JPH07508944A - 紙基材上に保全用証印を施して使用する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 視認不能の証印もしくは領域を紙基材に印刷し、その後、それらの領域を単純か つ容易な方法で視認できるようにすることが好ましい情況が多々ある。このよう な必要性が教育用フオームの生産に存在するが、特に証券用の帳票領域にも有用 である。とりわけ最新式カラー複写機の導入により、素人ならびに玄人の偽造者 があらゆる種類の金銭的価値のある帳票例えば入場券、パス、クーポン券、証明 書類、銀行小切手、富くじ札、郵便為替などを複写できる。多数の商社、代理店 はこのような偽帳票の贋造ならびに流通の結果としてかなりの損失を蒙っても、 大力の人はこのような種類の不正手段の防護に従来通り利用できる防護装置の費 用には納得しかねるものがある。

本発明によれば、本質的に視認できない証印もしくは斑紋を在来の装置を用いて 紙の基材に容易に施せる方法と製品を提供する。単純な在来型ハイライトマーカ ーなどを用いることで、帳票の信憑性を容易に試験できるか、あるいは別の方法 で、隠蔽された証印を明白に視認できるようにすることにより帳票を用いること ができる。本発明が極めて単純な部品、在来型装置および単純な技術を゛　用い るので、証券用の帳票例えばチケット、銀行小切手、株券、クーポンなどを防護 措置のできていない帳票と比較して費用をほとんど増大させることなく生産でき る。

本発明の基本的態様は、二重ロール流動静電層アプリケータを用いるなどして紙 片の上に静電作像できるクリアトナーの利用である。簡単に組立てられるトナー を先ず最初に紙にその生の形態で、紙の表面（それ自体白色ではあっても）とは 明確な対照をもつ純白の被覆物として塗布する。しかし、その後、前記トナーを 加熱してそれを在来の赤外線加熱溶融器を用いるなどして溶融する時、それは紙 繊維内に溶は込んで透明に変り、照明特表千７−５０８９４４　（４） される光の波長のいかんにかかわらず、裸眼には本質的に視認できなくなる（赤 外線もしくは紫外線により照明される時に、意図的に視認できる特定の染料をそ れに添加されない限り）。前記塗布トナーは疎水性であるため、水性低濃度イン キ例えば色フェルトマーカーなどで紙基材の作像領域に塗布する時、前記トナー それ自体が前記マーカーを撥くが、周囲の紙は容易にそれを吸収するため、トナ ーは“陰画”像のようにはっきりと視認できる。これは、例えばスキーリフトの 運転員のように呈示された帳票、例えばスキーリフトのチケットの信憑性のチェ ックが容易かつ簡単に行えることを示す。スキーリフトチケットをチェクする人 はただ在来のマーカーを使用して、呈示されたチケットにマークする場所を承知 しておいて保全上の証印を視認できるようにするだけでよい。

前記透明の証券用の証印は最新式のカラー複写機を用いても満足な複写は不可能 である。

本発明の一態様によれば、保全上の証印を紙の基材にほぼ透明な疎水性トナーを 用いて施して利用する方法を提供するものであり、その方法は次の工程＝　（ａ ）前記トナーを帯電させ保全上の証印の形にして紙基材上に添加、塗布する工程 と；（ｂ）前記トナーを熱溶融して前記紙に溶着させ、裸眼にもカラー複写機に もそれに照明される光の波長に関係なく視認できなくする工程と；　（Ｃ）前記 証印の視認の必要がある時は、前記紙基材の色とは著しく異なる色の水性塗料を 前記紙基材にトナーの上から塗布し、前記トナーの証印の回りの紙が前記塗料を 吸収する一方、前記トナーの証印は吸収することなく、前記トナーの証印が顕出 し、視認できるようにする工程とからなる。

