JP2007215943A - 景品取得ゲーム機 - Google Patents

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豊彦 中島
Kenji Kimura
憲次 木村
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Abstract

【課題】本発明は、押しボタン操作により景品を取得する景品取得ゲーム機において、ゲームの多様性とともに、ゲーム操作中の雰囲気を盛り上げたり、操作のアドバイス若しくは批評を行なうことによって、遊戯者の挑戦意欲を刺激して、楽しく遊戯することができる景品取得ゲーム機を提供することを目的としてなされたものである。
【解決手段】遊戯者の操作段階に対応して応接する応接ロボット機構を有する景品取得ゲーム機であって、該応接ロボットが、景品取得ゲーム機からの特定の信号を受けて、特定の発声又は動作を行うように設定されてなることを特徴とする景品取得ゲーム機。
【選択図】図1

Description

本発明は、景品取得ゲーム機に関する。さらに詳しくは、本発明は、押しボタン操作等により景品を取得する景品取得ゲーム機において、ゲームの多様性とともに、ゲーム操作中の雰囲気を盛り上げ、より楽しく遊戯することができる景品取得ゲーム機に関する。
景品取得ゲーム機は、ゲームセンターやショッピングセンターなどに設置されて広く利用されている。景品取得ゲーム機では、ガラスや透明な合成樹脂板などで囲まれ、外部から視認可能な状態で景品を収納した筐体の中で、遊戯者が景品把持アームを備えた景品取得手段をボタン操作により移動させ、筐体に収納された景品を把持又は係合させて、景品投入口まで移動させる。多数のキャラクター商品が開発され、そのようなキャラクター商品を景品とすることにより、景品取得ゲーム機も人気化している。
現在の景品取得ゲーム機の多くは、前面に2個の操作ボタンを備え、1個の操作ボタンで景品取得手段を横方向に移動させ、次いで他の1個の操作ボタンにより景品取得手段を後方向に移動させる。操作ボタンから手を離すと、景品把持アームが開き、景品取得手段が下降を開始し、景品取得手段が下降を停止して景品把持アームを閉じ、景品を把持したのち上昇させて、商品投入口の上まで戻る。景品取得ゲーム機における景品の取得の巧拙は、経験にもとづく景品の取得の可能性に対する判断力と、操作ボタンの操作により目標とする位置に景品取得手段を停止させる技術力にかかるが、景品取得手段の下降と景品把持アームの開閉は電気的な機構により行われる。このために、景品取得手段の停止から後の段階には遊戯者が技術を発揮する機会はなく、ゲームが単調になりやすい。
このために、景品取得ゲーム機にさまざまな付帯機能をつけて、遊戯者の関心を高める試みがなされている。例えば、ディスプレイ空間内において、景品提供に際して躍動感のある演出を行うことができる景品提供型の遊戯装置として、ゲーム空間内の景品を景品獲得口から払い出すことによって景品を獲得することが可能な遊戯装置において、ゲーム空間内に取り付け可能な景品発射装置を有し、景品発射装置が、景品を貯留する景品貯留部と、景品貯留部に貯留した景品を景品獲得口方向に発射させる発射機構とを有する遊戯装置が提案されている(特許文献1)。また、遊戯者がゲーム中に発話した発話内容に基いて、遊戯者の所望する景品が外部に排出された際に、遊戯者の感情を刺激する文を出力することにより、遊戯者にさらなる獲得意欲を掻き立たせる景品排出装置が提案されている(特許文献2)。
特開2004−173747号公報 特開2004−73274号公報
本発明は、押しボタン操作により景品を取得する景品取得ゲーム機において、ゲームの多様性とともに、ゲーム操作中の雰囲気を盛り上げたり、操作のアドバイス若しくは批評を行なうことによって、遊戯者の挑戦意欲を刺激して、楽しく遊戯することができる景品取得ゲーム機を提供することを目的としてなされたものである。
