JPH0764427B2 - 木材乾燥における桟積み装置 - Google Patents

木材乾燥における桟積み装置

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JPH0764427B2
JPH0764427B2 JP30384992A JP30384992A JPH0764427B2 JP H0764427 B2 JPH0764427 B2 JP H0764427B2 JP 30384992 A JP30384992 A JP 30384992A JP 30384992 A JP30384992 A JP 30384992A JP H0764427 B2 JPH0764427 B2 JP H0764427B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木材乾燥における桟積
み装置に係り、詳しくは適宜の形状に加工された例えば
角型で板状に加工された木材を乾燥炉内に入れて乾燥す
るにあたり、多数本の木材を、該乾燥炉内に搬入し得る
大きさの桟積み寸法にて縦横数列に規則正しく整列させ
ながら、整列された各木材群を桟積み用木製パレット上
に桟木を介して多段状に積み重ねる桟積み装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来から、木材を乾燥炉
内に入れて乾燥する場合、多数本の木材を縦横数列に規
則正しく整列させ、整列された前記各木材群を桟木を介
して乾燥炉内に搬入し得る大きさに枠組み形成された桟
積み用パレット上に、多段状例えば30段前後位に積み重
ねてホークリフトにより乾燥炉内に搬入せしめて、乾燥
炉内の温湿度を適度に制御せしめながら乾燥するもので
ある。ところで、木材を乾燥炉内に入れる前に行なう多
数本の木材を縦横数列に規則正しく整列させながら、整
列された各木材群を桟積み用パレット上に桟木を介して
多段状に積み重ねるために使用されている従来の桟積み
装置としては、多数本の木材を縦横数列に規則正しく整
列させる木材整列部と、この木材整列部まで木材を移送
してくるその移送途中で木材の長さを自動にて計測する
計測器を備えた木材移送コンベヤーと、木材整列部にて
整列された各木材群を桟積み用パレット上に多段状に積
み重ねる木材積上げ部とから構成されている桟積み装置
が知られている。
【0003】然るに、従来装置は予め決められた桟積み
寸法幅及び長さの平板状に形成された木材整列台を木材
整列部に搬入供給した後、木材移送コンベヤーの移送途
中で各木材の長さを計測器により自動的に計測しながら
コンベヤー終端部まで移送されてきた各木材を、計測さ
れた結果に基づいてコンベヤー終端部に配備されている
押出し機構により前記木材移動台上に送り込みながら該
木材整列台上に、横方向(整列台の短辺方向)に数列で
且つ縦方向(整列台の長手方向)に計測された長さに応
じて一本乃至数本を一列に整列させ、この木材整列部に
て縦横数列に整列された一段分の木材群を木材整列台と
共に木材積上げ部側へ自動にて移送せしめて該積上げ部
上の桟積み用パレット上に移し変えた後に、木材整列台
を木材群の下から引き抜きいて木材群をパレット上に載
せると共に各木材と交差する様に数本の桟木を所定の間
隔をおいて木材群上に平行に置くことによって、整列さ
れた次の(二段目以降の)木材群が木材整列部から木材
整列台と共に順次移送されてきて各木材群毎に桟木を介
して多段状に積み重ねられる様になっている。即ち、従
来装置は木材整列部への材長の異なる木材の供給から整
列された各木材群を木材積上げ部上に多段状に積み重ね
るまでの一連の動作を全て自動にて行なう様に構成され
ていた。
【0004】しかし乍ら、この種の桟積み装置により決
められた桟積み寸法の範囲で縦横数列に整列されながら
多段状に積み重ねられる木材はその幅は略一定ではある
が、その材長は様々であるために、上記した従来装置の
様に木材整列部まで木材を移送する移送コンベヤーの移
送過程(途中)で木材の材長を自動的に計測しながら、
その計測結果に基づいて木材整列部での整列作業を自動
化にて行なう、例えば木材を桟積み寸法に合わせて縦一
列に並べる場合、最初に移送されてきた一本目の木材の
材長を縦方向の桟積み寸法から差し引いた材長の木材が
移送されて来なく、その材長よりも長い或いは短い木材
が移送されてきた場合には該木材を木材整列部に送らず
に他の場所にストックして置くか、木材移送コンベヤー
の始端部側にもう一度戻す等の選別を繰り返しながら整
列作業を行なう必要があることから、自動の割りには時
間が掛かる。又、従来装置は上記した選別を数回に亘っ
て繰り返すものの、その間に一本目の木材の材長から差
し引かれた材長の木材が移送されて来ない場合には予め
設定されている選別回数がカントされた時点で長い或い
は短い材長の木材を最終的に木材整列部へと供給する様
になっている。従って、従来装置では図10に例示した様
に、横一列に整列された各木材1の端部(切口)1’を
揃えることができない所謂仕組み長さ効率(充填率)が
悪い等の問題を引き起こす要素となる。この仕組み長さ
効率は乾燥の適否に大きな影響を及ぼすことから、この
種の桟積み装置を使用しながら木材乾燥を行なう林産業
界において大きな問題となり、同時にその解決が望まれ
ている。更に、従来装置はコンピュータにより各部の動
作を制御することから、その設備費が莫大なものとなっ
て装置自体の製作コストが高くなり、ひいては桟積み装
置を取り扱う林産業者は莫大なお金を注ぎ込んで装置を
購入しなければならなかった。
【0005】ちなみに、桟積み寸法とは縦横一列に規則
正しく整列された木材群をその整列状態(間隔)で乾燥
炉内に搬入し得る縦方向及び横方向の長さ寸法のことで
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な従来
事情に鑑みてなされたもので、桟積み作業時間の大幅な
短縮化と仕組み長さ効率(充填率)の向上を図ると共
に、装置自体の製作コストの大幅なコストダウンを可能
ならせして安価に提供し得る様に改良した木材乾燥にお
ける桟積み装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が講じる技術的手段は、多数本の木材を縦横数
列に整列する木材整列部、この木材整列部の側方に並列
状に設置され整列された各木材群毎に桟木を介在して該
木材群を、桟積み用パレット上に多段状に積み重ねる木
材積上げ部、この木材積上げ部の側方に並列状に設置さ
れ該木材積上げ部に各木材群毎に桟木を自動供給する桟
木供給部からなり、前記木材整列部は一端部を木材の供
給部とし、該一端供給部から供給された木材を他端部側
に移送すると共に一端供給部側の移送回転方向を正逆切
替え自在に構成した木材整えコンベヤーと、このコンベ
ヤーの上方に上下動自在に配設され且つコンベヤーの幅
方向横一列に複数列配備され、該コンベヤーの一端供給
部から供給乗せられた木材をコンベヤー略全長に亘る縦