前記トナーを前記紙の上に静電的に、例えばイオノグラフィツク、レーザーなら びにイオン被覆作像技術を用いて作像させることで工程（ａ）を実施し、典型的 例として赤外線熱溶融により工程（ｂ）を実施する。工程（ａ）はさらに、粉砕 して、その粒径を極めて均一になるように分級し、シリカ流動剤と混合したポリ エステル樹脂性トナーを用いて実施される。前記トナーは前記紙の上でいろいろ と形を変えて作像でき、また視認できない証印に対応する視認できる証印も、前 記紙にいろいろ形を変えて作像できる。別の例として、それを、例えばその上に 箔押してオーバープリントもしくは上塗りができる。前記証印を特定の光波長で 視認できるようにすることか好ましい時は、紫外線感応性染料もしくは赤外線吸 収染料をトナーに添加してもよい。本発明はさらに上述の方法で作製された証券 用の帳票も企図している。

本発明のもう１つの態様によれば、本質的に紙の基材と；前記基材上に作像され 、前記紙の基材に溶込んだ疎水性トナーからなるので、裸眼とカラー複写機には 周囲光で透明された時、本質的に視認できない証印からなる保全用帳票を提供す る。

本発明はさらに、摩擦落ちや像の耐久性を考慮したオーバープリントインキや塗 料に対し異なる受理性をもつ富くじ札などの生産にとりわけ有用なもう１つの種 類の証券用の帳票からなる。本発明のこの態様による保全用帳票は、紙の基材と ；前記紙の基材に作像され溶込まされ、裸眼ならびにカラー複写機には周囲光で 照明された時に本質的に視認できなくなる疎水性トナーの斑紋と；前記斑紋上の オーバーカバーもしくはオーバープリントとからなる。

本発明はさらに、次の工程：　（ａ）ポリエステル樹脂を約１５ミクロンの平均 粒度に粉砕し、その樹脂を分級して約５ミクロン以下の粒子を全粒度の分布の約 １０％以下に減らし、前記粉砕、分級した粒子をシリカ流動化剤と配合させ、そ れらを同時に均質混合して透明トナーを生産する工程と；　（ｂ）前記トナーを 紙の基材上に静電作像する工程と；　（Ｃ）前記トナーを熱溶融してそれが前記 紙の基材に含ませ周囲光で照明された時、裸眼にもカラー複写機にも本質的に視 認できなくする工程とからなる基材の処理方法を考慮する。前記トナーを表面に 人の目あるいは機械にも読取れる証印として作像することで工程（ｂ）を実施す る。また、視認できるトナーを工程（ｂ）の実施により作像された視認できない トナーに対応して基材に作像するさらなる工程を典型的例として加える。

本発明の主目的は、視認できない証印または領域を容易に視認できるようにする 帳票、時に保全用の帳票に利用する簡単にしてしかも・有効な技術の提供にある 。本発明の多々ある目的は本発明の詳細な説明の検証から、また別項請求の範囲 から明白になるであろう。

図面の簡単な説明 図１は本発明の方法による代表的方法工程を図解するブロックダイアグラム図で ある。

図２乃至４は本発明による代表的証券用帳票の斜視図である。

図５は本発明による証券用帳票の極めて大きく拡大した図で、その上に印刷され た保全用の証印の上に移動させ、証印を視認できるようにした通常型ハイライト マーカーを示す図である。

図面の簡単な説明 視認できない証印もしくは領域をもち、それを容易に視認できるようにした証券 用帳票もしくは同様の帳票の生産と使用の代表的方法を図１に略図で示す。図１ に示された代表的実施例では、ポリエステル樹脂を工程１１でそれを予め決めた 平均粒度に粉砕（例えば流体エネルギーミルで）し、その後、分級工程１２に通 して分級し、特定粒度以下の粒子数を減らす。その後、工程１３で、流動化剤を それに添加し、その流動化剤と樹脂を工程１４で均質に混合してトナーを生産す る。それにより生産されたトナーは勢溶融の後、あらゆる波長の光で照明される 時、透明であるが、それを視認できるようにすることか望ましい場合は、在来式 の赤外線吸収染料もしくは在来式の紫外線感応染料を図１の点線１５で示された ように添加してもよい。赤外線吸収染料を添加する場合は、前記トナーで印字さ れた証印は、赤外線光で照明すると視認でき、また紫外線感応染料を添加した場 合は、前記トナーで印字された証印は紫外線光で照明すると蛍光を発する。

