JPH07508985A - マイコバクテリウム・チュバーキュローシスに対して有効な5’−インドリニルオキサゾリジノン類 - Google Patents

マイコバクテリウム・チュバーキュローシスに対して有効な5’−インドリニルオキサゾリジノン類

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JPH07508985A
JPH07508985A JP6503294A JP50329494A JPH07508985A JP H07508985 A JPH07508985 A JP H07508985A JP 6503294 A JP6503294 A JP 6503294A JP 50329494 A JP50329494 A JP 50329494A JP H07508985 A JPH07508985 A JP H07508985A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 マイコバクテリウム・チュバーキュローンスに対して有効な5゛ −インドリニ ルオキサゾリジノン類発明の背景 1 発明の分野 本発明は、マイコバクテリウム・チュバーキュローシス(Mycobacter iumtuberculosis)によって引き起こされる結核の治療のための 2種の5°−インドリニルオキサゾリジノン類(1)の使用に関するものである 。
2、関連する技術の記述 結核(Tuberculosis (TB))はエム・チュバーキュローンスに よって引き起こされるよく知られた疾病である。
現在結核に感染している人々を治療するために、さまざまな薬剤が使用されてい る。これらの医薬上の薬剤のうち最も普通のものは、イソニアシト、リフアンピ ン、エタンブトール、p−アミノサリチル酸、ピラジンアミド、ストレプトマイ ノン、カブレオマイシン、シクロセリン、ニチオンアミド、そしてカナマイシン とアミノグリコンド系抗生物質とそれらの混合物を含む。
1950年代の抗生物質と、よりよい健康管理の習慣の導入以来、結核の発生率 は、1985年まで毎年平均6%減少してきていた。それ以来新しい結核の症例 が毎年16%増加してきている。この結核の発生率の増加はエム・チュバーキュ ローノスの多剤耐性の株の発生に伴うものである。結核は発展途上国においても 未発展の国においても発生率が減少することは決してなく、付加的な症例がエイ ズ(AIDS)の増加に関連していたので、世界保健機関(theWorldH ealth Organization)は最近、切迫して必要とされる結核を 治療する新しい抗生物質の開発のための仕事のグループを設立した。
結核に感染した人々を治療するための、現在使用できる医薬上の薬剤はあるが、 現在の治療に耐性があるエム・チュバーキュローンスの株の発達により、よりよ い薬剤を手に入れることがたいへん望まれている。
米国特許第4.128.654号には植物の、カビおよび細菌による病気を抑制 するのに有用な5−ハロメチルフェニル−2−オキサゾリジノン類が開示されて いる。
米国特許第4.250,318号には、抗−を病の効用のある、3−置換のフェ ニル−5−ヒドロキシメチルオキサゾリンノン類が開示されている。
米国再発行特許第29.607号には抗−蒙作用、心を落ち着かせる作用、鎮静 作用を持つ、3−5I換のフェニル−5−ヒドロキシメチルオキサゾリジノン類 が開示されている。
米国特許第4.340.606号には哺乳類において抗菌作用のある、3−(p −アルキルスルホニル)フェニル−5−(ヒドロキシメチルまたはアシルオキ/ メチル)オキサゾリジノン類が開示されている。
ベルギー特許第892.270号には、モノアミンオキ/ダーゼの阻害剤である 3−((アリールアルキル、アリールアルケニルまたはアリールアセチレン置換 の)フェニル)−5−(アミノメチル)オキサゾリジノン類が開示されている。
米国特許第4.461.773号には、抗菌作用のある、3−置換のフェニル− 5−ヒドロキノメチルオキサゾリジノン類が開示されている。
欧州特許出願公開筒127.902号と第184.170号には抗菌作用のある 3−置換のフェニル−5−アミドメチルオキサゾリジノン類が開示されている。
抗−微生物慕剤と化学療法(^ntimicrobial Agents an d Chemotherapy) 、第1791号、(1987年)では上で議 論した欧州特許出願公開筒127.902号と第184.170号に開示されて いる化合物について議論し、これらの新しい化合物をよく知られた抗生物質と比 較している。
米国特許第4.705.799号には、抗菌作用を有するスルフィド、スルホキ シド、スルホンおよびスルホンアミドを含むアミノメチルオキソオキサゾリンニ ルベンゼン誘導体が開示されている。
