JPH0763363A - 空気調和機用熱交換器 - Google Patents
空気調和機用熱交換器Info
- Publication number
- JPH0763363A JPH0763363A JP5237379A JP23737993A JPH0763363A JP H0763363 A JPH0763363 A JP H0763363A JP 5237379 A JP5237379 A JP 5237379A JP 23737993 A JP23737993 A JP 23737993A JP H0763363 A JPH0763363 A JP H0763363A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- side plate
- plate
- bent
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 くの字形に折り曲げられるプレートフィンア
ンドチューブ型熱交換器において、その製造コストを低
減するとともにサイドプレート30をくの字形に折り曲げ
たとき内側となる部分の切り込み縁32の隙間から空気が
流入するのを阻止する。 【構成】 サイドプレート30をくの字形に折り曲げたと
き内側となる部分の切り込み縁32に互いに重なり合うラ
ップ部33を設けた。
ンドチューブ型熱交換器において、その製造コストを低
減するとともにサイドプレート30をくの字形に折り曲げ
たとき内側となる部分の切り込み縁32の隙間から空気が
流入するのを阻止する。 【構成】 サイドプレート30をくの字形に折り曲げたと
き内側となる部分の切り込み縁32に互いに重なり合うラ
ップ部33を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は分離型空気調和機の壁掛
式室内ユニットに好適な熱交換器に関する。
式室内ユニットに好適な熱交換器に関する。
【０００２】
【従来の技術】分離型空気調和機の壁掛式室内ユニット
の１例が図２に示されている。図２において、１は本体
ケーシング、２は本体ケーシング１の前面に取り付けら
れたフロントパネル、10はフロントパネル２に開閉自在
に装着された吸込グリル、３は吸込グリル10に対向する
ように配設された熱交換器、４は熱交換器３の下部後方
に配設されたクロスフロー型フアン、５はフロントパネ
ル２の下部に形成された吹出口、6a、6bは吹出口５に配
設された水平フラッパ、７は吹出口５に配設された竪ル
ーバ、８は熱交換器３の下に配設されたドレンパン、９
は吸込グリル３の背面に配設されたエアフィルタ、11は
据付板である。
の１例が図２に示されている。図２において、１は本体
ケーシング、２は本体ケーシング１の前面に取り付けら
れたフロントパネル、10はフロントパネル２に開閉自在
に装着された吸込グリル、３は吸込グリル10に対向する
ように配設された熱交換器、４は熱交換器３の下部後方
に配設されたクロスフロー型フアン、５はフロントパネ
ル２の下部に形成された吹出口、6a、6bは吹出口５に配
設された水平フラッパ、７は吹出口５に配設された竪ル
ーバ、８は熱交換器３の下に配設されたドレンパン、９
は吸込グリル３の背面に配設されたエアフィルタ、11は
据付板である。
【０００３】空気調和機の運転時、フアン４が回転し、
熱交換器３には図示しない室外ユニットからの冷媒が循
環する。すると、室内空気が吸込グリル10から本体ケー
シング１内に吸入され、エアフィルタ９を流過する際そ
の中に含まれる塵埃が除去され、次いで、熱交換器３を
流過する過程で冷媒と熱交換して冷却又は加熱され、次
いで、フアン４に吸込まれて付勢された後、竪ルーバ７
及び水平フラッパ6a、6bによって吹出方向を規制されて
吹出口５から室内に吹き出される。
熱交換器３には図示しない室外ユニットからの冷媒が循
環する。すると、室内空気が吸込グリル10から本体ケー
シング１内に吸入され、エアフィルタ９を流過する際そ
の中に含まれる塵埃が除去され、次いで、熱交換器３を
流過する過程で冷媒と熱交換して冷却又は加熱され、次
いで、フアン４に吸込まれて付勢された後、竪ルーバ７
及び水平フラッパ6a、6bによって吹出方向を規制されて
吹出口５から室内に吹き出される。
【０００４】熱交換器３は、図３に示すように、プレー
トフィンアンドチューブ型熱交換器からなり、短冊状の
多数のプレートフィン3aとその両側のサイドプレート3b
とをそれぞれ微少間隔を隔てて互いに平行に配列し、こ
れらプレートフィン3a及びサイドプレート3bを直角に貫
通する多数の伝熱チューブ3cの端はベンド管3dによって
互いに連結されている。
トフィンアンドチューブ型熱交換器からなり、短冊状の
多数のプレートフィン3aとその両側のサイドプレート3b
とをそれぞれ微少間隔を隔てて互いに平行に配列し、こ
れらプレートフィン3a及びサイドプレート3bを直角に貫
通する多数の伝熱チューブ3cの端はベンド管3dによって
互いに連結されている。
【０００５】そして、この熱交換器３はプレートフィン
3a及びサイドプレート3bの長さ方向途中でくの字形に折
り曲げられ、これによって室内ユニットの厚さ、巾及び
高さを増大させることなく熱交換面積を増大している。
3a及びサイドプレート3bの長さ方向途中でくの字形に折
り曲げられ、これによって室内ユニットの厚さ、巾及び
高さを増大させることなく熱交換面積を増大している。
【０００６】プレートフィン3aには、図２に示すよう
に、その折り曲げ位置の前縁及び後縁から切り込み縁3
e、3fが設けられ、このプレートフィン3aを折り曲げる
ことによって拡開した切り込み縁3eの間に遮風板12を嵌
挿することによって室内空気がプレートフィン3aの折り
