JPH0751576A - 改質触媒の調製法 - Google Patents

改質触媒の調製法

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JPH0751576A
JPH0751576A JP3049463A JP4946391A JPH0751576A JP H0751576 A JPH0751576 A JP H0751576A JP 3049463 A JP3049463 A JP 3049463A JP 4946391 A JP4946391 A JP 4946391A JP H0751576 A JPH0751576 A JP H0751576A
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reforming
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John Lawrence Robbins
ローレンス ロビンス ジョン
Elise Marucchi-Soos
マルッキ スース エリス
Ming Chow
チョー ミン
William E Gates
エリス ゲイツ ウィリアム
Shun Chong Fung
チョン フン シュン
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 担持第VIII族貴金属改質触媒を不飽和脂肪族
炭化水素(例:オレフィン)に高温で接触させる。 【効果】 初期改質運転の間の触媒活性を低下し、初期
運転の間の気体生成物を低下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
発明の分野 本発明は少くとも1種の第VIII族貴金属および担体物質
を含む触媒を、その接触改質プロセスにおける使用前に
前処理する方法に関する。前処理は改質の初期段階の間
の触媒の活性を不動態化する。 先行技術の説明 接触改質は主に飽和炭化水素を含む炭化水素供給原料を
一層有用な芳香族化合物に転化する方法である。典型的
には、ナフサ、パラフィン類、ナフテン類及び芳香族化
合物の混合物、を改質して高オクタン価を有するガソリ
ン類を生成させる。改質法は一般に、ナフサを適当な触
媒上に、水素の存在下に高い温度及び圧力で通すことに
より行なわれる。使用される触媒は一般に、担体物質例
えばアルミナ、シリカ、シリカ−アルミナ又は結晶性ア
ルミノケイ酸塩(ゼオライト)上に担持された白金であ
る。触媒はまた第2金属成分、例えばレニウム、スズあ
るいは他の第VIII族貴金属例えばイリジウム又はロジウ
ムを含むことができる。
【0002】ナフサの改質は異性化、ナフテン類の芳香
族化合物への脱水素、パラフィン類のオレフィン類への
脱水素、パラフィン類及びオレフィン類の芳香族化合物
への脱水素環化、並びにパラフィン類の気体炭化水素例
えばメタン及び他の低級アルカン類への水素化分解を含
む若干の種々の反応を含む。理想的には改質法はパラフ
ィン類の水素化分解を最少になし、一層有用な生成物の
形成を生ずる反応、殊に芳香族化合物への脱水素環化及
び脱水素を最大にする。
【0003】改質プロセスの初期段階の間に白金含有触
媒は望ましくない軽質炭化水素類の過度の形成を生ずる
高度の水素化分解活性を示す。所望の芳香族化合物の低
い収率を与えるだけでなく、水素化分解反応は、それが
高度に発熱であり、リアクター中に温度無制御を生ずる
ことができる欠点を有する。触媒の初期水素化分解活性
を低下させるために、触媒を硫黄含有流体例えば硫化水
素ガス又は有機スルフィドで前処理することにより不動
態化することが知られている。この処理は、それが毒
性、刺激性、腐食性物質の使用を含む欠点を有する。ま
