JPH0759941A - 景品取得ゲーム装置 - Google Patents

景品取得ゲーム装置

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JPH0759941A
JPH0759941A JP21063793A JP21063793A JPH0759941A JP H0759941 A JPH0759941 A JP H0759941A JP 21063793 A JP21063793 A JP 21063793A JP 21063793 A JP21063793 A JP 21063793A JP H0759941 A JPH0759941 A JP H0759941A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲーム中の状況の変化に応じた視覚的な演出
により、プレーヤーがゲーム装置と一体感を味わうこと
ができ、ゲームに熱中することのできる景品取得ゲーム
装置を提供することである。 【構成】 把持部材6本体の正面側にドットマトリック
スの表示モニタ11と、下面に、アーム6aが景品を掴
んでいるか否かを検知する超音波センサ12を設ける。
センサは、信号処理回路を介して表示モニタに接続す
る。景品を掴んでいる時には喜びを、掴めなかった時や
途中落下したときは悲しみを表示モニタに表示する。こ
れは、状況の変化によるプレーヤーの感情と同様に変化
することにより、プレーヤーは、ゲーム装置と一体感を
味わうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、景品取得の成功や失敗
等の状況に対応して視覚的に演出する景品取得ゲーム装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用のテレビゲーム装置は広く
普及し、画面の解像度やキャラクター動作の複雑さなど
の特性が著しく向上したので、ゲームセンター等の遊戯
場に設置されたゲーム装置には、さらに優れた娯楽性の
あるゲーム装置が求められることになり、様々なものが
提案されている。このような状況のなかで、いままでテ
レビゲーム機の出現によって注目度が薄れていたクレー
ンゲーム機やピンボール機などの旧来型のゲーム装置に
も人気が集まっている。とくに、クレーンゲーム機は、
内部に収納された景品を獲得できる面白味があり、ま
た、景品に人気のキャラクターを用いることによって挑
戦意欲をそそるので、多くのゲームセンターに設置され
脚光を浴びている。
【0003】このような、景品の獲得操作を楽しませる
ためのゲーム装置には、従来から様々なものが提案され
ている。そのゲーム装置の一例として、クレーンゲーム
機を図面にしたがって以下に説明する。すなわち、図7
に示すように、直方体の基台1の上に箱形の収容部2が
設けられている。この収容部の前面及び側面2aは、透
明な樹脂またはガラスの板状部材によって、また、後部
壁面は、透明や鏡面となる板状部材、または装飾の施さ
れた板状部材によって構成されている。このような収容
部2の内部には、縫いぐるみ等の景品3が多数個の収容
可能となっている。また、収容部2の底部には、筒状の
受け部4が垂直方向に設けられている。さらに、収容部
2の内部上面には、クレーンが吊り下げられている。こ
れは、内部上面から鉛直方向に吊り下げられる棒状の支
持部材5と、その下端に設けられた景品3を把持するた
めの把持部材6とから構成される。この把持部材6は蟹
足状の二本のアーム6aが開閉可能に設けられたもので
ある。なお、このアーム6aは、通常閉じた状態となっ
ており、景品を掴む時、プレーヤーの操作により開くよ
うに構成されている。また、支持部材5は、収容部2の
上部に設けられた駆動源(図示せず)によって、収容部
2の上面を左右方向及び前後方向にスライド移動可能
に、且つ上下方向に伸縮可能に設けられている。
【0004】一方、基台1には、クレーンの支持部材5
を所望の景品3に対応する位置に停止させるための、ボ
タンスイッチ7が設けられている。これは、クレーンを
左右方向の対応位置に停止させるための第1スイッチ7
aと、第1スイッチ7aにより左右方向の位置決めされ
たクレーンを前後方向に位置決めする第2スイッチ7b
からなる。さらに、基台1の下方には景品の取り出し口
8が設けられ、この取り出し口8はそれぞれ受け部4の
下端に接続されている。なお、このようなクレーンゲー
ム機では、取り出し口8に景品が落下すると、景品獲得
を知らせる演出の手段として、ファンファーレ等の効果
音が鳴るように構成されている。
【0005】以上のような構成を有する従来例の作用