曲げ位置をこれと殆ど熱交換することなく流過するのを
阻止している。
に、その折り曲げ位置の前縁及び後縁から切り込み縁3
e、3fが設けられ、このプレートフィン3aを折り曲げる
ことによって拡開した切り込み縁3eの間に遮風板12を嵌
挿することによって室内空気がプレートフィン3aの折り
曲げ位置をこれと殆ど熱交換することなく流過するのを
阻止している。
【０００７】サイドプレート3bは、図３に示すように、
その折り曲げ位置で上下に２分割され、熱交換器３の折
り曲げ後、上部サイドプレート3b1 と下部サイドプレー
ト3b2 との隙間に接続プレート13を介装することによっ
て上記隙間から室内空気が流入するのを防止している。
その折り曲げ位置で上下に２分割され、熱交換器３の折
り曲げ後、上部サイドプレート3b1 と下部サイドプレー
ト3b2 との隙間に接続プレート13を介装することによっ
て上記隙間から室内空気が流入するのを防止している。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の熱交換器３
においては、サイドプレート3bを上部サイドプレート3b
1 と下部サイドプレート3b2 とに分割し、熱交換器３の
折り曲げ後に上部サイドプレート3b1 と下部サイドプレ
ート3b2 との隙間に接続プレート13を介装してこれらを
互いに接続していたため、部品点数が多くなり、接続プ
レート13の接続に手間が掛かるのでコストが嵩むのみな
らず熱交換器３の折り曲げ角度に誤差があると、接続プ
レート13を接続できなかったり、これらの間に隙間がで
きてこの隙間から室内空気が流入するおそれがあった。
においては、サイドプレート3bを上部サイドプレート3b
1 と下部サイドプレート3b2 とに分割し、熱交換器３の
折り曲げ後に上部サイドプレート3b1 と下部サイドプレ
ート3b2 との隙間に接続プレート13を介装してこれらを
互いに接続していたため、部品点数が多くなり、接続プ
レート13の接続に手間が掛かるのでコストが嵩むのみな
らず熱交換器３の折り曲げ角度に誤差があると、接続プ
レート13を接続できなかったり、これらの間に隙間がで
きてこの隙間から室内空気が流入するおそれがあった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、短冊状の多数のプレートフィン及びその両側の
サイドプレートを平行に配列し、これらに多数の伝熱チ
ューブを貫通させてなるプレートフィンアンドチューブ
型熱交換器において、上記サイドプレートをその長さ方
向途中でくの字形に折り曲げたときに内側となる部分の
切り込み縁に互いに重なり合うラップ部を設けたことを
特徴とする空気調和機用熱交換器にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、短冊状の多数のプレートフィン及びその両側の
サイドプレートを平行に配列し、これらに多数の伝熱チ
ューブを貫通させてなるプレートフィンアンドチューブ
型熱交換器において、上記サイドプレートをその長さ方
向途中でくの字形に折り曲げたときに内側となる部分の
切り込み縁に互いに重なり合うラップ部を設けたことを
特徴とする空気調和機用熱交換器にある。
【００１０】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、サイドプレートをくの字形に折り曲げたとき内側と
なる部分の切り込み縁の隙間から空気が流入するのをラ
ップ部によって防止しうる。
め、サイドプレートをくの字形に折り曲げたとき内側と
なる部分の切り込み縁の隙間から空気が流入するのをラ
ップ部によって防止しうる。
【００１１】
【実施例】本発明による熱交換器のサイドプレートの側
面図が図１に示されている。サイドプレート30は一体と
され、プレートフィンと一緒にくの字形に折り曲げられ
る。このサイドプレート30の折り曲げ位置の前縁には切
り欠き31が設けられ、後縁、即ち、くの字形に折り曲げ
たとき内側となる部分には切り込み縁32が設けられてい
る。
面図が図１に示されている。サイドプレート30は一体と
され、プレートフィンと一緒にくの字形に折り曲げられ
る。このサイドプレート30の折り曲げ位置の前縁には切
り欠き31が設けられ、後縁、即ち、くの字形に折り曲げ
たとき内側となる部分には切り込み縁32が設けられてい
る。
【００１２】この切り込み縁32には、図１(B) に示すよ
うに、サイドプレート30をくの字形に折り曲げたときに
互いに重なり合うラップ部33が設けられている。34は伝
熱チューブを貫通させるための穴、35は切り欠き31に装
着された遮風板である。他の構成は図２、図３に示す従
来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号が付
されている。
うに、サイドプレート30をくの字形に折り曲げたときに
互いに重なり合うラップ部33が設けられている。34は伝
熱チューブを貫通させるための穴、35は切り欠き31に装
着された遮風板である。他の構成は図２、図３に示す従
来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号が付
されている。
【００１３】しかして、このサイドプレート30は多数の
プレートフィンの両側に配設され、これらに多数の伝熱
チューブを貫通させた後、多数のプレートフィンと一緒
にくの字形に折り曲げられる。すると、切り込み縁32に
設けられたラップ部33が互いに重り合い、このラップ部
33によって切り込み縁32の隙間から空気が流入するのを
阻止する。
プレートフィンの両側に配設され、これらに多数の伝熱
チューブを貫通させた後、多数のプレートフィンと一緒
