JPH0758167A - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置

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JPH0758167A
JPH0758167A JP22521093A JP22521093A JPH0758167A JP H0758167 A JPH0758167 A JP H0758167A JP 22521093 A JP22521093 A JP 22521093A JP 22521093 A JP22521093 A JP 22521093A JP H0758167 A JPH0758167 A JP H0758167A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば高温試験においてプローブカードのバ
ンプとウエハWの電極パッドとを簡単に正確に位置合わ
せすること。 【構成】 ポリイミド薄膜の表面にバンプ3を配列して
プローブカード2を構成すると共に、バンプ3の配列の
周囲においてX、Y方向に夫々目盛41、42を例えば
露光技術を用いて形成する。常温時のプローブカード上
のバンプの座標位置を予め記憶部に記憶しておき、プロ
ーブカードの熱膨張時に撮像ユニット6で目盛41、4
2を読み取り、その読み取り結果とバンプの座標位置と
に基づいて、現時点のバンプの座標位置データを求め、
これによりウエハ載置台1の位置を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プローブ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程においては、
ウエハプロセスが終了してシリコンウエハ内にICチッ
プが完成した後、電極パターンのショート、オープン
や、ICチップの入出力特性などを調べるためにプロー
ブテストと呼ばれる電気的測定が行われ、半導体ウエハ
(以下「ウエハ」という。)の状態でICチップの良否
が判別される。その後ウエハはICチップに分断され、
良品のICチップについてパッケージングされてから例
えば所定のプローブテストを行って最終製品の良否が判
定される。
【0003】このプローブ装置では、プローブ針を備え
たプローブカードと呼ばれる配線基板が用いられ、この
プローブカードは、絶縁基板の一面側に接点群が設けら
れると共に、一端がこれら接点群に夫々接続された例え
ばタングステンよりなるプローブ針の他端を斜めに延伸
して構成される。そして測定を行う場合、プローブカー
ドに形成された接点をテストヘッド側の電極に電気的に
接続する一方、プローブ針とウエハ上のチップの電極パ
ッドとをウエハ載置台の移動により位置合わせした後互
いに接触させ、テストヘッドからプローブカードを通じ
てチップにテスト用の信号を入力し、チップからの出力
信号にもとづいてチップの電気的測定を行っている。
【0004】そしてプローブ針とウエハ上の電極パッド
とを位置合わせする方法としては、ウエハ載置台に載せ
たダミーウエハにプローブ針を接触させてその針跡をカ
メラでモニタし、オペレータにより針跡にもとづいてウ
エハ載置台の位置を調整する方法や、あるいはプローブ
針の先端をカメラでモニタすると共に別途ウエハ載置台
上のウエハの例えば2ヶ所のクロスマークをカメラでモ
ニタし、両方のモニタ結果にもとづいて同様にウエハ載
置台の位置を調整する方法が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでデバイスは最
近において増々微細化、高集積化する傾向にあり、これ
に伴いチップの電極パッドは微小化し、その配列ピッチ
も狭小化しつつある。電極パッドのサイズは、現在例え
ば一辺が約70μm程度、プローブ針の先端は約30μ
m程度であるが、電極パッドが更に微小になりそのピッ
チも狭くなると、プローブ針の配列設定が非常に困難に
なってくる。
【0006】そこで最近では、ポリイミドなどの樹脂よ
りなる例えば薄膜状の基板に例えば18金や銅などの導
電性突起であるバンプを接触子として形成することが検
討されている。このようなプローブカードによれば、絶
縁基板上に例えば印刷技術を用いて微小なバンプを所定
の配列パターンで正確に形成することができ、今後のデ
バイスに対して好適なものとして期待されている。
【0007】一方ICチップについて常温時の試験に加