は、以下の通りである。すなわち、プレイヤーがコイン
を投入して第1スイッチ7aを押すことにより、駆動源
が作動して、支持部材5は左右方向にスライド移動す
る。そして、第1スイッチ7aを離すことにより、所望
の景品に対応する左右方向の位置に停止する。次に、プ
レーヤーが第2スイッチ7bを押すことにより、支持部
材5は前後方向にスライド移動する。そして、第2スイ
ッチ7bを離すことにより、支持部材5は一端停止し、
二本のアーム6aを開きながら下方に伸び、収容部2下
部の景品3位置でアーム6aを閉じる(景品の把持)動
作を一度行う。この後、支持部材5は、アーム6aを閉
じた状態で再び上方に縮み、受け部4の上方まで移動す
る。そして、受け部4の上方でアーム6aが開かれる。
したがって、景品の把持動作で、景品を掴むことができ
た場合には、景品3はアーム6aによって掴まれて受け
部4まで運ばれ、受け部4内に落下する。そして、プレ
ーヤーは下方の取り出し口8から景品3を取り出すこと
になる。この取り出し口8から景品3を取り出す時ら
は、ファンファーレ等の効果音が鳴り響き、プレイヤー
やその周囲の見物人に景品の獲得を知らせる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のクレーンゲーム機では、次のような問題点がある。
すなわち、景品獲得を知らせる演出(効果音)は、景品
3が取り出し口8に落下した時点であるが、プレーヤー
にとって気分高揚のピークは、アーム6aによって景品
3が掴まれた時点から、その後、無事に景品3を受け部
4内に落下させるまでの間である。もちろん、景品の獲
得後の演出によりプレーヤーの嬉しさは倍増するもので
はあるが、景品の獲得を知らせる演出とプレーヤーの感
情にはズレが生じることになる。したがって、獲得でき
た時には、プレーヤーにとってその嬉しさはあるもの
の、クレーンゲーム機の演出とプレーヤーの感情とのズ
レにより、ゲームの面白味・達成感が半減し、続けてゲ
ームをする気分ではなくなることがある。これでは、せ
っかくの演出も効果が低いものとなる。また、演出の手
段が効果音のみであるため、単調に感じてしまう。
【0007】さらに、プレーヤーにとって、景品3を掴
むことのできなかった時や、一度掴んだ後、途中で落下
させてしまった時等は、通常は獲得したいという挑戦意
欲が沸き、再度挑戦するものであるが、場合によって
は、獲得したときに比べて演出が無いため、その残念な
気持ちが無視されたように感じてしまうこともある。こ
のような問題は、クレーンゲーム機以外の景品取得ゲー
ム装置においても、同様に起こっている。
【0008】本発明は、上記の従来技術における課題を
解決するためになされたものであり、その目的は、ゲー
ム中の状況の変化に応じた視覚的な演出により、プレー
ヤーがゲーム装置と一体感を味わうことができ、ゲーム
に熱中することのできる景品取得ゲーム装置を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、景品の収納されるケース
と、前記ケースの内部に景品を取得するために設けられ
た取得手段とを備える景品取得ゲーム装置において、前
記取得手段に、取得手段と景品の接触の有無を検知する
検知手段が設けられ、前記取得手段またはケースに表示
手段が設けられ、前記表示手段が、検知手段の検知内容
に応じた表示を行うように構成されていることを特徴と
するを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の取得手段が、景品を把持するように構成されている
ことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の表
示手段が、取得手段に設けられていることを特徴とす
る。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の表
示手段と連動して効果音を発生する音響手段が設けられ
ていることを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1記載の検
知手段として、超音波センサが設けられていることを特
徴とする。
【0014】
【作用】上記のような構成を有する本発明では、プレー
ヤーが取得手段により景品を取得する過程で、表示手段
に取得途中の状況に応じた表示を行う。状況が変化した
ときには、この変化と同時に、プレーヤーの感情変化と
同様の内容に、表示手段の表示も変化させることがで
き、プレーヤーはゲーム装置に感情移入して、ゲームを
楽しむことができる。
【0015】また、表示手段を、プレーヤーの視線の集