米国特許第4.801.600号には、6° −インドリニルオキサゾリジノン 類(イノトリニル窒素はオキサシリ/ノン窒素に対してメタである)が開示され ている。
米国特許第5.036.092号および第5.039,690号には、6゛ − インドリニルオキサゾリジノン類が開示されているが、本発明の化合物は5°− インドリニルオキサゾリジノンである。
ダイアグノスティック・マイクロバイオロジー・アンド・インフェクシャス・デ ィシーズ(Diagnostic Microbiology and Inf ectious Disease) 、第14巻、第465〜第471頁(19 91年)には、オキサゾリジノン類である、(十)−DUP−721が、結核に 対し有効であることが開示されている。
5°−インドリニルオキサゾリジノン類は公知である[1989年、8月22日 に出願された国際特許出願番号PCT/US89103548号に基づき、19 90年3月22日に公開された国際公開番号W○90102744号参照]。
より具体的には、3−(5° −1−ヒドロキシアセチルインドリニル)−5β −(アセトアミドメチル)−オキサゾリジン−2−オン、より好ましくは5−( S)−N−(1’ −ヒドロキシアセチル−5゛ −インドリニル)−5−(ア セトアミドメチル)−2−オキサゾリジノンと呼ばれているものは公知である[ 国際公開番号W090102744、実施例122参照コ。この化合物の光学活 性な形は実施例150に開示されている。5−(S)−N−(1’ −(2−チ オフェンカルボニル)−5゛ −インドリニル)−5−(アセトアミドメチル) −2−オキサゾリジノンもまた公知である[国際公開番号W090102744 の実施例146参照]。
発明の要約 開示されるのは、 5−(S)−N−(1’ −ヒドロキシアセチル−5° −インドリニル)−5 −(アセトアミドメチル)−2−オキサゾリジノン、および5−(S)−N−( 1’ −(2−チオフェンカルボニル)−5゛ −インドリニル)−5−(アセ トアミドメチル)−2−オキサシリンノンよりなる群から選択される、5° − インドリニルオキサゾリジノンならびにその医薬上許容される塩の有効量を投与 することからなる、マイコバクテリウム・チュバーキュローノスによって引き起 こされる結核にかかったヒトの治療方法である。
発明の詳細な説明 5゛−インドリニルオキサゾリジノン類は公知である[国際公開番号WO901 02744号、式(X[)の化合物参照]。5゛ −インドリニルオキサゾリジ ノン類は不斉中心を含み、それゆえ一つは「S」であり、もう一つはrRJであ る二つのエナンチオマーを生成し、これらのどちらかが(+/d)でもう一つが (−/ I )でありうる。(+)−3−(5° −1−ヒドロキシアセチルイ ンドリニル)−5β−(アセトアミドメチル)オキサゾリジン−2−オンは公知 である[国際公開番号W090102744、実施例122参照]。この化合物 の抗菌活性形は「S」のエナンチオマーで、これは実施例150にラセミ混合物 の分割によって得られるものとして開示されている。この光学活性な形は国際公 開番号WO90102744において、3−(5° −1−ヒドロキシアセチル インドリニル)−5β−(アセトアミドメチル)オキサゾリジン−2−オンと名 付けられた。しかしながら、より好ましい名称は5−(S)−N−(1’ −ヒ ドロキシアセチル−5°−インド−N−(1’ −(2−チオフェンカルボニル )−5° −インドリニル)−5−(アセトアミドメチル)−2−オキサゾリジ ノンもまた公知である[国際公開番号WO90102744の実施例146参照 ]。
オキサゾリジノン類のラセミ体は、結核を治療するのに有効であるが、ラセミ体 よりむしろ、活性なエナンチオマーを用いる方がずっと好ましい。光学活性な形 は、国際公開番号WO90102744に記載されているうセミ混合物の分割に よって得られるが、望まれるエナンチオマーを立体選択的合成によって調製する ことが好ましい。5−(S)−N−(1’ −ヒドロキシアセチル−5゛ −イ ンドリニル)−5−(アセトアミドメチル)−2−オキサゾリジノンを製造する 一つの方法は、そのラセミ型の分割による。もう一つの方法は実施例1〜9の方 法による。
より好ましい方法は、以下に述べるように、実施例14〜19の方法による。同 様に、5−(S)−N−(1° −(2−チオフェンカルボニル)−5° −イ ンドリニル)−5−(アセトアミドメチル)−2−オキサゾリジノンを生成する 方法の一つは、ラセミ型の分割による。もう一つの方法は、実施例10〜13の 方法による。
より好ましい方法は、以下に述べるように、実施例14〜17と実施例20の方 法による。
