JPH0751976B2 - ブツシユ組立体 - Google Patents
ブツシユ組立体Info
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- JPH0751976B2 JPH0751976B2 JP62070496A JP7049687A JPH0751976B2 JP H0751976 B2 JPH0751976 B2 JP H0751976B2 JP 62070496 A JP62070496 A JP 62070496A JP 7049687 A JP7049687 A JP 7049687A JP H0751976 B2 JPH0751976 B2 JP H0751976B2
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- seal
- rubber
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- sealing
- retainer
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C27/00—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
- F16C27/06—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement by means of parts of rubber or like materials
- F16C27/063—Sliding contact bearings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G7/00—Pivoted suspension arms; Accessories thereof
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/045—Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/74—Sealings of sliding-contact bearings
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/36—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
- F16F1/38—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16F1/3842—Method of assembly, production or treatment; Mounting thereof
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3268—Mounting of sealing rings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2326/00—Articles relating to transporting
- F16C2326/01—Parts of vehicles in general
- F16C2326/05—Vehicle suspensions, e.g. bearings, pivots or connecting rods used therein
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Springs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、弾性部材を介在させて互いに同心状に配置し
た内筒部材および外筒部材を有し、前記内筒部材と前記
弾性部材との間に、この弾性部材による捩りばね作用を
低減する摺動部材を介在させ、この摺動部材と前記弾性
部材との間に剛性スリーブを介在させ、この剛性スリー
ブの各端部に半径方向外方に延びる外フランジを設け、
この外フランジにシールゴムを設けたブッシュ組立体に
関するものである。
た内筒部材および外筒部材を有し、前記内筒部材と前記
弾性部材との間に、この弾性部材による捩りばね作用を
低減する摺動部材を介在させ、この摺動部材と前記弾性
部材との間に剛性スリーブを介在させ、この剛性スリー
ブの各端部に半径方向外方に延びる外フランジを設け、
この外フランジにシールゴムを設けたブッシュ組立体に
関するものである。
