JPH0763372A - システム型空気調和機 - Google Patents
システム型空気調和機Info
- Publication number
- JPH0763372A JPH0763372A JP5212448A JP21244893A JPH0763372A JP H0763372 A JPH0763372 A JP H0763372A JP 5212448 A JP5212448 A JP 5212448A JP 21244893 A JP21244893 A JP 21244893A JP H0763372 A JPH0763372 A JP H0763372A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- return
- unit
- exhaust
- system type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Central Air Conditioning (AREA)
- Air Humidification (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 従来全体形状が嵩高で大型化となる傾向のシ
ステム型空調機の形状を全体的に小型コンパクト化に形
成する。 【構成】 機体内部を仕切板で上下左右に区切り、上部
に還、排気風路ａを、下方に還、外気風路ｂを形成、上
記風路ａ，ｂ内に還、排気用及び還、外気用送風機の各
送風機６，７を並設すると共に、風路ｂ内に、冷温水コ
イル８、加湿器９、フィルター１１等その他必要機構を
設置のＡユニットと、上下送風路ａ，ｂ間に全熱交換器
１０を設置し、各風路内に外気導入ダンパｄ１，ｄ２、
還、排気送風切換ダンパｄ３、バイパスダンパｄ４を各
開閉自在に設置してなるＢユニットを一体構造に連設す
る。またＡユニットとＢユニットを予じめ夫々分離自在
に形成し、必要時に分離し、個々のユニットを単独のユ
ニット機器として使用できるよう構成せしめる。
ステム型空調機の形状を全体的に小型コンパクト化に形
成する。 【構成】 機体内部を仕切板で上下左右に区切り、上部
に還、排気風路ａを、下方に還、外気風路ｂを形成、上
記風路ａ，ｂ内に還、排気用及び還、外気用送風機の各
送風機６，７を並設すると共に、風路ｂ内に、冷温水コ
イル８、加湿器９、フィルター１１等その他必要機構を
設置のＡユニットと、上下送風路ａ，ｂ間に全熱交換器
１０を設置し、各風路内に外気導入ダンパｄ１，ｄ２、
還、排気送風切換ダンパｄ３、バイパスダンパｄ４を各
開閉自在に設置してなるＢユニットを一体構造に連設す
る。またＡユニットとＢユニットを予じめ夫々分離自在
に形成し、必要時に分離し、個々のユニットを単独のユ
ニット機器として使用できるよう構成せしめる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は室内に冷、暖風の送給
はもとより外気冷房をも可能とした経済的な空調機であ
って、特に従来機の容量、能力を何ら低減することなく
機体全体をコンパクトに形成しようとするを主な目的と
するシステム型空気調和機に関する。
はもとより外気冷房をも可能とした経済的な空調機であ
って、特に従来機の容量、能力を何ら低減することなく
機体全体をコンパクトに形成しようとするを主な目的と
するシステム型空気調和機に関する。
【０００２】
【従来の技術】通常、この種空調機は図１にて示す如
く、還気用送風機室ａ，吸気用送風機室ｂ及びコイル機
械室ｃ，全熱交換器室ｄ等の各室夫々に還、外気用送風
機が設置され且つこれが横方向に連設してなる形体を有
している。しかも各室内の空間スペースも大であるが為
に全体形状が嵩高となり当然にその据付け面積も大であ
ると共に送風距離間隔が長くなり消費エネルギーも多大
にて非経済的、コスト高となり運搬時にも問題を生じる
等の欠点を有していた。
く、還気用送風機室ａ，吸気用送風機室ｂ及びコイル機
械室ｃ，全熱交換器室ｄ等の各室夫々に還、外気用送風
機が設置され且つこれが横方向に連設してなる形体を有
している。しかも各室内の空間スペースも大であるが為
に全体形状が嵩高となり当然にその据付け面積も大であ
ると共に送風距離間隔が長くなり消費エネルギーも多大
