JPH0764567A - 能動騒音制御装置 - Google Patents

能動騒音制御装置

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Publication number
JPH0764567A
JPH0764567A JP5207793A JP20779393A JPH0764567A JP H0764567 A JPH0764567 A JP H0764567A JP 5207793 A JP5207793 A JP 5207793A JP 20779393 A JP20779393 A JP 20779393A JP H0764567 A JPH0764567 A JP H0764567A
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JP
Japan
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digital filter
filter
sound wave
transfer function
electromechanical
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JP5207793A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Osuga
由治 大須賀
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0764567A publication Critical patent/JPH0764567A/ja
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  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部に必要なアナログフィルタの部品削減と
コスト低減、消音効果の長期的な安定性、ダクト長を今
より短縮できる能動騒音制御装置を得ること。 【構成】 制御アルゴリズム10で修正されたFIR適
応型ディジタルフィルタ8の伝達関数に、特定のディジ
タルフィルタ18の伝達関数を畳み込み演算するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は能動騒音制御装置に関
し、特に長期間にわたって安定した能動騒音制御を行な
うことができ、また、ダクト長を短くできる能動騒音制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は例えば特開平1−314500
号公報に開示されている従来の能動騒音制御装置のシス
テム図である。図において、30は音響システムで、入
力音波を受け取る入力端34と、出力音波を放射する出
力端36とを有する軸方向に延在するダクト32で構成
される。雑音をもたらす音波は、音波の伝播通路を構成
するダクト32内を軸方向に左から右へと通る。適応型
フィルタモデル38には、マイクロフォンで構成された
第1の機械電気変換器(以下、「入力変換器」という)
42で検出した信号は、カットオフ周波数4.5ヘルツ
のハイパスフィルタ62およびカットオフ周波数500
ヘルツのローパスフィルタ54を通った入力信号40
と、マイクロフォンで構成された第2の機械電気変換器
(以下、「誤差変換器」という)46で検出された信号
をカットオフ周波数45ヘルツのハイパスフィルタ56
およびカットオフ周波数500ヘルツのローパスフィル
タ58を通った誤差信号44とが入力され、誤差信号4
4が0等の所定値に近づくようにモデル化された訂正信
号48が出力される。この訂正信号48はローパスフィ
ルタ60を通って全方向出力スピーカで構成された機械
電気変換器(以下、「出力変換器」という)50に入力
され、この出力変換器50から放出された打ち消し音波
は、出力音波を減衰させるようにダクト32内に導き入
れられる。
【0003】図12は第2の従来例の音響システムを示
しており、図11と同一符号はそれぞれ同一または相当
部分を示している。入力信号40としては、入力変換器
42で検出され、カットオフ周波数f1のハイパスフィ
ルタ101で高域通過され、カットオフ周波数f6のロ
ーパスフィルタ106で低域通過された信号が入力され
る。誤差信号44としては、誤差変換器46で検出さ
れ、カットオフ周波数f2のハイパスフィルタ102で