（従来の技術） この種のブッシュ組立体は、内外筒部材間に介在させた
弾性部材により内筒部材と外筒部材との軸方向に交差す
る方向の相対振動を吸収し、また内筒部材と弾性部材と
の間の摺動部材により内外筒部材相互の軸線の周りの相
対回転を可能にし、例えばダブルウイッシュボーン型サ
スペンションにおけるアッパーアームの車体との連結部
に使用する。
弾性部材により内筒部材と外筒部材との軸方向に交差す
る方向の相対振動を吸収し、また内筒部材と弾性部材と
の間の摺動部材により内外筒部材相互の軸線の周りの相
対回転を可能にし、例えばダブルウイッシュボーン型サ
スペンションにおけるアッパーアームの車体との連結部
に使用する。
この種のブッシュ組立体としては、例えば特開昭61−12
7934号公報に記載のものがある。
7934号公報に記載のものがある。
上記公報に記載の従来例にあっては、剛性スリーブの端
部を半径方向外方に延びる外フランジ部と該外フランジ
部の外周縁から軸方向外側に延びる円筒延長部とにより
構成し、外筒状延長部の内周面にシールゴムを設け、内
筒部材の端部に設けたリテーナ部材および／または摺動
部材の外周面に該シールゴムを当接させ、少なくとも該
リテーナ部材との間におけるシールが行われるようにし
いる。
部を半径方向外方に延びる外フランジ部と該外フランジ
部の外周縁から軸方向外側に延びる円筒延長部とにより
構成し、外筒状延長部の内周面にシールゴムを設け、内
筒部材の端部に設けたリテーナ部材および／または摺動
部材の外周面に該シールゴムを当接させ、少なくとも該
リテーナ部材との間におけるシールが行われるようにし
いる。
（発明が解決しようとする問題点） しかし、この従来のブッシュ組立体においては、シール
がリテーナの外周面で行われるため、このシール部分で
捩り摩擦が大きく、内筒部材と外筒部材との間の相対回
転の妨げとなる。
がリテーナの外周面で行われるため、このシール部分で
捩り摩擦が大きく、内筒部材と外筒部材との間の相対回
転の妨げとなる。
また、シールゴムが短いため内外筒部材またはリテーナ
等の寸法誤差や相対変位を吸収できず、シールゴム接触
幅の過大又は過小を生じ安く、シール耐久性やシール効
果が低下する。
等の寸法誤差や相対変位を吸収できず、シールゴム接触
幅の過大又は過小を生じ安く、シール耐久性やシール効
果が低下する。
更に、シール部から水や泥が僅かでも侵入すると直ちに
摺動部材迄水が侵入し安く、摺動部材が劣化する。
摺動部材迄水が侵入し安く、摺動部材が劣化する。
従って本発明の目的は、これら従来のブッシュ組立体の
問題点を解決することにある。
問題点を解決することにある。
（問題点を解決するための手段） この目的を達成するため、本発明ブッシュ組立体は、前
記内筒部材は、前記摺動部材を支持する円筒部分と、前
記摺動部材の端面に衝合するよう前記円筒部分の各端部
の近傍に設けたリテーナ部分とを有するものとして構成
し、環状のシールゴムの一方の端縁を前記外フランジに
支持し、前記シールゴムの内周面はその内側に存在する
部材との間に空間を生ずるフリーな面として、前記シー
ルゴムの遊端縁のシール部は、前記円筒部材の外周面に
シール圧着する半径方向シール部と、前記リテーナ部分
にシール圧着する軸方向シール部を有するものとして構
成したことを特徴とする。
記内筒部材は、前記摺動部材を支持する円筒部分と、前
記摺動部材の端面に衝合するよう前記円筒部分の各端部
の近傍に設けたリテーナ部分とを有するものとして構成
し、環状のシールゴムの一方の端縁を前記外フランジに
支持し、前記シールゴムの内周面はその内側に存在する
部材との間に空間を生ずるフリーな面として、前記シー
ルゴムの遊端縁のシール部は、前記円筒部材の外周面に
シール圧着する半径方向シール部と、前記リテーナ部分
にシール圧着する軸方向シール部を有するものとして構
成したことを特徴とする。
（作用） この構成によれば、比較的長いシールゴムがリテーナの
外周面より小径の内筒部材の外周面でシール圧着し、内
筒部材と外筒部材との間の相対回転をそれ程妨げること
なく、寸法誤差および相対変位を吸収し、効果的なシー
ルを行う。
外周面より小径の内筒部材の外周面でシール圧着し、内
筒部材と外筒部材との間の相対回転をそれ程妨げること
なく、寸法誤差および相対変位を吸収し、効果的なシー
ルを行う。
（実施例） 次に図面につき本発明の好適な実施例を説明する。
第１図は本発明によるブッシュ組立体の第１の実施例で
あり、例えば車体取付ブラケットを取付るための取付ボ
ルト（図示せず）を嵌挿する内筒部材１は、摺動部材２
を支持する円筒部材1a、この摺動部材の端面に衝合して
