JPH0765462A - テープカセットのローディング装置 - Google Patents

テープカセットのローディング装置

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JPH0765462A
JPH0765462A JP5235825A JP23582593A JPH0765462A JP H0765462 A JPH0765462 A JP H0765462A JP 5235825 A JP5235825 A JP 5235825A JP 23582593 A JP23582593 A JP 23582593A JP H0765462 A JPH0765462 A JP H0765462A
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JP
Japan
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tape cassette
eject
tape
eject lever
head plate
Prior art date
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Withdrawn
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JP5235825A
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English (en)
Inventor
Toshio Yoshimura
利夫 吉村
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Tanashin Denki Co Ltd
Original Assignee
Tanashin Denki Co Ltd
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 イジェクトレバー用のイジェクトバネの付
勢力を上手く利用し、かつ構成が簡単なテープカセット
のローディング装置を提供する。 【構 成】 テープカセットのローディング装置は、カ
セットホルダー(20)と、リフトプレート(40)
と、往復動可能にリフトプレート(40)に支持される
スライド片(50)と、イジェクトバネ(72)により
イジェクト位置側へ付勢されているイジェクトレバー
(70)と、スライド片とイジェクトレバーとを連結す
る連結部材(60)とを備えている。スライド片は、リ
フトプレートのテープカセット挿入側の端面(40a)
に係合してテープカセット挿入側位置からテープカセッ
ト装填時位置への往動を規制する突起状の係止部(5
6)および、カセットホルダー(20)に挿入されるテ
ープカセット(T)のリールハブ孔(Ta)に係合する
係合部(57)を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープカセットをカセ
ットホルダーに挿入すると、自動的にテープカセットを
テープ再生位置に装填するテープカセットのローディン
グ装置に関し、特に車に搭載される車載用テープレコー
ダにおけるテープカセットのローディング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記テープカセットのローディング装置
は、従来種々のバネを用いることにより、テープカセッ
トの自動装填を達成していた。たとえば、テープカセッ
トのリールハブ孔に係合して、テープカセット挿入側か
らテープカセット装填側へ引き込むためのスライド片用
のトグルバネ、イジェクトレバー用の引っ張りバネ、リ
フトプレートをヘッドプレート側に変位させるためのバ
ネおよび、ヘッドプレートの往復動用のバネなどが用い
られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら種々のバネを用
いると、部品点数が増えて、コストが嵩むとともに、部
品取付け作業が多くなる。特にテープカセットのローデ
ィング装置にトグルバネを採用すると、テープカセット
のローディング装置を設計する際に、ローディングを滑
らかに行うための最適なトグルバネの大きさ、配置、お
よびバネの強さなどの決定が難しく、かつテープカセッ
トのローディング装置を製造する際の取付け作業も大変
である。
【0004】このようなテープカセットのローディング
装置において、使用されるバネ特にトグルバネの削減を
図るとともに、このバネを削減したことによりローディ
ング装置の構造が複雑化しないことを課題とする。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、イジェクトレバー用のイジェクトバネの付
勢力を上手く利用し、かつ構成が簡単なテープカセット
のローディング装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のテープカセットのローディング装置は、テ
ープカセット(T)が挿入されるカセットホルダー(2
0)と、このカセットホルダー(20)をシャーシ
(1)が設けられている方向へ往復動可能に支持するリ
フトプレート(40)と、テープカセット挿入側位置と
テープカセット装填時位置との間を往復動可能に前記リ
