JPH0750352A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH0750352A
JPH0750352A JP21530593A JP21530593A JPH0750352A JP H0750352 A JPH0750352 A JP H0750352A JP 21530593 A JP21530593 A JP 21530593A JP 21530593 A JP21530593 A JP 21530593A JP H0750352 A JPH0750352 A JP H0750352A
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JP
Japan
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semiconductor device
bipolar transistor
cmos
impurities
bipolar
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JP21530593A
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Norikazu Ouchi
紀和 大内
Mamoru Shinohara
衛 篠原
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Sony Corp
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高性能なBiCMOS構造を実現するため
に、バイポーラトランジスタ形成部への不純物イオン打
ち込み時に汚染物質が同時に打ち込まれることを防止し
てバイポーラトランジスタの特性劣化を防止した半導体
装置およびその製造方法を提供する。 【構成】 同一基板1上にバイポーラ素子とCMOS素
子とを混載した半導体装置において、該バイポーラ素子
に対し、CMOS素子のゲート電極を形成するための電
気伝導膜7をマスクとして、不純物打ち込みを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置およびその製
造方法に関し、特に同一基板上にバイポーラ素子とCM
OS素子とを混載したBiCMOS構造の半導体装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIの更なる大規模化、高性能
化が要求され、その中でバイポーラトランジスタの高性
能、高速性とCMOSトランジスタの高集積、低消費電
力の両方の利点を活かしたBiCMOSデバイスがメモ
リーやMPU等に適用され始めている。
【0003】このBiCMOSデバイスの高性能化のた
めには、最新の微細化されたCMOS構造と高性能、超
高速のバイポーラトランジスタ構造の結合が必要である
が、プロセスステップ数の増大によるウエハコストの増
大、また、歩留の低下が製品化への大きな問題となる。
このためいくつかの工程の兼用化が必須となっている。
また、相互の熱処理条件の制約から、高濃度で形成され
る接合近傍に発生する結晶欠陥の問題もリーク電流の増
大、ノイズレベル悪化等、特にバイポーラトランジスタ
の各素子への影響が大きい。これらはそれぞれ最適化が
必要であるが、相互の熱処理条件等の制約のためCMO
Sとバイポーラトランジスタを各々最高特性とした組み
合わせはできず、コストを関数としたLSIとしての高
速性能、高機能が商品化のポイントとなっている。
【0004】図12は、従来のBiCMOS構造の半導
体装置の製造工程途中の断面図である。この図は、Bi
CMOSのバイポーラトランジスタ(NPN)のベース
領域形成のためのイオンインプランテーション(以下イ
ンプラという)を行うための窓開け後の断面を示す。P
型基板101にN+型埋込み層102およびP型埋込み
層103が形成され、その上にN型エピタキシャル層1
04が形成される。105はPウエルであり、106は
基板面を覆う薄い酸化膜である。また基板面には選択的
に分離用の厚い酸化膜110が形成される。CMOS部
にはポリシリコンからなるゲート電極113,114が
形成される。このゲート電極113,114はレジスト
を用いたリソグラフィ技術とRIE(Reactive
IonEtching)により形成したものである。
この後、バイポーラトランジスタのベース領域形成部に
窓120を開口して残りの基板全面をレジスト121で
覆う。このレジスト121をマスクとして窓120を通
してイオンインプラを行い、バイポーラトランジスタの
ベース領域形成部に不純物イオン打ち込み層112を形
