JPH076776B2 - ホットコイル巻取形状の検出装置 - Google Patents

ホットコイル巻取形状の検出装置

Info

Publication number
JPH076776B2
JPH076776B2 JP2253469A JP25346990A JPH076776B2 JP H076776 B2 JPH076776 B2 JP H076776B2 JP 2253469 A JP2253469 A JP 2253469A JP 25346990 A JP25346990 A JP 25346990A JP H076776 B2 JPH076776 B2 JP H076776B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot coil
slit
projector
coil winding
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2253469A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04130207A (ja
Inventor
哲宏 住本
三郎 岡田
政明 今出
秀和 宮内
隆之 島
保之 磯村
哲郎 前野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to JP2253469A priority Critical patent/JPH076776B2/ja
Publication of JPH04130207A publication Critical patent/JPH04130207A/ja
Publication of JPH076776B2 publication Critical patent/JPH076776B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、熱間圧延直後に巻取られた高温のホットコイ
ル側面の巻取り形状を非接触かつ自動的に検出する装置
に関する。
従来技術 ホットコイル生産ラインにおいて、巻取ったホットコイ
ルはコ形、L形等のフックを掛け、クレーンで吊り上げ
て別のヤードに搬送されているが、ホットコイルの側面
は程度の差はあっても凸凹をなしているのが常で、凸凹
の程度によっては搬送途上でコイルがフックから外れて
脱落しないように引掛かりの深いフックに付け替えねば
ならず、またテレスコープ状に突出する部分をフックで
押し込んだり、叩き込んで矯正し或いはまた巻き直しを
せねばならないこともある。そのためにコイル側面の凸
凹の程度を知ることが必要となり、従来は、作業員が巻
取ったホットコイルの側面を目視により識別し、フック
の付け替えや矯正のためのランク付けを行っていた。
一方、表面形状を検出する方法は既知で、二台のカメラ
を用いる両眼立体視や一台若しくは二台のスリット光発
生装置と、一台若しくは二台以上のTVカメラを組合わせ
た光切断法と三角測量法に基づく方法が広く知られてい
る。この原理に基づいて、コイル側面の巻取形状を検出
する方法も既知で、特公昭53−15018号には、一台のス
リット光発生装置と、一台のカメラを用いてコイル側面
の巻取形状を検出する装置が開示されているが、凹凸を
呈するコイル側面に一方向よりスリット光を当てると陰
ができ、スリット光の反射像をカメラで撮り込めない死
角が生ずる。
表面形状を検出する一般的な方法においては、このため
二台のプロジェクターをTVカメラの両側に置く方法が用
いられる。特開昭63-61108号には、二台のスリット光プ
ロジェクターと一台のTVカメラを用いて短時間に対象物
の三次元形状を検出する方法が開示されている。
発明が解決しようとする課題 ホットコイル側面の巻取り形状を上述するような既知な
方法により死角の領域を少なくして検出しようとする場
合、TVカメラの両側にプロジェクターを配置するための
測定器材が大きくかつ重くなり、しかも高温環境下で長
時間測定を行うには大きな遮蔽ボックスに測定器材を納
めて防熱する必要があるなどの問題がある。
また三角測量法上、測定精度を上げるには、TVカメラと
プロジェクターの間隔を大きく取る必要があるが、プロ
ジェクターを離してスリット光の投影角度(コイル側面
の法線となす角)が大きくなる程、陰になる死角の領域
が大きくなる。そこでプロジェクターは通常、死角の形
成領域が少なく、かつ測定精度が損なわない位置に位置
決めし固定されるが、その調整は、調整作業はもとよ
り、TVカメラとプロジェクターとの距離の測定が伴い、
きわめて面倒である。
本発明は、コイル側面の巻取形状を死角の領域を少なく
して検出するために、二以上のスリット光を二方向から
照射しようとするもので、第1の目的は、投影部をコン
パクトにし、かつ構造を簡単にするため、一台のTVカメ
ラ等の画像入力装置と、一台のプロジェクターを用いて
ホットコイル側面の巻取り形状を検出し、しかもスリッ
ト光の投影位置の調整が簡易に行える検出装置を抵抗し
ようとするものであり、第2の目的は、スリット光の投
影角度を調整できるようにするものである。
課題の解決手段及び作用 第1の目的を達成するためのホットコイル巻取形状の検
出装置は、スリットパターン光を発生する一台のプロジ
ェクターと、プロジェクターから照射された二本以上の
スリット光をそれぞれ反射させ、ホットコイル側面に二
方向から投影する一対の反対鏡を備えた反射装置と、コ
イル側面に二方向から投影されたスリット光を撮り込む
画像入力装置と、撮り込んだスリット光パターン画像か
らホットコイル巻取側面形状に応じた輪郭線像を抽出
し、巻取形状を検出する画像処理装置とからなるホット
コイル巻取形状の検出装置において、両反射鏡が左右で
ネジの向きが異なるボールネジの左右にそれぞれ螺着さ
れるスライダーに取着されることを特徴とするものであ
る。
本装置によれば、一台のプロジェクターで二本以上のス
リットパターン光が発生し、反射鏡によって左右方向に
光路を変えたのち、画像入力装置より一定距離離れた位
置にそれぞれ取付けた別の反射鏡からホットコイル側面
に投影される。
また左右の反射鏡は、ボールネジを正或いは逆方向に回
転させることにより、互いに接近或いは離間する動きを
行い、その移動量は、ネジの回転数を計測することによ
り回転数とネジのピッチから求められる。
第2の目的を達成するための検出装置は、上記装置の左
右の反射鏡がスライダーにそれぞれ回転可能に支持され
る。
本装置によれば、反射鏡の向きによってスリット光の投
影角度が変化する。
実施例 第1図は本発明に係るホットコイル巻取検出装置の一例
を示すもので、前面に透明な耐熱性ガラスを備えた防熱
用遮蔽ボックス1内には、スリット板2を備えたスリッ
トパターン光発生用のプロジェクター3と、プロジェク
ター3より照射された二本のスリット光を互いに逆向き
に90゜屈折させ、左右対称形に反射させる前後方向に位
置調整可能なV形の反射鏡4と、反射鏡4の前側に配置
され、ベルトコンベア13で順次搬送されるホットコイル
5の側面に向けられる反射鏡6と、ホットコイル側面か
らの反射光を反射鏡6を介して撮り込むTVカメラ7とが
設けてあり、両側面には透明な耐熱性ガラスを嵌め込ん
だ窓8が設けられ、反射鏡4より反射されたスリット光
が透過するようになっている。ボックス1にはまたその
底面に左右でネジの向きが異なるボールネジ9の中心部
が回転自在に軸支され、両窓8の中心と一致して左右に
伸びている。そして左右の等距離に当たる箇所にそれぞ
れスライダー11が螺着され、ボールネジ9の一方向の回
転により互いに接近し、逆方向の回転により互いに離間
する左右対称の動きを行うようになっている。左右の両
スライダー11には反射鏡12が回転可能に軸支され、照射
角度を変えられるようになっており、反射鏡4より反射
されたスリット光がそれぞれ窓8を通して反射鏡12に当
り、該反射鏡12で反射されてホットコイル側面に左右二
方向から投影されるようになっている。
なおプロジェクター3より照射されたスリット光は反射
鏡4の位置を前後に調整することにより反射鏡6の中心
に当たるようにされ、また反射鏡6の角度を変え、左右
方向の位置を調整することによりホットコイル側面への
投影位置を変えることができる。
またプロジェクター3に設けられるスリット板2は交換
可能であり、ホットコイルのサイズやホットコイルとの
間隔に応じて第2図に示すようにスリット間隔、角度、
スリット本数の異なるものに変えられる。
TVカメラ7には画像処理装置14が接続され、該装置にお
いてTVカメラ7で撮り込んだスリット光パターン画像よ
りスリット光輪郭像の抽出と、ホットコイル巻取形状の
検出が行われ、凹凸の最大値とその位置等に関する測定
結果が搬送クレーンのオペレータに送られ、その情報に
基づいてクレーンの操作が行われる。第3図はその手順
を示すものである。
第4図は処理画像の一例を示すもので、画面中央の基準
線cの両側に左右両方向から照射したスリット光像が示
されている。基準線cからスリット像までの横方向の長
さが実際の凸凹量と比例関係にあり、凸凹量の計算は画
面の上から下ヘ一走査線ごとに基準線cより左右のスリ
ット像までの画素数をそれぞれ求めることによって行
う。死角の発生がない場合には、左右のスリット像と基
準線との間の画素数の平均値を求めるか或いは左右のス
リット像間の画素数を求め2で割る。死角のある場合に
は死角にならない方のスリット像と基準線との間の画素
数を求めることにより凸凹量が求められる。
発明の効果 本発明は以上のように構成され、次のような効果を奏す
る。
請求項1記載の装置によれば、プロジェクター一台と画
像入力装置一台を用いてホットコイル側面の巻取形状を
死角の形成領域を少なくして非接触かつ自動的に検出す
ることができ、測定機材がプロジェクター一台と画像入
力装置一台でよいため構造が簡単となり、しかもプロジ
ェクターから照射されたスリット光は、反射装置により
屈折されてコイル側面に投影されるため、プロジェクタ
ーと画像入力装置を近接して置くことができるようにな
り、そのため小型の遮蔽ボックスに納めて防熱を容易に
行うことができ、測定機材をコンパクトにすることがで
きる。また左右の反射鏡は、ボールネジを正或いは逆方
向に回転させるだけで同時に互いに接近或いは離間する
方向に動かされ、しかもその移動量は、ボールネジの回
転数を読み取ることによりネジのピッチから精度よく求
められ、その結果、ホットコイルからの距離等、測定条
件に応じて左右の反射鏡の位置を精度よく、容易かつ迅
速に調整することができる。
請求項2記載の装置のように、反射鏡の角度を変えられ
るようにすれば、照射角度を変え、測定条件をより一層
容易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はホットコイル巻取形状検出装置の概略図、第2
図はスリット板の形状例を示す図、第3図は形状検出処
理のフローチャート、第4図は検出画像例を示す図であ
る。 1……遮蔽ボックス、2……スリット板 3……プロジェクター、4、6、12……反射鏡 5……ホットコイル、7……TVカメラ 9……ボールネジ、14……画像処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 秀和 広島県呉市広末広2丁目2番2号 工業技 術院中国工業技術試験所内 (72)発明者 島 隆之 広島県呉市昭和町11番1号 日新製鋼株式 会社呉製鉄所内 (72)発明者 磯村 保之 広島県呉市昭和町11番1号 日新製鋼株式 会社呉製鉄所内 (72)発明者 前野 哲郎 広島県呉市昭和町11番1号 日新製鋼株式 会社呉製鉄所内 審査官 渡部 利行 (56)参考文献 特開 昭61−274207(JP,A) 特開 昭62−273403(JP,A) 特公 昭53−15018(JP,B2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スリットパターン光を発生する一台のプロ
    ジェクターと、プロジェクターから照射された二本以上
    のスリット光をそれぞれ反射させ、ホットコイル側面に
    二方向から投影する一対の反射鏡を備えた反射装置と、
    コイル側面に二方向から投影されたスリット光を撮り込
    む画像入力装置と、撮り込んだスリット光パターン画像
    からホットコイル巻取側面形状に応じた輪郭線像を抽出
    し、巻取形状を検出する画像処理装置とからなるホット
    コイル巻取形状の検出装置において、上記反射装置の両
    反射鏡が左右でネジの向きが異なるボールネジの左右に
    それぞれ螺着されるスライダーに取着されることを特徴
    とするホットコイル巻取形状の検出装置。
  2. 【請求項2】反射鏡はスライダーに回転可能に取着さる
    請求項1記載のホットコイル巻取形状の検出装置。
JP2253469A 1990-09-20 1990-09-20 ホットコイル巻取形状の検出装置 Expired - Lifetime JPH076776B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2253469A JPH076776B2 (ja) 1990-09-20 1990-09-20 ホットコイル巻取形状の検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2253469A JPH076776B2 (ja) 1990-09-20 1990-09-20 ホットコイル巻取形状の検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04130207A JPH04130207A (ja) 1992-05-01
JPH076776B2 true JPH076776B2 (ja) 1995-01-30

