JPH0750094A - 半導体メモリ回路 - Google Patents

半導体メモリ回路

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JPH0750094A
JPH0750094A JP5193798A JP19379893A JPH0750094A JP H0750094 A JPH0750094 A JP H0750094A JP 5193798 A JP5193798 A JP 5193798A JP 19379893 A JP19379893 A JP 19379893A JP H0750094 A JPH0750094 A JP H0750094A
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JP
Japan
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output data
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JP5193798A
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Inventor
Hisaki Ikebe
央樹 池邊
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】低消費電流化と共に、より高速化した場合でも
プリチャージ完了前に読出し動作が開始されるのを防止
する。 【構成】通常のデータ読出しを行うメモリセルマトリク
ス1,Yセレクタ5,センス増幅器6及びプリタージ回
路10を含む回路の動作を検出するため、これらと同等
の特性をもつダミーセル列11,ダミーセレクタ13,
ダミーセンス増幅器14,ダミープリチャージ回路12
及び製造ばらつき対策用の遅延回路15を設ける。タイ
ミング信号発生回路9はこれら回路からの信号によりプ
リチャージ完了を検出して直ちに読出し動作に入り読出
し動作を検出して直ちにセンス増幅器6等を非活性状態
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体メモリ回路に関
し、特に消費電流を抑えた半導体メモリ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリ回路においては、図4に示
すように、チップイネーブル信号CEb(bは低レベル
アクティブを示す)が高レベルのチップ非選択時(スタ
ンバイ時、図4の期間a)に消費電流Iccをチップ選
択時(CEb低レベル)より小さくする回路形式が広く
採用されている。しかしながら、チップ選択時に読出し
データの出力の確立(期間b)後もセンス増幅器等が動
作状態にあり、またビット線のプリチャージが行われる
ため、チップイネーブル信号CEbが高レベルになるま
で消費電流の大きな期間cが続き、全体の消費電流が増
大する。この問題を解決するために、特公昭62−27
473号公報には、読出しデータの出力確立後にセンス
増幅器等の動作を停止して消費電流を低減するメモリ回
路が開示されている。
【0003】図5は上記公報を参照して作成した半導体
メモリ回路のブロック図、図6はその各部信号のタイミ
ング波形図である。
【0004】この半導体メモリ回路は、指定された行か
らデータを読出すメモリセルマトリクク1と、外部から
のアドレス信号をタイミング信号Φ1 に従って取り込み
行アドレス信号ADr及び列アドレス信号ADcとして
出力するアドレスバッファ回路2と、タイミング信号Φ
2 に従ってアドレスバッファ回路2からの行アドレス信
号ADrを取り込みデコードしメモリセルマトリクス1
の行を指定するXデコーダ3と、タイミング信号Φ3
従ってアドレスバッファ回路2からの列アドレス信号A
Dcを取り込みデコードし、メモリセルマトリクス1か
ら読出された一行のデータのうちの所定のデータを選択
するYデコーダ4及びYセレクタ5と、タイミング信号
Φ4 に従ってYセレクタ5からのデータを増幅し出力す
るセンス増幅器6aと、タイミング信号Φ5 に従ってセ
ンス増幅器6a出力データを取り込み出力すると共に取
込み信号ΦD を出力するデータラッチ回路7aと、タイ
ミング信号Φ6 に従ってデータラッチ回路7aの出力デ
ータを外部へ出力(OUT)する出力バッファ回路8