一列に揃える長さで一端を木材の供給口とし、他端を閉
鎖せしめてなる木材整えガイドと、コンベヤーの一端供
給部に上下動自在に配設され該一端供給部に沿って横一
列に並ぶ前記木材整えガイド群の一端供給口を適宜閉鎖
せしめる開閉ストッパーと、コンベヤー略全長に亘るそ
の長辺一側に配設され、該コンベヤー上から整列された
木材群を木材積上げ部に移し変えるプッシャー機構とを
備え、木材積上げ部は前記プッシャー機構による木材群
の積み重ね段数に応じて高さを変える桟積みパレットを
載承する桟積みテーブルリフターを備え、桟木供給部は
多数の桟木を多段状に載承保持する桟木載せテーブルリ
フターと、このリフター上に積み重ねられている桟木の
内、最上段の桟木を前記桟木テーブルリフター上に搬送
供給する桟木供給機構とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作 用】而して、上記した本発明の技術的手段によれ
ば、木材整列部の木材整えガイドを降下移動させて木材
整えコンベヤー上に接近位置させると共に該コンベヤー
の一端供給部側を含めたコンベヤー全体を他端側に向け
た同一方向に回転動作せしめて、作業者が各木材整えガ
イドの一端供給口から該ガイド内に木材を挿入する。す
ると、ガイド内に挿入された木材はコンベヤーの回転に
より該コンベヤーの他端側へと移送されながらガイドに
よりその移送方向に整列されると共に多数本の木材の挿
入により最後に挿入した木材の端部(切口)が各ガイド
の供給口近傍位置して没入状に又は面一状に止まったと
ころで各ガイドの供給口を開閉ストッパーにより塞ぐ。
そして、木材整えコンベヤーの一端供給部側の回転方向
を切り替えることにより、各ガイドの供給口近傍に没入
状に位置している木材を含めてコンベヤーの一端供給部
側に乗っている木材は該供給口方向に移送されて各ガイ
ドの内に最後に挿入された各木材の端部が開閉ストッパ
ーにより受け止められて横一例(面一状)に揃ったとこ
ろで木材の整列が終了となる。各ガイド内に最初に挿入
された木材の端部は木材揃えコンベヤーの他端側に移送
された時点で各ガイドの閉鎖されている後端に衝突受け
止めらて面一状に揃った状態となる。然る後、コンベヤ
ーを停止させると共に木材整えガイドを上昇させてコン
ベヤー上から木材整えガイドを離して元位置に上昇復帰
させた後、プッシャー機構を動作させて木材整えコンベ
ヤー上の整列された木材群を木材積上げ部の桟積みテー
ブルリフター上に載せられている桟積みパレット上に押
し出して移し変える。この桟積みテーブルリフター上に
整列された木材群が乗ると、該木材群上に桟木供給部の
桟木テーブルリフター上から桟木供給機構により桟木が
供給されることによって、一段目の木材群の積み重ね作
業が終了となり、以後は上述した動作と作業者による木
材の木材整えガイド内への挿入作業の繰り返しにより、
桟積みテーブルリフター上に桟木を介して整列された木
材群を順次積み重ねて行く。
【0009】
【実施例】本発明の実施の一例を図面に基づいて以下説
明すると、Aは適宜の形状に加工された多数本の木材1
を縦横数列に整列する木材整列部、Bはこの木材整列部
Aの側方に並列状に設置されて整列された各木材群2毎
に枠組み桟木3を介在して該木材群2を多段状に積み重
ねる木材積上げ部、Cはこの木材積上げ部Bの側方に並
列状に設置されて該木材積上げ部Bに各木材群2毎に枠
組み桟木3を自動供給する桟木供給部であり、木材整列
部Aにて一段分毎に整列させた木材群2を木材積上げ部
Bに押し出し移すと共に、木材積上げ部B上に移された
木材群1’上に桟木供給部Cから枠組み桟木3を供給し
ながら木材積上げ部B上に整列された木材群2を多段状
に積み重ねる様にしてある。
【0010】木材整列部Aは、一端部側を木材1の供給
部とし、該一端供給部から供給された木材1を他端部側
に移送すると共に一端供給部側の移送回転方向を正逆切
替え自在に構成した木材整えコンベヤーA-1 と、このコ
ンベヤーA-1 の上方に上下動自在でコンベヤーA-1 の幅
方向横一列に複数列に装備され、該コンベヤーA-1 の一
端供給部から供給された木材1をコンベヤーA-1 略全長
に亘る縦一列に整える他端側を適宜の閉鎖板4にて閉鎖
せしめ一端側を木材1の供給口5とする木材整えガイド
A-2 と、コンベヤーA-1 の一端供給部に上下動自在に装
備され前記木材整えガイドA-2 群の木材供給口5を適宜
閉鎖せしめる開閉ストッパーA-3 と、コンベヤーA-1 略
全長に亘るその一側に配備され該コンベヤーA-1 上に整
列された木材群2を木材積上げ部Bに送り込むプッシャ
ー機構A-4 とを備え、木材整えガイドA-2 の各木材供給
口5から該ガイドA-2 内に作業者の手作業にて挿入され
た木材1が木材整えコンベヤーA-1 により各ガイドA-2
の他端側まで移送されると共に、該他端側まで移送され
てきた最初に各ガイドA-2 内に挿入された各木材1の端
部(切口)1’は各ガイドA-2 の閉鎖されている後端に
衝突受け止められて横一列(面一状)に揃えられ、そし
て最後に各ガイドA-2 内に挿入されて各ガイドA-2 の一
端木材供給口5側に位置する各木材1の端部1’は該供
給口5を適宜閉鎖する開閉ストッパーA-3 の閉鎖動作と
該供給口5側の木材整えコンベヤーA-1 の逆転動作とに
よって横一列(面一状)に揃えられる様に構成してあ
る。
【0011】上記木材整えコンベヤーA-1 は、桟積み寸
法幅及び長さと略同じ大きさにて設置され、その一端
(前端)供給部から供給乗せられた木材1をコンベヤー
全体の他端(後端)側に向けた同一方向の回転により他
端側へと移送すると共に、一端供給部側の回転方向の切
り替えにより最後並びにその手前に乗せられた各木材1
を、その端部1’を一端側に沿わせて横一列(面一状)
に揃える如く該一端側に戻す(整列させる)働きをなす
もので、所定高さの平面矩形状に枠組み形成した架台6
の両側長辺部上に取り付けた両側の枠体7上間に亘り長
辺方向等間隔にて多数本のローラー8…,9…を架橋状
に配設してなるローラーコンベヤーであり、その一端供
給部側半分のローラー群8-1 と他端側半分のローラー群
9-1 を夫々に巻回架け渡した独自の連繋チェーン10,11
により連繋せしめると共に、夫々のローラー群8-1 ,9-
1 に駆動チェーン12,13にて連繋せしめて個々に設置せ
しめたモーター14,15により独立して回転する様に構成
して、装置設置床面Gに所定高さの横長門型形状に立設
した装置機枠Dの一側下方に同機枠Dの横架枠D-1 に対
して平面交差状に設置する。そして、ローラー群8-1 ,
9-1 に回転動力を伝えるモーター14,15を木材整えコン
ベヤーA-1 の一端供給部側における適宜箇所例えば装置
機枠Dの支柱D-2 等に配設した待機ボタンEに接続する
と共に、更に一端供給部側のローラー群8-1 に回転動力
を伝えるモーター14のみを起動ボタンFに接続せしめて
ローラー群8-1の回転を逆転させる様にする。即ち、待
