JPH0768978A - 複合記録媒体 - Google Patents

複合記録媒体

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JPH0768978A
JPH0768978A JP5167419A JP16741993A JPH0768978A JP H0768978 A JPH0768978 A JP H0768978A JP 5167419 A JP5167419 A JP 5167419A JP 16741993 A JP16741993 A JP 16741993A JP H0768978 A JPH0768978 A JP H0768978A
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JP5167419A
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English (en)
Inventor
Kotaro Danjo
耕太郎 檀上
Akiko Chiyoda
明子 千代田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非接触ICカードの持つ優れた特性をそのま
ま活かし、さらにリライト機能とICユニットに記憶さ
れている情報の表示機能と耐久性とを兼備し、かつ安価
で極薄型の複合記録媒体を提供する。 【構成】 カード基体2内にICユニット3を内蔵した
非接触ICカード1の少なくとも一部に、リライト層5
を積層し、このリライト層5の表面を保護層6により被
覆した複合記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合記録媒体に係り、
さらに詳しくは記憶容量の大きい非接触ICカードの特
性を活かしつつ、記録の書き込み−消去を行うことが可
能な複合記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、社会の高度情報化の進展は目覚ま
しく、カードは社会生活において不可欠のものとなって
いる。
【0003】一方、従来の磁気ストライプカードに比べ
て、マイクロコンピューター、メモリー等のICユニッ
トを内蔵したICカードは、セキュリティが高くプライ
バシーが保護され、記憶容量が大きいという特徴がある
ことから、様々な分野での利用が広まってきている。例
えば、企業内では社員証カードとして、あるいは社員食
堂・売店利用,社内預金利用,福利厚生利用,入出退管
理,出退勤管理,健康管理等の多目的に利用されてお
り、また金融,医療,販売・サービス,交通,製造,教
育等の分野でも試験的な利用が始まっている。
【0004】これら従来のICカードは、ICカードの
IC回路と外部のデータ処理装置との情報交換のため、
電気的かつ機械的に接続するための接続用の接触端子電
極を有している。ところが、この接触端子電極を有する
ことから、IC回路の気密性の確保,静電気破壊に対す
る対策,端子電極の電気的接続不良,ICカードの読み
取り装置の機構が複雑である等の様々な問題を含んでい
る。
【0005】また、ICカードをICカードの読み取り
装置に挿入または装着するという、人手による動作が必
要であり、利用分野によっては効率が悪く煩雑であり、
そのような手間が要らず、携帯状態で使用できるよう
な、遠隔のデータ処理装置との情報交換が可能なICカ
ードの出現が望まれていた。人が携帯するだけでなく、
遠隔でのデータ通信が可能な非接触ICカードは、製造
組み立て,運送仕分け等の分野において、部品,装置,
荷物,搬送車等に取り付けてIDカードとして利用され
ている等、利用価値が極めて高い。
【0006】そこで、ICカードのIC回路と外部のデ
ータ処理装置との情報交換が電磁誘導方式、または電波
・光方式であって非接触で行う方式の非接触ICカード
が提案されている。
【0007】他方、カードの利用日時や金額等がその都
度書き込めるようになっているプリペイドカード等が汎
用されている。このカードの利用日時や金額等がその都
度書き込めるプリペイドカード等は、カードの使用者に
よって残高の確認等が何時でも行い得るという利便性を
有する。
【0008】これらのカードでは、一部の情報が目視可
能な場合も存在するが、多くの情報はカードに設けられ
た磁気記録層またはIC等に記録されている。
【0009】前記各種カードにおいて、磁気記録層中に
記録された情報および使用の都度、新たに記録された情
報の変化の一部を目視可能にすることが望ましい場合が
ある。
【0010】例えば、テレホンカード(登録商標)の場
合には、使用者は使用の都度、その使用度数(すなわち