摺動部材の軸線方向移動を阻止するリテーナ部材1b、お
よびこのリテーナ部材1bを円筒部材1aにクランプする端
部カラー1cとにより構成する。この端部カラー1cは、円
筒部材1aの端部およびリテーナ部材1bの内面を支持する
小径部、リテーナ部材1bの外側面に衝合する肩部の一部
をなすフランジ部、および円筒部材の外径とほぼ等しい
外径の端部を有する。この実施例においては、円筒部材
および端部カラーの端部が内筒部材の円筒部分1Aを構成
し、リテーナ部材および端部カラーのフランジ部が内筒
部材のリテーナ部分1Bを構成する。
あり、例えば車体取付ブラケットを取付るための取付ボ
ルト（図示せず）を嵌挿する内筒部材１は、摺動部材２
を支持する円筒部材1a、この摺動部材の端面に衝合して
摺動部材の軸線方向移動を阻止するリテーナ部材1b、お
よびこのリテーナ部材1bを円筒部材1aにクランプする端
部カラー1cとにより構成する。この端部カラー1cは、円
筒部材1aの端部およびリテーナ部材1bの内面を支持する
小径部、リテーナ部材1bの外側面に衝合する肩部の一部
をなすフランジ部、および円筒部材の外径とほぼ等しい
外径の端部を有する。この実施例においては、円筒部材
および端部カラーの端部が内筒部材の円筒部分1Aを構成
し、リテーナ部材および端部カラーのフランジ部が内筒
部材のリテーナ部分1Bを構成する。
摺動部材２の外側に順次剛性スリーブ３、弾性部材４、
および外筒部材５を配設する。
および外筒部材５を配設する。
図示の実施例では剛性スリーブ３の外フランジ６は、先
ず半径方向外方に延び、次いで軸方向外方に延び環状の
窪みを生ずる形状とし、この窪みの内面に環状のシール
ゴム７を圧嵌して支持する。
ず半径方向外方に延び、次いで軸方向外方に延び環状の
窪みを生ずる形状とし、この窪みの内面に環状のシール
ゴム７を圧嵌して支持する。
本発明によれば、シールゴム７の内周面は、その内側に
存在するリテーナ部材1b即ちリテーナ部分1Bおよび摺動
部材２の外端縁には接触しないフリーな面とし、固定が
行われない部分の遊端縁のみを端部カラー1cの端部即ち
円筒部分1Aの外周面にシール圧着させる。従って本発明
によれば、環状のシールゴムは従来のような単なるリン
グではなく、キャップ状の形状となる。また遊端縁に
は、後で明示するように、ひだ状のシール部８を設け
る。
存在するリテーナ部材1b即ちリテーナ部分1Bおよび摺動
部材２の外端縁には接触しないフリーな面とし、固定が
行われない部分の遊端縁のみを端部カラー1cの端部即ち
円筒部分1Aの外周面にシール圧着させる。従って本発明
によれば、環状のシールゴムは従来のような単なるリン
グではなく、キャップ状の形状となる。また遊端縁に
は、後で明示するように、ひだ状のシール部８を設け
る。
また剛性スリーブ３の外フランジ６の環状窪み内面への
シールゴム７の圧嵌は、シールゴムの支持端部側に外金
（第１図には図示せず）を取付けておくと圧嵌を容易に
行うことができる。このとき、外金と剛性スリーブとの
シールはゴムで行うことが好ましい（この点については
第３図につき説明する）。
シールゴム７の圧嵌は、シールゴムの支持端部側に外金
（第１図には図示せず）を取付けておくと圧嵌を容易に
行うことができる。このとき、外金と剛性スリーブとの
シールはゴムで行うことが好ましい（この点については
第３図につき説明する）。
第２図に本発明によるブッシュ組立体の第２の実施例を
示し、この実施例においては、内筒部材１を左右２個の
部分に分割し、ボルト挿通時にＯリング９を介して突合
せて組立てるものとし、更に，各外端部におけるリテー
ナ部分1Bを円筒部分1Aと一体に構成する。
示し、この実施例においては、内筒部材１を左右２個の
部分に分割し、ボルト挿通時にＯリング９を介して突合
せて組立てるものとし、更に，各外端部におけるリテー
ナ部分1Bを円筒部分1Aと一体に構成する。
また、この実施例においては外筒部材５に対する組付け
を一層容易にするため、内筒部材１および摺動部材２の
みならず、剛性スリーブ３、弾性部材４も２個の左右の
部分に分割する。
を一層容易にするため、内筒部材１および摺動部材２の
みならず、剛性スリーブ３、弾性部材４も２個の左右の
部分に分割する。
更に、この実施例においてはシールゴムの外金10は半径
方向外方に延びるフランジ11を有する。このフランジは
シールゴム組立耐久性の剛性スリーブ３の環状窪み内面
への圧入の際のストッパとして作用する。
方向外方に延びるフランジ11を有する。このフランジは
シールゴム組立耐久性の剛性スリーブ３の環状窪み内面
への圧入の際のストッパとして作用する。