中する取得手段に設けられていることや、表示手段と連
動して効果音を発生する音響手段が設けられていること
により、プレーヤーはゲーム装置との一体感が得られ、
ゲームに熱中することができる。
【0016】
【実施例】
(1)主な実施例 以下、本発明による景品取得ゲーム装置の一実施例を、
図面に基づき説明する。なお、本実施例では、景品取得
ゲーム装置の一例として、前記図 に示したクレーン
ゲーム機に、本発明を適用したものである。
【0017】本実施例において、図1は表示手段と検知
手段の設けられたクレーンゲーム機の把持部材を示す正
面図、図2は検知手段として複射音検出超音波センサの
説明図、図3は本実施例の作用を示すフローチャートで
ある。なお、本実施例において、従来技術と同一機能を
有する部材については、同一の符号を付し説明は省略す
る。
【0018】本実施例では、図1に示すように、把持部
材6本体のプレーヤーからよく見える位置に、表示手段
としてドットマトリックス(例えば、40×80ドット
LED)からなる表示モニタ11が設けられている。こ
の表示モニタ11は、各種の図形、文字等による動画が
画面表示されるように構成されている。
【0019】また、把持部材6本体下面の2本のアーム
6a,6a間には、景品の掴んでいるか否かの検知手段
として、アーム6aの開閉状態を検知する超音波センサ
12が設けられている。このセンサ12は、複射音の利
用により、超音波センサ特有の不感帯を0に近くした高
精度のセンサである。これは、図2に示すように、セン
サ12から発射された一時音が、例えばアーム6aで反
射し、この反射音が把持部材6本体下面で反射する。こ
れが複射音としてアーム6aで再度反射してセンサ12
に戻り、これによりその距離を検知するように構成され
ている。このような構成のセンサは、把持部材6本体内
部に設けられたLSI等の信号処理回路(図示せず)を
介して、前記表示モニタ11に接続されている。
【0020】ここで、アーム6aの先端には、景品と係
合する爪部6bが設けられている。そして、前記センサ
12は、アーム6aが閉じられた状態では、この爪部6
aを検知することになる。この距離を基準値として、セ
ンサ12による検知値との差を信号処理回路で処理する
ように構成されている。これは、基準値に比べ検知値が
小さい場合には、開いた状態の2本のアーム6a,6a
間に景品が有る状態、またはアーム6aが景品を挟持し
ている状態とする。また、基準値よりも検知値が大きい
場合には、アーム6aが閉じていない状態で高い位置に
ある状態、すなわち、途中で景品を落下した状態とす
る。
【0021】(2)実施例の作用 以上の様に構成される本実施例の作用効果は、以下のよ
うになる。すなわち、本実施例では、センサ12によ
り、センサ(把持部材6本体下面)からその垂直下部ま
での距離を検出し、この信号を信号処理回路に送る。信
号処理回路では、一定距離状態の経過時間や基準値との
比較等により、状況に応じた信号を表示モニタ11に送
る。表示モニタ11では、送られてきた信号により、各
種の文字・図形や動画等を画面表示する。なお、コイン
の投入前は、表示モニタ11に、製品名やUFOの絵等
の文字や図形による動画が一定した流れで画面表示され
る。
【0022】このような信号処理回路では、図2に示す
フローチャートのように、センサ12からの信号が処理
されて、表示モニタ11に、状況に応じた画面表示の信
号が伝えられる。すなわち、コインを投入(S1)する
と、画面が『READY』表示となる。次に、第1スイ
ッチ7aを押すとゲームがスタート(S2)し、『G
O』が表示される。この時点からセンサが作動する。そ
して、クレーンの左右方向の所望位置の位置決め後、前
後方向の所望位置で第2スイッチを離すことにより支持
部材5が一旦停止し、二本のアーム6aを開きながら下
方に伸び、収容部下部の景品位置でアーム6aを閉じて
景品の把持動作を行う。この時、センサは、アーム6a
が景品を掴んだか否か、把持の成功(S3)を検知す
る。
【0023】ここで、把持の成功(S3)がYESとな
る景品を掴んだ時には、支持部材5が上方に縮み、景品
3が持ち上げられた時点、または一定時間の経過後に、
景品の落下(S4)の有無を確認し、途中で景品を落下
していない場合には、表示モニタに景品の確保を称える
『Vマーク』や『UFOの飛行』『笑顔』等の演出画面
(S5)を表示する。さらに、受け部4上部で、無事に
運ぶことができたか否か、搬送の成功(S6)を検知す
る。運ぶことができれば、センサの作動は終了(S7)
となる。なお、終了後は、表示モニタ11には、投入前
と同様に、製品名やUFOの絵等の文字や図形による動