と、取込み信号ΦD に応答してデータラッチ検出信号Φ
L を出力するデータラッチ検出回路16と、チップイネ
ーブル信号CEb及びデータラッチ検出信号ΦL に従っ
てタイミング信号Φ1 〜Φ6 を発生し各部へ供給するタ
イミング信号発生回路9aとを有する構成となってい
る。
【0005】次に、この半導体メモリ回路の動作につい
て説明する。
【0006】チップイネーブル信号CEbが高レベル
(非選択レベル)から低レベル(選択レベル)に変化す
ると(期間a→期間b)、タイミング信号発生回路9a
は、まずタイミング信号Φ1 を順次アクティブレベルと
し、アドレスバッファ回路2,Xデコーダ3及びYデコ
ーダ4を順次活性化し、メモリセルマトリクス1の行ア
ドレス信号ADrの指定行からデータを読み出し、Yセ
レクタによりこの読出しデータのうちから列アドレス信
号ADcの指定列のデータを選択する。
【0007】この後、タイミング信号発生回路9aはタ
イミング信号Φ4 ,Φ5 を順次発生し、センス増幅器6
aはタイミング信号Φ4 に従ってYセレクタ5の出力デ
ータを増幅し、またデータラッチ回路7aはタイミング
信号Φ5 に従ってセンス増幅器6aの出力データをラッ
チし出力(DLo)する。データラッチ回路7aはこの
ラッチデータDLoの出力と共に取込み信号ΦD を出力
する。この取込み信号ΦD を受けてデータラッチ検出回
路16はデータラッチ検出信号ΦL を出力し、タイミン
グ信号発生回路9aはこのデータラッチ検出信号ΦL
受けてタイミグ信号Φ1 〜Φ5 の出力を停止する。この
結果、アドレスバッファ回路2,Xデコーダ3,Yデコ
ーダ4及びセンス増幅器6は非活性化状態となり、ま
た、データラッチ回路7aはデータの更新ができないデ
ータ保持状態となる。
【0008】一方、出力バッファ回路8は、タイミング
信号Φ6 に従ってデータラッチ回路7aの出力データD
Loを外部へ出力する。
【0009】タイミング信号Φ1 〜Φ5 の出力停止後、
図5には示されていないプリチャージ回路によってメモ
リセルマトリクス1のビット線等がプリチャージされ、
次のデータ読出しに備える(期間(c))。そしてチッ
プイネーブル信号CEbが高レベルになってメモリ回路
全体がリセット状態となると共に出力バッファ回路の出
力端は高インビーダンス状態となり、一つの読出しサイ
クルが終了する。
【0010】この半導体メモリ回路においては、データ
ラッチ回路7aにデータがラッチされるとタイミング信
号Φ1 〜Φ5 が出力停止されセンス増幅器6a等が非活
性化状態となるので、消費電流は大幅に少なくなる。従
って全体の消費電流を低減することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体メモ
リ回路では、データラッチ回路7aにセンス増幅器6a
の出力データがラッチされるとタイミング信号Φ1 〜Φ
5 が出力停止となってセンス増幅器6aが非活性化状態
となり、チップイネーブル信号CEbが高レベルとなる
まで次の読出しのためのプリチャージ期間となるため、
全体の消費電流は低減されるが、更に高速動作が求めら
れる場合には、一つの読出しサイクルの期間が短かくな
る一方、チップイネーブル信号CEbが低レベルになっ
てデータの読出しが開始されデータラッチ回路7aにデ
ータがラッチされるまでの期間は一定時間必要なため、
ビット線等のプリチャージが完了する前に読出し動作が
開始される恐れがあり、より高速化が困難であるという
問題点があった。
【0012】本発明の目的は低消費電流化と共に、ビッ
ト線等のプリチャージ完了前に読出し動作が開始される
のを防止してより高速動作が可能な半導体メモリ回路を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体メモリ回
路は、それぞれ所定のデータを記憶する複数のメモリセ
ルを備え指定アドレスからその記憶データをデータ読出
し線に読出すメモリセルマトリクスと、プリチャージ制
御信号のアクティブレベル時に前記データ読出し線を所
定のレベルにプリチャージするプリチャージ回路と、活
性化制御信号がアクティブレベルのとき活性化し前記デ
ータ読出し線に読出されたデータを増幅するセンス増幅
器と、ラッチ制御信号がアクティブレベルのとき前記セ
ンス増幅器の出力信号をラッチし出力するラッチ回路
と、前記メモリセルマトリクスのメモリセルと同一特性