フトプレート(40)に支持されるスライド片(50)
と、イジェクト位置と非イジェクト位置との間を往復動
可能に設けられているとともに、イジェクトバネ(7
2)により非イジェクト位置側へ付勢されているイジェ
クトレバー(70)と、スライド片(50)と前記イジ
ェクトレバー(70)とを連結する連結部材(60)と
を備えている。
【0007】そして、スライド片(50)は、リフトプ
レート(40)のテープカセット挿入側の端面(40
a)に係合して前記テープカセット挿入側位置から前記
テープカセット装填時位置への往動を規制する突起状の
係止部(56)および、前記カセットホルダー(20)
に挿入されるテープカセット(T)のリールハブ孔(T
a)に係合する係合部(57)を具備している。
【0008】また、イジェクトレバー(70)には、前
記カセットホルダー(20)の姿勢を制御するためのカ
セットホルダー姿勢制御部(73)と、前記ヘッドプレ
ート(80)の往復動を制御するためのヘッドプレート
側に突出した突出片(74)とが設けられている。そし
て、カセットホルダー(20)には前記カセットホルダ
ー姿勢制御部(73)と係合する係合部(22)が設け
られている。
【0009】さらに、ヘッドプレート制御部材(85)
が備えられている。このヘッドプレート制御部材(8
5)は、ヘッドプレート(80)がヘッド退避位置にあ
る場合に、突出片(74)のヘッドプレート側端面と摺
動するイジェクトレバー(70)の移動方向に対して平
行な摺動面(88)、この摺動面(88)よりテープカ
セット挿入側に形成されるとともにイジェクトレバー
(70)の移動方向に対向する当接部(90)、および
ヘッドプレート(80)に係合する係合部(86)を具
備している。
【0010】
【作 用】カセットホルダー(20)にテープカセッ
ト(T)を挿入することにより、前記リフトプレート
(40)のテープカセット挿入側の端面(40a)とス
ライド片(50)の係止部(56)との係合を解除し
て、前記イジェクトバネ(72)の付勢力により前記イ
ジェクトレバー(70)を移動し、そして、このイジェ
クトレバー(70)の移動により前記連結部材(60)
を介して前記スライド片(50)をテープカセット装填
時位置へ変位させる。
【0011】また、イジェクトレバー(70)が非イジ
ェクト位置の方向に移動すると、イジェクトレバー(7
0)に設けられたカセットホルダー姿勢制御部(73)
も移動する。このカセットホルダー姿勢制御部(73)
の移動により、カセットホルダー(20)の係合部(2
2)がカセットホルダー姿勢制御部(73)によりガイ
ドされて、カセットホルダー(20)はシャーシ(1)
側に移動する。
【0012】さらに、イジェクトレバー(70)のイジ
ェクト位置から非イジェクト位置への移動の際に、初め
はイジェクトレバー(70)の突出片(74)がヘッド
プレート制御部材(85)の摺動面(88)を摺動す
る。そして、イジェクトレバー(70)が非イジェクト
位置になる直前において、前記突出片(74)がヘッド
プレート制御部材(85)の当接部(90)と当接して
ヘッドプレート(80)をテープ再生位置へ変位させ
る。
【0013】
【実 施 例】
(実施例1)次に、本発明におけるテープカセットのロ
ーディング装置の一実施例について説明する。図1は本
発明のテープカセットのローディング装置を説明するた
めの全体の斜視図である。
【0014】(全体構成について)まず、初めにテープ
カセットのローディング装置の全体構造を説明する。図
1において、シャーシ1の上方には、一対の早送りレバ
ー2,3が往復動可能に設けられている。このレバー2
を押し込むと、テープの走行方向は変更されずに、テー
プが早送りになり、レバー3を押し込むと、テープの走
行方向が変更されて、テープが早送りになる。
【0015】また、シャーシ1の中央部のテープ挿入側
にはリール軸5が回転可能に設けられ、このリール軸5
のテープ挿入側とは反対側すなわち奥側に、図示されて
いない他方のリール軸が設けられている。この一対のリ
ール軸5の上方には、テープカセットが挿入されるカセ
ットホルダー20が上下動可能に設けられている。カセ
ットホルダー20はリフトプレート40に連結部21で
回転可能に支持されている。リフトプレート40は奥側
において、回動可能に支持されている。
【0016】リフトプレート40には、開孔41がテー
プ挿入方向に沿って形成され、その開孔41に沿ってス
ライド片50がテープカセット挿入側位置とテープカセ
ット装填時位置との間を往復動可能に取り付けられてい
る。スライド片50の上部に上方に突出して形成された
連結部51は、連結レバー60の一端に形成された長孔
61に係合している。
【0017】この連結レバー60はリフトプレート40
に回動軸62を中心に回動自在に取り付けられている。
また、連結レバー60の他端には二股に分かれた二股部
63が形成されている。
【0018】この連結レバー60の二股部63にはピン
71が係合しており、このピン71はイジェクトレバー
70の上部における水平部分から下方に突出して固定さ
れている。イジェクトレバー70はイジェクト位置と非
イジェクト位置(すなわちテープカセットが装填される
時の位置)との間を往復動可能に設けられ、かつ、イジ
ェクトバネ72によりテープ挿入側すなわち非イジェク
ト位置側に付勢されている。また、イジェクトレバー7