広範な種類の樹脂、流動剤および技術を用い得る一方、本発明の前記工程１１乃 至１４を実施する１つの特に有利な技術を以下に述べる。

実施例 ポリエステル樹脂（例えばライヒオルド（Ｒｅｉｃｈｏｌｄ）　社によるＡＴＬ ＡＣ３８２Ｅ）を流体エネルギーミルで平均約１５ミクロンの粒度に粉砕し、そ の後、分級して約５ミクロン以下の粒子を全分布の約１０％以下に減らす。生産 された樹脂粉末をＣａｂｏｔ　ＴＳ−５３０または、その均等品のような処理済 み熱溶融流動化剤の重量比で約０゜７５％と後配合し、ヘンシェル（）Ｉｅｎｓ ｃｈｅｌｌ）　もしくはオムニ（Ｏｍｎｉ）のような高速ブレングーで混合した 。このようにして生産されたトナーは在来型Ｍｉｄａｘ３００イオノグラフィツ クプリントエンジンでの使用に容易に利用でき、また紙の基材上に純白のフオー ムで作像でき、その後、熱溶融してから透明になった。

前記トナーを工程１４で生産してから、それを図１の工程１６で略図で示される ような基材に静電作像する。広範な種類の静電作像技術と装置のどれもが利用で きる。例えばイオノグラフィツク、レーザーとイオン被覆作像技術ばかりでなく それ　。

に対応するプリントエンジン例えばイオノグラフィツク技術の　Ｍｉｄａｘ３０ ０　イオノグラフィツクプリントエンジンも有用である。イオノグラフィツクプ リントエンジンを利用する時は、前記トナーを１９９１年１月８日に提出された 米国特許願第０７／６３９，３６０号（代理人整理番号第２６３−５１１号；９ Ｏ−４２）に示された、ような二軸ロール流動化静電層アプリケータを用いて塗 布する。

工程１６で示されたような透明トナーの静電作像と同時、もしくはその作像に先 立って、工程１７で略図で示されたように、視認できる証印（可視トナーを用い て）多様に作像できる。とにかく、工程１６での透明トナーの作像の後、前記ト ナーを熱により作用させて、それを紙に溶込ませ、それを透明にさせる。最初に 紙に塗布する時、トナーは純白であるが、赤外線加熱すると、続くトナーの溶融 と融着で、裸眼にも、現在市販されているキャノン（例えばキャノンレーザー複 写機）とゼロックスのものを含むカラー複写機にも本質的特表千７−５０８９４ ４　（６） に視認できなくなる。前記加熱／融着工程を図１のボックス１８で示す。

図１の工程１８で示されているようにトナーの融着後、任意にトナーをオーバー プリントもしくはオーバーコートできる。例えば、前記トナーを斑紋の形で塗布 する場合、それに図１の工程１９で略図で示されるように視認できる証印をオー バープリントできる。これは富くじやゲームタイプの適用に特に有用であり、そ の場合、斑紋は摩擦落ちもしくは像の目標達成機能を考慮したオーバープリント インキならびに塗料に対し異なる受理性のものとなる。別の例として視認できる 証印を透明トナー証印にオーバープリントできる。

最後に、工程２０で示されているように、前記視認できない証印を視認できるよ うにすることが望ましい場合は、工程２０を実施する。工程２０では、水性着色 塗料をトナーに塗布する。前記着色塗料は回りの紙により容易に吸収されるが、 工程１６で塗布された疎水性不可視トナーにより撥しかれるので、それを裸眼に “陰画”像の形で容易に視認できるようになる。広範な種類の異なるタイプの塗 料を利用できるが、なるべくなら水性低濃度インキ水性塗料例えば在来式のハイ ライトマークで施されるようなものである。この目的に機能的あるいは適当なも のであると試験された数多の市場で入手できるハイライト用マーカーは紫色と青 色の“パイロットスポットライター”マーカー、蛍光緑色“マジックマーカーブ ランド”マーカー、蛍光黄色ならびに青色“ビックブライトライナー”マーカー 、黒色ならびに青色“ビックウルトラファインマーキングペン”マーカーと、赤 色ならひに黒色“ペーパーメイトフレーアペン”マーカーである。

