JPH0760539A - スパイラルリーマ - Google Patents

スパイラルリーマ

Info

Publication number
JPH0760539A
JPH0760539A JP21459593A JP21459593A JPH0760539A JP H0760539 A JPH0760539 A JP H0760539A JP 21459593 A JP21459593 A JP 21459593A JP 21459593 A JP21459593 A JP 21459593A JP H0760539 A JPH0760539 A JP H0760539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reamer
cutting edge
blade portion
tip
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP21459593A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Tsutsui
政治 筒井
Sueji Takatani
末治 高谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANRIYOO KK
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
SANRIYOO KK
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANRIYOO KK, Mitsubishi Materials Corp filed Critical SANRIYOO KK
Priority to JP21459593A priority Critical patent/JPH0760539A/ja
Publication of JPH0760539A publication Critical patent/JPH0760539A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属材料に形成された穴のくり広げ加工を、
より高効率かつ高精度で実施する。 【構成】 刃体15aの先端外周部には、径方向外方に
向け所定の喰付角α1で漸次基端方向に傾斜する先端切
刃16を設けられ、刃体15aの外周面に、先端切刃1
6の切削回転方向前方から、切削回転方向と逆向きの螺
旋をなすねじれ溝17がマージン18を介して所定のね
じれ角α2にて螺設され、かつこれらマージン18の先
端側の端縁には、それぞれリーマ切刃19が設けられ
る。また、刃体15aの先端側の前記外周面には、軸方
向の回転軌跡がα3だけ傾斜したリーマ切刃部L2が、刃
体15aの軸線に沿って所定幅で設けられ、かつリーマ
切刃19には、逃げ角α4およびすくい角α5が設けられ
ている。また、リーマ切刃部L2の先端側には、その軸
方向の回転軌跡が先端切刃16の最大径部と同径をなす
円筒マージンを有するガイド部L4が、刃体15aの軸
に沿って所定幅で設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属材料に形成された
穴のくり広げ加工に用いられるリーマに関し、より詳し
くは、前記くり広げ加工をより高効率かつ高精度で実施
できるスパイラルタイプのリーマに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスパイラルリーマとしては、例え
ば実開昭50−97091号に開示されているようなも
のがある。上記従来のスパイラルリーマの構造の例を図
4〜図6に示す。このリーマは、図4に示すように、丸
棒状をなす軸部1と、軸部1の基端側に形成され、工作
機械への固定に用いられる取付部2および、円柱状をな
し、軸部1の先端に軸部1と同軸をなすように固定され
た刃部3とから構成されている。ここで、軸部1には例
えば鋼等の素材が使用され、刃部3には例えば超硬合金
等の素材が使用される。
【0003】図5および図6はいずれも刃部3の構造を
示すもので、図5は刃部3の正面図、図6は刃部3の軸
線に沿った断面図である。刃部3の先端外周部には、径
方向外方に向かうに従い所定の喰付角θ1(θ1:通常4
5°以上)で漸次基端方向に傾斜する先端切刃4が、刃
部3の周に沿って複数個(図5では4個)設けられてい
る。また、先端切刃4の切削回転方向前方には、先端切
刃4にすくい面を形成し、かつ切屑の排除性を向上させ
るための切欠き5が設けられ、その結果、先端切刃4
は、刃部3の先端面から島状に突出した構造となってい
る。
【0004】一方、刃部3の外周面には、先端切刃4の