高域通過され、さらにカットオフ周波数f3のハイパス
フィルタ103で高域通過され、カットオフ周波数f4
のローパスフィルタ104で低域通過され、さらにカッ
トオフ周波数f5のローパスフィルタ105で低域通過
された信号が入力される。この実施例2では、図13に
示すように、f1<f2<f3<f4<f5<f6に構
成されており、ハイパスフィルタ102および103に
より、誤差信号44の多段高域通過がなされ、さらにロ
ーパスフィルタ104および105により、多段低域通
過がなされる。この多段通過により、フィルタ応答がロ
ールオフ周波数において整形される。また、高域通過さ
れたのち低域通過された入力信号40の周波数帯域は,
多段高域通過されたのち多段低域通過された誤差信号4
4の周波数帯域より大きい。
【0004】つぎに図14および図15は、バターワー
スタイプのローパスアナログフィルタでの振幅特性と遅
延特性をそれぞれ示した図である。図14は横軸に正規
化周波数、縦軸に振幅、パラメータとして次数をとって
いる。図15は横軸に正規化周波数、縦軸に遅延、パラ
メータとして次数をとっている。両特性図を見ると、次
数が高くなれば遮断周波数が急峻となり、遅延時間の変
化も一定でなく群遅延がカットオフ付近で急激に大きく
なることがわかる。
【0005】図16および図17に、ベッセルタイプの
ローパスアナログフィルタでの振幅特性と遅延特性をそ
れぞれ示す。図16は横軸に正規化周波数、縦軸に振
幅、パラメータとして次数をとっている。図17は横軸
に正規化周波数、縦軸に遅延、パラメータとして次数を
とっている。両特性図を見ると、次数が高くなれば遮断
周波数が急峻となるが、バターワースタイプよりゆるく
なっていることがわかる。また、遅延時間の変化は、バ
ターワースタイプより少ないが、まだ一定でなく、群遅
延がカットオフ付近で大きくなることがわかる。
【0006】ここで明確になったのは、遮断特性の良い
バターワースタイプを選択すれば群遅延特性が悪くな
り、群遅延特性の良いベッセルタイプを選択すれば遮断
特性が悪くなる。さらに、ここではローパスフィルタに
関して説明したが、ハイパスフィルタおよびバンドパス
フィルタも同様である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の能動騒音制御装
置は上記のように構成されているので、ダクトの長さを
短くする必要のあるところでは、センサーマイクロフォ
ンM1と付加音源としてのスピーカSの距離を短くする
必要があり、DSPの演算処理時間、アナログフィルタ
の遅延時間、スピーカの遅延時間などを考えると、それ
ほど短くはできない。
【0008】また、安定に動作させるためには、不要な
入力信号を除くために外部のアナログフィルタを必要と
し、物理的なハードウェアで構成するのでその価格上昇
がさけられない。
【0009】さらに、アナログフィルタが不要信号を除
くために厳しい仕様のものであれば、カットオフ地点に
おいて、入力信号に必ず位相ひずみをおこし、その結果
正しい入力信号がDSPに入力されないので演算結果に
ずれが生じ、騒音低減効果が少なかったり、システムが
不安定になってシステムが発散に至り、騒音制御ができ
ない状態になる場合がある。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ダクト長をより短くでき、長期
的に安定した消音効果が得られる能動騒音制御装置を得
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る能動騒音
制御装置においては、第1、第2の機械電気変換器で検
出されたアナログ信号をディジタル信号に変換されたデ
ータに対して、特定のディジタルフィルタで演算処理す
る演算処理手段を備えたものである。
【0012】この発明に係る能動騒音制御装置において
は、制御アルゴリズムで修正されたFIR適応型ディジ
タルフィルタの伝達関数に、特定のディジタルフィルタ
の伝達関数を畳み込み演算する演算手段を備えたもので
ある。
【0013】また、特定のディジタルフィルタの特性
を、ハイパスフィルタ、バンドパスフィルタ、またはロ
ーパスフィルタとしたことである。
【0014】また、制御アルゴリズムで修正されたFI
R適応型ディジタルフィルタの伝達関数と特定のディジ
タルフィルタの伝達関数を畳み込み演算する畳み込み演
算手段と伝達関数を時間シフトする時間シフト手段を備
えたものである。