にて非経済的、コスト高となり運搬時にも問題を生じる
等の欠点を有していた。
【０００３】
【発明が解決しょうとする課題】この発明は上記の欠点
を解決しようとするものであって、全体形状を極めてコ
ンパクト化に形成すると共に冷房を必要としない中間
期、冬季等外気の温度が低い時期において該外気の利用
に着眼し、上記等季節においても人口の集合状体、日照
の具合、ＯＡ機器等の使用により室内温度が上昇し若干
の冷気を必要とする場合でも該外気を直接、室内に導入
行わしめることによって理想的な冷房効果を求めること
が出来得る等至便なターミナル、システム型空気調和機
を広く提供しようとするものである。
を解決しようとするものであって、全体形状を極めてコ
ンパクト化に形成すると共に冷房を必要としない中間
期、冬季等外気の温度が低い時期において該外気の利用
に着眼し、上記等季節においても人口の集合状体、日照
の具合、ＯＡ機器等の使用により室内温度が上昇し若干
の冷気を必要とする場合でも該外気を直接、室内に導入
行わしめることによって理想的な冷房効果を求めること
が出来得る等至便なターミナル、システム型空気調和機
を広く提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する手
段として、この発明に係るカセット形空調機のその一例
を図面に示す如く、機体１の内部を仕切板により上下左
右に区切り該前後に夫々開設してなる吸気口２と排気口
３を連通する還、排気送風路ａを上部に、外気取入口４
と吹出口５を連通する還、外気送風路ｂを下方に形成す
る。更に上記、送風通路内に還、排気用送風機６及び
還、外気用送風機７を並設すると共に下部送風通路内に
冷、温水コイル８、加湿器９等その他必要とする機構装
置を夫々に設置してＡユニットを形成する。また機体１
の一方に排気口３及び外気取入口４を開設してなるＢユ
ニットの内部上下送風通路間にバイバス送風路ｃを上下
または片側に形成して全熱交換器１０を縦状に設置する
と共に該全熱交換器１０前面送風通路内に外気導入ダン
パｄ1,ｄ2.を、上下送風通路ａ、ｂ間に還、排気送風切
換ダンパｄ3 、バイバス送風路ｃ内にバイバスダンパｄ
４を各開閉自在に設置し、これらダンパの切換操作によ
って還、排気、外気の導入、混合気等機内に任意自在の
送風を行わしめるべく構成してなるものである。
段として、この発明に係るカセット形空調機のその一例
を図面に示す如く、機体１の内部を仕切板により上下左
右に区切り該前後に夫々開設してなる吸気口２と排気口
３を連通する還、排気送風路ａを上部に、外気取入口４
と吹出口５を連通する還、外気送風路ｂを下方に形成す
る。更に上記、送風通路内に還、排気用送風機６及び
還、外気用送風機７を並設すると共に下部送風通路内に
冷、温水コイル８、加湿器９等その他必要とする機構装
置を夫々に設置してＡユニットを形成する。また機体１
の一方に排気口３及び外気取入口４を開設してなるＢユ
ニットの内部上下送風通路間にバイバス送風路ｃを上下
または片側に形成して全熱交換器１０を縦状に設置する
と共に該全熱交換器１０前面送風通路内に外気導入ダン
パｄ1,ｄ2.を、上下送風通路ａ、ｂ間に還、排気送風切
換ダンパｄ3 、バイバス送風路ｃ内にバイバスダンパｄ
４を各開閉自在に設置し、これらダンパの切換操作によ
って還、排気、外気の導入、混合気等機内に任意自在の
送風を行わしめるべく構成してなるものである。
【０００５】また、この発明においては、通常の場合に
は上記、ＡユニットとＢユニットが一体構造に連設構成
されているが、該ＡユニットとＢユニットの夫々を予め
分離自在に形成し、必要において上記、ＡユニットとＢ
ユニットを切離し、例えば一方のユニット機器をＲＡ付
エヤーハンドリングユニット機として単独に使用出来得
るように構成することも出来得る。
は上記、ＡユニットとＢユニットが一体構造に連設構成
されているが、該ＡユニットとＢユニットの夫々を予め
分離自在に形成し、必要において上記、ＡユニットとＢ
ユニットを切離し、例えば一方のユニット機器をＲＡ付
エヤーハンドリングユニット機として単独に使用出来得
るように構成することも出来得る。
【０００６】
【作用】この発明は上記、ＡユニットとＢユニットを一
体的に使用するものであって、吸排口の夫々をダクト連