0には一対のガイド孔73が形成され、このカセットホ
ルダー姿勢制御部としてのガイド孔73にはカセットホ
ルダー20の側面に切り起こして形成された係合部22
が係合している。シャーシ1の奥側端部には、テープ走
行用モータ6が取り付けられている。
【0019】(スライド片50について)つぎに、スラ
イド片50について図1ないし図6を用いて説明する。
なお、スライド片50に関連する部材には50番台の符
号を、カセットホルダー20に関連する部材には20番
台の符号を、リフトプレート40に関連する部材には4
0番台の符号を、連結レバー60に関連する部材には6
0番台の符号を、イジェクトレバー70に関連する部材
には70番台の符号を採用する。
【0020】図2はテープカセットがイジェクト位置に
ある時のテープカセットのローディング装置の状態を説
明するための図で、図1の平面図である。図3はテープ
カセットのローディング装置のテープカセットのローデ
ィング途中の状態を説明するための図で、図1の平面図
である。図4はテープカセットがイジェクト位置にある
時のスライド片の状態を説明するための図1の要部縦断
面図である。図5は図4の状態からテープカセットを少
し挿入した状態を説明するための要部縦断面図である。
図6は図5の状態からテープカセットをさらに少し挿入
した状態を説明するための要部縦断面図である。
【0021】図2ないし図4において、カセットホルダ
ー20は下板23および上板24を具備している。この
上板24にはテープカセットT挿入方向に沿って開孔2
4aが形成されている。図3において、リフトプレート
40は前述のように開孔41が形成され、この開孔41
に合成樹脂製のスライド片50が摺動可能に設けられて
いる。このスライド片50は平面図視L字状をしてお
り、また、中央部には細長い矩形の開孔52が形成され
ている。また、スライド片50には、この開孔52の奥
側からテープカセット挿入側に向かって突出する細長い
突出片53が一体に形成されている。
【0022】図4において、スライド片50のテープカ
セット挿入側とは反対側すなわち奥側は下方に垂下して
カセット当接部55が形成され、スライド片50は断面
L字状をしている。スライド片50の突出片53の先端
には、上方に突出する断面三角形の突起状の係止部56
が形成されている。また、スライド片50のテープカセ
ット挿入側の先端には下方に突出する断面三角形の係合
部57が形成されている。
【0023】そして、イジェクト状態においては、スラ
イド片50に一体に形成された突出片53の係止部56
はリフトプレート40のテープカセット挿入側の端面4
0aに係合している。また、カセットホルダー20にテ
ープカセットTを挿入すると、その先端がカセット当接
部55に当接し、その時スライド片50の係合部57は
テープカセットTのリールハブ孔Taに係合する。
【0024】図3において、スライド片50の連結部5
1は、前述のように連結レバー60の長孔61に係合し
ている。この連結レバー60の他端には二股部63が形
成されている。そして、この二股により形成されている
略L字状の空間64は、図3の状態において、その先端
部64aがイジェクトレバー70の移動方向に向き、先
端部64aに連続して形成された根元部64bが先端部
64aに対して略垂直に配置されている。また、図2の
イジェクト状態では、連結レバー60が図3に図示した
状態よりも回動軸62を中心に時計方向に回動している
ため、二股部63に形成された空間64もその向きが変
更されて、その根元部64bがイジェクトレバー70の
ピン71を係止可能に構成されている。
【0025】そして、図2おいて、前述のように、イジ
ェクトレバー70はイジェクトバネ72により、テープ
カセット挿入側に付勢されており、連結レバー60の二
股部63は、その空間64の先端部64aがイジェクト
レバー70のピン71と係合している。したがって、イ
ジェクトバネ72によるイジェクトレバー70のテープ
カセット挿入側への付勢力により、二股部63もテープ
カセット挿入側に付勢されている。その結果、連結レバ
ー60は回動軸62を中心として反時計方向に付勢され
ており、そして、この反時計方向の付勢力により連結レ
バー60の長孔61は奥側に常時付勢されている。
【0026】スライド片50はその連結部51が連結レ
バー60の長孔61に係合しているので、常時奥側に付
勢されている。この付勢力により奥側へ移動しようとし
ているスライド片50は、スライド片50の係止部56
がリフトプレート40のテープカセット挿入側の端面4
0aに係合することにより係止されている。
【0027】(スライド片50の作動について)このよ
うに構成されたスライド片50の作動について説明す
る。テープカセットがイジェクトされている状態におい
て、テープカセットTをカセットホルダー20に挿入す
ると、図2および図4に図示された状態となる。
【0028】そして、この図4に図示された状態からテ
ープカセットTを奥側に押し込むと、テープカセットT
の先端がスライド片50のカセット当接部55を押圧
し、スライド片50を奥側に変位させる。すると、スラ
イド片50の係止部56がリフトプレート40のテープ
カセット挿入側の端面40aから離脱し、リフトプレー
ト40のテープカセット挿入側の端面40aと係止部5
6との係合が解除され、図5に図示された状態となる。
