JPH076650U - 自然循環型太陽熱温水器の貯湯槽における湯温低下防止装置 - Google Patents

自然循環型太陽熱温水器の貯湯槽における湯温低下防止装置

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JPH076650U
JPH076650U JP3967593U JP3967593U JPH076650U JP H076650 U JPH076650 U JP H076650U JP 3967593 U JP3967593 U JP 3967593U JP 3967593 U JP3967593 U JP 3967593U JP H076650 U JPH076650 U JP H076650U
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 自然循環型太陽熱温水器の貯湯槽を魔法瓶構
造にする湯温低下防止装置を提供する。 〔構成〕 自然循環型太陽熱温水器の貯湯槽10内の最
高温水面より上方の空間と外気とを連通する吸排気管2
2の外気側端部に設けられる湯温低下防止装置24であ
って、この湯温低下防止装置24が、貯湯槽10内の圧
力上昇によって外気側に開いて貯湯槽10内の空気を外
部に排出する貯湯槽10側に付勢される外開き蓋32
と、貯湯槽10内の圧力低下によって貯湯槽10側に開
いて外気を外開き蓋32に形成された通気孔40、46
を通して貯湯槽10内に吸気する外気側に付勢される内
開き蓋34とから構成されることを特徴とする自然循環
型太陽熱温水器の貯湯槽における湯温低下防止装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自然循環型太陽熱温水器の貯湯槽における湯温低下防止装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
自然循環型太陽熱温水器(以下、温水器という)の貯湯槽(以下、槽という) は、給湯や給水によって絶えず水位が変動する。従って、この水位の変動を円滑 に行わせるためには槽内の空気層の圧力を常に一定(大気圧が好ましい)に保つ 必要がある。しかし、従来は、空気層に単に吸排気口を設けるような簡単な構造 に依っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これでは、せっかく貯めた太陽熱のエネルギーをこの吸排気口から絶えず放熱 しているようなものであり、非常に効率の悪いものであった。 本考案は、このような課題を解決するものであって、要するに、魔法瓶の原理 を利用して、槽内と外気とは常時は遮断しておきながらも、吸排気だけは可能に する湯温低下防止装置を提供したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上の課題の下、本考案は、自然循環型太陽熱温水器の貯湯槽内の最高温水面 より上方の空間と外気とを連通する吸排気管の外気側端部に設けられる湯温低下 防止装置であって、この湯温低下防止装置が、貯湯槽内の圧力上昇によって外気 側に開いて貯湯槽内の空気を外部に排出する貯湯槽側に付勢される外開き蓋と、 貯湯槽内の圧力低下によって貯湯槽側に開いて外気を外開き蓋に形成された通気 孔を通して貯湯槽内に吸気する外気側に付勢される内開き蓋とから構成されるこ とを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
以上の手段をとることにより、給水時には、水位の上昇に基づく密閉された槽 内の圧力上昇によって軽く閉ざされた外開き蓋が開いて排気され、給湯時には、 水位の下降に基づく槽内の圧力低下によって軽く閉ざされた内開き蓋が開いて吸 気される。しかし、これ以外の場合は、両蓋とも閉じて放熱を防止する。又、水 位制御を行うボルトアップ機構が故障して水位が異常に高くなったような場合も 、外開き蓋が開いて排水を可能にする。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図4は温水器の槽の一部断 面図であるが、槽10は、受熱板12の上に載置される外表を保温材(外壁)1 4でくるまれた密閉された容器である。槽10内には水源に連結される給水管1 6が導入されている。給水管16には水位を検出して弁を開閉するボルトアップ 機構18が設けられており、高水位になると給水を停止し、低水位になると給水 を開始するようになっている。この他、槽10内には温水取出管20も導入して おり、熱せられた温水はこれから取り出されて利用される。
【0007】 槽10には、吸排気管22も設けられており、その上端は槽10内の最高水位 よりも上方の空間に臨み、下端は外壁14を貫通して外部に突出している。この 吸排気管22は、槽10内の空気を吸排気して(水位が過大になると排水もする )その圧力を一定に保つためのものであるが、本考案では、この吸排気管22の 外気側端部に湯温低下防止装置24を設けたのである。
【0008】 図1は本考案の実施例を示す湯温低下防止装置24の縦断面図、図2は図1の A矢視図、図3はB矢視図であるが、槽10の適所の外壁14に孔をあけ、ここ に内側ほど径小な多段の導孔26が形成されたリング28を嵌め込み、これと吸 排気管22とを螺合等によって接続する。尚、吸排気管22とリング28との接 続箇所にはパッキン30等を介在させ、槽10内の水がこの部分から漏れないよ うにしてある。
