JPH0761042B2 - 音声符号化通信方式 - Google Patents

音声符号化通信方式

Info

Publication number
JPH0761042B2
JPH0761042B2 JP2149902A JP14990290A JPH0761042B2 JP H0761042 B2 JPH0761042 B2 JP H0761042B2 JP 2149902 A JP2149902 A JP 2149902A JP 14990290 A JP14990290 A JP 14990290A JP H0761042 B2 JPH0761042 B2 JP H0761042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kbps
communication system
bit
voice
bits
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2149902A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0443730A (ja
Inventor
正泰 三宅
Original Assignee
国際電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 国際電気株式会社 filed Critical 国際電気株式会社
Priority to JP2149902A priority Critical patent/JPH0761042B2/ja
Publication of JPH0443730A publication Critical patent/JPH0443730A/ja
Publication of JPH0761042B2 publication Critical patent/JPH0761042B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は8kbpsまたはそれ以下の音声符号化速度による
通信系と64kbpsのデータ伝送を行う通信系とが連接され
た音声符号化通信方式に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、8kbpsまたはそれ以下の音声符号化速度による通
信系は特定用途の独立した系のみで構成されているため
にここで述べるような通信方式は存在しなかった。
しかしながら一般的な方法として第1図に示すような音
声符号化通信方式が考えられる。
なお、ここでは8kbpsの音声符号化方式を対象に説明す
る。また、8kbpsの音声符号化速度を用いる系としては
無線通信系を考える。
第1図において、通話者Aの送受信器1から入力された
音声信号は8kbps音声符復号器2で8kbpsのディジタル信
号に変換されたのちに送受信機3及びアンテナ4を経て
空間に送出される。
アンテナ5と送受信機6はこの信号を受信復調して8kbp
sのディジタル信号に変換する。このディジタル信号は
相互変換器7を経て64kbpsで符号化されたデータ通信系
20に入力され他の端末に送出される。
他の端末としては通話者B,C,Dが代表的な例と考えられ
る。
64kbpsの系は通話者C,Dにサービスするための通話系で
あり、8,10は通話者C,Dの送受話器からの音声信号を64k
bps通信系に接続する音声符復号器(PCM CODEC)であ
る。
8kbpsの系を64kbpsの系に接続するためには符号化速度
の相互変換器7,12が必要になる。相互変換器12は64kbps
を8kbpsに変換し8kbpsの信号出力は無線送受信機13に入
力され空中線14から空間に輻射される。
これは空中線15及び無線送受信機16で受信復調されて8k
bpsのディジタル信号に変換される。この信号は符復号
器17によって音声信号に変換されて送受話器18を経て通
話者Bに音声が聞こえる。
この場合の問題として、通話者AとBとが通話する場合
には音声信号と8kbpsのディジタル信号との変換と逆変
換を行う音声符復号器2及び17と、64kbpsの信号と8kbp
sのディジタル信号との変換と逆変換を行う相互変換器
7,12とが介在し、合計で4回の伝送速度の変換が行われ
ることである。
これに対して、通話者AとCとが通話する場合にはそれ
らの変換は3回であり、音声符復号器2,8と相互変換器
7である。また、通話者CとDの場合は2回である。
8kbpsの符号化は本来64kbpsの情報をその1/8に圧縮して
いるために変換を繰り返すことによって音質の劣化が顕
著におきる。
即ち本例では通話者AとBの通話の品質はAとCとの品
質より劣ることになり、サービスの点から好ましいこと
でなはい。
(発明の目的) 本発明の目的は、このような問題点を解決した音声符号
化通信方式を提供することにある。
(発明の構成及び作用) 本発明の構成は第1図と同じである。上述の方式と異な
る点は64kbpsの符号構成と相互変換器7,12の信号処理の
方法と64kbpsの系内を伝わる64kbpsの信号の構成方法で
ある。
即ち、本発明では8kbpsの系と64kbpsの系を接続する場
合に、64kbpsの符号構成を8kbpsと56kbpsの2つのグル
ープにわけて処理する。
ここでは8kbpsで符号化された音声信号は、従来のよう
に64kbpsではなく56kbpsの符号化速度に変換される。そ
して残りの8kbpsには8kbpsで符号化された音声信号がそ
のまま受け渡される。このようにして64kbpsの符号を構
成する。
56kbpsと8kbpsをまとめて64kbpsにする方法は次のよう
にする。
64kbpsの系は8kHzの標本化速度で量子化ビット数8ビッ
トで構成されている。56kbpsのグループにはこの8ビッ
トのうちの上位7ビットを割当て、8kbpsのグループに
は最下位の1ビットを割り当てる。このようにすること
により8kHz標本化速度で8ビットの64kbpsの系を構成す
ることができ、64kbpsの系20とデータを授受することが
できる。
次に、このようにした場合の各通話者による通話動作を
説明する。
通話者Aの音声信号が送受話器1から入力され無線回線
を介して送受信機6の受信復調部出力にディジタル信号
として得られるまでは従来と同じである。この出力は相
互変換器7で64kbpsに変換される。変換出力は最下位の
ビットが受信復調された8kbpsのデータそのままのもの
である。この64kbpsの信号は64kbps通信系20を経由して
相互変換器12に入力される。相互変換器12は64kbpsのデ
ータから最下位の1ビットのみを抽出することによって
8kbpsのデータを復元することができる。これを無線送
受信機13に入力し無線送受信機16及び音声符復号器17を
へて通話者Bに音声信号として到達する。この場合通話
者AとBとの間には音声符復号器が2回しか介在しない
から、速度変換が2回となり音声品質の劣化は起こらな
い。
次に、通話者AがCと通話する場合について説明する。
通話者Aの信号が64kbps通信系20に入力されるまでは上
記の例と同じである。この64kbps通信系からのデータは
音声符復号器(PCM CODEC)8によって音声信号に変換
されて送受話器9から送出される。このとき音声符復号
器8に入力されるデータは8kHz標本の8ビットのうちの
上位7ビットが本来の音声信号であり最下位の1ビット
は音声符復号器8にとっては意味のない信号である。し
かしながら、音声符復号器8にとってはこれは音質にほ
とんど影響しないためにとくに問題にはならない。この
ようにして通話者AとCの間においてもとくに問題なく
通話が可能になる。またCからBへもAからCの場合と
逆であるから同様である。
上記のようにして通話者AとBまたはCとの間の会話は
同じ音声品質でサービスすることができる。
ここで問題になることとして次の3点がある。
