JPH0752679B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH0752679B2
JPH0752679B2 JP61043001A JP4300186A JPH0752679B2 JP H0752679 B2 JPH0752679 B2 JP H0752679B2 JP 61043001 A JP61043001 A JP 61043001A JP 4300186 A JP4300186 A JP 4300186A JP H0752679 B2 JPH0752679 B2 JP H0752679B2
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JP
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discharge lamp
transistor
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lamp lighting
switch
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和彦 次田
広二 山本
和崇 清水
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は放電灯点灯装置に係り、特にその電極予熱方
式に関するものである。
〔従来の技術〕 第4図は例えば、照明学会研究資料LS−85−12〜18P17,
P20に示された従来の放電灯点灯装置の回路図である。
この第4図において、1直流電源、2は直流電源1の直
流電圧を高周波電圧に変換する一石式のトランジスタイ
ンバータ、3は電極3a,3bを有する放電灯、4は放電灯
3のランプ電流を制限するバラストチヨーク、5は放電
灯3の両端に接続された始動コンデンサである。なお、
ここでは電源を直流電源の記号で簡略化して表現してい
る。
次にトランジスタインバータ2の回路構成を説明する。
6はスイツチングを行う主トランジスタで、エミツタが
直流電源1の負極に接続され、また直流電源1の正極と
コレクタ間には出力トランス7と共振コンデンサ8とが
並列に接続されている。9は負荷回路に挿入された電流
変成器(以下、CTと略記する)、10,11,12は直列接続さ
れた発振起動抵抗、抵抗およびダイオードで、直流電源
1の正極と主トランジスタ6のベース間に発振起動抵抗
10が、また主トランジスタ6のベース・エミツタ間に抵
抗11とダイオード12とが接続されている。
このように構成された放電灯点灯装置は、先ず直流電源
1を投入すると発振起動抵抗10を介して主トランジスタ
6にベース電流が供給され主トランジスタ6がオンに移
行する。これにより主トランジスタ6を介して出力トラ
ンス7あるいは負荷回路(パラストチヨーク4と電極3
a,3bと始動コンデンサ5の直列回路)に電流が流れ、こ
の負荷電流がCT9を介して主トランジスタ6の入力に正
帰還され、コンデンサ13が充電されながら主トランジス
タ6はオン状態を保つ。そしてこの振動性のベース電流
が逆方向に流れるようになり、主トランジスタ6のジヤ
ンクシヨンの蓄積電荷が消去されると主トランジスタ6
は急速にターンオフする。その後は出力トランス7に蓄
えられた電磁エネルギが共振コンデンサ8との間で共振
しこの電圧により上記負荷回路に共振電流が流れる。こ
の負荷電流がCT9を介してダイオード12を流れ主トラン
ジスタ6がオフ状態を保つ。そして、振動性の負荷電流
によつて再びCT9の二次巻線9bに主トランジスタ6への
正帰還電流が流れるようになり、主トランジスタ6がタ
ーンオンして上記の動作を繰返し、例えば20〜50KHz程
度の高周波で主トランジスタ6はスイッチング動作を行
う。この時、始動コンデンサ5の容量をパラストチヨー
ク4とLC共振する値に設定してあるので、放電灯3の電
極3a,3bに高周波の共振電流が流れると同時に始動コン
デンサ5の両端に高電圧が生じ、この電圧によつて放電
灯3が点灯する。放電灯3が点灯した後は始動コンデン
サ5と並列に放電灯3のインピーダンスが接続された形
となり、これを負荷回路として上述したのと同様にトラ
ンジスタインバータ2が発振動作を継続し、放電灯3に
パラストチヨーク4で制限される高周波電流が流れる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記のような従来の放電灯点灯装置では、直流
電源1の投入と同時に始動コンデンサ5の両端にLC共振
による高電圧が発生するため、放電灯3の電極3a,3bが
十分予熱されないで始動してしまういわゆるコールドス
タートとなり、放電灯3の早期黒化や短寿命の原因とな
る問題点があつた。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、放電灯の早期黒化や短寿命化を防止できる放電灯点
灯装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る放電灯点灯装置は、放電灯のランプ電流
を制限するパラストチヨークと放電灯と並列に接続され
た始動コンデンサのLC共振を利用して放電灯を始動させ
る方式の放電灯点灯装置において、電源投入時から前記
LC共振状態を、電極は十分予熱できるが放電灯は始動で
きない程度に抑え、設定した一定時間後に放電灯が点灯
するのに十分な共振状態に切換える電極予熱手段を設け
たものである。
〔作用〕
この発明においては、電極予熱手段により放電灯を点灯
させる際、その電極を十分予熱した後に始動させてコー
ルドスタートがなく、放電灯の早期黒化や短寿命化が防
止できる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例による放電灯点灯装置の構
成を示す図である。図中、1〜13は従来装置と同様であ
るため対応する部分に同一符号を付してその説明を省略
する。また、14はコンデンサ13と直列に接続した他のコ
ンデンサ、15はこのコンデンサ14と並列に接続されたス
