JPH0756454A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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Publication number
JPH0756454A
JPH0756454A JP5201577A JP20157793A JPH0756454A JP H0756454 A JPH0756454 A JP H0756454A JP 5201577 A JP5201577 A JP 5201577A JP 20157793 A JP20157793 A JP 20157793A JP H0756454 A JPH0756454 A JP H0756454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
fixing
image
component
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5201577A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Maruta
正俊 丸田
Seiichi Koizumi
清一 小泉
Yukimitsu Saito
幸満 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Yamanashi Electronics Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Yamanashi Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd, Yamanashi Electronics Co Ltd filed Critical Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP5201577A priority Critical patent/JPH0756454A/ja
Publication of JPH0756454A publication Critical patent/JPH0756454A/ja
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  • Developing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特定組成のトナーを用いて、画像担持面に非
接触で溶融定着させる乾式電子写真装置の提供。 【構成】 磁性トナーにより画像を形成し、トナーを溶
融定着させる電子写真装置において、少なくとも30重
量%以上の磁性成分と5重量%以上のワックス成分を含
有するトナーを、画像のトナー付着部分の面積当りの付
着トナー重量換算値が0.3mg/cm2 以上になる様
に画像形成し、非接触の定着手段により定着を行う電子
写真装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乾式の電子写真装置の
中で、特に定着において画像担持面に非接触でトナーを
溶融定着させる電子写真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真法に関しては、その各プロセス
について様々な研究がなされ、複写機、プリンター、フ
ァックス等に幅広く応用されている。また、電子写真法
に於ける定着工程に関しては、トナー支持体上のトナー
を溶融し定着させる方法として、熱ロール定着法、オー
ブン定着法、フラッシュ定着法などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子写真法に於ける現
像工程に関しては一つの分類例として、いわゆる2成分
現像法、磁性一成分現像法、新2成分(磁性)現像法及
び非磁性一成分現像法に大別され、夫々の特徴を生かし
た装置が実用化されているが、どの現像法も、画像品
質、印字速度、小型軽量化、コスト、寿命、メンテナン
ス性等において全てを満足する迄には至っておらず、必
ずしも選択肢が広いわけではない。例えば、印字速度が
20枚(A4)/分以上程度のいわゆる高速機で高印字
品質を得ようとする場合、現像法としては2成分現像法
を採用するのが一般的であり、他の現像法では印字品質
や寿命の点で問題があることが知られている。一方で2
成分現像法は、装置が複雑で大型化し、メンテナンス性
やコスト面等が欠点となる。
【0004】また、電子写真法における熱ロール定着法
に於いては、軟化したトナーの一部が熱ロール表面に付
着し、付着したトナーがトナー支持体上に再付着するい
わゆるオフセット現象の発生が欠点であったが、トナー
や定着器からのオフセット対策の研究により実用域に達
し、充分な定着強度を得る熱効率の良さと、小型化への
有利性、安全性の高さなどから広く一般的に採用されて
いる。しかしながら、熱ロール定着法はトナー及びトナ
