JP2000102334A - 魚釣用スピニングリ―ル - Google Patents

魚釣用スピニングリ―ル

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JP2000102334A
JP2000102334A JP11173042A JP17304299A JP2000102334A JP 2000102334 A JP2000102334 A JP 2000102334A JP 11173042 A JP11173042 A JP 11173042A JP 17304299 A JP17304299 A JP 17304299A JP 2000102334 A JP2000102334 A JP 2000102334A
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line
fishing
fishing line
line roller
roller
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Takee Obara
武恵 小原
Kazuyuki Matsuda
和之 松田
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Globeride Inc
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Daiwa Seiko Co Ltd
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
    • A01K89/0108Pick-up details

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は魚釣用スピニングリールに関し、ラ
インローラのタイムリーなメンテナンスを可能とするこ
とでラインローラの安定した機能の維持を図り、併せて
従来の如き表面処理を施すことなく表面硬度を高め、且
つその表面を滑らかにして糸切れの発生を大幅に改善し
つつ、ラインローラに高級感を付与したスピニングリー
ルを提供することを目的とする。 【解決手段】 ハンドルに連動回転するロータに設けた
支持アームの先端に、ラインローラを有する支持部材を
釣糸巻取り位置と釣糸放出位置とに反転可能に支持し、
当該ラインローラを介して釣糸をスプールに巻取り案内
する魚釣用スピニングリールに於て、上記ラインローラ
を、透視可能な硬質材で成形したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚釣用スピニング
リールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来周知のように魚釣用スピニングリー
ルは、ロータに設けた一対の支持アームの先端に半環状
のベールが一対の支持部材を介して釣糸巻取位置側と釣
糸放出位置側へ反転自在に取り付き、そして、竿先から
スプール方向に釣糸を巻取り案内するラインローラが一
方の支持部材に装着されている。
【0003】そして、ベールを釣糸巻取位置へ起こして
ハンドル操作でロータを釣糸巻取り方向へ回転させる
と、これに連動して前後方向へ往復動するスプールに釣
糸がラインローラを介して巻回され、また、ベールを釣
糸放出位置側へ反転させて仕掛けを投擲すると、スプー
ルに巻回された釣糸がスパイラル状に繰り出されるよう
になっている。
【0004】ところで、従来、この種のラインローラ
は、セラミック材料や真鍮等を切削加工して成形してい
たために表面の仕上げが粗く、長期に亘る使用により釣
糸に傷がついて糸切れが発生してしまう虞があった。こ
のため、昨今、ラインローラの表面粗さを緩和して釣糸
の糸切れを防止し、併せてラインローラの表面硬度を高
めて釣糸によるラインローラの摩耗を防ぐ目的から、金
属材で成形された母体上に硬質クロムやニッケル等から
なる下地層をメッキ処理した後、この下地層上にTi
N,AlN等の窒化物セラミックやTiC,SiC等の
炭化物セラミックによるコーティング層を設けたライン
ローラが提案されている(特開平8−280305号公
報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而して、斯かるライン
ローラによれば、単にセラミック材料や真鍮等を切削加
工した従来のラインローラに比し糸傷の発生を軽減させ
ることが可能となったが、糸傷の発生を完全に解消する
までに至らないのが実情であった。図12はラインロー
ラの表面にTiNによるコーティング層を設けた上記ラ
インローラの表面粗さの測定結果を示し、図示する設定
条件下で測定を行った処、例えばRz=0.75μm,
Ry=1.06μmの測定値が得られ、また、図示する
粗さ曲線が得られた。
【0006】尚、図12について若干の説明を加える
と、従来周知のように「粗さ曲線」とは、断面曲線(測
定面に直角な平面で切断したときの切り口;輪郭)か
ら、所定の波長より長い表面うねり成分を位相補償型高
域フィルタで除去した曲線をいい、また、図中、Ra,
Rz,RyはJISB0601−1994のパラメータ
で、夫々、表面粗さ測定に於ける「算術平均粗さ」,
「十点平均粗さ」,「最大高さ」を表す。
【0007】そして、図中、Rz.DIN,Ry.DI
N,RK,Rpk,Rvk,Mr1,Mr2はJISB
0601−1994以外のパラメータで、夫々、表面粗
さ測定に於ける「(評価長さ全体から求める)十点平均
粗さ」,「(評価長さ全体から求める)最大高さ」,
「有効負荷粗さ」,「初期摩耗高さ」,「油溜まり深
さ」,「負荷長さ率1」,「負荷長さ率2」を表してい
る。
【0008】而して、上記ラインローラは、その外表面
にTiNを用いてコーティング層を設けてもRz=0.