【0009】 リング28の中には外側に開いて槽10内の空気(水)を外部に排気(排水) できる外開き蓋32と、内側に開いて外気を槽10内に吸気できる内開き蓋34 とが設けられる。外開き蓋32は、導孔26の一つを塞ぐ円板体であり、リング 28に設けられる水平支持軸36の回りを外気側(図1の反時計方向)のみに回 動できるようになっているものである。外開き蓋32の外気側にはウェイトを兼 ねるキャップ38が取り付けられている。
【0010】 以上により、外開き蓋32は、キャップ38による外気側に偏心したウェイト 作用によって導孔26に対して槽10側に付勢されて蓋をしており、槽10内が 通常の圧力である限りこの状態を保っている。しかし、槽10内の圧力が上がる か、水位が増して吸排気管22まで溢れると、その押圧力は外開き蓋32の槽1 0側の付勢力に打ち勝ち、外開き蓋32を外気側方向に回動させ、槽10内の空 気(水)を外部に排気(排水)させる。
【0011】 これに対して内開き蓋34は、外開き蓋32に形成された通気孔40を槽10 側から塞ぐ円板体であり、外開き蓋32に設けられる水平支持軸42の回りを槽 10側(図1の時計方向)のみに回動できるようになっているものである。又、 内開き蓋34の槽10側にはウェイト44が取り付けられている。
【0012】 これにより、内開き蓋34は、ウェイト44による槽10側に偏心したウェイ ト作用によって通気孔40に対して外気側に付勢されて蓋をしており、槽10内 が通常の圧力である限りこの状態を保っている。しかし、槽10内の圧力が下が ると、その吸引力は内開き蓋34の外気側の付勢力に打ち勝ち、内開き蓋34を 槽10側に回動させ、外気をキャップ38に形成された通気孔46及び外開き蓋 32に形成された通気孔40を通して槽10内に吸気する。
【0013】 外開き蓋32のキャップ38及び内開き蓋34のウェイト44は、このような 動作が円滑に行われるようにその位置や重量が設定される。尚、ウェイトの代わ りにスプリングによるものも考えられるし、両者を併用するものも考えられる。 この他、リング28の開口端には、外開き蓋32等が風の影響を受けて誤作動し たり、凍結して作動不良を起こしたりするの防ぐためのカバー48が設けられて いる。
【0014】 以上の湯温低下防止装置24は、吸排気管22を槽10の底部近くの外壁14 の外側に突出させてここを外気側端部とし、ここに設けるのが槽10と一体的な 構造になって好ましいが、場合によっては、吸排気管22を地上近くまで延長し 、ここに取り付けることもある。このようにすると、メンテナンス等が容易にな る利点がある。
【0015】
【考案の効果】
以上、本考案は、槽と外気とを連通する吸排気管に一種の開閉弁を取り付け、 槽内の圧力が増減して吸排気が必要なときのみ開き、そうではないときは常時閉 ざしているものであるから、槽内に蓄熱された熱エネルギーを外部に逃がさず、 熱損失の少ない優れたものになるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す自然循環型太陽熱温水器
の貯湯槽における湯温低下防止装置の一部断面図であ
る。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図1のB矢視図である。
【図4】本考案の実施例を示す自然循環型太陽熱温水器
の貯湯槽の一部断面図である。
【符号の説明】
10 貯湯槽 14 外壁 22 吸排気管 24 湯温低下防止装置 32 外開き蓋 34 内開き蓋 40 通気孔 46 通気孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自然循環型太陽熱温水器の貯湯槽内の最
    高温水面より上方の空間と外気とを連通する吸排気管の
    外気側端部に設けられる湯温低下防止装置であって、こ
    の湯温低下防止装置が、貯湯槽内の圧力上昇によって外
    気側に開いて貯湯槽内の空気を外部に排出する貯湯槽側
    に付勢される外開き蓋と、貯湯槽内の圧力低下によって
    貯湯槽側に開いて外気を外開き蓋に形成された通気孔を
    通して貯湯槽内に吸気する外気側に付勢される内開き蓋
    とから構成されることを特徴とする自然循環型太陽熱温
    水器の貯湯槽における湯温低下防止装置。
  2. 【請求項2】 吸排気管の外気側端部を貯湯槽の底部に
    近い外壁の外側に位置させたことを特徴とする請求項1
    の自然循環型太陽熱温水器の貯湯槽における湯温低下防
    止装置。
  3. 【請求項3】 吸排気管の外気側端部を地上近くまで延
    長させたことを特徴とする請求項1の自然循環型太陽熱
    温水器の貯湯槽における湯温低下防止装置。
JP1993039675U 1993-06-26 1993-06-26 自然循環型太陽熱温水器の貯湯槽における湯温低下防止装置 Expired - Lifetime JP2513095Y2 (ja)

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JP2513095Y2 JP2513095Y2 (ja) 1996-10-02

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5851140U (ja) * 1981-10-02 1983-04-06 三菱樹脂株式会社 蓄熱槽用空気流通口
JPS6225766U (ja) * 1985-07-29 1987-02-17
JPH04117352U (ja) * 1991-01-17 1992-10-21 信雄 斯波 可動翼付き逆止弁

Patent Citations (3)

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