JPH0749778A - 演算装置 - Google Patents

演算装置

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JPH0749778A
JPH0749778A JP7559294A JP7559294A JPH0749778A JP H0749778 A JPH0749778 A JP H0749778A JP 7559294 A JP7559294 A JP 7559294A JP 7559294 A JP7559294 A JP 7559294A JP H0749778 A JPH0749778 A JP H0749778A
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久 児玉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力データBの正負0と、入力データAの偶
奇とに応じて、入力データBに1を加算する、入力デー
タBから1を減算する又は入力データBをそのまま出力
するという、データの量子化及び逆量子化の処理におい
て要求される条件分岐演算を高速実行できるようにす
る。 【構成】 第1の選択回路11は、制御線上の制御信号
に従い、入力データBの最上位ビット又はその反転を出
力する。加算器12は、入力データBの最下位ビットに
は1を、他の全てのビットには第1の選択回路11の出
力を各々加算する。0判定回路13は、入力データBが
0であるかどうかを判定し、0である場合にはフラグを
立てる。選択制御回路15は、入力データAの最下位ビ
ットが1であるか又は0判定回路13からのフラグが立
てられている場合には入力データBを第2の選択回路1
4に選択させ、それ以外の場合には加算器12の出力を
第2の選択回路14に選択させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの量子化及び逆
量子化の処理に使用される演算装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロプログラム方式の信号処
理プロセッサの算術論理演算部の基本構成を図6に示
す。図6において、61は算術論理演算器(ALU)、
62は該ALU61の演算の種類を制御するための制御
回路である。
【0003】制御回路62は、不図示のメモリに格納さ
れたプログラムを構成する命令を順次解読しながら、A
LU61による演算の実行を制御する。ALU61は、
入力データA及び入力データBに対して制御回路62か
ら指定された種類の演算を施し、その演算の結果を出力
データFとして出力する。両入力データA,B及び出力
データFは、例えば2の補数表示の2進数(固定小数点
数)である。
【0004】さて、蓄積メディア動画像符号化国際標準
の1つとして、MPEG1が知られている。図6の算術
論理演算部は、MPEG1に基づく画像データの量子化
の処理と、逆量子化の処理とを実行することができる。
【0005】図7は、図6の構成による画像データの復
号化処理の内容を示すデータフロー図である。図7にお
いて、71はVLD部、72はZZ-1部、73はQ
-1部、74はミスマッチ制御部、75はSAT(サチュ
レーション)部、76はIDCT部、77はリファレン
スメモリ部である。このうち、Q-1部73、ミスマッチ
制御部74及びSAT部75では、逆量子化処理が実行
される。ミスマッチ制御部74は、IDCT部76での
ミスマッチを避けるためにQ-1部73の出力を偶数又は
奇数に制限するものであり、図8(a)及び図8(b)
に示すような条件分岐演算を実行する。なお、画像デー
タの量子化処理にも同様の条件分岐演算が要求される。
【0006】図8(a)に示す演算1は、入力データB
の正負0と、入力データAの偶奇とに応じた条件分岐演
算である。具体的には、入力データAが奇数であれば、
入力データBの如何にかかわらず、該入力データBがそ
のまま出力データFとして出力される。入力データAが
偶数であれば、入力データBの正負0に応じて出力が決
定される。すなわち、入力データAが偶数でありかつ入
力データBが正であれば、入力データBに1を加算した
結果B+1が出力される。入力データAが偶数でありか
つ入力データBが0であれば、0(=B)が出力され