機ボタンE操作により両モーター14,15を同時に始動さ
せてローラー群8-1 ,9-1 の各ローラー8…,9…を木
材整えコンベヤーA-1 の他端側に向けた同一方向に回転
させると共に、起動スイッチF操作によりモーター14の
回転を切り替えて(逆転させて)コンベヤーA-1 一端供
給側のローラー群8-1 のみを逆転させる様にする。尚、
コンベヤーA-1 一端供給側のローラー群8-1 の逆転は起
動ボタンF操作と略同時に開始するタイマーにより制御
されて所定時間が経過(例えば2〜3秒経過)した後に
自動的に停止する様になっている。
【0012】木材整えガイドA-2 は、上記木材整えコン
ベヤーA-1 の回転動作とにより該コンベヤーA-1 上に多
数本の木材1を桟積み寸法にて縦横数列に規則正しく整
列する、詳しくは木材整えコンベヤーA-1 上に供給乗せ
られた多数本の木材1を、コンベヤーA-1 略全長に亘る
縦一列に揃えると同時にコンベヤーA-1 の幅方向横一列
に揃える働きをなすもので、木材整えコンベヤーA-1 の
一端供給部から他端側に亘るコンベヤー略全長に亘る長
さに形成したL字型やT字型の型材、或いはL字型型材
とT字型型材との組み合わせ、図示例では木材整えコン
ベヤーA-1 略全長に亘る長さに形成した多数本のL字型
型材16を、昇降シリンダー17のロッド下端に後述する支
持板B18を介して水平に固着せしめたクランク形状の前
後支持枠19に止め金具20を介して止着支持させて木材整
えコンベヤーA-1 の幅方向に、桟積みする木材1の幅間
隔にて横一列に並設せしめてそれら各型材16間に構成
し、昇降シリンダー17により木材整えコンベヤーA-1 の
コンベヤー面に対して接近降下し、木材群2の整列終了
後において上昇せしめられて次の整列作業が開始される
までその上昇限で待機する様にしてある。そして、各型
材16の表面にはガイドA-2 内に挿入した木材1の長さを
計測する目盛り21を全長に施す(図5参照)。目盛り21
は、一本目の木材1を挿入した後に次に挿入する木材1
の長さを計測、例えば木材整えガイドA-2 全長の長さか
ら挿入した一本目の木材1の長さを差し引いた残り長さ
を計測するための残寸法確認用の定規であり、次に挿入
する木材1の長さを予め計測確認した上で挿入できる様
に、そしてガイドA-2 全長に亘る縦方向に並ぶ木材1間
に隙間をできる限り生じさせない即ち桟積みの仕組み長
さ効率(充填率)の向上を図り得る様にしたある。又、
各木材整えガイドA-2 の後端を木材整えコンベヤーA-1
の他端部に取り付けた閉鎖板4により塞ぐと共に、その
前端の木材供給口5は木材整えコンベヤーA-1 の一端部
に配設したシリンダー22に支持させて上下動自在に配設
した開閉ストッパーA-3 により閉じたり、開いたりする
様にしてある(図6参照)。尚、開閉ストッパーA-3 を
閉じ方向に上昇されるシリンダー22の動きは上記した起
動スイッチF操作により行なわれ、そして開閉ストッパ
ーA-3 を開く方向に下降させるシリンダー22の動きは起
動ボタンF操作と略同時にタイムカウントを開始するタ
イマーにより制御、即ち上記したモーター14の逆転動作
停止と同時に行なわれる。昇降シリンダー17は、上述し
た木材整えコンベヤーA-1 の真上に位置する装置機枠D
の横架枠D-1 に固着せしめて垂設した前後の垂下枠23間
中央に、該垂下枠23の下面間に亘る大きさに形成した支
持板A24に固着支持させて垂設する。そして、この昇降
シリンダー17のロッド下端には前記支持板A24と同じ大
きさに形成した支持板B18を螺合固着せしめると共にそ
の支持板B18の前後縁には前記L字型型材16を止め金具
20にて取り付ける前後支持枠19をネジ止め固定する。
尚、止め金具20は、各L字型型材16にネジ止め固定され
て該L字型型材16の上面に、前後支持枠19の間隔にて前
後2箇所に装着され、該前後支持枠19に対してはスライ
ド自在に掛止させる掛止溝25を有し、この掛止溝25より
ネジ先端を突出せしめて支持枠19に当接止着せしめる止
めネジ26の操作により各L字型型材16の前後支持枠19に
対する止着位置を自由に変えられる様にしてある。即
ち、止めネジ26を緩めることにより、止め金具20は前後
支持枠19に対してその長手方向(枠方向)にスライド可
能となり、各L字型型材16間の間隔即ち木材整えガイド
A-2 幅を桟積みする木材1の幅に合わせて自由に変えら
れる様にしてある(図5参照)。
【0013】上記プッシャー機構A-4 は、木材整えコン
ベヤーA-1 上に整列させた木材群2を該コンベヤーA-1
上から木材積上げ部B側に移し変える働きをなすもの
で、木材整えコンベヤーA-1 略全長に亘る長さで帯板状
に形成した押出し板27を該コンベヤーA-1 の長手方向一
側にコンベヤー面に接近させた状態で位置させる一方、
木材整えコンベヤーA-1 の長手方向に対して交差状に即
ちコンベヤーA-1 を構成する各ローラー群8-1 ,9-1 と
同一方向で且つ前後適宜箇所のローラー8,9間に位置
させた間隔でその下方における上記架台6の他側辺側か
ら一側辺に亘り該一側辺の外部に枠組み連設させた連設
架台28上に向けて外部貫通状に横架配設した前後のガイ
ドシャフト29のスライドブッシュ30に取り付けた略L字
型を呈する前後のブラケット31の上端間に亘り前記押出
し板27を固着支持させる。そして、架台6の他側辺部に
配設せしめてギャードモーター32に連繋せしめたスプロ
ケット33から連設架台28側に配設したスプロケット34に
亘り巻回したチェーン35に押出し板27を固着支持させて
前後のブラケット31の下端を連結せしめて、ギャードモ
ーター32により押出し板27を前進させて木材整えコンベ
ヤーA-1 上に整列された木材群2を木材積上げ部Bに機
械的に押し出し移す様に、そしてこの移し変えが終了し
たところで押出し板27を後退させてその後退限に戻す。
即ち、次の移し変え作業が開始されるまで後退待機位置
となる木材整えコンベヤーA-1 長手方向一側に押出し板
27を待機させる様にしてある。
【0014】木材積上げ部Bは、上記した木材整列部A
にて整列された木材群2を桟積みパレット36上に多段状
例えば30段前後位に積み重ねる場所であり、木材整列部
Aの架台6が設置されたその側方の装置設置床面Gに適
宜の大きさ及び深さにて掘られた床下ピットH内に、木
材群2の積み重ね段数に応じて高さを変える桟積みテー
ブルリフターB-1 を木材整列部Aと並列させた状態即ち
装置機枠Dの横架枠D-1 に対して平面交差状に設置す
る。
【0015】上記桟積みテーブルリフターB-1 は、木材
整えコンベヤーA-1 と略同じ大きさの平面矩形状に形成
されたテーブル37を同じく平面矩形状に形成されたベー
ス38上にX字状に連結交差させた両側の支持アーム39に
て上下動自在に支持させると共に、ベース38上に傾動自
在に設置したシリンダー40のロッド先端を両側アーム39
の交差部近傍間に亘り横架せしめたシリンダーナックル