た、担体物質がゼオライト、殊に一次元チャンネル形状
細孔を含むゼオライト例えばL形ゼオライト、であると
きに硫黄は触媒の過度の失活を生ずる。
【0004】他の不動態化技術が過去に示唆された。米
国特許第3,592,780号は白金触媒を、少くとも20
0ppm の硫黄を含むナフサに水素の存在下に高温高圧で
相当の時間の間接触させる前処理法を開示している。米
国特許第3,438,888号における前処理法は白金−レ
ニウム触媒を高芳香族性炭化水素原料に、改質条件で水
素の存在下に高温高圧で接触させることからなる。この
前処理は少くとも0.5時間、好ましくは相当時間行なわ
れる。我々の知る限りではこの2つの特許中に開示され
た前処理法のいずれも商業的に使用されなかった。
【0005】
【発明の概要】本発明は新不動態化法に関し、従って少
くとも1種の第VIII族貴金属及び担体を含む改質触媒を
前処理する方法であって、触媒を不飽和脂肪族炭化水素
に、200〜500℃の温度で接触させることを含む方
法を提供する。本発明による方法は改質の初期段階の間
の触媒の活性レベルを低下し、それにより生ずる望まし
くない気体炭化水素の量を低下し、リアクター中の温度
無制御の危険を軽減する。この触媒不動態化は不快な毒
性硫黄化合物を使用しないで達成され、方法はゼオライ
ト担持触媒に、触媒を過度に失活させることなく適用で
きる。
【0006】
【発明の説明】触媒を前処理する不飽和脂肪族炭化水素
は好ましくはオレフィンである。それはまた好ましくは
気相にあり、従って好ましいオレフィンはエチレン及び
プロピレン又はそれらの混合物である。以下に本発明が
オレフィンに関して記載されるが、しかし他の不飽和脂
肪族炭化水素をオレフィン類の代りに使用できることを
理解すべきである。
【0007】触媒をオレフィンに接触させるとオレフィ
ンが反応して触媒の表面上に炭素を析出すると思われ
る。炭素は若干の貴金属粒子上に吸着され、またこれら
の金属粒子が次いで例えば改質プロセス中に存在する水
素との反応により少くとも炭素が除去されるまでナフサ
改質に対して失活されると思われる。従ってオレフィン
反応は、所望生成物例えば芳香族炭化水素へのナフサの
改質に対して触媒を完全に失活させるほど多量の炭素を
析出することなく十分な炭素が析出して改質の初期段階
の間触媒を不動態化し、従って好ましくない水素化分解
反応を抑制するように制御することが必要である。
【0008】重要な制御パラメーターはオレフィン反応
が行なわれる温度であり、それは200〜500℃、好
ましくは300〜500℃でなければならない。高すぎ
る温度が使用されれば、所望の芳香族生成物の収率が実
質的に低下し、それはオレフィン反応の結果触媒上に吸
着される過度の炭素のためであると思われる。逆に、低
すぎる温度が使用されれば触媒は新非不動態化触媒とほ
んど同様に挙動し、これは触媒の高い初期水素化分解活
性レベルに影響を与えるには不十分な炭素がオレフィン
反応の間に析出されるためであると思われる。好ましく
はオレフィンは、少くとも0.1容量%、より好ましくは
0.1〜10%、殊に0.1〜5%のオレフィンを含むガス
流として触媒に接触させる。残余のガスは好ましくは不
活性ガス、例えば窒素又はヘリウムである。ガス流はリ
アクター例えば改質リアクター中へ連続流として、又は
一連のパルスとして供給することができる。あるいは不
活性ガスは連続流及び規則的間隔で不活性ガス流中へ注
入されたオレフィンとしてリアクター中へ供給すること
ができる。他の方法として、オレフィンを酸素を含まな
い不活性ガス例えばヘリウム又は窒素が触媒層を通して
循環される循環流を用いてリアクター中へ導入すること
ができる。オレフィンは3〜1000炭素原子毎表面貴
金属原子の計算量で、すべてを一度に又は規則的間隔で
