JPH07682A - 洗濯機の駆動モータ支持装置 - Google Patents

洗濯機の駆動モータ支持装置

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Publication number
JPH07682A
JPH07682A JP5147415A JP14741593A JPH07682A JP H07682 A JPH07682 A JP H07682A JP 5147415 A JP5147415 A JP 5147415A JP 14741593 A JP14741593 A JP 14741593A JP H07682 A JPH07682 A JP H07682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive motor
mounting surface
washing machine
motor
pulley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5147415A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Noguchi
義之 野口
Yoji Okazaki
洋二 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5147415A priority Critical patent/JPH07682A/ja
Publication of JPH07682A publication Critical patent/JPH07682A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝導ベルトによる効率のよい動力伝達と振
動、騒音を小さく抑える。 【構成】 パルセータ5側に直結されたプーリ9と、駆
動モータ11のモータプーリ13とを伝導ベルト15に
よって伝導連結する一方、前記駆動モータ11を、洗濯
機本体1の床板パネル21の取付面23に複数の弾性体
19を介して支持し、前記床板パネル21の取付面23
を水平面に対して傾斜させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗濯機の駆動モータ
支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洗濯機の駆動モータを支持する一
般的な支持手段としては、例えば図8に示すものが知ら
れている。
【0003】即ち、洗濯機本体101の床板パネル10
3の取付面に、駆動モータ105のモータ本体から延長
された支持ブラケット107を、弾性体109を介して
支持するようになっている。
【0004】弾性体109は、ゴム等の材質によりほぼ
中央部位に周方向の取付溝111を有する円筒状に形成
され、取付けボルト113によって前記床板パネル10
3の取付面にボルト止めされた構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した如く弾性体1
09は、駆動モータ105を支持する支持機能に加え
て、駆動モータ105からの振動を吸収する防振機能を
備えている。
【0006】ところで、駆動モータ105からの動力
は、モータプーリ115と、パルセータ117のプーリ
119とに掛回された伝導ベルト121によって伝達さ
れる所から、スリップすることがないよう伝導ベルト1
21に一定の緊張力が必要となる。このために、弾性体
109には水平(矢印)方向の張力に対して踏んばれる
一定の強度剛性が要求され、所定の固さをもたせる必要
がある。反面、この固さは上下方向(引張り方向)にも
固さを持つことになり、このことは上下方向の振動の吸
収が悪くなることを意味する。
【0007】振動の吸収率を高めるには、弾性体109
に柔軟性を持たせればよいが、踏ん張り力が弱くなり伝
導ベルト121の緊張力に影響がでて動力伝達率が悪く
なる。逆に、弾性体109の強度剛性をアップし、踏ん
張り力を高めて伝導ベルト121の緊張力を確保する
と、振動の吸収率が悪くなり、振動の吸収率と伝導ベル
ト121による動力伝達率とは相反する関係にあった。
【0008】そこで、この発明は、簡単な工夫によって
伝導ベルトの張力に負けることがなく、しかも、振動の
吸収にも悪影響を与えることのない洗濯機の駆動モータ
支持装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、パルセータ側に直結されたプーリと、
駆動モータのモータプーリとを伝導ベルトによって伝導
連結する一方、前記駆動モータを、洗濯機本体の床板パ
ネルの取付面に複数の弾性体を介して支持し、前記床板
パネルの取付面を水平面に対して傾斜させてある。
【0010】そして好ましい実施態様として、取付面
を、駆動モータのモータ軸心線に対して放射方向に傾斜
させるものである。
【0011】
【作用】かかる駆動モータ支持装置によれば、運転時に
おいて、伝導ベルトによって弾性体に発生する張力方向
の力は、取付面の傾斜角によって水平方向と垂直方向に
分解される結果、弾性体に働らく水平方向の力は、伝導
ベルトの張力に比べて小さくなる。
【0012】したがって、張力が小さくなった分、弾性
体の強度剛性、即ち、柔軟性を増すことが可能になると
共に上下方向の振動に対しても水平方向と垂直方向に分
解されるため床板パネルに伝わる振動を小さく迎えられ
る。
【0013】
【実施例】以下、図1乃至図5の図面を参照しながらこ
の発明の一実例を詳細に説明する。
【0014】図中1は洗濯機本体を示しており、洗濯機
本体1の内部には洗濯槽3及び図示しない脱水槽が配置
されている。
【0015】洗濯槽3は、底部にパルセータ5を有し、
洗濯機本体1および底板パネル21によって固定されて
いる。
【0016】パルセータ5は、洗濯槽3の底部から外に
延長された伝達軸7に装着され、外に延長された伝達軸
7にはプーリ9が装着されている。
【0017】プーリ9は、駆動モータ11のモータプー
リ13と伝導ベルト15を介して伝導連結し、駆動モー
タ11からの回転動力が与えられるようになっている。
【0018】駆動モータ11は、モータ本体から支持ブ
ラケット17が延長され、支持ブラケット17は、弾性
体19を介して洗濯機本体1の底板パネル21の取付面
23に、固定ボルト25によってボルト止めされてい
る。
【0019】弾性体19は、弾性変形可能な材質によっ
て周方向の取付溝27を有する円筒形に形成され、取付
溝27には前記支持ブラケット17が嵌挿支持されてい
る。
【0020】一方、床板パネル21の取付面23は、水
平面Gに対して所定角度θ傾斜している。取付面23の
傾斜方向は、伝導ベルト15による引張り方向(矢印
イ)に対して上昇傾斜する形状となっているが、図3に
示すように下降傾斜する形状であってもよい。
【0021】このように構成された駆動モータ支持装置
によれば、駆動モータ11からの回転動力は、伝導ベル
ト15を介してパルセータ5に伝達されるようになる。
【0022】この運転時において、弾性体19には図4
に示すように垂直方向(Y方向)と水平方向(X方向)
の力が作用する。
【0023】即ち、伝導ベルト15の張力により発生す
る力をF1、上下方向に発生する力の内、上方のものを