(1)2種の64kbpsの見分けかた (2)相互変換器の処理の妥当性 (3)同期 まず、(1)の問題は相互変換器12の動作にかかわるも
のである。即ち、それは8kbpsと56kbpsの2つにグルー
プ分けされた64kbpsのデータ列かどうかを判定する必要
がある。この判定を誤ると音声信号ではない意味のない
信号が送受話器18に現れBに聞こえる。この対策として
次のような方式が考えられる。
(イ)8kbps音声信号のフレームスチール (ロ)64kbps音声信号のビットスチール 先ず、(イ)の8kbps音声信号のフレームスチールにつ
いて述べる。
8kbpsの音声符号化方式は一般にフレーム構成になって
いる。フレームとしては通常20msecの値がよく用いられ
る。20msecのフレームはビット数にすると160ビットに
なる。この160ビットを例えば1秒間に1回音声信号を
フレーム同期用信号に置換する。この処理は相互変換器
7等で実行され64kbps通信系20へ入力される。この同期
信号が相互変換器12等で検出されると現在受信している
信号がグループ分けされた信号であることを認識するこ
とができる。
同様に(ロ)の64kbps音声信号のビットスチールの場合
には、8kHz標本の8ビットのうちの上位7ビットをPCM
化された音声信号とする。この7ビットの例えば最下位
の1ビットを周期的にフレーム同期用信号ビットに置き
換えることによって、上記と同じ処理と検出が可能であ
る。
以上のような操作によって2種の64kbpsのデータの識別
が各端末(相互変換器)において可能になる。
次に(2)の相互変換器の処理の妥当性について述べ
る。
8kbps程度に情報圧縮されたシステムでは音声品質は通
常MOS(主観評価値)または等化PCMビット数によって表
現される。ここの例では後者の評価が直接ビット数に関
係するために適当である。
このような等化PCMビット数で通常の8kbpsまたはそれ以
下の速度の音声符復号システムを現すと高々6ビットで
ある。従って相互変換器の64kbps系の必要なビット数は
7ビットあれば十分である。またその逆に64kbps系の上
位7ビットのみをPCM CODECで復号した場合における音
声品質も許容される劣化量以内である。
このようなことから、グループ分けした系の信号を混合
して64kbpsの系に伝送・変換することができることが明
らかである。
最後に(3)の同期に関しては、先の(1)の2種の64
kbpsの系の見分け方で述べたように、8kbpsの系はフレ
ーム構成になっているために、このフレームの同期を確
立する必要がある。この方法としては先に述べたのと同
じような手法を講じることによって可能であるのでここ
では述べない。
同期信号の挿入方法を第2図に示したタイムチャートに
従って説明する。
第2図(a)は64kbpsの系の信号を拡大して表してい
る。Si1〜Si8は一組の標本を表現するものであり、Si1
は最上位ビットを、Si8は最下位ビットを表す。従っ
て、64kbpsの系の前述のようにグループ分けする場合8k
bpsの系のデータは最下位のSi8のデータと置換される。
この状況を表したものが第2図(b)である。ここで縦
線の実線は64kbpsの標本の境界を示し、破線は各ビット
の境界を示す。ビットの領域を斜線で示した最下位のビ
ットは置換した8kbpsのデータを示す。
64kbpsのビットスチールによって同期信号を挿入する方
法を表したものが第2図(c)である。ビットスチール
されたビットをここでは黒く塗り漬してある。またここ
では3フレームに1ビットの割合でビットスチールした
同期信号を挿入した例を示す。
これに対して、8kbpsのフレームスチールにより同期信
号を挿入する方法を第2図(d)に示す。ここの例では
1フレームが3ビットで構成され、同期信号は1フレー
ムおきに挿入される。
以上の説明では8kbpsの系を用いたが、それ以下の速度
の場合は、ダミービットを挿入して8kbpsにすることに
よって以上の説明と同じ処理が可能である。すまわち、
ダミービットの挿入は例えば4.8kbpsのときは3.2kbpsに
なるだけの同期信号を付加することにより8kbpsに速度
変換することが可能である。
この場合、信号を速度に応じて変えるようにしておき、
受信側でそれらの同期信号に対してそれぞれ識別して抽
出することにより、様々な8kbps以下の速度に対応する
ディジタル信号を伝送することができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明を実施することによ
って、伝送媒体が異なる系を異なる符号化速度でディジ
タル信号に変換された信号を伝送するとき、速度変換を
行うための相互変換器に因る音声品質の劣化を低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する伝送媒体が異なる通信系の系
統図、第2図は本発明の同期信号の挿入方法を説明する
タイムチャートである。 1,9,11,18…送受話器、2,8,10,17…音声符復号器、3,6,
13,16…送受信機、7,12…相互変換器、20…64kbps通信
系。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】8kHzの標本化速度で符号化された量子化ビ
    ット数8ビットを1標本とする64kbpsの第1の通信系
    と、 該第1の通信系に接続され64kbpsの音声符復号器を備え
    た複数の端末と、 無線回線を介して両側に配置された送受信機とその一方
    の送受信機の端末に8kbpsまたはそれ以下の音声符号化
    速度の音声符復号器が備えられた少なくとも1つの第2
    の通信系と、 該第2の通信系の他方の送受信機と前記第1の通信系と
    の間に接続された相互変換器とを備え、 前記相互変換器は、前記第1の通信系の64kbpsの符号構
    成を上位の量子化7ビットを構成する56kbpsと最下位の
    量子化1ビットを構成する8kbpsの2つのグループに分
    け、 前記第2の通信系から入力される音声符号化信号を前記
    上位の7ビットに変換するとともに前記最下位の1ビッ
    トとしてそのまま合成し、該変換された上位の7ビット
    のうちの1ビットを周期的にビット同期信号に置き換
    え、または、任意のフレームの前記最下位ビットを周期
    的にフレーム同期信号に置き換えて前記第1の通信系に
    対して出力し、 前記第1の通信系から入力される音声符号化信号の量子
    化8ビットから前記ビット同期信号または前記フレーム
    同期信号を検出したとき前記最下位の1ビットのみをそ
    のまま前記第2の通信系に対して出力するように構成さ
    れたことを特徴とする音声符号化通信方式。
JP2149902A 1990-06-11 1990-06-11 音声符号化通信方式 Expired - Fee Related JPH0761042B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2149902A JPH0761042B2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11 音声符号化通信方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2149902A JPH0761042B2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11 音声符号化通信方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0443730A JPH0443730A (ja) 1992-02-13
JPH0761042B2 true JPH0761042B2 (ja) 1995-06-28