成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のBiCMOS構造の半導体装置製造方法において
は、バイポーラトランジスタ側のベース領域形成工程に
おいて、NPNバイポーラトランジスタのベース領域以
外の全面積をフォトレジストで覆って、このレジストを
マスクとしてイオンを打ち込んでいるため、イオン打ち
込み時にレジストから放出されるアウト物質がイオンに
よりベース形成領域のシリコン基板中に汚染物質として
たたき込まれる確率が高くなる。このような汚染物質
は、熱処理時に結晶欠陥の核を形成し、リーク電流の増
大等につながる。特に、CMOSでの浅い接合実現のた
めの熱処理の低温短時間化により欠陥のアニールアウト
がより困難になりこれが重要な問題となってきている。
【0006】本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされ
たものであって、高性能なBiCMOS構造を実現する
ために、バイポーラトランジスタ形成部への不純物イオ
ン打ち込み時に汚染物質が同時に打ち込まれることを防
止してバイポーラトランジスタの特性劣化を防止した半
導体装置およびその製造方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る半導体装置は、同一基板上にバイポー
ラ素子とCMOS素子とを混載した半導体装置におい
て、該バイポーラ素子は、CMOS素子のゲート電極を
形成するための電気伝導膜をマスクとして、不純物導入
が行われた構成である。
【0008】さらに詳しくいうと、CMOS部は、第1
の伝導型(例えばP型)の半導体基板上に形成された第
2の伝導型(N型)の第1の不純物層と、前記基板に接
触して前記第1の不純物層を電気的に分離する第1の伝
導型(P型)の第2の不純物層と、該第2の不純物層に
接触して前記第1の不純物層内に形成された第1の伝導
型(P型)の第3の不純物層(Pウエル)とによりNチ
ャンネルMOS部が構成される。このような基板の全面
に薄い絶縁膜を形成し、例えばポリシリコンの電気伝導
膜が、この絶縁膜を介して前記第1のN型不純物層およ
び第3の不純物層(Pウエル)上に形成される。この電
気伝導膜はCMOSトランジスタのゲート電極となるも
のである。この電気伝導膜は、バイポーラトランジスタ
のベース形成時に不純物を選択的に導入するためのマス
クとして用いられる。
【0009】
【作用】BiCMOS構造において、CMOS部のゲー
トを形成するためのポリシリコン層を、バイポーラトラ
ンジスタ領域(例えばNPNトランジスタのベース領域
あるいはラテラルPNPトランジスタのエミッタ、コレ
クタ領域)に対し選択的に不純物を導入するためのマス
クとして用いる。これにより、従来のようにレジストを
マスクとした場合に比べ、工程ステップ数を増加するこ
となく、レジストから放出される汚染物質に起因するリ
ーク電流の増大やノイズレベル悪化等のバイポーラトラ
ンジスタ特性の劣化を防止することができる。
【0010】
【実施例】図1から図10は、本発明の実施例に係るB
iCMOS構造の半導体装置を製造工程の順番に示す断
面図である。
【0011】まず図1において、P型シリコン基板1に
N+埋め込み層2およびP埋め込み層3が形成される。
このN+埋め込み層2はNPN縦型バイポーラトランジ
スタ(図の左側部分)のコレクタを構成する。このよう
な埋め込み層2,3を形成後、基板1上にN型エピタキ
シャル層4を成長させる。続いてCMOS部にNチャン
ネルMOS形成用のPウエル5を形成する。このPウエ
ル5の形成と同時にバイポーラトランジスタとの間の素
子分離領域にアイソレーション用のP拡散層を形成す
る。その後、選択酸化法(LOCOS)により素子形成
領域以外の部分に分離用の厚い酸化膜(SiO2)10
を形成する。
【0012】次に図2において、基板全面に薄いゲート
酸化膜(SiO2)6を形成する。その後、基板全面に
これらの酸化膜6,10を覆ってゲート用ポリシリコン
層7をCVDにより例えば400nmの厚さに成長させ
る。さらにこのポリシリコン層7に不純物(例えばリ
ン)をプレデポジション法等によりドーピングする。
【0013】次に図3において、NPNバイポーラトラ
ンジスタのベース領域形成部分のポリシリコン層7をリ
ソグラフィーとドライエッチング法を用いて除去し、こ
こに開口(窓)11を形成する。このとき酸化膜6との
選択比が十分とれるエッチャーを用いてシリコン基板表
面にダメージを与えないようにする。その後、このポリ
シリコン層7をマスクとして、開口11を通してイオン
インプラを行い、BF2+イオンを70KeVで6E1
3/cm2 の濃度で打込む。これにより、バイポーラト