残度数)を肉眼で知ることが望ましい。また、乗車券購
入カードの場合には、使用の都度カードに残っている残
額を知ることが望ましく、さらにまたハイウェーカード
の場合には、利用した日付等も目視可能に記録されるこ
とが望ましい。
【0011】このような要求に対して、従来はカードに
パンチで穴をあけ、凡その目安が分かるようにしてい
る。また、カード表面にサーマルヘッド等の記録手段に
よって目視情報を記録する方式も採用されている。さら
に、別の方式としては光や熱で色変化を起こすホトクロ
ミック材料やサーモクロミック材料による記録も提案さ
れている。
【0012】さらに、広く一般に使用されているキャッ
シュカードは、カード基材に磁気記録層,IC等を具備
したものであり、利用者はこのカードを端末機にセット
し、端末機を介して金融機関と取引を行うものである。
【0013】このキャッシュカードを使用して金融機関
と取引を行う場合、カード自体には目視可能な情報は何
ら記録されておらず、端末機より出力される専用の利用
明細票を受け取り、定期的に通帳に記録して取引経過に
関する明細事項を確認しなければならなかった。また、
携帯に便利なことからキャッシュカードは携帯している
ものの通帳を携帯することはなく、利用明細票はその場
で破棄することが多い。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述のごとく、非接触
ICカードはIC回路と外部のデータ処理装置との情報
交換を電磁誘導方式または電波・光方式により遠隔で行
うことができ、しかもセキュリティが高くプラシバシー
が保護され、かつ記憶容量が大きい等、多くの利点があ
るが、従来の非接触ICカードはリライト機能を持って
いない。
【0015】したがって、従来の非接触ICカードを例
えば定期券や会員証カードとして使用した場合、有効期
限が到来したときは使い捨てすることになる。これは非
接触ICカードはコストが高いため、省資源の観点から
大きな問題である。また、従来の非接触ICカードを例
えばプリペイドカードや回数券として使用した場合に、
カード使用時に残額を逐次書き替え表示できない問題が
あった。
【0016】さらに、従来の非接触ICカードでは、例
えば預金通帳として使用した場合に、カード外部よりI
Cユニットへ信号を送ってIC内部情報を書き替える
際、その内部情報の書き替えと同時に目視できるように
表示することができないという問題もあった。
【0017】本発明の目的は、非接触ICカードの持つ
優れた特性をそのまま活かし、さらにリライト機能とI
Cユニットに記憶されている情報の表示機能と耐久性と
を兼備し、かつ安価で極薄型の複合記録媒体を提供する
ことにある。
【0018】本発明の他の目的は、非接触ICカードの
ICユニットにカード外部より信号を送ってIC内部の
情報を書き替えた際、情報の書き替えと同時にその情報
を目視可能に表示する表示機能を持った複合記録媒体を
提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は非接触ICカードの少なくとも一部にリラ
イト層を積層し、このリライト層の表面を保護層で被覆
したものである。
【0020】前記非接触ICカードの製造方法として
は、例えば熱可塑性樹脂を用いた射出成形法により、I
Cユニットを包み込んでカード形状に形成する方法と、
射出成形、または切削加工等を施してICユニット装着
箇所を設けた第1,第2の樹脂板を形成し、その内部に
ICユニットを装着したのち、第1,第2の樹脂板を接
着して一体化する方法等がある。
【0021】そのうちの第1,第2の樹脂板を用いる方
法においては、前記第1,第2の樹脂板の材料として熱
可塑性樹脂と、熱硬化性樹脂のいずれをも使用すること
ができる。
【0022】そして、熱可塑性樹脂としては塩化ビニル
樹脂,ポリスチレン樹脂,ABS樹脂(アクリルニトリ
ルブタジエンスチレン共重合樹脂),SAN樹脂(アク
リルニトリルスチレン共重合樹脂),アクリル樹脂,ポ
リサルホン樹脂,ポリカーボネート樹脂,ポリエチレン
樹脂,ポリプロピレン樹脂,ポリアミド樹脂,ポリアセ
タール樹脂,フッ素樹脂,ポリエステル樹脂等が挙げら
れる。
【0023】また、熱硬化性樹脂としてはフェノール樹
脂,ユリア樹脂,メラミン樹脂,ポリエステル樹脂,エ
ポキシ樹脂,ポリレタン樹脂,キシレン樹脂,シリコー
ン樹脂等が挙げられる。
【0024】前記第1,第2の樹脂板の少なくとも一方
に、ICユニット(ICモジュール)を装着するための
凹部を形成し、この凹部にICユニットを装着する。
【0025】ついで、前記第1,第2の樹脂板の合わせ
面を接着し、一体化して製品である非接触ICカードと
する。
【0026】前記非接触ICカードとリライト層との間
に、必要によりアンカー層,粘着層,ヒートシール層を
介装する。
【0027】前記リライト層には、次のような感熱可逆
記録層と、複合膜層のいずれを用いてもよい。
【0028】前記感熱可逆記録層としては、例えば特開
昭54−119377号公報,特開昭55−15419
8号公報,特開昭61−258853号公報,特開昭5
8−7683号公報,特開昭57−109695号公
報,特開昭57−82086〜82088号公報等に開
示されている感熱記録層からなり、熱により透明状態と
白濁状態とに可逆的に変化し、かつ常温で透明状態と白
濁状態とに保持できるポリマー組成物によって形成する
ものを利用することができる。
【0029】前記ポリマー組成物は、そのいずれも使用
可能であるが、好ましい具体例としてはポリ塩化ビニ
ル,塩化ビニル系共重合体,塩化ビニリデン系共重合
体,ポリエステル等の熱可塑性樹脂をマトリックス材と
し、このマトリックス材中に炭素数10〜30の飽和も
しくは不飽和脂肪酸,それらのエステル,アミドまたは
アンモニウム塩等の有機低分子物質を分散させたものが
挙げられる。
【0030】前記マトリックス材料と有機低分子物質と
の使用比率は、重量比で3:1〜16:1、好ましくは
6:1〜12:1の範囲である。
【0031】また、感熱可逆記録層としてロイコ染料系
の感熱記録層、具体的には特開平4−247985号公
報に記載されている感熱記録層を利用することができ
る。
【0032】すなわち、電子供与性呈色性化合物と電子
受容性化合物とバインダー成分とからなり、電子受容性
化合物として、一般式R1 −PO(OH)3 (式中、R
1 は高級アルキル基又はアルケニル基を表示する)で表
わされる有機リン酸化合物及び/又は一般式R2 −CH
(OH)COOH(式中、R2 は高級アルキル基又はア
ルケニル基を表示する)で表わされるα−位炭素に水酸
基を有する有機酸を利用したロイコ染料系の感熱記録層
からなる感熱可逆記録層を利用することができる。
【0033】前記感熱可逆記録層を形成する方法につい
ては、非接触ICカードのカード基体に直接形成、ラベ
ル貼り付け、転写箔による絵柄転写形成、例えば射出成
形法によりICユニットを包み込んでカード形状を形成
すると同時に転写形成を行う方法、またはカード基体を
射出成形により製造するときに同時に転写形成を行う方
法等のいずれの方法でもよい。
【0034】特に、射出成形と同時に転写形成を行うと
カード基体の変形が小さく、平滑な記録層を形成するこ
とができる。また、転写媒体の剥離層の厚さ分をカード
表面の凹みとすることにより、記録層が表面に突出する
ことの無い形状にし得るため、汚れ、傷付きを減少させ
ることができる。
【0035】さらに、カード基体としてABS樹脂、ポ
リスチレン樹脂、塩化ビニル樹脂を用いた場合には、こ
れらの樹脂の熱変形温度が低いため、前記感熱可逆記録
層の形成を低温で行うことの配慮が必要となる。その形
成方法としては、直接形成の場合は、低沸点溶剤の使用
または電離放射線硬化型樹脂等を用いる方法、転写形成
の場合は低温・低圧力接着性を付与することが必要なた
め、ガラス転移点の低い(好適には60℃以下の)酢酸
ビニル重合体,エチレン−酢酸ビニル共重合体等による
接着剤層を有する転写箔や、加湿接着型の接着剤層を有
する転写箔を用いることが望ましい。
【0036】また、感熱可逆記録層の厚さは、サーマル
プリンター等での印字の際に、カード内の回路へかかる
圧力を緩和させるために20μ以上、好適には50μ以
上であることが望ましい。あるいは、発泡スチレン、ウ
レタンフォーム等からなる圧力緩和層を別に形成してお
いても良い。
【0037】前記複合膜層からなるリライト層には、非
接触ICカードのカード基体表面に形成された高分子物
質と液晶物質とを含有する高分子物質・液晶物質による
ものを用いる。この複合膜層は、液晶物質が製膜性能を
有する高分子物質中に、マイクロカプセル化法,溶媒蒸
発法,懸濁重合法,電離放射線硬化法等の方法によって
ほぼ均一に分散している形態をなすものである。
【0038】前記高分子物質としては、皮膜形成能およ
び耐熱性の良好なものが好ましく、例えばポリ塩化ビニ
ル,塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系
樹脂、ポリ塩化ビニリデン等の塩化ビニリデン系樹脂、
ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアクリレ
ート,ポリメタクリレート,アクリレート・メタクリレ
ート共重合体等によるアクリル系樹脂、ポリウレタン樹