光学活性なものを作る、より好ましい方法は、−78℃において、不活性気体の 存在下、好ましくは窒素雰囲気下、テトラヒドロフランまたはエーテル溶液中の 公知の1−カルポーt−ブチルオキシ−(N−カルボベンジルオキシ)−5−ア ミノインドリン〔米国特許第5,164.510号、実施例11、化合物(rV )]で出発し、n−ブチルリチウム/ヘキサンで処理し、次いで(R)−酪酸グ リシジルを添加し、この混合物を20〜25℃に加温することである。この方法 により、望む立体異性(R)を持った、即ち5−β配置をとる光学活性な5−ヒ ドロキシメチルオキサゾリジノンを高収率で生成する[実施例14参照]。
次いで、このアルコールをテトラヒドロフランまたはエーテル中のトリフェニル ホスフィンおよびジエチルアゾンカルボキシレートで処理して、光学活性な5− フタルイミドメチルオキサゾリジノンを得る[実施例15参照]。
実施例16には、この5−フタルイミドメチル化合物をフタルイミド基を除去す るためのメチルアミンまたはヒドラジンの水溶液等の試薬で処理して、中間体の 5−アミノメチルオキサゾリジノンが得られることが開示されている。これは精 製せず、直ちにピリジンまたは塩化メチレン中で無水酢酸または塩化アセチルに よる処理でアセチル化して、[カルポーt−プチルオキシコー保護基をインドリ ニル窒素に持つ(S)−5−アセトアミドメチルオキサゾリジノンが得られる。
実施例17には、粗化合物であるインドリンオキサゾリジノンを生成するための そのまま、あるいは塩化メチレン中でのトリフルオロ酢酸の添加による保護基の 除去が開示されている。
実施例18には、ベンジルオキシアセチルインドリニル化合物を生成するための 、塩化メチレンあるいはエーテル中での、トリエチルアミンあるいはジイソプロ ピルエチルアミンの存在下、インドリン窒素のアシル化が、塩化ペンジルオキシ アセチルの添加によってなされることが開示されている。酢酸エチルまたはメタ ノール中でのパラジウムブラックまたはパラジウム/チャーコールの存在下にお けるこの化合物の水素処理(実施例19)によって、(S)−5−アセトアミド メチル−3−(5’−1−ヒドロキシアセチルインドリニル)−オキサゾリジノ ンを生成する。
実施例17の生成物を塩化2−チオフェンカルボニル(実施例20)でアシル化 すると、生成物は5−(S)−N−(1° −(2−チオフェンカルボニル)− 5° −インドリニル)−5−(アセトアミドメチル)−2−オキサゾリジノン である。
5゛ −インドリニルオキサゾリジノン類は非経口的にも、経口でも投与できる 。
当業者にはプロピレングリコールのごとき適当な溶媒を用いて、5゛−インドリ ニルオキサゾリジノン類を、経口的(錠剤、カプセル剤)または非経口的(滅菌 溶液)用の適当な医薬投与形態に処方する方法は知られている。
5°−インドリニルオキサゾリジノン類は、これらの抗生物質に感受性のある、 エム・チュバーキュローンスの株に感染したヒトにおいて結核を治療するのに有 用である。5° −インドリニルオキサジノンノン類は一日当たり約50mgか ら約3.000mgの投与量で投与される。5° −インドリニルオキサゾリジ ノン類は、−日当たり約100mgから約2.000mgの用量で投与されるの が好ましい。5゛ −インドリニルオキサゾリジノン類は経口的に投与され、毎 日の全投与量は、−日当たり1から4つの分量に分けられる。
5° −インドリニルオキサジノンノン類は単独で使用することも、それぞれ組 み合わせて使用したり、当業者に知られている他の抗生物質と組み合わせて使用 することもできる。5゛ −インドリニルオキサゾリジノン類と組み合わせて使 用される好ましい1剤は、イソニアシト、リフアンピン、エタンブトール、p− アミノサリチル酸、ピラジンアミド、ストレプトマイシン、カナマイノン、カブ レオマイシン、ノクロセリン、およびニチオンアミドを含むが、これらに限定さ れることはない。
ヒトがエム・チュバーキュローノスに感染したかどうかを決定する方法も、これ らの生物が5′−インドリニルオキサゾリジノン類に感受性があるか否かを決定 する方法も当業者には知られている。
投与の正確な量と頻度は、当業者によく知られているように、使用される具体的 な5° −インドリニルオキサジノンノン類、治療される者の具体的な状態、治 療される者の状態の重症度、特定の患者の年齢、体重、および一般的な身体の状 態、施されるであろう個々の薬物治療に依存し、より正確には、患者の血中の5 ° −インドリニルオキサゾリジノン類のレベルまたは濃度の測定および/また は治療される者の具体的な状態に対する患者の反応により決定される。
定義と約束 以下の定義と説明は明細と請求の範囲の双方を含む、この明細書全体を通して使 用される言葉に対する。
定義 全ての温度は摂氏で表される。
TLCは薄層クロマトグラフィーを意味する。
THFはテトラヒドロフランを意味する。
セーラインは飽和塩化ナトリウム水溶液を意味する。
溶媒を対で使用する時は、溶媒の比率は、体積/体積の割合(V / V )で ある。