えて高温あるいは低温の条件下で電気的測定を行う場合
もあるし、更にまたICチップを過酷条件において加速
試験を行いこれにより不良品を予め検出するバーンイン
テストをウエハの状態で行う場合もある。こうした試験
においてウエハは例えば150℃程度の温度に加熱され
る場合があるが、その際プローブカードも加熱されるた
めプローブカードに熱膨張が起こり、バンプのカード上
の位置(座標位置)が変化するため、その変化を把握し
例えば常温試験の後に再度プローブカードとウエハとを
位置合わせする必要がある。
【0008】この位置合わせを行う場合に、従来の手法
を受け継いで行うとすると、例えばプローブカードに付
した2ヶ所のマークをカメラで下からモニターしてプロ
ーブカードの熱膨張の状況つまりバンプの配列状況を把
握し、このときのバンプの配列に見合う位置にウエハの
位置を合わせる方法が考えられるが、この方法ではバン
プの配列領域の細部に亘ってバンプの座標位置を把握す
ることができず、例えば局所的に熱膨張の程度が異なっ
ている場合には、特にバンプの数が多くかつその配列密
度が高いものに対しては全てのバンプが電極パッドに確
実に接触するとは限らなくなってくる。またプローブカ
ードの種類毎にモニターの結果にもとづいてバンプの座
標位置を予測しなければならないので作業が煩わしいと
いう問題もある。
【0009】一方全部のバンプをカメラでモニタする方
法も考えられるが、各バンプの配列を全部チェックする
作業は非常に面倒であるし、全部のバンプを見てその座
標位置の状態を把握することは極めて困難である。また
この方法では、常温下での試験に続けて高温下での試験
を行う場合には常温下で位置合わせを行った後再び加熱
した状態で同様の操作を行わなければならないので、非
常に効率が悪い。
【0010】本発明は、このような事情のもとになされ
たものであり、その目的は、プローブカードの接触子の
座標位置の変化を正確に簡単に把握することができ、ま
たこれにより精度の高い位置合わせを行うことができる
プローブ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、測定
部に電気的に接続され、プローブカードに配列された接
触子を被検査体載置台上の被検査体の電極パッドに接触
させ、測定部により被検査体の電気的測定を行うプロー
ブ装置において、前記プローブカードに、接触子の配列
領域の周囲に沿ってX、Y方向に夫々並ぶように形成し
た目盛と、前記プローブカードの目盛を認識する認識手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、プローブカードにおけ
るX、Y軸の接触子の座標位置を記憶した記憶部と、認
識手段で認識した目盛の認識結果と前記記憶部に記憶さ
れている接触子の座標位置とに基づいてそのときの接触
子の座標位置を求める演算部と、この演算部で求めた接
触子の座標位置に基づいてプローブカードに対して被検
査体載置台の相対位置を決める制御部と、を備えてなる
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】高温(または低温)試験を行う場合、認識手段
によりプローブカードの目盛を認識し、その認識結果と
例えば常温時の接触子の座標位置データとに基づいて現
在の接触子の座標位置データを求める。従ってバンプの
配列領域の細部に亘って接触子の座標位置データを正確
に把握できるので、このデータに基づいてプローブカー
ドに対する被検査体載置台の位置を制御することで接触
子と電極パッドとを正確に位置合わせすることができ
る。
【0014】
【実施例】図1〜図3は本発明の実施例の全体構成の概
略を示す図である。図中1はウエハ載置台であり、この
ウエハ載置台1にはヒータ11や図示しない冷媒流路を
含む温度調整手段が内蔵されていて、ウエハWの温度を
例えば−40℃〜150℃の範囲に調整できるように構
成されている。またウエハ載置台1は、駆動機構12に
より例えばX、Y、θ(鉛直軸まわり)方向に微量に駆
動されると共に、検査位置と受け渡し位置との間で昇降
できるようになっている。
【0015】前記ウエハ載置台1の上面側には、これに
対向するようにプロ−ブカ−ド2が設けられている。こ
のプロ−ブカ−ド2は、例えばポリイミド薄膜内に信号
路をなす導電層を多層形成してなるカード本体21を備
えており、このカード本体21の下面には接触子例えば
導電性突起であるバンプ3が配列されている。このバン