脂等が利用される。このときに、アクリルモノマーやプ
レポリマー等を混合後、電離放射線で硬化させてもよ
い。
【0039】また、液晶物質としては、メモリ性を有す
るスメクチック型の液晶ポリマー、例えば英国プール
(Pool)のBDH化学(BDH Chemica
l)から市販されている”スメクチックA相物質S2”
や、西ドイツのダルムスタット(Darmstadt)
のE.メルク化学(E.Merk Chemical
s)から市販されているK24,K30,K36,ZL
I1840,CB15等が利用される。
【0040】勿論、ネマチック液晶,コレステリック液
晶,ディスコティック液晶,高分子液晶、さらにはこれ
らの混合系も使用できる。また、加熱時に状態転移を生
じさせて書き込みやすくすることもできる。
【0041】例えば、4,4’−ジ−ヘプチロキシアゾ
キシベンゼンは74℃でスメチックC相へ状態転移を生
じ、95℃でネマチック相へ状態転移を生じるため、サ
ーマルプリンターで75℃以上に加熱することによって
配向を乱して発色させ、ついで74〜95℃の間に加熱
し、かつ電場を与えて再配向させ、消色させることもで
きる。
【0042】液晶化合物としては、シッフ塩基系,安息
香酸エステル系,ビフェニル系,シクロヘキシルカルボ
ン酸エステル系,フェニルシクロヘキサン系,ピリジン
系,ジオキサン系,シクロヘキシル・シクロヘキサン系
等があり、用途に応じて適する分子量のものを使用する
のがよい。
【0043】なお、製膜性能を有する高分子物質・液晶
物質による複合膜層において、高分子物質100重量部
に対して液晶物質が10重量部未満になると、その複合
膜層における記録の印字感度が低くなりやすく、鮮明な
記録が得られにくくなる。また、高分子物質100重量
部に対して液晶物質が500重量部を超えるようになる
と、複合膜層の表面への液晶の浸み出しが多くなるた
め、複合膜層の表面に対する保護層としての樹脂層を形
成することが困難になりやすい。このため、製膜性能を
有する高分子物質・液晶物質による複合膜層において
は、製膜性能を有する高分子物質100重量部に対して
液晶物質10〜500重量部を利用するのが好ましく、
より好ましくは50〜200重量部程度の液晶物質が利
用される。
【0044】また、この高分子物質・液晶物質による複
合膜層中に、その複合膜層中の液晶物質の分子と整合し
て液晶物質と同様に光学的な機能を果たす二色性色素分
子を含有させることにより、記録部の呈色を一層明瞭に
することができる。この二色性色素分子としては、例え
ばインドール・ブルー,スーダン・ブラックB,スーダ
ン3,スーダン2、さらにはE.メルク化学(E.Me
rk Chemicals)から市販されているD−3
7,D−43,D−85等を利用することができる。
【0045】製膜性能を有する高分子物質と液晶物質と
を含有する高分子物質・液晶物質からなる複合膜層は、
カード基体表面に対して、複合膜層形成用のコーティン
グ剤として調整されている組成物からなるコーティング
剤を、例えばブレードコート法,リバースコート法,グ
ラビアコート法等にて塗工したのち、これを乾燥するこ
とにより、厚さ1〜50μm程度に形成される。
【0046】また、前記複合膜層は電離放射線硬化型材
料と液晶物質とを混合し、硬化時にほぼ分散層となるよ
うにして形成してもよい。また、複合膜層は例えばシル
クスクリーン印刷,オフセット印刷等によって部分的に
設け得ることは勿論、前述した感熱可逆記録層を形成す
る方法と同様の方法を用いて形成することができる。
【0047】また、この場合の複合膜層の厚さや、前述
した圧力緩和層についても、先の感熱可逆記録層の場合
と同様にすることができる。
【0048】前記保護層は、リライト層を保護するもの
であり、堅牢性に優れた樹脂で形成される。この保護層
は、さらに具体的には例えばシリコン樹脂や分子中に重
合性不飽和結合またはエポキシ基を有するプレポリマ
ー,オリゴマー,および/または単量体等の混合樹脂組
成物からなる電離放射線硬化型樹脂等を利用したコーテ
ィング剤により、0.5〜10μm程度の厚さに形成さ
れる。
【0049】また、前記組成物と保護層用の樹脂とを同
時多層コートしたのち、または前記組成物のコート後に
保護層用の樹脂を重ねてコートし、その直後に通常乾燥
または電離放射線を照射して硬化させ、液晶のブリーデ
ィングが発生する前に保護層で閉じてしまう方法を利用
することもできる。このときに、最初から例えば3μm
のポリエチレンテレフタレートフィルム等を保護層用材
料として使用し、同様の効果を得てもよいことは勿論で
ある。
【0050】さらにまた、リライト層と基体の間に、金