リサイクル流に添加される。
【0009】オレフィンと触媒との反応は適当な圧力で
行なうことができるが、しかし実用目的にはこれは通常
40MPa を越えないであろう。便宜には反応を大気圧
で行なうことができる。触媒は好ましくは、3分〜2時
間、好ましくは5分〜1.5時間、殊に5〜50分の間オ
レフィンに接触させる。
【0010】本発明の前処理法はまたこれが実質的に熱
中性である利点を有する。これは触媒をオレフィンに接
触させると2つの主反応が起こるためであると思われ
る。1つの反応においてオレフィンが貴金属上に吸着さ
れ、分解して水素を遊離し、それは吸熱反応である。他
の反応において、第1反応により遊離された水素が遊離
オレフィンと反応してアルカン類を生じ、それは発熱反
応である。アルカン類はリアクター中を通るガスの流れ
とともにリアクターを去る。従って、吸熱及び発熱反応
は互いに実質的にバランスし、従って熱中性反応を生ず
る。
【0011】望むならば、触媒とオレフィンとの反応の
あとに析出炭素を安定化するためにアニーリング段階が
続くことができる。このアニーリングは触媒を不活性ガ
ス雰囲気例えばヘリウム又は窒素中で300〜500
℃、好ましくは400〜500℃、の温度で30分〜2
時間の間加熱することにより行なうことができる。有利
には、本発明によるオレフィン前処理は酸素及び水の実
質的な存在なく行なわれる。これらは触媒表面上に析出
した炭素と反応して、改質触媒に対して知られた毒であ
る一酸化炭素を形成することができる。
【0012】前処理法は新たに合成された触媒及び再生
された触媒の両方に適用することができる。新及び再生
触媒を製造する方法は工業においてよく知られた普通の
方法であることができるが、しかし本発明を十分利用す
るために、実質的に硫黄の存在なく触媒を製造すること
が有利である。通常、新又は再生触媒の製造における最
終段階は、典型的には触媒と水素との250〜650℃
の温度における接触による還元である。例えば、触媒は
約300〜約530℃の温度で、10時間までの間0.2
〜100容量%の水素を含み、残部が不活性ガス例えば
窒素であるガス流の存在下に加熱される。場合により、
触媒は還元前にそれを乾燥不活性ガスに約50〜約50
0℃の温度で接触させることにより乾燥することができ
る。本発明による前処理法は好ましくはこの還元段階後
に含まれる。触媒はオレフィン処理後に再び水素で処理
することができる。後の水素処理はオレフィン前処理プ
ロセスの間に触媒上に析出した炭素の若干を除去する傾
向がある。これは触媒活性の高い初期レベルが必要であ
れば、例えば改質が比較的低い初期温度で行なわれると
すれば、又は改質のための供給原料が比較的高い分子量
の炭化水素を含むならば、有利であることができる。
【0013】触媒活性に必要である第VIII族貴金属はル
テニウム、ロジウム、イリジウム、パラジウム及び白金
から選ばれる元素の周期表の第VIII族からの金属であ
る。好ましくはここに使用される金属は白金、ロジウム
又はイリジウム、最も好ましくは白金、又は1つが白金
である2つ又はそれ以上の金属の組合わせである。金属
類は所望の組合わせで存在することができる。第 VIIB
族金属であるレニウムもまた少くとも1種の第VIII族貴
金属が存在すれば、存在することができる。
【0014】触媒中に存在する第VIII族貴金属の量は有
効量であり、例えば必要な触媒活性、均一分散の容易
さ、及び触媒担体の型による。ゼオライト類としては結
晶大きさはチャンネルに平行な大きい次元を有するゼオ
ライトの高荷重結晶がチャンネル内側の貴金属凝集体と
して運転中に細孔の閉塞を容易に生ずることができるの
で有効触媒荷重を制限する。しかし一般に、存在する金
属のレベルは触媒の重量の約0.1〜6%、好ましくは0.