図１に示される基本的方法を用い生産された代表的証券用帳票を図２の２３で略 図に示す。証券用帳票は紙の基材２４と、前記基材２４の上に在来式の可視トナ ーを用いて作像した様々な可視証印例えば“支払い先”証印２５と金額証印２６ を施す。さらに、この特定の実施例では、視認できる文字数字式証印２７を施し 、また図２の２８で点線で略図にして示された（それはそもそも視認できないの で、別の方法で示すことが不可能であるので点線で示す）本発明による視認でき ない前記証印２７に対応する証印を施す。典型的例として銀行小切手もしくは郵 便為替である証券帳票２３の使用にあたって、その信憑性の試験のためにあらゆ る人がなすべきことは、前記紙の基材２４（例えば白色でない、またなるべくな ら黄色でもない方がよい）の色と著しく異なり、前記紙基材２４の左下部領域の 上にあるマジックマーカーを摩擦して、その証印２８を視認できるようにするこ とである。その時に視認できる証印２８が表出しない場合は、その帳票は詐欺で あるか、あるいはなんらかの理由で、前記証印２７とは異なる証印を示す場合も 不正なものである。

図３は本発明によるもう１つの証券帳票３０を示し、ここでは富くじもしくはゲ ームのチケットの形態をとっている。ここでも、紙基材３１（例えば本質的に白 紙）に在来式の可視証印３２をその上に印刷され、またこの実施例では本発明に よる不可視トナーの斑紋もしくは領域３３にあたる。

証印３４は斑紋３３の上にオーバープリントでき、また前記斑紋３３も基材３１ の上に先在する可視証印の上に塗布できて、それにより前記斑紋３３が摩擦落ち 斑紋からなるか、あるいは前記証印３４の異なる印刷受理性などを付与すること ができる。

図４は本発明によるもう１つ別の代表的証券用帳票、今回は株券を略図の形式で 示す。ここでも、紙基材３８に可視証印３９ばかりでなく、本発明により印字さ れた不可視の文字数字式証印４１の上にオーバープリント４０を施しである。

図５は前記本発明による不可視証印、を視認できるようにする方法を略図で、特 にこの特定の事例においては、白紙基材４４で不可視証印４６をその上に作像（ 例えば、“これは合法的チケットである”という文言）を入れたものからなる。

以前は視認できないトナーの証印４６を可視証印する着色領域４７は水性低濃度 インキ（例えば図５に示されたような青色）で、在来式ハイライトマー特表千７ −５０８９４４　（７） カー４９例えば“ヒックブライライナー”マーカーのペン先４８で塗布したもの である。前記証印４６は印画像として明白に視認できる。

このようにして、本発明による証券用帳票の生産ならびに使用の単純にしてしか も有効な方法および、優れた保全性を提供し、しかも容易に信憑性を試験できる 証券帳票それ自体を提供したことがわかるであろう。本発明は、現在最も実用的 で好ましい実施例であると考えられるものを本明細書で示し、記述されたが、本 発明の別項特許請求の範囲の広義の解釈による範囲内で多数の修正を加え、あら ゆる同等の方法ならびに製品を包含させることができることが明白になるであろ う。

遣 フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ） 、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、　ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、　ＧＮ、　ＭＬ、 　ＭＲ，ＮＥ、　ＳＮ。