でダミーデータ読出し線のプリチャージレベルとは異な
るレベルのデータを記憶しておき前記指定アドレスと対
応して設けられたダミーセルを備え前記メモリセルマト
リクスの指定アドレスからのデータの読出しと同期して
この指定アドレスと対応するダミーセルの記憶データを
前記ダミーデータ読出し線に読出すダミーセル列と、前
記プリチャージ制御信号のアクティブレベル時に前記ダ
ミーデータ読出し線を前記データ読出し線と同一レベ
ル、同一タイミングでプリチャージするダミープリチャ
ージ回路と、前記センス増幅器と同一特性をもち前記活
性化制御信号がアクティブレベルのとき活性化し前記ダ
ミーデータ読出し線に読出されたデータを増幅するダミ
ーセンス増幅器と、このダミーセンス増幅器の出力デー
タを所定の時間遅延させる遅延回路と、クロック信号に
同期して前記プリチャージ制御信号及び活性化制御信号
をアクティブレベルとし前記遅延回路の出力データの前
記ダミーデータ読出し線のプリチャージレベルと対応の
レベルを検出して前記プリチャージ制御信号をインアク
ティブレベル前記ラッチ制御信号をアクティブレベルと
し前記遅延回路の出力データの前記ダミーデータ読出し
線のダミーセル読出しデータ対応レベルを検出して前記
ラッチ制御信号をインアクティブレベルとしこのラッチ
制御信号のインアクティブレベルに応答して前記活性化
制御信号をインアクティブレベルとするタイミング信号
発生回路とを有している。
【0014】また、タイミング信号発生回路が、遅延回
路の出力データをレベル反転する第1のインバータと、
この第1のインバータの出力データとクロック信号との
NAND演算を行う第1のNANDゲートと、この第1
のNANDゲートの出力データと前記遅延回路の出力デ
ータとのNAND演算を行う第2のNANDゲートと、
この第2のNANDゲートの出力データを所定時間遅延
させる遅延素子と、この遅延素子の出力の出力データを
レベル反転させる第2のインバータと、前記第1のNA
NDゲートの出力データと第1のNOR信号とのNOR
演算を行う第1のNORゲートと、この第1のNORゲ
ートの出力データと前記第2のインバータの出力データ
とのNOR演算を行い前記第1のNOR信号を出力する
第2のNORゲートと、前記第1のNANDゲートの出
力データと前記クロック信号とのNAND演算を行う第
3のNANDゲートと、前記第1のNANDゲートの出
力データのレベル反転を行う第3のインバータと、この
第3のインバータの出力データと前記第1のNOR信号
とのNAND演算を行う第4のNANDゲートと、この
第4のNANDゲートの出力データと前記第3のNAN
Dゲートの出力データとのNAND演算を行う第5のN
ANDゲートと、この第5のNANDゲートの出力デー
タと前記第1のNOR信号とのNAND演算を行う第6
のNANDゲートと、前記クロック信号のレベル反転を
行う第4のインバータと、この第4のインバータの出力
データと前記第6のNANDゲートの出力データとのN
OR演算を行いプリチャージ制御信号を出力する第3の
NORゲートと、前記プリチャージ制御信号と前記遅延
回路の出力データとのNAND演算を行いラッチ制御信
号のレベル反転信号を出力する第7のNANDゲート
と、この第7のNANDゲートの出力データのレベル反
転信号を前記ラッチ制御信号とし出力する第5のインバ
ータと、前記ラッチ制御信号と前記クロック信号とダミ
ーセンス増幅器の出力データとのNOR演算を行う第4
のNORゲートとを備えて構成される。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【0017】この実施例は、図5に示された従来の半導
体メモリ回路と同一構成のメモリセルマトリクス1,ア
ドレスバッファ回路2,Xデコーダ3,Yデコーダ4及
びYセレクタ5と、活性化制御信号Φ4 bがアクティブ
レベルのときYセレクタ5で選択されたメモリセルマト
リクス1の読出しデータを増幅するセンス増幅器6と、
ラッチ制御信号(タイミング信号)Φ5 がアクティブレ
ベルのときセンス増幅器6の出力データをラッチし出力
(DLo)するデータラッチ回路7と、このデータラッ
チ回路7の出力データをタイミング信号Φ6 に従って外
部へ出力する出力バッファ回路8と、プリチャージ制御
信号PRbがアクティブレベルのときメモリセルマトリ
クス1のデータ読出し線(ビット線)を所定のレベルに