イツチング、16はスイツチ15を動作させる時間を設定す
るタイマ回路である。
次にかかる構成の放電灯点灯装置の動作について説明す
る。直流電源1が投入されると、従来装置と同様な動作
でトランジスタインバータ2が発振し、負荷回路に電流
が流れて電極3a,3bが予熱される。この時スイツチ15は
開いており、従つてコンデンサ13,14の合成容量はコン
デンサ13よりも小さく、第4図に示した従来装置のよう
なコンデンサ13だけの場合よりもトランジスタインバー
タ2の発振周波数が若干高くなつている。そして、この
発振周波数のずれによつてパラストチヨーク4と始動コ
ンデンサ5のLC共振状態を、電極3a,3bを十分予熱でき
る負荷電流は流すが、放電灯3は始動できない程度に始
動コンデンサ5の電圧を抑えている。
一方、直流電源1の投入と同時にタイマ回路16が動作を
開始し、電極3a,3bが十分予熱されるように設定した所
定時間後にスイツチ15が閉じる。これにより、従来装置
の発振条件と同一になつて始動コンデンサ5の端子電圧
が高くなり放電灯3が始動する。そして放電灯3が点灯
後のトランジスタインバータ2の発振動作は従来装置と
同様である。
このように上記実施例では、主トランジスタ6のベース
回路にLC共振を抑える手段として設けたコンデンサ14や
スイツチ15は定格電圧、電流が小さいもので済むため装
置が小形で安価に得られる。
第2図は上記実施例におけるスイツチ15をダイオード17
とトランジスタ18の並列回路とし、またタイマ回路16を
抵抗19,20、コンデンサ21および定電圧ダイオード22で
構成した第2の実施例を示すものである。このように構
成された放電灯点灯装置は、抵抗19を介して充電される
コンデンサ21の電圧が定電圧ダイオード22のツエナー電
圧を超えるとトランジスタ18がオンすることにより上記
実施例と同様な動作が行われる。また、この第2の実施
例では、スイッチ15にマグネツトリレーなどを用いる場
合と比較して安価にできるという利点がある。
なお、上記各実施例ではトランジスタインバータ2が負
荷電流正帰還形の一石式トランジスタインバータである
場合について説明したが、これは例えば出力トランスの
電圧帰還形のものでもよく、また二石式のものでもよ
い。また、直流電源1は商用交流電源を整流、平滑した
ものでもよい。更に、上記第2の実施例におけるベース
回路のコンデンサは直列接続の場合を示したが、並列接
続されたもので容量を変化させてもよいことは言うまで
もない。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明の放電灯点灯装置によれば、電源
投入時から所定時間が経過するまでその電極の予熱は十
分行えるが放電灯は始動できない程度の共振状態に抑え
る電極予熱手段を設けたので、放電灯の早期黒化や短寿
命化を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例による放電灯点灯装置
の回路図、第2図はこの発明の第2の実施例による放電
灯点灯装置の回路図、第3図は従来の放電灯点灯装置の
回路図である。 1……直流電源、2……トランジスタインバータ、3…
…放電灯、3a,3b……電極、4……パラストチヨーク、
5……始動コンデンサ、6……主トランジスタ、14……
コンデンサ、15,24……スイツチ、16……タイマ回路、1
7……ダイオード、18……トランジスタ。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 和崇 神奈川県鎌倉市大船5丁目1番1号 三菱 電機株式会社大船製作所内 (56)参考文献 特開 昭57−194493(JP,A) 特開 昭58−189994(JP,A) 特開 昭54−34569(JP,A) 特開 昭56−79897(JP,A) 実開 昭60−26199(JP,U) 特公 昭38−3359(JP,B1) 実公 昭39−3659(JP,Y1) 実公 昭39−3658(JP,Y1)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源電圧を高周波電圧に変換する自励
    式トランジスタインバータ、このトランジスタインバー
    タの高周波出力で点灯する放電灯、この放電灯のランプ
    電流を制限するバラストチョーク、前記放電灯の両端に
    接続され、前記バラストチョークとの共振で該放電灯の
    電極予熱と始動とを行わせる始動コンデンサを備え、上
    記トランジスタインバータの主トランジスタの入力回路
    にLC共振回路が形成されている放電灯点灯装置におい
    て、前記トランジスタの入力回路の複数のコンデンサを
    切換えることによってコンデンサの容量を変化させるた
    めのスイッチと、このスイッチを動作させるタイマ回路
    からなり、直流電流投入時から所定時間が経過するまで
    電極予熱は十分行えかつ放電灯は始動できない程度の共
    振状態に抑え、所定時間経過後にタイマ回路により前記
    スイッチを動作させて放電灯が点灯するのに十分な共振
    状態に切換える電極予熱手段を備えたことを特徴とする
    放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】自励式トランジスタインバータは、負荷電
    流を主トランジスタの入力に正帰還する一石式トランジ
    スタインバータであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】スイッチをダイオードとトランジスタとで
    構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    放電灯点灯装置。
JP61043001A 1986-02-28 1986-02-28 放電灯点灯装置 Expired - Lifetime JPH0752679B2 (ja)

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