JPH0767928B2 - 包装袋体の耳部折り曲げ装置 - Google Patents

包装袋体の耳部折り曲げ装置

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JPH0767928B2
JPH0767928B2 JP2119610A JP11961090A JPH0767928B2 JP H0767928 B2 JPH0767928 B2 JP H0767928B2 JP 2119610 A JP2119610 A JP 2119610A JP 11961090 A JP11961090 A JP 11961090A JP H0767928 B2 JPH0767928 B2 JP H0767928B2
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ear
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昭英 植野
邦彦 伊藤
明義 武山
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株式会社フジキカイ
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、包装袋体の前後端部に形成された耳部を、
当該袋体の下面に沿って確実に折り曲げ得る簡単な構成
に係り折り曲げ装置に関するものである。
従来技術 製袋充填包装機により包装された包装袋体の前後端部に
は、所定長さの耳部が形成されており、両耳部を包装袋
体の底面に沿って折り込んだ包装形態が知られている。
このように包装袋体の耳部を折り曲げる装置として、例
えば実公昭57−58085号公報に係る考案「製袋耳部折り
曲げ装置」が存在する。この装置は、横型製袋充填包装
機で製造された包装体を挟む上下に、一対のコンベヤが
連続走行可能に配設され、包装体を両コンベヤで挟持し
た状態で移送するよう構成してある。また下部コンベヤ
には、走行方向に所定間隔毎に空間部が形成され、包装
体における後側の耳部が該空間部に到来したタイミング
で、押し下げ部材が下降して後側耳部を下方に折り曲げ
るようになっている。前記下部コンベヤは、上部コンベ
ヤより高速走行するように設定されており、従って空間
部に臨む後側耳部は下部コンベヤの走行に伴って包装体
の底面に折り込まれる。更に下部コンベヤの下流側に咬
持装置が配設され、この咬持装置は包装体の到来する以
前には前側耳部の移動軌跡よりも上方に傾動しており、
該耳部が咬持装置の下方に到来したタイミングで下方に
傾動するよう構成されている。従って、前側耳部は下方
に折り曲げられると共に、前記上部コンベヤにより包装
体が引続いて移送されることによって、包装体の底面に
折り込まれる。
同じく包装袋体の耳部を折り曲げる装置としては、実願
昭52−122911号(実開昭54−52463号)のマイクロフィ
ルムに記載される考案が存在する。この考案に係る「前
後端耳部折り曲げ装置」は、エンドレスコンベヤ1の下
方より上昇・下降する押上げ部材9を備えると共に、こ
の押上げ部材9は両側に突起部材10,10を有し、更に該
押上げ部材9の対向上部位置に一対の耳部折り曲げガイ
ド部材8,8を所定間隔で配設した構成を採用している。
そして該装置を運転すると、エンドレスコンベヤ1で搬
送される包装体28は、所要タイミングで前記押上げ部材
9により垂直上方へ押上げられ、該押上げ部材9の両側
突起部材10,10と、上方に対向位置する耳部折り曲げガ
イド部材8,8との協働作用下に前後端耳部が下側へ折り
曲げられる。なおこの装置では、包装体28の後側耳部を
折り込む手段として、耳部折り曲げガイド部材8,8上を
水平方向に往復動する後側耳部折り込み板26を備え、ま
た該包装体28の払い出し手段として、プッシャー27を備
えている。このとき包装体28の後側耳部を折り込んだ後
に、該包装体28を払い出さねばならないから、第1図に
示される如く、水平方向に延出する後側耳部折り込み板
26は、プッシャー27よりも前方側に突出した構成となっ
ている。
発明が解決しようとする課題 先に説明した実公昭57−58085号に係る「製袋耳部折り