ー支持体にローラーを接触させ、かつ、ある範囲で一定
の圧力を与えて定着を行う為、トナー支持体の材質や厚
さが限定されることや定着により解像度が低下するとい
った欠点があり、また、定着ローラーが暖まるまでのウ
ォームアップ時間を要するといった欠点もある。特に、
タック紙やラベル紙等の糊の付いた用紙を用いる場合は
糊が定着ローラーに付着することが大きな問題となる。
これらの熱ロール定着法の欠点は、オーブン定着法やフ
ラッシュ定着法等のいわゆる非接触定着法によれば回避
できる。ところが、従来の非接触定着法による電子写真
装置に於いては、定着での熱効率の低さから充分な定着
強度を得ることが難しく、充分な定着強度を得る為には
定着器の熱光源は大容量のものが必要となり、当然、高
速機になるほどこの要因により消費電力が高く大型の装
置となってしまう。トナーのバインダー樹脂の研究等に
より非接触定着に有利な提案が出されているにも拘ら
ず、上記の欠点を解消する迄には至っていない。
【0005】本発明は、上記の欠点を解消し、低コスト
のもので、非接触定着形式のものながら、小型で高速の
電子写真装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして、本発明者らが鋭
意検討の結果、開発した本発明の電子写真装置は、磁性
トナーにより画像を形成し、トナーを溶融定着させる電
子写真装置において、少なくとも30重量%以上の磁性
成分と5重量%以上のワックス成分を含有するトナー
を、画像のトナー付着部分の面積当りの付着トナー重量
換算値が0.3mg/cm2 以上になる様に画像形成
し、非接触の定着手段により定着を行うものである。
【0007】以下、本発明について具体的に説明する。
本発明では、トナー中に少なくとも、30重量%以上、
望ましくは45〜60重量%の磁性成分と、5重量%以
上、望ましくは10〜25重量%のワックス成分とを含
有するトナーを用い、最終的な画像として得るところの
トナー支持体上のトナー付着部分の面積当たりの付着ト
ナー重量の換算値が0.3mg/cm2以上になるよう
に静電像担持体上の静電像にトナーを付着せしめ、更に
トナー支持体上に転写せしめた後、非接触定着手段によ
り定着を行う。
【0008】上記のトナーの他の成分は、バインダー樹
脂、帯電制御剤、カーボン及びシリカ等であり、その種
類や配合比及び製造方法は特に限定するものではない
が、トナーの軟化温度が100〜130℃になるように
選択されるのが望ましい。容易に定着強度を確保する為
にはトナーの軟化温度を100℃以下とした方が有利で
あるが、この場合はブロッキングを起こしやすくなり、
トナーの保存性が悪化し実用的でない。又、ワックス成
分は、例えばポリプロピレン等を他の成分と混練溶融す
ることで含有せしめてもよいし、あらかじめバインダー
樹脂に化学的に含有せしめてもよく、その含有方法を限
定するものではない。
【0009】また、トナー付着面積当たりのトナー付着
重量は現像条件により制御すればよく、例えば、現像バ
イアス電位や感光体潜像の画像部電位等によって制御で
きる。また、上記の非接触定着手段の構成等も特に限定
するものではないが、定着時のエネルギー損失を少なく
するように検討されるのが望ましいことは当然である。
【0010】図1は本発明の1例を示す電子写真装置の
プロセス概略図であって、1は現像器ユニット、2は感
光ドラムユニット、3は定着器ユニット、4はトナー支
持体、5は転写器である。前記の現像器ユニットと前記
の感光ドラムユニットは、前記の現像器ユニットに取り
付けられた1aのマグネットローラーと前期の感光ドラ
ムユニットに取り付けられた2aのOPC感光ドラムが
平行に対向する位置に配置され、前記OPC感光ドラム
は矢印2bの方向に回転し、前記のトナー支持体は第1
図の左方から右方へ移動する。前記のOPC感光ドラム
に可視像として形成されたトナーを前記の転写器で前記
のトナー支持体の上に転写した後前記の定着器ユニット
を通過させ定着を行う。
【0011】本発明は結果的に、使用するトナーが磁性
トナーに限定されるものであることから、現像法はキャ
リアを混合して現像を行う新2成分法、あるいはトナー
のみで現像を行う磁性1成分法となるが、画像品質の優
位性から新2成分法が望ましい。
【0012】
【実施例】以下、実施例と比較例により本発明を更に具
体的に説明する。実施例1〜4 トナーは、磁性成分としてマグネタイトを下表の量と
し、ワックス成分としてポリプロピレン20重量%、ス
チレンアクリル系樹脂、カーボン、帯電制御剤を溶融混
練し平均粒径10μmに粉砕分級しシリカで表面処理し
たものを用い、フェライトキャリアと混合させて現像に
供した。印字部面積当たりの付着トナー量の換算値は
0.5mg/cm2 になるように画像形成条件を設定し
又、定着器光源はハロゲンランプでの容量を1000V
Aとし、搬送速度は250mm/秒とした。これらの条
件で得られた画像の印字部を、200g/cm2 を加重
したベンコット紙で10往復擦り前後の反射濃度を測定