本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、遊戯者が遊戯する間、遊戯者に向かって話しかける発声機構及び動作で示す動作機構を有する応接ロボットを景品取得ゲーム機に設置して、遊戯者が、景品をキャッチしたとき、景品獲得口方向に移動させるとき及び景品獲得口に景品を落として成功したとき又は景品獲得に失敗したときに、それぞれに適切な応援又は慰めの言葉をかけたり、成功したときは賞賛したり、又は、失敗したときは、失敗の原因となった操作上の注意又は批評を与えたり、ゲームの各ステージに適切に対応して、遊戯者の気持ちを鼓舞したり慰めたりする応接機能を有する応接ロボットをゲーム機に設置する本発明を完成した。
本発明は、
(1)筐体、該筐体に景品の把持操作と移行操作を有するクレーン機構、該筐体の外部に通じる景品獲得口、クレーン操作を運転するための運転機構及び遊戯者の操作段階に対応して応接する応接ロボット機構を有する景品取得ゲーム機であって、該応接ロボットが、料金投入口からの料金受け取りの信号を受けて、ゲーム開始の挨拶発声モード及び/又はゲーム開始の挨拶動作モードを行うように設定されていて、景品投入口に景品が投下されたときには、応接ロボットは成功の挨拶発声モード及び/又は該言葉に適したロボットの成功の挨拶動作モードを行うように設定されていて、景品取得に失敗した場合の信号を受けて、慰め発声モード及び/又は慰め動作モードを行うように設定されていて、景品取得ゲーム機の前の人影移動信号を受けて、別れの挨拶発声モード及び/又は別れの挨拶動作モードを行うように設定されてなることを特徴とする景品取得ゲーム機、
(2)(1)記載の景品取得ゲーム機の応接ロボット機構に、クレーン操作が開始したときにクレーンからの信号を受けて、応接ロボットが、応援発声モード及び/又は応援動作モードを行うように設定が追加されている景品取得ゲーム機、
(3)(2)記載の景品取得ゲーム機の応接ロボット機構に、景品取得ゲーム機の近辺の人影検知電波の信号によって、客寄せ発声モード及び/又は客寄せ動作モードを行う設定が追加されている景品取得ゲーム機、
(4)(1)記載の景品取得ゲーム機の応接ロボット機構に、ゲーム終了信号を受けて別れの挨拶発声モード及び/又は別れの挨拶動作モードを行う設定を追加した景品取得ゲーム機、
(5)応接ロボットが、人形ロボットである(1)〜(4)のいずれか記載の景品取得ゲーム機、
(6)応接ロボットが、ディスプレイ上の人形型ロボットの映像である(1)〜(4)のいずれか記載の景品取得ゲーム機、
(7)ゲーム機が、景品に強磁性体片が取り付けられ、景品取得手段が景品把持アームと電磁石を備えてなり、景品取得手段が景品把持アームを開いて下降し、景品への到達を検知して景品把持アームを閉じ、通電制御手段により景品取得手段の下降とともに電磁石に通電を開始し、ランダムに発現する長短の異なる複数種の通電時間後に電磁石への通電を停止するものである(1)記載の景品取得ゲーム機、及び、
(8)景品取得手段の電磁石が下降手段を有し、近接する景品の高さを検知して下降位置を決定する(7)記載の景品取得ゲーム機、
を提供するものである。
本発明の景品取得ゲーム機は、遊戯者の遊戯中に、応接ロボットが応援、アドバイス、賞賛を声又は態度で示すので、遊戯者が気持ちよく、ゲームに熱中でき、遊戯者のリピーターを増加させ、景品取得ゲーム機の売上を増加させる効果がある。
本発明に用いる応接ロボットは、景品取得ゲーム機の景品及びクレーン機構を収納している筐体の左右側縁、上縁又は筐体の奥に、遊戯者から見えるように設置することができる。
本発明に用いる応接ロボットは、特定の電気信号又は電波信号(以下信号という)によって、特定の言葉を発声する機能を有し、又は特定の信号によって、特定の動作を作動させるものであれば、応接ロボットの形状はいかなるものであっても特に制限なく用いることができる。しかしながら、子供の遊戯者に対する人気の上からは、応接ロボットは、単に、発声機能又は動作機能を有する機械的機能のみを備えたロボット機構では物足りないので、人形形状であることが望ましい。そして、その人形形状は、人間に限定されるものではなく、動物の人形、アニメキャラクタ等の立体的な形状の人間又は動物の人形型応接ロボットが望ましい。さらに、立体的な現実の人形ロボットのみならず、ディスプレイ上の人間又は動物の人形の動画映像の応接ロボットも有効なロボットである。映像ロボットの場合は、液晶ディスプレイ面を筐体の奥面に用いると、景品取得ゲーム機の幅は増加しないで、かつ奥行きの増加も殆どなくゲーム機設置の面積効率もよく、映像媒体の取替えによって、自由に応援ロボットの動画画像が選択できるので、特に好適である。