曲げ装置」では、包装体を上下のコンベヤで挟持した状
態で移送するため、包装体に充填される被包装物が生菓
子等の変形し易いものの場合は、該被包装物が移送中に
変形したり潰れたりする等の欠点がある。また、下部コ
ンベヤは上部コンベヤよりも高速で走行するので、下部
コンベヤが包装体の底面をこすりつつ移動し、包装体を
損傷させる難点も指摘される。更に被包装物が球状物や
底面積が少なく不安定な製品においては、上下のコンベ
ヤで挟持されていても、両コンベヤの走行速度が異なっ
ていることに起因して、移送中に包装体の姿勢が変化し
て確実な耳折りが達成されないことが往々にしてあっ
た。また、包装体の移送中に前後の耳部を折り込む構成
であるため、機構が複雑になって製造コストが嵩む等の
問題も指摘される。
また実願昭52−122911号のマイクロフィルムに記載され
る「前後端耳部折り曲げ装置」では、前述の如く包装体
の後側耳部を折り込むために水平方向に往復動する折り
込み板を必要とすると共に、該包装体を払い出す手段と
してプッシャーを備えている。しかるにこれら折り込み
板およびプッシャーは水平な往復運動を行なうものであ
るから、両部材が後方へ復動する分だけタイムラグを生
じることになり、製袋充填包装機を高速で稼働させよう
とする要求に応じ得ない重大な欠点を有している。
発明の目的 この発明は、前述した耳部の折り曲げ装置に内在する前
記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたも
のであって、殊に生菓子等の変形し易い被包装物であっ
ても該被包装物を変形させることなく、しかも製袋充填
包装機の高速稼働を損なうことなく、耳部を確実に折り
曲げ得る簡単な構成に係る手段を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 前述の問題点を克服し、所期の目的を達成するため本発
明は、製袋充填包装機から供給された包装袋体を導入す
るコンベヤの下流側に昇降自在に配設され、該包装袋体
の胴部を載置する保持台を所要上方位置まで押し上げる
リフターと、前記保持台の前後端部に配設されて所定高
さ突出し、該保持台に載置した包装袋体の前後耳部の下
面を支持する一対の耳部折り込み部材と、前記リフター
の上方に平行に配設され、該リフターにより押し上げら
れる包装袋体の前後耳部を、前記耳部折り込み部材との
協働作用下に下方に折り曲げる一対の耳部折り曲げガイ
ドとを備える包装袋体の前後耳部を折り曲げる装置にお
いて、 前記耳部折り曲げガイドの上方に配設され、前記リフタ
ーにより押し上げられて両耳部が折り曲げられた包装袋
体を垂下状態で吸着保持する吸着装置と、 前記リフターの上方を水平に循環走行するよう配設した
索体に所定間隔で多数設けられると共に、垂直部および
水平部を有するL字形状に形成され、前記耳部折り曲げ
ガイドの上方でかつ前記吸着装置の下方を下流側に向け
走行して、前記水平部の先端を該吸着装置に吸着保持さ
れた包装袋体の折り曲げられた後側耳部に当接させるこ
とにより、該後側耳部を袋体下面に沿って折り込むと共
に該袋体を掬い受けた状態で下流側へ移送するアタッチ
メントとから構成したことを特徴とする。
実施例 次に、本発明に係る包装袋体の耳部折り曲げ装置につ
き、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以
下説明する。なお説明の便宜上、「前後」とは、包装袋
体の移送方向の前後を指称するものとする。第1図は、
実施例に係る折り曲げ装置10の全体構成を示す概略図で
あって、例えば横型製袋充填包装機(図示せず)におけ
る排出コンベア12の下流側に導入コンベヤ14が配設さ
れ、包装機で製造された包装袋体16は、排出コンベア12
から導入コンベヤ14に受け渡される。そして、この包装
袋体16は、該導入コンベヤ14の下流側に配設したリフタ
ー18に供給される。なお、前記包装袋体16には、包装機
のエンドシール装置20に配設した折り癖工具22,22によ
り、胴部と前後の耳部16a,16bとの間に予め折り癖が付
けられる。
第3図(a)に示す如く、エンドシール装置20は上下に
対向する一対のエンドシーラー24,24を備え、各エンド