第３図に本発明によるブッシュ組立体の第３の実施例を
示し、この実施例は第２の実施例とほぼ同様であるが、
シールゴムの外金10は半径方向内方に延びるフランジ11
aを設け、シールゴムの自由長さを調整し、シールゴム
の剛性の補強をし、また石跳ねによるシールゴムのチッ
ピング防止をも行い、またシールゴムの遊端縁のシール
部８における軸方向シール部12のリテーナ部分1Bの内端
縁に対する圧着力を加減することができる。剛性スリー
ブ３と外金10との間にはシールはシールゴムより延設し
たゴム部13で剛性スリーブ３に圧接させることにより行
う。
示し、この実施例は第２の実施例とほぼ同様であるが、
シールゴムの外金10は半径方向内方に延びるフランジ11
aを設け、シールゴムの自由長さを調整し、シールゴム
の剛性の補強をし、また石跳ねによるシールゴムのチッ
ピング防止をも行い、またシールゴムの遊端縁のシール
部８における軸方向シール部12のリテーナ部分1Bの内端
縁に対する圧着力を加減することができる。剛性スリー
ブ３と外金10との間にはシールはシールゴムより延設し
たゴム部13で剛性スリーブ３に圧接させることにより行
う。
シール部８における半径方向シール部14は、図示のよう
に二股形状にし、内筒部材１の円筒部分1Aの外周面に当
接させる際にこの二股形状の両脚が互いに逆方向に広が
る形状を保持するばねリング15を半径方向シール部14の
外周に配置するとシール効果は完全となる。この半径方
向シール部の内筒部材１に対する圧着力は長さを調整す
ることにより加減できる。
に二股形状にし、内筒部材１の円筒部分1Aの外周面に当
接させる際にこの二股形状の両脚が互いに逆方向に広が
る形状を保持するばねリング15を半径方向シール部14の
外周に配置するとシール効果は完全となる。この半径方
向シール部の内筒部材１に対する圧着力は長さを調整す
ることにより加減できる。
第４図は本発明によるブッシュ組立体の第４の実施例を
示し、この実施例においては、剛性スリーブ３の外フラ
ンジ６は、単に半径方向外方に延びる部分のみとし、シ
ールゴム７を弾性部材４に一体の加硫ゴムとする。この
一体構成のシールゴムによれば、コストを低減すること
ができとともに、低剛性にすることができ、内筒部材１
との相対回転の際の摩擦抵抗を一層小さくすることがで
き、しかも軸方向の追従性が良くなる。
示し、この実施例においては、剛性スリーブ３の外フラ
ンジ６は、単に半径方向外方に延びる部分のみとし、シ
ールゴム７を弾性部材４に一体の加硫ゴムとする。この
一体構成のシールゴムによれば、コストを低減すること
ができとともに、低剛性にすることができ、内筒部材１
との相対回転の際の摩擦抵抗を一層小さくすることがで
き、しかも軸方向の追従性が良くなる。
（発明の効果） 以上説明したように、本発明によるブッシュ組立体によ
れば、リング状のシールゴムの内面をリテーナ部材の外
周面または外端縁に接触させてシールするのではなく、
キャップ状のシールゴムであり、内面はリテーナ部分の
外周面または外端縁に接触することがなく、リテーナ部
分1Bの外径より小さい外径である内筒部材１の外周面、
例えば円筒部分1Aの外周面若しくはリテーナ部分1Bの内
端縁にのみ遊端縁がシール圧着するため、内筒部材１に
対する外筒部材５の相対回転の際、シールゴムの内筒部
材１に対する摩擦抵抗は小さく、それ程相対回転を妨げ
ることがなくなる。したがって、車両のサスペンション
に適用した際に弾性部材の過大な捩りを防止するだけで
なく、相対回転の抵抗が小さくなることによって車両の
乗心地を向上することができる。
れば、リング状のシールゴムの内面をリテーナ部材の外
周面または外端縁に接触させてシールするのではなく、
キャップ状のシールゴムであり、内面はリテーナ部分の
外周面または外端縁に接触することがなく、リテーナ部
分1Bの外径より小さい外径である内筒部材１の外周面、
例えば円筒部分1Aの外周面若しくはリテーナ部分1Bの内
端縁にのみ遊端縁がシール圧着するため、内筒部材１に
対する外筒部材５の相対回転の際、シールゴムの内筒部
材１に対する摩擦抵抗は小さく、それ程相対回転を妨げ
ることがなくなる。したがって、車両のサスペンション
に適用した際に弾性部材の過大な捩りを防止するだけで
なく、相対回転の抵抗が小さくなることによって車両の
乗心地を向上することができる。
またシールゴムはキャップ状であるため長い自由長さを
有することにより、内外筒部材、リテーナ部分等の寸法
誤差やガタを吸収し、シール当接面のシール圧着（緊
迫）力に影響がない。
有することにより、内外筒部材、リテーナ部分等の寸法