プリチャージするプリチャージ回路10と、メモリセル
マトリクス1のメモリセルと同一特性でダミーデータ読
出し線のプリチャージレベルとは異なるレベルのデータ
を記憶しておき行アドレス信号ADrの指定アドレスと
対応して設けられたダミーセルを備えメモリセルマトリ
クス1の指定アドレスからのデータの読出しと同期して
この指定アドレスと対応するダミーセルの記憶データを
ダミーデータ読出し線に読出すダミーセル列11と、プ
リチャージ制御信号PRbがアクティブレベルのときダ
ミーデータ読出し線をメモリセルマトリクスのデータ読
出し線と同一レベル,同一タイミングでプリチャージす
るダミープリチャージ回路12と、Yセレクタ5と同一
特性をもち列アドレス信号ADcに関係なく常に一つの
ダミーデータ読出し線を選択してその読出しデータを出
力するダミーセレクタと、センス増幅器6と同一特性を
もち活性化制御信号Φ4 bがアクティブレベルのとき活
性化してダミーセレクタ13からのダミーデータ読出し
線に読出されたデータを増幅するダミーセンス増幅器1
4と、このダミーセンス増幅器14の出力データを所定
時間遅延させる遅延回路155と、クロック信CKの前
縁に同期してプリチャージ制御信号PRb及び活性化制
御信号Φ4 bをアクティブレベルとし遅延回路15の出
力データのダミーデータ読出し線のプリチャージレベル
と対応のレベルを検出してプリチャージ制御信号PRb
をインアクティブレベルとすると共にラッチ制御信号Φ
5 をアクティブレベルとし遅延回路15の出力データの
ダミーデータ読出し線のダミーセル読出しデータ対応レ
ベルを検出してラッチ制御信号Φ5 をインアクティブレ
ベルとしこのラッチ制御信号Φ5 のインアクティブレベ
ルに応答して活性化制御信号Φ4 bをインアクティブレ
ベルとするほか、ダイミング信号Φ1 〜Φ3 ,Φ6 を発
生するタイミング信号発生回路9とを有する構成となっ
ている。
【0018】次にこの実施例の動作について説明する。
図2はこの実施例の動作を説明するための各部信号のタ
イミング波形図である。
【0019】クロック信号CKの立上り(前縁)に同期
してプリチャージ信号PRb及び活性化制御信号Φ4
はアクティブレベル(低レベル)となり、メモリセルマ
トリクス1のデータ読出し線及びダミーセル列11のダ
ミーデータ読出し線がプリチャージレベルにプリチャー
ジされる。これと同時にタイミング信号Φ1 〜Φ3 によ
りメモリセルマトリクス1の行及び列とダミーセル列の
行とが選択されてデータ読出し線のデータがセンス増幅
器6に、ダミーデータ読出し線のデータがダミーセンス
増幅器14に伝達される。ダミーセルにはプリチャージ
レベルとは異なる低レベルのデータが記憶されるので、
ダミーセンス増幅器14の出力DMoは、初期状態又は
前のサイクルで保持された読出しデータの低レベルから
プリチャージレベルへと変化する。ここで、チップ内の
特性のばらつき(特に動作時間の)を考慮して遅延回路
15が設けられており、この遅延回路15の出力DMd
により、このばらつきの最小データを規定する。この遅
延回路15の出力DMdがプリチャージレベルへと変化
したとき、センス増幅器6を通したみたメモリセルマト
リクス1のデータ読出し線のプリチャージが完了したこ
とを示す。そこでタイミング信号発生回路9は、プリチ
ャージ制御信号PRbを高レベルのインアクティブレベ
ルと共に、ラッチ制御信号Φ5 をアクティブレベル(高
レベル)とする。
【0020】その結果、メモリセルの記憶データがデー
タ読出し線にダミーメモリセルの記憶データ(低レベ
ル)がダミーデータ読出し線にそれぞれ読出され、セン
ス増幅器6及びダミーセンス増幅器14に伝達され増幅
される。センス増幅器6の出力は直ちにデータタッチ回
路7に取込まれて出力バッファ回路8に伝達され、タイ
ミング信号Φ6 に同期して外部に出力される。一方、ダ
ミーセンス増幅器14の出力は直ちに、また遅延回路1
5を通してタイミング信号発生回路9に伝達され、遅延
回路15の出力がダミーセルの記憶データレベル(低レ
ベル)になったとき、ばらつきの最終のものが読出しを
完了したものとしてラッチ回路7のラッチデータの更新
を停止してデータ保持状態とする。そしてタイミング信
号発生回路9は、このラッチ制御信号Φ4 bをインアク
ティブレベルとする。
【0021】この結果、センス増幅器6等は非活性化状
態となり、消費電流は急激に少なくなる。