溶媒中の固体の溶解度が使用されるときは、溶媒中の固体の比率は重量/体積の 割合(wt/v)である。
IRは赤外線スペクトルを意味する。
[α]n25は、25℃における、ナトリウムD線(5893人)による平面偏 光の回転角(比旋光度)を意味する。
MSはm/eまたは質量/電荷単位で表されるマススペクトルを意味する。
[M+H]゛は、粗化合物と水素原子を加えた陽イオンを意味する。Elは電子 衝撃を意味する。CIは化学イオン化を意味する。FABは速電子衝撃を意味す る。
医薬上許容されるとは、薬理学上/毒物学上の見地から患者に、および組成、処 方、安定性、患者の許容およびバイオアベイラビリティ−に関する身体的/化学 的な見地から製造業の製薬化学者に許容されるそれらの特質および/または物質 を意味する。
エム・チュバーキュローンスはマイコバクテリウム・チュバーキュローシスを意 味する。
実施例 これ以上の推敲なしに、当業者が、以下の明細書の記述を用いて、本発明を充分 な広がりをもって実行できることが信じられる。以下の詳細な実施例は、種々の 化合物の調製法および/または本発明の様々なプロセスの実施法を記述し、単に 実例になると解釈されるべきで、決して以下の開示の制限だと解されるべきでは ない。当業者は本手順から反応物についても反応条件および技術についても迅速 に適当な変法を理解するであろう。
実施例I N−ベンジルオキシアセチル−5−ニトロ−インドリン(A)トリエ チルアミン(45ml)をテトラヒドロフラン(250m l )中の5−ニト ロインドリン(42,05g)の溶液に添加し、混合物を0℃に冷却し、次いで THF (50ml)中の塩化ベンジルオキ/アセチル(48,6g)の溶液を 15分間にわたり添加し、混合物をさらに1.25時間水浴中で撹拌し、3時間 にわたって20℃から25℃まで加温する。水性仕上げ処理により固体が得られ 、これをアセトン/水から再結晶して標題の化合物を得る(融点137〜139 ℃)。
実施例2 N−ベンジルオキ/アセチル−5−アミノ−インドリン(B)メタノ ール/酢酸エチル(18/82,1.1リツトル)中のN−ベンジルオキ/アセ チル−5−ニトロ−インドリン(A、実施例1.12.26g)の混合物に窒素 雰囲気下でパラジウム/チャーコール(10%、1.55g)を添加し、フラス コを交互に真空にひき、バルーンからの水素で満たしく3回)、混合物を次いで 20℃から25℃の間で4時間撹拌する。混合物を脱気し、次いで珪藻土で濾過 し、パッドを酢酸エチルで洗浄する。濾液を約200m1容量まで濃縮し、結晶 の固体が沈澱し、これを集めて標題の化合物を得る(融点105〜106℃)。
実施例3 N−ベンジルオキ/アセチルー5−[(2’ −(R)−ヒドロキシ −3° −ブチレート)プロピルアミノコインドリン(C)以下の方法はエム・ チニ(M、 Chini)、ピー・クロッティ(p、 (:rotti)および エフ・マチア(F、 1lacchia)らの、「穏やかで効果的なオキシラン のアミノ分解のための新しい触媒としての金属塩」、テトラヘドロン・レターズ (TetrahedronLetters)、第31巻、4661頁、(199 0年)に述べられている方法を修正したものである。前述の合成方法では充分当 量の塩化亜鉛を使用するが、雌体の生成のため、反応が停止し、副反応がより優 先することが見いだされたので、5モル%の塩化亜鉛を用いる。
炎乾したフラスコ中、アセトニトリル(65ml)中のN−ベンジルオキシアセ チル−5−アミノ−インドリン(B、実施例2.4.94 g)をゆっくり添加 しつつ、塩化亜鉛(0,12g)を乾燥アセトニトリル(10ml)に溶解し、 次いで(R−)酪酸グリシジル(3,0m1)を添加し、混合物を20℃から2 5℃の間で撹拌する。混合物を計2日間還流し、水(200ml)に注ぎ込み、 酢酸エチル(5X50ml)で抽出する。相分離し、有機層をMgSO4上で乾 燥し、減圧上濃縮して油状の残渣を得る。これを精製することなく、続く反応に 用いる;TLCによる分析で、望む化合物に相当するアセトン/塩化メチレン( 10/90)の系で、シリカゲル上Rf=0.16のスポットが示される。分析 用試料は、この系を用いて精製し、MSのための試料を得る。MSSCHH3゜ O,N、として、計算値=426.2155、実測値=426.2153゜実施 例4 5−(R)−N−(1’ −ベンジルオキシアセチル−5゛ −インドリ ニル)−5−(ブチリルオキシメチル)−2−オキサゾリンノン(D)塩化メチ レン(255ml)中のN−ベンジルオキ/アセチル−5−[(2’ −(R) −ヒドロキシ−3° −ブチレート)プロピルアミノコインドリン(C,実施例 3.5.8 g)の混合物に、窒素雰囲気下−15℃において、トルエン中のホ スゲン(1,93M、8.4m1)溶液を添加し、混合物を1時間かかってゆっ くり0℃とする。さらに15分後、ジイソプロピルエチルアミン(5,7m l  )を5分間にわたり滴下し、次いで混合物を50分間水浴中で撹拌し、続いて 22℃まで加温し、INの塩酸(50ml)に注ぐ。相分離し、水層を塩化メチ レン(3×25m1)で抽出する。合した有機層を順次6約75m1の飽和重炭 酸ナトリウム水溶液、水、セーラインで洗浄し、次いでMg5O,上で乾燥し、 減圧下で濃縮する。残渣を塩化メチレン中のアセトン(2%〜9%)のグラジェ ントによる溶出で、シリカゲル上(6cmX38cmのカラム、40〜63μ) で精製する。