ランジスタのベース形成部にベースイオン打込み層12
が形成される。
【0014】なお、このバイポーラトランジスタのベー
スイオン打ち込みのマスクとして用いたポリシリコン層
7は、後述のように、CMOS部のゲート電極を形成す
るためのものである。また、このポリシリコン層7には
P型またはN型の不純物を導入してもよい。さらに、こ
のように不純物を導入したポリシリコン層7の上にシリ
サイド層を積層して多層構造のゲート電極を形成しても
よい。
【0015】次に図4において、前記ポリシリコン層7
をリソグラフィとRIE法により選択的に除去し、CM
OS部にゲート13,14を形成する。
【0016】次に図5において、LDD(Lightl
y Doped Drain)形成のためのインプラを
行った後、CVD法によりLDD用絶縁膜8を300n
mの厚さで形成する。その後、ベースイオン打ち込み層
12のベース不純物活性化のために、窒素雰囲気中で9
00℃、60minのアニール処理を行う。
【0017】次に、図6に示すように、基板全面をレジ
ストで覆った後、リソグラフィによりバイポーラトラン
ジスタ形成部にレジスト15を残す。
【0018】次に図7において、レジストが除去された
CMOS部の絶縁膜8をRIE法によりエッチバック
し、ゲート13,14の周囲にサイドウォール16を形
成する。
【0019】続いて図8に示すように、バイポーラトラ
ンジスタ形成部のレジスト15(図7)を除去する。
【0020】次に図9に示すように、30nm程度の薄
い酸化膜17を形成する。その後、NPNバイポーラト
ランジスタ形成部の絶縁膜8に、リソグラフィとRIE
法によりエミッタとベース取出し部形成のための開口1
8を形成する。このときこのLDD用の絶縁膜8は、N
PNバイポーラトランジスタのエミッタとベースとを分
離するための絶縁膜として用いられる。
【0021】なお、前記薄い酸化膜17は、後述のエミ
ッタおよびベース取出し電極を形成するポリシリコンを
RIEによりエッチングする際、CMOS側の基板表面
がエッチングされないように保護するためのものであ
る。さらにこの薄い酸化膜17は、CMOSのソースお
よびドレインを形成するためのイオン打ち込みの際に、
基板を保護する機能も果す。
【0022】次に図10において、ポリシリコンをCV
Dにより100nm成長させる。このポリシリコンをR
IEによりエッチングしてエミッタおよびベースの取出
し電極19を形成する。このポリシリコンはエミッタお
よびベースの取出しを形成する他にポリシリコン抵抗と
しても使用できる。リソグラフィで窓明け後、エミッタ
にはインプラにより、As+イオンを70KeV7E1
5/cm2 の濃度で打ち込む。同様に、ベース取り出し
には、BF2+イオンを60KeV5E15/cm2
濃度で打ち込む。
【0023】さらに抵抗形成部にインプラ後、リソグラ
フィとRIE法により、各々の領域を形成する。このと
きCMOS部のソースおよびドレイン領域は、前述のよ
うに、30nmの薄い酸化膜17で保護されているた
め、シリコン基板表面がダメージを受けることはない。
【0024】続いて、リソグラフィとインプラによりP
MOSおよびNMOSのソース、ドレインを形成し、そ
の後、BPSG膜(ホウ素−リンケイ酸ガラス)をCV
Dにより600nmの厚さに成長させ、コンタクト電極
窓明けを行い、リフローの熱処理を900℃、30mi
n行う。その後、通常の方法でメタル電極を形成し、B
iCMOS構造の半導体装置を完成する。
【0025】図11は、本発明の別の実施例に係るBi
CMOS構造の半導体装置の製造工程途中を示す断面図
である。この実施例は、バイポーラトランジスタ領域が
エミッタ、ベースおよびコレクタを基板面に沿って並列
させたラテラル型のPNPバイポーラトランジスタによ
り構成された例である。この図11に示す製造ステップ
は前述の実施例の図3のステップに対応するものであ
り、エミッタ領域21の周縁部にコレクタ領域20が形
成される。このとき、前述の実施例と同様に、CMOS
のゲート電極を形成するための電気伝導膜であるポリシ
リコン層7がバイポーラトランジスタ部への不純物導入
の際のマスクとして用いられる。このようにして、前述
の縦型NPNバイポーラトランジスタ形成ステップ(図
3)に代えて、ラテラル型PNPバイポーラトランジス
タを形成した後、前述の実施例と同様に、図4から図1
0のステップを経て、BiCMOS構造の半導体装置を
完成する。この場合、前述の実施例と同様に、LDD用
の絶縁膜8(図8、図9)はラテラルPNPバイポーラ
トランジスタのエミッタおよびコレクタ電極を分離する
ための絶縁膜として用いられる。
【0026】さらに別の実施例として、図11に示すラ