1〜3.5%、最も好ましくは0.1〜2.5%の範囲内であ
ろう。さらに、ゼオライトについては、存在する金属の
量は一般に、チャンネルに平行な平均ゼオライトクリス
タリット大きさが約0.2ミクロンより大きくなければ触
媒の約0.1〜2.0重量%、チャンネルに平行な平均ゼオ
ライト結晶大きさが約0.2ミクロンより大きくなければ
触媒の約1.0〜6重量%である。
【0015】第VIII族貴金属は、例えばイオン交換、含
浸、カルボニル分解、気相からの吸着、ゼオライト合成
の間の導入、及び金属蒸気の吸着により担体上に導入す
ることができる。好ましい技術はイオン交換である。若
干の場合に、例えば金属(類)がイオン交換法によりゼ
オライト上に導入されたとき、担体物質の残留酸性度
を、水素により予め還元された触媒をアルカリ塩基例え
ば炭酸カリウムの水溶液で処理することにより除去する
ことが好ましい。この処理は第VIII族貴金属イオンの水
素による還元の間に形成された水素イオンを中和するで
あろう。
【0016】触媒担体は例えば、無機酸化物例えばアル
ミナ、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、ト
リア、クロミア、ジルコニア、無定形シリカ−アルミ
ナ、ゼオライト例えばホージャサイト、モルデン沸石、
X、Y又はLゼオライト、粘土例えばチャイナークレ
ー、カオリン、ベントナイト、けいそう土あるいは他の
ケイ素基物質例えばシリカゲル又は炭化ケイ素、あるい
は前記の1種又はそれ以上の混合物であることができ
る。好ましくは、担体はアルミナ又はゼオライト、より
好ましくはゼオライト、殊にL型ゼオライトである。
【0017】L型ゼオライトは六方晶系に結晶化する合
成ゼオライトと定義することができる。それらは直径約
7〜13Åに波うつチャンネル形状細孔を有し、少くと
も0.5ミクロンの平均直径及び少くとも0.5のアスペク
ト比(例えば、開示がここに参照される米国特許第4,5
44,539号中に記載されたように)、円柱状結晶の形
態で、並びに他の形状及び大きさで生ずることができ
る。Lゼオライトは典型的には一般式: 0.9−1.3 M2/nO : Al203 : xSiO2 : yH2O (式中、Mは交換可能な陽イオンを表わし、nはMの原
子価を表わし、yは0〜約9の値であり、xは約5.2〜
約6.9である)を有する。
【0018】Lゼオライトのより完全な説明は米国特許
第3,216,789号中に与えられ、その開示がここに参
照される。L型ゼオライトは通常、前記式中のMがカリ
ウムであるように製造される。例えば米国特許第3,21
6,789号及び第3,867,512号参照。カリウムは、
よく知られているように、ゼオライトを他の陽イオンを
含む水溶液中で処理することによりイオン交換させるこ
とができる。しかし、若干の陽イオンがほとんど接近し
難いゼオライト構造中の部位を占めるので、初めのカリ
ウム陽イオンの75%以上を交換することは困難であ
る。交換可能な陽イオンの少くとも75%はリチウム、
ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、カルシ
ウム及びバリウムから選ばれる。より好ましくは陽イオ
ンはナトリウム、カリウム、ルビジウム又はセシウムで
あり、最も好ましくはカリウムである。場合により交換
可能な陽イオンは前記第IA族陽イオンの混合物又は第
1A族陽イオンとバリウム又はカルシウム陽イオンの混
合物からなることができる。これらの陽イオンの混合物
は例えば、ゼオライトLを、例えばルビジウム及び(又
は)セシウム塩を含む水溶液で処理し、次いで洗浄して
過剰のイオンを除去することにより達成することができ
る。このイオン交換処理を繰返してさらにイオン交換
を、しかしより低度に行なうことができる。
【0019】殊に好ましい触媒は白金/アルミナ、白金
/ゼオライト、殊に白金/Lゼオライト、白金−レニウ
ム/アルミナ及び白金−イリジウム/アルミナである。
【0020】
【実施例】次に本発明を次の実施例により例示する。 実施例1 カリウム交換ゼオライト上の白金からなる触媒(“Pt
/KLゼオライト”)を次のように製造した:純酸化物
のモル比で示して0.99 K2O :Al2O3 : Al2O3 : 6.3 Si
O2 : xH2O の組成を有し、円柱形状及び約2〜2.5ミク
ロンの平均粒度を有するLゼオライトを米国特許第4,5
44,539号の実施例1中に記載された技術により調製
した。従って、水酸化アルミニウム23.4gを水酸化カ
リウムペレット(86%純KOH)51.2gの水100.