【0029】この図5において、係止部56はリフトプ
レート40のテープカセット挿入側の端面40aと係合
が解除されるので、イジェクトバネ72の付勢力による
スライド片50の奥側への移動を妨げるものはない。し
たがって、スライド片50は奥側に移動し、テープカセ
ットTもそのリールハブ孔Taがスライド片50の係合
部57に係合しているので、図6に図示するようにスラ
イド片50と一体となって奥側に移動する。
【0030】この時、連結レバー60は反時計方向に回
転し、二股部63はテープカセット挿入側に変位する。
この二股部63の変位に連動して、二股部63に係合す
るピン71すなわちイジェクトレバー70もテープカセ
ット挿入側に段々と移動する。そして、図3に図示する
状態となり、連結レバー60の二股部63に形成された
空間64の先端部64aがテープカセット挿入側に向い
て、イジェクトレバー70のピン71がこの二股部63
との係合から開放されて、テープカセット挿入側に移動
可能となる。
【0031】(カセットホルダー20、リフトプレート
40およびイジェクトレバー70の作動について)つぎ
に、カセットホルダー20、リフトプレート40および
イジェクトレバー70の作動について、図1、図7およ
び図8を用いて説明する。
【0032】図7は図1に図示したテープカセットのロ
ーディング装置のイジェクト状態での側面図である。図
8はカセットホルダーがシャーシ側に変位した状態を説
明するための図で、テープカセットのローディング装置
の側面図である。なお、図8はカセットホルダー20が
シャーシ側の位置にあるので、実際にはテープカセット
が挿入されているが、テープカセットを図示すると図面
が複雑になって分かりにくいので省略されている。
【0033】図1において、図示していないテープカセ
ットTを挿入すると、前述のように、スライド片50が
奥側に変位し、連結レバー60は回動軸62を中心に反
時計方向に回転する。そして、図3に図示するように、
連結レバー60の二股部63に形成された空間64の先
端部64aがテープカセット挿入側に向いて、イジェク
トレバー70のピン71がこの二股部63との係合から
開放されて、テープカセット挿入側に移動可能となる。
すると、イジェクトレバー70はイジェクトバネ72の
付勢力によりテープカセット挿入側に移動する。
【0034】さて、図7において、図1に図示した状態
と同じであるので、その詳細は省略するが、シャーシ1
の奥側には側板8が立設し、その側板8にはリフトプレ
ート40側に突出する丸い膨出部43がプレス成形され
ている。また、リフトプレート40には図示しない円孔
が穿たれ、この円孔が膨出部43に嵌まっている。そし
て、リフトプレート40はこの膨出部43を軸として回
転可能に側板8に軸支されている。この軸支する手段と
して、回転軸を側板8に固定することなどを採用するこ
とは適宜可能である。
【0035】この図7および図1の状態から、テープカ
セットTを挿入すると、図3の状態となる。そして、イ
ジェクトレバー70は図3の状態から、さらにテープカ
セット挿入側に移動し、図8に図示する状態となる。カ
セットホルダー20の係合部22は、イジェクト状態の
図7においては、ガイド孔73の上部の水平部に位置し
ており、カセットホルダー20は上方に位置している。
【0036】そして、テープカセットTが挿入されて、
イジェクトレバー70がテープカセット挿入側に移動し
て、図8の状態になると係合部22はガイド孔73の下
部に位置し、カセットホルダー20は下方に変位する。
この時、テープカセットT(図8には図示されていな
い)は図8には図示されていないヘッド81に対向する
位置になる。
【0037】また、図8において、リフトプレート40
はカセットホルダー20と連結部21(図1参照)によ
り連結されているので、カセットホルダー20のシャー
シ1側への変位により、その連結部21もシャーシ1側
へ変位する。これにともなって、リフトプレート40は
膨出部43を軸として時計方向に回転する。
【0038】(ヘッドプレート80について)つぎに、
ヘッドプレート80について、図9および図10を用い
て説明する。図9はヘッドプレートを説明するための図
で、ヘッドが退避位置にある時の平面図である。図10
はヘッドプレートを説明するための図で、ヘッドが再生
位置にある時の平面図である。
【0039】図9は、図1のテープカセットのローディ
ング装置から、レバー2,3、カセットホルダー20、
リフトプレート40などを取り除いた図である。図9に
おいて、図1図示のレバー2,3の下方には一対のピン
チローラ91および一対のキヤプスタン軸92が配置さ
れている。
【0040】また、図1図示のカセットホルダー20の
下方には、ヘッドプレート80がテープカセット挿入方
向とは垂直の方向に往復動可能に配置され、ヘッドプレ
ート80に取り付けられたヘッド81がテープを再生す
るテープ再生位置とヘッド81がテープから離れるヘッ
ド退避位置との間を往復動する。この往復動するための
支持構造は、従来よく知られているように、たとえばヘ
ッドプレート80に長孔を、またシャーシ1にこの長孔
に係合するピンを固定することにより達成される。
【0041】また、ヘッドプレート80のイジェクトレ
バー70側には、切欠き凹部82が形成されている。こ
の凹部82は、板状のヘッドプレート制御部材85に下