る。入力データAが偶数でありかつ入力データBが負で
あれば、入力データBから1を減算した結果B−1が出
力される。
【0007】図8(b)に示す演算2も、上記演算1と
同様に、入力データBの正負0と、入力データAの偶奇
とに応じた条件分岐演算である。ただし、演算2の場合
には、演算1のB+1とB−1との出力条件が入れ替っ
ている。
【0008】図8(a)に示す演算1を図6の構成で実
行する場合には、次のようなプログラム(手順)が使用
される。
【0009】演算1 STEP1:Aの最下位ビットが 1ならばSTEP5へ 0ならば次のSTEPへ STEP2:Bのゼロ判定をする STEP3:Bのゼロ判定フラグが 1ならばSTEP5へ 0ならば次のSTEPへ STEP4:Bの最上位ビットが 0ならばSTEP6へ 1ならばSTEP7へ STEP5:Bをレジスタに書き込みSTEP8へ STEP6:B+1をレジスタに書き込みSTEP8へ STEP7:B−1をレジスタに書き込み次のSTEP
へ STEP8:
【0010】図8(b)に示す演算2を図6の構成で実
行する場合には、次のようなプログラム(手順)が使用
される。
【0011】演算2 STEP1:Aの最下位ビットが 1ならばSTEP5へ 0ならば次のSTEPへ STEP2:Bのゼロ判定をする STEP3:Bのゼロ判定フラグが 1ならばSTEP5へ 0ならば次のSTEPへ STEP4:Bの最上位ビットが 1ならばSTEP6へ 0ならばSTEP7へ STEP5:Bをレジスタに書き込みSTEP8へ STEP6:B+1をレジスタに書き込みSTEP8へ STEP7:B−1をレジスタに書き込み次のSTEP
へ STEP8:
【0012】上記2つのプログラムは、いずれも条件分
岐命令を含んでいる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】画像データの処理には
高速性が要求される。信号処理プロセッサは、次々と入
力されてくる膨大な量のデータを各々短時間に処理する
ことが要求される。
【0014】ところが、上記従来の信号処理プロセッサ
は、マイクロプログラム方式を採用したものであったの
で、大きなプログラムエリアを必要とするだけでなく、
処理時間が長くなる問題があった。特に条件分岐命令の
実行は、処理遅延の1つの要因であった。具体的には、
上記の演算1、2とも、7STEPのプログラムエリア
と、最大5STEPの実行サイクルとが必要である。
【0015】本発明の目的は、データの量子化及び逆量
子化の処理に必要な条件分岐演算を高速に実行できる演
算装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る演算装置は、データの量子化及び逆量
子化の処理において、第1の入力データBの正負0と、
第2の入力データAの偶奇とに応じて、第1の入力デー
タBに1を加算して出力する、第1の入力データBから
1を減算して出力する又は第1の入力データBをそのま
ま出力するという条件分岐演算を、単一の命令に基づい
て1サイクルで実行できるようにしたものである。
【0017】具体的に説明すると、請求項1の発明は、
図1及び図2に示すように、次のような第1及び第2の
選択回路11,14と、加算器12と、0判定回路13
と、選択制御回路15とを備えた演算装置の構成を採用
したものである。すなわち、第1の選択回路11は、第
1の入力データBの最上位ビットを入力し、第1の制御
信号に従い、第1の入力データBの最上位ビットと該第
1の入力データBの最上位ビットの反転とのうちいずれ
かを選択して出力する。加算器12は、図2に示すよう
に、第1の入力データBと第1の選択回路11の出力と
を入力し、第1の入力データBの最下位ビットには1
を、該第1の入力データBの他の全てのビットには第1
の選択回路11の出力を各々加算して、その加算結果を
出力する。第2の選択回路14は、第1の入力データB
と加算器12の出力とを入力し、第2の制御信号に従
い、第1の入力データBと加算器12の出力とのうちい
ずれかを選択して当該演算装置の出力として出力する。
0判定回路13は、第1の入力データBを入力し、該第
1の入力データBが0であるかどうかを判定し、0であ
る場合にはフラグを立てる。選択制御回路15は、第2
の入力データAの最下位ビットと0判定回路13からの