プ3は図2に示すように例えばウエハWの全てのチップ
の電極パッドに夫々一括して接触するように当該全ての
電極パッドに対応して配列されており、例えば18金、
白金、ロジウム、タングステンあるいはニッケル合金な
どから構成される。
【0016】前記カード本体21の下面側には、バンプ
3の配列領域の周囲に沿って、この例ではバンプ3の配
列領域が収まる正方形の一辺及びこれに直交する他辺に
沿って、X、Y方向に夫々目盛4(41)、4(42)
が形成されており、バンプ3の径及び配列ピッチが例え
ば夫々50μm及び100μmの場合、一つの目盛4自
体の幅及び目盛4の間隔は例えば夫々25μm及び25
μmの長さに設定される。これら目盛41、42は、例
えば上述の薄膜を用いたプロ−ブカ−ドの製造工程にお
いて露光技術を利用してポリイミド薄膜の表面に高精度
な幅及びピッチで形成することができる。またプローブ
カード2はウエハWの品種に応じて作られるが、カード
本体21の下面側にはプローブカードの品種に対応した
表示例えばバーコード22やOCR(optical
character reader)用文字23が付さ
れている。
【0017】前記プローブカード2は上面周縁部にて、
当該プローブカード2の形状に応じた角形リング状の枠
体5に取り付けられており、この枠体5は、テストヘッ
ド51の下面側の配線基板であるパフォーマンスボード
52に取り付けられている。そして図示しないが、プロ
ーブカード2の上面周縁部には、バンプ3に対してポリ
イミド薄膜(カード本体21)に形成されたスルーホー
ルや導電層を介して電気的に接続された接続用のバンプ
が配列されており、このバンプは枠体5内の電極軸など
の導電路を介してテストヘッド51側のパフォーマンス
ボード52に電気的に接続されている。
【0018】またプローブカード2の上面側には、例え
ばフレキシブルな絶縁基板に抵抗発熱層を形成してなる
ヒータ24が貼着されている。更に枠体5の中央空間即
ちプローブカード2とパフォーマンスボード52との間
には、エアマットやゴム体などの緩衝体25が自らの復
元力に抗して挟入されており、これによりカード本体2
1が下面側に押圧されることとなる。
【0019】前記ウエハ載置台1とプローブカード2と
の間には、ウエハ載置台1上のウエハWに形成された位
置合わせ用のマーク(クロスマークやL型マークなど)
及びプローブカード2側に形成された位置合わせ用のマ
ークをモニターすると共に、プローブカード2側の目盛
4(41、42)などをモニタするための撮像ユニット
6が進退自在に設けられている。この撮像ユニット6
は、例えば図3に示すようにバンプ3に対する対物レン
ズ61及び電極パッドPに対する対物レンズ62と、バ
ンプ及び電極パッドPの像を結像するカメラ63と、上
側の対物レンズ61よりの像をカメラ63側に反射する
ハーフミラー64と、下側の対物レンズ62から前記ハ
ーフミラー64の裏面側までの光路を形成するミラー6
5及びプリズム66と、上側対物レンズ61及び下側対
物レンズ62よりの光路を夫々独立して開閉するための
シャッタ67、68とを有してなる。
【0020】ここで前記撮像ユニット6は、駆動機構M
によりX、Y方向に移動できる支持機構7に支持されて
おり、駆動機構MをなすX方向のモーター及びY方向の
モーターには夫々エンコーダE(E1 ,E2 )が連結さ
れている。
【0021】一方前記撮像ユニット6で得られた画像
は、例えば光ファイバなどの光路を通ってコントロール
ユニット8内の画像処理部81に取り込まれる。このコ
ントロールユニット8は、目盛デ−タ処理部80、第1
の記憶部82、演算部83、第2の記憶部84及び制御
部85などを備えている。画像処理部81は、撮像ユニ
ット6で得られた画像を電子データに変換する機能を有
し、位置合わせモード時にはバンプ3及び/またはウエ
ハW上の電極パッドの画像が画像処理部81を介して例
えば別途設けられたCRT装置86に表示される。
【0022】前記第1の記憶部82内には、プローブカ
ード2の品種毎にプローブカード2上のX、Y座標系に
おける各バンプ3の座標位置のデータが格納されてい
る。このデ−タは、目盛4が規格通り(間伸び、収縮の
ない状態)に配列されているときのバンプ3の座標位置
を示すものである。前記目盛デ−タ処理部80は、画像
処理部81から送られた目盛41、42の画像とエンコ
ーダE1、E2からのパルスとに基づいてX方向及びY
方向の夫々について各目盛の間隔を例えば図4に示すよ