75μmが限界で、これ以上ラインローラの表面を滑ら
かにすることは不可能であった。また、スピニングリー
ルは、ロータの回転に伴い海水,砂,異物等を含んだ釣
糸がラインローラに接触してスプールに案内される構造
上、ラインローラの側部から海水や砂等が浸入,付着し
て内部が腐食し易く、ラインローラの安定した機能を維
持するためにはタイムリーなメンテナンス(清掃や注油
等)が欠かせない。
【0009】しかし乍ら、上述したように従来、ライン
ローラはセラミック材料や真鍮等を切削加工して形成し
たり、表面にコーティング層を設けて外観をメタリック
調としているのが現状である。このため、外部から内部
の状況(腐食の具合や異物の浸入具合等)が把握し難
く、適切なメンテナンスが行えないのが実情であった。
【0010】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、ラインローラのタイムリーなメンテナンスを可能と
することでラインローラの安定した機能の維持を図り、
併せて従来の如き表面処理を施すことなく表面硬度を高
め、且つその表面を滑らかにして糸切れの発生を大幅に
改善しつつ、ラインローラに高級感を付与した魚釣用ス
ピニングリールを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、ハンドルに連動回転するロ
ータに設けた支持アームの先端に、ラインローラを有す
る支持部材を釣糸巻取り位置と釣糸放出位置とに反転可
能に支持し、当該ラインローラを介して釣糸をスプール
に巻取り案内する魚釣用スピニングリールに於て、上記
ラインローラを、透視可能な硬質材で成形したものであ
る。
【0012】そして、請求項2に係る発明は、請求項1
記載の魚釣用スピニングリールに於て、ラインローラの
表面粗さは、表面粗さ測定に於ける十点平均粗さ(R
z)が0.5μm以下であることを特徴とし、請求項3
に係る発明は、請求項1または請求項2記載の魚釣用ス
ピニングリールに於て、ラインローラの釣糸案内部を
0.4〜5mmの肉厚としたことを特徴とする。
【0013】(作用)請求項1に係る発明によれば、実
釣に伴い、海水や砂等を含んだ釣糸がラインローラの表
面や主案内部に接触してしごかれながらスプールに案内
されるため、ラインローラの側部から内部に海水や異物
等が浸入,付着するが、その状況がラインローラまたは
ラインローラの主案内部を通して視認できることとな
る。
【0014】そして、請求項2に係る発明によれば、ラ
インローラの釣糸案内部の表面は非常に滑らかに成形さ
れているため、従来に比し巻取り抵抗が少なく、この結
果、釣糸はラインローラによってスムーズにスプールに
案内されることとなる。また、請求項3に係る発明によ
れば、釣糸案内部が光を拡散させて恰も宝石の輝きのよ
うに非常に綺麗で高級感のある外観を呈する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。図1乃至図3は請求項1乃至請
求項3に係る魚釣用スピニングリールの第一実施形態を
示し、図1に於て、1はリール本体3に回転可能に装着
されたロータで、図2に示すようにロータ1には一対の
支持アーム5,7が一体成形されている。
【0016】そして、一方の支持アーム5の先端に、ラ
インローラ9を支持するベールアーム11とラインスラ
イダ13からなるベール支持部材が釣糸巻取位置側と釣
糸放出位置側へ反転自在に取り付き、また、他方の支持
アーム7には、ベールホルダ15が同じく釣糸巻取位置
側と釣糸放出位置側へ反転自在に取り付けられており、
ベールホルダ15とラインスライダ13との間に半環状
のベール17が装着されている。
【0017】また、図中、19はロータ1と同軸上に装
着されたスプールで、当該スプール19はリール本体3
にトラバース運動可能に取り付くスプール軸(図示せ
ず)に支持されており、ベール17を釣糸巻取位置側へ
倒してハンドル21の操作でロータ1を釣糸巻取り方向
へ回転させると、これに連動して前後方向へトラバース
運動するスプール19に釣糸が巻回されるようになって
いる。
【0018】そして、本実施形態に係るスピニングリー