また、立体的な現実の人形ロボットの場合は、ロボットの内部に、特定の信号を受けてロボットの特定の発声及び動作を指示する信号を発信する制御ボックスを設けることができる。動画画像の場合は、当然ながら、ディスプレイに、動画信号を発信する制御ボックスを別に設ける必要がある。
本発明に用いる景品取得ゲーム機は、例えば、外部から視認可能な景品を収納した筐体、景品取得手段、遊戯者の操作により景品取得手段を所望の位置に移動させる手段、該所望の位置において景品取得手段を下降させ、景品を把持させたのち上昇させる手段、景品取得手段を景品投入口上に移動させる手段及び景品取得手段に把持を解放させる手段を有する景品取得ゲーム機において、景品に強磁性体片が取り付けられ、景品取得手段が景品把持アームと電磁石を備えてなり、景品取得手段が景品把持アームを開いて下降し、景品への到達を検知して景品把持アームを閉じ、通電制御手段により景品取得手段の下降とともに電磁石に通電を開始し、ランダムに発現する長短の異なる複数種の通電時間後に電磁石への通電を停止する景品取得ゲーム機が例示される。
図1は、本発明に用いることができる好ましい景品取得ゲーム機の一態様の説明図である。本態様の景品取得ゲーム機は、基台1と筐体2からなる。基台1内には、景品取得ゲーム機を運転するための機構が収納されている。筐体2は、ガラス、アクリル樹脂板などの外部から視認可能な透明な材料で構成され、景品3が収納されている。景品3には、鉄、コバルト、ニッケルなどの強磁性体片が取り付けられている。景品への強磁性体片の取り付け方法に特に制限はなく、例えば、景品の内部へ強磁性体片を埋め込むことができ、景品の表面に強磁性体片を貼り付けることもでき、あるいは、紐などを用いて景品に強磁性体片を付けることもできる。従来の景品把持アームのみを景品取得手段とする景品取得ゲーム機では、景品は景品把持アームにより把持し得る形状に限られていた。本発明の景品取得ゲーム機は、景品取得手段として景品把持アーム以外に電磁石を有し、景品に強磁性体片を取り付けることにより磁力で吸引することができ、形状の制限を受けることなく景品を選択することができる。景品取得手段が備える電磁石により、最大5kgまでの重量の景品を持ち上げることができる。本発明の景品取得ゲーム機は、遊戯者に提供し得る景品の種類を多様化することができるので、ゲームの楽しさが増加する。
本発明の態様の一つは、図1の景品取得ゲーム機の筐体2の奥部のスペースに、人形形状の応接ロボットが設置されている。この人形ロボットは、特定の信号を受けて、特定の言葉を発声し、応接ロボットの口も発声に合わせて作動し、言葉に適した手振り身振りの動作を行うようにすることができる。
この人形型立体的応接ロボットは、図2及び図3の信号フロー系統からの信号によって作動する。
図2の信号フロー系統に示される応接ロボットの作動モードの第1ステージは、景品取得ゲーム機の近辺に人影が近づいたときに、景品取得ゲーム機から一定の領域に発射される人影検知電波の信号又は人が景品取得ゲーム機の回りの特定の物体への接触した信号によって、人形形状の応接ロボットの「客寄せ発声」モードが稼動する。応接ロボットの「客寄せ発声」モードのパターンは、「このゲーム機は愉快だよ」、「簡単に景品が取れるよ」等の数通りの発声パターンがあり、アトランダムに適宜変更される。そして、第1ステージでは、応接ロボットは、「客寄せ発声」モードとともに「客寄せ動作」モード、例えば、手招き等の身振り手振りの客呼び込み動作、愛想笑い又はウインクの表情を表明する。
第2ステージでは、人が景品取得ゲーム機の遊戯者用椅子に座ったときに又は景品取得ゲーム機の前に立ったとき、椅子からの信号又は人影検知電波によって、「客寄せ発声」モードは停止され、「勧誘発声」モードに変換される。「勧誘発声」モードは、日常的挨拶、例えば「いらっしゃいませ」、「ありがとう」等の発声や、ゲームへの参加を勧誘する発声、例えばゲーム料金の投入を誘う発声などであり、そして、各発声に適合する「勧誘動作」モードでロボットの動作が作動する。