【0015】また、制御アルゴリズムで修正する量が小
さくなったことを判定する第1の判定手段の結果によっ
て特定のディジタルフィルタの伝達関数をFIR適応型
ディジタルフィルタの伝達関数に畳み込み演算する演算
手段を備えたものである。
【0016】また、第2の機械電気変換器の出力信号の
レベルを判定する第2の判定手段の結果によって、特定
のディジタルフィルタの伝達関数をFIR適応型ディジ
タルフィルタの伝達関数に畳み込み演算する演算手段を
備えたものである。
【0017】また、特定のディジタルフィルタの伝達関
数を畳み込み演算処理する時間帯は、制御アルゴリズム
で処理する時間体以外の時間体を集めて処理したもので
ある。
【0018】
【作用】上記のように構成された能動騒音制御装置は、
特定のディジタルフィルタで不要な入力信号を除くため
に、外部に必要なアナログフィルタの仕様が最小限で済
むのでハードウェアの規模がそれに伴って小さくなり、
また、アナログフィルタで入力信号の位相が歪むのも最
小限におさまり、長期的に安定な消音効果の得られる騒
音制御ができる。
【0019】また、騒音を検出して結果を出すまでのト
ータルの処理時間が短くなり、ある程度ダクトの長さを
短くすることができる。
【0020】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1を示すシステムブ
ロック図である。図において、音波の伝搬通路1内に騒
音源からの伝搬音波を検出する二つのセンサーマイクロ
フォンM1,M2が、付加音源としてのスピーカSを基
準にしてその上流側と下流側の位置に、それぞれ設置さ
れている。センサーマイクロフォンM1の信号は、その
信号を増幅するプリアンプ2、アンチエリアシング用の
ローパスフィルタ3を通り、A/Dコンバータ4でアナ
ログ信号がディジタル信号に変換され、第1のFIR型
ディジタルフィルタ5を介して、加算点6に入力され
る。
【0021】また、音響フィードバック抑制用ディジタ
ルフィルタ7の出力信号が入力され、ディジタルフィル
タ7の出力信号は、センサーマイクロフォンM1からの
出力信号に対して逆位相で加算される。また、加算点6
の出力信号は、FIR適応型ディジタルフィルタ8およ
び第2のFIR型ディジタルフィルタ9に入力されるよ
うに構成され、第2のFIR型ディジタルフィルタ9の
出力信号Xは、制御アルゴリズム10に入力される。
【0022】さらに、制御アルゴリズム10には、セン
サーマイクロフォンM2の出力信号が、その出力信号を
増幅するプリアンプ11、アンチエリアシング用のロー
パスフィルタ12を通り、A/Dコンバータ13でアナ
ログ信号がディジタル信号に変換され、第3のFIR型
ディジタルフィルタ14を介して誤差信号Eとして入力
される。
【0023】FIR適応型ディジタルフィルタ8の出力
信号は、音響フィードバック抑制用ディジタルフィルタ
7およびD/Aコンバータ15の入力信号となり、D/
Aコンバータ15の出力は、ローパスフィルタ16、ス
ピーカー駆動用パワーアンプ17を介して、スピーカS
に入力される。
【0024】上記構成において、騒音源からの伝搬音波
はセンサーマイクロフォンM1,M2により検出され、
センサーマイクロフォンM2の出力信号は、誤差信号E
として制御アルゴリズム10に入力される。加算点6で
はセンサーマイクロフォンM1からの出力信号と、音響
フィードバック抑制用ディジタルフィルタ7の出力信号
が互いに逆位相で加算され、その加算出力はFIR適応
型ディジタルフィルタ8および第2のFIR型ディジタ
ルフィルタ9に入力される。第2のFIR型ディジタル
フィルタ9の出力信号は制御アルゴリズム10に入力さ
れ、制御アルゴリズム10は誤差信号Eが最小となるよ
うに、第2のFIR型ディジタルフィルタ9の出力信号
Xおよび誤差信号Eに基づいてFIR適応型ディジタル
フィルタ8に付与すべき伝達関数を決定し、その伝達関
数を特定するための制御パラメータであるフィルタ係数
をFIR適応型ディジタルフィルタ8に与える。
【0025】FIR適応型ディジタルフィルタ8では、
入力信号を与えられたフィルタ係数に基づいて、所定の
振幅,位相特性の信号に変換処理する。このFIR適応
型ディジタルフィルタ8の出力信号は、D/A変換され
てセンサーマイクロフォンM2の位置において騒音源か
らの伝搬音波を消去するため消音用音波を放射する付加
音源としてのスピーカSに出力される。このようにして