フラグとを入力し、第2の入力データAの最下位ビット
が1であるか又は0判定回路13からのフラグが立てら
れている場合には第2の選択回路14が第1の入力デー
タBを選択し、それ以外の場合には第2の選択回路14
が加算器12の出力を選択するように、前記第2の制御
信号を第2の選択回路14へ供給するものである。
【0018】請求項2の発明は、図3に示すように、次
のような第1及び第2の選択回路31,34と、加算器
32と、0判定回路33と、選択制御回路35とを備え
た演算装置の構成を採用したものである。すなわち、第
1の選択回路31は、第1の入力データBの最上位ビッ
トを入力し、第1の制御信号に従い、第1の入力データ
Bの最上位ビットと該第1の入力データBの最上位ビッ
トの反転とのうちいずれかを選択して出力する。加算器
32は、定数データである−1と第1の入力データBと
第1の選択回路31の出力とを入力し、−1と第1の入
力データBとを加算し、更にその加算結果の最下位ビッ
トから最上位ビットの方向へ数えて2ビット目に第1の
選択回路31の出力を加算して、その加算結果を出力す
る。第2の選択回路34は、第1の入力データBと加算
器32の出力とを入力し、第2の制御信号に従い、第1
の入力データBと加算器32の出力とのうちいずれかを
選択して当該演算装置の出力として出力する。0判定回
路33は、第1の入力データBを入力し、該第1の入力
データBが0であるかどうかを判定し、0である場合に
はフラグを立てる。選択制御回路35は、第2の入力デ
ータAの最下位ビットと0判定回路33からのフラグと
を入力し、第2の入力データAの最下位ビットが1であ
るか又は0判定回路33からのフラグが立てられている
場合には第2の選択回路34が第1の入力データBを選
択し、それ以外の場合には第2の選択回路34が加算器
32の出力を選択するように、前記第2の制御信号を第
2の選択回路34へ供給するものである。
【0019】請求項3の発明は、図4に示すように、次
のような第1及び第2の選択回路41,45と、第1及
び第2の選択制御回路42,46と、加算器43と、0
判定回路44とを備えた演算装置の構成を採用したもの
である。すなわち、第1の選択回路41は、1と−1と
を第1及び第2の定数データとして入力し、第1の制御
信号に従い、前記第1及び第2の定数データのうちいず
れかを選択して出力する。第1の選択制御回路42は、
第1の入力データBの最上位ビットを入力し、該第1の
入力データBの最上位ビットが1であるか0であるかに
応じて第1の選択回路41における選択を制御するよう
に、前記第1の制御信号を第1の選択回路41へ供給す
る。加算器43は、第1の入力データBと第1の選択回
路41の出力とを入力し、該第1の入力データBと第1
の選択回路41の出力とを加算して、その加算結果を出
力する。第2の選択回路45は、第1の入力データBと
加算器43の出力とを入力し、第2の制御信号に従い、
第1の入力データBと加算器43の出力とのうちいずれ
かを選択して当該演算装置の出力として出力する。0判
定回路44は、第1の入力データBを入力し、該第1の
入力データBが0であるかどうかを判定し、0である場
合にはフラグを立てる。第2の選択制御回路46は、第
2の入力データAの最下位ビットと0判定回路44から
のフラグとを入力し、第2の入力データAの最下位ビッ
トが1であるか又は0判定回路44からのフラグが立て
られている場合には第2の選択回路45が第1の入力デ
ータBを選択し、それ以外の場合には第2の選択回路4
5が加算器43の出力を選択するように、前記第2の制
御信号を第2の選択回路45へ供給するものである。
【0020】請求項4の発明は、図5に示すように、次
のような加算器51と、減算器52と、0判定回路53
と、選択回路54と、選択制御回路55とを備えた演算
装置の構成を採用したものである。すなわち、加算器5
1は、第1の入力データBと定数データである1とを入
力し、該第1の入力データBと1とを加算して、その加
算結果を出力する。減算器52は、第1の入力データB
と定数データである1とを入力し、該第1の入力データ
Bから1を減算して、その減算結果を出力する。選択回
路54は、第1の入力データBと加算器51の出力と減
算器52の出力とを入力し、制御信号に従い、第1の入
力データBと加算器51の出力と減算器52の出力との