第3ステージでは、ゲーム機の前の人が、ゲームに参加しないで、景品取得ゲーム機の前から立ち去った場合には、椅子からの信号又は人影検知電波からの信号によって、「挨拶発声」モードが停止され、「別れの発声」モードに変換される。例えば、「また、来てね」等の数種類のパターンの挨拶又は「別れの動作」モードを行う。
第4ステージでは、人がゲーム料金を投入して、ゲームの遊戯者となった場合には、ロボットは、ゲーム料金投入口からの信号によって、「ゲーム開始の発声」モード及び/又は「ゲーム開始の動作」モードを行う。
「ゲーム開始の発声」としては、ゲーム参加に対する感謝の言葉、ゲームの試行回数、ゲームの操作方法に対する説明又はコメント、励ましの言葉等の発声及び/又はこれらの言葉に適した人形ロボットの「ゲーム開始の動作」モードが作動する。
第5ステージでは、遊戯者がクレーン操作に入ったときに、人形ロボットは「応援発声」モードに入る。クレーンによる景品のキャッチ動作又はクレーンの移動中に適切なアドバイス又は成功の確認、例えば、「慎重にゆっくり」、「キャッチ成功」等の言葉及び/又は言葉に適した人形ロボットの動作が「応援動作」モードに入る。
第6ステージでは、遊戯者がクレーンを上手く操作して、景品投入口に景品を投下するのに成功したときに、人形ロボットは、「成功の挨拶」モード、例えば「おめでとう」、「1等景品をゲット」、「大成功」等の言葉及び/又は言葉に適したロボットの「成功の動作」モード、例えば万歳の動作又はガッツポーズを行う。さらに、「成功の発声」モードの最後に、次のゲームの試行を誘う「勧誘の発声」及び/又は「勧誘の動作」を追加させることができる。
第7ステージでは、遊戯者がクレーン操作で、景品取得に失敗した場合には、人形ロボットは、「慰め発声」モードになる。「慰め発声」モードは、「取れなくて残念」、「惜しかったですね」等の慰めの言葉以外に「クレーンの移動操作が早すぎたよ」等の操作に対する適切なコメントもゲームの態様に応じて入れることができる。最後に、人形ロボットが次のゲームの試行を誘う「勧誘の発声」及び/又は「勧誘動作」を追加することができる。
遊戯者が、第6ステージ又は第7ステージから、再度ゲームに参加した場合には、人形ロボットの発生及び/又は動作は、第4ステージからの「ゲーム開始の発声」モード及び「ゲーム開始の動作」モードが反復される。
この場合、連続的遊戯者に対して、最初の「ゲーム開始の挨拶」及び/又は「ゲーム開始の挨拶動作」、「成功の挨拶」及び「慰め挨拶」のパターンを再挑戦であることが分かる別のモードに変更することが望ましい。
第8ステージでは、遊戯者がゲームを終了して、景品取得ゲーム機から遊戯者が移動して離れた場合に、座席からの信号又は人影検知電波信号によって、「別れの挨拶発声」モード及び「別れの挨拶動作」モードが作動する。
本発明の別の実施態様としては、立体的な人形ロボットを設置する代わりに、ディスプレイを設置して、ディスプレイ中の映像中の人形に、上記第1〜8ステージの各ステージの発声モード及び又は動作モードをディスプレイ中の人形又は人間若しくは動物の映像に行わせることができる。ディスプレイは、設置面積の効率及び消費電力の節約の点から、液晶ディスプレイが望ましい。
さらに、人形又は映像ロボットを制御する制御ボックスを設けて、景品ゲーム機からの信号をロボット機構に設けた制御ボックスに集めて、制御ボックスからの信号によって人形又は映像ロボットを、各モードに制御する機構を採用すると、応接ロボットのモードを種々組み合わせたり、言葉又は動作を簡単に変更できる点で望ましい。
本発明に用いる景品取得ゲーム機の形式態様は、筐体、該筐体に景品の保持操作と移行操作を有するクレーン機構及び景品取り出し口及びクレーン操作機構を有するものであれば、特に制限なく用いることができる。
例えば、本発明に用いるのに適した景品取得ゲーム機は、景品取得手段4と遊戯者の操作により景品取得手段を所望の位置に移動させる手段を有するものであり、遊戯開始時には景品取得手段は、景品取出口5に連なる景品投入口6の直上に位置するものが好ましい。遊戯者が景品取得ゲーム機の前に立ち、貨幣又は貨幣代替物を投入し、第一押しボタン7を押すと、移動台車8が移動板9の上を右方に移動し、これに伴って移動台車に懸架された景品取得手段4も右方に移動し、遊戯者が第一押しボタンから手を離すと移動台車は停止する。第一押しボタンから一旦手を離すと、再び第一押しボタンを押しても移動台車は移動しない機構とすることができ、あるいは、再び第一押しボタンを押すと移動台車が移動を再開する機構とすることもできる。遊戯者が第一押しボタンの操作を終了し、次いで第二押しボタン10を押すと、移動板9が左右のレール11上を後退し、これに伴って景品取得手段4も後方に移動し、遊戯者が第二押しボタンから手を離すと移動板は停止する。第二押しボタンから一旦手を離すと、再び第二押しボタンを押しても移動板は移動しない機構とすることができ、あるいは、再び第二押しボタンを押すと移動板が移動を再開する機構とすることもできる。