誤差やガタを吸収し、シール当接面のシール圧着（緊
迫）力に影響がない。
更に、内筒部材１にリテーナ部分1Bを設ける場合、シー
ル当接面から水がシール内側に侵入してもリテーナ部分
1Bで堰止められて摺動部材にまでしみ込むことはなく、
摺動部材の劣化を確実に防止することができる。更にま
た、軸方向シール部12がリテーナ部分1Bの基部に当接す
る構成によれば、シールゴム７が包囲する空間内の温度
変化によるシールゴム７の撓みを許容できる撓み代を確
保できるので、どのような状態においてもシールを確実
に行うことができる効果が得られる。
ル当接面から水がシール内側に侵入してもリテーナ部分
1Bで堰止められて摺動部材にまでしみ込むことはなく、
摺動部材の劣化を確実に防止することができる。更にま
た、軸方向シール部12がリテーナ部分1Bの基部に当接す
る構成によれば、シールゴム７が包囲する空間内の温度
変化によるシールゴム７の撓みを許容できる撓み代を確
保できるので、どのような状態においてもシールを確実
に行うことができる効果が得られる。
第１および２図は、それぞれ本発明によるブッシュ組立
体の第１および第２の実施例の線図的断面図、 第３および４図は、それぞれ本発明によるブッシュ組立
体の第３および第４の実施例の線図的部分縦断面図であ
る。 １…内筒部材、1a…円筒部材 1b…リテーナ部材、1c…端部カラー 1A…円筒部分、1B…リテーナ部分 ２…摺動部材、３…剛性スリーブ ４…弾性部材、５…外筒部材 ６…外フランジ、７…シールゴム ８…シール部、９…Ｏリング 10…外金、11,11a…フランジ 12…軸方向シール部、13…ゴム部 14…半径方向シール部、15…ばねリング
体の第１および第２の実施例の線図的断面図、 第３および４図は、それぞれ本発明によるブッシュ組立
体の第３および第４の実施例の線図的部分縦断面図であ
る。 １…内筒部材、1a…円筒部材 1b…リテーナ部材、1c…端部カラー 1A…円筒部分、1B…リテーナ部分 ２…摺動部材、３…剛性スリーブ ４…弾性部材、５…外筒部材 ６…外フランジ、７…シールゴム ８…シール部、９…Ｏリング 10…外金、11,11a…フランジ 12…軸方向シール部、13…ゴム部 14…半径方向シール部、15…ばねリング
Claims (9)
- 【請求項１】弾性部材（４）を介在させて互いに同心状
に配置した内筒部材（１）および外筒部材（５）を有
し、前記内筒部材（１）と前記弾性部材（４）との間
に、この弾性部材（４）による捩りばね作用を低減する
摺動部材（２）を介在させ、この摺動部材（２）と前記
弾性部材（４）との間に剛性スリーブ（３）を介在さ
せ、この剛性スリーブ（３）の各端部に半径方向外方に
延びる外フランジ（６）を設け、この外フランジ（６）
にシールゴム（７）を設けたブッシュ組立体において、 前記内筒部材（１）は、前記摺動部材（２）を支持する
円筒部分（1A）と、前記摺動部材（２）の端面に衝合す
るよう前記円筒部分（1A）の各端部の近傍に設けたリテ
ーナ部分（1B）とを有するものとして構成し、環状のシ
ールゴム（７）の一方の端縁を前記外フランジ（６）に
支持し、前記シールゴム（７）の内周面はその内側に存
在する部材との間に空間を生ずるフリーな面とし、 前記シールゴム（７）の遊端縁のシール部（８）は、前
記内筒部材（１）の外周面にシール圧着する半径方向シ
ール部（14）と、前記リテーナ部分（1B）にシール圧着
する軸方向シール部（12）を有するものとして構成した
ことを特徴とするブッシュ組立体。 - 【請求項２】前記内筒部材のリテーナ部分は前記円筒部
分に一体の構成としたことを特徴とする特許請求の範囲
第１項に記載のブッシュ組立体。 - 【請求項３】前記外フランジの遊端は軸方向外方に延び
る筒状円筒部を有するものとし、前記シールゴムは前記
外フランジの筒状円筒部の内面に圧嵌する円筒部を有す
るものとして構成したことを特徴とする特許請求の範囲
第１又は２記載のブッシュ組立体。 - 【請求項４】前記シールゴムは前記弾性部材と一体の加
硫ゴムとして構成したことを特徴とする特許請求の範囲
第１乃至３項のうちいずれか一項に記載のブッシュ組立
体。 - 【請求項５】前記シールゴムの前記外フランジに対する
圧嵌による支持は、両者間に外金を介在させて行うこと
を特徴とする特許請求の範囲第３項に記載のブッシュ組
立体。 - 【請求項６】前記外金は半径方向外方に延びるフランジ
を有するものとして構成したことを特徴とする特許請求
の範囲第５項に記載のブッシュ組立体。 - 【請求項７】前記外金は半径方向内方に延びるフランジ
を有するものとして構成したことを特徴とする特許請求