テラルPNPバイポーラトランジスタの形成ステップの
後に、図3に示す縦型NPNバイポーラトランジスタの
形成ステップを設け、同一基板上にラテラルPNPバイ
ポーラトランジスタと縦型NPNバイポーラトランジス
タとを混載してBiCMOSのバイポーラトランジスタ
領域を構成してもよい。この場合、ラテラルPNPバイ
ポーラトランジスタのエミッタおよびコレクタの不純物
濃度は縦型NPNバイポーラトランジスタのベースの不
純物濃度より濃いため、高濃度のP型不純物インプラ工
程を先に行ってラテラルPNPバイポーラトランジスタ
を形成し、その後低濃度のP型不純物インプラ工程を行
って縦型NPNバイポーラトランジスタを形成する。
【0027】さらに別の実施例として、縦型NPNバイ
ポーラトランジスタのベース形成領域の一部を前述のC
MOSゲート用ポリシリコンで覆った状態でラテラルP
NPバイポーラトランジスタ形成と同時に高濃度のイオ
ン打ち込みを行い、続いてこのNPNバイポーラトラン
ジスタ側のポリシリコンを除去してベース形成領域全体
に低濃度のイオン打ち込みを行って縦型NPNバイポー
ラトランジスタのベースを形成してもよい。このような
方法を用いれば、エミッタ直下の実効ベース部分周囲の
グラフトベース部分に対し先に高濃度のイオン打ち込み
を行い、続いて実効ベース部分に低濃度のイオン打ち込
みを行って、連続的にラテラルPNPバイポーラトラン
ジスタのイオン打ち込みと同時に効率よくベース領域に
対し異なる濃度でイオン打ち込みを実施することができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、BiCMOS構造の半導体装置において、バイポー
ラトランジスタ形成部に対するイオン打ち込みのマスク
として、CMOSのゲート形成用の電気伝導膜を用いる
ため、レジストを用いることなくイオンの打ち込みが行
われ、従来のようにレジストからの汚染物質がバイポー
ラトランジスタ部分の基板中に打ち込まれることがなく
なる。従って、このようなレジストからの汚染物質に起
因するリーク電流の増大やバーストノイズ等の雑音発生
を防止することができ、特性を向上させて高性能なバイ
ポーラトランジスタを備えたBiCMOS構造の半導体
装置が達成される。
【0029】また、CMOS部形成用の製造ステップを
有効にバイポーラトランジスタ部形成用ステップとして
兼用するため、ステップ数の減少が図られ、製造作業が
効率よく行われ歩留りの向上が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係るBiCMOS構造の半
導体装置の最初の製造ステップにおける断面図である。
【図2】 図1の半導体装置の製造ステップの次の製造
ステップにおける断面図である。
【図3】 図2の半導体装置の製造ステップの次の製造
ステップにおける断面図である。
【図4】 図3の半導体装置の製造ステップの次の製造
ステップにおける断面図である。
【図5】 図4の半導体装置の製造ステップの次の製造
ステップにおける断面図である。
【図6】 図5の半導体装置の製造ステップの次の製造
ステップにおける断面図である。
【図7】 図6の半導体装置の製造ステップの次の製造
ステップにおける断面図である。
【図8】 図7の半導体装置の製造ステップの次の製造
ステップにおける断面図である。
【図9】 図8の半導体装置の製造ステップの次の製造
ステップにおける断面図である。
【図10】 図9の半導体装置の製造ステップの次の製
造ステップにおける断面図である。
【図11】 本発明の別の実施例に係るBiCMOS構
造の半導体装置の製造途中の断面図である。
【図12】 従来のBiCMOS構造の半導体装置の製
造途中の断面図である。
【符号の説明】
1・・・P型シリコン基板 2・・・N型埋め込み層 3・・・P型埋め込み層 4・・・N型エピタキシャル層 5・・・Pウエル 6・・・基板保護用の薄い酸化膜 7・・・CMOSのゲート形成のためのポリシリコン層 8・・・LDD構造形成のための絶縁膜 10・・・フィールド分離用の厚い酸化膜 11・・・NPNバイポーラトランジスタのベース形成
のための開口 12・・・ベースイオン打ち込み層 13,14・・・CMOSのゲート電極 15,121・・・レジスト

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一基板上にバイポーラ素子とCMOS
    素子とを混載した半導体装置において、該バイポーラ素
    子は、CMOS素子のゲート電極を形成するための電気
    伝導膜をマスクとして、不純物導入が行われた構成であ
    ることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1の伝導型の半導体基板(1)上に形