に固着連結せしめて、シリンダー40によりテーブル37を
上昇又は下降させる様に構成してある。又、テーブル37
上にはその長手方向に亘る桟積みパレット搬入,搬出コ
ンベヤー41が設置装備されており、その一端側の装置設
置床面Gにその延長方向に向けて配設されている桟積み
パレット搬入コンベヤー42との協動動作により該コンベ
ヤー41上に載せられている桟積みパレット(空パレッ
ト)36をテーブル37上に搬入する様になっている。更
に、前記パレット搬入,搬出コンベヤー41の他端側にお
ける装置設置床面Gにはその延長方向に向けて桟木パレ
ット搬出コンベヤー43が配設されており、パレット搬
入,搬出コンベヤー41との協動動作により決められた段
数の木材群2が積み重ねられた桟積み終了の桟積みパレ
ット(木材搭載パレット)36を同コンベヤー43上から外
部に、即ち木材積上げ部Bから装置機枠Dの外に排出す
る様になっている。尚、上記した各コンベヤー41,42,
43はチェーンコンベヤーであり、夫々に装備されている
モーター44,45,46により独自に駆動せしめて上記した
各動作をなす。
【0016】上記桟木供給部Cは、木材整列部Aの木材
整えコンベヤーA-1 上から整列された木材群2がプッシ
ャー機構A-4 により木材積上げ部Bのテーブル37上に押
し出し移し変えられる該プッシャー機構A-4 の動きに追
動して動作を開始して、該プッシャー機構A-4 により前
記テーブル37上に順次移送されてくる各木材群2毎に枠
組み桟木3を搬送供給する働きをなすもので、上記床下
ピットH内における桟積みテーブルリフターB-1 の側方
に並列状に位置させて該リフターB-1 の高さに追動して
高さを変える桟木テーブルリフターC-1 を設置すると共
に、このリフターC-1 上方における装置機枠Dには同リ
フターC-1 上に積まれた枠組み桟木3を前記桟積みテー
ブルリフターB-1 のテーブル37上に搬送供給する桟木供
給機構C-1 を吊持状に設置してなる。
【0017】上記桟木テーブルリフターC-1 は、多数枚
の枠組み桟木3を例えば桟積みテーブルリフターB-1 の
テーブル37上に木材群2が30段積み重ねられる場合、29
枚の枠組み桟木3を桟木パレット47を介して多段状に積
み重ね載承せしめると共に最上段に位置する枠組み桟木
3が桟木供給機構C-2 により掴持される高さレベルに常
に存在位置する様に、その高さを桟積みテーブルリフタ
ーB-1 の動きに追動させて変える動作をなすもので、桟
積みテーブルリフターB-1 と全く同じく構成されたテー
ブルリフターであることから同一構成部材に同じ符号を
用いることでその説明は省略する。そして、この桟木テ
ーブルリフターc-1 のテーブル37上にはその長手方向に
亘る桟木搬入コンベヤー48が設置されており、その一端
側の装置設置床面Gにその延長方向に向けて配設されて
いる桟木供給コンベヤー49との協動動作により該コンベ
ヤー49上から枠組み桟木3が多段状に積み重ねられた桟
木パレット47を搬送せしめて該枠組み桟木3を前記テー
ブル48上に搬入する様になっている。又、前記桟木搬入
コンベヤー48の他端側における装置設置床面Gにはその
延長方向に向けてパレット搬出コンベヤー50が設置され
ており、桟木搬入コンベヤー48との協動動作により該コ
ンベヤー48上から空になった桟木パレット47を外部に、
即ち桟木テーブルリフターC-1 のテーブル37上から装置
機枠Dの外に空になった桟木パレット47を排出する様に
なっている。尚、上記した各コンベヤー48,49,50はチ
ェーンコンベヤーであり、夫々に配備され連繋されたモ
ーター51,52,53により独自に駆動せしめて上記した各
動作をなす。
【0018】一方桟木供給機構C-2 は、桟木パレット47
に多段状に積み重ねられた状態で桟木テーブルリフター
C-1 のテーブル37-1上に載承されている各枠組み桟木3
を一枚毎に掴持せしめて該テーブル37-1上から桟積みテ
ーブルリフターB-1 のテーブル37上方へと搬送し、該テ
ーブル37上に木材整列部Aの木材整えコンベヤーA-1上
からプッシャー機構A-3 により押し出し移されてくる各
木材群2上に枠組み桟木3を供給する動作をなすもの
で、枠組み桟木3の桟木部3-1 を掴持する掴持機構部54
を後述する上下移動部55と水平移動部56とを介して装置
機枠Dの横架枠D-1 下面に装着せしめて、枠組み桟木3
を掴持機構部54により掴み上下移動部55と水平移動部56
との協動(連繋)動作のもとで桟木テーブルリフターC-
1 上から桟積みテーブルリフターB-1 上に搬送供給する
動作をなす様になっている。
【0019】掴持機構部54は、略X字状に交差する交差
部を支点にその下端側を開閉させて掴む,放す動作をな
す様に略くの状に形成した対をなすホルダーを交差状に
軸着せしめたチャックであり、このチャック54の解放上
端をリンク57を介して掴持シリンダー58のロッド先端を
連結させて、掴持シリンダー58によりチャック54の解放
下端側を開閉させる様に構成し、上下移動部55の後述す
る昇降支持枠59に、枠組み桟木3の幅方向よりも狭い間
隔で且つ前後方向に所定の間隔で位置する適宜箇所の桟
木部3-1 を掴持し得る間隔にて前後左右計4箇所に垂下
状に配設する。
【0020】上下移動部55は、枠組み桟木3よりも小さ
めの平面略矩形状に枠組み形成された昇降支持枠59を、
この支持枠59の中央部をロッドにて連結支持せしめて該
支持枠59を上下に移動させるその上下駆動部となる昇降
シリンダー60と、同支持枠59の四隅に立設され該支持枠
59の上下の移動をガイドする働きをなす4本のガイドロ
ッド61とにより上記水平移動部56の後述する横移動支持
板62の下面に支持させてなり、昇降支持枠59はその下面
に長手方向全長に亘る大きさの正面略正方形状に枠組み
形成されたチャック支持枠63を固着装備せしめて、この
支持枠63の前後位置に取り付けた前後支持軸64の両端に
前述したチャック54を構成する対をなすホルダーを交差
状に軸着せしめると共に各チャック54の上方に位置する
四隅コーナーには各チャック54の上端にリンク57を介し
て連結せしめる掴持シリンダー58を個々に垂設配備せし
めて、掴持機構部即ちチャック54を前後左右計4箇所に
垂下状に配設支持する。昇降シリンダー60は上記水平移
動部56の横移動支持板62の下面中央に垂設装備され、そ
のロッド先端を昇降支持枠59の上面中央に固着せしめて
昇降支持枠59を上下動可能に支持する一方、ガイドロッ
ド61は昇降支持枠59の四隅コーナーに固着立設され、そ
の上端側を横移動支持板62の後述するガイドブッシュ63
に摺接動自在に嵌挿せしめて昇降シリンダー60による昇
降支持枠59の上下の移動を平行にガイドするものであ
る。
【0021】水平移動部56は、装置機枠Dの前後横架枠
D-1 に、桟木テーブルリフター C-1 上方から桟積みテ
ーブルリフターB-1 上方に亘る長さに形成したガイドシ
ャフト64の両端を固着支持させて架橋状に配設すると共