結等によって室内側に設置せる吹出口、室外排気口等に
各連接し、還、排気用送風機６及び還、外気用送風機７
を運転するにおいてＡユニットの吸込口２より室内側の
汚染空気を吸込し、これを還、排気送風路ａを経て排気
口３よりその全量が外部に排出する。また上記、作動と
同時に一方の新鮮な外気は外気取入口４より全熱交換器
１０の通過時において上記排気内に含まれている一部の
熱量を回収しながら還、外気送風路ｂに流れ、冷、温水
コイル８の作用にて適当な温度に熱交換と加湿が行われ
ながら吹出口５を介して各室内に所定温度の冷暖風と新
鮮な外気を送給する。また上記作用時に外気の取入と同
時に室内空気の還流を必要とする場合には両送風通路間
に設置せる還、排気送風切換ダンパｄ3 を開路行わしめ
ることによって室内空気の全量が廃棄されることなく混
合気として室内に還流が行われる。なお上記、運転で外
気の必要としない場合には当然、外気導入ダンパｄ1,ｄ
2,及びバイバスダンパｄ４を閉に、還、排気送風切換ダ
ンパｄ3 を開路とすることによって外気を取入れするこ
となく室内空気のみによる還気運転を行わしめる。更
に、季節の中間期、冬季等で室内の環境により通常の
冷、暖房以外に若干の冷気導入を必要とする場合には上
記、冷暖気の送給時にバイバスダンパｄ４を開とするこ
とによって室外の適当な冷気を室内に容易に取入れする
ことが出来得、且つ室外の新鮮な外気のみの導入を必要
とする場合には該バイバスダンパｄ４を開に、他の外気
導入ダンパｄ1,ｄ2,及び還、排気送風切換ダンパｄ3,を
閉路とすることによってその取り入れを容易に行わしめ
ることも出来得るのである。即ち、上記による場合には
冷、温水コイル８を使用することなく外気冷房を直接に
室内に送給することが出来得、故に非常に経済的且つ健
康的に使用することとなる。なお、上記外気冷房時にお
いて効果が不足し、より以上の冷気を求める場合には補
足的に冷水コイルに冷水を通流行わしめることによって
目的とする冷房効果を高めることも出来得る。また上
記、送風時において加湿を必要とする場合には、還、外
気送風路ｂ内に設置せる加湿器９を開弁し水または蒸気
を流通行わしめることによつて該送風と同時に適当な加
湿空気を室内に送給することも出来得るのである。
体的に使用するものであって、吸排口の夫々をダクト連
結等によって室内側に設置せる吹出口、室外排気口等に
各連接し、還、排気用送風機６及び還、外気用送風機７
を運転するにおいてＡユニットの吸込口２より室内側の
汚染空気を吸込し、これを還、排気送風路ａを経て排気
口３よりその全量が外部に排出する。また上記、作動と
同時に一方の新鮮な外気は外気取入口４より全熱交換器
１０の通過時において上記排気内に含まれている一部の
熱量を回収しながら還、外気送風路ｂに流れ、冷、温水
コイル８の作用にて適当な温度に熱交換と加湿が行われ
ながら吹出口５を介して各室内に所定温度の冷暖風と新
鮮な外気を送給する。また上記作用時に外気の取入と同
時に室内空気の還流を必要とする場合には両送風通路間
に設置せる還、排気送風切換ダンパｄ3 を開路行わしめ
ることによって室内空気の全量が廃棄されることなく混
合気として室内に還流が行われる。なお上記、運転で外
気の必要としない場合には当然、外気導入ダンパｄ1,ｄ
2,及びバイバスダンパｄ４を閉に、還、排気送風切換ダ
ンパｄ3 を開路とすることによって外気を取入れするこ
となく室内空気のみによる還気運転を行わしめる。更
に、季節の中間期、冬季等で室内の環境により通常の
冷、暖房以外に若干の冷気導入を必要とする場合には上
記、冷暖気の送給時にバイバスダンパｄ４を開とするこ
とによって室外の適当な冷気を室内に容易に取入れする
ことが出来得、且つ室外の新鮮な外気のみの導入を必要
とする場合には該バイバスダンパｄ４を開に、他の外気
導入ダンパｄ1,ｄ2,及び還、排気送風切換ダンパｄ3,を
閉路とすることによってその取り入れを容易に行わしめ
ることも出来得るのである。即ち、上記による場合には
冷、温水コイル８を使用することなく外気冷房を直接に
室内に送給することが出来得、故に非常に経済的且つ健
康的に使用することとなる。なお、上記外気冷房時にお
いて効果が不足し、より以上の冷気を求める場合には補
足的に冷水コイルに冷水を通流行わしめることによって