切削回転方向前方から、切削回転方向と逆向きの螺旋を
なすねじれ溝6が、所定幅のマージン7を介して、所定
のねじれ角θ2(θ2:50°〜70°)にて螺設され、
更に、これらマージン7の先端側の端縁には、それぞれ
リーマ切刃8が設けられている。また、前記外周面のう
ち、刃部3の先端側には、その軸方向の回転軌跡が基端
側に向け漸次拡径され、その軸方向の回転軌跡がθ
3(θ3:30′〜20°) だけ傾斜したリーマ切刃部
2が、刃部3の軸線に沿って所定幅で設けられ、かつ
リーマ切刃部L2の基端側は、バックテーバが設けられ
た胴部L3となっている。
【0005】ここで、リーマ切刃部L2においてはリー
マ切刃8に軸方向の逃げ角θ4(θ4:1°〜10°)が
設けられる一方、胴部L3においてはリーマ切刃8には
逃げ角が形成されず、その結果、胴部L3には円筒状の
マージン7が形成されている。更に、先端切刃4の回転
軌跡の最大径(D2)は、リーマ切刃8の回転軌跡の最
大径(D1)よりも直径で0.1〜0.3mmだけ小さ
く設定される一方、ねじれ溝6の半径方向の深さWは刃
部3の軸線方向に沿って一定とされている。そして、刃
部3は、刃部3の基端面にその軸線と同軸をなすように
設けられた凹部9に軸部1の先端を挿入し、かつ両者を
ロウ付けすることにより軸部1に固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスパイラル
リーマは、ねじれ溝6の形成による切屑前排出性の向上
およびリーミング時のガイド性向上により、従来の他の
直溝タイプのリーマより高精度で穿孔できるという特徴
がある。しかしながら、以下に述べる構造上の理由によ
り、製造コストおよび実際の使用面で十分な性能が得ら
れない場合があった。
【0007】まず、先端切刃4の後端とリーマ切刃部L
2とは、図6中符号L1で示すように、所定幅のマージン
を有するガイド部で連結されているが、ガイド部L1
形状は特定されていないため、通常のエンドミルと同様
の構造と考えるのが妥当である。ところが、その場合、
ガイド部L1には軸方向の逃げ(注:バッキング加工)
が形成されるため、ガイド部L1の先端が孔壁に喰込み
易く、前記ガイド性が低下するという欠点がある。
【0008】第二には、リーマ切刃部L2の傾斜角
(θ3)が非常に微小であり孔壁が加工硬化を起こし易
いにも拘らず、リーマ切刃8のすくい角が特定されてい
ないため、例えば実開昭50−97091号に示された
図から推定されるように、リーマ切刃8のすくい角が0
°またはネガティブであると、スカイビングの効果が得
られにくく、びびり振動を起こし易いという欠点があ
る。
【0009】第三には、ねじれ溝6の半径方向の深さW
が刃部3の軸線方向に沿って一定であるため、ねじれ溝
6の容積も一定となっている。その結果、切削中連続的
に生成される切屑がねじれ溝6内に収納し切れずに切屑
が詰まったり、あるいは切削油を供給しても切刃の先端
まで届きにくく、切刃の寿命が短くなるという欠点があ
る。
【0010】第四には、刃部3と軸部1が一体的に接合
されているため、刃部3の表面に硬質被膜層を形成でき
ず、その結果、高速加工が不可能でしかも寿命が短くな
るという欠点がある。これは、上記被覆層を形成するた
めにはリーマを処理炉内で約400℃〜550℃に加熱
する必要があるが、加熱に伴い軸部1に曲りが発生し、
処理前の高精度が維持できないためである。
【0011】第五に、先端切刃4が刃部3の先端面から
島状に突出しているため先端切刃4の強度が低く、その
結果、先端切刃4から生成されるリボン状の切屑を巻き
込み易く、特に、止り穴等の加工においては巻き込んだ
切屑によって切刃が破損する場合がある。また、先端切
刃4の切削幅を大きくできないという欠点もある。更
に、リーマ先端部の構造が複雑で製造が難しいため、製
造コストが高くなり、リーマを安価で供給出来ない点も
問題となっている。
【0012】本発明は、上記の問題点を解決し、高切込
み,高送りでも安定した精度の高い穴仕上げを可能とす
るとともに、硬質被膜層の形成を可能とし、高速・長寿
命のスパイラルリーマを提供可能としたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、棒状をなす軸
部の先端に、この軸部と同軸をなす円柱状の刃部を有
し、前記刃部の先端外周部に、径方向外方に向かうに従
い漸次基端方向に傾斜する先端切刃を、前記刃部の周に
沿って複数個設けるとともに、前記刃部の外周面に、前
記先端切刃の切削回転方向前方から切削回転方向と逆向
きの螺旋をなすねじれ溝を所定幅のマージンを介して設
け、かつ前記マージンの先端側の端縁にそれぞれリーマ
切刃を設けたスパイラルリーマにおいて、前記刃部の外
周面に、その軸方向の回転軌跡が基端側に向け漸次拡径
されたリーマ切刃部が、前記刃部の軸に沿って所定幅で
設けられ、かつ前記リーマ切刃部の先端側の前記刃部の
外周面には、その軸方向の回転軌跡が前記先端切刃の最
大径部と同径をなす円筒マージンを有するガイド部が、
前記刃部の軸に沿って所定幅で設けられていることを特
徴とするものである。
【0014】ここで、前記リーマ切刃部における前記リ
ーマ切刃に、軸方向にポジティブな逃げ角を形成し、か
つ径方向にポジティブなすくい角を形成してもよく、更
に、前記ねじれ溝の径方向の深さを、先端に向け漸次深
くしてもよい。更にまた、前記刃部と前記軸部とを、機
械的な結合手段により着脱自在に結合することもでき
る。
【0015】
【作用】本発明のスパイラルリーマにおいては、先端切
刃とリーマ切刃部との間に、その軸方向の回転軌跡が前
記先端切刃の最大径部と同径をなす円筒マージンを有す
るガイド部が、前記刃部の軸に沿って所定幅で設けられ
ているため、ガイド部が孔壁に喰込みにくく、ガイド効
果が向上する。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づき、本発明の実施例につい
て、更に詳しく説明する。本発明に係るスパイラルリー
マの構造の例を図1〜図3に示す。図1中符号1は円筒
状をなす軸部で、その中央部に形成された空間は油路1
2とされている。また、軸部11の基端側は拡径され、
工作機械への固定に用いられる取付部13とされてい
る。一方、軸部11の先端部に位置する油路12の内周
面にはねじ14が螺設され、軸部11の先端には、円柱
状をなす刃部15が、その基端部をねじ14に螺合させ
ることにより、軸部11と同軸をなすよう着脱自在に固
定されている。ここで、軸部11には例えば鋼等の素材
が使用されされる。
【0017】図2および図3はいずれも刃部15の構造
を示すもので、図2は刃部15の正面図、図3は刃部1
5の軸線に沿った一部断面図である。刃部15は、超硬
合金等からなる円筒状の刃体15aと、刃体15aの基
端側から刃体15aと同軸をなすように挿通された接合
部材15bとから構成され、刃体15aと接合部材15
bとはロウ付け等により一体的に接合されている。
【0018】刃体15aの先端外周部には、径方向外方
に向かうに従い所定の喰付角α1(α1:15°〜75
°)で漸次基端方向に傾斜する先端切刃16が、刃体1
5aの周に沿って複数個(図2では4個)設けられてい
る。
【0019】また、刃体15aの外周面には、先端切刃
16の切削回転方向前方から、切削回転方向と逆向きの
螺旋をなすねじれ溝17が、所定幅のマージン18を介
して、所定のねじれ角α2(α2:30°〜75°)にて
螺設され、かつこれらマージン18の先端側の端縁に
は、それぞれリーマ切刃19が設けられている。更に、
前記外周面のうち、刃体15aの先端側には、軸方向の
回転軌跡が基端側に向け漸次拡径され、軸方向の回転軌
跡がα3(α3:1°30′〜5°) だけ傾斜したリー
マ切刃部L2が、刃体15aの軸線に沿って所定幅で設
けられ、かつリーマ切刃部L2の基端側は、バックテー
バが設けられた胴部L3となっている。
【0020】更にまた、本発明のリーマの場合、リーマ
切刃部L2のリーマ切刃19には、軸方向の逃げ角α
4(α4:0°30´〜5°)および径方向のすくい角α
5(α5:2°〜10°)が設けられている。また、リー
マ切刃部L2の先端側には、その軸方向の回転軌跡が先
端切刃16の最大径部と同径をなす円筒マージンを有す
るガイド部L4が、刃体15aの軸に沿って所定幅で設
けられ、その結果、先端切刃16の後端とリーマ切刃部
2とは、ガイド部L4で連結されている。ここで、先端
切刃16の回転軌跡の最大径(D2)は、リーマ切刃1
9の回転軌跡の最大径(D1)よりも直径で、(0.0
04〜0.03)・D1だけ小さく設定される。
【0021】しかも、ねじれ溝17の溝底は、少なくと
もリーマ切刃部L2を含む位置から先端に向けて所定の
傾斜角α6で漸次刃体15aの中心方向に屈曲し、その
結果、ねじれ溝17の半径方向の深さWは、少なくとも
リーマ切刃部L2を含む位置から先端に向かうに従い漸
次深くなる。
【0022】一方、接合部材15bの基端側には、前記
軸部11の先端部と嵌合精度IT6〜7級精度で嵌合す
る嵌合部20が形成され、かつ嵌合部20の中央部に
は、ねじ14と螺合するねじ部21が形成されている。
また、符号22は、軸部11の油路12と連通する油路
で、この油路22の先端部には、刃部15に切削油を吐
出する油穴23が径方向外方に向けて複数個形成されて
いる。更に、接合部材15bの先端面には、ねじ部21
をねじ14に螺合させるためのレンチ穴24が形成され
ている。
【0023】そして、レンチ穴24にレンチを係合し、
ねじ部21をねじ14にねじ込んでいくことにより、刃
部15が軸部11に着脱自在に固定される。しかも、軸
部11の先端部と刃部15とは、嵌合精度IT6〜7級
精度とされた嵌合部20によりねじ部21の先端側およ
び基端側の二箇所で二重に拘束されるため、高精度の嵌
合が可能となっている。また、刃部15に硬質被膜層を
形成させる必要がある場合には、予め刃部15のみを炉
内で熱処理して硬質被膜層を形成させた後、改めて刃部
15を軸部11に固定すればよい。
【0024】以上のような構造にしたことにより、下記
の諸効果が得られる。第一に、円筒マージンを有するガ
イド部L4を形成したため、ガイド部が孔壁に喰込みに
くく、ガイド効果が向上し、真円度の高い穴が得られ
る。第二に、リーマ切刃19に軸方向の逃げ角α4だけ
でなくポジティブなすくい角α5を形成したことによ
り、リーマ切刃19の切れ味が向上し、スカイビング
(カンナ仕上)作用によって仕上面精度が向上し、かつ
大きなびびり抑制効果が得られる。
【0025】第三に、ねじれ溝17を先端に向けて漸次
深くしたことにより、ねじれ溝17の体積が先端に向け
て漸次増大し、その結果、切屑の収納力が向上するとと
もに、刃部15の先端部への切削油の吐出量が増大し
て、刃部15が長寿命化する。第四に、刃部15が着脱
式であるため、リーマ1本当りの製造コストが低減され
るとともに、刃部15に、各種の硬質被膜層を容易に形
成することができ、熱処理によるリーマの変形が最小に
抑制される。従って、高速加工が可能となり、かつ長寿
命化が達成できる。
【0026】第五に、刃部15の先端面に突出部がない
ため、切屑の巻き込みや強度低下による刃部の破損がな
い。従って、高切込み・高送りの高負荷切削が可能であ
る。しかも、刃部15の先端部分の構造が簡単であるた
め、安価に製造できるという効果もある。
【0027】
【実験例】以下に実験例を示し、本発明の効果について
説明する。本発明のスパイラルリーマを用い、以下の条
件で下穴のくり広げ加工を行った。 (1) 被削材 :合金鋼SCM440(HB220)
に直径φ24,5mm(仕上げしろ1.15mm)の下
穴を穿孔したもの。 (2) リーマ :φ25,65mm、4枚刃 (3) 切削条件:切削速度=80.5m/min(回
転数1000r.p.m.)、送り=400mm/min
(0.1mm/刃) 切削油=JISW1種2号(水溶性) (4) 結果 :仕上面粗さ Rmax=3μ 真円度=1.3μ 加工長(寿命)=200m
【0028】上記実験例の結果から、加工後の仕上面粗
さおよび真円度とも良好で、かつ加工長も従来のリーマ
に比して延長することがわかる。
【0029】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のスパイラル
リーマを使用することにより、金属材料に形成された穴
のくり広げ加工を、より高効率かつ高精度で実施するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスパイラルリーマの形状の例を示す一
部を断面視した側面図である。
【図2】本発明のスパイラルリーマの刃部の形状の例を
示す正面図である。
【図3】本発明のスパイラルリーマの刃部の構造の例を
示す刃部の軸線に沿った一部断面図である。
【図4】従来のスパイラルリーマの形状の例を示す側面
図である。
【図5】従来のスパイラルリーマの刃部の形状の例を示
す正面図である。
【図6】従来のスパイラルリーマの刃部の構造の例を示
す刃部の軸線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1,11 軸部 2,13 取付部 3,15 刃部 4,16 先端切刃 5 切欠き 6,17 ねじれ溝 7,18 マージン 8,19 リーマ切刃 9 凹部 12,22 油路 14 ねじ 15a 刃体 15b 結合部材 20 嵌合部 21 ねじ部 23 油穴 D1 リーマ切刃の回転軌跡の最大径 D2 先端切刃の回転軌跡の最大径 L1,L4 ガイド部 L2 リーマ切刃部 L3 胴部 W ねじれ溝の径方向の深さ θ1,α1 喰付角 θ2,α2 ねじれ角 θ3,α3 リーマ切刃部の傾斜角 θ4,α4 リーマ切刃のにげ角 α5 リーマ切刃のすくい角

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状をなす軸部の先端に、この軸部と同
    軸をなす円柱状の刃部を有し、 前記刃部の先端外周部に、径方向外方に向かうに従い漸
    次基端方向に傾斜する先端切刃を、前記刃部の周に沿っ
    て複数個設けるとともに、 前記刃部の外周面に、前記先端切刃の切削回転方向前方
    から切削回転方向と逆向きの螺旋をなすねじれ溝を所定
    幅のマージンを介して設け、かつ前記マージンの先端側
    の端縁にそれぞれリーマ切刃を設けたスパイラルリーマ
    において、 前記刃部の外周面に、その軸方向の回転軌跡が基端側に
    向け漸次拡径されたリーマ切刃部が、前記刃部の軸に沿
    って所定幅で設けられ、かつ前記リーマ切刃部の先端側
    の前記刃部の外周面には、その軸方向の回転軌跡が前記
    先端切刃の最大径部と同径をなす円筒マージンを有する
    ガイド部が、前記刃部の軸に沿って所定幅で設けられて
    いることを特徴とするスパイラルリーマ。
  2. 【請求項2】 前記リーマ切刃部における前記リーマ切
    刃が、軸方向にポジティブな逃げ角を有し、かつ径方向
    にポジティブなすくい角を有することを特徴とする請求
    項1記載のスパイラルリーマ。
  3. 【請求項3】 前記ねじれ溝の径方向の深さを、先端に
    向け漸次深くしたことを特徴とする請求項1または2記
    載のスパイラルリーマ。
  4. 【請求項4】 前記刃部と前記軸部とが、機械的な結合
    手段により着脱自在に結合されていることを特徴とする
    請求項1、2、または3記載のスパイラルリーマ。
JP21459593A 1993-08-30 1993-08-30 スパイラルリーマ Withdrawn JPH0760539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21459593A JPH0760539A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 スパイラルリーマ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21459593A JPH0760539A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 スパイラルリーマ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0760539A true JPH0760539A (ja) 1995-03-07

Family

ID=16658325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21459593A Withdrawn JPH0760539A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 スパイラルリーマ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0760539A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0150427B1 (ko) 연마 드릴
US5967712A (en) Cutting tool for machining bores in materials having spring-back
US5071294A (en) Burnishing drill
JP2003300110A (ja) ドリルおよびその製造方法
JP5368384B2 (ja) 深穴加工用ドリル
JP2006281407A (ja) 非鉄金属加工用ドリル
JP2002144124A (ja) 小型ドリル
JPH01171725A (ja) チップカーラ付ねじれ溝タップ
US5112167A (en) High speed burnishing drill
JP3985713B2 (ja) ドリル
JP3850000B2 (ja) ドリル
JP2006326752A (ja) ドリル
JP4135314B2 (ja) ドリル
JPH03245914A (ja) 穴明け工具
JPH0258042B2 (ja)
JP3686022B2 (ja) クーラント穴付き穴明け工具
JPH02190215A (ja) リーマ
JP2002205212A (ja) ドリル
JP2678016B2 (ja) 先端刃付リーマ
JP7138927B2 (ja) ドリル
JPH0615512A (ja) ドリルおよびドリルの切刃形成方法
JP3166426B2 (ja) 穴明け工具
JPH0760539A (ja) スパイラルリーマ
JP4206778B2 (ja) センタドリル
JPH0524218U (ja) 穴明け工具

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001031