属薄膜等の静電誘導により電荷を誘起する層を設け、電
界消去効果を向上させても良い。
【0051】なお、本発明においてリライト層の下層に
着色層を設け、リライト層に表示された印字を鮮明にか
つ見やすくしてもよい。
【0052】さらに、前記目的を達成するため、本発明
は非接触ICカードの少なくとも一部に発熱部を設け、
この発熱部の一方の面にリライト層を積層し、このリラ
イト層の表面を保護層により被覆したものである。
【0053】本発明において、非接触ICカード,リラ
イト層および保護層については、前述の発明と同様であ
る。
【0054】ところで、本発明において発熱部として
は、例えばITO膜(インジウム・錫酸化物)のような
電極に使用される材料(以下、「電極材料」という。)
や、電磁波によって膜自体が発熱するものを使用する。
【0055】前記電極材料を使用する場合は、発熱を強
くするため、抵抗値を上げたり、線幅を細くすると同時
に、スルーホール方式等を用いてICユニットと電極材
料とを電気的に接続しておく必要がある。勿論、ICユ
ニットには受送信手段の他に、電池等の電源装置を設け
る必要がある。
【0056】前記膜自体が発熱するものを使用する場合
は、ICユニットと電気的に接続する必要がなく、非接
触ICカードのカード基体表面に独立して形成してもよ
い。また、熱を誘起する電磁波は外部から与えてもよい
し、ICユニットから与えるようにしてもよい。
【0057】前記発熱部の製造方法として、電極材料を
使う場合で、スルーホールが必要な場合は、非接触IC
カードのカード基体表面にITO膜等を形成し、表示用
パターンにエッチングしたのち、スルーホールとしての
穴あけを行い、その穴にめっき等を施すことにより導通
させる。ついで、そのパターン上にリライト層を形成す
る。
【0058】また、膜自体を発熱させる場合は、非接触
ICカードのカード基体表面に発熱パターンを形成して
もよいし、カード基体表面に付設する前に、ラベルや転
写箔に発熱パターンを形成し、カード基体表面に貼り付
けてもよい。
【0059】前記発熱部は、電極材料を用いる場合と、
膜自体が発熱するものを用いる場合のいずれにおいて
も、発熱部の抵抗値を何通りか設定しておくことによ
り、電流値や外部電磁波強度に呼応した表示を行わせる
ことができる。
【0060】前記発熱部を設けた本発明において、画像
のシャープ性を向上させる目的、および外部への熱漏れ
を防ぐ目的で、必要な部分に断熱層を形成してもよい。
【0061】前記発熱部と接する部分は、100〜30
0℃もの高温になるため耐熱性が必要となる。そのた
め、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂、好適にはアクリルプ
レポリマー等を光硬化させたもの等、ガラス転移点を3
00℃以上にしたものが望ましい。
【0062】また、発熱体のパターンは、予めセグメン
ト形としても良いし、ドット状で各ドット毎の発熱制御
を行って、種々の文字、数字等の表示を行っても良い。
【0063】
【作用】本発明では、非接触ICカードの少なくとも一
部にリライト層を積層しており、このリライト層に、レ
ジャー施設における1日利用券や駅務関係の定期券等の
用途では、発券者が一括して記録し、再利用することが
できるし、プリペイドカード,回数券等の用途では、カ
ード使用時に逐次表示を書き替えて再利用することがで
きるため、使い捨てを改め、繰り返して使用することが
可能となる。
【0064】また、本発明ではサーマルプリンター,レ
ーザープリンター等により、リライト層に非接触ICカ
ードのIC内部の情報を表示することができるので、I
C内部の情報の表示部として利用することができる。
【0065】さらにまた、プリンターに通信手段を設け
てカードとの情報交換を行わせても良い。これにより、
カードの情報内容の変化に応じた表示がプリンター印字
により可能になる。
【0066】本発明ではリライト層の表面を保護層によ
り被覆しているので、繰り返し使用しても、リライト層
に損傷を与えず、長期間にわたって正常な状態で使用す
ることができる。
【0067】さらに、本発明では非接触ICカードとリ
ライト層との間に発熱部を設けており、カード外部より
ICユニットへ信号を送ると、非接触ICカードのIC
内部の情報が書き替えられるとともに、発熱部の所定パ
ターンの所定部分が発熱することによりリライト層の表
示を変更することができるので、IC内部の情報を書き
替えた際、情報の書き替えと同時にその情報を目視可能
な状態に表示することができる。
【0068】そして、本発明では前記リライト層に感熱
可逆記録層を用いており、さらには前記リライト層に製
膜性能を有する高分子物質と液晶物質とを含有する複合