に、この前後のガイドシャフト64にスライドブッシュ65
を介して断面略I型を呈する垂下枠66を横移動可能に垂
設し、この前後の垂下枠66の下面間に亘り上記昇降支持
枠59と略同じ大きさのの平面矩形状に形成した横移動支
持板62を固着支持させ、且つ横架枠D-1 上に設置したギ
ャードモーター67に連繋せしめて桟木テーブルリフター
C-1 上方における装置機枠Dの支柱D-1 側よりと桟積み
テーブルリフターB-1 上方における木材整列部A側より
に夫々配設した両スプロケット68,69に亘り巻回したチ
ェーン70の途中に垂下枠66上端に取り付けた連結ブラケ
ット71を連結せしめて、ギャードモーター67により横移
動支持板62の下面に上下移動機構55を介して装備したチ
ャック54を桟木テーブルリフターC-1 と桟積みテーブル
リフターB-1 の上方間を水平に往復移動させる様にして
ある。即ち、桟木テーブルフリターC-1 上の桟木パレッ
ト47上から枠組み桟木3を掴持受け取ったチャック54を
桟積みテーブルリフターB-1 上方へと移動せしめ、そし
て桟積みテーブルリフターB-1 上において該リフターB-
1 上の桟積みパレット36上に移し変えられた木材群2上
に枠組み桟木3を放して置くチャック54の桟木供給動作
が終了したところで該チャック54を桟木テーブルリフタ
ーC-1 上方へと移動せしめてその後退待機位置に戻す様
にしてある。
【0022】72は、上記した上下移動部55の昇降支持枠
59に傾動自在に止着装備した略L型を呈する桟木押え腕
であり、桟木テーブルリフターC-1 のテーブル37上から
次の枠組み桟木3をチャック54により掴持受け取る下降
限へと下降した時点でシリンダー73により傾動(倒動)
せしめられ、先端部を桟積みテーブルリフターB-1 上の
木材群2上に既に供給載せらている枠組み桟木3の縁に
宛がい、該枠組み桟木3上に木材整列部Aから次の木材
群2がプッシャー機構A-4 により移し変えられる際に該
枠組み桟木3がズレない様に押さえる働きをなす(図7
の二点鎖線参照)。
【0023】枠組み桟木3は、多段状に積み重ねられる
各木材群2の上下間に乾燥炉内の乾燥熱が通る空間(間
隙)を確保する厚さで桟積み寸法の横方向の長さを有す
る数本の角型桟木部3-1 の両端部を、桟積み寸法の縦方
向の長さを有する連結材3-2に固着せしめてこの両連結
材3-2 間にその長さ方向に一定の間隔をおいて並設せし
めた桟積み寸法の平面略矩形状に枠組み形成してなるも
のである(図 参照)。又、桟積みパレット36及び桟木
パレット47はその大きさを枠組み桟木3と略同じ程度と
する従来構造を呈する。即ちホークリフトの昇降爪を挿
入し得る様に爪挿入隙間を物載せ上面の下に有する平面
略矩形状に枠組み形成された従来のパレット構造であ
る。
【0024】図中74,75は、上記した木材整列部Aの木
材整えガイドA-2 を支持する昇降シリンダー17の上昇及
びその下降移動量を制御するリミットスイッチ等からな
るセンサーであり、センサー74はプッシャー機構A-4 の
モーター32に連繋せしめて木材整えガイドA-2 が上昇待
機位置に上昇戻された時点で昇降シリンダー17を停止さ
せると共に、プッシャー機構A-4 のモーター32に作動開
始信号を出力する働きをなす一方、センサー75は木材整
えコンベヤーA-1 の両モーター14,15に連繋せしめて木
材整えガイドA-2 が木材整えコンベヤーA-1 に接触しな
い程度まで降下接近された時点で昇降シリンダー17を停
止させると共に、木材整えコンベヤーA-1 の両モーター
14,15に作動開始信号を出力する働きをなすものであ
る。
【0025】76,77は、プッシャー機構A-4 の押出し板
27の前進及びその後退移動量を制御する働きをなすリミ
ットスイッチ等からなるセンサーであり、センサー76は
木材供給機構C-2 の昇降シリンダー60に連繋せしめて押
出し板27が前進移動限に達した時点でモーター32を停止
させると共に、木材供給機構C-2 の昇降シリンダー60に
作動開始信号を出力する働きをなす一方、センサー77は
押出し板27が後退移動限に後退戻された時点でモーター
32を停止させる働きをなすものである。
【0026】78,79,80は、上記した木材積上げ部Bの
桟積みテーブルリフターB-1 のテーブル37高さを下降
限,上昇限及びそれらの中間位置の3段階に制御する働
きをなすリミットスイッチ等からなるセンサーであり、
センサー78,79はテーブル37がその最大下降限,最大上
昇限に達する手前でシリンダー40を停止させることによ
り、該シリンダー40の駆動部に負荷応力が掛らない様に
配慮する一方、センサー80はテーブル37上面のパレット
搬入,搬出コンベヤー41がその延長方向に位置する装置
設置床面Gに設置されているパレット搬入コンベヤー42
及びパレット搬出コンベヤー43に対して面一に位置した
時点でシリンダー40を停止させテーブル37の下降又は上
昇移動を停止させる働きをなすものである。
【0027】81は、桟積みテーブルリフターA-1 のテー
ブル37上に積み重ねられる木材群2の積み重ね段数に応
じて該テーブル37の高さを変える働きをなす。即ち、積
み重ねられた直後の木材群2上に桟木供給部Cから供給
載せられる枠組み桟木3の上面と前記木材整えコンベヤ
ーA-1 のローラー面とが面一になる様に木材群2の積み
重ね段数に応じてテーブル37の高さを変える如く桟積み
テーブルリフターB-1のシリンダー40に作動指示を出力
する働きをなす光電管等からなるセンサーである。
【0028】82,83,84は、桟木テーブルリフターC-1
のテーブル37-1高さを下降限,上昇限及びそれらの中間
位置の3段階に制御する働きをなすリミットスイッチ等
からなるセンサーであり、センサー82,83はテーブル37
-1がその最大下降限,最大上昇限に達する手前でシリン
ダー40-1を停止させることにより、該シリンダー40-1の
駆動部に負荷応力が掛らない様に配慮す一方、センサー
84はテーブル37-1上面の桟木搬入コンベヤー48がその延
長方向に位置する装置設置床面Gに設置されている桟木
供給コンベヤー49及びパレット搬出コンベヤー50に対し
て面一に位置した時点でシリンダー40-1を停止させテー
ブル37-1の下降又は上昇移動を停止させる働きをなすも
のである。
【0029】85は、最上段に存在する枠組み桟木3が桟
木供給機構C-2 により桟積みテーブルリフターB-1 のテ
ーブル37上に搬送供給される毎に桟木テーブルリフター
C-1のテーブル37-1高さを変える働きをなす。即ち、桟
木供給機構C-2 のチャック54がシリンダー60により下降
限まで下降された際にチャック54が最上段に位置する枠
組み桟木3を掴持し得る高さ位置に該枠組み桟木3が存
在位置する様に、枠組み桟木3が桟積みテーブルリフタ
ーB-1 のテーブル37上に搬送供給される毎に桟木テーブ
ルリフターC-1 のシリンダー40-1に作動指示を出力する
