方向における一端部近傍の側面に、軸線と
平行な平坦面を有し、軸線方向における他端部近傍の側
面に、軸線に対して傾斜した傾斜面を有する円筒状の缶
を搬送する搬送装置と、この搬送装置の近傍に設置され
た反射式センサとを備えており、この反射式センサを、
搬送装置によって搬送されるべき缶の平坦面に向けて、
この缶の軸線に直交して設置する構成とされているの
で、缶の反転や倒缶を検知することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る缶の搬送状態の異常検
知装置の概略を示す平面図である。
【図2】図1の要部拡大横断面図である。
【図3】図1の要部拡大横断面図であって、缶が反転し
た状態を示す図である。
【図4】本発明の一実施例に係る異常検知装置の動作状
態を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明の変形例に係る異常検知装置の動作状態
を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 缶 2 搬送コンベア(搬送装置) 3 レーザセンサ(反射式センサ) 10a 平坦面 10b 傾斜面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線方向における一端部近傍の側面に、
    前記軸線と平行な平坦面を有し、軸線方向における他端
    部近傍の側面に、前記軸線に対して傾斜した傾斜面を有
    する円筒状の缶を搬送する搬送装置と、この搬送装置の
    近傍に設置された反射式センサとを備え、この反射式セ
    ンサは、前記搬送装置によって搬送されるべき前記缶の
    前記平坦面に向けて、この缶の軸線に直交して設置され
    ていることを特徴とする缶の搬送状態の異常検知装置。
JP22032593A 1993-09-03 1993-09-03 缶の搬送状態の異常検知装置 Withdrawn JPH0769429A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22032593A JPH0769429A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 缶の搬送状態の異常検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22032593A JPH0769429A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 缶の搬送状態の異常検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0769429A true JPH0769429A (ja) 1995-03-14

Family

ID=16749380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22032593A Withdrawn JPH0769429A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 缶の搬送状態の異常検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0769429A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008518183A (ja) * 2004-10-26 2008-05-29 レスピロニックス イン−エックス, インコーポレイテッド 液化ガスおよびガスの貯蔵
WO2018230441A1 (ja) * 2017-06-12 2018-12-20 川崎重工業株式会社 搬送装置及び搬送方法
JP2019006429A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 日立造船株式会社 対象物処理設備
JP2022079075A (ja) * 2020-11-16 2022-05-26 株式会社エイチアンドエフ コンベアのトラッキング補正システム及びそれを用いたワークの取り出し方法
CN114955426A (zh) * 2022-06-14 2022-08-30 广东韶钢松山股份有限公司 立式卷芯架防倾倒输送装置和方法
KR102665755B1 (ko) * 2024-01-17 2024-05-14 주식회사 가야테크놀로지 물류 센터의 컨베이어 자동화 설비의 제어 방법, 장치 및 시스템

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008518183A (ja) * 2004-10-26 2008-05-29 レスピロニックス イン−エックス, インコーポレイテッド 液化ガスおよびガスの貯蔵
WO2018230441A1 (ja) * 2017-06-12 2018-12-20 川崎重工業株式会社 搬送装置及び搬送方法
JP2019001560A (ja) * 2017-06-12 2019-01-10 川崎重工業株式会社 搬送装置及び搬送方法
TWI673208B (zh) * 2017-06-12 2019-10-01 日商川崎重工業股份有限公司 搬送裝置及搬送方法
CN111148706A (zh) * 2017-06-12 2020-05-12 川崎重工业株式会社 搬运装置以及搬运方法
CN111148706B (zh) * 2017-06-12 2021-08-10 川崎重工业株式会社 搬运装置以及搬运方法
JP2019006429A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 日立造船株式会社 対象物処理設備
JP2022079075A (ja) * 2020-11-16 2022-05-26 株式会社エイチアンドエフ コンベアのトラッキング補正システム及びそれを用いたワークの取り出し方法
CN114955426A (zh) * 2022-06-14 2022-08-30 广东韶钢松山股份有限公司 立式卷芯架防倾倒输送装置和方法
KR102665755B1 (ko) * 2024-01-17 2024-05-14 주식회사 가야테크놀로지 물류 센터의 컨베이어 자동화 설비의 제어 방법, 장치 및 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940020526A (ko) 이재장치(transfer device)
JP2010027806A (ja) 部品実装装置における基板搬送装置
JPH0769429A (ja) 缶の搬送状態の異常検知装置
US4819783A (en) Automated inspection system and method
JP2006160476A (ja) 振分装置
JP2768898B2 (ja) 仕分け装置及び仕分け方法
JPH0940160A (ja) 仕分け設備
JP2011053914A (ja) 紙葉類検出器、紙葉類処理装置
JP2012229105A (ja) 認識結果取扱装置及び方法、並びに物品処理システム
JP2011148564A (ja) 搬送システム
JP3232013B2 (ja) ダイバータ駆動制御方法、ダイバータ駆動制御装置、ダイバータ駆動装置、及び仕分け装置
JP3259610B2 (ja) 部品整送装置
JPH03238218A (ja) 物品選別機
JPH11322131A (ja) 手差し給紙装置
JPH0977470A (ja) 円柱状物体の位置検出方法及びその装置
JP2011184160A (ja) 姿勢選別装置、及びパーツフィーダ
JPH0396841A (ja) 異物検査装置
KR100715982B1 (ko) 기판 처리 장치
JP2000255754A (ja) 荷ズレ検出装置
JPH10152217A (ja) ローラコンベヤにおける荷の整列装置
JPH03111229A (ja) 包装機等の物品搬送コンベヤにおける物品サイズ検出装置
JP2007176652A (ja) 物品状態検出装置
JP3755791B2 (ja) 製品の姿勢検査装置
JPH0792107A (ja) びん底検査装置
JP2003241834A (ja) ワーク搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001107