JPH0756315Y2 - ハイドロタンクの取付け構造 - Google Patents

ハイドロタンクの取付け構造

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JPH0756315Y2
JPH0756315Y2 JP5187690U JP5187690U JPH0756315Y2 JP H0756315 Y2 JPH0756315 Y2 JP H0756315Y2 JP 5187690 U JP5187690 U JP 5187690U JP 5187690 U JP5187690 U JP 5187690U JP H0756315 Y2 JPH0756315 Y2 JP H0756315Y2
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hydro tank
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hydro
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bracket
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ハイドロタンクの取付け構造に係り、詳しく
は、フォークリフト等の産業用車両のハイドロタンクの
取付け構造に関する。
(従来の技術) 従来のハイドロタンクの取付け構造としては、例えば、
第3図に示されるものが知られている。
第3図において、ハイドロタンク1は通常3mm程度の鉄
板を曲げ加工して溶接により製造されるもが一般的であ
り、ハイドロタンク1の単体総重量は15kg程度、内部の
作動油を含めると30kg程度になる。ハイドロタンク1の
上端部および下端部はボルト2により車両のフレーム3
のセンタープレート4に取付けられる。ボルト2は軸線
をほぼ水平方向に一致させた状態でハイドロタンク1の
ブラケット部を介してセンタープレート4に螺合して、
ハイドロタンク1を取付けている。また、センタープレ
ート4に水平方向にスタッドボルトを固定し、ハイドロ
タンク1のブラケット部を介してナットを螺合させて、
ハイドロタンク1を取付けるようにしたものもある。な
お、5はハイドロタンク1の上端部のパイプに連結され
たリターンホース(マストからの戻りホース)である。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来のハイドロタンクの取付け構造にあ
っては、軸線を水平方向に一致させたボルト2あるいは
スタッドボルトによりハイドロタンク1を取付けていた
ため、ハイドロタンク1の取付け作業および取付け前の
加工作業が困難になり、さらにボルト等の固定用部材が
破損し易いといった問題点があった。
すなわち、重量の重いハイドロタンク1を支持した状態
でボルト2等の穴位置を位置決めする作業が必要にな
り、ハイドロタンク1の取付け作業が困難になる。
また、スタッドボルトを用いる場合、センタープレート
4にタップ穴を形成する作業が必要になり、特に大物厚
板材のセンタープレート4の加工作業となるため、ハイ
ドロタンク1の取付け作業前の加工作業が困難になる。
さらに、ハイドロタンク1の取付け作業時にスタッドボ
ルトのねじ部が破損し易く、万一スタッドボルトが折れ
た場合、補修作業に多大な工数を要する。
そこで、本考案は、ハイドロタンク1の取付け作業およ
び取付け前の加工作業を容易にし、さらにボルト等の固
定用部材の破損を防止することを課題としている。
(課題を解決するための手段) 本考案によるハイドロタンクの取付け構造は、上記目的
を達成するため、産業用車両のフレームに取付けられる
ハイドロタンクの取付け構造であって、前記フレームに
水平方向に延在するように突設された突部材と、ハイド
ロタンクの上端部に設けられ、フレームの突部材に係合
することができるブラケットと、を備え、前記ブラケッ
トが突部材に係合したとき、ハイドロタンクが突部材に
より支持されることを特徴とするものである。
(作用) 本考案では、ブラケットをフレームに設けられた突部材
に係合させると、ハイドロタンクが突部材により支持さ
れ、例えばボルトによりハイドロタンクをフレームに取
付けるときの取付け作業が容易になる。
また、ハイドロタンクを突部材により支持させるような
ブラケットを例えば曲げ加工および溶接により容易に形
成しまたハイドロタンクに固定することが可能になり、
ハイドロタンク取付け前の加工作業が容易になる。
さらに、ハイドロタンクの荷重がブラケットに加わり、
例えばボルトによりハイドロタンクを取付ける場合、ボ
ルトに加わる負荷が軽減され、ボルト等の固定用部材の
破損が防止される。
(実施例) 以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第1、2図は本考案に係るハイドロタンクの取付け構造
の一実施例を示す図であり、リーチ型フォークリフトに
適用した例である。
まず、構成を説明する。
第1、2図において、11はハイドロタンクであり、ハイ
ドロタンク11はフォークリフト12のフレーム13に取付け
られ、詳しくはフレーム13のセンタープレート14の運転
席側のプレート面側に取付けられている。センタープレ
ート14には突部材としての第1マウンティング15が水平
方向に延在するように突設されており、第1マウンティ
ング15はセンタプレート14に溶接により固定されてい
る。ハイドロタンク11の上端には第1ブラケット16が設
けられており、第1ブラケット16は水平方向に延在する
水平板部16aおよび水平板部16aの端部に連結した垂直方
向に延在する一対の足板部16bからなる。足板部16bはハ
イドロタンク11の上端に溶接により固定されている。し
たがって、水平板部16aを第1マウンティング15に載置
させるだけで、第1ブラケット16は第1マウンティング
15に係合することができる。また、第1ブラケット16が