うちいずれか1つを選択して当該演算装置の出力として
出力する。0判定回路53は、第1の入力データBを入
力し、該第1の入力データBが0であるかどうかを判定
し、0である場合にはフラグを立てる。選択制御回路5
5は、第2の入力データAの最下位ビットと0判定回路
53からのフラグと第1の入力データBの最上位ビット
とを入力し、第2の入力データAの最下位ビットが1で
あるか又は0判定回路53からのフラグが立てられてい
る場合には選択回路54が第1の入力データBを選択
し、それ以外の場合には第1の入力データBの最上位ビ
ットが1であるか0であるかに応じて選択回路54が加
算器51の出力又は減算器52の出力を選択するよう
に、前記制御信号を選択回路54へ供給するものであ
る。
【0021】
【作用】請求項1の発明によれば、第1の選択回路11
への第1の制御信号により、図8(a)及び図8(b)
に示す演算1、2のうちいずれかが選択される。
【0022】請求項1の発明において、演算1が選択さ
れた場合には、第1の選択回路11から第1の入力デー
タBの最上位ビットがそのまま出力される。したがっ
て、第1の入力データBが正又は0ならば(第1の入力
データBの最上位ビットが0ならば)、加算器12は、
第1の入力データBの最下位ビットには1を、他の全て
のビットには0を各々加算して、その加算結果すなわち
B+1を出力する。また、第1の入力データBが負なら
ば(第1の入力データBの最上位ビットが1ならば)、
加算器12は、第1の入力データBの全てのビットに1
を加算して、その加算結果すなわちB−1を出力する。
第2の選択回路14は、第2の入力データAが奇数であ
るか又は第1の入力データBが0である場合には第1の
入力データBを(B=0ならば0を)選択し、それ以外
の場合には加算器12の出力すなわちB+1又はB−1
を選択する。
【0023】請求項1の発明において、演算2が選択さ
れた場合には、第1の選択回路11から第1の入力デー
タBの最上位ビットの反転が出力される。したがって、
第1の入力データBが正又は0ならば(第1の入力デー
タBの元の最上位ビットが0ならば)、加算器12は、
第1の入力データBの全てのビットに1を加算して、そ
の加算結果すなわちB−1を出力する。また、第1の入
力データBが負ならば(第1の入力データBの元の最上
位ビットが1ならば)、加算器12は、第1の入力デー
タBの最下位ビットには1を、他の全てのビットには0
を各々加算して、その加算結果すなわちB+1を出力す
る。第2の選択回路14は、第2の入力データAが奇数
であるか又は第1の入力データBが0である場合には第
1の入力データBを(B=0ならば0を)選択し、それ
以外の場合には加算器12の出力すなわちB−1又はB
+1を選択する。
【0024】請求項2の発明によれば、第1の選択回路
31への第1の制御信号により、図8(a)及び図8
(b)に示す演算1、2のうちいずれかが選択される。
【0025】請求項2の発明において、演算1が選択さ
れた場合には、第1の選択回路31から第1の入力デー
タBの最上位ビットの反転が出力される。したがって、
第1の入力データBが正又は0ならば(第1の入力デー
タBの元の最上位ビットが0ならば)、加算器32は、
第1の入力データBと−1と2とを加算して、その加算
結果すなわちB+1を出力する。また、第1の入力デー
タBが負ならば(第1の入力データBの元の最上位ビッ
トが1ならば)、加算器32は、第1の入力データBと
−1と0とを加算して、その加算結果すなわちB−1を
出力する。第2の選択回路34は、第2の入力データA
が奇数であるか又は第1の入力データBが0である場合
には第1の入力データBを(B=0ならば0を)選択
し、それ以外の場合には加算器32の出力すなわちB+
1又はB−1を選択する。
【0026】請求項2の発明において、演算2が選択さ
れた場合には、第1の選択回路31から第1の入力デー
タBの最上位ビットがそのまま出力される。したがっ
て、第1の入力データBが正又は0ならば(第1の入力
データBの最上位ビットが0ならば)、加算器32は、
第1の入力データBと−1と0とを加算して、その加算
結果すなわちB−1を出力する。また、第1の入力デー
タBが負ならば(第1の入力データBの最上位ビットが
1ならば)、加算器32は、第1の入力データBと−1
と2とを加算して、その加算結果すなわちB+1を出力