ル23は、上述の如き従来と同様の構成に加え、ライン
ローラに改良を加えて上述した目的を達成するものであ
る。図3はラインローラ9とその取付構造を示し、図
中、25はベールアーム11とラインスライダ13を連
結するボルトで、ベールアーム11とラインスライダ1
3の軸部11a,13a間に、ラインローラ9を回転可
能に支持する軸受27が挾着され、そして、ラインスラ
イダ13の軸部13aに、ラインローラ9を一定位置に
保持する樹脂製の環状ブッシュ29が嵌着されている。
【0019】ラインローラ9は、実釣時に釣糸をスプー
ル19に案内する筒状の釣糸案内部31と、当該釣糸案
内部31の内周に軸部32が固着された金属(例えば、
真鍮)製の壁状部33とからなり、釣糸案内部31は外
部から透視可能な硬質材たる青色の強化ガラスを用い
て、0.4mm〜1.0mmの範囲の肉厚でその外周が
ラインスライダ13側からベールアーム11側へ順次小
径なテーパ状に成形されている。
【0020】そして、上記釣糸案内部31を構成する強
化ガラスは研磨されて表面が非常に滑らかに形成されて
おり、図12と同一条件下での当該強化ガラスの表面粗
さの測定結果を示したものが図4である。而して、図4
に示すように上記釣糸案内部31を構成する強化ガラス
の粗さ曲線を図12の粗さ曲線と比較すると、本実施例
に於ける強化ガラスの表面が如何に滑らかであるかが理
解できるし、また、「十点平均粗さ」を初めとする各パ
ラメータの数値からも、強化ガラスで成形された釣糸案
内部31の表面の滑らかさが理解できる。
【0021】一方、壁状部33は、釣糸案内部31の一
側部からベールアーム11側へ突出して、その突出部
に、ラインスライダ13方向へ突出する環状のガイド突
片35aが設けられた壁部35が軸部32と一体成形さ
れており、釣糸の巻取り操作時に、当該ガイド突片35
aが釣糸に接触してラインローラ9の軸方向への移動を
規制することで、釣糸を常時釣糸案内部31の一定位置
に保持するようになっている。
【0022】そして、壁状部33の軸部32の内周に
は、上記軸受27に係止する軸受支持部37が設けら
れ、また、当該軸部32の先端部32aは釣糸案内部3
1内に挿入されたブッシュ29に当接しており、当該ブ
ッシュ29と軸受支持部35とによって、ラインローラ
9の移動が規制されている。その他、図3に於て、3
9,41は、ベールアーム11とラインスライダ13の
周縁部に設けられた環状のフランジ部で、当該フランジ
部39,41により、ラインローラ9とベールアーム1
1,ラインスライダ13との隙間から釣糸が入り込んで
糸絡みが発生するのを防止するようになっている。
【0023】本実施形態に係るスピニングリール23は
このように構成されているから、ベール17を釣糸巻取
位置側へ起こしてハンドル21の操作でロータ1を釣糸
巻取り方向へ回転させると、これに連動して前後方向へ
トラバース運動するスプール19に釣糸が巻回される
が、上述したようにラインローラ9の釣糸案内部31の
表面は非常に滑らかに成形されているため、従来に比し
巻取り抵抗が少なく、この結果、釣糸はラインローラ9
によってスムーズにスプール19に案内されることとな
る。
【0024】そして、釣糸案内部31はラインスライダ
13側からベールアーム11側へ順次小径なテーパ状と
されているため、釣糸案内部31と釣糸との摩擦はその
大径側に於て強く、この結果、釣糸は釣糸案内部31の
摩擦抵抗作用によりガイド突片35aに接触して、ライ
ンローラ9の軸方向への移動が規制される。そして、釣
糸の巻取りに伴いスプール19の糸巻径が変化しても、
釣糸は常にテーパ状の釣糸案内部31の摩擦抵抗作用に
よりガイド突片35aに接触し、常にラインローラ9の
一定位置に保持されることとなる。
【0025】然も、上述したように釣糸案内部31と釣
糸との摩擦は釣糸案内部31の大径側に於て強く、この
結果、巻取り操作に伴い釣糸は釣糸案内部31のテーパ
作用により、投擲時に生じる糸縒れと反対方向に縒られ
てスプール19に巻回され、斯様に生じた釣糸の糸縒れ
は、釣糸の繰出し時に生ずる糸縒れを相殺することとな
る。
【0026】また、釣糸案内部31は0.4mm〜1.