ＴＤ、　ＴＧ）、　ＡＴ、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＢＹ。

ＣＡ、ＣＨ，ＣＮ、ＣＺ、ＤＥ、ＤＫ、ＥＳ、ＦＩ、ＧＢ、ＧＥ、ＨＵ、ＪＰ、 ＫＧ、ＫＰ、ＫＲ，ＫＺ、ＬＫ、　ＬＵ、　ＬＶ、　ＭＤ、　ＭＧ、　ＭＮ、　 ＭＷ、　ＮＬ、　Ｎｏ。

ＮＺ、ＰＬ、ＰＴ、ＲＯ，ＲＵ、ＳＤ、ＳＥ、ＳＫ、ＴＪ、ＴＴ、ＵＡ、ＵＺ、 ＶＮ （７２）発明者　ピケブト。ジョン、イーアメリカ合衆国、　１４０５１．ニュ ーヨーク州。

イースト、アムハースト、キッペン、ドライブ、　５５８１ （７２）発明者　スワンラン。レオ アメリカ合衆国、　１４３０５．ニューヨーク州。

ナイアガラ、フォールス、ナイアガラ、アベニュー、　１６４９ （７２）発明者　マセイス、マーク、ニーアメリカ合衆国、　１４１２０．ニュ ーヨーク州。

ノース、トナワンダ、セルカーク、ドライブ、２５９ （７２）発明者　ツーソーリス。マークアメリカ合衆国、　０７００４．ニュー シャーシー州、フェアーフィールド、アラン、ドライブ、１７

Claims (25)