にくの字形に折り曲げられる。すると、切り込み縁32に
設けられたラップ部33が互いに重り合い、このラップ部
33によって切り込み縁32の隙間から空気が流入するのを
阻止する。
【００１４】なお、図１(C) に示すように、切り込み縁
32の一方に背切り34を設けて、他方の切り込み縁32と互
いに重り合うようにすることもできる。
32の一方に背切り34を設けて、他方の切り込み縁32と互
いに重り合うようにすることもできる。
【００１５】
【発明の効果】本発明においては、サイドプレートをく
の字形に折り曲げたときに内側となる部分の切り込み縁
に互いに重なり合うラップ部を設けたため、このラップ
部によって切り込み縁の隙間から空気が流入するのを阻
止できる。そして、このサイドプレートは一体とされ、
多数のプレートフィンと一緒にくの字形に折り曲げられ
るため、従来のものと比し部品点数が少なくなるととも
に組立工数が減るので安価に製造しうる。また、くの字
形の折り曲げ角度に若干の誤差があっても切り込み縁の
間に隙間が生じるのを防止できる。
の字形に折り曲げたときに内側となる部分の切り込み縁
に互いに重なり合うラップ部を設けたため、このラップ
部によって切り込み縁の隙間から空気が流入するのを阻
止できる。そして、このサイドプレートは一体とされ、
多数のプレートフィンと一緒にくの字形に折り曲げられ
るため、従来のものと比し部品点数が少なくなるととも
に組立工数が減るので安価に製造しうる。また、くの字
形の折り曲げ角度に若干の誤差があっても切り込み縁の
間に隙間が生じるのを防止できる。
【図１】本発明による熱交換器のサイドプレートの１例
を示し、(A) は側面図、(B) は(A) のＢ−Ｂ線に沿う断
面図、(C) は変形例を示す(B) に対応する断面図であ
る。
を示し、(A) は側面図、(B) は(A) のＢ−Ｂ線に沿う断
面図、(C) は変形例を示す(B) に対応する断面図であ
る。
【図２】従来の分離型空気調和機の壁掛式室内ユニット
の略示的縦断面図である。
の略示的縦断面図である。
【図３】上記室内ユニットの熱交換器の部分的斜視図で
ある。
ある。
30 サイドプレート 32 切り込み縁 33 ラップ部
Claims (1)
- 【請求項１】 短冊状の多数のプレートフィン及びその
両側のサイドプレートを平行に配列し、これらに多数の
伝熱チューブを貫通させてなるプレートフィンアンドチ
ューブ型熱交換器において、上記サイドプレートをその
長さ方向途中でくの字形に折り曲げたときに内側となる
部分の切り込み縁に互いに重なり合うラップ部を設けた
ことを特徴とする空気調和機用熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5237379A JPH0763363A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 空気調和機用熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5237379A JPH0763363A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 空気調和機用熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0763363A true JPH0763363A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=17014520
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5237379A Pending JPH0763363A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 空気調和機用熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0763363A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08247481A (ja) * | 1995-03-13 | 1996-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換器 |
| JP2015075320A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 三菱重工業株式会社 | 熱交換器 |
| CN106766072A (zh) * | 2016-12-08 | 2017-05-31 | 珠海格力电器股份有限公司 | 底壳结构及空调器 |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP5237379A patent/JPH0763363A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08247481A (ja) * | 1995-03-13 | 1996-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換器 |
| JP2015075320A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 三菱重工業株式会社 | 熱交換器 |
| CN106766072A (zh) * | 2016-12-08 | 2017-05-31 | 珠海格力电器股份有限公司 | 底壳结构及空调器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001212 |