0mmの範囲の肉厚で成形されているため、光を拡散さ
せて恰も宝石の輝きのように非常に綺麗で高級感のある
外観を呈する。更にまた、実釣に伴い、海水や砂等を含
んだ釣糸が釣糸案内部31に接触してしごかれながらス
プール19に案内されるため、ラインローラ9の側部か
ら内部に海水や異物等が浸入,付着するが、海水が浸入
してしまうと、従来のラインローラにあっては、ライン
ローラとブッシュとの間等から軸受のグリスが染み出す
までラインローラ内部の状況が分からず、このため、内
部の腐食や汚れが進んでしまう。
【0027】しかし、本実施形態によれば、溶け出した
軸受27のグリスがブッシュ29と壁状部33の軸部3
2の先端部32aとの間に染み出した早い段階で、その
状況が釣糸案内部31を通して視認できることとなる。
このように、本実施形態は、ラインローラ9の釣糸案内
部31を表面が非常に滑らかな強化ガラスで成形したた
め、釣糸に糸傷が発生し難く、この結果、従来に比し釣
糸の耐久性が向上すると共に、糸切れの発生を大幅に軽
減させることが可能となる。
【0028】また、斯様に釣糸案内部31の滑りが良く
なる結果、巻取り時の抵抗が軽減して巻取り効率が向上
すると共に、従来の如くラインローラ9に表面処理を施
すことなく表面硬度を高めることができるし、釣糸案内
部31を平滑にすることが可能である。更にまた、本実
施形態によれば、釣糸案内部31が光を拡散させて恰も
宝石の輝きのような外観を呈するため、従来に比しスピ
ニングリール23に高級感を付与することができるし、
既述した肉厚を確保することで、従来のラインローラと
同様の強度を維持することが可能である。
【0029】加えて、本実施形態によれば、ラインロー
ラ9内部の腐食の状況や海水,異物の浸入,付着状況が
確認でき、この結果、タイムリーなメンテナンスが可能
となって、ラインローラ9の安定した釣糸巻取り機能を
維持することができるし、釣糸案内部31を透視可能な
硬質材で成形して壁状部33と別体構造としたので、釣
糸案内部31の形状の簡素化が可能となり、硬質材を用
いた釣糸案内部31の製作が容易となる。そして、壁状
部33との形状や材料の組合せの選択範囲も広がり、設
計の自由度が増すといった利点も有する。
【0030】尚、上記実施形態では、軸受27を介して
ラインローラ9をベールアーム11とラインスライダー
13との間に装着したが、釣糸案内部31上の釣糸の滑
りが良くなることで、副次的な効果として、ラインロー
ラを敢えて軸受で回転可能に支持する必要がなくなる。
従って、例えば釣糸案内部を5mmの肉厚で成形したラ
インローラをベールアームとラインスライダーとの間に
固着すれば、軸受分の重量が軽量化できるため、ロータ
の回転バランスの向上を図ることが可能となる。
【0031】図5は請求項1乃至請求項3の第二実施形
態に係るスピニングリールのラインローラとその取付構
造を示し、以下、本実施形態を図面に基づき説明する
が、上記第一実施形態と同一のものには同一符号を付し
てそれらの説明は省略する。図中、43はベールアーム
11-1の軸部11-1aとラインスライダ13の軸部13
a間に挾着された軸受27によって回転可能に支持され
たラインローラで、当該ラインローラ43は、実釣時に
釣糸をスプール19に巻取り案内する円筒状の釣糸案内
部45と、当該釣糸案内部45の内周に軸部46が固着
された筒状の案内支持部材47とからなり、釣糸案内部
45は上記釣糸案内部31と同様の表面粗さを有する強
化ガラスで成形され、また、案内支持部材47は上記壁
状部33と同一材料で成形されている。
【0032】そして、案内支持部材47の軸部46の内
周には、軸受27に係止する軸受支持部49が設けら
れ、また、当該軸部46の先端部46aは、釣糸案内部
45内に挿入されたブッシュ29に当接しており、当該