押しボタンから一旦手を離すと、移動台車又は移動板は移動を再開しない機構の場合は、遊戯者が第二押しボタンから手を離したときを景品取得手段の移動操作の終了と判断することができる。押しボタンから手を離しても、再び押しボタンを押すと移動台車又は移動板が移動を再開する機構の場合は、遊戯者が移動操作終了ボタンを押すことにより、景品取得手段の移動操作の終了を伝達することができる。
本発明に用いる一態様の景品取得ゲーム機においては、景品取得手段の移動操作が終了すると、景品取得手段が景品把持アームを開いて下降し、景品への到達を検知して景品把持アームを閉じ、通電制御手段により景品取得手段の下降とともに電磁石に通電を開始し、ランダムに発現する長短の異なる複数種の通電時間後に電磁石への通電を停止する。電磁石への通電は、景品取得手段の下降の開始から、景品への到達までの間の任意のときに開始することができる。図4は、本発明の景品取得ゲーム機の景品取得手段の一態様の説明図である。本発明の景品取得ゲーム機の景品取得手段4は、景品把持アーム12と電磁石13を備える。景品取得手段を遊戯者が所望の位置へ移動させ、景品取得手段の移動操作が終了すると、景品取得手段4は景品把持アーム12を開き、景品に向かって下降する。景品取得手段の景品への到達が検知されると、電磁石13に通電が開始され、景品把持アームが閉じられ、景品が把持される。本図においては、景品3はキリンのぬいぐるみであり、その頭部に小さい鉄片が埋め込まれている。電磁石に通電され、景品に取り付けられた鉄片を磁力で吸引するので、景品把持アーム12を閉じるときに景品3が滑ることがなく、容易に安定して景品を把持することができる。景品把持アームで景品を把持した景品取得手段は上昇し、移動台車と移動板により景品投入口の上方まで移動する。途中で電磁石への通電が停止しても、景品3は景品把持アームによって把持されているので落下することはない。景品取得手段が景品投入口の上方に到達すると、景品把持アームが開いて景品が景品投入口6に落下し、遊戯者は景品取出口5から景品を取り出すことができる。
図5は、本発明の景品取得ゲーム機の景品取得手段の他の態様の説明図である。本態様においては、景品把持アーム12による景品3の把持に失敗しているが、景品であるキリンのぬいぐるみの頭部に埋め込まれた小さい鉄片が電磁石の磁力により吸引されるので、景品は景品取得手段の上昇とともに吊り上げられ、景品取得手段とともに景品投入口の方へ移動する。電磁石への通電が停止されると、磁力が失われ、景品は落下するが、景品取得手段が景品投入口の上方に到達するまで、電磁石への通電が継続すると、景品は景品投入口へ落下し、景品把持アームで景品を把持できなかった場合でも遊戯者は景品を取得することができる。電磁石への通電時間の長短はランダムに定められ、遊戯者には予測することができないので、遊戯者は磁力により吊り上げられて移動する景品を興奮しながら眺めることになり、これに応接ロボットからの応援、支援、賞賛又は慰めの言葉及び動作があるとゲームの楽しさが増加する。
本発明に用いる実施例の景品取得ゲーム機においては、景品把持アームにより景品を把持できなかった場合、あるいは、景品把持アームによる景品の把持が不十分である場合でも、電磁石に通電されている間は、景品は磁力により吊り上げられる。
従来の多くの景品取得ゲーム機では、景品把持アームにより景品を把持できなかった場合は、そこで1プレイが終了し、それ以後は興味と関心を持ち続けることができなかった。本発明の景品取得ゲーム機は、景品把持アームで景品を把持できなかった場合でも、電磁石が磁力により景品に取り付けられた強磁性体片を吸引するので、景品を吊り上げて移動させることができる。このように、従来の景品取得ゲーム機よりも、操作が複雑なために本発明の前述の第5ステージにおける「応接発声」モードにおけるクレーンによる景品のキャッチ動作又はクレーンの移動中に適切なアドバイスが、遊戯者にとって有効な言葉になる。