2g中の水溶液中で煮沸することにより溶解して溶液A
を形成することによりアルカリ性合成ゲルを調製した。
溶解後水損失を補正した。コロイドシリカ〔ルドックス
(Ludox)HS40〕225gを水195gで希釈するこ
とにより別の溶液、溶液B、を調製した。溶液A及びB
を2分間混合するとゲルが形成され、ゲルが完全に硬く
なる直前にその224gを、150℃に予熱したテフロ
ン内張りオートクレーブに移し、その温度で72時間保
持して結晶化させ、その後固体ゼオライトを分離した。
【0021】次いで白金を前記製造されたゼオライト担
体中に、ゼオライトを水中にスラリーになし、Pt(NH3)4
Cl2 溶液を約10の pHで約2時間にわたり加えること
により取込ませた。白金溶液の添加後混合物を一夜かく
はんし、濾過した。生じた0.6%Pt を含むPt /KL
ゼオライトを乾燥し、タブレットになし、粉砕し、20
/40メッシュにふるった。
【0022】次いでPt /KLゼオライト10gをリア
クター中で、大気圧で、10%乾燥O2 のガス流で、5
00ml /分の流量で2時間350℃でか焼した。次い
で触媒を10%H2 のガス流で、500ml /分の流量
で400℃の温度で2時間還元した。生じた触媒を以下
に非処理Pt /KL触媒と称する。次いで触媒を改質プ
ロセスに用いる前にオレフィンで前処理した。非処理P
t/KL触媒0.25gを石英リアクター中へ装入し、1
00ml /分H2 で510℃で2時間処理し、次いでH
2 流中で377℃で冷却した。次にリアクターを100
ml /分He で、350℃で10分間パージし、次いで
He 中の1%エチレン100ml /分で350℃で5分
間処理した。次いでエチレン/He 流を止め、100m
l /分のH2 を、反応温度を377℃に上げながら導入
した。
【0023】エチレン処理触媒の性能をヘキサン改質試
験を用いて評価した。H2 の流れを5分間続けた後、ヘ
キサンを16:1のH2 :ヘキサン比で導入し、改質を
大気圧、377℃の温度で、6.6v/v/時の空間速度
で行なった。この改質試験で得られた生成物を前記条件
下に5分及び155分の触媒運転後に測定した。結果は
表1中に示される。
【0024】比較のために、非処理Pt /KL触媒の性
能もまた評価した。前に製造した非処理Pt /KL触媒
2.5gを石英リアクター中へ装入し、100ml /分H
2 で510℃で2時間処理し、次いでH2 流中で377
℃に冷却した。次いでヘキサン改質試験を、エチレン処
理触媒について記載したと同じ条件を用いて行なった。
結果はまた表1中に与えられる。
【0025】 表 1 触 媒 エチレン処理 Pt /KL Pt /KL オンストリーム時間(分) 155 155 全ヘキサン転化率(%) 31.2 25.6 22.7 21.9 生成物濃度(重量% ) C1 〜C5 1 3.2 2.1 2.1 1.7 MCP+2MP+3MP2 13.7 11.2 9.9 9.5 ベンゼン 13.8 11.9 10.4 10.5 1) 水素化分解生成物、 C1 〜C5 パラフィン 2) 異性化生成物、メチルシクロペンタン(MCP)、
2−メチルペンタン(2MP)、及び3−メチルペンタ
ン(3MP)。
【0026】結果は、オンストリーム5分後にエチレン
処理Pt /KL触媒が等価の非処理触媒より34%少な
い水素化分解生成物(C1 〜C5 パラフィン)を生じた
ことを示す。同時に所望ベンゼン生成物の収率がエチレ
ン処理触媒を用いて単に25%低下される。オンストリ
ーム155分後にエチレン処理触媒がそれぞれ19%及
び12%少ない水素化分解生成物及びベンゼンを生じ
た。従って、オレフィン前処理が所望芳香族生成物の収
率を著しく低下することなく望ましくない水素化分解生
成物の収率を低下する。
【0027】実施例2 この実施例において、γ−アルミナベース上に0.3重量
%Pt 、0.3重量%Re 及び1重量%塩素を含む普通の
白金−レニウム触媒を用いた。触媒押出品は粉砕され、
20〜40メッシュにふるわれる。次いで触媒を改質プ
ロセスに用いる前にオレフィンで前処理した。Pt −R
e触媒0.25gをガラスリアクター中へ装入し、H
2 で、大気圧で200ml /分の流量で、510℃で1
時間処理した。次に触媒をHe で400ml /分の流量
で10分間パージし、次いでHe 中の1容量%エチレン
で、100ml /分の流量で300℃の温度で大気圧で
5分間処理した。He 中のエチレンの流れを止め、触媒