働きをなす光電管等からなるセンサー所謂光電センサー
である。尚、最上段に位置する枠組み桟木3とは桟木供
給機構C-2 により桟積みテーブルリフターB-1 上に搬送
供給される毎に常に一番上に積み重ねられた状態で位置
する全ての枠組み桟木3ことを言う。
【0030】86,87は、桟木供給機構C-2 のチャック54
を掴持シリンダー58及び上下移動部55を介して支持する
シリンダー60の上昇及びその下降移動量を制御するリミ
ットスイッチ等からなるセンサーであり、センサー86は
モーター67に連繋せしめてチャック54が桟木テーブルリ
フターC-1 上の枠組み桟木3を掴持せしめた後上昇限ま
で上昇せしめた時点、及びチャック54が桟積みテーブル
リフターB-1 上に移し変え積み重ねられた木材郡2上に
前記枠組み桟木3を放した後上昇限まで上昇せしめられ
た時点で桟木供給機構C-2 を桟木テーブルリフターC-1
上方と桟積みテーブルリフターB-1 上方との両方間へと
移動させるモーター67に作動開始信号を出力する働きを
なす一方、センサー87は掴持シリンダー58に連繋せしめ
てチャック54が桟木テーブルリフターC-1 上の枠組み桟
木3を掴持し得る下降位置、及び桟積みテーブルリフタ
ーB-1 上の木材郡2上に枠組み桟木3を放し得る下降位
置まで下降された時点で掴持シリンダー58に作動開始信
号を出力する働きをなすものである。
【0031】88,89は、桟木供給部Cの桟木テーブルリ
フターC-1 上方と木材積上げ部Bの桟積みテーブルリフ
ターB-1 上方との両方間へと移動範囲を制御するリミッ
トスイッチ等からなるセンサーであり、センサー88は桟
木テーブルリフターC-1 上方側においてチャック54がシ
リンダー60により下降せしめられた際に該リフターC-1
上の枠組み桟木3の決められた桟木部3-1 を確実に掴持
し得る定位置(所定位置)まで水平移動された時点で水
平移動部56を停止させる動きをなす一方、センサー89は
シリンダー58に連繋せしめて桟積みテーブルリフターB-
1 上方側において枠組み桟木3を掴持するチャック54が
シリンダー60により下降せしめられた際に該リフターB-
1 上の木材群2上の決められた位置に枠組み桟木3を放
し得る定位置まで水平移動された時点で水平移動部56を
停止させる動きをなすと共に、シリンダー58に作動開始
信号を出力する働きをなすものである。
【0032】90,91,92,93は、上記桟積みテーブルリ
フターB-1 上のパレット搬入,搬出コンベヤー41,その
他端側のパレット搬出コンベヤー43並びに桟木テーブル
リフターC-1 上の桟木搬入コンベヤー48,その他端側の
パレット搬出コンベヤー50これら各コンベヤーの終端部
まで桟積みパレット36並びに桟木パレット47が移送され
てきた時点で各モーター44,45,46,51,52,53に作動
停止信号を出力する働きをなすリミットスイッチ等から
なるセンサーである。
【0033】尚、上記した各センサーの設置形態並びに
その設置場所は図示した例に限定されるものでなく、要
は各センサーが各駆動部の動作位置(範囲)と各駆動部
の追動動作を制御し得る設置形態並びにその設置場所で
あれば良い。例えば桟積みテーブルリフターB-1 の高さ
を3段階に制御する働きをなすセンサー78,79,80をベ
ース38上に設置して、支持アーム39の下端の動きで、換
言すれば、リフターB-1 の高さ変位に伴う支持アーム39
下端の移動量を各センサー78,79,80で検出することで
桟積みテーブルリフターB-1 の高さを3段階に制御する
設置形態とするも良い。
【0034】次に、以上の如く構成した本実施例桟積み
装置による桟積み方法を説明すると、まず段取りとして
枠組み桟木3を多数枚、例えば桟積みテーブルリフター
B-1上の桟積みパレット36上に木材群2を30段積み重ね
ることで乾燥炉内に搬入する1ストック分の桟積み作業
が終了すると仮定した場合、29枚の枠組み桟木3を多段
状に積み重ねた桟木パレット47をホークリフト等により
桟木供給コンベヤー49上に載せる一方、空の桟積みパレ
ット36をパレット供給コンベヤー42上に載せる段取り作
業が終了した後に待機ボタンEを押す。すると、桟木テ
ーブルリフターC-1 及び桟積みテーブルリフターB-1 が
当初の待機高さで待機していなかった場合には夫々に配
備されているセンサー80,84により検出制御される待機
高さまでシリンダー40,40-1により駆動されて戻される
と共に、同じく桟木供給機構C-2 も当初の待機位置で待
機していなかった場合には夫々に配備されているセンサ
ー86,88により検出制御される待機位置へとシリンダー
60及びモーター67により駆動されて戻される。そしてこ
れと同時に木材整列部Aの木材整えガイドA-2 及びプッ
シャー機構A-4 も当初の待機位置で待機していなかった
場合には夫々に配備されているセンサー74,76により検
出制御される待機位置へとモーター32及びシリンダー17
により駆動されて戻される。これら一例の準備動作は各
部が夫々の待機位置おいて待機準備されている場合には
省略され、以下に説明する動作が即座に開始されるもの
である。
【0035】これらの一連の準備動作が終了すると、次
に桟木供給コンベヤー49及び同一レベルで待機する桟木
テーブルリフターC-1 上の桟木搬入コンベヤー48、パレ
ット搬入コンベヤー42及び同一レベルで待機する桟積み
テーブルリフターB-1 上のパレット搬入,搬出コンベヤ
ー41の各モーター52,51,45,44が同時に作動を開始し
て桟木パレット47は桟木搬入コンベヤー48上へと移送さ
れて該コンベヤー48上即ち桟木テーブルリフターC-1 上
に多段状に積み重ねた枠組み桟木3を搬入すると共に、
桟積みパレット36はパレット搬入,搬出コンベヤー41上
即ち桟積みテーブルリフターB-1 上へと移送搬入され
る。桟木パレット47及び桟積みパレット36の夫々の搬入
がコンベヤー48,41に配備されているセンサー92,90に
より検出されると、各コンベヤー48,49,41,42が同時
に停止すると共に桟木テーブルリフターC-1 と桟積みテ
ーブルリフターB-1 のシリンダー40-1,40が作動を開始
して夫々のセンサー58,81により検出制御される高さレ
ベルまで夫々のテーブル37-1,37を下降又は上昇させ
る。同時に、木材整えコンベヤーA-2 の両モーター14,
15及び昇降シリンダー17が作動を開始してコンベヤーA-
1 のローラー群8-1 ,9-1 を同一方向に回転させると共
に木材整えガイドA-2 が該コンベヤーA-1 に降下接近し
てそれがセンサー75により検出されることによって、作
業者による木材整えガイドA-2 内への木材1の挿入を開
始できる状態となる。
【0036】作業者はこの時点から各ガイドA-2 に施さ
れている目盛り21によって挿入する木材1の長さを確認
しながらその挿入作業(整列作業)を進めて行く。コン
ベヤーA-1 の回転により各ガイドA-2 内全長に亘り1本
