JPH0755635Y2 - 小型電子式計算機 - Google Patents

小型電子式計算機

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JPH0755635Y2
JPH0755635Y2 JP1988020442U JP2044288U JPH0755635Y2 JP H0755635 Y2 JPH0755635 Y2 JP H0755635Y2 JP 1988020442 U JP1988020442 U JP 1988020442U JP 2044288 U JP2044288 U JP 2044288U JP H0755635 Y2 JPH0755635 Y2 JP H0755635Y2
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JP
Japan
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variables
key
coordinates
coordinate
values
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP1988020442U
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JPH01123256U (ja
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修 根岸
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は複数解をもつ関数演算に用いられる書式通り
演算方式の小型電子式計算機に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、書式通り演算方式の小型電子式計算機は、複数の
解をもつ演算子を数式に組んだ場合、数式の演算によっ
ては複数の解の中の決まった一つの解でしか演算するこ
とができず、これ以外の解を用いた連続演算は不可能で
あり、この点で使い勝手が悪い欠点があった。
[考案の目的] この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、複数解を
有する演算子である複素数を計算式に組込んだ場合に、
複数素の直角座標で表わしたときの2つの変数及び極座
標で表わしたときの2つの変数のいずれを用いる連続計
算であっても簡単に実行でき、使い勝手の向上を図るこ
とができる小型電子式計算機を提供することを目的とす
る。
[考案の要点] この考案は、極座標指定用のキー或いは直角座標指定用
のキーにより、直角座標から極座標を求めるか、極座標
から直角座標を求めるかを指定すると共に、切換キーに
より、極座標が指定されている場合には極座標の2つの
変数を交互に選択指定し、直角座標が指定されている場
合には直角座標の2つの変数を交互に選択して、選択指
定した変数を表示させ、この状態で、極座標が指定され
ている場合には直角座標の2つの変数の値を入力する
と、直角座標が指定されている場合には極座標の2つの
変数の値を入力すると、入力された一方の座標の2つの
変数の値から他方の座標の2つの変数の値を求め、この
2つの変数の値のうち切換キーで選択指定されている変
数の値を用いて連続演算を行なうようになっている。
[考案の実施例] 以下、この考案の一実施例を図面にしたがい説明する。
この場合、同実施例では、この考案を直角座標(x、
y)および極座標(r、θ)を求めることができる計算
機に適用した例を示している。
第1図は同実施例の回路構成を示すものである。図にお
いて、1はキー入力部で、このキー入力部1はファンク
ションキー1a、数字キー1b、極座標指定用の「Pol」キ
ー1cおよび直角座標指定用の「Rec」キー1d、切換キー1
e、「EXE」キー1fを有している。
そして、キー入力部1からのキー入力データはキー判断
部2に送られる。キー判断部2はキー入力データを判断
するもので、実行データを制御部3に与え、「切換」、
「Pol、Rec」指令を切換文字発生部4に与え、文字デー
タを入力バッファ5に与えるようにしている。
制御部3は、ROMなどよりなるもので、予め各回路を制
御するためのプログラムを記憶している。この場合、制
御部3はポインタ制御部6、演算部7およびレジスタ指
定部8に制御指令を与える。切換文字発生部4はキー入
力部1からの「切換」、「Pol、Rec」指令に応じた切換
文字を入力バッファ5に与えるようになっている。入力
バッファ5はキー判断部2より与えられた入力データを
記憶するもので、このデータを表示部9に与え、表示さ
せるとともに、演算部7に与える。ポインタ制御部6は
入力バッファ5でのポインタを制御するものである。演
算部7は入力バッファ5のデータがポインタにより順次
読込まれるとともに、レジスタ10より読出されたデータ
に基づいて演算を実行し、この演算結果を表示部9に与
える。ここで、レジスタ10はAレジスタ101とBレジス
タ102を有するもので、レジスタ指定部8により指定さ
れたレジスタの内容が読出されるようになっている。
次に、このように構成した実施例の動作を説明する。
まず、第4図(a)に示すようにキー入力部1より「1
2」「+」を入力すると、これら入力データはキー判断
部2を介して入力バッファ5に送られ、表示部9に表示
される。次に、同図(b)に示すように「Pol」キー1c
を操作すると、第2図に示す入力フローが実行される。
この場合、ステップA1においてYESと判断され、ステッ
プA2に進む。すると、ステップA2では、Polと判断さ
れ、ステップA3に進み、表示部9にPol(r)が表示さ
れる。そして、ステップA1に戻る。
この状態から、第4図(c)に示すように「切換」キー
1eを操作すると、ステップA4に進み、ここでYESと判断
され、ステップA5に進む。すると、ステップA5では、Po
l(r)が表示されるためYESと判断されるので、ステッ
プA6に進み、表示部9がPol(θ)に切換表示される。
なお、「Rec」キー1eを操作した場合は、ステップA2
で、Recと判断され、ステップA7に進み、表示部9にRec
(x)が表示される。この状態から、「切換」キー1eを
操作すると、ステップA4でYES、ステップA5でNOと判断
され、ステップA8に進み、ここでYESと判断されるの
で、ステップA9において表示部9がRec(y)に切換表
示されるようになる。
次に、第4図(c)の表示状態から、同図(d)および
(e)に示すようにキー入力部1より「3」「4」を順
に入力すると、これら入力データは入力バッファ5に書
込まれるとともに、表示部9に表示される。そして、第
4図(f)に示すように「EXE」キー1fを操作すると、
第3図に示す実行フローに移行される。この場合、ステ
ップB1においてデータがリードされ、ステップB1、B2で
「Pol」「Rec」データかどうか判断される。「12+」ま