    成された第2の伝導型の第1の不純物層(4)と、前記
    基板(1)に接触して前記第1の不純物層(4)を電気
    的に分離する第1の伝導型の第2の不純物層(3)と、
    該第2の不純物層(3)に接触して前記第1の不純物層
    (4)内に形成された第1の伝導型の第3の不純物層
    (5)とで構成され、薄い絶縁膜(6)を介して前記第
    1の不純物層(4)および第3の不純物層(5)上に形
    成され、CMOSトランジスタのゲートとなる第1の電
    気伝導膜(7)が、バイポーラトランジスタのベース形
    成時に不純物を選択的に導入するためのマスクと兼用さ
    れた請求項1に記載のBiCMOS構造の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記バイポーラ素子は、エミッタ、ベー
    ス、およびコレクタが基板面に対し垂直方向に積層され
    た縦型構造のトランジスタからなることを特徴とする請
    求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記バイポーラ素子は、エミッタ、ベー
    ス、およびコレクタが基板面に沿って並列して形成され
    たラテラル型のトランジスタからなることを特徴とする
    請求項1に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 CMOSのLDD構造用の絶縁膜が、縦
    型NPNバイポーラトランジスタのエミッタおよびベー
    ス電極を分離するための絶縁膜として用いられたことを
    特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 CMOSのLDD構造用の絶縁膜が、ラ
    テラルPNPトランジスタのエミッタおよびコレクタ電
    極を分離する絶縁膜として用いられたことを特徴とする
    請求項4に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記電気伝導膜は、PまたはN型の不純
    物を導入されたポリシリコンからなることを特徴とする
    請求項1に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記電気伝導膜は、PまたはN型の不純
    物を導入されたポリシリコンおよびシリサイドの積層構
    造からなることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  9. 【請求項9】 同一基板上にバイポーラ素子とCMOS
    素子とを混載した半導体装置の製造方法において、 CMOS素子のゲート電極形成用の電気伝導膜を基板全
    面に形成する工程と、 バイポーラ素子形成部の該電気伝導膜を開口してこの電
    気伝導膜をマスクとしてバイポーラ素子形成部に前記開
    口を通して不純物を導入する工程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記電気伝導膜をマスクとしてバイポ
    ーラ素子形成部に不純物を導入する工程は、 ラテラル型バイポーラトランジスタ形成部を開口して高
    濃度の不純物を導入する工程と、 該高濃度不純物導入後に、縦型バイポーラトランジスタ
    のベース形成部を開口して低濃度不純物を導入する工程
    と、 を含むことを特徴とする請求項9に記載の半導体装置の
    製造方法。
  11. 【請求項11】 前記電気伝導膜をマスクとしてバイポ
    ーラ素子形成部に不純物を導入する工程は、 ラテラル型バイポーラトランジスタ形成部および縦型バ
    イポーラトランジスタのベース領域の所定の一部を開口
    して高濃度の不純物を導入する工程と、 該高濃度不純物導入後に、前記縦型バイポーラトランジ
    スタのベース領域全体を開口して低濃度不純物を導入す
    る工程と、 を含むことを特徴とする請求項9に記載の半導体装置の
    製造方法。 【0001】
JP21530593A 1993-08-05 1993-08-05 半導体装置およびその製造方法 Pending JPH0750352A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100661724B1 (ko) * 2005-12-28 2006-12-26 동부일렉트로닉스 주식회사 반도체 소자 및 그 제조 방법

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