膜層を用いているので、そのいずれも既に書き込まれて
いる記録を消去し、新たに書き替えることができ、しか
もこれら書き込み−消去を簡単にかつ的確に行うことが
できる。
【0069】また、本発明では前記発熱部に電極材料を
用い、かつこの電極材料とICユニットとを電気的に接
続して構成しており、さらには前記発熱部を外部電磁波
によって発熱する膜で形成しているので、そのいずれも
カード外部より非接触ICカードのICユニットへ信号
を送り、IC内部の情報を書き替えたときに、その通信
情報により所定パターンの所定部分が確実に発熱し、リ
ライト層を通じてIC内部の情報を的確に表示すること
ができる。
【0070】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0071】図1は本発明の一実施例を示す拡大側面図
である。
【0072】この図1に示す実施例では、非接触ICカ
ード1の上面に、アンカー層,粘着層またはヒートシー
ル層4を介してリライト層5が積層されており、このリ
ライト層5の表面は保護層6により被覆されている。
【0073】前記非接触ICカード1は、カード基体2
と、これに内蔵されたICユニット3とにより構成され
ている。前記カード基体2とICユニット3とは、樹脂
を用いて射出成形法によりICユニット3を包み込んで
カード形状に形成する方法、またはカード基体を第1,
第2の樹脂板で形成し、その少なくとも一方にICユニ
ット装着用の凹部を形成しておき、この凹部にICユニ
ット3を装着し、ついで第1,第2の樹脂板を合わせ面
で接着する方法等により、一体に形成されている。
【0074】前記リライト層5は、感熱可逆記録層また
は複合膜層により形成されている。
【0075】前記感熱可逆記録層は、例えばポリマー組
成物から形成されており、この層を記録温度T1 より低
くかつ常温より高い温度T2 に加熱後、冷却すると全体
が透明なフィルムとなり、この透明フィルムにサーマル
ヘッドなどによりT1 以上の温度で印字すると白濁によ
る白色文字が形成される。文字を形成後に再度T2 の温
度に加熱するとこれらの文字は消去され、再度T1 の温
度で印字可能となる。また、逆に全体をT1 の温度で白
濁させ、T2 の温度で抜き文字状に印字することもでき
る。
【0076】一方、前記複合膜層は製膜性能を有する高
分子物質と、液晶物質とを含有する高分子物質・液晶物
質で形成されている。この複合膜層は、例えばコロナ帯
電等による電場に通されると、複合膜層内に分散してい
た液晶粒子中の液晶分子が同一方向に整列され、高分子
物質と液晶物質との屈折率が一致することから透明な状
態が呈される。また、複合膜層は加熱されると、複合膜
層内に分散していた液晶粒子中の液晶分子の配列がラン
ダムな状態となり、高分子物質と液晶物質との屈折率に
差異が生じることから、熱を受けた部分のみが不透明な
濁状態として外部から視認される。この複合膜層では、
前述の透明−濁の状態を記録の消去−書き込みとして利
用してもよく、反対に記録の書き込み−消去として利用
してもよい。
【0077】前記保護層6は、堅牢性に優れた樹脂によ
り形成されている。
【0078】次に、図2は本発明の他の実施例を示す拡
大側面図である。
【0079】この図2に示す実施例では、非接触ICカ
ード1とリライト層5との間に、発熱部7が設けられて
いる。この発熱部7は、ITO膜のごとき電極材料や、
外部電磁波によって膜自体が発熱するもので形成されて
いる。
【0080】前記発熱部7に電極材料を用いた場合に
は、ICユニット3と電極材料とがスルーホール方式等
により電気的に接続されている。また、ICユニット3
には受送信手段の他に、電池等の電源装置が設けられて
いる。
【0081】前記発熱部7に外部電磁波によって膜自体
が発熱するものを用いた場合には、ICユニット3と電
気的に接続する必要がなく、非接触ICカード1のカー
ド基体2の表面に独立して形成してもよい。また、熱を
誘起する電磁波は、外部から与えるようにしてもよく、
ICユニット3から与えるようにしてもよい。
【0082】この図2に示す実施例の他の構成について
は、前記図1に示す実施例と同様である。
【0083】(実施例1) (1)ABS樹脂を用いた射出成形法によりICユニッ
トを包み込んでカード形状とし、このとき同時にスルー
ホール部を形成した。さらに、スルーホール部にめっき
を施してカード基体表面とICユニットとを電気的に接
続し、非接触ICカードを製造した。
【0084】(2)カード基体の上面の一部に、リライ
ト層として感熱可逆記録層を次のように形成した。
【0085】すなわち、塩化ビニリデン−アクリルニト