ブッシュ29と軸受支持部49とによって、ラインロー
ラ43の軸方向への移動が規制されている。その他、図
中、51は、ベールアーム11-1の周縁部に設けられた
環状のフランジ部で、当該フランジ部51とラインスラ
イダ13側のフランジ部41とによって、釣糸の糸絡み
を防止するようになっている。
【0033】また、図6は請求項1乃至請求項3の第三
実施形態に係るスピニングリールのラインローラとその
取付構造を示し、本実施形態は、筒状に成形された釣糸
案内部53の両端部に壁状部55を一体に設けたライン
ローラ57全体を、上記釣糸案内部31と同一材料,同
一表面粗さで約3mmの肉厚に成形すると共に、ライン
ローラ57の内周に、当該ラインローラ57を回転可能
に支持する軸受27の軸受支持部59と、ブッシュ29
に係止するブッシュ支持部61を設けたもので、両支持
部59,61によってラインローラ57の軸方向への移
動が規制されている。
【0034】尚、その他の構成は、図1に示す実施形態
と同様であるので、同一のものには同一符号を付してそ
れらの説明は省略する。而して、これらの各実施形態に
よっても、釣糸案内部45,53の表面は非常に滑らか
であるから、巻取り操作時に釣糸に糸傷が発生し難く、
この結果、従来に比し釣糸の耐久性が向上すると共に、
糸切れの発生を大幅に軽減させることが可能である。
【0035】また、釣糸案内部45,53の滑りが良く
なる結果、巻取り時の抵抗が軽減して巻取り効率が向上
すると共に、従来の如くラインローラ43,57に表面
処理を施すことなく表面硬度を高めるとができ、釣糸案
内部47,53を平滑にすることが可能である。而も、
本実施形態によっても、釣糸案内部45,53が光を拡
散させて宝石の輝きのような高級感のある外観を呈する
と共に、十分な肉厚を確保することで、従来のラインロ
ーラと同様の強度を維持することが可能である。
【0036】加えて、これらの実施形態にあっても、タ
イムリーなメンテナンスが可能となって、ラインローラ
43,57の安定した釣糸巻取り機能を維持することが
可能である。図7乃至図10は、夫々、請求項1乃至請
求項3の第四実施形態乃至第七実施形態に係るスピニン
グリールのラインローラとその取付構造を示し、以下、
これらの実施形態を図面に基づき説明するが、発明部分
を除く構成は図1に示す実施形態と同様であるので、同
一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略す
る。
【0037】図7に於て、63は軸受27を介してベー
ルアーム11とラインスライダ13との間に回転可能に
支持されたラインローラで、当該ラインローラ63は、
ベールアーム11側端部に円盤形状の壁状部65が一体
成形された釣糸案内部67と、これらの内側に固着され
た筒状の金属製の案内支持部材69とで構成されてお
り、釣糸案内部67は、ラインスライダ13側からベー
ルアーム11側へテーパ状に成形されている。
【0038】そして、壁状部65と釣糸案内部67は既
述した釣糸案内部31と同一材料,同一表面粗さで成形
されて、釣糸案内部67は0.4〜1.0mmの範囲の
肉厚とされている。そして、案内支持部材69の内周に
軸受27の軸受支持部71と、ブッシュ29に係止する
ブッシュ支持部73とが設けられており、両支持部7
1,73によってラインローラ63の移動が規制されて
いる。
【0039】一方、図8に示す実施形態は、円盤形状に
成形した上記壁状部65に代え、釣糸案内部67のベー
ルアーム11側端部に、ラインスライダ13方向へ突出
する環状のガイド突片75aが形成された壁状部75を
一体成形してラインローラ77を構成したものである。
そして、図9に示すラインローラ79は、ラインスライ
ダ13側からベールアーム11側へテーパ状に成形され