うにバイナリ目盛デ−タで求める機能を有する。この実
施例では撮像ユニット6、エンコーダE1、E2及び目
盛デ−タ処理部80により目盛の認識部が構成される。
【0023】前記演算部83は、画像処理部81から送
られたプローブカード2上のバーコード22やOCR用
文字23を解読してプローブカードの品種を判別し、そ
の品種に応じたプローブカードのバンプの座標位置のデ
ータを第1の記憶部82から読み出す機能と、前記目盛
デ−タ処理部81からのデ−タと第1の記憶部82から
読み出したバンプの座標位置とに基づいて現在のバンプ
の座標位置を演算し、第2の記憶部84に格納する機能
とを備えている。
【0024】前記制御部85は、第2の記憶部84内に
格納された現在のバンプの座標位置とウエハW上の電極
パッドの座標位置とに基づいて、プローブカード2に対
するウエハWの位置が最適となるように、つまりこの時
点(例えばプローブカードの加熱時)において全てのバ
ンプが電極パッドに確実に接触するようにウエハ載置台
1を移動する機能を有している。
【0025】次に上述実施例の作用について、先ずウエ
ハ載置台1側のヒータ11及びプローブカード2側のヒ
ータ24をオンにして、ウエハW及びプローブカード2
を例えば150℃程度の温度に加熱し、被検査体例えば
ウエハWをウエハ載置台1に載置する。その後ウエハW
とプローブカード2との間に撮像ユニット6を挿入し、
例えば所定の2箇所位置にて、ウエハW上に形成された
位置合わせ用のマークの画像を撮像ユニット6により取
り込んでCRT装置86に表示し、オペレータがこれら
マークが画面の所定位置にくるようにウエハ載置台1を
マニュアルで駆動する。
【0026】続いて撮像ユニット6によりプローブカー
ド2の目盛41、42の夫々について一端から他端まで
モニターし、各目盛り間の長さを既述したように演算部
83により求める。一方プローブカード2のバーコード
22やOCR用文字23を撮像ユニット6により撮像
し、図示しないデ−タ処理部により解読して、対応する
品種のプローブカードについての各バンプ3の座標位置
を第1の記憶部82から読み出す。演算部83はこのデ
ータと目盛りの長さとにもとづいて現在の(熱膨張して
いる)プローブカード2の各バンプ3の座標位置を求め
て第2の記憶部84に格納し、制御部85は、当該記憶
部84内のデータを参照してプローブカード2に対する
ウエハWの位置合わせを行う。
【0027】この位置合わせは、制御部85がバンプの
データとウエハWの電極パッドの座標位置のデータとに
もとづいて全てのバンプ3が夫々対応する電極パッドに
接触するようにウエハ載置台1のX、Y方向の移動量を
決定し、この移動量だけウエハ載置台1を移動させるこ
とにより行われるが、この場合図5により模式的な例を
挙げると、例えば1番目〜4番目のバンプ31〜34に
対して1番目〜4番目の電極パッドP1〜P4が図5に
示す位置にあったとすると、対応する電極パッドに対し
て最も位置ずれの大きい2番目のバンプ32が電極パッ
ドP2に一致するようにウエハ載置台1を駆動するなど
の位置合わせを行うこともできる。こうして位置合わせ
が行われた後ウエハ載置台1を上昇させてプローブカー
ド2に配列されたバンプ3をウエハWの全てのチップの
電極パッドに一括して接触させる。このとき緩衝体25
の復元力によりバンプ3はチップの電極パッドに押圧し
た状態で接触し、確実な電気的接触が図られる。そして
テストヘッド5から所定のパルス信号をウエハWのチッ
プに与え、チップ側からのパルス信号をテストヘッド5
に取り込んでチップの良否を判定する。
【0028】上述の実施例によれば、目盛4(41、4
2)を認識し、各目盛の間隔と常温時のバンプ3の座標
位置のデータとに基づいて熱膨張時のバンプ3の座標位
置データを把握しているため、バンプの配列領域の細部
に亘ってバンプの座標位置データを正確に把握すること
ができ、従ってどのバンプと電極パッドとの組を基準と
して位置合わせをするか、そしてその場合移動量をどの
程度にすれば全ての組の位置が合うかといったことを把
握できるので、このデータに基づいてウエハ載置台1の
位置を制御することで各バンプとウエハWの電極パッド
とを確実に接触させることができる。そしてバーコード
22やOCR用文字23を読み込むと共に、目盛4(4
1、42)を認識するだけでよいため、熱膨張時のバン
プの座標位置データを簡単に把握できる。
【0029】次に前記撮像ユニット6を移動させる具体
的機構の一例を図6及び図7に示すと、この実施例で
