JPH0752667B2 - 電気毛布 - Google Patents

電気毛布

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JPH0752667B2
JPH0752667B2 JP30417986A JP30417986A JPH0752667B2 JP H0752667 B2 JPH0752667 B2 JP H0752667B2 JP 30417986 A JP30417986 A JP 30417986A JP 30417986 A JP30417986 A JP 30417986A JP H0752667 B2 JPH0752667 B2 JP H0752667B2
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JP
Japan
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function
temperature
electric heater
circadian rhythm
electric
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JP30417986A
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JPS63155579A (ja
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弘之 荻野
照夫 山本
弥生 西田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気毛布に関する。
従来の技術 従来のこの種の電気毛布は、第8図に示すように、電気
ヒータ1を配設した毛布本体8と、電気ヒータの発熱パ
ターンを設定する設定部9と、設定された発熱パターン
を記憶する記憶部10と、マイクロコンピュータを用いて
記憶された発熱パターンに基づいて電気ヒータの発熱を
制御する制御手段11とを設けていた(特開昭55−126987
号公報)。
この構成によれば、使用者が設定部9で発熱パターンを
設定するとその発熱パターンに基づいて電気ヒータ1へ
の通電が制御されるという作用を有していた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上述したような方式では、以下のような問
題点があった。すなわち、使用者自身が発熱パターンの
設定を行なうため、誤った設定を行なって睡眠が乱され
て快適な睡眠が得られない場合が多く、そのため使用者
は試行錯誤して最適な発熱パターンを見つけなければな
らないといった問題点を有していた。また、人間には各
種の生理特性量に関するリズムがあり、その代表的なも
のとして、体温のリズムがあり、一般的に知られるもの
としては、午後4時頃に最高温度に達し午前4時頃に最
低温度になるといった概日リズム、女性の基礎体温に見
られる概月リズム、季節変動に見られる概月リズム等が
存在する。これに対し、睡眠中は寝床内温度を一定に保
てば良いといった考え方で電気毛布の発熱パターンの設
定を行なうのが一般的であり、前記従来例においても種
々のパターンの設定が可能であるが、実際には予熱時や
入床時・起床時を除けば睡眠中は寝床内温度を一定に保
つように設定を行なう場合がほとんどであり、そのた
め、睡眠後半になって本来体温が下がっていなければな
らない時期であるにもかかわらず寝床内が一定温度に維
持されるためうつ熱や発汗が生起して睡眠が乱された
り、起床時に喉が乾くといった問題が生じていた。
そこで本発明はかかる従来の問題点を解決し、人間が本
来持っている体温のリズムに基づいて電気ヒータへの通
電量を自動的に決定して通電することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本発明は、電気ヒータおよび
前記電気ヒータの温度を検知する温度検知手段が配設さ
れた毛布本体と、タイマーと、人間の生理特性量の時間
的変化を近似する関数を発生する関数発生部と、前記タ
イマーからの信号と前記関数発生部からの信号とから前
記電気ヒータの設定温度を演算する演算部と、前記温度
検知手段からの信号と前記演算部からの信号とにより前
記電気ヒータへの通電を制御する制御手段とを設けたも
のである。
作用 上記構成において本発明の電気毛布は、関数発生部から
発生する関数を用いて時々刻々電気ヒータの設定温度を
演算してその演算値に基づいて電気ヒータへの通電を制
御するという作用を有する。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例における電気毛布のブ
ロック図である。同図において、3は電気ヒータ1と電
気ヒータ1の温度を検知する温度検知手段2が配設され
た毛布本体である。4はタイマー、5は例えば(1)式
に示すような人間の体温Tの概日リズムを近似する余弦
関数を発生する関数発生部で、ここで、M、A、ωおよ
びψはあらかじめ定められた定数である。第2図に体温
の概日リズムの例を示す。
T=M+Acos(ωt+ψ)……………(1) 6はタイマー4から時刻tが入力されると関数(1)式
を用いて電気ヒータ1の設定温度を演算する演算部、7
は温度検知手段2からの信号と演算部6からの信号によ
り電気ヒータ1への通電を制御する制御手段である。
上記構成において、演算部6にタイマー4から時刻tが
入力されると、関数(1)式を用いて演算値Tが演算さ
れ、次に(2)式から電気ヒータ1の設定温度T′が演
算される。ここで、ΔT1はあらかじめ定められた定数で
ある。
T′=T+ΔT1……………(2) このようにして求めた設定温度T′を用いて制御手段で
は、第3図の動作図に示すように、温度設定手段2で検
知された電気ヒータ1の温度が設定温度T′になるよう
に電気ヒータ1への通電が制御される。
上記作用により、体温の概日リズムに基づいて自動的に
設定温度が決定されて電気ヒータへの通電が制御される
ので、従来のように、使用者自身が試行錯誤して最適な
発熱パターンを見つけなければならないといった問題が
なく、さらに、睡眠後半になって本来体温が下がってい
なければならない時期であるにもかかわらず、従来のよ
うに寝床内が一定温度に維持されるためうつ熱や発汗が
生起して睡眠が乱されたり起床時に喉が乾くといった問
題もないため、使用者は快適な睡眠を享受することがで
きる。
次に、本発明の第2の実施例を第4図に基づいて述べ
る。本実施例が前記実施例と相違する点は関数発生部5
