JPH076524A - 光学的記録再生装置 - Google Patents

光学的記録再生装置

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JPH076524A
JPH076524A JP14168993A JP14168993A JPH076524A JP H076524 A JPH076524 A JP H076524A JP 14168993 A JP14168993 A JP 14168993A JP 14168993 A JP14168993 A JP 14168993A JP H076524 A JPH076524 A JP H076524A
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JP
Japan
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amplifier
optical recording
signal
output
tracking servo
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Application number
JP14168993A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Sasaki
良弘 佐々木
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学的記録再生装置における媒体の回転に非
同期な外乱によるトラッキングサーボの特性劣化を防止
する。 【構成】 光学ヘッド、及びトラッキングサーボ回路を
2組実装し、また互いに相手側サーボ回路内のリード・
ラグフィルタ15の出力を、自回路内に取り込み、自回
路のサーボエラー信号をA/Dコンバータ20を介して
CPUユニット21で監視しながら、サーボエラーが最
小になるようにリード・ラグフィルタ出力の混合率を決
定し、サーボエラーを圧縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気ディスク等に対す
る光学的記録再生装置に関し、特に光学ヘッドの位置決
めのためのトラッキングサーボ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置においては、使用す
る光磁気ディスク等の記録媒体が持つ偏心などによる残
留サーボエラー成分の圧縮のため、トラッキングサーボ
方式として図5に示すような周回メモリサーボ方式を用
いていた。以下に簡単に動作を説明する。図示しない光
学ヘッドから出力される2相のトラッキング検出信号T
a,Tbは、差信号アンプ51と和信号アンプ52とで
両信号の差信号と和信号とが生成され、この差信号は和
信号の変化に応じてAGCアンプ53でゲイン補正され
て、エラーアンプ54に入力される。エラーアンプ54
の出力はリード・ラグフィルタ55で位相補償され、ス
イッチ56、ミックスアンプ57を経て、電圧・電流変
換アンプ58(ドライブアンプ)でアクチュエータ駆動
電流に変換される。エラーアンプ54では、入力される
差信号がGND(残留サーボエラーがゼロ)になるよう
にサーボ動作を行う。スイッチ56はトラッキングサー
ボ動作をオン、オフするためのもので、トラックジャン
プパルス発生器59はトラックジャンプの制御のための
パルスを発生する。これらはCPUユニット61により
制御される。
【0003】この他に、記録媒体の偏心成分などのよう
に記録媒体の回転に同期したエラー信号を圧縮するため
に、周回メモリユニット63を実装している。周回メモ
リユニット63では、ある周の記録媒体1回転の残留エ
ラー信号を一定のサンプリング時間で内部のメモリに蓄
積し、次の周の同じタイミングでミックスアンプ57に
出力する。この方式により、回転に同期した定常的な残
留エラーを約1/10に圧縮でき、サーボ追従性能を向
上できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の周回メモリユニ
ット63を用いた回路構成では、回転に同期した周波数
成分については圧縮可能であるが、記録媒体を回転させ
るモーター等から発生する、回転に非同期な周波数に対
しては、サンプリング点と次の周の出力点の持つ残留エ
ラー成分は等しくならず、むしろ外乱としてメインサー
ボ特性を劣化させるという問題点があった。
【0005】それ故、本発明の課題は、回転に同期した
外乱だけでなく回転に非同期な外乱の軽減にも有効なト
ラッキングサーボ方式を実現できる光学的記録再生装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転する光学
的記録再生媒体に光束を照射して、情報信号を記録再生
する光学的記録再生装置において、光束を光学的記録再
生媒体の表面に形成されたトラックに追従させるトラッ
キングアクチュエータ、及びトラッキング信号用検出器
を備えた光学ヘッドと、前記トラッキングアクチュエー
タを駆動制御するトラッキングサーボ回路とをそれぞれ
2組有し、前記2つの光学ヘッドは光学的記録再生媒体
の回転中心に関して180°対向して配置されており、
トラック追従動作おいてそれぞれのトラッキングサーボ
回路の残留サーボエラー信号成分を互いに出力し、また
相手側の残留サーボエラー信号成分を自分のトラッキン
グサーボ回路に重畳することを特徴とする。
【0007】本発明によればまた、前記各トラッキング
サーボ回路が、対応する光学ヘッドからの2相のトラッ
キング検出信号の差信号及び和信号を生成する差信号ア
ンプ及び和信号アンプと、前記和信号の変化に応じて前
記差信号のゲイン補正を行うAGCアンプと、該AGC