【0022】この実施例では、ダミーセル列11、ダミ
ーセンス増幅器14及び遅延回路15等によって、プリ
チャージレベルへの変化を検出してプリチャージ制御信
号PRbをインアクティブとしてデータの読出しを開始
すると共にラッチ制御信号Φ5 をアクティブレベルにし
てデータ更新状態とし、データが読出されたことを検出
してラッチ制御信号Φ5 をインアクティブレベルにして
データの更新を停止してデータ保持状態とすると共に活
性化制御信号Φ4 bをインアクティブレベルとしてセン
ス増幅器6等を非活性化状態としているので、プリチャ
ージ及びデータの読出しに必要な時間を必要最小限に抑
えることができ、従って、大電流の流れる期間を必要最
小限となり全体の消費電流が低減でき、また、高速化し
たときに、プリチャージ完了前に読出し動作が開始する
等の問題点を解消することができる。
【0023】図3はこの実施例のタイミング信号発生回
路9の具体的な回路例を示す回路図である。
【0024】このタイミング信号発生回路9は、遅延回
路15の出力データDMdをレベル反転する第1のイン
バータIV1と、この第1のインバータIV1の出力デ
ータとクロック信号CKとのNAND演算を行う第1の
NANDゲートNA1と、この第1のNANDゲートN
A1の出力データと遅延回路15の出力データDMdと
のNAND演算を行う第2のNANDゲートNA2と、
この第2のNANDゲートNA2の出力データを所定時
間遅延させる遅延素子DL1と、この遅延素子DL1の
出力データをレベル反転させる第2のインバータIV2
と、第1のNANDゲートNA1の出力データと第1の
NOR信号とのNOR演算を行う第1のNORゲートN
O1と、この第1のNORゲートNO1の出力データと
第2のインバータIV2の出力データとのNOR演算を
行い上記第1のNOR信号を出力する第2のNORゲー
トNO2と、第1のNANDゲートNA1の出力データ
とクロック信号CKとのNAND演算を行う第3のNA
NDゲートNA3と、第1のNANDゲートNA1の出
力データのレベル反転を行う第3のインバータIV3
と、この第3のインバータIV3の出力データと上記第
1のNOR信号とのNAND演算を行う第4のNAND
ゲートNA4と、この第4のNANDゲートNA4の出
力データと第3のNANDゲートの出力データとのNA
ND演算を行う第5のNANDゲートNA5と、この第
5のNANDゲートNA5の出力データと上記第1のN
OR信号とのNAND演算を行う第6のNANDゲート
NA6と、クロック信号CKのレベル反転を行う第4の
インバータIV4と、この第4のインバータIV4の出
力データと第6のNANDゲートNA6の出力データと
のNOR演算を行いプリチャージ制御信号PRbを出力
する第3のNORゲートNO3と、プリチャージ制御信
号PRbと遅延回路15の出力データDMdとのNAN
D演算を行いラッチ制御信号のレベル反転信号Φ5 bを
出力する第7のNANDゲートNA7を、この第7のN
ANDゲートNA7の出力データのレベル反転信号をラ
ッチ制御信号Φ5 とし出力する第5のインバータIV5
と、ラッチ制御信号Φ5 とクロック信号CKとダミーセ
ンス増幅器14の出力データDMoとのNOR演算を行
い活性化制御信号Φ4 bとして出力する第4のNORゲ
ートNO4とを備た構成となっている。
【0025】プリチャージ前、ダミーセンス増幅器14
の出力は低レベル、遅延回路15の出力も低レベルクロ
ック信号CKも低レベルとなり、プリチャージ制御信号
PRbは高レベル、ラッチ制御信号φ5 は低レベル、活
性化制御信号φ4 bも低レベルとなる。クロック信号C
Kが低レベルから高レベルに変化すると、インバータI
V4,NORゲートNO3を通してプリチャージ制御信
号PRbが高レベルから低レベルとなり、NORゲート
NO4を通して活性化制御信号φ4 bが高レベルから低
レベルとなる。
【0026】プリチャージが完了し遅延回路15の出力
DMdが低レベルから高レベルに変化すると、遅延素子
DL1の働きによりNANDゲートNA2、遅延素子D
L1の働きによりNANDゲートNA2,遅延素子DL
1,インバータIV2を通るよりも早くインバータIV
1,NANDゲートNA1,NORゲートNO1を通し
て信号がNORゲートNO2に伝わり、プリチャージ制
御信号PRbが低レベルか高レベルに変化し、ラッチ制
御信号φ5 が低レベルから高レベルに変化する。このと