シーラー24の前後両側に折り癖工具22が夫々配設されて
いる。上下に対向する折り癖工具22,22の対向面には、
凹部22aと凸部22bとが対応的に形成されており、該凹部
22aと凸部22bとを包装袋体16の耳部16a(16b)を挟んで
嵌合することによって、該耳部16a(16b)に折り癖が付
けられる。これにより、耳部16a,16bを折り癖に沿って
確実かつ奇麗に折り曲げることができる。前記導入コン
ベヤ14の下流側には、包装袋体16を所定高さだけ押し上
げるリフター18が配設され、該リフター18に包装袋体16
が、その移送方向の前後に耳部16a,16bを整列させた状
態で供給される(第3図(b)参照)。このリフター18
は、包装袋体16が載置される支持台26と、該支持台26の
底部に垂設した昇降バー28と、該昇降バー28に連結した
昇降機構30とから基本的に構成される。支持台26は、第
2図に示す如く、包装袋体16の胴部が載置される保持台
32と、該保持台32の前後両端に配設した一対の耳部折り
込み部材34,34とからなり、保持台32の移送方向と交差
する方向の寸法は、折り込み部材34の寸法よりも短く設
定されている。また耳部折り込み部材34の上端は、保持
台32の載置面よりも上方に突出し、該保持台32に包装袋
体16の胴部が載置された状態で、折り込み部材34の上端
が、胴部と耳部16a(16b)との間の下面に当接するよう
構成されている(第3図(c)参照)。
前記支持台26の下方には、図示しない基枠に昇降バー28
と平行に延在する支持板36が配設され、この支持板36に
は、昇降バー28を挟む左右の関係で対をなす案内ローラ
38,38が、上下に所定間隔離間して2組配設され、昇降
バー28は4個の案内ローラ38に案内されて垂直に昇降す
る。なお、昇降バー28の案内ローラ38と対向する両側面
には、第2図に示す如く、長手方向に沿って長溝28aが
形成されており、案内ローラ38はこの長溝28aに摺動自
在に嵌合している。前記昇降バー28の下端部近傍には、
第1図に示す如く、昇降機構30を構成するロッド40の上
端が回動自在に枢支されている。また前記支持板36の下
方には、基枠に突設したピン42に長手方向の一端が回動
自在に枢支されたアーム44が配設され、該アーム44の他
端に前記ロッド40の下端が回転自在に枢支されている。
なお、ロッド40は、長さ寸法が可変可能なターンバック
ルで構成され、前記支持台26の昇降高さを適宜調節し得
るよう構成してある。
第1図に示す如く、アーム44に近接して正面カム46が回
転自在に配設され、該カム46に設けた図示形状のカム溝
46aに、アーム44に枢支したカムフォロワ48が摺動自在
に臨んでいる。この正面カム46は、チェン−スプロケッ
ト等の連繋手段50を介して駆動モータ51に接続されてい
る。従って、駆動モータ51を所定方向に回転駆動するこ
とにより、正面カム46と係合するアーム44が揺動し、こ
れによって支持台26が昇降移動する(第3図(c)、
(d)参照)。なお、前記駆動モータ51としては、サー
ボモータが好適に使用され、後述する製品検知センサ52
の製品検知に基づく制御指令により間欠駆動される。
前記リフター18の配設位置には、第2図に示す如く、
形状を呈する一対の載置台53,53が、前記支持台26を挟
んで移送方向と交差する方向に対向的に配設されてい
る。該載置台53における水平部53aの上面レベルは、前
記耳部折り込み部材34の上端レベルと略一致するよう設
定される。また両載置台53,53は、支持台26(保持台3
2)の昇降を許容する長さだけ離間して配設されてい
る。すなわち、前記導入コンベヤ14により移送される包
装袋体16は、第3図(b)に示す如く、先ず両載置台5
3,53に載置されて、リフター18による押し上げを待機す
るよう構成されている。そしてリフター18が上昇する
と、第3図(c)に示す如く、支持台26の保持台32に包
装袋体16の胴部が載置されると共に、両耳部折り込み部
材34,34の上端が、対応の耳部16a,16bの下面に当接する
ようになっている。
前記導入コンベヤ14とリフター18を挟む位置にストッパ
54が配設され、該ストッパ54は、導入コンベヤ14により
