JPH0751897Y2 - スピニングリールのベールアーム機構 - Google Patents

スピニングリールのベールアーム機構

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JPH0751897Y2
JPH0751897Y2 JP1989140084U JP14008489U JPH0751897Y2 JP H0751897 Y2 JPH0751897 Y2 JP H0751897Y2 JP 1989140084 U JP1989140084 U JP 1989140084U JP 14008489 U JP14008489 U JP 14008489U JP H0751897 Y2 JPH0751897 Y2 JP H0751897Y2
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bail
arm mechanism
bush
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support shaft
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康弘 人見
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島野工業株式会社
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
    • A01K89/0108Pick-up details

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、魚釣り用スピニングリールのベールアーム機
構に関し、詳しくは、ベールの一端を連結支持すると共
にアームレバーに取付け連結される連係部材の支軸部
に、ブッシュを介して糸案内用ラインローラを遊転外嵌
してあるスピニングリールのベールアーム機構に関す
る。
〔従来の技術〕
上記ベールアーム機構において、従来では、例えば第4
図に示すように、前記連係部材(9)のベール(8)連
結用大径部(9b)は中実状に構成してあり、前記ブッシ
ュ(10)は円柱状の前記支軸部(9a)に外嵌される円筒
形状に構成してあった。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来構造では、スプールから繰り出される釣り糸の
巻取り案内を常にラインローラにより滑らかに行えるよ
う、ベールの一端部からラインローラ上に糸を案内すべ
く前記大径部を設けたものである。ところが、釣り糸の
張力が加わるベール及び大径部は一般に金属材で構成さ
れるものであり、しかも、前記大径部がベールを強固に
連結支持するために中実状に設けられるため、当該部分
における重量が大となり、ベールアーム機構の重量バラ
ンスが片寄ってしまう欠点がある。そうすると、比較的
高速で糸を巻取る場合には、ベールアーム機構が芯ブレ
を起こし、竿が振らついてしまうことがあった。
又、ラインローラの回転を滑らかにさせるために設けら
れるブッシュが円筒状に設けられる結果、ラインローラ
とブッシュとの接触面で相対回転すると共に、ブッシュ
と支軸部との接触面においても相対回転することになっ
て、両接触面の摺接抵抗のバラツキによりラインローラ
の回転が安定化せず、繰出し時に間歇回転による所謂シ
ャクリ現象が発生するおそれがあった。
本考案は、合理的構造改良によって、上記不具合点を解
消することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は、冒頭に記載したスピニングリールのベ
ールアーム機構において、前記連係部材におけるベール
連結用大径部の前記支軸部側の端面に環状凹部を形成し
てドラム形状に構成すると共に、前記ブッシュを前記環
状凹部に入り込む状態で設け、かつ、このブッシュの入
り込み部に前記ベールが径方向に沿って係合する係合部
を形成してある点にある。
〔作用〕
連係部材の大径部をドラム形状に構成することで、ベー
ルからラインローラへの糸の案内をスムーズに行うこと
ができるものでありながら、かつ、大径部の外周部と支
軸部とにおいてベールの一端を確実に連結支持できるも
のでありながら、ベールアーム機構における糸の張力に
対応するため重量の大きな金属材で構成される当該箇所
における重量が軽量化できる。
しかも、ブッシュの係合部にベールを係合させること
で、ブッシュと支軸部との相対回転を阻止することがで
きて、ラインローラの回転はブッシュとの摺接面での相
対回転のみとなるので回転が安定化する。
〔考案の効果〕
従って、本考案によれば、ベールアーム機構におけるベ
ールの片側支持部分が軽量化できて、重量バランスが略
均一化され、高速回転時の芯ブレが解消できた。又、上
記した軽量化構造を合理的に利用してベールをブッシュ
の回り止めに兼用できることになり、糸繰り出し時のシ