目的とする冷房効果を高めることも出来得る。また上
記、送風時において加湿を必要とする場合には、還、外
気送風路ｂ内に設置せる加湿器９を開弁し水または蒸気
を流通行わしめることによつて該送風と同時に適当な加
湿空気を室内に送給することも出来得るのである。
【０００７】更にこの発明においては、場合によって
は、上記、還、排、外気用送風機６，７を有してなるＡ
ユニットと全熱交換器１０を有したＢユニットの夫々の
ユニットを予め分離自在に形成行わしめることによっ
て、必要においてＡユニットとＢユニットを切離し、夫
々を単独に例えばＡユニットをＲＡ付エヤーハンドリン
グユニット機として使用することも出来得る。
は、上記、還、排、外気用送風機６，７を有してなるＡ
ユニットと全熱交換器１０を有したＢユニットの夫々の
ユニットを予め分離自在に形成行わしめることによっ
て、必要においてＡユニットとＢユニットを切離し、夫
々を単独に例えばＡユニットをＲＡ付エヤーハンドリン
グユニット機として使用することも出来得る。
【０００８】またこの発明は上記、夫々のユニット機体
の前面に前面パネル１２を開閉自在に取付けすることに
よって、単に該前面パネル１２を開扉するのみにて機体
内が一挙に露呈し、以て個々のメンテナンス等の諸作業
を機体前面より確実容易に行わしめることも出来得る等
至便な発明である。
の前面に前面パネル１２を開閉自在に取付けすることに
よって、単に該前面パネル１２を開扉するのみにて機体
内が一挙に露呈し、以て個々のメンテナンス等の諸作業
を機体前面より確実容易に行わしめることも出来得る等
至便な発明である。
【０００９】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に付いて説明を
すると、機体１の一方に吸込口２及び吹出口５を、また
他方に排気口３及び外気取入口４の各吸排口を開口設
け、該機内に上記、吸込口２と排気口３を連通して還、
排気送風路ａを、外気取入口４と吹出口５を連通して
還、外気送風路ｂの両送風通路を上下に形成設けると共
に上部の還、排気送風路ａには還、排気用送風機６を、
還、外気送風路ｂには還、外気用送風機７を夫々併設に
設置すると共に該下方の還、外気送風路ｂ内に冷、温水
コイル８、加湿器９、中性能フィルター１１等適宜の機
構装置を配置してＡユニットを形成する。また一方の機
体１内に形成せる上下送風通路間に全熱交換器１０を中
央に縦列に設置すると共に該全熱交換器１０の上下、ま
たは片側にバイバス送風路ｃを設けてなるＢユニットを
形成する。更に上記Ｂユニット前方通路内に外気導入ダ
ンパｄ1,ｄ2,を、また還、排気送風路ａと還、外気送風
路ｂ間に還、排気送風切換ダンパｄ3,を、バイバス送風
路ｃ内にバイバスダンパｄ４を各開閉自在に配置し送風
通路内を流通する空気流れを任意の方向に切換え行わし
めるべく構成されている。なお上記、夫々の送風切換ダ
ンパの切換え作動は室内側に設置せるコンピュター、ス
イッチにて室内環境により自動的に管理操作が行れてい
る。
すると、機体１の一方に吸込口２及び吹出口５を、また
他方に排気口３及び外気取入口４の各吸排口を開口設
け、該機内に上記、吸込口２と排気口３を連通して還、
排気送風路ａを、外気取入口４と吹出口５を連通して
還、外気送風路ｂの両送風通路を上下に形成設けると共
に上部の還、排気送風路ａには還、排気用送風機６を、
還、外気送風路ｂには還、外気用送風機７を夫々併設に
設置すると共に該下方の還、外気送風路ｂ内に冷、温水
コイル８、加湿器９、中性能フィルター１１等適宜の機
構装置を配置してＡユニットを形成する。また一方の機
体１内に形成せる上下送風通路間に全熱交換器１０を中
央に縦列に設置すると共に該全熱交換器１０の上下、ま
たは片側にバイバス送風路ｃを設けてなるＢユニットを
形成する。更に上記Ｂユニット前方通路内に外気導入ダ
ンパｄ1,ｄ2,を、また還、排気送風路ａと還、外気送風
路ｂ間に還、排気送風切換ダンパｄ3,を、バイバス送風
路ｃ内にバイバスダンパｄ４を各開閉自在に配置し送風
通路内を流通する空気流れを任意の方向に切換え行わし
めるべく構成されている。なお上記、夫々の送風切換ダ
ンパの切換え作動は室内側に設置せるコンピュター、ス
イッチにて室内環境により自動的に管理操作が行れてい
る。