移送される包装袋体16における前側耳部16aの先端が当
接されて、該包装袋体16の停止位置決めを行なうべく機
能する。このストッパー54には、第1図に示す如く、例
えば光電管からなる製品検知センサ52が配設され、該セ
ンサ52が包装袋体16の前側耳部16aを検知するよう構成
されている。そして、該検知センサ52の製品検知に基づ
いて、前記駆動モータ51が始動される。
前記リフター18の上方には、第1図に示す如く、包装袋
体16の移送方向に前記支持台26の通過を許容する距離だ
け離間して一対の耳部折り曲げガイド55,55が平行に配
設されている。この折り曲げガイド55,55は、第3図
(c),(d)に示す如く、前記リフター18の耳部折り
込み部材34,34との協働作用下に、包装袋体16の前後の
耳部16a,16bを下方に折り曲げるべく機能する。また、
後述するアタッチメント56の移送方向前側に位置する折
り曲げガイド55は、包装袋体16の前側耳部16aを底面に
沿って折り込む機能も兼ねる。なお、耳部折り曲げガイ
ド55は、第2図に示す如く、長手方向の両端部近傍の上
部が所定長さに亘って切欠かれており、該切欠部55aは
アタッチメント56の上方通過を許容するべく機能する。
前記耳部折り曲げガイド55,55の上方には、吸着面を下
方に指向した吸着装置57が配設され、第3図(d)に示
す如く、前記リフター18により押し上げられた包装袋体
16の上面を吸着保持するよう構成されている。なお、吸
着装置57の吸着力は、リフター18が下降しても包装袋体
16を落下させることなく保持するが、前記アタッチメン
ト56による包装袋体16の移送は許容する値に設定されて
いる。
また耳部折り曲げガイド55の上方には、包装袋体16の移
送コンベヤ58が配設されている。この移送コンベヤ58
は、前記導入コンベヤ14の走行方向と平行な方向に所定
間隔離間して配設した一対のスプロケット59,59と、両
スプロケット59,59間に巻掛けられた無端チェン60と、
該無端チェン60の走行方向に所定間隔毎に配設したアタ
ッチメント56とから構成されている。該移送コンベヤ58
における上流側のスプロケット59には、同軸的に別のス
プロケット61が一体回転可能に配設される。なお、前記
正面カム46に隣接して、該正面カム46に歯車等の動力伝
達手段62を介して連結されるスプロケット63が回転自在
に配設されており、このスプロケット63と前記スプロケ
ット61との間にチェン64が巻掛けられている。すなわ
ち、当該移送コンベヤ58は、前記リフター18を昇降駆動
する駆動モータ51により駆動される。なお、実施例では
前記アタッチメント56をスプロケット−チェンにより移
動するよう構成したが、例えばプーリとベルトまたはワ
イヤ等により移動させるようにしてもよい。
前記アタッチメント56は、第2図に示す如く、側面にお
いてL字形状に形成されると共に、略中央部がL字形状
に切欠かれており、前記耳部折り曲げガイド55の上方を
干渉することなく移動し得るよう構成されている。ま
た、この切欠部56aは、後述するラベル65の貼着に際
し、該ラベル65の包装袋体16底面への貼着を許容するべ
く機能する。なお、図面に示す如く、アタッチメント56
における垂直部56bの後面側には、移送方向と交差する
方向に延出する連結杆66が配設され、この連結杆66の突
出端部が前記無端チェン60に連結されている。すなわ
ち、無端チェン60が前記吸着装置56に干渉することな
く、アタッチメント56を吸着装置57の下方を移動させ得
るよう構成してある。前記アタッチメント56は、第3図
(e)に示す如く、その水平部56c上に前記吸着装置57
に吸着保持された包装袋体16を掬い受けた状態で、後述
する排出コンベヤ67まで移送すると共に、該水平部56c
の先端を包装袋体16の後側耳部16bに当接して、これを
袋体16の底面に沿って折り込むべく機能する。
前記耳部折り曲げガイド55,55の配設位置より移送方向
下流側には、第2図に示す如く、前記アタッチメント56
により移送される包装袋体16の両側面(移送方向と交差
する方向の両側面)の位置規制を行なう一対の側部案内
部材68,68が所定間隔離間して配設される。また、両側