する。第2の選択回路34は、第2の入力データAが奇
数であるか又は第1の入力データBが0である場合には
第1の入力データBを(B=0ならば0を)選択し、そ
れ以外の場合には加算器32の出力すなわちB−1又は
B+1を選択する。
【0027】請求項3の発明によれば、第1の選択制御
回路42は、図8(a)に示す演算1を実行する場合に
は、第1の入力データBが正又は0ならば1を、第1の
入力データBが負ならば−1を各々第1の選択回路41
が選択するように、該第1の選択回路41を制御する。
したがって、加算器43は、第1の入力データBが正又
は0ならばB+1を、第1の入力データBが負ならばB
−1を各々出力する。第2の選択回路45は、第2の入
力データAが奇数であるか又は第1の入力データBが0
である場合には第1の入力データBを(B=0ならば0
を)選択し、それ以外の場合には加算器43の出力すな
わちB+1又はB−1を選択する。
【0028】請求項3の発明において、図8(b)に示
す演算2を実行する場合には、第1の選択制御回路42
は、第1の入力データBが正又は0ならば−1を、第1
の入力データBが負ならば1を各々第1の選択回路41
が選択するように、該第1の選択回路41を制御する。
したがって、加算器43は、第1の入力データBが正又
は0ならばB−1を、第1の入力データBが負ならばB
+1を各々出力する。第2の選択回路45は、第2の入
力データAが奇数であるか又は第1の入力データBが0
である場合には第1の入力データBを(B=0ならば0
を)選択し、それ以外の場合には加算器43の出力すな
わちB−1又はB+1を選択する。
【0029】請求項4の発明によれば、加算器51はB
+1を、減算器52はB−1を各々出力する。選択制御
回路55は、第2の入力データAが奇数であるか又は第
1の入力データBが0である場合には、選択回路54が
第1の入力データBを選択するように該選択回路54を
制御する。また、それ以外の場合には、図8(a)及び
図8(b)に示す演算1、2のうちいずれを実行するか
に応じて、また第1の入力データBの最上位ビットが1
であるか0であるかに応じて、加算器51の出力B+1
又は減算器52の出力B−1のうちいずれかを選択回路
54が選択するように該選択回路54を制御する。すな
わち、図8(a)に示す演算1を実行する場合には、第
1の入力データBの最上位ビットが0ならば(第1の入
力データBが正ならば)加算器51の出力B+1を、第
1の入力データBの最上位ビットが1ならば(第1の入
力データBが負ならば)減算器52の出力B−1を各々
選択回路54が選択するように、該選択回路54を制御
する。また、図8(b)に示す演算2を実行する場合に
は、第1の入力データBの最上位ビットが0ならば減算
器52の出力B−1を、第1の入力データBの最上位ビ
ットが1ならば加算器51の出力B+1を各々選択回路
54が選択するように、該選択回路54を制御する。
【0030】
【実施例】以下、図8(a)及び図8(b)に示す条件
分岐演算1、2を実行するための4つの演算装置を説明
する。
【0031】(実施例1)本発明の第1の実施例に係る
演算装置の構成を図1に、図1中の加算器の入力の詳細
を図2にそれぞれ示す。
【0032】図1及び図2において、11は定数データ
1又は−1の生成に用いられる第1の選択回路、12は
2入力の加算器、13は入力データBの0判定を行うた
めの0判定回路、14は入力データBと加算器12の出
力とのいずれかを選択するための第2の選択回路、15
は第2の選択回路14を制御するための選択制御回路で
ある。
【0033】まず、図8(a)に示す演算1を実行する
場合の動作を説明する。
【0034】第1の選択回路11は、制御線上の制御信
号に従い、入力データBの最上位ビットをそのまま出力
する。加算器12は、第1の入力データBと第1の選択
回路11の出力とを入力し、入力データBの最下位ビッ
トには1を、該入力データBの他の全てのビットには第
1の選択回路11の出力を各々加算する。つまり、入力
データBの最上位ビットが0ならば、すなわち入力デー
タBが正又は0ならば、加算器12は、入力データBの
最下位ビットには1を、他の全てのビットには0を各々
加算して、その加算結果すなわちB+1を出力する。ま
た、入力データBの最上位ビットが1ならば、すなわち