センサーマイクロフォンM2の位置において騒音源から
の伝搬音波は消去される。
【0026】なお、スピーカSからの消音用音波がセン
サーマイクロフォンM1により検出されるが、この成分
は、消音用FIR適応型ディジタルフィルタ8から加算
点6までの伝達特性を再現したディジタルフィルタ7の
出力信号を、逆位相にしてセンサーマイクロフォンM1
の出力信号と加算点6により加算することにより打ち消
されるので、スピーカSからセンサーマイクロフォンM
1への音響的フィードバックは抑制される。すなわち、
ディジタルフィルタ7は音響的フィードバック抑制のた
めのディジタルフィルタとして作用する。
【0027】図2は図1に示した能動騒音制御装置の構
成を示す図である。図2において、図1と同一符号はそ
れぞれ同一または相当部分を示しており、20はDSP
(ディジタルシグナルプロセッサ)、21は表示器で、
これらは、相互にバスライン22を介して接続されてい
る。
【0028】ディジタルシグナルプロセッサ20は、図
1に示す第1のFIR型ディジタルフィルタ5、第2の
FIR型ディジタルフィルタ9、第3のFIR型ディジ
タルフィルタ14、FIR適応型ディジタルフィルタ
8、音響フィードバック抑制用ディジタルフィルタ7、
制御アルゴリズム10の処理としての役割を実行すると
ともに、システム全体を統括制御するコントロールプロ
セッサ処理、A/Dコンバータ4,13や、D/Aコン
バータ15へのデータ転送、表示部21へのデータ出力
を行っている。
【0029】このように、センサーマイクロフォンM
1,M2により検出されるとともに、センサーマイクロ
フォンM2の出力信号は誤差信号Eとして制御アルゴリ
ズム10に入力される。加算点6ではセンサーマイクロ
フォンM1からの出力信号と、音響フィードバック抑制
用ディジタルフィルタ7の出力信号が互いに逆位相で加
算され、その加算出力はFIR適応型ディジタルフィル
タ8および第2のFIR型ディジタルフィルタ9に入力
される。第2のFIR型ディジタルフィルタ9の出力信
号は制御アルゴリズム10に入力され、制御アルゴリズ
ム10は誤差信号Eが最小となるように、第2のFIR
型ディジタルフィルタ9の出力信号Xおよび誤差信号E
に基づいてFIR適応型ディジタルフィルタ8に付与す
べき伝達関数を決定し、その伝達関数を特定するための
制御パラメータであるフィルタ係数をFIR適応型ディ
ジタルフィルタ8に与える。
【0030】第1のFIR型ディジタルフィルタ5と第
3のFIR型ディジタルフィルタ14は、例えば振幅特
性が図14のローパスアナログフィルタでの振幅特性と
すれば、遅延特性は図3に示したようになる。図3は横
軸に周波数、縦軸に遅延時間をとっている。ローパスア
ナログフィルタでいう次数が高くなっても同じで、遅延
時間の変化は周波数の変化に対して一定であるので、群
遅延が一定となり、カットオフ地点、およびその付近で
もまったく変化しないことがわかる。
【0031】FIR型ディジタルフィルタは、周知のよ
うに、また専門書にも書かれているように、基本的に群
遅延は一定なものが作れることが特徴であり、位相がま
わることがないので、カットオフ周波数近傍で急速な位
相変化がない。したがって、センサーマイクロフォンM
1,M2により検出される信号は、偽りなくFIR適応
型ディジタルフィルタ8と第2のFIR型ディジタルフ
ィルタ9に入力することができる。さらに、アンチエリ
アシング用のローパスフィルタはアナログ回路で処理さ
れてはいるが、騒音制御で処理する周波数範囲が、図4
に示すようにアナログフィルタのカットオフ周波数Aよ
り十分低い部分Bで制御するようにディジタルフィルタ
を構成することにより、より忠実な騒音制御ができるの
はいうまでもない。
【0032】実施例2.図5はこの発明の実施例2を示
す能動騒音制御装置のシステムブロック図である。図に
おいて、図1と同一符号はそれぞれ同一または相当部分
を示しており、同様な内容の処理がなされる。音波の伝
搬通路1内に二つのセンサーマイクロフォンM1,M2
とスピーカSが配設され、センサーマイクロフォンM1
の信号は、プリアンプ2、ローパスフィルタ3を通り、
A/Dコンバータ4でディジタル信号に変換され、加算
点6に入力される。また、加算点6には、音響フィード
バック抑制用ディジタルフィルタ7の出力信号が、セン
サーマイクロフォンM1からの出力信号に対して逆位相
で加算され、加算点6の出力信号は、FIR適応型ディ
ジタルフィルタ8および第2のFIR型ディジタルフィ