【００１０】また他の実施例として、上記機体１を仕切
板Ｅにて該中央を予じめ左右に分離連結可能に形成行わ
しめることによってＡユニットとＢユニットの何れかの
ユニットのみを単独に、例えばＡユニットを切離しＲＡ
付エヤーハンドリング機として使用することも出来得
る。
板Ｅにて該中央を予じめ左右に分離連結可能に形成行わ
しめることによってＡユニットとＢユニットの何れかの
ユニットのみを単独に、例えばＡユニットを切離しＲＡ
付エヤーハンドリング機として使用することも出来得
る。
【００１１】また上記Ａユニット側、機体１の一方に開
設されている吸込口２、吹出口５の各吸排口の開口位置
を室内の据付け条件等に応じて任意の位置箇所に開口行
わしめることによって設置時において吸排口の位置関係
に制約を受けることもなく所定の箇所に容易に設置行わ
しめることも出来得るのである。
設されている吸込口２、吹出口５の各吸排口の開口位置
を室内の据付け条件等に応じて任意の位置箇所に開口行
わしめることによって設置時において吸排口の位置関係
に制約を受けることもなく所定の箇所に容易に設置行わ
しめることも出来得るのである。
【００１２】また上記Ａユニット及びＢユニットの前面
に前面パネル１２を開閉自在に取付けし、内部機構のメ
ンテナンス作業を確実容易に行わしめることが出来得
る。
に前面パネル１２を開閉自在に取付けし、内部機構のメ
ンテナンス作業を確実容易に行わしめることが出来得
る。
【００１３】
【発明の効果】この発明は上記の如く，機内に還、排気
送風路ａと還、外気送風路ｂを各形成し、且つ該送風通
路内に還、排気、外気用送風機６，７を夫々併設すると
共に下部送風通路内に冷、温水コイル８、加湿器９等の
機構装置を夫々設置してＡユニット及び全熱交換器１０
を設置してなるＢユニットを一体的構造に形成してなる
ものであるから、従来の如く各機構室内に還、排、外気
用としての送風機を各異別に散逸して設置し、しかも夫
々のユニットを横方向に長く一体的に連結した構造に比
して全体形状が非常に短く形成出来得、特に上記各送風
機６，７が送風通路内に併列に集約されて配置されてい
るので容量、能力等を何ら損なわしめることなく全体形
状をすこぶるコンパクト化に形成され、以て据付け面積
も小である等の効果を有している。
送風路ａと還、外気送風路ｂを各形成し、且つ該送風通
路内に還、排気、外気用送風機６，７を夫々併設すると
共に下部送風通路内に冷、温水コイル８、加湿器９等の
機構装置を夫々設置してＡユニット及び全熱交換器１０
を設置してなるＢユニットを一体的構造に形成してなる
ものであるから、従来の如く各機構室内に還、排、外気
用としての送風機を各異別に散逸して設置し、しかも夫
々のユニットを横方向に長く一体的に連結した構造に比
して全体形状が非常に短く形成出来得、特に上記各送風
機６，７が送風通路内に併列に集約されて配置されてい
るので容量、能力等を何ら損なわしめることなく全体形
状をすこぶるコンパクト化に形成され、以て据付け面積
も小である等の効果を有している。
【００１４】またこの発明は、各送風通路間に設置せる
ダンパの切換操作によって、夏季時の冷房及び外気によ
る直接冷房は勿論のこと、例えば冬季でも室内負荷の多
い室内で冷気を必要とする場合でも即時に外部の冷却せ
る外気の室内導入が容易に行われ、況んや該外気にて室
内環境を最も良好且つ健康的に保持することが可能とな
り、しかも機内の還、排気送風路ａ、還、外気送風路ｂ
間に全熱交換器１０を設置されているから熱交換時にお
いて廃棄する空気内の熱量を充分に回収再利用により、
従来、冷房に要していた熱エネルギーを大巾に節減し、
非常に経済的である等の利点がある。更にこの発明にお
いては、機内上下を各送風通路にて所謂、二階建構造に
形成されているものであるから、機内を流通する空気が
送風時において該送風通路内を上下に迂曲送流し、送流
距離間も長くなり、全熱交換器１０を交又状に通過が行
われるのでその間において当然、自然的な消音効果が期
待得られ、以て室内に静粛な送風環境が容易に得られる
等室内設置用空調機としては最適である。
ダンパの切換操作によって、夏季時の冷房及び外気によ
る直接冷房は勿論のこと、例えば冬季でも室内負荷の多
い室内で冷気を必要とする場合でも即時に外部の冷却せ
る外気の室内導入が容易に行われ、況んや該外気にて室