が、体温の概日リズムを近似する関数f1と例えば女性の
基礎体温のような体温の概月リズムを近似する関数f2
双方を発生することにある。第4図に体温の概日リズム
の例を示す。この構成により、演算部6で(3)式に基
づいて電気ヒータ1の設定温度T′が演算され、制御手
段7で電気ヒータ1の温度が設定温度T′になるよう電
気ヒータ1への通電が制御される。ここで、ΔT2はあら
かじめ定められた定数である。
T′=f1+f2+ΔT2……………(3) これにより、体温の概日リズムと概月リズムを考慮して
いるので、より快適な電気毛布の制御が可能となる。
次に、本発明の第3の実施例を第5図に基づいて述べ
る。本実施例が前記実施例と相違する点は関数発生部5
が、体温の概日リズムを近似する関数f1と例えば女性の
基礎体温のような体温の概月リズムを近似する関数f2
体温の季節変動のような概年リズムを近似する関数f3
れぞれを発生することにある。第5図に体温の概年リズ
ムの例を示す。この構成により、演算部6で(4)式に
基づいて電気ヒータ1の設定温度T′が演算され、制御
手段7で電気ヒータ1の温度が設定温度T′になるよう
電気ヒータ1への通電が制御される。ここで、ΔT3はあ
らかじめ定められた定数である。
T′=f1+f2+f3+ΔT3……………(4) これにより、体温の概日リズムと概月リズムと概年リズ
ムを考慮しているので、さらに快適な電気毛布の制御が
可能となる。
次に、本発明の第4の実施例を第6図および第7図に基
づいて述べる。本実施例が前記実施例と相違する点は、
第6図に示すように、関数発生部5が、年齢・性別・身
長および体重等の個人的な特性量のいずれかひとつまた
は複数を入力することが可能な入力部5aと、入力部5aか
らの信号により関数を構成する定数値を変更する変更部
5bを有することにある。特性量として例えば年齢・関数
として(1)式を発生する構成を考えると、この構成に
より、入力部5aに年齢が入力されると変更部5bで(1)
式の定数値例えばMが第7図の関係によりMに変更さ
れ、次に演算部6で(5)式に基づいてTが演算され、
次に、(2)式から電気ヒータ1の設定温度T′が演算
され、制御手段7で電気ヒータ1の温度が設定温度T′
になるよう電気ヒータ1への通電が制御される。
T=M+Acos(ωt+ψ)……………(5) これにより、個人的な特性量により関数を補正して設定
温度を演算するので、個人に応じたきめこまかい電気毛
布の制御が可能となる。
発明の効果 以上のように本発明の電気毛布によれば、次の効果が得
られる。
(1)人間の生理特性量の時間的変化を近似する関数に
基づいて自動的に設定温度が決定されて電気ヒータへの
通電が制御されるので、従来のように、使用者自身が試
行錯誤して最適な発熱パターンを見つけなければならな
いといった問題がない。
(2)従来は睡眠中に寝床内を一定温度に維持するよう
発熱パターンを設定していたので、睡眠後半になって本
来体温が下がっていなければならない時期であるにもか
かわらず、寝床内が一定温度に維持されるためうつ熱や
発汗が生起して睡眠が乱されたり起床時に喉が乾くとい
った問題があったが、本発明によれば、人間の生理特性
量の時間的変化を近似する関数に基づいて自動的に設定
温度が決定されて電気ヒータへの通電が制御されるの
で、そのような問題もなく使用者は快適な睡眠を享受す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における電気毛布のブロック
図、第2図は同電気毛布の動作図、第3図は従来の電気
毛布のブロック図、第4図は体温の概月リズムを示す
図、第5図は体温の概年リズムを示す図、第6図は同関
数発生部の説明図、第7図は年令と設定温度をきめる定
数の関係図、第8図は従来例の説明図である。 1……電気ヒータ、2……温度検知手段、3……毛布本
体、4……タイマー、5……記憶部、5a……入力部、5b
……変更部、6……演算部、7……制御手段、8……制
御手段、9……設定部、10……記憶部、11……制御手
段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気ヒータおよび前記電気ヒータの温度を
    検知する温度検知手段が配設された毛布本体と、タイマ
    ーと、人間の生理特性量の時間的変化を近似する関数を
    発生する関数発生部と、前記タイマーからの信号と前記
    関数発生部からの信号とから前記電気ヒータの設定温度
    を演算する演算部と、前記温度検知手段からの信号と前
    記演算部からの信号とにより前記電気ヒータへの通電を
    制御する制御手段からなる電気毛布。
  2. 【請求項2】関数発生部は、人間の体温の概日リズムを
    近似する関数を発生する特許請求の範囲第1項記載の電
    気毛布。
  3. 【請求項3】関数発生部は、人間の体温の概日リズムと
    概月リズムそれぞれを近似する関数を発生する特許請求
    の範囲第1項記載の電気毛布。
  4. 【請求項4】関数発生部は、人間の体温の概日リズムと
    概月リズムおよび概年リズムそれぞれを近似する関数を
    発生する特許請求の範囲第1項記載の電気毛布。
  5. 【請求項5】関数発生部は、年齢・性別・身長および体
    重等の個人的な特性量のいずれかひとつまたは複数を入
    力することが可能な入力部と前記入力部からの信号によ
    り関数を構成する定数値を変更する変更部をもつ特許請
    求の範囲第1項、第2項、第3項または第4項記載の電
    気毛布。
JP30417986A 1986-12-19 1986-12-19 電気毛布 Expired - Lifetime JPH0752667B2 (ja)

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JPS63155579A JPS63155579A (ja) 1988-06-28
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JPH0250711A (ja) * 1988-08-12 1990-02-20 Sanyo Electric Co Ltd 就寝用電気暖房器

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JPS63155579A (ja) 1988-06-28

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