リル共重合体のテトラヒドロフラン30%溶液60重量
部に、ベヘン酸のテトラヒドロフラン5%溶液10重量
部を加えて混合物を得た。この混合物をカード基体上に
ワイヤーバーにより塗布し、乾燥させて膜厚10μmで
不透明白色状態の感熱可逆記録層を形成した。
【0086】(3)前記感熱可逆記録層の表面を、透明
なポリエステル樹脂による厚さ3μmの保護層により被
覆した。
【0087】(4)実験結果 前述のごとく製造した複合記録媒体を、65℃の雰囲気
に加熱後、冷却したところ、感熱可逆記録層が透明な状
態となった。
【0088】この透明になった感熱可逆記録層にサーマ
ルヘッド(抵抗320Ω)を用いて、印加電圧10Vお
よび印加時間3msecの条件により印字したところ、
印字部分が不透明白色に変化し、鮮明な印字が表れた。
【0089】この印字された複合記録媒体を、表面温度
65℃の加熱ロール2本の間を通過させたところ、感熱
可逆記録層全面が透明となり、白色文字が消滅した。
【0090】以上の書き込み−消去の実験を100回繰
り返した結果、書き込み−消去の性能に変化がなかっ
た。
【0091】(実施例2) (1)前記実施例1と同じ方法により、非接触ICカー
ドを製造した。
【0092】(2)カード基体の上面の一部に、リライ
ト層として複合膜層を次のように形成した。
【0093】すなわち、カード基体の表面に、次のコー
ティング剤をブレードコート法により塗布後、加熱乾燥
させ、厚さ10μmの高分子物質・液晶物質による複合
膜層を形成した。
【0094】コーティング剤 メチルメタクリレート重合体…100重量部 英国プール(Pool)のBDH化学(BDH Che
mical)から市販されている”スメクチックA相物
質による液晶物質S2”…100重量部 メチルエチルケトン…300重量部 トルエン…300重量部
【0095】(3)前記複合膜層の表面を、粘度100
cps/25℃の紫外線硬化性樹脂「セイカビーム;大
日精化工業」による塗工剤をコンマコート方式によって
塗工し、さらに160W/cmの高圧水銀灯による紫外
線の照射をコンベア速度10m/minで行うことによ
り、厚さ5μmの保護層を形成した。
【0096】(4)実験結果 前記実施例2で得られた複合記録媒体を5KVのコロナ
帯電に付したのち、サーマルヘッドで0.3mJ/do
tの感熱記録に付したところ、記録印字が保護層を通し
て白濁状態で視認された。さらに、この感熱記録された
複合記録媒体を5KVのコロナ帯電に付したところ、記
録が消去され、感熱記録を付す前の状態に戻った。
【0097】以上の書き込み−消去の実験を100回繰
り返した結果、書き込み−消去の性能に変化がなかっ
た。
【0098】(実施例3) (1)前記実施例1と同じ方法により、非接触ICカー
ドを製造した。
【0099】(2)カード基体の上面の一部に、発熱部
としてITOをスパッタ法を用いて厚さ200Åに形成
し、所定の回路状にフォトエッチングした。
【0100】(3)前記発熱部の上面に、リライト層と
して感熱可逆記録層を、前記実施例1と同様の方法で形
成した。
【0101】(4)前記感熱可逆記録層の表面を、実施
例1と同じ方法で形成した保護層により被覆した。
【0102】(5)実験結果 外部より非接触ICカードのICユニットへ信号を送る
と、IC内部の情報が書き替えられるとともに、発熱部
の所定パターンの所定部分が発熱し、良好な表示が行わ
れた。また、ICユニットに別の信号を送ったところ、
信号に対応した別の表示が行われた。
【0103】この実験を100回繰り返して行った結
果、性能に全く変化が見られなかった。
【0104】
【発明の効果】以上説明した本発明の請求項1記載の発
明では、非接触ICカードの少なくとも一部にリライト
層を形成し、このリライト層の表面を保護層により被覆
しており、リライト層に随時情報を書き込み−消去し、
繰り返して使用できるため、非接触ICカードを使い捨
てすることなく、長期間にわたって使用し得る効果があ
り、IC内部の情報をリライト層に表示できるので、リ
ライト層をIC内部の情報の表示部として使用し得る効
果があり、またリライト層の表面を保護層により被覆
し、保護しているので、リライト層に損傷を与えず、長
期間にわたって正常な状態で使用し得る効果があり、さ
らには非接触ICカードの持つ優れた特性を活かし、し
かも安価にかつ極薄型に形成し得る効果もある。
【0105】また、本発明の請求項2記載の発明では、
非接触ICカードの少なくとも一部に発熱部を設け、こ
の発熱部の一方の面にリライト層を形成しており、カー
ド外部より非接触ICカードのICユニットへ信号を送
ることにより、IC内部の情報が書き替えられるととも