Family

ID=15485103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2149902A Expired - Fee Related JPH0761042B2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11 音声符号化通信方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0761042B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7486701B2 (en) * 2005-07-25 2009-02-03 Solacom Technologies Inc. Apparatus and method for air traffic services voice signaling

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54145415A (en) * 1978-05-08 1979-11-13 Nec Corp Hybrid terminal equipment

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0443730A (ja) 1992-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5068899A (en) Transmission of wideband speech signals
US6047007A (en) Transmission of data on multirate networks
EP0508597B1 (en) ADPCM transcoder wherein different bit numbers are used in code conversion
US6256298B1 (en) Mobile telecommunication system
JP3199582B2 (ja) ディジタル音声伝送装置
JPH0761042B2 (ja) 音声符号化通信方式
EP1014738A2 (en) A method and apparatus for efficient bandwith usage in a packet switching network
JP2853717B2 (ja) 可変ビット型adpcmトランスコーダ
JPS6319951A (ja) 音声信号およびデ−タ信号の併合伝送方法およびその送信装置ならびに受信装置
JP2670283B2 (ja) 補助伝送路伝送方式
JPH0431457B2 (ja)
JP7172903B2 (ja) 信号伝送システム及び信号伝送方法
JP3765615B2 (ja) 音声伝送装置
JP2676046B2 (ja) ディジタル音声伝送方式
JP3254556B2 (ja) 高能率音声符号化装置及びそれを用いた中継交換システム
KR100400720B1 (ko) 인터넷망을이용한데이터전송방법
JP2853716B2 (ja) 可変ビット型adpcmトランスコーダ
JP3189993B2 (ja) 多地点間音声通信端末
KR950013622B1 (ko) 비 음성 정보 서비스 기능을 갖는 디지털 셀룰러 시스템
AU707362C (en) Transmission of data on multirate networks
JPS585623B2 (ja) ファクシミリ通信方式
US7558295B1 (en) Voice access model using modem and speech compression technologies
JPS61128642A (ja) 複合メデイア通信方式
JPH01105627A (ja) 音声コーデック間通信制御方式
JPS63237624A (ja) 時分割多重化装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees