JPH0767083A - 動き検出装置 - Google Patents

動き検出装置

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JPH0767083A
JPH0767083A JP5207523A JP20752393A JPH0767083A JP H0767083 A JPH0767083 A JP H0767083A JP 5207523 A JP5207523 A JP 5207523A JP 20752393 A JP20752393 A JP 20752393A JP H0767083 A JPH0767083 A JP H0767083A
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JP
Japan
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signal
frame
difference
motion detection
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP5207523A
Other languages
English (en)
Inventor
Ko Koyama
鋼 小山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】過去画像の動き検出信号の残留が少なく適格な
画像動き検出を行う。 【構成】入力端子101の原MUSE信号はフレーム間
内挿回路102で1フレーム前の信号と内挿処理され、
さらにフレームメモリで1フレーム遅延され、フレーム
内挿回路102に帰還され1フレーム前の信号として帰
還される。フレーム間内挿回路102出力である内挿信
号のうちの低域成分がローパスフィルタ104、減算器
105で隣り合う画素間で差分(フレームない処理)を
取られ、動き情報が検出される。一方、サブサンプル回
路112、減算器107では、原信号と2フレーム前の
成分の差分が取られその高域成分がバンドパスフィルタ
108から取出されてフレーム間処理による動き検出が
行われる。双方の動き検出信号は、動き信号処理回路1
10で大きい方が採用されて出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像信号の画像動き
を検出する動き検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像信号を処理する場合、画像が動いて
いる部分、即ち動画部分と、画像が静止している部分、
即ち静画部分とを区別してそれぞれ独自の信号処理を行
う場合がある(以下それぞれの処理を動画処理、静画処
理と称することにする)。
【0003】画像信号の帯域圧縮/復調を行う場合に
も、動画部分と静画部分とを異なるアルゴリズムで圧縮
/復調する方法が知られている。かかる帯域圧縮方式の
一例として電気通信技術審議会高精細度テレビジョン委
員会報告(平成2年6月26日資料44−6)記載のM
USE(Multiple Sub-Nyquist Sampling Encoding)伝
送方式がある。この方式の信号(以下MUSE信号と称
する)は、静画部分ではフィールド間とフレーム間のオ
フセットサブサンプリングが行われ、動画部分はライン
間オフセットサブサンプリングを行った2フレーム(4
フィールド)で一巡するサンプリングパターンとなって
いる。従って、静画部分では4フィールドの伝送信号か
らフィールド間、フレーム間の内挿処理を行い、動画部
分では1フィールドの伝送信号からフィールド内の内挿
を行ってそれぞれ画像信号を復調している。このよう
に、静画部分と動画部分とで異なる信号処理を行う場
合、動画部分(もしくは静画部分)を表す信号、即ち動
き検出信号が必要となる。
【0004】動き検出信号を得る方式としては、異なる
フィールドの画像信号間の差の絶対値(以下間差信号と
称する)を用いることは良く知られている。即ち、1フ
ィールド、1フレーム若しくは2フレーム間の画像信号
の差の絶対値(以下それぞれフィールド間差、1フレー
ム間差、2フレーム間差と称する)を動き検出信号とす
る方法である。
【0005】MUSE信号の動き検出においても、通常
1フレーム間差と2フレーム間差を利用する。ところ
で、MUSE信号は、前述のように2フレームで一巡す
るサンプリングパターンとなっている。このためフレー
ム間のサンプリングパターンは一致しない。即ち、1フ
レーム間差をとった場合、静画の高域成分が動画部分と
して誤判定される。このような不具合を解消するため
に、低域にフレーム間の折り返し成分を含まないよう、
ローパスフィルタで帯域制限した信号をフレーム間オフ
セットサブサンプリングする手法が取られている。この
ような手法を用いることにより、4MHz以下の低域成
分に折り返し成分が含まれないため、1フレーム間差を
用いて、動き検出を行うことができる。
【0006】一方、2フレーム間差は、サンプリングパ
ターンが一致するものの、1画面を構成する4フィール
ドの伝送信号より前の伝送信号を用いることになるため
に、正確な動き検出を得ることができない。即ち、画像
が動画から静画に切り替わる際、過去の動き検出信号が
残留しており残像を生じることがある。この現象は、特
に大きな物体が動いている際に顕著で、物体の後ろの部
分が静画であるにもかかわらず動画処理され、このため
に画像に破綻を生じる。この現象は、1フレーム前の動
きを補間するため、1フレーム遅延した2フレーム間差
を用いる場合さらに助長される傾向にある。
【0007】これを解消するために、1フレーム遅延し
た1フレーム間差を用いて、2フレーム間差を禁止する
等の処理が行われる場合があるが、効果が不十分であ
り、かつ、高価なフレームメモリを使用しなければなら
ない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の画像動き検出方式では、過去の動き検出信号が残留し
て残像が生じるという問題がある。そこでこの発明は、
過去の動き検出信号の残留が少なく残像を生じさせない
動き検出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、それぞれサ
ンプリングパターンの異なる複数のフィールドより構成
される画像信号の信号処理装置において、サンプリング
パターンの一致するフィールドの画像信号の高域成分間