きチップ内のMOSFETの製造ばらつき等により、遅
延回路15による遅延時間がかかりすぎ、高速動作時に
遅延回路15の出力が低レベルから高レベルに変化する
前にクロック信号CKが高レベルがから低レベルに変化
するとインバータIV4を通してプリチャージ制御信号
PRbが低レベルから高レベルに、制御信号φ5 が低レ
ベルから高レベルに変化する。このときダミーセンス増
幅器14の出力DMoを直接NORゲートNO4に入力
することによりラッチ制御信号φ5 が低レベルから高レ
ベルにクロック信号CKが高レベルから低レベルに変化
した時に活性化制御信号φ4 bが低レベルから高レベル
に変化してしまうことを防ぐことができる。これらより
MOSFETの特性のチップ内ばらつき等を考慮に入れ
て遅延回路で十分マージンをとても、センス増幅器6の
実力ぎりぎりの高速動作をさせることができる。
【0027】ダミーセンス増幅器14の読出し動作(デ
ィスチャージ)が完了し、遅延回路14の出力DMdが
高レベルから低レベルに変化するとNANDゲートNA
7,インバータIV5を通してラッチ制御信号φ5 が高
レベルから低レベルに活性化制御信号φ4 bが低レベル
か高レベルに変化する。低速動作時にクロック信号CK
が高レベルから低レベルに変化する前に遅延回路15の
出力が高レベルから低レベルに変化するとタイミング信
号発生回路9の入力信号はクロック信号CKが低レベル
から高レベルに変化した時と同じになるが、図3に示す
順序回路とすることにより、一度クロック信号CKが高
レベルから低レベルとなり再び高レベルとなるまでプリ
チャージ制御信号PRbが高レベルから低レベルに変化
してしまうことを防いでいる。このことによりプリチャ
ージの完了と読出し動作(ディスチャージ)の完了とを
確認してセンス増幅器6の動作を制御し、電源電流の流
れる期間を必要最小限とすることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、メモリセ
ルマトリクス,センス増幅器及びプリチャージ回路等の
通常のデータ読出しを行う回路と同等の特性を持つダミ
ーセル列,ダミーセンス増幅器及びダミープリチャージ
回路と遅延回路とを含む動作検出用の回路を設け、プリ
チャージの完了を検出して直ちに読出し動作に入り、読
出し動作の完了を検出して直ちにセンス増幅器等を非活
性化する構成としたので、プリチャージ期間及び読出し
動作期間を必要最小限に抑えることができ、従って、全
体の消費電流を低減することができ、かつ、プリチャー
ジ完了前に読出し動作したが開始される等の問題点を解
消してより高速化が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示された実施例の動作を説明するための
各部信号のタイミング波形図である。
【図3】図1に示された実施例のタイミング信号発生回
路の具体例を示す回路図である。
【図4】従来の半導体メモリ回路の第1の例の動作を説
明するための各部信号のタイミング波形図である。
【図5】従来の半導体メモリ回路の第2の例を示すブロ
ック図である。
【図6】図5に示された半導体メモリ回路の動作を説明
するための各部信号のタイミング波形図である。
【符号の説明】
1 メモリセルマトリクス 2 アドレスバッファ回路 3 Xデコーダ 4 Yデコーダ 5 Yセレクタ 6,6a センス増幅器 7,7a データラッチ回路 8 出力バッファ回路 9,9a タイミング信号発生回路 10 プリチャージ回路 11 ダミーセル列 12 ダミープリチャージ回路 13 ダミーセレクタ 14 ダミーセンス増幅器 15 遅延回路 DL1 遅延素子 IV1〜IV5 インバータ NA1〜NA7 NANDゲート NO1〜NO4 NORゲート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ所定のデータを記憶する複数の
    メモリセルを備え指定アドレスからその記憶データをデ
    ータ読出し線に読出すメモリセルマトリクスと、プリチ
    ャージ制御信号のアクティブレベル時に前記データ読出
    し線を所定のレベルにプリチャージするプリチャージ回
    路と、活性化制御信号がアクティブレベルのとき活性化
    し前記データ読出し線に読出されたデータを増幅するセ
    ンス増幅器と、ラッチ制御信号がアクティブレベルのと