の範囲第５項に記載のブッシュ組立体。 - 【請求項８】前記シールゴムの前記遊端縁の半径方向シ
ール部は二股形状にし、この半径方向シール部を前記内
筒部材に当接させる際に二股形状の両脚が互いに逆方向
に広がる形状を保持するばねリングを前記半径方向シー
ル部の外周に配置したものとして構成したことを特徴と
する特許請求の範囲第１項に記載のブッシュ組立体。 - 【請求項９】前記軸方向シール部（12）を前記リテーナ
部分（1B）の基部に当接させたことを特徴とする特許請
求の範囲第１又は８項に記載のブッシュ組立体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62070496A JPH0751976B2 (ja) | 1987-03-26 | 1987-03-26 | ブツシユ組立体 |
| US07/173,146 US4809960A (en) | 1987-03-26 | 1988-03-25 | Bushing assembly |
| GB8807308A GB2202923B (en) | 1987-03-26 | 1988-03-28 | Bushing assembly |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62070496A JPH0751976B2 (ja) | 1987-03-26 | 1987-03-26 | ブツシユ組立体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63243538A JPS63243538A (ja) | 1988-10-11 |
| JPH0751976B2 true JPH0751976B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=13433191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62070496A Expired - Lifetime JPH0751976B2 (ja) | 1987-03-26 | 1987-03-26 | ブツシユ組立体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751976B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2538967B2 (ja) * | 1988-02-12 | 1996-10-02 | 日産自動車株式会社 | すべり式ブッシュ用ダストシ―ル素子 |
| JPH01166839U (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-22 | ||
| JPH0260605U (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-07 | ||
| JP2674256B2 (ja) * | 1990-01-26 | 1997-11-12 | 日産自動車株式会社 | ブッシュ組立体 |
| DE4305808C2 (de) * | 1993-02-25 | 1995-05-11 | Freudenberg Carl Fa | Hydraulisch dämpfende Hülsengummifeder |
| CN104019134A (zh) * | 2014-05-16 | 2014-09-03 | 铜陵和武机械制造有限责任公司 | 一种防震动轴套 |
| CN107051794B (zh) * | 2017-05-08 | 2021-01-08 | 常州铭赛机器人科技股份有限公司 | 流体微量喷射装置及其流道组件 |
| WO2018205682A1 (zh) | 2017-05-08 | 2018-11-15 | 常州铭赛机器人科技股份有限公司 | 流体微量喷射装置及其流道组件 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5422867U (ja) * | 1977-07-14 | 1979-02-15 |
-
1987
- 1987-03-26 JP JP62070496A patent/JPH0751976B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63243538A (ja) | 1988-10-11 |
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