は、分離自在なアルミニウム製のカバー部71及びベー
ス部72の間に、密着して介在できるようにこれらに対
応した形状に構成された保持枠91が設けられている。
前記カバー部71及びベース部72には、夫々プローブ
カード2及びウエハ載置台1が設けられており、カバー
部71は、導入部71aから温度調整用の流体がダンパ
室71bに入り、排出部71cから排出されるように構
成される。また図6中73は夫々バンプ3に電気的に接
続されたバンプ、74は電極、75はコネクタ、76は
テストヘッドに接続されるケーブルであり、保持枠91
を外した後、カバー部71及びベース部72を密着さ
せ、バンプ73が電極74を介してコネクタ75に接続
されることとなる。
【0030】前記保持枠91の左右両縁には、Xガイド
レール92、92と、このXガイドレール92、92に
ガイドされ、Y方向に伸びるYガイドレール93、93
とが配置されており、撮像ユニット6は、間接アーム9
4に取り付けられてYガイドレール93、93に沿って
ガイドされ、こうしてX、Y方向に移動できるように構
成される。
【0031】以上において本発明は、高温試験に限らず
低温試験を行う場合においても適用することができ、ま
た常温試験においても目盛を認識してプローブカードの
歪みなどをチェックし、使用不能の状態であるか否かを
調べる場合に適用してもよい。このようなチェックを行
う場合には、目盛4の認識のみによってプローブカード
の状態を判断するようにしてもよい。
【0032】そしてバンプはウエハの全チップの電極パ
ッドに一括して接触するように配列されることに限定さ
れず例えば1チップあるいは複数チップの電極パッドに
対応して配列されるものであってもよい。なお目盛の配
列方向であるX、Y方向は、互に直交するものに限らず
斜交している場合も含まれる。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、プローブカー
ドに接触子の配列領域の周囲に沿って目盛を形成してい
るため、プローブカードの膨張、収縮などの歪みを簡単
に把握することができ、接触子の座標位置の変化を把握
できる。従って被検査体とプローブカードとの正確な位
置合わせや使用不可の判定などの対応が容易にとれる。
【0034】請求項2の発明によれば、目盛の認識結果
と予め記憶された接触子の座標位置データとに基づいて
そのときの接触子の座標位置を求めているため、接触子
の座標位置を簡単に正確に把握でき、精度の高い位置合
わせを行うことができ、接触子と電極パターンとを確実
に接触させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体構成図である。
【図2】本発明の実施例に係るプローブカードを示す平
面図である。
【図3】撮像ユニットの一例を示す側面図である。
【図4】プローブカードの目盛りとその間隔を示す説明
図である。
【図5】電極パッドとバンプとの位置関係の一例を示す
説明図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ウエハ載置台 2 プローブカード 21 カード本体 3 バンプ 4、41、42 目盛 5 テストヘッド 6 撮像ユニット 82 第1の記憶部 83 演算部 84 第2の記憶部 85 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定部に電気的に接続され、プローブカ
    ードに配列された接触子を被検査体載置台上の被検査体
    の電極パッドに接触させ、測定部により被検査体の電気
    的測定を行うプローブ装置において、 前記プローブカードに、接触子の配列領域の周囲に沿っ
    てX、Y方向に夫々並ぶように形成した目盛と、 前記プローブカードの目盛を認識する認識手段と、 を備えたことを特徴とするプローブ装置。
  2. 【請求項2】 プローブカードにおけるX、Y軸の接触
    子の座標位置を記憶した記憶部と、 認識手段で認識した目盛の認識結果と前記記憶部に記憶
    されている接触子の座標位置とに基づいてそのときの接
    触子の座標位置を求める演算部と、 この演算部で求めた接触子の座標位置に基づいてプロー
    ブカードに対して被検査体載置台の相対位置を決める制
    御部と、 を備えてなることを特徴とするプローブ装置。
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