部案内部材68,68の中間には、アタッチメント56の切欠
部56aに対応する位置に底部案内部材69が配設され、該
底部案内部材69に、包装袋体16の底面側に折り込まれた
前側耳部16aが摺接するよう構成されている。両案内部
材68,69は、後述する排出コンベヤ67の近傍まで、移送
コンベヤ58と平行に配設される。なお、第1図に示す如
く、底部案内部材69の上方には、前記アタッチメント56
により移送される包装袋体16の上方への浮き上がりを防
止する上部案内部材79が、底部案内部材69と平行に延在
している。
前記底部案内部材69の下流側の適宜位置には、包装袋体
16の底面にラベル65を貼り付けるラベル貼着装置70が配
設されている。すなわち、第1図に示す如く、底部案内
部材69の下方に長尺な帯体71を所定直径で巻回したロー
ル体72が回転自在に配設され、帯体71には包装袋体16の
耳部16a,16bを袋体16に貼着するラベル65が所定間隔で
剥離可能に貼着されている。また、ロール体72から引出
された帯体71は、複数の案内ローラ73を介して巻取りロ
ーラ74に巻取られるようになっている。そして、案内ロ
ーラ73により案内される帯体71は、その引出し途中にお
いて、前記アタッチメント56により移送される包装袋体
16における底面の移動軌跡上に臨み、帯体71から剥離さ
れたラベル65を包装袋体16の底面に貼着するよう構成さ
れている。なお、ラベル貼着位置には、前記底部案内部
材69は配設されておらず、ラベル65の貼着に支障を来た
すことがないようになっている。
また、ラベル貼着位置の下流側に、移送される包装袋体
16の底面に当接する貼着ローラ75が回転自在に配設され
る。更にラベル貼着位置の上方に、例えばスポンジ等か
らなる弾性ベルト76を走行自在に配設した押え装置77が
配設されている。すなわち、包装袋体16にラベル65を貼
着するに際しては、第3図(f)に示す如く、該袋体16
は押え装置77と貼着ローラ75とにより挟持されるので、
ラベル65の確実な貼着を達成し得る。
前記貼着ローラ75の更に下流側には、第1図に示す如
く、排出コンベヤ67および排出シュート78が配設されて
いる。そして、アタッチメント56により移送されて、そ
の移送途中に耳部16a,16bの折り曲げおよびラベル65の
貼着がなされた第4図に示す如き包装袋体16は、該排出
コンベヤ67および排出シュート78を介して後工程に回さ
れるよう構成してある。
実施例の作用 次に、前述した実施例に係る折り曲げ装置の作用につき
説明する。横型製袋充填包装機により被包装物が充填さ
れた包装袋体16は、エンドシールが施される際に、第3
図(a)に示す如く、エンドシール装置20に配設した折
り癖工具22,22を介して胴部と耳部16a,16bとの間に折り
癖が付けられる。この包装袋体16は、包装機の排出コン
ベヤ12を介して導入コンベヤ14まで移送され、更に導入
コンベヤ14によりリフター18に供給される。導入コンベ
ヤ14により供給された包装袋体16は、第3図(b)に示
す如く、前記載置台53,53に移載されると共に、その前
側耳部16aの先端がストッパ54に当接して停止位置決め
される。このとき、ストッパ54に配設した製品検知セン
サ52が、リフター18の適宜位置への包装袋体16の到来を
検知する。
前記製品検知センサ52の製品検知により、前記駆動モー
タ51が運転を開始して、前記正面カム46を回転させる。
正面カム46の回転によりカムフォロワ48を介して係合す
るアーム44がピン42を支点として揺動し、これにより昇
降バー28は複数の案内ローラ38に案内されつつ上昇す
る。このとき、支持台28の保持台32に包装袋体16の胴部
が載置支持されると共に、一対の耳部折り込み部材34,3
4の先端が包装袋体16における前後の耳部16a,16bに下面
から当接する。
そして、前記支持台26に支持されて押し上げられる包装
袋体16の前後の耳部16a,16bは、第3図(c)に示す如
く、その上面が前記一対の耳部折り曲げガイド55,55に
当接して上方への移動が阻止される。また、耳部16a(1
6b)における胴部との間の下面には前記耳部折り込み部
材34の先端が当接しているので、耳部16a(16b)は、前