た釣糸案内部67-1と壁状部65との間に筒状部81を
設けたものであり、図10に示すラインローラ83は、
同じくテーパ状に成形された釣糸案内部67-2と壁状部
65-1との間に凹部85を設けたもので、いずれのライ
ンローラ79,83も、釣糸案内部67-1,67-2と壁
状部65,65-1は既述した釣糸案内部31と同一材
料,同一表面粗さで成形されている。
【0040】而して、これらの各実施形態によっても、
図1に示す実施形態と同様、所期の目的を達成すること
が可能である。図11は請求項1乃至請求項3の第八実
施形態に係るスピニングリールのラインローラとその取
付構造を示し、本実施形態に係るラインローラ87は、
図5の釣糸案内部45と同一材料,同一表面粗さで成形
された円筒状の釣糸案内部89の両側部に、図3の壁状
部33を左右対称に装着したもので、ラインスライダ1
3側の壁状部33の軸部32に設けた軸受支持部37に
ブッシュ29を係止させて、ラインローラ87の移動を
軸受27とブッシュ29とで規制するようになってい
る。
【0041】尚、その他の構成は図1に示す実施形態と
同一であるので、それらの説明は省略する。このように
本実施形態も、ラインローラ87の釣糸案内部89を表
面が非常に滑らかな強化ガラスで成形したため、釣糸に
糸傷が発生し難く、この結果、従来に比し釣糸の耐久性
が向上すると共に、糸切れの発生を大幅に軽減させるこ
とが可能である。
【0042】また、斯様に釣糸案内部89の滑りが良く
なる結果、巻取り時の抵抗が軽減して巻取り効率が向上
すると共に、従来の如くラインローラに表面処理を施す
ことなく表面硬度を高めることができるし、釣糸案内部
89を平滑にすることが可能である。更にまた、本実施
形態によれば、釣糸案内部89が光を拡散させて恰も宝
石のような外観を呈するため、従来に比しスピニングリ
ールに高級感を付与することができるし、既述した肉厚
を確保することで、従来のラインローラと同様の強度を
維持することが可能である。
【0043】加えて、本実施形態にあっても、タイムリ
ーなメンテナンスが可能となって、ラインローラ87の
安定した釣糸巻取り機能を維持することが可能である。
また、本実施形態も、釣糸案内部89を透視可能な強化
ガラスで成形して壁状部33と別体構造としたので、釣
糸案内部89の形状の簡素化が可能となって製作が容易
となるし、壁状部33との形状や材料の組合せの選択範
囲も広がって設計の自由度が増すといった利点を有す
る。
【0044】尚、上記各実施形態では、ラインローラの
釣糸案内部を構成する強化ガラスの表面粗さを十点平均
粗さ(Rz)=0.07μmとしたが、十点平均粗さ
(Rz)を0.5μm以下とすることで所期の目的を達
成することが可能である。また、釣糸案内部は0.4〜
5mmの範囲の肉厚が好ましく、これよりも薄くしてし
まうと強度が確保できず、而も、光の拡散が得られない
ため、十分な外観上の美的効果を得ることが困難であ
る。
【0045】そして、上記各実施形態では強化ガラスを
用いたが、これに代えて例えば透明アルミナ,人工宝石
(人工ルビー,人工サファイヤ,人工ダイヤ)等の透視
可能な硬質材を用いることも可能である。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係る発明
によれば、ラインローラ内部の状況が確認できるため、
タイムリーなメンテナンスが可能となってラインローラ
の安定した釣糸巻取り機能を維持することが可能となっ
た。
【0047】そして、請求項2に係る発明によれば、ラ
インローラの釣糸案内部が非常に滑らで滑りが良くなる
ため、巻取り操作時に釣糸に糸傷が発生し難く、この結
果、従来に比し釣糸の耐久性が向上し、糸切れの発生を
大幅に軽減させることが可能である。また、斯様に釣糸