    き前記センス増幅器の出力信号をラッチし出力するラッ
    チ回路と、前記メモリセルマトリクスのメモリセルと同
    一特性でダミーデータ読出し線のプリチャージレベルと
    は異なるレベルのデータを記憶しておき前記指定アドレ
    スと対応して設けられたダミーセルを備え前記メモリセ
    ルマトリクスの指定アドレスからのデータの読出しと同
    期してこの指定アドレスと対応するダミーセルの記憶デ
    ータを前記ダミーデータ読出し線に読出すダミーセル列
    と、前記プリチャージ制御信号のアクティブレベル時に
    前記ダミーデータ読出し線を前記データ読出し線と同一
    レベル、同一タイミングでプリチャージするダミープリ
    チャージ回路と、前記センス増幅器と同一特性をもち前
    記活性化制御信号がアクティブレベルのとき活性化し前
    記ダミーデータ読出し線に読出されたデータを増幅する
    ダミーセンス増幅器と、このダミーセンス増幅器の出力
    データを所定の時間遅延させる遅延回路と、クロック信
    号に同期して前記プリチャージ制御信号及び活性化制御
    信号をアクティブレベルとし前記遅延回路の出力データ
    の前記ダミーデータ読出し線のプリチャージレベルと対
    応のレベルを検出して前記プリチャージ制御信号をイン
    アクティブレベル前記ラッチ制御信号をアクティブレベ
    ルとし前記遅延回路の出力データの前記ダミーデータ読
    出し線のダミーセル読出しデータ対応レベルを検出して
    前記ラッチ制御信号をインアクティブレベルとしこのラ
    ッチ制御信号のインアクティブレベルに応答して前記活
    性化制御信号をインアクティブレベルとするタイミング
    信号発生回路とを有することを特徴とする半導体メモリ
    回路。
  2. 【請求項2】 タイミング信号発生回路が、遅延回路の
    出力データをレベル反転する第1のインバータと、この
    第1のインバータの出力データとクロック信号とのNA
    ND演算を行う第1のNANDゲートと、この第1のN
    ANDゲートの出力データと前記遅延回路の出力データ
    とのNAND演算を行う第2のNANDゲートと、この
    第2のNANDゲートの出力データを所定時間遅延させ
    る遅延素子と、この遅延素子の出力の出力データをレベ
    ル反転させる第2のインバータと、前記第1のNAND
    ゲートの出力データと第1のNOR信号とのNOR演算
    を行う第1のNORゲートと、この第1のNORゲート
    の出力データと前記第2のインバータの出力データとの
    NOR演算を行い前記第1のNOR信号を出力する第2
    のNORゲートと、前記第1のNANDゲートの出力デ
    ータと前記クロック信号とのNAND演算を行う第3の
    NANDゲートと、前記第1のNANDゲートの出力デ
    ータのレベル反転を行う第3のインバータと、この第3
    のインバータの出力データと前記第1のNOR信号との
    NAND演算を行う第4のNANDゲートと、この第4
    のNANDゲートの出力データと前記第3のNANDゲ
    ートの出力データとのNAND演算を行う第5のNAN
    Dゲートと、この第5のNANDゲートの出力データと
    前記第1のNOR信号とのNAND演算を行う第6のN
    ANDゲートと、前記クロック信号のレベル反転を行う
    第4のインバータと、この第4のインバータの出力デー
    タと前記第6のNANDゲートの出力データとのNOR
    演算を行いプリチャージ制御信号を出力する第3のNO
    Rゲートと、前記プリチャージ制御信号と前記遅延回路
    の出力データとのNAND演算を行いラッチ制御信号の
    レベル反転信号を出力する第7のNANDゲートと、こ
    の第7のNANDゲートの出力データのレベル反転信号
    を前記ラッチ制御信号とし出力する第5のインバータ
    と、前記ラッチ制御信号と前記クロック信号とダミーセ
    ンス増幅器の出力データとのNOR演算を行う第4のN
    ORゲートとを備えて構成された請求項1記載の半導体
    メモリ回路。
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