を400ml /分He で300℃で10分間パージし
た。
【0028】エチレン処理Pt −Re 触媒の性能をメチ
ルシクロペンタン(MCP)の改質試験を用いて評価し
た。触媒をH2 で、500ml /分の流量で、400℃
で30分間処理し、次いでH2 流中で377℃に冷却し
た。炭化水素フィードを次いで18:1のH2 :MCP
比、370℃の温度、1気圧の圧力及び4.4v/v/時
の空間速度で導入した。結果は表2中に示される。
【0029】エチレン前処理及びMCP改質試験を、前
処理温度をそれぞれ400℃及び450℃に変えたこと
を除いてさらにPt −Re /Al2O3 の2つの新試料で繰
返した。これらの前処理触媒はまた次いで、450℃で
エチレンで前処理した触媒に対して最終水素処理もまた
450℃で行なったことを除いて前記のようにHe 及び
2 で処理した。MCP改質試験の結果もまた表2中に
示される。
【0030】比較のために非処理Pt −Re /Al2O3
媒の性能もまた評価した。触媒0.25gをガラスリアク
ター中へ装入し、H2 で処理し、次いでエチレン前処理
触媒に対して記載したようにMCPで改質した。結果は
また表2中に示される。
【0031】
【表1】
【0032】結果はエチレンによる触媒の前処理によ
り、望ましくないアルカン類(メタン、シクロペンタ
ン、n−ヘキサン及びメチルペンタン)の量のかなりの
低下が、殊に改質プロセスの初期段階の間に、所望の脱
水素生成物(ベンゼン及びメチルシクロペンテン)の収
率における実質的な損失なく達成されることを示す。ア
ルカン類が発熱水素化分解反応から生ずるので、エチレ
ン前処理が改質プロセスの初期段階の間の発熱を緩和す
ることが明らかである。利点は400℃及び450℃の
より高い温度で前処理した触媒に対して殊に顕著であ
る。
【0033】実施例3 この実施例において、γ−アルミナ担体上の0.6重量%
Pt 、0.6重量%Ir及び1重量%塩素を含む白金−イ
リジウム触媒を用いた。この触媒は米国特許第3,953,36
8 号中に記載された方法に従い製造した。触媒押出品を
粉砕し、20〜40メッシュにふるった。
【0034】次いで触媒をオレフィンで前処理した。触
媒0.25gを石英リアクター中へ装入し、次いでH2
200ml /分の流量で、大気圧で、510℃で1時間
処理し、次いで400ml /分のHe で450℃で10
分間パージした。次いでエチレンをHe 中の1容量%エ
チレンからなるガス流として大気圧で、450℃の温度
で5分間、100ml /分の流量でリアクター中へ供給
した。次いで触媒をHe で450℃の温度で10分間4
00ml /分の流量で、次に水素で450℃で30分間
500ml /分の流量でパージした。触媒を377℃に
冷却し、MCP改質試験を実施例2に記載したように行
なった。結果は表3中に示される。比較のために非処理
Pt /Ir /Al2O3 触媒の性能もまたH2 処理及び実施
例2中に記載したMCP改質条件を用いて評価した。結
果はまた表3中に示される。
【0035】 表 3 触媒及びオンストリーム時間(分) 転化生成物(重量%) 処 理 非処理 155 155 CH4 +CP 1.18 0.73 2.62 1.27 C2 〜C5 パラフィン 2.49 1.01 6.72 2.07 2MP+3MP+nC6 6.85 3.92 16.83 7.73 1MCPe 1.76 1.88 1.42 1.77 ベンゼン 2.78 1.48 3.65 1.89 全転化率 16.02 9.70 32.46 15.49 CP=シクロペンタン 3MP=3−メ
チルペンタン 2MP=2−メチルペンタン 1MCPe =1−
メチルシクロペンテン 結果はエチレン前処理触媒の使用が、殊に改質反応の初
期段階における望ましくないアルカン生成物の収率の実
質的な低下を生ずることを示す。所望の脱水素生成物、
ベンゼン及びメチルシクロペンテン、の収率はエチレン
前処理により実質的に影響されない。
【0036】実施例4 0.3重量%Pt 、0.3重量%Re 及び0.84重量%塩素
を含む改質触媒を、商業ナフサ改質プロセスにおいて1
000時間(その期間中に4回再生した)用いた後リア
クターから取出した。リアクターから取出す前に触媒を
ヘリウム中の0.2容量%酸素で480℃で20時間、次
いで窒素中の2容量%酸素で510℃で10時間処理し
た。触媒押出品を次いで粉砕し、20〜40メッシュに
ふるった。