適当なフラクションを溜め、濃縮して標題の化合物を得る。
実施例5 5 (R) N (1° −ベンジルオキシアセチル−5゛−インド リニル)−5−(ブチリルオキシメチル)−2−オキサゾリジノン(D)THF (3ml)中のN−ベンノルオキシアセチル−5−[(2°−(R)−ヒドロキ シ−3゛−ブチレート)プロピルアミノコインドリン(C,実施例3.0.69 g)およびカルボニルジイミダゾール(0,26g)の混合物を7日間還流し、 次いでさらにTHF (0,5m1)中のカルボニルジイミダゾール(0,26 g)を追加し、混合物を5時間還流する。混合物を15N希塩酸に注ぎ、相分離 し、水層を酢酸エチルで抽出し、上記のように精製して、標題の化合物を得る。
〜ts、C25H□@ 06 N 2として、計算値=452.1947、実測 値に452.1940:1R(−1−一ト)1742.1668cm−’0実施 例6 5−(R)−N−(1’ −ベンジルオキシアセチル−5°−インドリニ ル)−5−(ヒドロキシメチル)−2−オキサゾリジノン(E)メタノール(1 ml)中の5−(R)−N−(1’ −ベンジルオキ/アセチル−5−インドリ ニル)−5−(ブチリルオキシメチル)−2−オキサゾリジノン(1)、実施例 5.0.050g)の溶液にメタノール(25%、2.5μl)中のナトリウム メトキンドを添加し、混合物を20℃で1時間撹拌し、混合物を濃縮して残渣を 得る。酢酸エチル(3回の流出液)中の250μのシリカゲルプレート上の精製 により、標題の化合物を得る。TLCRf=0.28(酢酸エチル)。
F、ABMS、C21H22N205として、計算値=382.1529、実測 値=382.1529゜ 実施例7 5−(R)−N−(1’ −ベンノルオキシアセチル−5′−インド リニル)−5−(アジドメチル)−2−オキサゾリジノン(F)米国特許第4. 801.600号に記載されている一般的な方法により、重要でなく変形をイテ って、5−(R)−N−(1’ −ベンジルオキ/アセチル−5° −インドリ ニル)−5−(ヒドロキシメチル)−2−オキサゾリンノン(E、実施例6)を 塩化メチレン中の塩化メタンスルホニルおよびトリエチルアミンで処理し、次い て還流アセトン−水中で、アノ化ナトリウムで置換することによりアザイドに変 換する。これを直ちに次の反応に用いる。
実施例8 5−(S)−N−(1’ −ベンジルオキシアセチル−5°−インド リニル)−5−(アセトアミドメチル)−2−オキサゾリジノン(H)実施例2 の一般的な方法に従い、ベンノル基の望ましくない開裂が起こらないようにアザ イドの還元を検査する以外は重要でない変形を行って、5−(R)−N−(1’  −ベンジルオキ/アセチル−5“ −インドリニル)−5−(アジドメチル) −2−オキサゾリジノン(F、実施例7)を、酢酸エチル中、水素−気圧中パラ ジウム/チャーコールによる処理によりアミン(G)に変換する。水素ガスの除 去と窒素ガスによる洗浄の後、ピリジンおよび無水酢酸(各々2モル当量)を添 加し、反応物を12時間の間20℃から25℃で撹拌し、次いで珪藻土で濾過し 、濾液を濃縮する。残渣をメタノール/酢酸エチルのグラジェントを用いたカラ ムクロマトグラフィーによって精製し、標題の化合物を得る。
実施例9 5−(S)−N−(1°−ヒドロキシアセチル−5゛−インドリニル )−5−(アセトアミドメチル)−2−オキサゾリジノン(1)5− (S)  −N −(1°−ベンジルオキシアセチル−5°−インドリニル)−5−(アセ トアミドメチル)−2−オキサゾリジノン(H,実施例8)を酢酸エチル中に溶 解し、混合物を窒素ガスで洗浄し、次いでパラジウム/チャーコールを添加後、 水素(バルーン)添加し、混合物をTLCによる分析で完全に出発物質が変換さ れるまで撹拌する。混合物を珪藻土で濾過し、濃縮し、残渣を7す力ゲル(メタ ノール/酢酸エチル)上のカラムクロマトグラフィーにより精製して標題の化合 物を得る。
実施例1ON−(t−ブチルオキ7カルポニル)−5−[(2° −(R)−ヒ ドロキシ−3゛ −ブチレート)プロピルアミノコ−インドリン(J)実施例3 の一般的な方法に従い、N−(t−プチルオキシ力ルポニル)−5−アミノイン ドリンを出発物質とする以外は重要でない変形を行って、標題の化合物を得る。