乃至数本の木材1を挿入し最後に挿入した木材1の端部
1’が各ガイドA-2 の木材供給口5近傍に位置した没入
状又は面一状に止まったところで即ち各ガイドA-2 に対
する木材1の挿入作業が終了したところで起動ボタンF
を押す。すると、シリンダー22が作動して開閉ストッパ
ーA-3 を上昇させ各ガイドA-2 の木材供給口5を塞ぐと
と共に木材供給口5が開閉ストッパーA-3 により塞がれ
た時点でモーター14が逆転動作に切り替わりローラー群
8-1 のローラー8…を逆転させて同上の木材1を各ガイ
ドA-2 の木材供給口5側へと移送せしめて各ガイドA-2
内の木材供給口5側に位置する木材1の端部1’は開閉
ストッパーA-3 により受け止められて横一列に揃えられ
る。起動ボタンF操作によりカウントが開始するタイマ
ーがタイムアップすると、木材整えコンベヤーA-1 のロ
ーラー群8-1 ,9-1 の回転を停止させると同時に、木材
整えガイドA-2 を支持する昇降シリンダー17と開閉スト
ッパーA-3 を支持するシリンダー22が作動して木材整え
ガイドA-2 を上昇限へと上昇せしめて当該待機位置に戻
すと共に開閉ストッパーA-3 を下降させて待機位置に戻
す。木材整えガイドA-2 が上昇限に戻されそれがセンサ
ー74により検出されると、プッシャー機構A-4 のモータ
ー32が作動を開始して押出し板27を前進させて木材整え
コンベヤーA-1 上の整列された木材群2を桟積みテーブ
ルリフターB-1 上の桟積みパレット36上に押し出し移し
変える。整列された木材群2の桟積みパレット36上への
移し変えが終了した後、押出し板27が後退限に戻された
時点で木材整えコンベヤーA-1 のローラー群8-1 ,9-1
の同一方向への回転が再び開始すると共に、木材整えガ
イドA-2 が下降して作業者による次の木材1の整列作業
が再び開始される。
【0037】木材群2の桟積みパレット36上への移し変
えが終了したことがセンサー77により検出されると、桟
木テーブルリフターC-1 上の枠組み桟木3を掴持し得る
下降限にチャック54を下降させた状態で待機する桟木供
給機構C-2 の掴持シリンダー58が作動を開始してチャッ
ク54に枠組み桟木3を掴ませる。枠組み桟木3チャック
54により掴持すると、シリンダー60が作動を開始して枠
組み桟木3を上昇持ち上げると共に、その上昇限到達が
センサー86により検出されたところでモーター67が作動
を開始して枠組み桟木3を桟積みテーブルリフターB-1
上方へと搬送せしめる。枠組み桟木3がセンサー89によ
り検出制御される桟積みテーブルリフターB-1 上方の定
位置まで搬送されてモーター67が停止すると、再びシリ
ンダー60が作動して枠組み桟木3を桟積みパレット36上
に移し変え載せられている木材群2に向けて枠組み桟木
3を下降せしめて掴持シリンダー58により該木材群2上
に定位置に枠組み桟木3を放す枠組み桟木3の供給が行
なわれ、枠組み桟木3の搬送供給が終了した桟木供給機
構C-2 はシリンダー60とモーター67との協動動作により
桟木テーブルリフターC-1 上方へと戻されると共に、当
該上方に戻された後、再びシリンダー60を作動させて桟
木テーブルリフターC-1 上の次の枠組み桟木3を掴持搬
送し得る即ちセンサー87により検出される下降限までチ
ャック54を下降させた状態で待機すると共に、シリンダ
ー73を作動させて桟木押え腕72を傾動せしめてその先端
部を前記木材群2上に供給した枠組み桟木3の縁に付き
当てた状態で宛がうことによって(図7の二点鎖線参
照)、一段目の木材群2に対する枠組み桟木3の搬送供
給の一連の動作が終了となり、当該状態にて次の枠組み
桟木3の供給に備えるものである。
【0038】以後は上記した作業者による木材1の挿入
作業と各駆動部の追動動作により桟積みテーブルリフタ
ーB-1 上の桟積みパレット36上に二段目以降の木材群2
の移し変えと各木材群2間への枠組み桟木3の自動供給
が繰り返し行なわれ、決められた段数の木材群2の桟積
みが終了すると、桟木テーブルリフターC-1 及び桟積み
テーブルリフターB-1 のシリンダー40-1,40が作動を開
始して夫々に配備されているセンサー84,80により検出
制御される当初の高さまでテーブル37-1,37が下降又は
上昇せしめた後、桟木テーブルリフターC-1 上の桟木搬
入コンベヤー48及び同一レベルで待機するパレット排出
コンベヤー50、桟積みテーブルリフターB-1 上のパレッ
ト搬入,搬出コンベヤー41及び同一レベルで待機するパ
レット搬出コンベヤー43の各モーター51,53,44,46が
同時に作動を開始して空になった桟木パレット47をパレ
ット搬出コンベヤー50上へと移送搬出すると共に、木材
群2が多段状に積み重ねられた桟積みパレット36をパレ
ット搬出コンベヤー43上へと移送搬出する。空になった
桟木パレット47及び桟積み終了の桟積みパレット36が夫
々のコンベヤー50,43上に搬出されたことが夫々に配備
されているセンサー93,91により検出されると、点滅ラ
ンプ又はブザー等により1ストック分の桟積みが終了し
たことが作業者に知らされ、作業者はホークリフト等に
よりパレット搬出コンベヤー43上に排出された桟積み終
了の桟積みパレット36を該コンベヤー43上から乾燥炉等
の他の場所に搬送(運搬)するものである。この際、桟
木テーブルリフターC-1 上の桟木搬入コンベヤー48上に
は次に使用する枠組み桟木3が多段状に積み重ねられた
桟木パレット47が桟木供給コンベヤー49上から同時に移
送搬入されると共に、桟積みテーブルリフターB-1 上の
パレット搬入,搬出コンベヤー41には次に使用する空の
桟積みパレット36がパレット搬入コンベヤー42上から同
時に移送搬入され、次の桟積みに備えるものである。
【0039】
【発明の効果】本発明の桟積み装置は叙上の如く構成し
てなるから、下記の作用効果を秦する。 .木材整列部の木材整えガイドを木材整えコンベヤー
上に接近位置させると共に該コンベヤー全体を同一方向
に回転させた状態で各ガイド内に木材を挿入すること
で、ガイド内に挿入した木材をコンベヤーの回転により
その他端側へと移送せしめながら且つガイドによりその
移送方向に整列させながら、最後に木材整えコンベヤー
の一端供給口を開閉ストッパーにより塞いで該一端供給
口側のコンベヤーの回転を逆転させることで多数本の木
材の縦横数列に規則正しく整列する整列作業を行なうこ
とができ、そして木材整えコンベヤー上で整列した木材
群はプッシャー機構により木材整列部の側方に並列状に
位置させて設置した木材積上げ部の桟積みテーブルリフ
ター上の桟積みパレット上に移し変え、その移し変えた
木材群上には木材積上げ部の側方に並列状に位置させて
設置した桟木供給部の桟木テーブルリフター上に多段状
に積み重ねられている桟木を桟木供給機構により搬送供
給しながら木材の桟積み作業を行なう。即ち多数本の木
材を縦横数列に整列する整列作業と整列された木材群を
多段状に積み上げる積上げ作業からなる一連の桟積み作