アンプの出力信号を受けて残留サーボエラーをゼロにす
るように動作するエラーアンプと、該エラーアンプの出
力を受けてその位相補償を行うためのリード・ラグフィ
ルタとを含んで、該リード・ラグフィルタの出力を相手
側のトラッキングサーボ回路に出力し、更に、前記リー
ド・ラグフィルタの出力と相手側のトラッキングサーボ
回路におけるリード・ラグフィルタの出力とを重畳する
ミックスアンプを含むことを特徴とする光学的記録再生
装置が得られる。
【0008】本発明によれば更に、前記各トラッキング
サーボ回路が更に、相手側のトラッキングサーボ回路に
おけるリード・ラグフィルタの出力を受けてそのAC成
分を抽出するためのゲイン可変アンプと、前記エラーア
ンプの出力に応じて前記ゲイン可変アンプのゲインを決
定するCPUとを含むことを特徴とする光学的記録再生
装置が得られる。
【0009】
【作用】本発明の光学的記録再生装置では、1つの光学
ヘッドと180°対向した位置にもう1つの光学ヘッド
を備えている。これは装置のデータ転送レートを向上す
るために、1台目の光学ヘッドと平行して動作するもの
である。また、トラッキングサーボ回路のリード・ラグ
フィルタの出力がもう一方のトラッキングサーボ回路の
ミックスアンプに入力されており、このミックスアンプ
の混合比率はCPUでサーボエラーを観測し決定する。
【0010】
【実施例】次に、本発明を図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例のトラッキングサーボ回路であ
り、図2は図1のトラッキングサーボ回路を使用した記
録再生系を示す。
【0011】はじめに図2について説明する。この記録
再生系は、光磁気ディスク1、光学ヘッド2、レーザダ
イオード駆動回路3、光磁気ディスク1に対して磁界を
加える磁界発生回路4、光学ヘッド2で再生されたRF
再生信号を増幅するRFアンプ5、フォーカス制御用の
フォーカスサーボ回路6、トラッキングサーボ回路7を
含む。
【0012】情報を記録する場合は、記録信号はレーザ
ダイオード駆動回路3に送られ、レーザ光が所定の変調
を受けて、光磁気ディスク1の記録面に信号が記録され
る。更に、光学ヘッド2は内部に、レーザダイオード2
−1、コリメータレンズ2−2、ビーム成形プリズム2
−3、偏光ビームスプリッタ2−4,2−5、対物レン
ズ2−6を備え、レーザダイオード2−1から発せられ
たレーザ光は上記の経路を通り、光磁気ディスク1に照
射される。偏光ビームスプリッタ2−5からの光は1/
4波長板2−7、レンズ2−8を介して再生信号用検出
器2−9で光電変換される。他方、偏光ビームスプリッ
タ2−4からの光は、レンズ2−10、ビームスプリッ
タ2−11を介してトラックエラー検出器2−12へ送
られ、ここでトラッキング検出信号Ta,Tbが得られ
る。ビームスプリッタ2−11からの他方の光は、ナイ
フエッジ2−13を介してフォーカスエラー検出器2−
14へ送られ、ここでフォーカスエラー用信号Fa,F
bが得られる。トラッキングサーボ回路7とフォーカス
サーボ回路6の出力はそれぞれ、ドライブアンプ7a,
6aを介してレンズアクチュエータ2−15へ送られ、
対物レンズ2−6の位置を制御する。トラッキングサー
ボ回路7の出力はまた、ドライブアンプ7bを介しポジ
ショナモータ8に供給される。
【0013】図1において、光学ヘッド2から出力され
た2相のトラッキング検出信号Ta,Tbは差信号アン
プ11で両者の差が生成され、AGCアンプ13でゲイ
ン補正されて、エラーアンプ14に入力する。なお、A
GCアンプ13ではトラッキング検出信号Ta,Tbの
和信号を和信号アンプ12より入力し、その変化分に応
じてゲインを自動的に調整する。また、エラーアンプ1
4では、入力される差信号がGND(残留サーボエラー
がゼロ)になるようにサーボ動作を行う。
【0014】エラーアンプ14の出力は、リード・ラグ
フィルタ15で位相補償され、スイッチ16、ミックス
アンプ17を経て、ドライブアンプ7a(電圧・電流変
換アンプ)でレンズアクチュエータ駆動電流に変換さ
れ、レンズアクチュエータ2−15が駆動される。
【0015】サーボ動作の開始、終了、及びトラックジ
ャンプパルス発生器19を介してのトラックジャンプの
制御は、全てCPUユニット21が行う。以上の動作に
ついては、従来の装置と同じである。
【0016】本発明の装置では光学ヘッド、及びトラッ
キングサーボ回路を2組備えているが、図1では1組の
みを図示している。このトラッキングサーボ回路は、自
分のリード・ラグフィルタ15の出力を相手側のトラッ
キングサーボ回路に出力し、また相手側トラッキングサ
ーボ回路のリード・ラグフィルタの出力をゲイン可変ア
ンプ22に入力している。このゲイン可変アンプ22で
は入力信号のAC成分のみを取り出し、またゲインはC
PUユニット21で設定される。CPUユニット21で
は、エラーアンプ14の出力をA/Dコンバータ20に
よりディジタル値に変換した残留エラーを監視してお
り、記録媒体1周分の積算値が最低になるようにゲイン
可変アンプ22のゲインを決定している。また、トラッ
クジャンプ実行中は相手への出力をGNDレベルにして
出力する。
【0017】回転に非同期な外乱を受けている状態のサ
ーボエラー信号を図3に示す。本装置では、2個の光学
ヘッドが、図4に示すように、記録媒体の回転軸を中心
に180°対向して配置されており、その結果、2個の
光学ヘッドから得られる2つのサーボエラー信号の外乱
成分は180°の位相差を持っている。本装置ではこの
点に着目し、上述の構成をとって外乱成分の相殺を図る
ことにより、回転に非同期な外乱に対してもサーボエラ
ーの圧縮率を向上できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は2個の光