実施例11 5−(S)−N−(1’ −(t−プチルオキシカルボニル)−5 °−インドリニル)−5−(アセトアミドメチル)−2−オキサゾリジノン実施 例4〜8の一般的な方法に従い、N−(t−ブチルオキシカルボニル)=5−[ (2’ −(R)−ヒドロキシ−3′ −ブチレート)プロピルアミノコインド リン(実施例10)を出発物質とする以外は重要でない変形を行って、標題の化 合物を得る。
実施例12 5(S)−N−(5° −インドリニル)−5−(アセトアミドメ チル)−2−オキサゾリジノン(L) 20倍過剰のトリフルオロ酢酸をゆっ(り約5分間にわたって塩化メチレン中の 5−(S)−N−(1° −(1−ブチルオキシカルボニル)−5°−インドリ ニル)−5−(アセトアミドメチル)−2−オキサゾリンノン(K、実施例11 )に0℃において添加する。混合物をその温度で3時間撹拌する。次いで該混合 物にゆっ(り飽相重炭酸ナトリウム水溶液を添加することにより中和する。相分 離し、水層を塩化メチレンで抽出して標題の化合物を得る。
実施例13 5−(S) −N −(1’ −(2−チオフェンカルボニル)− 5゛ −インドリニル)−5−(アセトアミドメチル)−2−オキサゾリジノン (P)国際公開番号W090102744、実施例18に従い、重要でない変形 を行って、5(S)−N−(5’ −インドリニル)−5−(アセトアミドメチ ル)−2−オキサゾリジノン(し、実施例12)を出発物質とし、適当な対応す るアンル化試薬を用いて、標題の化合物を得る。
実施例14 (R)−3−(5’ −1−カルポーt−ブチルオキシインドリニ ル)−5−(ヒドロキシメチル)−オキサゾリジン−2−オンn−ブチルリチウ ム/ヘキサン(1,6M、1’6.7m1)を、新たに蒸留したテトラヒドロフ ラン(140ml)中の1−カルボ−t−プチルオキシ−(N−カルボベンジル オキ/)−5−アミノインドリン(■、米国特許第5.164.510号、実施 例11.9.371 g)の混合物に、−78℃において、窒素雰囲気下で5分 間にわたり滴下した。混合物を10分間撹拌し、次いで(R)−酪酸グリンジル (4,0m1)をノリンジを通して添加し、混合物を、1時間−78℃において 撹拌し、ゆっくり一晩かけて20℃にまで加温する。
飽和塩化アンモニウム水溶液(100ml)および水(200ml)を混合物に 添加し、該混合物を酢酸エチル(125m1.次いで3X100ml)で抽出し 、合した有機層をセーラインで洗浄し、Mg5O4上で乾燥する。混合物を濾過 し、濾液を濃縮して固体が得られ、これを熱酢酸エチル/ヘキサンがら再結晶し て、標題の化合物を得る。融点154〜157℃、[αコ、=−40’ (CH Cll)。
実施例15 (R) −3−(5° −1−カルボ−1−ブチルオキシインドリ ニル)−5−(フタルイミドメチル)−オキサゾリジン−2−オン新たに蒸留し たテトラヒドロフラン(175ml)中の、(R)−3−(5’ −1−カルボ ー【−ブチルオキツイントリニル)−5−(ヒドロキシメチル)−オキサゾリジ ン−2−オン(実施例14.7.103g)、フタルイミド(3,228g)、 およびトリフェニルホスフィン(5,804g)の混合物に、0℃において、窒 素存在下ノエチルアゾジカルボキシレート(3,45m1)を3分間にわたり添 加する。混合物を0℃において45分間撹拌し、次いで一晩かけて20”Cにし 、揮発性成分をロータリーエバポレーターで除去する。残渣をシリカゲルの40 〜63マイクロの、4.5cm(高さ)xlo、Ocm (直径)のカラムにか けて精製し、塩化メチレンで流出する。適当なフラクションを溜めて濃縮して、 標題の化合物ヲ得ル、[α]、=−52° (CHsCN);MS(EI、相対 量)463(M”、7.5)。
実施例16 (S)−3−(5’ −1−カルボ−t−ブチルオキシインドリニ ル)−5−(アセトアミドメチル)−オキサゾリジン−2−オン(K)無水エタ ノール(100ml)中の(R)−3−(5’ −1−カルボ−t−ブチルオキ シインドリニル)−5−(フタルイミドメチル)−オキサゾリジン−2−オン( 実施例15.8.826g)の混合物およびメチルアミン水溶液(40%、50 m1)を、窒素雰囲気下で1.5時間加熱し、還流する。揮発性の物質を減圧下 0゜1トールで加熱することによって除去し、濃縮液を得る。この濃縮液に50 m1のピリノンおよび25m1の無水酢酸を20’Cにおいて添加する。少し発 熱したので、フラスコを水浴中で冷却し、温度を約30℃に保つ。13時間撹拌 した後、揮発性物質を減圧蒸留(0,1トール)によって除去し、残渣を得る。
この残渣を40〜63ミクロン、直径9.6cmx高さ4cmのシリカゲル上の クロマトグラフィーで、塩化メチレン中アセトンのグランエンド(0〜50%、 体積/体ff1)で溶出する。適当なフラクションを溜め、濃縮して標題の化合 物を得る。