画が一定した流れで画面表示される。
【0024】一方、挟持の成功(S3)がNOとなる失
敗した時には、表示モニタに失敗を知らせる『どくろマ
ーク』『しょんぼりした顔』等の演出画面(S8)を表
示する。そして、これは、そのまま、終了(S6)とな
ってしまう。また、景品の落下(S4)の検知で、落下
していた場合も、表示モニタに失敗を知らせる『どくろ
マーク』『UFOの墜落』『べそをかいた顔』等の演出
画面(S9)の表示を行い、終了(S7)する。また、
搬送の成功(S6)で、搬送が失敗したと検知された時
には、景品は落下したことになり、景品の落下(S4)
で落下したと同様に処理する。
【0025】(3)実施例の効果 以上のように、本実施例では、クレーンゲーム機の把持
部材6にセンサ12と、このセンサ12からの情報を処
理して、状況に応じた画面表示が可能となる表示モニタ
11が設けられたことにより、次のような効果が得られ
る。
【0026】すなわち、表示モニタ11は、プレーヤー
の視線の集中する把持部材6に設けられているため、プ
レーヤーにとってゲーム中でもよく見えるものである。
このような表示モニタ11により、アーム6aが景品を
掴み、上方まで持ち上げた時、すなわちプレーヤーにと
って景品を確保したという気分が高揚した状態の時に、
その感情にあった『Vマーク』や『UFOの飛行』等が
演出画面が表示される。これは、プレーヤーにとって
は、クレーンゲーム機が一緒に喜び、無事に獲得できる
ように応援してくれているように感じるものである。
【0027】一方、景品を掴むことや搬送が失敗した
時、すなわちプレーヤーにとって残念な気持ちとなった
時に、その感情にあった画面が表示される。特に、途中
で景品を落下してしまった時には、それまで元気に飛行
していたUFOがフラフラと落下するように表示される
『UFOの墜落』等により、プレーヤーの残念な感情と
同様の画面が表示される。これは、クレーンゲーム機が
一緒に残念がってくれているように感じるものである。
【0028】以上のように、本実施例では、ゲーム中の
状況をセンサ12により検知すると同時に、表示モニタ
11にその状況に対応した表示をすることができる。こ
れにより、プレーヤーの感情変化と同様の内容に、表示
手段の表示も変化させることができ、プレーヤーにとっ
て、従来の景品を獲得する楽しみだけでなく、ゲーム機
との一体感により、ゲームに熱中することができる。ま
た、簡単に飽きることがなく、再度挑戦する意欲が沸く
ものとなる。さらに、プレーヤーの周囲の見物人も、同
様に応援に関して同様に一体感を味わうことができる。
したがって、多くの人が興味を持ち、ゲームを行うこと
になるため、ゲーム機を設置した場所を活性化するがで
きる。
【0029】(4)他の実施例 本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、具
体的な形状、または各々の取付け位置および方法は適宜
変更可能である。
【0030】例えば、検知手段は超音波センサに限定さ
れず、またその取り付け位置も適宜変更可能である。こ
れは、赤外線センサ等の他のセンサや、図4及び図5に
例示するような、景品の重量によりスイッチの入るマイ
クロスイッチ13とすることが可能である。図4では、
マイクロスイッチ13はアーム6aと爪部6bの接続部
分に設けられ、爪部6bが景品と係合すると、その重量
によってスイッチが入るように構成されている。また、
図5では、把持部材と支持部材との接続部分にマイクロ
スイッチ13が設けられ、アーム6aが景品を掴んで上
昇すると、その重みにより把持部材6が下方にスライド
してスイッチが入るように構成されている。そして、こ
のようなスイッチの入っている時は、アーム6aにより
景品が掴まれている状態、スイッチが入っていない時が
景品を掴んでいない状態とし、それに応じて表示モニタ
に画面表示される。
【0031】さらに、上述の実施例の表示モニタ11で
は、その状況に応じた演出画面を表示することの一つと
して、ゲーム性を持たせることも可能である。これは、
例えば、挟持の成功(S3)がNOとなる失敗した時に
は、表示モニタ11を次のよう表示させる。すなわち、
図6に示すように、複数の『絵』がスクロールして『当
り』または『はずれ』等を示すルーレット等の演出画面
(S10)を表示し、『当り』が表示されれば、再度ゲ
ームに挑戦可能として『GO』表示、または一定時間
『FREE TIME』表示として、その時間内は何回
でもゲームに挑戦可能とする等とする。一方、『はず
れ』が表示された時は、センサの作動は終了(S7)と
なる。このような表示は、一度目で景品を掴むことがで