景品取得手段が景品投入口の上に到達するまで電磁石への通電が継続すると、遊戯者は景品を取得することができ、景品取得手段が景品投入口の上に到達する前に電磁石への通電が停止されると、景品把持アームに把持されていない景品はその時点で落下するので、遊戯者は景品を取得することができない。本発明の景品取得ゲーム機では、長短の異なる複数種の通電時間がランダムに発現するので、遊戯者には景品の取得の可能性を予測することができず、景品把持アームにより景品を把持できなかった場合でも、緊張感をもってゲームを楽しむことができる。本発明において、ランダムとは完全に無作為的である必要はなく、あらかじめ組み立てられた長短の異なる複数種の通電時間の組み合わせであっても、遊戯者に規則性が察知されない程度のランダム性があればよい。
本発明のこの態様の景品取得ゲーム機においては、電磁石への最長の通電時間を、景品を吊り上げて景品投入口の上まで移動させるために必要な時間とすることができる。例えば、景品を吊り上げて景品投入口の上まで移動させるために必要な最長の時間が12秒である景品取得ゲーム機では、電磁石への通電時間を、例えば、4秒、6秒、8秒、10秒又は12秒などとすることができる。同一の遊戯者が景品取得ゲーム機の前に立って連続する6プレイで景品を取得することができず、さらに6プレイ分の貨幣を投入したときは、その6プレイ中の1回の通電時間を12秒とし、遊戯者に景品を取得する機会を与えることができる。本発明の景品取得ゲーム機によれば、遊戯者の経験の有無を問わず、子供から大人まで平等に景品取得ゲームを楽しむことができる。
本発明の景品取得ゲーム機においては、電磁石へ通電する電圧を複数種に変更することができる。電圧が低い場合には磁力が弱く、景品に取り付けられた強磁性体片を吸引する力が弱いが、電圧が高い場合には磁力が強く、景品に取り付けられた強磁性体片を吸引する力が強くなるので、重量の大きい景品を吊り上げることができ、また、景品取得手段が下降した位置が景品から多少ずれていても、景品に取り付けられた強磁性体片を吸引することができる。
本発明の景品取得ゲーム機においては、景品取得手段の電磁石が下降手段を有し、近接する景品の高さを検知して下降位置を決定する構成とすることができる。図6は、本発明の景品取得ゲーム機の景品取得手段の他の態様の説明図である。本態様の景品取得手段においては、電磁石13が下降軸14に取り付けられている。景品把持アーム12が最下方まで到達しても、電磁石13が景品3に接近しない場合は、下降軸14が伸びて電磁石13を景品に接触させる。本態様においては、景品3はカメのぬいぐるみであり、甲羅の内側に小さい鉄片が埋め込まれている。通電された電磁石13の磁力により鉄片が吸引され、景品が固定される。この状態で景品把持アーム12を閉じると、景品は景品把持アームにより掬い上げられ、電磁石13と景品把持アーム12により保持される。従来の景品取得ゲーム機では、高さが低く、扁平な形状の景品を景品把持アームで把持することは困難であった。本発明の景品取得ゲーム機によれば、高さが低く、扁平な形状の景品も採用することができるので、遊戯者に提供する景品の種類が増え、ゲームが多様化され、ゲームの楽しさがいっそう増加する。
本発明の景品取得ゲーム機において、図6に示すように扁平な形状の景品が景品把持アームにより掬い上げられている場合は、図4に示すように背の高い景品が景品把持アームにより把持されている場合に比べて、景品を保持する安定性が少ない。図4に示すように景品が景品把持アームで把持されている場合は、電磁石への通電が停止されても景品が落下することはないが、図6に示すように景品が景品把持アームで掬い上げられていると、電磁石への通電が停止されたとき、景品がバランスを失って落下する場合がある。したがって、図6に示す状態で景品取得手段により景品を持ち上げたとしても、確実に景品を取得し得るとは言えず、景品投入口の上方へ到達するまで緊張しながら景品取得手段の移動を見守ることになる。このとき、応接ロボットからのアドバイス又は応援があると、遊戯者にとって心強い支援となる。