融へ1535〜155℃ 実施例17 (S)−3−(5°−インドリニル)−5−(アセトアミドメチル )−オキサゾリシン−2−オン(L) トリフルオロ酢酸(5ml)を、塩化メチレン(40ml)中の(S)−3−( 5’ −1−カルボ−t−ブチルオキシインドリニル)−5−(アセトアミドメ チル)−オキサシリノン−2−オン(K、実施例]6.4.705g)の混合物 に、0℃において、窒素雰囲気下で添加し、水浴を除く。4時間後、混合物を濃 縮し、塩化メチレン(8ml)およびトリフルオロ酢酸(7ml)を20〜25 ℃において添加する。さらに2時間撹拌した後、混合物を減圧上濃縮し、残渣を 飽和重炭酸ナトリウム水溶液と氷の混合物に注ぎ、混合物を塩化メチレン(50 0ml)で24時間抽出し続ける。有機層を合し、MgSO4上で乾燥し、濃縮 して標題の化合物を得る。融点47〜50°C:TLCRf=0.11、メタノ ール/酢酸エチル(10/90)。
実施例18 (S) −3−(5’ −1−ペンノルオキシアセチルインドリニ ル)−5−(アセトアミドメチル)−オキサゾリジン−2−オン塩化へ/ノルオ キシアセチル(2,27m1)を5分間にわたって(S)−3−(5° −イン ドリニル)−5−(アセトアミドメチル)−オキサゾリジン−2−オン(L、、 実施例17.3.445g)と塩化メチレン(100ml)中のトリエチルアミ ン(2,62m l )の混合物に、0℃において窒素雰囲気下で滴下する。混 合物をゆっくり一晩かけて20℃にする。混合物を0℃に冷却し、濾過し、集め た物質を水(2〉、50m1)で洗浄し、真空オーブンで70℃で乾燥する。該 固体を熱塩化ゼチレ/およびヘキサンから再結晶して、標題の化合物を得る、融 点188〜189℃、7αコ ゎ=−13° (C)(CI 3)。
実施例19 (S)−3−(5’−1−ヒドロキシアセチルインドリニル)−5 −(アセトアミドメチル)−オキサゾリジン−2−オン(1)メタノール/塩化 メチレン(10/90,500m1)中の(S)−3−(5’ −1−ペンノル オキシアセチルインドリニル)−5−(アセトアミドメチル)−オキサゾリジン −2−オン(実施例18.9.119 g)の混合物を入れた反応フラスコを真 空にひき、3回にわたり窒素ガスで満たし、次いで0.96gのパラジウムブラ ックを添加し、フラスコを再び真空にひいて3回にわたり窒素ガスで満たし、次 いで真空にひいてバルーンからの水素で満たす(3回)。混合物を20〜25℃ において計4時間にわたり撹拌した後、水素を除去し、混合物を珪藻土で濾過し 、濾液を減圧下で濃縮して固体を得る。この固体を35℃浴中で、メタノール/ 酢酸エチル(10/90.200m1)でトリチュレートし、次いで20℃に冷 却し、この固体を集めて標題の化合物を得る、融点198〜199℃、[αコ、 =−21° (DMSO) 。
実施例20 (S)−3−(5° −1−((2−チオフェンカルボニル)イン ドリニル)−5−(アセトアミドメチル)−オキサゾリジン−2−オン(P)ト リエチルアミン(2,5m1)に次いで、塩化2−チオフェンカルボニル(1, 5m1)を、塩化メチレン(70ml)中の(S)−3−(5°−インドリニル )−5−(アセトアミドメチル)−オキサゾリジン−2−オン(L、実施例17 .3.289g)の混合物に窒素雰囲気下、0℃において、3分間にわたり添加 する。混合物を一晩かけて20〜25℃にする。混合物を濾過し、固体を塩化メ チレンで洗浄した後、水で洗浄し、真空オーブン中で60℃で乾燥する。固体を アセトン−水から再結晶し、標題の化合物を得る、融点193〜198℃、[α ]D=−38° (ジメチルホルムアミド)。
実施例、A58才の、エム・チュバーキュロー/スに感染した体重80kgの男 性 58才の、体重80kgの白人の男性が、咳、虚弱、夜汗、および息切れによっ て特徴付けられる病気のために医療手当をめる。この患者の胸部レントゲン写真 には、結核の診断と矛盾しない極度のキヤピラリ・ディシーズ(cavitar ydisease)がみられる。咳から採取した菌の培養ではエム・チュバーキ ュローノスが陽性であり、この生物はイソニアノド、リフアンピン、およびスト レブトマイ/ンに耐性であることが見いだされる。この患者は入院し、4週間に わたり計2000mg/日の投与量で、経口的に5(S)−N−(1° −ヒド ロキシアセチル−5° −インドリニル)−5−(アセトアミドメチル)−2− オキサゾリジノンを投与される。結核の兆候、症状はゆっくりと消え、生存可能 なエム・チュバーキュロー/スの菌はもはやこの患者の岐からは単離されない。
そして患者の胸部レントゲン写真は正常に戻る。この患者は退院する。
実施例B エム・チュバーキュローンスに感染した30才の、体重60kgの女 性 30才の、体重60kgの黒人の女性が肺結核と診断される。彼女の岐からの単 離菌はイソニアシトにもp−アミンサリチル酸にも感受性であると決定される。