業を機械的動作により行なうことが出来る。従って、従
来の様に装置全体の動きをコンピュータで制御すると言
った高騰を招く設備が不要となることから、従来装置に
比べて設備費が大幅に安くなると同時に製作コストも大
幅に削減することが出来る。しかも、木材整えガイドに
より横数列に並ぶ(隣り合う)木材同志が衝突すると言
ったトラブルもなく、木材を敏速に且つ効率良く整列さ
せることができることから、従来装置に比べて桟積み作
業時間を大幅に短縮することが出来る。同時に横一列に
並ぶ木材の端部を開閉ストッパーにより確実に揃えて仕
組み長さ効率(充填率)の向上を図り得る。 .作業者は木材整えガイド内に木材を挿入する際に、
各木材整えガイドに施した目盛りにより挿入すべき木材
の残りの長さを計測確認しながら行なうことができるこ
とから、より一層敏速に木材の整列作業を行なうことが
でき、ひいては整列された木材群を積み重ねるまでの一
連の桟積み作業をより一層敏速に行なうことが出来る。 .木材を縦横に整列するその大きさに枠組み形成した
枠組み桟木を整列させた木材群間に介在しながら該木材
群を順次積み重ねる様にしてなるから、木材群を積み重
ねる際に桟木にズレ等の虞れが全くなく、木材群間に常
に一定の間隔で介在せしめて二段目以降の木材群を正確
に下から支えることが出来る。従って、乾燥炉内での乾
燥時に木材が曲がる等の乾燥不良を起こす心配は全くな
い。 .桟積みテーブルリフター上に配設したパレット搬
入,搬出コンベヤーとその一側延長方向に配設したパレ
ット搬出コンベヤーとにより、木材群が多段状に積み重
ねられた桟積みパレットを装置の外に搬出しながら、そ
して桟木テーブルリフター上に配設した桟木搬入コンベ
ヤーとその一側延長方向に配設した桟木供給コンベヤー
とにより、多段状に積み重ねた多数枚の枠組み桟木を一
同に桟木テーブルリフター上に搬入せしめて且つ桟木供
給機構により前記枠組み桟木を自動供給しながら桟積み
作業を行ない得る様に構成してなるから、桟積み作業が
従来装置に比べて大幅に改善され作業能率が更に優れる
と共に、作業者に対する疲労度を軽減することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明桟積み装置の実施の一例を示した正面
【図2】 同平面図
【図3】 図2のII−II線に沿えた要部の拡大断面図
【図4】 同正面図
【図5】 木材整えガイドを構成するL字型型材の前後
支持枠に対する取り付け状態を拡大して示した斜視図
【図6】 図2のVI−VI線に沿えた要部の拡大断面図
【図7】 同正面図
【図8】 枠組み桟木を示した斜視図
【図9】 桟積みパレット上に整列された木材群をそれ
ら間に枠組み桟木を介在して多段状に積み重ねた状態を
示した斜視図
【図10】 従来装置による木材の整列状態を示した平面
【符号の説明】
A…木材整列部 A-1 …木材整
えコンベヤー A-2 …木材整えガイド A-3 …開閉
ストッパー A-4 …プッシャー機構 B…木材
積上げ部 B-1 …桟積みテーブルリフター C…桟木
供給部 C-1 …桟木テーブルリフター C-2 …桟木
供給機構部 1…木材 2…木材群 3…枠組み桟木 4…閉鎖板 5…供給口 36…桟積み
パレット 41…桟積みパレット搬入,搬出コンベヤー 42…桟積みパレット搬入コンベヤー 43…パレット搬出コンベヤー 47…桟木パ
レット 48…桟木搬入コンベヤー 49…桟木供
給コンベヤー 50…パレット搬出コンベヤー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜の形状に加工された多数本の木材を
    縦横数列に整列する木材整列部、この木材整列部の側方
    に並列状に設置され整列された各木材群毎に桟木を介在
    して該木材群を、桟積みパレット上に多段状に積み重ね
    る木材積上げ部、この木材積上げ部の側方に並列状に設
    置され該木材積上げ部に各木材群毎に桟木を自動供給す
    る桟木供給部からなり、前記木材整列部は一端部を木材
    の供給部とし、該一端供給部から供給された木材を他端
    部側に移送すると共に一端供給部側の移送回転方向を正
    逆切替え自在に構成した木材整えコンベヤーと、このコ
    ンベヤーの上方に上下動自在に配備され且つコンベヤー
    の幅方向横一列に複数列配備され、該コンベヤーの一端
    供給部から供給された木材をコンベヤー略全長に亘る縦
    一列に整える一端側を木材の供給口とし、他端側を閉鎖
    せしめた木材整えガイドと、前記木材整えコンベヤーの
    一端供給部に装備され横一列に並ぶ前記木材整えガイド
    群の木材供給口を適宜閉鎖せしめる開閉ストッパーと、
    コンベヤー略全長に亘るその長辺一側に配設され、該コ
    ンベヤー上から整列された木材群を木材積上げ部に移し
    変えるプッシャー機構とを備え、木材積上げ部は前記プ
    ッシャー機構による木材群の積み重ね段数に応じて高さ
    を変える桟積みパレットを載承する桟積みテーブルリフ
    ターを備え、桟木供給部は多数の桟木を多段状に載承保
    持する桟木テーブルリフターと、このリフター上に積み
    重ねられている桟木の内、最上段の桟木を前記桟積みテ
    ーブルリフター上に搬送供給する桟木供給機構とを備え
    たことを特徴とする木材乾燥の桟積み装置。
  2. 【請求項2】 各木材整えガイドに木材の長さを計測す
    る目盛りを施したことを特徴とする請求項1記載の木材
    乾燥における桟積み装置。
  3. 【請求項3】 桟木が整列された木材群を載せる程度の
    大きさの平板状に枠組み形成した枠組み桟木であること
    を特徴とする請求項1記載の木材乾燥における桟積み装
    置。
  4. 【請求項4】 桟積みテーブルリフター上に桟積みパレ
    ットを搬入すると共に木材群が多段状に積み重ねられた
    後に該リフター上から桟積みパレットを搬出するパレッ
    ト搬入,搬出コンベヤーを配設し、このコンベヤーの一
    端側には該コンベヤー上に桟積みパレットを送り込むパ
    レット供給コンベヤーをその延長方向に配設すると共に
    その他端側には多段状に積み重ねられた木材群を載せた
    前記桟積みパレットを桟積みテーブルリフター上から搬
    出するパレット搬出コンベヤーをその延長方向に配設す
    る一方、桟木テーブルリフター上には多段状に積み重ね
    られた枠組み桟木を該リフター上に搬入する桟木搬入コ
    ンベヤーを配設し、このコンベヤーの一端側には該コン
    ベヤー上に多段状に積み重ねられた枠組み桟木を送り込
    む桟木供給コンベヤーをその延長方向に配設したことを
    特徴とする請求項1又は請求項3記載の木材乾燥におけ
    る桟積み装置。
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