【0037】次いで触媒を、エチレン−He 流の導入、
次のHe パージ及びH2 処理の間のリアクターの温度が
450℃ではなく400℃であったことを除いて実施例
2中に記載したようにオレフィンで処理した。次いで改
質反応におけるこのエチレン処理触媒の性能を、実施例
2に記載したようにMCPを炭化水素フィードとして用
いて評価した。結果は表4中に示される。
【0038】さらに、取出した触媒0.25gを、エチレ
ンフィードの導入及び次のヘリウムパージ並びにH2
理の間のリアクターの温度を450℃で行なったことを
除いて上記のようにエチレンで処理した。この触媒もま
た前記のようにMCP改質試験を用いて評価し、結果は
また表4中に示される。比較のために非処理触媒の性能
もまた評価した。前記のように酸素処理された後リアク
ターから取出された触媒0.25gを、実施例2に記載し
たようにH2 で処理し、次いで前記のようにMCP改質
試験を用いて評価し、結果はまた表4中に示される。
【0039】
【表2】
【0040】結果はエチレン処理触媒が非処理触媒と実
質的に同様の所望生成物、ベンゼン及びメチルシクロペ
ンテン、の収率を、しかし望ましくない水素化分解生成
物の非常に低い収率を与えることを示す。 実施例5 0.6重量%Pt 及び0.6重量%Ir を含む改質触媒を、
商業ナフサ改質プロセスにおいて1000時間(その期
間中に4回再生した)用いた後リアクターから取出し
た。リアクターから取出す前に触媒を窒素中の0.4容量
%酸素で480℃で20時間、次いで窒素中の2容量%
酸素で520℃で20時間処理した。触媒押出品を粉砕
し、20〜40メッシュにふるった。
【0041】次いで触媒0.25gを、ヘリウム中のエチ
レン、ヘリウムパージ及び水素処理を350℃で行なっ
たことを除いて実施例2に記載したようにエチレンで処
理した。次いで触媒の性能を、また実施例2に記載した
ようにMCP改質試験を用いて評価した。さらに、触媒
0.25gを、エチレン、次のヘリウム及び水素処理を4
00℃で行なったことを除いてまた実施例2に記載した
ようにエチレンで処理した。再びこの触媒の性能を、実
施例2に記載したようにMCP改質試験を用いて評価
し、結果は表5中に示される。
【0042】比較のために非処理Pt −Ir 触媒の性能
もまた、前記のように酸素処理した後リアクターから取
出した触媒0.25g、及び実施例2に記載したように水
素処理及びMCP改質条件を用いて評価した。結果はま
た表5中に示される。
【0043】
【表3】
【0044】結果はエチレン処理触媒が非処理触媒より
も望ましくない水素化分解生成物の非常に低い収率を与
えることを示す。さらに、エチレンで400℃で処理し
た触媒はオンストリーム155分後に非処理触媒よりも
ベンゼン(所望の生成物)の高い収率を与える。 実施例6 実施例5中に記載したリアクターから得られた再生Pt
−Ir /Al2O3 触媒0.5gを石英希釈剤0.5gと十分混
合し、この触媒/石英混合物を内径7mmのステレンス鋼
リアクター中へ装入した。触媒をH2 で、250ml /
分の流量で、500℃の温度及び2気圧の圧力で30分
間処理した。リアクター温度を450℃に下げ、触媒を
250ml /分のN2 で2気圧の圧力及び450℃の温
度で10分間パージした。次いで触媒をエチレンで、そ
れを窒素中に1容量%エチレンを含む流れに2気圧の圧
力及び100ml /分の流量で450℃で10分間接触
させることにより処理した。窒素流中のエチレンを止
め、次いで窒素を250ml/分の流量及び2気圧の圧
力で導入した。窒素流を止め、450℃で水素で10.9
気圧に加圧した。水素をこの温度及び圧力で30分間2
50ml /分の流量で触媒上に通した。
【0045】次いでこのエチレン処理した触媒の性能を
n−ヘプタンでの改質プロセス中に得られた生成物の測
定により評価した。改質プロセスは5.9±0.1のH2
ヘプタン比、500℃の温度、10.9気圧の圧力及び2
0v/v/時の空間速度で1時間行なった。この試験の
結果は、所望生成物、トルエン、及び望まない水素化分
解生成物、C1 〜C5 アルカン、の濃度がリアクター中
の時間の関数としてプロットされる図1中に示される。
図1はまた前記のように500℃で水素で処理したが、
しかしエチレン処理を省略した同じPt −Ir /Al2O3
触媒に対して同じ接触条件下に得られたデータのプロッ
トを示す。図1からトルエンの生成率が処理及び非処理
触媒に対して実質的に等しいことを知ることができる。