に、発熱部の所定パターンの所定部分が発熱し、リライ
ト層の表示を変更させることができるので、IC内部の
情報の書き替えと同時にその情報を表示し得る効果があ
る。
【0106】さらに、本発明の請求項3記載の発明で
は、リライト層を感熱可逆記録層で形成しており、さら
には請求項4記載の発明ではリライト層を、製膜性能を
有する高分子物質と液晶物質とを含有する複合膜層で形
成しているので、そのいずれの発明においても、記録の
書き込み−消去を簡単にかつ的確に行い得る効果があ
る。
【0107】そして、本発明の請求項5記載の発明で
は、発熱部に電極材料を用い、かつこの電極材料とIC
ユニットとを電気的に接続して構成しており、さらには
請求項6記載の発明では発熱部を外部電磁波によって発
熱する膜で形成しているので、そのいずれの発明におい
ても、カード外部より非接触ICカードのICユニット
へ信号を送ってIC内部の情報を書き替えたときに、書
き替えられた情報をリライト層を通じて的確に表示し得
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す拡大側面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す拡大側面図である。
【符号の説明】
1…非接触ICカード 2…カード基体 3…ICユニット 5…リライト層 6…保護層 7…発熱部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B42D 15/10 501 D G06K 19/07 19/077 G06K 19/00 H K

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード基体内にICユニットを内蔵した
    非接触ICカードの少なくとも一部に、リライト層が積
    層され、このリライト層の表面が保護層により被覆され
    ていることを特徴とする複合記録媒体。
  2. 【請求項2】 カード基体内にICユニットを内蔵した
    非接触ICカードの少なくとも一部に、発熱部が設けら
    れ、この発熱部の一方の面にリライト層が積層され、こ
    のリライト層の表面が保護層により被覆されていること
    を特徴とする複合記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記リライト層が感熱可逆記録層で形成
    されていることを特徴とする請求項1または2記載の複
    合記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記リライト層が製膜性能を有する高分
    子物質と液晶物質とを含有する複合膜層で形成されてい
    ることを特徴とする請求項1または2記載の複合記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 前記発熱部が電極に使用される材料で形
    成され、この電極に使用される材料と前記ICユニット
    とが電気的に接続されていることを特徴とする請求項2
    記載の複合記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記発熱部が外部電磁波によって発熱す
    る膜で形成されていることを特徴とする請求項2記載の
    複合記録媒体。
JP5167419A 1993-06-14 1993-06-14 複合記録媒体 Pending JPH0768978A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000023942A1 (en) * 1998-10-21 2000-04-27 The Nippon Signal Co., Ltd Card with display function
US8148298B2 (en) 2006-03-29 2012-04-03 Ricoh Company, Ltd. Method for cleaning reversible thermosensitive recording medium, and image processing method

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US6457650B1 (en) 1998-10-21 2002-10-01 The Nippon Signal Co., Ltd. Card with display function
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