【特許請求の範囲】
1. １．紙の基材の上に保全用証印を本質的に透明な疎水性トナーを用いて施し、そ れを使用する方法であって、 （ａ）前記トナーを帯電させ保全用証印の形にして前記紙基材上に塗布する工程 と； （ｂ）前記トナーを熱融着させて、それが前記紙に溶込んで、その上に向けられ た光の波長のいかんに関係なく裸眼にもカラー複写機にも本質的に視認できなく する工程と； （ｃ）前記証印を見たい時、前記紙基材の色と著しく異なる色のついた水性塗料 を前記紙基材に前記トナーの上から塗布する工程と；からなり、前記トナーの証 印を囲む紙基材が前記塗料を吸収するが前記トナーの証印は吸収しないので、前 記トナーの証印が顕出し、視認できるようになることを特徴とする方法。
2. ２．前記トナーを前記紙基材の上に、イオノグラフィック、レーザーおよびイオ ン定着作像技術から本質的になる群より選ばれる作像技術を用いて作像すること で工程（ａ）を実施することを特徴とする請求項１の方法。
3. ３．前記工程（ａ）を静電作像により実施することを特徴とする請求項１の方法 。
4. ４．前記工程（ｂ）を赤外線熱融着することで実施することを特徴とする請求項 ３の方法。
5. ５．前記工程（ａ）を、前記紙基材に純白の像を形成するシリカ流動化剤を用い ポリエステル樹脂性トナーをふくませて塗布することで実施することを特徴とす る請求項１の方法。
6. ６．前記工程（ｃ）を、水性低濃度非白インキを含むマーカーのアプリケーター を前記トナーの証印の上を移動させることで実施することを特徴とする請求項１ の方法。
7. ７．前記工程（ａ）を、前記紙基材の上に証印を、前記紙基材の上に作像された 可視証印に対応させて可変的に作像することで実施することを特徴とする請求項 １の方法。
8. ８．前記工程（ａ）を、前記紙基材の上に可変的に作像することで実施し、また 前記工程（ａ）が前記不可視証印の上に可視証印を可変的に作像するさらなる工 程からなることを特徴とする請求項１の方法。
9. ９．・本質的に紙の基材と； ・前記基材の上に作像され、前記紙基材に溶込ませて、裸眼にもカラー複写機に も周囲光で照明される時、本質的に視認できなくさせる疎水性トナーからなる証 印と； からなる証券用帳票。
10. １０．前記トナーは赤外線吸収染料を含み、そのため前記証印が赤外線光で照明 されると視認できるようになることを特徴とする請求項９の証券用帳票。
11. １１．前記トナーが紫外線感応染料を含み、そのため前記証印が紫外線光で照明 されると前記証印が蛍光を発することを特徴とする請求項９の証券用帳票。
12. １２．前記帳票が、前記基材の上に作像された前記不可視証印に対応する可視証 印をさらに含むことを特徴とする請求項９の証券用帳票。
13. １３．前記帳票が、前記不可視証印の上にオーバープリントした可視証印をらさ らに含むことを特徴とする請求項９の証券用帳票。
14. １４．前記トナーがシリカ流動化剤を配合したポリエステル樹脂であることを特 徴とする請求項９の証券用帳票。
15. １５．前記基材が本質的に白紙であることと、前記帳票が前記証印と、それに直 ぐ隣接する前記基材の上に配置された白とは著しく異なる色に着色された水性塗 料からさらになり、前記非白色塗料が前記基材により吸収されるが、前記トナー の証印によっては吸収されないで、前記トナーの証印を視認できるようにするこ とを特徴とする証券用帳票。
16. １６．・紙の基材と； ・前記紙の基材の上に作像され、またそれに溶込ませた疎水性トナーの斑紋と； ・前記斑紋上のオーバーカバーもしくはオーバープリントと； からなり、前記斑紋が周囲光で照明されると裸眼にもカラー複写機にもそれによ って本質的に視認できなくなることを特徴とする証券用帳票。
17. １７．前記オーバープリントもしくはオーバープリントをオーバープリントイン キと箔押用塗料から本質的になる群より選ぶことを特徴とする請求項１６の証券 用帳票。
18. １８．前記疎水性トナーがシリカ流動化剤を配合したポリエステル樹脂からなる ことを特徴とする請求項１６の証券用帳票。
19. １９．基材処理の方法であって、 （ａ）ポリエステル樹脂を約１５ミクロンの平均粒度に粉砕し、前記樹脂を分級 して約５ミクロン以下の粒子を全粒子の分布の約１０％以下に減らして、前記粉 砕、分級された粒子をシリカ流動化剤と配合し、それらを同時に均質に混合して 透明トナーを生産する工程と； （ｂ）前記トナーを紙の基材に静電作像する工程と； （ｃ）前記トナーを熱融着して、そのためそれが前記紙の基材に溶込んで、裸眼 にもカラー複写機にも、周囲光で照明されると本質的に視認できなくなる工程と ；からなることを特徴とする基材処理の方法。
20. ２０．前記工程（ａ）を、前記トナーに紫外線感応染料と、赤外線吸収染料とか ら本質的になる群より選ばれる染料を配合することで実施することを特徴とする 請求項１９の方法。
21. ２１．前記工程（ｂ）をイオノグラフィックにより実施することを特徴とする請 求項１９の方法。
22. ２２．前記工程（ｃ）を赤外線熱融着により実施することを特徴とする請求項１ ９の方法。
23. ２３．前記工程（ｂ）を、前記基材の上に前記トナーを人もしくは機械で読取れ る証印として作像することで実施することを特徴とする請求項１９の方法。
24. ２４．前記方法が、前記基材の上に視認できるトナーを、工程（ｂ）の実施によ りその上に作像された視認できないトナーに対応して作像する工程からさらにな ることを特徴とする請求項２３の方法。
25. ２５．紙を基材とする証券用帳票であって、（ａ）疎水性トナーを保全用証印の 形式にして前記級の基材上に塗布する工程と； （ｂ）前記トナーを熱融着し、そのため、それが前記紙に溶込んで、裸眼にもカ ラー複写機にも、それに向けられる光の波長に関係なく本質的に視認できなくす る工程と； （ｃ）前記紙の基材と異なる色をもつ水性塗料を前記紙基材に前記トナーの上か ら塗布する工程と；からなり、前記トナーの証印の周囲の前記紙が前記塗料を吸 収するが、前記トナーの証印は吸収しないで、前記トナーの証印を視認できるよ うにすることを特徴とする方法で生産された紙を基材とする証券用帳票。