彼女はイソニアシトとp−アミノサリチル酸を経口で投与する治療法での外来帝 者として扱われる、しかし彼女の状態が好転しなかったので、3週間で戻って来 る。新しい咳からの培養菌からイソニアシトに耐性であるエム・チュバーキュロ ーンスが育つ。他の抗生物貢に加え、2力月の間経口的に1000mg/日の投 与量でこの患者に5(S)−N−(1“−ヒドロキシアセチル−5゛−インドリ ニル)−5−(アセトアミドメチル)−2−オキサゾリジノンを投与する。−カ 月以内に結核の兆候と症状はゆっくりと消える。病後3.6、および12力月に 採取した咳から単離した培養菌ではエム・チュバーキュローノスは陰性である。
実施例Cエム・チュバーキュローノスに感染した36オの、エイズ(AIDS) の男性 後天性免疫不全症候群(AIDS)の、36オの白人男性が、内科医のところに 、熱、体重の減少、および咳の症状で訪れる。胸部レントゲン写真で肺に感染の ための病巣が見られる。吐き出した咳ではエム・チュバーキュローノスは陰性で あるが、気管支鏡検査法による組織の生検では、生存可能なエム・チュバーキュ ローノスを含んでいる。この単離菌が一般的に行われるイソニアシトとりファン ピンによる治療に感受性であるということを示す感受性の報告にもかかわらず、 この患者はかれのエイズの状態のために3種類の薬剤の治療(イソニアシト、リ フアンピン、およびエタンブトール)を受ける。この患者は最初回復に向かった が、次いで彼の状態は悪い状態に逆戻りする。新しい岐からの培養菌によってリ フアンピンには耐性を獲得したが、5(S)−N−(1’ −ヒドロキシアセチ ル−5° −インドリニル)−5−(アセトアミドメチル)−2−オキサゾリジ ノンには感受性であるエム・チュバーキュローンスの存在が示唆される。療法の りファンピンの部分が1000mg/日の投与量の、経口投与の5−(S)−N −(1’ −ヒドロキシアセチル−5゛ −インドリニル)−5−(アセトアミ ドメチル)−2−オキサゾリジノンに置き換えられる。3週間以内に結核の兆候 と症状は解決される。この患者は引き続き8力月の間3種類の薬剤の療法を受け る。治療後の咬から採取した菌の培養ではエム・チュバーキュローシスが陰性で ある。患者には終身、感染の再発を防ぐためにイソニアシトを予防的に与える。
、 、、 PCT/US 93104850フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、0A(BF、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML、  MR,NE、 SN。
TD、 TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,BY。
CA、CH,CZ、DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR, KZ、LK、LU、MG、MN、MW、NL、No、NZ、PL、PT、R○、  RU。
SD、SE、SK、UA、US、VN

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.5−(S)−N−(1′−ヒドロキシアセチル−5′−インドリニル)−5 −(アセトアミドメチル)−2−オキサゾリジノン、および5−(S)−N−( 1′−(2−チオフェンカルボニル)−5′−インドリニル)−5−(アセトア ミドメチル)−2−オキサゾリジノンよりなる群から選択される5′−インドリ ニルオキサゾリジノンならびにその医薬上許容される塩の、マイコバクテリウム ・チュバーキュローシス(Mycobacterium tuberculos is)によって引き起こされる結核にかかったヒトを治療する薬剤を調製するた めの使用。
  2. 2.5′−インドリニルオキサゾリジノン(I)を経口投与する請求項1記載の 使用。
  3. 3.5′−インドリニルオキサゾリジノンが、5−(S)−N−(1′−ヒドロ キシアセチル−5′−インドリニル)−5−(アセトアミドメチル)−2−オキ サゾリジノンである請求項1記載の使用。
  4. 4.5′−インドリニルオキサゾリジノンが、5−(S)−N−(1′−(2− チオフェンカルボニル)−5′−インドリニル)−5−(アセトアミドメチル) −2−オキサゾリジノンである請求項1記載の使用。
JP6503294A 1992-07-08 1993-05-26 マイコバクテリウム・チュバーキュローシスに対して有効な5’−インドリニルオキサゾリジノン類 Withdrawn JPH07508985A (ja)

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