本発明の景品取得ゲーム機は、料金収納口からの信号、クレーン操作機構からの信号、景品取り出し口からの信号を受けて、応接ロボットが適切な対応の言葉及び/又は動作を行うことができるので、遊戯方法と景品の種類に多様性をもたせることと組み合わせて、楽しく遊戯することができる。
本発明の景品取得ゲーム機の一態様の説明図である。 本発明の景品取得ゲーム機の客寄せステージの信号系統図である。 本発明の景品取得ゲーム機のゲームステージの信号系統図である。 本発明に用いる景品取得手段の一態様の説明図である。 本発明に用いる景品取得手段の他の態様の説明図である。 本発明に用いる景品取得手段の他の態様の説明図である。
符号の説明
1 基台
2 筐体
3 景品
4 景品取得手段
5 景品取出口
6 景品投入口
7 第一押しボタン
8 移動台車
9 移動板
10 第二押しボタン
11 レール
12 景品把持アーム
13 電磁石
14 下降軸
R 応接ロボット

Claims (8)

  1. 筐体、該筐体に景品の把持操作と移行操作を有するクレーン機構、該筐体の外部に通じる景品獲得口、クレーン操作を運転するための運転機構及び遊戯者の操作段階に対応して応接する応接ロボット機構を有する景品取得ゲーム機であって、該応接ロボットが、料金投入口からの料金受け取りの信号を受けて、ゲーム開始の挨拶発声モード及び/又はゲーム開始の挨拶動作モードを行うように設定されていて、景品投入口に景品が投下されたときには、応接ロボットは成功の挨拶発声モード及び/又は該言葉に適したロボットの成功の挨拶動作モードを行うように設定されていて、景品取得に失敗した場合の信号を受けて、慰め発声モード及び/又は慰め動作モードを行うように設定されていて、景品取得ゲーム機の前の人影移動信号を受けて、別れの挨拶発声モード及び/又は別れの挨拶動作モードを行うように設定されてなることを特徴とする景品取得ゲーム機。
  2. 請求項1記載の景品取得ゲーム機の応接ロボット機構に、クレーン操作が開始したときにクレーンからの信号を受けて、応接ロボットが、応援発声モード及び/又は応援動作モードを行うように設定が追加されている景品取得ゲーム機。
  3. 請求項2記載の景品取得ゲーム機の応接ロボット機構に、景品取得ゲーム機の近辺の人影検知電波の信号によって、客寄せ発声モード及び/又は客寄せ動作モードを行う設定が追加されている景品取得ゲーム機。
  4. 請求項1記載の景品取得ゲーム機の応接ロボット機構に、ゲーム終了信号を受けて別れの挨拶発声モード及び/又は別れの挨拶動作モードを行う設定を追加した景品取得ゲーム機。
  5. 応接ロボットが、人形ロボットである請求項1〜4のいずれか記載の景品取得ゲーム機。
  6. 応接ロボットが、ディスプレイ上の人形型ロボットの映像である請求項1〜4のいずれか記載の景品取得ゲーム機。
  7. ゲーム機が、景品に強磁性体片が取り付けられ、景品取得手段が景品把持アームと電磁石を備えてなり、景品取得手段が景品把持アームを開いて下降し、景品への到達を検知して景品把持アームを閉じ、通電制御手段により景品取得手段の下降とともに電磁石に通電を開始し、ランダムに発現する長短の異なる複数種の通電時間後に電磁石への通電を停止するものである請求項1記載の景品取得ゲーム機。
  8. 景品取得手段の電磁石が下降手段を有し、近接する景品の高さを検知して下降位置を決定する請求項7記載の景品取得ゲーム機。
JP2006042922A 2006-02-20 2006-02-20 景品取得ゲーム機 Pending JP2007215943A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009075096A1 (ja) * 2007-12-10 2009-06-18 Robo Chatcher Partners Co., Ltd. 景品獲得ゲーム機及び検知装置
JP2019098112A (ja) * 2017-12-08 2019-06-24 株式会社バンダイナムコアミューズメント コンピュータシステム及び景品遠隔獲得システム

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