記折り癖に沿って垂直下方に折り曲げられる。
前述した如く両耳部16a,16bが折り曲げられた包装袋体1
6は、更に上方に押し上げられ、第3図(d)に示す如
く、前記吸着装置57に上面が吸着保持される。このと
き、包装袋体16の耳部16a,16bは、その下端近傍が対応
の折り曲げガイド55に当接して、元に戻るのを規制され
ている。次いで支持台26が下降するタイミングに調時し
て、リフター18と同一の駆動モータ51により間欠的に駆
動される前記移送コンベヤ58のアタッチメント56が、第
3図(e)に示す如く、包装袋体16の垂下位置に到来す
る。
前述した如く、アタッチメント56はL字形状を呈してい
るので、その水平部56cの先端が包装袋体16の折り曲げ
られた後部耳部16bに当接し、これを袋体16の底面に沿
って折り込む。更に吸着装置57に吸着保持された包装袋
体16は、アタッチメント56の水平部56cに掬い受けられ
た状態で移送される。このとき、第3図(e)に示す如
く、包装袋体16の前側耳部16aは、耳部折り曲げガイド5
5により前進が阻止されているので、アタッチメント56
の移動に伴って該前側耳部16aは袋体16の底面に沿って
折り込まれる。
前記両耳部16a,16bが折り込まれた包装袋体16は、耳部
折り曲げガイド55の下流側に配設した側部案内部材68,6
8と、底部案内部材69および上部案内部材79により案内
されつつ移送される。そして、包装袋体16が前記ラベル
貼着装置70の配設位置の上方に到来すると、第3図
(f)に示す如く、前記帯体71から剥離されたラベル65
が、包装袋体16の底面に折り込まれた前後の耳部16a,16
bに共通的に貼り付けられる。このとき、該包装袋体16
は、前記押え装置77および貼着ローラ75により挟持され
つつ移動するので、ラベル65を包装袋体16の底面に確実
に貼り付けることができる。なお、ラベル65は、前記ア
タッチメント56に形成した切欠部56aに対応する袋体底
面に貼り付けられるようになっている。
そして第4図に示す如く、両耳部16a,16bがラベル65を
介して底面に貼着された包装袋体16は、第3図(g)に
示すように、前記排出コンベヤ67および排出シュート78
を経て次工程に向けて排出される。
発明の効果 以上説明した如く、本発明に係る包装袋体の耳部折り曲
げ装置によれば、包装袋体を吸着装置により吸着保持し
た状態で耳部の折り曲げを行なうので、被包装物が生菓
子等の変形し易いものであっても、該被包装物が変形し
たり潰れることがない。しかも包装袋体の後側耳部を折
り曲げるには、該袋体の送り出し方向へ連続走行するア
タッチメントにおける水平部の先端を、吸着装置に吸着
保持された包装袋体の折り曲げられた後側耳部に当接さ
せることにより行なわれ、また該袋体の下流側への移送
も当該アタッチメントにより行なわれる。従って折り込
み板およびプッシャーを水平に往復動させる従来の装置
に比べて、両部材が後方へ復動するタイムラグを生じる
ことがなく、製袋充填包装機の高速稼働を達成し得る大
きな利点を有している。
更に包装機のエンドシール装置に折り癖工具を設け、該
工具により包装袋体の耳部に予め折り癖を付けることに
より、耳部を折り癖に沿って確実で奇麗に折り曲げるこ
とができる。また、包装袋体をアタッチメントにより移
送する途次に、該包装袋体の下面にラベルを貼り付ける
ラベル貼着装置を設けたので、両耳部が袋体下面に折り
込まれた状態での安定したラベル貼り付けを達成し得
る。しかもラベル貼着装置をアタッチメントの移送経路
の途中に配設したので、設置スペースの有効利用を図り
得る。加えてリフターと索体とをサーボモータにより間
欠駆動するよう構成したので、高速時においても正確な
起動・停止制御が可能になる、等の有益な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例に係る包装袋体の耳部折り曲げ装置の
概略構成図、第2図は、リフターおよび耳部折り曲げガ
イドの配設部位を示す要部概略斜視図、第3図(a)〜
(g)は、耳部折り曲げ装置により包装袋体の耳部を折
り曲げる工程を経時的に示す説明図、第4図は、実施例
に係る折り曲げ装置により耳部が折り曲げられた包装袋