しかし、エチレン処理触媒は発熱水素化分解反応から生
ずるC1 〜C5 アルカンの生成において著しい低下を示
す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によりオレフィンで前処理した触媒の使
用から接触改質プロセスにおいて得られた結果を示すグ
ラフである。グラフはまた等価の非処理触媒の使用から
得られた比較結果を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300 (72)発明者 エリス マルッキ スース アメリカ合衆国 ニュージャージー州 07060ウォーレン アンガス レーン 6 (72)発明者 ミン チョー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95014 クーパーティノ ノース フット ヒル ブールヴァード 10330 アパート メント エイ−1 (72)発明者 ウィリアム エリス ゲイツ アメリカ合衆国 ニュージャージー州 08873サマーセット ウォルナット アベ ニュー 86 (72)発明者 シュン チョン フン アメリカ合衆国 ニュージャージー州 08807ブリッジウォーター パッペン ロ ード 855

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも1種の第VIII族貴金属及び担体
    を含む改質触媒を前処理する方法であって、触媒を不飽
    和脂肪族炭化水素に200〜500℃の温度で接触させ
    ることを含む方法。
  2. 【請求項2】 不飽和脂肪族炭化水素がオレフィンであ
    る、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 触媒を不飽和脂肪族炭化水素に300〜
    500℃の温度で接触させる、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 触媒を、不飽和脂肪族炭化水素0.1〜1
    0容量%を含むガス流により不飽和脂肪族炭化水素に接
    触させる、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 触媒が白金含有触媒である、請求項1に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 触媒がレニウムと組合せた第VIII族貴金
    属の組合せ及び担体を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 触媒が担体並びに白金、白金−イリジウ
    ム、白金−ロジウム、白金−ロジウム−イリジウム、白
    金−レニウム、白金−イリジウム−レニウム及びパラジ
    ウムからなる群から選ばれる金属又は金属組合わせを含
    む、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 担体がシリカ、アルミナ、無定形シリカ
    −アルミナ及びゼオライトからなる群から選ばれる、請
    求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 担体がゼオライトである、請求項1に記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 担体がLゼオライトである、請求項1
    に記載の方法。
  11. 【請求項11】 触媒を不飽和脂肪族炭化水素に接触さ
    せた後、それを250〜650℃の温度で水素で処理す
    る、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 触媒を不飽和脂肪族炭化水素に接触さ
    せた後、300〜550℃の温度で不活性ガスにさら
    し、次いで250〜650℃の温度で水素で処理する、
    請求項1に記載の方法。
JP3049463A 1990-03-22 1991-03-14 改質触媒の調製法 Pending JPH0751576A (ja)

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EP0448366A1 (en) 1991-09-25
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