きなくても、プレーヤーにとっては敗者復活が可能とな
り、ゲーム機の人気が高いものとなる。
【0032】また、本発明では、表示手段はドットマト
リックスによる表示モニタに限定されず、液晶等の画面
等に適宜変更可能である。また、表示手段は把持部材に
設けることに限定されず、例えば、クレーンゲーム機の
基台1や収容部2に設けることもできる。また、収容部
の後部壁面に、状況に応じた映像を映すこともできる。
特に、収容部の後部壁面に表示手段が設けられた場合に
は、プレーヤーに向かって応援しているように演出する
ことができる。これにより、見物人がいなくても、プレ
ーヤーは注目されているように感じ、ゲームを楽しむこ
とができる。また、収容部の上部周囲に状況に応じた色
彩が点灯するLEDランプを設けること等もできる。こ
れにより、ゲーム機から離れているいる人にも、状況を
知らせることができ、人を引き付ける効果となる。そし
て、このような各種の表示手段を組み合わせることも可
能である。さらに、本発明では、表示手段と同時にこの
画面表示に連動して、状況に応じた効果音を発生させる
ように構成することもできる。これにより、プレーヤー
の感情と、より一体化するような視覚的・聴覚時な演出
となる。このような演出により、ゲーム機の存在をアピ
ールすることができ、ゲーム機の設置店舗の活性化にも
つながる。
【0033】そして、本発明のゲーム装置はクレーンゲ
ーム機に限定されず、景品を取得する他の景品取得ゲー
ム装置に適応するが可能で、この場合も同様の効果を得
ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、景品取得
用の取得手段にセンサが設けられ、また、このセンサの
検知内容に応じた表示を行う表示手段が設けられたこと
により、プレーヤーの感情変化と同様の内容に、表示手
段の表示も変化させることができ、プレーヤーが熱中す
ることのできる景品取得ゲーム装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の景品取得ゲーム装置の一実施例を示
し、表示手段と検知手段の設けられた把持部材を示す正
面図。
【図2】図1の検知手段である複射音検出超音波センサ
の説明図。
【図3】図1の作用を示すフローチャート。
【図4】他の実施例として、検出手段として把持部材の
アームと爪部の接続部分に設けられたマイクロスイッチ
を示す説明図。
【図5】他の実施例として、検出手段として支持部材と
把持部材との接合部分に設けられたマイクロスイッチを
示す説明図。
【図6】他の実施例の作用を示すフローチャート。
【図7】景品取得ゲーム装置の一例として、クレーンゲ
ーム機を示す斜視図。
【符号の説明】
1 … 基台 2 … 収容部 3 … 景品 4 … 受け部 5 … 支持部材 6 … 把持部材 6a… アーム 7 … ボタンスイッチ 8 … 取り出し口 11 … 表示モニタ 12 … 超音波センサ 13 … マイクロスイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 景品の収納されるケースと、前記ケース
    の内部に景品を取得するために設けられた取得手段とを
    備える景品取得ゲーム装置において、 前記取得手段に、取得手段と景品の接触の有無を検知す
    る検知手段が設けられ、 前記取得手段またはケースに表示手段が設けられ、 前記表示手段が、検知手段の検知内容に応じた表示を行
    うように構成されていることを特徴とする景品取得ゲー
    ム装置。
  2. 【請求項2】 前記取得手段が、景品を把持するように
    構成されていることを特徴とする請求項1記載の景品取
    得ゲーム装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段が、取得手段に設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の景品取得ゲーム装
    置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段と連動して効果音を発生す
    る音響手段が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の景品取得ゲーム装置。
  5. 【請求項5】 前記検知手段として、超音波センサが設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の景品取得
    ゲーム装置。
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