での入力データは他の処理(通常の演算処理)が実行さ
れ、「Pol(θ)」がリードされ、このステップB2で
は、YESと判断されるので、ステップB3に進み、x、y
の値(3、4)を用いたrの計算結果[=(x2+y2)1/2
がAレジスタ101に、θの計算結果[=cos-1(x/A)]
がBレジスタ102に書込まれる。次いで、ステップB4に
進むが、ここでは第4図(c)以降の表示部9での表示
から明らかなようにθが判断されるので、ステップB5に
進み、レジスタ指定部8によりBレジスタ102が指定さ
れる。これによりステップB6においてBレジスタ102に
書込まれた値とともに、先に処理された「12+」が演算
部7に与えられ、ここでの演算処理により第4図(f)
に示すように解θが求められるようになる。
なお、第4図(c)に示す「切換」キー1eの操作が行な
われずに、表示部9での表示がPol(r)のままの場合
は、ステップB4においてrが判断されるので、ステップ
B7に進み、レジスタ指定部8によりAレジスタ101が指
定される。すると、ステップB6においてAレジスタ101
に書込まれた値が演算部7に与えられ、ここでの演算処
理により解rを使用した計算結果が求められることにな
る。また、上述した「Rec」キー1dの操作により、表示
部9にRec(x)またはRec(y)が表示されている場合
は、ステップB2においてNO、ステップB8においてYESと
判断されるので、ステップB9に進む。そして、(r、
θ)の入力データを用いて計算されたxの計算値[=r
cos θ]がAレジスタ101に、yの計算値[=r sin
θ]がBレジスタ102に書込まれ、ステップB4に進み、
ここでxが判断されると、ステップB11に進み、レジス
タ指定部8によりAレジスタ101が指定され、yが判断
されると、ステップB12に進み、レジスタ指定部8によ
りBレジスタ102が指定される。これによりステップB6
においてAレジスタ101またはBレジスタ102に書込まれ
た計算値が演算部7に与えられ、ここでの演算処理によ
り解xまたはyを使用した計算結果が求められるように
なる。
したがって、このようにすれば「Pol」キーにより極座
標、および「Rec」キーにより直角座標を指定するとと
もに、「切換」キーにより指定した座標の一方の解を指
示するようになるが、このように指示される、いずれの
解によっても連続演算が実行できるようになるので、従
来の複数の解をもつ演算子を組んだ場合、連続演算によ
っては一つの解でしか演算することができず、これ以外
の解を用いた連続演算は不可能であったものに比べて、
使い勝手を飛躍的に向上させることができる。
[考案の効果] この考案によれば、極座標指定用のキー或いは直角座標
指定用のキーにより、直角座標から極座標を求めるか、
極座標から直角座標を求めるかを指定すると共に、切換
キーにより、極座標が指定されている場合には極座標の
2つの変数を交互に選択指定し、直角座標が指定されて
いる場合には直角座標の2つの変数を交互に選択指定し
て、選択指定した変数を表示させ、この状態で、極座標
が指定されている場合には直角座標の2つの変数の値を
入力すると、直角座標が指定されている場合には極座標
の2つの変数の値を入力すると、入力された一方の座標
の2つの変数の値から他方の座標の2つの変数の値を求
め、この2つの変数の値のうち切換キーで選択指定され
ている変数の値を用いて連続演算を行なうようになって
るので、極座標の2つの変数及び直角座標の2つの変数
のいずれを用いる連続計算であっても、簡単に計算が行
なえ、使い勝手の著しい向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の回路構成を示すブロック
図、第2図および第3図は同実施例の動作を説明するた
めのフローチャート、第4図は同実施例のキー入力部で
のキー入力と表示部での表示の関係を説明するための図
である。 1…キー入力部、1c…「Pol」キー、1d…「Rec」キー、
1e…「切換」キー、3…制御部、4…切換文字発生部、
5…入力バッファ、7…演算部、8…レジスタ指定部、
9…表示部、101…Aレジスタ、102…Bレジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力した計算式通りに演算を行なう書式通
    り演算機能を有する小型電子式計算機において、 極座標を指定するための極座標指定用のキーと、 直角座標を指定するための直角座標指定用のキーと、 前記極座標が指定されている場合に極座標の2つの変数
    を交互に選択指定し、前記直角座標が指定されている場
    合に直角座標の2つの変数を交互に選択指定するための
    切換キーと、 この切換キーにより選択指定された変数を表示する選択
    変数表示制御手段と、 この選択変数表示制御手段により選択指定された変数が
    表示されている状態で、前記極座標が指定されている場
    合に直角座標の2つの変数の値を入力し、前記直角座標
    が指定されている場合に極座標の2つの変数の値を入力
    する入力手段と、 この入力手段により入力された一方の座標の2つの変数
    の値から他方の座標の2つの変数の値を求める手段と、 この手段で求められた2つの変数の値のうち前記切換キ
    ーで選択指定されている変数の値を用いて演算を続ける
    制御手段と、 を具備することを特徴とする小型電子式計算機。
JP1988020442U 1988-02-18 1988-02-18 小型電子式計算機 Expired - Lifetime JPH0755635Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988020442U JPH0755635Y2 (ja) 1988-02-18 1988-02-18 小型電子式計算機

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JPH01123256U JPH01123256U (ja) 1989-08-22
JPH0755635Y2 true JPH0755635Y2 (ja) 1995-12-20

Family

ID=31236812

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2738595B2 (ja) * 1991-01-22 1998-04-08 シャープ株式会社 座標機能付き電卓

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6175459A (ja) * 1985-09-12 1986-04-17 Sharp Corp 複素数計算機能付電卓

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JPH01123256U (ja) 1989-08-22

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