第1マウンティング15に係合したとき、ハイドロタンク
11が第1マウンティング15により支持される。第1マウ
ンティング15は一対のねじ穴15aを有しており、第1マ
ウンティング15および第1ブラケット16を係合させたと
きのねじ穴15aの位置にに対応させて第1ブラケット16
にボルト用の通し穴16cが形成されている。17は第1ボ
ルトであり、第1ボルト17は第1マウンティング15のね
じ穴15aに螺合可能である。
一方、第1マウンティング15の下方には円柱状の第2マ
ウンティング18が設けられており、第2マウンティング
18はセンタープレート14に溶接により固定されている。
また、ハイドロタンク11の下端部には第2ブラケット19
が溶接により固定されており、第1マウンティング15お
よび第1ブラケット16を係合させたとき、第2ブラケッ
ト19は第2マウンティング18に当接する。第2マウンテ
ィング18はねじ穴18aを有しており、第1マウンティン
グ15および第1ブラケット16を係合させたときのねじ穴
18aの位置に対応するようにボルト用の通し穴19aが形成
されている。20は第2ボルトであり、第2ボルト20は第
2マウンティング18のねじ穴18aに螺合可能である。
次に、ハイドロタンク11の取付け手順を説明する。
まず、第1ブラケット16を第1マウンティング15に係合
させ、すなわち引っ掛けて、第1ボルト17を通し穴16c
を介してねじ穴15aに螺合させる。次いで、通し穴19aを
ねじ穴18aに位置合わせして、第2ボルト20を通し穴19a
を介してねじ穴18aに螺合させる。
上述のように本実施例では、第1ブラケット16をセンタ
ープレート14に設けられた第1マウンティング15に係合
させると、ハイドロタンク11が第1マウンティング15に
より支持されるので、ねじ穴15a、18aと通し穴16c、19a
との位置合わせを容易にすることができ、ハイドロタン
ク11の取付け作業を容易にすることができる。特に、ハ
イドロタンク11は非常に重いのでハイドロタンクを支え
ながら位置合わせをしていた従来のものに比較すると、
取付け作業を非常に容易にすることができる。
また、第1ブラケット16、第2ブラケット19、第1マウ
ンティング15および第2マウンティング18は曲げ加工等
により非常に容易に成形することができるので、また、
これらをハイドロタンク11やセンタープレート14に溶接
により容易に固定することができるので、ハイドロタン
ク取付け前の加工作業を容易にすることができる。
さらに、ハイドロタンク11の荷重が主に第1ブラケット
16に加わるので、第1ボルト17および第2ボルト20に加
わる負荷を軽減することができ、これらのボルトの破損
を防止することができる。
またさらに、第1ブラケット16はハイドロタンク11を吊
すときのフックとして利用することができるので、工場
等でハイドロタンク11の取付け作業をするとき、特別に
吊下げ用のフックを設けないでもクレーンによりハイド
ロタンク11を吊下げて移動させることができる。
さらにまた、ハイドロタンク11の上端部のパイプに連結
されるリターンホース(第3図参照)のガイドあるいは
プロテクターとして第1ブラケット16を利用することが
できる。
(効果) 本考案によれば、ブラケットをフレームに設けられた突
部材に係合させると、ハイドロタンクが突部材により支
持されるので、例えばボルトによりハイドロタンクを取
付ける場合、ねじ穴の位置合わせを容易にすることがで
き、ハイドロタンクの取付け作業を容易にすることがで
きる。
また、ブラケットおよび突部材は曲げ加工等により非常
に容易に成形することができ、また、これらをハイドロ
タンクやフレームに溶接により容易に固定することがで
きるので、ハイドロタンク取付け前の加工作業を容易に
することができる。
さらに、ハイドロタンクの荷重が主にブラケットに加わ
るので、例えばボルトによりハイドロタンクを取付ける
とき、ボルトに加わる負荷を軽減することができ、ボル
トの破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1、2図は本考案に係るハイドロタンクの取付け構造
を示す図であり、第1図はその取付け構造を適用したフ
ォークリフトの概略透視図、第2図はその拡大斜視図、
第3図は従来のハイドロタンクの取付け構造を示す透視
図である。 11……ハイドロタンク、12……フォークリフト(産業用
車両)、13……フレーム、15……第1マウンティング
(突部材)、16……第1ブラケット(ブラケット)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】産業用車両のフレームに取付けられるハイ
    ドロタンクの取付け構造であって、前記フレームに水平
    方向に延在するように突設された突部材と、ハイドロタ
    ンクの上端部に設けられ、フレームの突部材に係合する
    ことができるブラケットと、を備え、前記ブラケットが
    突部材に係合したとき、ハイドロタンクが突部材により
    支持されることを特徴とするハイドロタンクの取付け構
    造。
JP5187690U 1990-05-17 1990-05-17 ハイドロタンクの取付け構造 Expired - Fee Related JPH0756315Y2 (ja)

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JPH0412499U JPH0412499U (ja) 1992-01-31
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KR102051587B1 (ko) 2017-11-02 2019-12-03 김윤립 노즐 일체형 분사기를 연결한 장대형 넓은 면적 분사장치

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