Family

ID=17251821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2253469A Expired - Lifetime JPH076776B2 (ja) 1990-09-20 1990-09-20 ホットコイル巻取形状の検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH076776B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4334099B2 (ja) * 2000-01-11 2009-09-16 株式会社トーモク 段ボール積層体の検査装置
KR100923551B1 (ko) * 2002-12-23 2009-10-27 주식회사 포스코 코일 선단부용 결함 검사장치
KR100615576B1 (ko) * 2003-02-06 2006-08-25 주식회사 고영테크놀러지 3차원형상 측정장치
US7830528B2 (en) * 2005-12-14 2010-11-09 Koh Young Technology, Inc. 3D image measuring apparatus and method thereof

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315018A (en) * 1976-07-27 1978-02-10 Ricoh Co Ltd Shunting device for recording needle
JPS61274207A (ja) * 1985-05-20 1986-12-04 Fujitsu Ltd 物体の三次元計測方法
JPS62273403A (ja) * 1986-05-21 1987-11-27 Kokusai Syst Sci Kk Dipタイプの半導体デバイス等におけるピン検査方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04130207A (ja) 1992-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3894802A (en) Stereoscopic gage and gaging system
US3837198A (en) Stereoscopic gage and gaging system
US4498776A (en) Electro-optical method and apparatus for measuring the fit of adjacent surfaces
JPH0229580B2 (ja)
JPS63269022A (ja) 露光装置及び素子製造方法
JP3863221B2 (ja) 曲げ板ガラスの曲げ率測定方法
JPH0868759A (ja) 圧延ロールの光学式表面検査装置
JP2501498B2 (ja) 圧延鋼板のキャンバ測定装置
JPH076776B2 (ja) ホットコイル巻取形状の検出装置
JPS59108903A (ja) 電縫管のシ−ム位置検出方法
US4227812A (en) Method of determining a dimension of an article
JPH05306915A (ja) 形状測定方法およびその装置
JPS5822903A (ja) 板材の圧延監視装置
JPH10122842A (ja) 鋼板の平坦度測定方法
JPH10311706A (ja) 突合せ位置検出装置
JPH10305378A (ja) 突合せ位置検出方法および装置
US4592650A (en) Apparatus for projecting a pattern on a semiconductor substrate
JPH10185514A (ja) コイル位置検出装置
JP2982757B2 (ja) 3次元形状入力装置
JPH06344144A (ja) 溶接部材開先形状計測方法
JPS5855804A (ja) 物体検知装置
JPS6166155A (ja) 連続鋳造片光学的表面探傷装置
SU1171703A1 (ru) Способ контрол фотошаблона и устройство дл его осуществлени
JP3661900B2 (ja) 粒度検出装置及び方法
JPS63191010A (ja) 表面粗さ計測方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term