案内部の滑りが良くなる結果、巻取り時の抵抗が軽減し
て巻取り効率が向上すると共に、従来の如くラインロー
ラに表面処理を施すことなく表面硬度を高めることがで
きるし、釣糸案内部を平滑にすることが可能である。
【0048】そして、請求項3に係る発明によれば、釣
糸案内部が光を拡散させて恰も宝石のような外観を呈す
るため、従来に比しスピニングリールに高級感を付与す
ることができるし、従来のラインローラと同様の強度を
維持することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1乃至請求項3の第一実施形態に係るス
ピニングリールの正面図である。
【図2】図1に示すスピニングリールの側面図である。
【図3】図1に示すスピニングリールのラインローラと
その取付構造の断面図である。
【図4】図1に示すスピニングリールに装着されたライ
ンローラの表面粗さ測定の設定条件と測定結果を示す説
明図である。
【図5】請求項1乃至請求項3の第二実施形態に係るス
ピニングリールのラインローラとその取付構造の断面図
である。
【図6】請求項1乃至請求項3の第三実施形態に係るス
ピニングリールのラインローラとその取付構造の断面図
である。
【図7】請求項1乃至請求項3の第四実施形態に係るス
ピニングリールのラインローラとその取付構造の断面図
である。
【図8】請求項1乃至請求項3の第五実施形態に係るス
ピニングリールのラインローラとその取付構造の断面図
である。
【図9】請求項1乃至請求項3の第六実施形態に係るス
ピニングリールのラインローラとその取付構造の断面図
である。
【図10】請求項1乃至請求項3の第七実施形態に係る
スピニングリールのラインローラとその取付構造の断面
図である。
【図11】請求項1乃至請求項3の第八実施形態に係る
スピニングリールのラインローラとその取付構造の断面
図である。
【図12】TiNによるコーティング層を表面に設けた
従来のラインローラの表面粗さ測定の設定条件と測定結
果を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ロータ 3 リール本体 5,7 支持アーム 9,43,57,63,77,79,83,87 ライ
ンローラ 11,11-1 ベールアーム 13 ラインスライダ 15 ベールホルダ 19 スプール 23 スピニングリール 27 軸受 31,45,53,67,67-1,67-2,89 釣糸
案内部 33,55,65,65-1,75 壁状部 35 壁部 37,49,59,71 軸受支持部 47,69 案内支持部材 61,73 ブッシュ支持部 81 筒状部 85 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルに連動回転するロータに設けた
    支持アームの先端に、ラインローラを有する支持部材を
    釣糸巻取り位置と釣糸放出位置とに反転可能に支持し、
    当該ラインローラを介して釣糸をスプールに巻取り案内
    する魚釣用スピニングリールに於て、 上記ラインローラを、透視可能な硬質材で成形したこと
    を特徴とする魚釣用スピニングリール。
  2. 【請求項2】 ラインローラの表面粗さは、表面粗さ測
    定に於ける十点平均粗さ(Rz)が0.5μm以下であ
    ることを特徴とする請求項1記載の魚釣用スピニングリ
    ール。
  3. 【請求項3】 ラインローラの釣糸案内部は、0.4〜
    5mmの肉厚とされていることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の魚釣用スピニングリール。
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