F2、下方向のものをF3とすると、駆動モータ上方向
振動時は、 垂直方向:F1・Y+F2・Y≒ F2・Y (水平方向:F1・X−F2・X≒−F2・X) 駆動モータ下方向振動時は、 垂直方向:F1・Y−F3・Y≒−F3・Y (水平方向:F1・X+F3・X≒ F3・X) となる。
【0024】また、傾斜方向が異なる図3の場合には、
モータ上方向振動時は、 垂直方向:−F1・Y+F2・Y≒F2・Y (水平方向: F1・X+F2・X≒F2・X) モータ下方向振動時は、 垂直方向:−F1・Y−F3・Y≒−F3・Y (水平方向: F1・X−F3・X≒−F3・X) となり、伝導ベルト15の張力による力F1は、駆動モ
ータ11の上下振動時の力F2,F3に比べて非常に小
さくなるので、その合力は前記のように近似すると共に
弾性体19に柔軟性を持たせることが可能となる。
【0025】一方、床板パネル21に作用する駆動モー
タ11の上下振動の力は、それぞれの方向に発生する力
のうちの垂直成分だけとなり、元の振動の力から水平方
向の力をのぞいた分だけ小さくなる。このため、弾性体
19による振動吸収がよくなり、振動・騒音は小さく抑
えれる。
【0026】図6と図7は、床板パネル21の取付面2
3の変型例を示したものである。
【0027】図6の取付面23は、駆動モータ11のモ
ータ軸心線Wへ向かって放射方向に上昇傾斜する形状と
なっている。
【0028】また、図7の取付面23は、駆動モータ1
1のモータ軸心線Wへ向かって放射方向に下降傾斜する
形状となっている。
【0029】したがって、この実施例によれば、床板パ
ネル21の取付面23は、モータ軸心線Wを挾んで左側
と右側では、傾斜方向の異なる取付面23となり、傾斜
方向の異なる取付面23をそれぞれ組合せた支持支段と
なり、振動の向きに影響されることなく効率よく振動を
吸収することが可能となる。また、伝導ベルト15の張
力を確実に確保できる。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したようにこの発明の駆動モ
ータ支持装置によれば、取付面を傾斜させる簡単な工夫
によって、弾性体に柔軟性を与えることが可能になると
共に、しかも伝導ベルトの張力を確実に確保できるよう
になり、効率のよい動力伝達が得られる。また、振動や
騒音を小さく抑えられるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる駆動モータの支持装置を示し
た概要説明図。
【図2】図1のA−A線拡大断面図。
【図3】取付面の傾斜方向が異なる実施例を示した説明
図。
【図4】図1の取付面の動作説明図。
【図5】図3の取付面の動作説明図。
【図6】取付面の変形例を示した説明図。
【図7】取付面の変形例を示した説明図。
【図8】従来例を示した図1と同様の説明図。
【符号の説明】
1 洗濯機本体 5 パルセータ 9 プーリ 11 駆動モータ 13 モータプーリ 15 伝導ベルト 21 床板パネル 23 取付面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルセータ側に直結されたプーリと、駆
    動モータのモータプーリとを伝導ベルトによって伝導連
    結する一方、前記駆動モータを、洗濯機本体の床板パネ
    ルの取付面に複数の弾性体を介して支持し、前記床板パ
    ネルの取付面を水平面に対して傾斜させたことを特徴と
    する洗濯機の駆動モータ支持装置。
  2. 【請求項2】 パルセータ側に直結されたプーリと、駆
    動モータのモータプーリとを伝導ベルトによって伝導連
    結する一方、前記駆動モータを、洗濯機本体の床板パネ
    ルの取付面に複数の弾性体を介して支持すると共に、前
    記床板パネルの取付面を、駆動モータのモータ軸心線に
    対して放射方向に傾斜させたことを特徴とする洗濯機の
    駆動モータ支持装置。
JP5147415A 1993-06-18 1993-06-18 洗濯機の駆動モータ支持装置 Pending JPH07682A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5147415A JPH07682A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 洗濯機の駆動モータ支持装置

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JP5147415A JPH07682A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 洗濯機の駆動モータ支持装置

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JPH07682A true JPH07682A (ja) 1995-01-06

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ID=15429792

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JP5147415A Pending JPH07682A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 洗濯機の駆動モータ支持装置

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JP (1) JPH07682A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011119215A1 (en) 2010-03-25 2011-09-29 Dow Global Technologies Llc A pretreated epoxidation catalyst and a process for producing an olefin therewith
DE112016007268T5 (de) 2016-10-27 2019-06-13 Mitsubishi Electric Corporation Werkstücktransportvorrichtung

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011119215A1 (en) 2010-03-25 2011-09-29 Dow Global Technologies Llc A pretreated epoxidation catalyst and a process for producing an olefin therewith
DE112016007268T5 (de) 2016-10-27 2019-06-13 Mitsubishi Electric Corporation Werkstücktransportvorrichtung
US10583568B2 (en) 2016-10-27 2020-03-10 Mitsubishi Electric Corporation Workpiece conveying device

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