ルタ9に入力される。
【0033】第2のFIR型ディジタルフィルタ9の出
力は、制御アルゴリズム10に入力される。さらに、制
御アルゴリズム10には誤差信号Eとしてセンサーマイ
クロフォンM2の出力信号が、プリアンプ11、ローパ
スフィルタ12を通り、A/Dコンバータ13でディジ
タル信号に変換されて入力される。第4のディジタルフ
ィルタ18は、FIR適応型ディジタルフィルタ8の伝
達関数と畳み込み演算を行い、その後FIR適応型ディ
ジタルフィルタ8の出力信号は、音響フィードバック抑
制用ディジタルフィルタ7およびD/Aコンバータ15
の入力信号となり、D/Aコンバータ15の出力はロー
パスフィルタ16、スピーカー駆動用パワーアンプ17
を介して、スピーカSに入力される。
【0034】上記構成において、騒音源からの伝搬音波
は、センサーマイクロフォンM1,M2により検出さ
れ、センサーマイクロフォンM2の出力信号は、誤差信
号Eとして制御アルゴリズム10に入力される。加算点
6では、センサーマイクロフォンM1からの出力信号
と、音響フィードバック抑制用ディジタルフィルタ7の
出力信号が互いに逆位相で加算され、その加算出力はF
IR適応型ディジタルフィルタ8および第2のFIR型
ディジタルフィルタ9に入力される。第2のFIR型デ
ィジタルフィルタ9の出力信号は制御アルゴリズム10
に入力され、制御アルゴリズム10は誤差信号Eが最小
となるように、第2のFIR型ディジタルフィルタ9の
出力信号Xおよび誤差信号Eに基づいてFIR適応型デ
ィジタルフィルタ8に付与すべき伝達関数を決定し、そ
の伝達関数を特定するための制御パラメータであるフィ
ルタ係数をFIR適応型ディジタルフィルタ8に与え
る。その後第4のディジタルフィルタ18の伝達関数と
FIR適応型ディジタルフィルタ8の伝達関数は畳み込
み演算され、最終的なフィルタ係数をFIR適応型ディ
ジタルフィルタ8に与える。
【0035】このように、センサーマイクロフォンM
1,M2の信号は、A/Dコンバータのアンチエリアシ
ングようのローパスフィルタしか通っておらず、その信
号が制御アルゴリズムの入力信号となるので、FIR適
応型ディジタルフィルタ8の伝達関数は、帯域の広い周
波数領域の伝達関数として生成され、特に低域通過の周
波数成分が長時間入ることによって、システムが不安定
になる場合が多い。例えば、スピーカの再生能力が40
ヘルツ以上で十分な再生能力を持っており、40ヘルツ
以下の成分の周波数が入った場合で特に再生能力が無い
5ヘルツの信号が入ってきた場合、制御アルゴリズムは
5ヘルツの騒音を落とすためにFIR適応型ディジタル
フィルタ8の伝達関数を生成していく。しかしスピーカ
には再生能力がないので、実際は5ヘルツの周波数成分
は落ちない。それでも制御アルゴリズムは、もっと5ヘ
ルツの周波数成分が落ちるようにFIR適応型ディジタ
ルフィルタ8の伝達関数を生成させていくので、FIR
適応型ディジタルフィルタ8の伝達関数が成長し続け、
最終的にはシステムの制御ができなくなって発散してし
まう可能性が起こる。
【0036】しかし、第4のディジタルフィルタ18の
伝達関数が周波数領域で図6に示す伝達関数であれば、
再生能力の低下する40ヘルツのC点からレスポンスを
小さくしており、5ヘルツではレスポンスとしてなくし
ている。つねにこのフィルタが畳み込み演算されている
ので、FIR適応型ディジタルフィルタ8の伝達関数が
成長し続けることがなく、安定する。必要な伝達関数を
得るためには、既存のディジタルフィルタ設計支援ツー
ルで簡単に得ることができる。なお、この能動騒音制御
装置の構成図は図2と同じである。
【0037】実施例3.実施例1で説明した第1,第3
のディジタルフィルタ5,14および実施例2で説明し
た第4のディジタルフィルタ18は、FIR型ディジタ
ルフィルタの特性上、ハイパスフィルタ、ローパスフィ
ルタ、バンドパスフィルタのいずれであっても位相特性
がリニアに変化し、群遅延は一定であるので、システム
に応じて適当なフィルタを選択して使用することができ
る。
【0038】実施例4.実施例2で説明した能動騒音制
御装置において、制御アルゴリズムで修正されたFIR
適応型ディジタルフィルタの伝達関数が、図7に示すイ
ンパルス特性であり、特定のディジタルフィルタをロー
パスフィルタとし、その伝達関数が図8に示すインパル
ス特性であった場合、その二つのディジタルフィルタの
伝達関数を畳み込み演算した伝達関数の結果は、図9に