の間差信号と、サンプリングパターンの一致しないフィ
ールドの画像信号の低域成分間の間差信号を用いて動き
検出信号を生成する手段を有するものである。
【0010】
【作用】上記の手段により、動き信号の残像を生じるの
を少なくすることができる動き検出を得ることができ
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の一実施例である。入力端子1
01にはMUSE信号が供給される。このMUSE信号
は、フレーム間内挿回路102の一方の入力端子及び減
算器107の一方の入力端子に供給される。
【0012】フレーム間内挿回路102の出力(内挿信
号)は、1フレームの遅延量を持つフレームメモリ10
3に供給されるとともにローパスフィルタ104に供給
される。フレームメモリ103の出力は、先のフレーム
間内挿回路102の他方の入力端子に供給される。フレ
ームメモリ103から出力されるフレーム遅延信号は、
1フレーム前の信号と2フレーム前の信号とが交互に並
べ変えられた状態を有する。フレームメモリ103の出
力であるフレーム遅延信号は、フレーム間内挿回路10
2とサブサンプル回路112に入力される。
【0013】フレーム内挿回路102は、現フレームの
信号(入力端子101からの信号)と1フレーム前の信
号(フレーム遅延信号)とを交互に並べ変えて取り込
み、内挿信号を出力する。よってフレーム遅延信号に含
まれていた2フレーム前の信号は、現信号に置き代わる
ことになる。
【0014】ローパスフィルタ104は、内挿信号の4
MHz以下の周波数成分(低域成分)を取り出してこれ
を減算器105に供給する。減算器105では、隣合う
サンプル、つまり隣合う2つの画素間の差を取り出力す
る。即ち、現フレームの信号と1フレーム前の信号との
差を生成することになる。この差成分は、絶対値回路1
06にて絶対値が取られた後、動き信号処理回路110
に入力される。
【0015】一方、サブサンプル回路112は、フレー
ムメモリ103の出力(1フレーム前の信号と2フレー
ム前の信号を含む)から2フレーム前の信号を抽出す
る。減算器107は、2フレーム前の信号と現フレーム
の信号との差分を得る。そしてこの差分信号をバンドパ
スフィルタ108に供給する。バンドパスフィルタ10
8は4MHz以上の周波数成分(高域成分)を抽出し
て、絶対値回路109に供給する。絶対値回路109の
出力は、動き信号処理回路110に入力される。
【0016】動き信号処理回路110は、絶対値回路1
06からの信号と、絶対値回路109からの信号とを用
いて、動き検出信号を生成して出力端子111に出力す
る。これにより出力端子111には、1フレーム間差の
低域成分(絶対値回路106の出力)、2フレーム間差
の高域成分(絶対値回路109の出力)のうち例えば大
きいほうが導出される。つまり出力端子111に現れる
動き検出信号は、4MHz以下の低域成分に関しては、
主に1フレーム間差により生成され、4MHz以上の高
域成分に関しては2フレーム間差により生成されている
ことになる。
【0017】上記の実施例によると、まず、4MHz以
下の低域成分に関する画像動きは、1フレーム間差によ
り正確に動き検出を行うことができる。そして、この低
域成分に関する画像動き検出においては、2フレーム間
差を用いないので、4MHz以下の低域成分に関して画
像破綻を生じることはない。
【0018】次に、4MHz以上の高域成分に関して
は、2フレーム間差を用いた動き検出を行っている。こ
れであると過去の動き検出信号の残留成分が生じる。し
かし、動画から静画への切り替わりが目立つのは、大き
な物体が動いたときに顕著となることは前述した。した
がって、高域成分に関してのみ2フレーム間差を用いて
動き検出を行い、その動き検出信号を用いることによ
り、大きな画像破綻を生じることはない。
【0019】なお、上記の実施例ではMUSE信号に関
して画像動きを検出する装置として説明したがこれに限
らずサンプリングパターンがフィールド毎に異なりフィ
ールド間やフレーム間でサンプル位置にオフセットを持
つような画像信号に対して適用できることは勿論のこと
である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
過去画像の動き検出信号の残留が少なく、適格な画像動
き検出を行う画像動き検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図。
【符号の説明】
102…フレーム間内挿回路、103…フレームメモ
リ、104…ローパスフィルタ、105…減算器、10
6…絶対値回路、107…減算器、108…バンドパス
フィルタ、109…絶対値回路、110…動き信号処理
回路、112…サブサンプル回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれサンプリングパターンの異なる複
    数のフィールドより構成される画像信号の信号処理装置
    において、 サンプリングパターンの一致するフィールドの画像信号
    の高域成分間の間差信号と、サンプリングパターンの一
    致しないフィールドの画像信号の低域成分間の間差信号
    を用いて動き信号を生成する手段を有したことを特徴と
    する動き検出装置。
  2. 【請求項2】それぞれサンプリングパターンの異なる複
    数のフィールドより構成される画像信号の信号処理装置
    において、 入力画像信号からサンプリングパターンの一致するフィ
    ールドの画像信号を取り出し、帯域制限を行い高域成分
    を抽出し、異なるフィールド間の間差信号を得、この間
    差信号の絶対値を第1の動き検出信号とする手段と、 前記入力画像信号からサンプリングパターンの一致しな
    いフィールドの画像信号を取り出し、帯域制限を行い低
    域成分を抽出し、異なるフィールド間の間差信号を得、
    この間差信号の絶対値を第2の動き検出信号とする手段
    と、 前記第1と第2の動き検出信号の大きい方を使用する動
    き検出信号として導出する手段とを具備したことを特徴
    とする動き検出装置。
JP5207523A 1993-08-23 1993-08-23 動き検出装置 Pending JPH0767083A (ja)

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