内環境を最も良好且つ健康的に保持することが可能とな
り、しかも機内の還、排気送風路ａ、還、外気送風路ｂ
間に全熱交換器１０を設置されているから熱交換時にお
いて廃棄する空気内の熱量を充分に回収再利用により、
従来、冷房に要していた熱エネルギーを大巾に節減し、
非常に経済的である等の利点がある。更にこの発明にお
いては、機内上下を各送風通路にて所謂、二階建構造に
形成されているものであるから、機内を流通する空気が
送風時において該送風通路内を上下に迂曲送流し、送流
距離間も長くなり、全熱交換器１０を交又状に通過が行
われるのでその間において当然、自然的な消音効果が期
待得られ、以て室内に静粛な送風環境が容易に得られる
等室内設置用空調機としては最適である。
【００１５】また請求項２項記載の如く、Ａユニットと
Ｂユニットを予め分離出来得るように形成したことによ
って運搬時の取扱い等の諸作業が安楽至便であると共に
必要において該ＡユニットとＢユニットを切離し何れか
を単独に、例えばＡユニットをＲＡ付エヤーハンドリン
グユニット機として使用することも出来得る。
Ｂユニットを予め分離出来得るように形成したことによ
って運搬時の取扱い等の諸作業が安楽至便であると共に
必要において該ＡユニットとＢユニットを切離し何れか
を単独に、例えばＡユニットをＲＡ付エヤーハンドリン
グユニット機として使用することも出来得る。
【００１６】また請求項３項記載の如く、Ａユニットの
吸気口２、吹出口５の吸排口を設置場所等に応じて機体
１の上部、前部、側面等適宜の箇所に開口設けることに
よってダクト接続作業等がより至便に行われることは謂
うまでもない。
吸気口２、吹出口５の吸排口を設置場所等に応じて機体
１の上部、前部、側面等適宜の箇所に開口設けることに
よってダクト接続作業等がより至便に行われることは謂
うまでもない。
【００１７】また請求項４項記載の如く、Ａユニット、
Ｂユニットの前部に前面パネル１２を各開閉自在に取付
けすることによって、該前面パネル１２を単に開扉する
のみにて機内の各機構が露呈し、以て機体前部において
機内の修理点検等のメンテナンス等作業を極めて円滑、
且つ確実容易に行わしめることも出来得るのである。
Ｂユニットの前部に前面パネル１２を各開閉自在に取付
けすることによって、該前面パネル１２を単に開扉する
のみにて機内の各機構が露呈し、以て機体前部において
機内の修理点検等のメンテナンス等作業を極めて円滑、
且つ確実容易に行わしめることも出来得るのである。
【図１】 従来のシステム型空気調和機の全体図、
【図２】 この発明に係る空気調和機の内部構造を略解
的に示す平面図、
的に示す平面図、
【図３】 同上、正面図である。
６ 還、排気用送風機 ７ 還、外気用送風機 ８ 冷、温水コイル ９ 加湿器 １０ 全熱交換器 １２ 前面パネル ａ 還、排気送風路 ｂ 還、外気送風路 ｃ バイバス送風路 ｄ1,ｄ2,ｄ3,ｄ４，還、排気、バイバス送風切換用ダン
パ、
パ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２４Ｆ 13/28 13/30 6/00 ３３１
Claims (4)
- 【請求項１】 機体の内部を仕切板により上下左右に区
切りし、該上部前後に開設せる吸気口と排気口を連通す
る還、排気送風路ａ及び外気取入口と吹出口を連通する
還、外気送風路ｂを夫々形成設け、該還、排気送風路ａ
と還、外気送風路ｂ内に還、排気用送風機と外気用送風
機の各送風機を並設に配置すると共に、下部送風通路内
に冷、温水コイル、加湿器、フィルター等その他必要と
する機構装置を夫々に設置してなるＡユニットと、機体
の一方に排気口、外気取入口を各開設し、上記還、排気
送風路ａと還、外気送風路ｂ間にバイバス送風路ｃを両
側または片側に形成すべく全熱交換器を設置すると共に
該全熱交換器の前方側送風通路内に外気導入ダンパｄ1,
ｄ2, 及び上記、上下送風通路ａ、ｂ間に還、排気送風
切換ダンパｄ3 を、また上記、バイバス送風路ｃ内にバ
イバスダンパｄ４を各開閉自在に設置してなるＢユニッ
トを、上記形成せるＡユニットに隣接して一体構造に連
設せしめたことを特徴とするシステム型空気調和機。 - 【請求項２】 請求項１項記載のシステム型空気調和機
において、上記機内に還、排、外気用送風機及び冷、温