体を底面側から観察した概略斜視図である。 10……折り曲げ装置、14……導入コンベヤ 16……包装袋体、16a……前側耳部 16b……後側耳部、18……リフター 22……折り癖工具 32……保持台 34……耳部折り込み部材 55……耳部折り曲げガイド 56……アタッチメント、57……吸着装置 60……索体(無端チェン) 65……ラベル、70……ラベル貼着装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−128782(JP,A) 実開 昭54−52463(JP,U) 実公 昭57−58085(JP,Y2)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製袋充填包装機から供給された包装袋体
    (16)を導入するコンベヤ(14)の下流側に昇降自在に
    配設され、該包装袋体(16)の胴部を載置する保持台
    (32)を所要上方位置まで押し上げるリフター(18)
    と、前記保持台(32)の前後端部に配設されて所定高さ
    突出し、該保持台(32)に載置した包装袋体(16)の前
    後耳部(16a,16b)の下面を支持する一対の耳部折り込
    み部材(34,34)と、前記リフター(18)の上方に平行
    に配設され、該リフター(18)により押し上げられる包
    装袋体(16)の前後耳部を、前記耳部折り込み部材(3
    4,34)との協働作用下に下方に折り曲げる一対の耳部折
    り曲げガイド(55,55)とを備える包装袋体(16)の前
    後耳部を折り曲げる装置において、 前記耳部折り曲げガイド(55,55)の上方に配設され、
    前記リフター(18)により押し上げられて両耳部(16a,
    16b)が折り曲げられた包装袋体(16)を垂下状態で吸
    着保持する吸着装置(57)と、 前記リフター(18)の上方を水平に循環走行するよう配
    設した索体(60)に所定間隔で多数設けられると共に、
    垂直部(56b)および水平部(56c)を有するL字形状に
    形成され、前記耳部折り曲げガイド(55,55)の上方で
    かつ前記吸着装置(57)の下方を下流側に向け走行し
    て、前記水平部(56c)の先端を該吸着装置(57)に吸
    着保持された包装袋体(16)の折り曲げられた後側耳部
    (16b)に当接させることにより、該後側耳部(16b)を
    袋体下面に沿って折り込むと共に該袋体(16)を掬い受
    けた状態で下流側へ移送するアタッチメントとから構成
    した ことを特徴とする包装袋体の耳部折り曲げ装置。
  2. 【請求項2】前記包装袋体(16)の前側耳部(16a)
    は、該袋体(16)が前記吸着装置(57)に吸着保持され
    た状態で一方の耳部折り曲げガイド(55)に当接してお
    り、前記アタッチメント(56)の下流側への走行に伴っ
    て、該前側耳部(16a)は袋体下面に沿って折り込まれ
    る請求項1記載の包装袋体の耳部折り曲げ装置。
  3. 【請求項3】包装機のエンドシール装置(20)に配設し
    た折り癖工具(22,22)を介して、前記包装袋体(16)
    の胴部と耳部(16a,16b)との間に予め折り癖が付けら
    れている請求項1記載の包装袋体の耳部折り曲げ装置。
  4. 【請求項4】前記アタッチメント(56)により包装袋体
    (16)が移送される途次において、該包装袋体(16)の
    下面に折り曲げられた両耳部(16a,16b)にラベル(6
    5)を共通的に貼り付けるラベル貼着装置(70)を設け
    た請求項1記載の包装袋体の耳部折り曲げ装置。
  5. 【請求項5】前記リフター(18)および索体(60)をサ
    ーボモータ(51)により間欠駆動するよう構成すると共
    に、該サーボモータ(51)はリフター(18)の所定位置
    に包装袋体(16)が到来したことを検知する検知手段
    (52)により運転制御される請求項1記載の包装袋体の
    耳部折り曲げ装置。
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