方に突出して設けられたピン86に係合している。ヘッ
ドプレート制御部材85は、回動軸87を中心に回動可
能であり、またそのテープカセット挿入側は一段低く形
成されて、ヘッドプレート80の下方を移動可能であ
る。
【0042】そして、ヘッドプレート制御部材85のイ
ジェクトレバー70側は、イジェクトレバー70の移動
方向に平行な摺動面88が形成され、また、摺動面88
のテープカセット挿入側には、イジェクトレバー70の
移動方向に略垂直な対向面89が形成されている。対向
面89には当接部としての円弧状の係合凹部90が形成
されている。
【0043】さらに、イジェクトレバー70のヘッドプ
レート80側には、略矩形状の突出片74がイジェクト
レバー70から突出して形成されている。突出片74の
テープカセット挿入側には突起75が形成されている。
【0044】(ヘッドプレート80の作動について)図
9において、イジェクトレバー70は、イジェクト状態
が2点鎖線で図示され、カセットホルダー20がシャー
シ1側に降下した前述の図8の状態が実線で図示されて
いる。
【0045】そして、突出片74が2点鎖線の状態から
実線の状態まで移動する際には、ヘッドプレート制御部
材85の摺動面88がイジェクトレバー70の移動方向
に平行に形成されているので、イジェクトレバー70に
一体に形成されている突出片74は摺動面88と摺動
し、ヘッドプレート制御部材85が反時計方向に回動す
るのを阻止している。したがって、ヘッドプレート制御
部材85のピン86に、凹部82で係合しているヘッド
プレート80はイジェクトレバー70側に変位すること
はできず、ヘッド退避位置に留まる。
【0046】図8において、イジェクトレバー70は、
そのガイド孔73の下部の水平部がまだカセットホルダ
ー20の係合部22と係合していないため、イジェクト
バネ72の付勢力によりさらにテープカセット挿入側に
移動する。
【0047】したがって、図9において、イジェクトレ
バー70はイジェクトバネ72によりテープカセット挿
入側に移動して、図10図の状態になる。このイジェク
トレバー70の移動にともなって、他の部材も移動す
る。
【0048】図9において、実線で図示された突出片7
4のテープカセット挿入側は、ヘッドプレート制御部材
85の対向面89に対向し、突出片74の突起75はヘ
ッドプレート制御部材85の係合凹部90に係合してい
る。そして、前述のように突出片74がさらにテープカ
セット挿入側に移動すると、図10に図示するように突
出片74の突起75がヘッドプレート制御部材85の係
合凹部90をテープカセット挿入側に押圧して変位させ
る。すると、ヘッドプレート制御部材85は回動軸87
を中心に反時計方向に回動して図10に図示する状態と
なる。
【0049】ヘッドプレート制御部材85が反時計方向
に回動すると、そのピン86が図9に図示した状態から
図10に図示した状態に、すなわちイジェクトレバー7
0側に変位する。このピン86の変位により、ピン86
に係合するヘッドプレート80の凹部82がイジェクト
レバー70側に変位する。その結果、ヘッドプレート8
0に設けられたヘッド81もイジェクトレバー70側に
移動して、再生位置に変位する。
【0050】また、ヘッドプレート80のイジェクトレ
バー70側への移動にともなって一対のピンチローラ9
1が各々キヤプスタン軸92に接近し、片側(図10に
おいては奥側)のピンチローラ91がキヤプスタン軸9
2をテープカセットTのテープ(図示せず)を介して圧
接する。このテープレコーダはリバースタイプであり、
テープ走行方向が逆方向で再生しているときは、テープ
カセット挿入側のピンチローラ91がキヤプスタン軸9
2をテープカセットTのテープ(図示せず)を介して圧
接する。
【0051】(テープカセットのローディング装置の動
作のまとめ)カセットホルダー20、スライド片50、
連結レバー60、イジェクトレバー70、ヘッドプレー
ト80の各部材の動作を各々説明したが、それぞれは関
連して動作しているので簡単に全体の動作を説明する。
【0052】(1)イジェクト状態について 図1、図2、図4、および図7がイジェクト状態を図示
している。また、図10においても、2点鎖線でイジェ
クト状態を図示している。この状態からテープカセット
Tを挿入し押し込むと、図5に図示するように、スライ
ド片50の係止部56がリフトプレート40のテープカ
セット挿入側の端面40aから離脱し、図6に図示する
ように係止部56とリフトプレート40との係合が完全
に外れる。この時には他部材は殆ど動作しない。
【0053】(2)スライド片50が奥側に変位した状
態について 図2において、前述のように係止部56とリフトプレー
ト40との係合が解除されると、イジェクトバネ72の
付勢力によりスライド片50が奥側に変位し、図3の状
態となる。そして、連結レバー60が回動し、その二股
部63に形成された空間64の先端部64aがテープカ
セット挿入方向に向いて、イジェクトレバー70のピン
71が自由に移動可能となる。
【0054】この時には、まだカセットホルダー20
は、イジェクト状態と同じ位置すなわち図7における上
方位置にある。また、イジェクトレバー70の突出片7
4は図9の2点鎖線と実線との間の中間位置にある。
【0055】(3)カセットホルダー20がシャーシ1
側に変位した状態について 図7において、イジェクトレバー70が移動して、その
ガイド孔73がカセットホルダー20の係合部22を下
方にガイドする。すると、図8に図示する状態となる。
このとき、イジェクトレバー70の突出片74は図9の
実線位置に変位する。
【0056】(4)ヘッドプレート80がテープ再生位
置に変位した状態について さらに、イジェクトレバー70がテープカセット挿入側
に移動すると、ヘッドプレート80は図10に図示する
位置に移動し、ヘッド81は図示しないテープを再生す
る。これで、テープカセットTのローディングは終了す
る。
【0057】(テープカセットTのイジェクトについ
て)テープカセットTのイジェクト動作は、単に前記ロ
ーディング動作の逆になるだけなので、その詳細は省略
し、ヘッドプレート80がヘッド退避位置に移動する場
合についてのみ説明する。
【0058】図10において、イジェクトレバー70が
奥側に押し込まれると、イジェクトレバー70に形成さ
れた突出片74も奥側に変位する。この突出片74は、
その変位により、その奥側の側面がヘッドプレート制御
部材85の摺動面88を押圧し、ヘッドプレート制御部
材85を回動軸87を中心として時計方向に回動させ
る。この回動にともなって、ヘッドプレート制御部材8
5のピン86がイジェクトレバー70から離れる方向に
変位して、図9に図示する状態になる。そして、ピン8
6に係合するヘッドプレート80の凹部82もイジェク
トレバー70から離れる方向に変位する。その結果、ヘ
ッドプレート80に設けられたヘッド81もイジェクト
レバー70から離れる方向に、すなわち、ヘッド退避位
置に変位する。
【0059】(実施例2)つぎに、図11および図12
により本発明のテープカセットのローディング装置の実
施例2について説明する。
【0060】図11は本発明のテープカセットのローデ
ィング装置の実施例2を説明するための図で、スライド
片付近の縦断面図である。図12は図11のテープカセ
ットのローディング装置にテープカセットを挿入し押し
込んだ状態を説明するための図で、スライド片付近の縦
断面図である。なお、この実施例2の説明において、前
記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一符号
を付して、その詳細な説明を省略する。
【0061】実施例1においては突出片53がスライド
片50に一体に形成されているのに対して、実施例2で
は、突出片53に相当する突出片95が別体で構成され
ている点で相違する。
【0062】図11において、図3に図示する突出片5
3と同じ位置に、L字形状の突出片95がスライド片5
0に固定された回動軸96を中心として回動可能に取り
付けられている。そして、回動軸96にはバネ98が挿
入され、その一端が突出片95の下面に係合し、他端が
スライド片50に形成されたバネ係止部99に係合して
いる。このバネ98はこのような構成により、突出片9
5をリフトプレート40と係合する方向に付勢してい
る。また、突出片95のテープカセット挿入側には、実
施例1の係止部56に対応する係止部97が形成されて
いる。
【0063】図12において、カセットホルダー20に
テープカセットTを挿入すると、テープカセットTの先
端が突出片95の奥側の垂下している部分に当接押圧し
て、突出片95がバネ98の付勢力に抗して時計方向に
回動する。すると、突出片95の係止部97がリフトプ
レート40のテープカセット挿入側の端面40aから離
脱して係合が外れる。
【0064】突出片95がこのようにバネ98によりリ
フトプレート40と係合する方向に付勢されているの
で、外部から予期せぬ振動が加わっても、実施例1のよ
うに突出片53が合成樹脂の復元力により付勢されてい
る構成のものと相違し、簡単にはリフトプレート40の
テープカセット挿入側の端面40aとの係合が外れな
い。その結果、テープカセットのローディング装置を振
動の加わることが多い車載用として採用しても、その振
動によりローディング装置が誤動作することを防止でき
る。
【0065】(実施例3)つぎに、図13により本発明
のテープカセットのローディング装置の実施例3につい
て説明する。
【0066】図13は本発明のテープカセットのローデ
ィング装置の実施例3を説明するための図で、スライド
片付近の縦断面図である。なお、この実施例3の説明に
おいて、前記実施例2の構成要素に対応する構成要素に
は同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0067】実施例2においてはバネ98が突出片95
と別体に設けられているのに対して、実施例3では、バ
ネ98に相当するバネ95aが突出片95に一体に構成
されている点で相違する。
【0068】図13において、図11に図示する突出片
95と略同じ位置に、細長い平板状の突出片95がスラ
イド片50に固定された回動軸96を中心として回動可
能に取り付けられている。なお、回動軸96の位置は実
施例2の場合よりもテープカセット挿入側に設けられて
いる。そして、突出片95には、その奥側にバネ95a
が反り上がった状態、言い換えると切り起こした様な形
状で一体に形成されている。このバネ95aにより、突
出片95は反時計方向に付勢されている。このような構
成において、テープカセットTを挿入すると、テープカ
セットTの先端が突出片95の奥側を押し上げて、突出
片95を時計方向に回動し、係止部97とリフトプレー
ト40のテープカセット挿入側の端面40aとの係合を
解除する。
【0069】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。
【0070】(1)実施例においては、テープカセット
のローディング装置を採用したテープレコーダは両方向
再生型、所謂オートリバースタイプであるが、片方向再
生型のテープレコーダに採用することも可能である。
【0071】(2)実施例においては、テープカセット
のローディング装置は車載用であるが、車載以外のもの
に採用することも可能である。 (3)実施例においては、カセットホルダー姿勢制御部
はガイド孔73であるが、ガイド溝73などで構成する
ことも可能である。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、カセットホルダーに挿
入されるテープカセットのリールハブ孔に係合する係合
部を有するスライド片は、リフトプレートのテープカセ
ット挿入側の端面に係合してテープカセット挿入側位置
からテープカセット装填時位置への往動を規制する突起
状の係止部を具備している。そして、イジェクトレバー
を非イジェクト位置側に付勢するイジェクトバネは、連
結部材を介して、スライド片をテープカセット装填時位
置に付勢している。
【0073】したがって、カセットホルダーにテープカ
セットを挿入し押し込むと、スライド片の係止部がリフ
トプレートのテープカセット挿入側の端面から外れる。
そして、テープカセットを係合部により保持しているス
ライド片は、イジェクトバネの付勢力によりテープカセ
ット装填時位置に移動する。その結果、スライド片を作
動するための付勢力は、イジェクトバネを利用できるの
で、スライド片専用のバネ特にトグルバネは設ける必要
がない。
【0074】また、イジェクトレバーにはカセットホル
ダー姿勢制御部が設けられ、カセットホルダーにはカセ
ットホルダー姿勢制御部と係合する係合部が設けられて
いる。したがって、イジェクトレバーが非イジェクト位
置の方向に移動すると、イジェクトレバーに設けられた
カセットホルダー姿勢制御部も移動し、カセットホルダ
ーの係合部がカセットホルダー姿勢制御部によりガイド
されて、カセットホルダーはシャーシ側に移動する。
【0075】このように、イジェクトバネにより付勢さ
れているイジェクトレバーの移動を利用して、カセット
ホルダーが変位される。その結果、カセットホルダーを
作動するための付勢力は、イジェクトバネを利用できる
ので、カセットホルダー専用のバネは設ける必要がな
い。
【0076】さらに、イジェクトレバーには、ヘッドプ
レートの往復動を制御するためのヘッドプレート側に突
出した突出片が設けられている。また、ヘッドプレート
がヘッド退避位置にある場合に、前記突出片のヘッドプ
レート側端面と摺動するイジェクトレバーの移動方向に
対して平行な摺動面、この摺動面よりテープカセット挿
入側に形成されるとともにイジェクトレバーの移動方向
に対向する当接部、およびヘッドプレートに係合する係
合部を具備するヘッドプレート制御部材(85)が設け
られている。
【0077】したがって、イジェクトレバーのイジェク
ト位置から非イジェクト位置への移動の際に、初めはイ
ジェクトレバーの突出片がヘッドプレート制御部材の摺
動面を摺動し、ヘッドプレートをヘッド退避位置からテ
ープ再生位置への移動を阻止する。そして、イジェクト
レバーが非イジェクト位置になる直前において、前記突
出片がヘッドプレート制御部材の当接部と当接してヘッ
ドプレートをヘッド退避位置からテープ再生位置へ変位
させる。このように、イジェクトバネにより付勢されて
いるイジェクトレバーの移動を利用して、ヘッドプレー
トが変位される。
【0078】その結果、ヘッドプレートを作動するため
の付勢力は、イジェクトバネを利用できるので、ヘッド
プレート専用のバネは設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のテープカセットのローディング
装置を説明するための全体の斜視図である。
【図2】図2はテープカセットがイジェクト位置にある
時のテープカセットのローディング装置の状態を説明す
るための図で、図1の平面図である。
【図3】図3はテープカセットのローディング装置のテ
ープカセットのローディング途中の状態を説明するため
の図で、図1の平面図である。
【図4】図4はテープカセットがイジェクト位置にある
時のスライド片の状態を説明するための図1の要部縦断
面図である。
【図5】図5は図4の状態からテープカセットを少し挿
入した状態を説明するための要部縦断面図である。
【図6】図6は図5の状態からテープカセットをさらに
少し挿入した状態を説明するための要部縦断面図であ
る。
【図7】図7は図1に図示したテープカセットのローデ
ィング装置のイジェクト状態での側面図である。
【図8】図8はカセットホルダーがシャーシ側に変位し
た状態を説明するための図で、テープカセットのローデ
ィング装置の側面図である。
【図9】図9はヘッドプレートを説明するための図で、
ヘッドが退避位置にある時の平面図である。
【図10】図10はヘッドプレートを説明するための図
で、ヘッドが再生位置にある時の平面図である。
【図11】図11は本発明のテープカセットのローディ
ング装置の実施例2を説明するための図で、スライド片
付近の縦断面図である。
【図12】図12は図11のテープカセットのローディ
ング装置にテープカセットを挿入し押し込んだ状態を説
明するための図で、スライド片付近の縦断面図である。
【図13】図13は本発明のテープカセットのローディ
ング装置の実施例3を説明するための図で、スライド片
付近の縦断面図である。
【符号の説明】 T テープカセット Ta リールハブ孔 1 シャーシ 20 カセットホルダー 22 係合部 40 リフトプレート 40a テープカセット挿入側の端面 50 スライド片 56 係止部 57 係合部 60 連結レバー(連結部材) 70 イジェクトレバー 72 イジェクトバネ 73 ガイド孔(カセットホルダー姿勢制御部) 74 突出片 80 ヘッドプレート 85 ヘッドプレート制御部材 86 ピン(係合部) 88 摺動面 90 係合凹部(当接部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープカセット(T)が挿入されるカセ
    ットホルダー(20)と、 前記カセットホルダー(20)をシャーシ(1)が設け
    られている方向へ往復動可能に支持するリフトプレート
    (40)と、 テープカセット挿入側位置とテープカセット装填時位置
    との間を往復動可能に前記リフトプレート(40)に支
    持されるとともに、前記リフトプレート(40)のテー
    プカセット挿入側の端面(40a)に係合して前記テー
    プカセット挿入側位置から前記テープカセット装填時位
    置への往動を規制する突起状の係止部(56)および、
    前記カセットホルダー(20)に挿入されるテープカセ
    ット(T)のリールハブ孔(Ta)に係合する係合部
    (57)を具備するスライド片(50)と、 イジェクト位置と非イジェクト位置との間を往復動可能
    に設けられているとともに、イジェクトバネ(72)に
    より非イジェクト位置側へ付勢されているイジェクトレ
    バー(70)と、 前記イジェクトレバー(70)のイジェクト位置から非
    イジェクト位置への変位により、スライド片(50)が
    テープカセット挿入側位置からテープカセット装填時位
    置へ変位するように、前記スライド片(50)と前記イ
    ジェクトレバー(70)とを連結する連結部材(60)
    とを備え、 前記カセットホルダー(20)にテープカセット(T)
    を挿入することにより、前記リフトプレート(40)の
    テープカセット挿入側の端面(40a)とスライド片
    (50)の係止部(56)との係合を解除して、前記イ
    ジェクトバネ(72)の付勢力により前記イジェクトレ
    バー(70)を移動し、そして、このイジェクトレバー
    (70)の移動により前記連結部材(60)を介して前
    記スライド片(50)をテープカセット装填時位置へ変
    位させることを特徴とするテープカセットのローディン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 テープ再生位置とヘッド退避位置との
    間を往復動可能なヘッドプレート(80)を備えるとと
    もに、 前記イジェクトレバー(70)には、前記カセットホル
    ダー(20)の姿勢を制御するためのカセットホルダー
    姿勢制御部(73)と、前記ヘッドプレート(80)の
    往復動を制御するためのヘッドプレート側に突出した突
    出片(74)とが設けられ、 また、前記カセットホルダー(20)には前記カセット
    ホルダー姿勢制御部(73)と係合する係合部(22)
    が設けられ、 そして、ヘッドプレート(80)がヘッド退避位置にあ
    る場合に、前記突出片(74)のヘッドプレート側端面
    と摺動するイジェクトレバー(70)の移動方向に対し
    て平行な摺動面(88)、この摺動面(88)よりテー
    プカセット挿入側に形成されるとともにイジェクトレバ
    ー(70)の移動方向に対向する当接部(90)、およ
    びヘッドプレート(80)に係合する係合部(86)を
    具備するとともに、イジェクトレバー(70)のイジェ
    クト位置から非イジェクト位置への移動の際に、初めは
    突出片(74)が前記摺動面(88)を摺動し、非イジ
    ェクト位置になる直前において前記突出片(74)が前
    記当接部(90)と当接してヘッドプレート(80)を
    テープ再生位置へ変位させるヘッドプレート制御部材
    (85)を備えていることを特徴とする請求項1に記載
    のテープカセットのローディング装置。
JP5235825A 1993-08-30 1993-08-30 テープカセットのローディング装置 Withdrawn JPH0765462A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100542413B1 (ko) * 1996-03-13 2006-04-28 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 로딩기구

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