し反射濃度の保持率を定着強度とした。定着強度の測定
結果を合わせて表1に示す。
【0013】
【表1】 上記結果の通り、実施例において実用的な定着強度を得
ているが、磁性成分の含有量が定着強度に影響を与えて
おり、磁性成分の含有量が多い方が定着強度が高くなる
ことがわかる。
【0014】実施例5、6、比較例1 トナーは、磁性成分としてマグネタイト55重量%、ワ
ックス成分としてポリプロピレンを下表の量とし、その
他は実施例1〜4と同様とし、印字部面積当たりの付着
トナー量の換算値は0.5mg/cm2 になるように画
像形成条件を設定し又、定着器光源はハロゲンランプで
容量を1000VAとし、搬送速度は250mm/秒と
した。定着強度の測定結果を合わせて表2に示す。
【0015】
【表2】
【0016】上記結果の通り、ワックス成分の含有量が
定着強度に影響を与えており、ワックス成分の含有量が
多い方が定着強度が高くなることがわかる。実施例にお
いては実用的な定着強度を得ているが比較例に定着強度
は不十分である。又、ワックスとしてポリエチエンを使
用した場合もほぼ同様な結果が得られた。又、ワックス
成分をあらかじめバインダー樹脂に化学的に含有せしめ
たトナーでも同様であった。
【0017】実施例7〜9、比較例2 トナーは、磁性成分としてマグネタイト55重量%、ワ
ックス成分としてポリプロピレン20重量%、その他は
実施例1〜4と同様とし、印字部面積当たりの付着トナ
ー量の換算値を下表の通りとし、又、定着器光源はハロ
ゲンランプで容量を1500VAとし、搬送速度は25
0mm/秒とした。定着強度の測定結果を合わせて表3
に示す。
【0018】
【表3】
【0019】以上は実施例の幾つかの例であり、発明者
らは種々の実験により特許請求の範囲を見出したもので
あるが、各条件の組み合わせは特に限定するものではな
く、その他の必要とする品質に適合するよう選択すべき
である。
【0020】
【発明の効果】上記の比較からもわかるように本発明の
場合は実用上問題のない定着強度を得ているが、比較例
の場合においては定着強度は不充分なのである。なお、
本発明に於て搬送速度の上限は明らかになっていない
が、150〜250mm/秒の範囲で実用的な画像を得
ることができた。以上から明らかなように、本発明の電
子写真装置によって、非接触定着法による小型の高速器
の提供も可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1例を示す電子写真装置のプロセス概
略図である。
【符号の説明】
1 現像器ユニット 2 感光ドラムユニット 3 定着器ユニット 4 トナー支持体 5 転写器 1a マグネットローラー 2a OPC感光ドラム 2b 回転方向を示す矢印 2c 帯電器 2d クリーニングブレード 3d ハロゲンランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 13/08 15/00 303 15/06 101 15/22 101 Z 8530−2H G03G 13/08 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性トナーにより画像を形成し、トナー
    を溶融定着させる電子写真装置において、少なくとも3
    0重量%以上の磁性成分と5重量%以上のワックス成分
    を含有するトナーを、画像のトナー付着部分の面積当り
    の付着トナー重量換算値が0.3mg/cm2 以上にな
    る様に画像形成し、非接触の定着手段により定着を行う
    ことを特徴とする電子写真装置。
JP5201577A 1993-08-13 1993-08-13 電子写真装置 Pending JPH0756454A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5201577A JPH0756454A (ja) 1993-08-13 1993-08-13 電子写真装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5201577A JPH0756454A (ja) 1993-08-13 1993-08-13 電子写真装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0756454A true JPH0756454A (ja) 1995-03-03

Family

ID=16443368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5201577A Pending JPH0756454A (ja) 1993-08-13 1993-08-13 電子写真装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0756454A (ja)

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