学ヘッドのサーボエラー信号を互いに相手側から入力
し、自分のアクチュエータ駆動信号に重畳することによ
り、記録媒体の回転に同期した外乱のみでなく、非同期
な外乱による残留エラーの増加を防止し、安定なトラッ
キングサーボ特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明が適用される記録再生系の構成図であ
る。
【図3】非同期な外乱の影響をうけている時のサーボエ
ラー信号の波形を示した図である。
【図4】本発明による2個の光学ヘッドの配置を示した
図である。
【図5】従来のトラッキングサーボ回路のブロック図で
ある。
【符号の説明】
11 差信号アンプ 12 和信号アンプ 13 AGCアンプ 14 エラーアンプ 15 リード・ラグフィルタ 16 スイッチ 17 ミックスアンプ 19 トラックジャンプパルス発生器 20 A/Dコンバータ 21 CPUユニット 22 ゲイン可変アンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する光学的記録再生媒体に光束を照
    射して、情報信号を記録再生する光学的記録再生装置に
    おいて、光束を光学的記録再生媒体の表面に形成された
    トラックに追従させるトラッキングアクチュエータ、及
    びトラッキング信号用検出器を備えた光学ヘッドと、前
    記トラッキングアクチュエータを駆動制御するトラッキ
    ングサーボ回路とをそれぞれ2組有し、前記2つの光学
    ヘッドは光学的記録再生媒体の回転中心に関して180
    °対向して配置されており、トラック追従動作において
    それぞれのトラッキングサーボ回路の残留サーボエラー
    信号成分を互いに出力し、また相手側の残留サーボエラ
    ー信号成分を自分のトラッキングサーボ回路に重畳する
    ことを特徴とする光学的記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光学的記録再生装置にお
    いて、前記各トラッキングサーボ回路は、対応する光学
    ヘッドからの2相のトラッキング検出信号の差信号及び
    和信号を生成する差信号アンプ及び和信号アンプと、前
    記和信号の変化に応じて前記差信号のゲイン補正を行う
    AGCアンプと、該AGCアンプの出力信号を受けて残
    留サーボエラーをゼロにするように動作するエラーアン
    プと、該エラーアンプの出力を受けてその位相補償を行
    うためのリード・ラグフィルタとを含んで該リード・ラ
    グフィルタの出力を相手側のトラッキングサーボ回路に
    出力し、更に、前記リード・ラグフィルタの出力と相手
    側のトラッキングサーボ回路におけるリード・ラグフィ
    ルタの出力とを重畳するミックスアンプを含むことを特
    徴とする光学的記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の光学的記録再生装置にお
    いて、前記各トラッキングサーボ回路は更に、相手側の
    トラッキングサーボ回路におけるリード・ラグフィルタ
    の出力を受けてそのAC成分を抽出するためのゲイン可
    変アンプと、前記エラーアンプの出力に応じて前記ゲイ
    ン可変アンプのゲインを決定するCPUとを含むことを
    特徴とする光学的記録再生装置。
JP14168993A 1993-06-14 1993-06-14 光学的記録再生装置 Pending JPH076524A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14168993A JPH076524A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 光学的記録再生装置

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JP14168993A JPH076524A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 光学的記録再生装置

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JPH076524A true JPH076524A (ja) 1995-01-10

Family

ID=15297934

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JP14168993A Pending JPH076524A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 光学的記録再生装置

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JP (1) JPH076524A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100308841B1 (ko) * 1995-02-09 2001-12-28 모리시타 요이찌 기록및 재생장치및 방법
US9033584B2 (en) 2004-06-25 2015-05-19 Ntn Corporation Rolling bearing

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100308841B1 (ko) * 1995-02-09 2001-12-28 모리시타 요이찌 기록및 재생장치및 방법
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960820