水コイル等の各機構装置を各配置してなるＡユニット
と、上記機内に全熱交換器を設置してなる全Ｂユニット
を予じめを夫々分離自在に形成し、必要時にＡユニット
をＢユニットから分離し、箇々のユニットを単独のユニ
ット機器として用いるように構成せしめたことを特徴と
するシステム型空気調和機。 - 【請求項３】 請求項２項記載のシステム型空気調和機
において、Ａユニットの機体の一方に開設せる吸気口、
吹出口の各吸排口をその設置箇所等に応じて、該機体の
上部または、前部、側面等適宜の箇所に開口設けたこと
を特徴とするシステム型空気調和機。 - 【請求項４】 請求項各項記載のシステム型空気調和機
において、Ａユニット及びＢユニットの前面に前面パネ
ルを各開閉自在に取付け設け、機内のメンテナンス等の
諸作業を機体前部から行わしめるように構成せしめたこ
とを特徴とするシステム型空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5212448A JPH0827034B2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | システム型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5212448A JPH0827034B2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | システム型空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0763372A true JPH0763372A (ja) | 1995-03-07 |
| JPH0827034B2 JPH0827034B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=16622791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5212448A Expired - Fee Related JPH0827034B2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | システム型空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0827034B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100647817B1 (ko) * | 2005-01-25 | 2006-11-23 | 서울메트로 | 공기조화기의 냉수코일 분리구조 |
| KR100902502B1 (ko) * | 2008-09-23 | 2009-06-15 | 서번산업엔지니어링주식회사 | 폐열회수 겸용 환기용 열교환기 및 이를 이용한 공기조화기, 이 공기조화기의 제어방법 |
| JP2011127894A (ja) * | 2011-02-25 | 2011-06-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機 |
-
1993
- 1993-08-27 JP JP5212448A patent/JPH0827034B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100647817B1 (ko) * | 2005-01-25 | 2006-11-23 | 서울메트로 | 공기조화기의 냉수코일 분리구조 |
| KR100902502B1 (ko) * | 2008-09-23 | 2009-06-15 | 서번산업엔지니어링주식회사 | 폐열회수 겸용 환기용 열교환기 및 이를 이용한 공기조화기, 이 공기조화기의 제어방법 |
| JP2011127894A (ja) * | 2011-02-25 | 2011-06-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0827034B2 (ja) | 1996-03-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |