JPH0760091A - 粉体と液体の連続混合装置 - Google Patents

粉体と液体の連続混合装置

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JPH0760091A
JPH0760091A JP21657593A JP21657593A JPH0760091A JP H0760091 A JPH0760091 A JP H0760091A JP 21657593 A JP21657593 A JP 21657593A JP 21657593 A JP21657593 A JP 21657593A JP H0760091 A JPH0760091 A JP H0760091A
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JP
Japan
Prior art keywords
powder
liquid
storage tank
continuous mixing
discharge port
Prior art date
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Pending
Application number
JP21657593A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Kashima
昭一 鹿島
Mineo Murata
峰雄 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON SOIL KOGYO KK
Original Assignee
NIPPON SOIL KOGYO KK
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Publication date
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Publication of JPH0760091A publication Critical patent/JPH0760091A/ja
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】装置を小型化し、かつ連続的な混合搬送を行う
ことができるようにする。 【構成】貯留槽3の上方からセメントCを連続的に落下
させる粉体供給手段と、セメントCの落下流に対して、
その落下流の中心部分に吐出口30aを有し、水平また
は斜め下方に向かって実質的に全方向に液体を噴射させ
て、前記落下流に対して吐出液体を接触させる液体噴射
手段30と、貯留槽3内の混合済スラリーを目的個所に
搬送する手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セメントなどの粉体と
水などの液体とを連続的に混合する装置に関する。な
お、本発明において、「混合」とは、混練または液体へ
の粉体の分散も含む意味である。
【0002】
【従来の技術】地盤の改良などにおいて、セメントを水
に分散させたセメントミルクまたはセメントスラリーが
多く用いられている。
【0003】この場合、従来、一般的には、縦形または
横形の槽にセメントおよび水を投入しながら、攪拌機に
より混合することにより行われている。しかし、この場
合には、バッチ方式となるので、連続ミキサーとする場
合には、たとえば上部にミキシング槽を設け、下部に一
時貯留槽を設けて、計量およびミキシング済のスラリー
を下部の一時貯留槽に溜めて、そこからポンプなどによ
り目的の個所に搬送するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、バッチ方式で
は、経時的に均質な材料を得ることができないととも
に、消費量の少なくとも数倍の量のスラリーを混合しな
がら用意しておく必要があり、消費量当たりの混合装置
の容積が多くなり、設備費および設置スペースが嵩む。
また、計量、投入、ミキシング、搬送などの一連の動作
をコントロールする制御機器が必要となり、この面から
も設備費が嵩む。
【0005】一方、上下二段の半連続的混合装置におい
ても、基本的に同様な問題がある。
【0006】したがって、本発明の課題は、装置を小型
化し、かつ連続的な混合搬送を行うことができるように
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、貯留槽の上
方から粉体を連続的に落下させる粉体供給手段と、粉体
の落下流に対して、その落下流の中心部分に吐出口を有
し、水平または斜め下方に向かって実質的に全方向に液
体を噴射させて、前記落下流に対して吐出液体を接触さ
せる液体噴射手段と、前記貯留槽内の混合済スラリーま
たはミルクを目的個所に搬送する手段とを備えたことで
解決できる。
【0008】本発明の第2の態様は、貯留槽の上方から
粉体を連続的に落下させる粉体供給手段と、粉体の落下
流のほぼ中心の沿って配置され、かつ内部に液体の供給
導路が形成され、この供給導路に連通して外部に開口す
る連通孔を有する支持軸と、この支持軸の前記連通孔部
分の外部において回転自在嵌合し、かつ放射方向から変
位して貫通状態で形成された吐出口を有する回転カラー
とを有し、前記貯留槽内の混合済スラリーまたはミルク
を目的個所に搬送する手段とを備え、前記吐出口は立面
において水平または斜め下方に向かって開口している構
成である。
【0009】体と液体の連続混合装置。
【0010】この第2の態様において、前記吐出口の形
成位置より上方に、粉体の落下流を横切って鉛直軸心回
りに回転される分散翼が設けられている構成とすること
ができる。
【0011】
【作用】本発明においては、セメントなどの粉体が落下
する過程で、その落下流の中心から水平または斜め下方
に向かって実質的に全方向に液体、たとえば水を噴射さ
せると、水とセメントとが接触し、水の分散させた形で
貯留槽内に落下する。その結果、混合が行われ、そのま
ま貯留槽から目的個所に搬送できる。したがって、通常
は、攪拌機を必要としない。
【0012】
【実施例】以下本発明を図面を参照しながら実施例によ
りさらに詳説する。
【0013】図1は本発明の混合装置を含む全体図であ
り、粉体、たとえばセメントCは、計量ホッパー1内に
投入され、この計量ホッパー1からスクリューフィーダ
ー2により順次切り出され、貯留槽3内に投入される。
スクリューフィーダー2からの切出し量は、スクリュー
フィーダー2の回転速度を制御する切出し制御装置4に
より制御される。
【0014】貯留槽3の上部には、下端を液面に浸漬し
た、混合筒5が配設され、スクリューフィーダー2から
切り出されたセメントCは、混合筒5内に投入される。
投入の停止には、シリンダー6によりシャッター7を開
閉することにより行われる。
【0015】8はセメント飛散防止用のベローズであ
る。
【0016】貯留槽3の底壁を貫通して第1水導管10
Aが設けられ、この第1水導管10Aの上方には、第2
水導管10Bが連結されている。さらに、第2水導管1
0Bの上部には、支持軸20が連結され、これらは回転
駆動モーター11の出力を受けて駆動ベルト12を介し
て回転せられる。支持軸20の上部には、連結軸13が
一体化され、その上端から放射方向に2枚または3枚程
度の分散翼14,14が一体化され、同時に回転される
ようになっている。
【0017】15は軸受で第1水導管10Aを軸支し、
外部から供給される水を第1水導管10A内に送入す
る。送入された水は、第2水導管10B内を通って、支
持軸20内に至り、連通孔20aを通して外部に流出す
る。また、この支持軸20の連通孔20a部分の外部に
は、回転カラー30が回転自在嵌合されており、放射方
向から変位して貫通状態で形成された吐出口30a,3
0a,30aが形成されている。
【0018】より具体的には、回転カラー30は、第1
水導管10Aの上端面に乗り、支持軸20の周囲に遊嵌
し、かつ上への抜けは、支持軸20の段部において規制
されている。また、吐出口30aは平面視においては、
放射方向と変位角度θ(図4参照)として30〜45度
程度変位して回転カラー30の外周壁を貫通している。
さらに、立面においては、水平または好ましくは下方に
傾斜角度αとして10〜20度傾斜している。水平より
上向きに傾斜することは、セメントを吹き上げてしまう
ので好ましくない。20度を超える傾斜角度であると、
セメントと水との接触混合性が十分でない。
【0019】送給された水が、連通孔20aから流出
し、各吐出口30a,30a,30aから吐出されると
き、これらが変位角度θをもって変位しているので、吐
出時の反力として、回転カラー30が支持軸20の回り
において、水がスプリンクラーの原理に従って、図4の
半時計方向に自転する。その結果、セメントの落下流に
対して、ほぼ斜め下方に向いた傘状の水膜が生じ、セメ
ント粒子と接触し、混合が図られる。
【0020】混合がなされたセメントスラリーは、貯留
槽3下部の流出口3aから、フィルター40を通って、
ポンプ41により目的場所に搬送される。貯留槽3の底
部においてセメントスラリーが凝集または団子になるこ
とを防止するために、第1水導管10Aにレーキ羽根4
2が一体化され、回転することにより、分散を図ってい
る。
【0021】一方、水Wは、外部からフィルター43、
流量計44を通って、水供給ポンプ45により、第1水
導管10A内に供給される。水の供給量は、変量装置4
6により調整される。
【0022】貯留槽3内の液レベルは、上下限レベル計
47、48により調整される。セメントスラリー濃度
は、セメントの切出し量と水の供給量で調整できる。
【0023】かくして、セメントの落下流に対して、水
を投射するのみで混合を図ることができる。必要によ
り、たとえばモルタル程度の粘性を有する場合には、貯
留槽3の回転軸10Bに攪拌羽根を一段または複数段付
設することなどにより、攪拌混合力を高めることができ
る。前記の混合筒5は、貯留槽3の壁面の上端を上方に
延在すれば、省略することが可能である。
【0024】上記例においては、回転カラー30を一つ
のみ設けたが、必要により、高さ方向に複数設けること
もできる。回転カラー30の回転数としては、20〜5
00rpm程度が好適である。さらに、セメントの落下
流に対して、前述の複数の水噴射ラインを設けて、複数
の傘状の水噴射膜を形成して接触混合を図ることもでき
る。他方で、前記例においては、回転カラー30の回転
により、傘状の水噴射膜を形成したが、図5に模式的に
示すように、下部案内板50と上部案内板51との全方
位に開口するスリットから、水を噴射させることも可能
である。
【0025】本発明は、粉体としてセメント、液体とし
て水を好適に用いることができるが、他の粉体および液
体でも同様に適用される。
【0026】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、装置が小
型化され、かつ連続的な混合搬送を行うことができるな
どの利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の全体の概要図である。
【図2】混合手段部分の縦断面図である。
【図3】要部縦断面図である。
【図4】図3の3−3線矢視図である。
【図5】変形例の概要図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯留槽の上方から粉体を連続的に落下させ
    る粉体供給手段と、粉体の落下流に対して、その落下流
    の中心部分に吐出口を有し、水平または斜め下方に向か
    って実質的に全方向に液体を噴射させて、前記落下流に
    対して吐出液体を接触させる液体噴射手段と、前記貯留
    槽内の混合済スラリーまたはミルクを目的個所に搬送す
    る手段とを備えたことを特徴とする粉体と液体の連続混
    合装置。
  2. 【請求項2】貯留槽の上方から粉体を連続的に落下させ
    る粉体供給手段と、粉体の落下流のほぼ中心の沿って配
    置され、かつ内部に液体の供給導路が形成され、この供
    給導路に連通して外部に開口する連通孔を有する支持軸
    と、この支持軸の前記連通孔部分の外部において回転自
    在嵌合し、かつ放射方向から変位して貫通状態で形成さ
    れた吐出口を有する回転カラーとを有し、前記貯留槽内
    の混合済スラリーまたはミルクを目的個所に搬送する手
    段とを備え、前記吐出口は立面において水平または斜め
    下方に向かって開口していることを特徴とする粉体と液
    体の連続混合装置。
  3. 【請求項3】前記吐出口の形成位置より上方に、粉体の
    落下流を横切って鉛直軸心回りに回転される分散翼が設
    けられている請求項2記載の粉体と液体の連続混合装
    置。
JP21657593A 1993-08-31 1993-08-31 粉体と液体の連続混合装置 Pending JPH0760091A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09174540A (ja) * 1995-12-28 1997-07-08 Ube Ind Ltd セメント系材料の加湿方法及び加湿装置
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JP2021079692A (ja) * 2019-11-20 2021-05-27 済寧延貝塑膠有限公司 コンクリート攪拌装置

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