示すインパルス特性となる。この場合、主たる遅延が図
7のTA秒から図9のTB秒となり、このままではスピ
ーカSの地点で音を放射しても、既にTB−TA秒遅く
なっているので期待する消音効果が得られない。したが
って、遅延時間を、制御アルゴリズムで修正したFIR
適応型ディジタルフィルタの伝達関数の遅延時間と同じ
となるように時間をTB−TA秒だけシフトまたは巡回
し、その結果を最終的なFIR適応型ディジタルフィル
タの伝達関数とすることで期待する消音効果が得られ
る。
【0039】実施例5.実施例2または実施例4で説明
した能動騒音制御装置において、制御アルゴリズムでF
IR適応型ディジタルフィルタの伝達関数を修正してい
くが、初めて能動騒音制御を行うシステムにおいては、
何かの装置であらかじめ伝達関数を測定する場合を除
き、その伝達関数はまったく未知のため“零”からはじ
めることになる。したがって、伝達関数がまだ生成しき
らないうちに第4のディジタルフィルタの伝達関数を畳
み込んでも無意味であるので、制御アルゴリズムがFI
R適応型ディジタルフィルタに対して伝達関数を修正す
る量が小さくなった時から、第4のディジタルフィルタ
の伝達関数の畳み込み演算を開始するようにする。
【0040】実施例6.実施例2または実施例4で説明
した能動騒音制御装置において、実施例5と同じく、初
めて能動騒音制御を行うシステムにおいては、第2の機
械電気変換器の出力信号が、例えば最初のレベルより6
dB低くなった時に、FIR適応型ディジタルフィルタ
の伝達関数に第4のディジタルフィルタの伝達関数を畳
み込み演算することを開始するするようにしてもよい。
【0041】実施例7.実施例2、実施例4、または実
施例5で説明した能動騒音制御装置においては、全ての
処理が1サンプル以内に終了する必要がある。例えば、
A/Dコンバータのサンプリング周波数が3キロヘルツ
であれば、1サンプルは約333マイクロ秒となり、こ
の333マイクロ秒の期間で一連の処理が終了すること
が必要となる。しかし、通常ディジタルフィルタを実現
する方法としてDSP(ディジタルシグナルプロセッ
サ)が使用されるが、このDSPは処理速度が早いとい
っても現状のものはまだ限界があり、制御アルゴリズム
で修正されたFIR適応型ディジタルフィルタの伝達関
数に、第4のディジタルフィルタの伝達関数を畳み込み
演算処理する処理時間は、非常に演算量が多く時間がか
かってしまう。
【0042】しかし、この第4のディジタルフィルタの
伝達関数を畳み込み演算するのは、制御アルゴリズムで
修正されたFIR適応型ディジタルフィルタの伝達関数
に行うのであって、通常、このFIR適応型ディジタル
フィルタの伝達関数は、騒音制御されている時はほとん
どその伝達関数に変化はなく、同じインパルス特性をし
ている。すなわち、伝播通路内の音響空間などによる大
きな系の伝達関数が変化すればそれに追従するようにな
っているだけであるので、その変化は極めて小さく、数
秒で大きく変化することはほとんどの場合ない。
【0043】したがって、制御アルゴリズムで修正され
たFIR適応型ディジタルフィルタの伝達関数に、第4
のディジタルフィルタの伝達関数を畳み込み演算処理す
るのは、1サンプル以内ではなく、数サンプルで終了し
ても差し支えないことになる。ただし、そのほかのディ
ジタルフィルタの処理に関しては、1サンプル以内に終
了しないといけないので、図10に示すようにSAの期
間が1サンプル時間とし、SBの期間が通常の騒音制御
に必要なディジタルフィルタの演算に係る時間とする
と、SCの期間があいている時間となる。したがって、
SCの期間を集めたSDの期間で第4のディジタルフィ
ルタの伝達関数を畳み込み演算処理するのである。すな
わち、時分割で処理していくということである。
【0044】
【発明の効果】カットオフ周波数近傍でのアナログフィ
ルタの位相変化は、モデルにより正確に表現するのは困
難であるが、ディジタルフィルタでは基本的に位相がま
わることがないので、カットオフ周波数近傍での位相変
化による不安定性がなくなり、長期的に安定した消音効
果が得られる。
【0045】また、外部に設けられたアナログフィルタ
(ハイパスフィルタ)は不要となり、アナログローパス
フィルタは比較的特性のゆるいものが使えるので、アナ
ログフィルタ部の部品が削減でき価格的にも安くするこ
とができる。
【0046】また、遅延時間が短くなり、結果的に短い
伝播通路での騒音制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の能動騒音制御装置のシス
テムブロック図である。
【図2】この発明の実施例1および実施例2による能動
騒音制御装置の構成を示す図である。
【図3】ディジタルフィルタの遅延特性図である。
【図4】実施例1のアナログローパスフィルタとディジ
タルローパスフィルタの関係を示した特性図である。
【図5】この発明の実施例2の能動騒音制御装置のシス
テムブロック図である。
【図6】実施例2の能動騒音制御装置の第4のディジタ
ルフィルタの伝達関数の一例を示す図である。
【図7】実施例1および実施例2の能動騒音制御装置の
FIR適応型ディジタルフィルタの伝達関数であるイン
パルス特性の一例を示す図である。
【図8】実施例2の能動騒音制御装置の第4のディジタ
ルフィルタの伝達関数であるインパルス特性の一例を示
す図である。
【図9】実施例2の能動騒音制御装置のFIR適応型デ
ィジタルフィルタのインパルス特性と第4のディジタル
フィルタのインパルス特性とを畳み演算した結果を示す
図である。
【図10】1サンプル以内の通常の騒音制御に必要な、
ディジタルフィルタの演算に係る時間とあいている時間
との比較を示した図である。
【図11】従来の能動騒音制御装置のシステムブロック
図である。
【図12】従来のたの能動騒音制御装置のシステムブロ
ック図である。
【図13】第12図に示した従来例のシステムの動作お
よびフィルタの特性を示す図である。
【図14】バタワース型フィルタの振幅特性を示す図で
ある。
【図15】バタワース型フィルタの遅延特性を示す図で
ある。
【図16】ベッセル型フィルタの振幅特性を示す図であ
る。
【図17】ベッセル型フィルタの遅延特性を示す図であ
る。
【符号の説明】
2 プリアンプ 3 ローパスフィルタ 4 A/Dコンバータ 5 第1のFIR型ディジタルフィルタ 6 加算点 7 音響フィードバック抑制用ディジタルフィルタ 8 FIR適応型ディジタルフィルタ 9 第2のFIR型ディジタルフィルタ 10 制御アルゴリズム 11 プリアンプ 12 ローパスフィルタ 13 A/Dコンバータ 14 第3のFIR型ディジタルフィルタ 15 D/Aコンバータ 16 ローパスフィルタ 17 パワーアンプ 18 第4のディジタルフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04R 3/00 310

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音波の伝搬通路内における騒音源からの
    伝搬音波に対して逆位相で且つ同一音圧の音波を発生さ
    せ、前記伝搬通路内の所定位置でその音波干渉により消
    音を行なう能動騒音制御装置であって、騒音を検出する
    第1の機械電気変換器と、所定位置において打ち消すた
    めの音波を放射する電気機械変換器と、前記電気機械変
    換器から放射される音波との干渉状態を検出する第2の
    機械電気変換器と、前記第1,第2の機械電気変換器か
    らのアナログ信号をディジタル信号に変換するととも
    に、ディジタル出力をアナログ信号に変換し前記電気機
    械変換器に出力する入出力インターフェースと、前記第
    1の機械電気変換器の出力信号を入力とするFIR適応
    型ディジタルフィルタおよび第1のディジタルフィルタ
    と、前記第2の機械電気変換器の出力信号と第1のディ
    ジタルフィルタの演算結果とに基づいてFIR適応型デ
    ィジタルフィルタの係数をディジタル演算処理し、前記
    第2の機械電気変換器の出力信号が小さくなるように、
    FIR適応型ディジタルフィルタの伝達関数を修正する
    制御アルゴリズムを備えた能動騒音制御装置において、
    第1,第2の機械電気変換器からのアナログ信号をディ
    ジタル信号に変換されたデータに対して、特定のディジ
    タルフィルタで演算処理したデータをそれぞれ入力デー
    タとしたことを特徴とする能動騒音制御装置。
  2. 【請求項2】 音波の伝搬通路内における騒音源からの
    伝搬音波に対して逆位相で且つ同一音圧の音波を発生さ
    せ、前記伝搬通路内の所定位置でその音波干渉により消
    音を行なう能動騒音制御装置であって、騒音を検出する
    第1の機械電気変換器と、所定位置において打ち消すた
    めの音波を放射する電気機械変換器と、前記電気機械変
    換器から放射される音波との干渉状態を検出する第2の
    機械電気変換器と、前記第1,第2の機械電気変換器か
    らのアナログ信号をディジタル信号に変換するととも
    に、ディジタル出力をアナログ信号に変換し前記電気機
    械変換器に出力する入出力インターフェースと、前記第
    1の機械電気変換器の出力信号を入力とするFIR適応
    型ディジタルフィルタおよび第1のディジタルフィルタ
    と、前記第2の機械電気変換器の出力信号と第1のディ
    ジタルフィルタの演算結果とに基づいてFIR適応型デ
    ィジタルフィルタの係数をディジタル演算処理し、前記
    第2の機械電気変換器の出力信号が小さくなるように、
    FIR適応型ディジタルフィルタの伝達関数を修正する
    制御アルゴリズムを備えた能動騒音制御装置において、
    制御アルゴリズムで修正されたFIR適応型ディジタル
    フィルタの伝達関数に、特定のディジタルフィルタの伝
    達関数を畳み込み演算することを特徴とする能動騒音制
    御装置。
  3. 【請求項3】 音波の伝搬通路内における騒音源からの
    伝搬音波に対して逆位相で且つ同一音圧の音波を発生さ
    せ、前記伝搬通路内の所定位置でその音波干渉により消
    音を行なう能動騒音制御装置であって、騒音を検出する
    第1の機械電気変換器と、所定位置において打ち消すた
    めの音波を放射する電気機械変換器と、前記電気機械変
    換器から放射される音波との干渉状態を検出する第2の
    機械電気変換器と、前記第1,第2の機械電気変換器か
    らのアナログ信号をディジタル信号に変換するととも
    に、ディジタル出力をアナログ信号に変換し前記電気機
    械変換器に出力する入出力インターフェースと、前記第
    1の機械電気変換器の出力信号を入力とするFIR適応
    型ディジタルフィルタおよび第1のディジタルフィルタ
    と、前記第2の機械電気変換器の出力信号と第1のディ
    ジタルフィルタの演算結果とに基づいてFIR適応型デ
    ィジタルフィルタの係数をディジタル演算処理し、前記
    第2の機械電気変換器の出力信号が小さくなるように、
    FIR適応型ディジタルフィルタの伝達関数を修正する
    制御アルゴリズムを備えた能動騒音制御装置において、
    前記制御アルゴリズムで修正されたFIR適応型ディジ
    タルフィルタの伝達関数と特定のディジタルフィルタの
    伝達関数を畳み込み演算した結果の遅延時間を、前記制
    御アルゴリズムで修正されたFIR適応型ディジタルフ
    ィルタの伝達関数の遅延時間になるように時間シフトま
    たは巡回した結果を最終的なFIR適応型ディジタルフ
    ィルタの伝達関数としたことを特徴とする能動騒音制御
    装置。
  4. 【請求項4】 制御アルゴリズムで修正する量が小さく
    なった時、特定のディジタルフィルタの伝達関数を畳み
    込み演算を開始することを特徴とする請求項2または請
    求項3に記載の能動騒音制御装置。
  5. 【請求項5】 第2の機械電気変換器の出力信号が、あ
    るレベルとなった時、特定のディジタルフィルタの伝達
    関数を畳み込み演算を開始することを特徴とする請求項
    2または請求項3に記載の能動騒音制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし請求項5のいずれかの請
    求項に記載の能動騒音制御装置において、制御アルゴリ
    ズムで修正されたFIR適応型ディジタルフィルタの伝
    達関数に、特定のディジタルフィルタの伝達関数を畳み
    込み演算処理する時間帯は、制御アルゴリズムで処理す
    る時間体以外の時間体を集めて処理したことを特徴とす
    る能動騒音制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかの請
    求項に記載の能動騒音制御装置において、特定のディジ
    タルフィルタの特性が、ハイパスフィルタ、バンドパス
    フィルタ、またはローパスフィルタであることを特徴と
    する能動騒音制御装置。
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