ャクリ現象を解消できることになった。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図に本考案に係るスピニングリールを示している。
このスピニングリールはリール本体(1)から釣り竿に
対する取付脚(2)を一体延設すると共に、リール本体
(1)の前部側に糸巻回用スプール(3)及びスプール
(3)の外周部に糸の巻取り案内用ベールアーム機構
(4)を備えたロータ(5)を夫々配設し、リール本体
(1)の横一側には巻取り操作用ハンドル(6)を延設
して構成してある。
前記ハンドル(6)を横軸芯(X)周りで回動操作する
と、リール本体(1)の駆動ギヤ機構(図示せず)を介
して、前後向き軸芯(Y)周りで前記ロータ(5)が回
転駆動されるよう構成すると共に、前記スプール(3)
が前後向き軸芯(Y)方向に沿って一定ピッチで往復移
動するよう構成し、前記ベールアーム機構(4)による
糸の案内回動とスプール(3)の往復移動とにより、ス
プール(3)上に糸が片寄りなく巻回されるようにして
ある。
前記ベールアーム機構(4)は、スプール(3)の外周
部において、前記ロータ(5)から前方側に向けて延設
した一対のアーム部(5a),(5b)に亘って、両端部に
おいて横軸芯周りで揺動自在に前記アーム部(5a),
(5b)に取付けたアームレバー(7a),(7b)を介して
金属材から成る糸係止案内用ベール(8)を架設する共
に、ベール(8)の一端を連結支持すると共にアームレ
バー(7a)に取付け連結される連係部材(9)の支軸部
(9a)に、ブッシュ(10)を介して糸案内用ラインロー
ラ(11)を遊転外嵌して構成してある。そして、前記連
係部材(9)におけるベール(8)連結用大径部(9b)
の前記支軸部(9a)側の端面に環状凹部(12)を形成し
てドラム形状に構成すると共に、前記ブッシュ(10)を
前記環状凹部(12)に入り込む状態で設け、かつ、この
ブッシュ(10)の入り込み部(10a)に前記ベール
(8)が径方向に沿って係合する係合部(13)を形成し
てある。詳述すると、第1図及び第2図に示すように、
金属材から成る前記連係部材(9)の大径部(9b)にお
いて、ベール(8)が径方向に嵌まり込むための貫通孔
(14)を、外周薄肉部(15)及び中央支軸部(16)に亘
って形成してあり、ベール(8)を嵌め込んだ状態でカ
シメ固定して強固に連結支持してある。つまり、ベール
(8)の支軸部(9a)の対応位置に小径部(8a)を形成
し、外方側から中央部(P)をカシメ固定して抜止めを
図っている。前記ブッシュ(10)の入り込み部(10a)
は前記環状部(12)に略嵌合状態で入り込む大径筒状に
形成すると共に、その入り込み部(10a)の内端面側に
前記係合部(13)としての凹溝を径方向に沿って形成し
てある。そして、前記支軸部(9b)の先端部側から螺合
するビス(17)によりアームレバー(7a)に固定するよ
う構成してある。
このように構成すると、釣り糸の張力がかかるので強度
を確保するため金属材で構成される前記連係部材(9)
の重量を軽くすることができ、ベールアーム機構(4)
の重量バランスが均等化されて高速巻き取り時の芯ブレ
が解消される。又、ブッシュ(10)の回転が阻止され、
ラインローラ(11)の回転が安定化し、糸の繰り出しや
巻き取りがスムーズに行われる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案に係るスピニングリールの
ベールアーム機構の実施例を示し、第1図は要部の断面
図、第2図は要部の分解斜視図、第3図はスピニングリ
ールの全体側面図である。そして、第4図は従来例の要
部断面図である。 (7a)……アームレバー、(8)……ベール、(9)…
…連係部材、(9a)……支軸部、(9b)……大径部、
(10)……ブッシュ、(10a)……入り込み部、(11)
……ラインローラ、(12)……環状凹部、(13)……係
合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベール(8)の一端を連結支持すると共に
    アームレバー(7a)に取付け連結される連係部材(9)
    の支軸部(9a)に、ブッシュ(10)を介して糸案内用ラ
    インローラ(11)を遊転外嵌してあるスピニングリール
    のベールアーム機構であって、前記連係部材(9)にお
    けるベール(8)連結用大径部(9b)の前記支軸部(9
    a)側の端面に環状凹部(12)を形成してドラム形状に
    構成すると共に、前記ブッシュ(10)を前記環状凹部
    (12)に入り込む状態で設け、かつ、このブッシュ(1
    0)の入り込み部(10a)に前記ベール(8)が径方向に
    沿って係合する係合部(13)を形成してあるスピニング
    リールのベールアーム機構。
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