入力データBが負ならば、加算器12は、入力データB
の全てのビットに1を加算して、その加算結果すなわち
B−1を出力する。
【0035】一方、0判定回路13は、入力データBの
0判定を行い、B=0のとき1をフラグとして出力す
る。このフラグは、入力データAの最下位ビットととも
に選択制御回路15に入力される。第2の選択回路14
は、選択制御回路15からの制御信号に従って、入力デ
ータAの最下位ビットが1であるか又は0判定回路13
からのフラグが1である場合、すなわち入力データAが
奇数であるか又は入力データBが0である場合には入力
データBを選択し、それ以外の場合には加算器12の出
力すなわちB+1又はB−1を選択する。
【0036】以上の動作により、図1及び図2の演算装
置で図8(a)に示す演算1を実行できる。
【0037】次に、図8(b)に示す演算2を実行する
場合の動作を説明する。
【0038】第1の選択回路11は、制御線上の制御信
号に従い、入力データBの最上位ビットの反転を出力す
る。加算器12は、入力データBの最下位ビットには1
を、該入力データBの他の全てのビットには第1の選択
回路11の出力を各々加算する。つまり、入力データB
の最上位ビットの反転が1ならば、すなわち入力データ
Bが正又は0ならば、加算器12は、入力データBの全
てのビットに1を加算して、その加算結果すなわちB−
1を出力する。また、入力データBの最上位ビットの反
転が0ならば、すなわち入力データBが負ならば、加算
器12は、入力データBの最下位ビットには1を、他の
全てのビットには0を各々加算して、その加算結果すな
わちB+1を出力する。
【0039】一方、0判定回路13は、入力データBの
0判定を行い、B=0のとき1をフラグとして出力す
る。第2の選択回路14は、選択制御回路15からの制
御信号に従って、入力データAの最下位ビットが1であ
るか又は0判定回路13からのフラグが1である場合、
すなわち入力データAが奇数であるか又は入力データB
が0である場合には入力データBを選択し、それ以外の
場合には加算器12の出力すなわちB−1又はB+1を
選択する。
【0040】以上の動作により、図1及び図2の演算装
置で図8(b)に示す演算2を実行できる。
【0041】(実施例2)本発明の第2の実施例に係る
演算装置の構成を図3に示す。
【0042】図3において、31は定数データ2又は0
の生成に用いられる第1の選択回路、32は3入力の加
算器、33は入力データBの0判定を行うための0判定
回路、34は入力データBと加算器32の出力とのいず
れかを選択するための第2の選択回路、35は第2の選
択回路34を制御するための選択制御回路である。
【0043】まず、図8(a)に示す演算1を実行する
場合の動作を説明する。
【0044】第1の選択回路31は、制御線上の制御信
号に従い、入力データBの最上位ビットの反転を出力す
る。加算器32は、−1と第1の入力データBと第1の
選択回路31の出力とを入力し、−1と入力データBと
を加算し、更にその加算結果の最下位ビットから数えて
2ビット目に第1の選択回路31の出力を加算する。つ
まり、入力データBの最上位ビットの反転が1ならば、
すなわち入力データBが正又は0ならば、加算器32
は、入力データBと−1と2とを加算して、その加算結
果すなわちB+1を出力する。また、入力データBの最
上位ビットの反転が0ならば、すなわち入力データBが
負ならば、加算器32は、入力データBと−1と0とを
加算して、その加算結果すなわちB−1を出力する。
【0045】一方、0判定回路33は、入力データBの
0判定を行い、B=0のとき1をフラグとして出力す
る。このフラグは、入力データAの最下位ビットととも
に選択制御回路35に入力される。第2の選択回路34
は、選択制御回路35からの制御信号に従って、入力デ
ータAの最下位ビットが1であるか又は0判定回路33
からのフラグが1である場合、すなわち入力データAが
奇数であるか又は入力データBが0である場合には入力
データBを選択し、それ以外の場合には加算器32の出
力すなわちB+1又はB−1を選択する。
【0046】以上の動作により、図3の演算装置で図8
(a)に示す演算1を実行することができる。
【0047】次に、図8(b)に示す演算2を実行する
場合の動作を説明する。
【0048】第1の選択回路31は、制御線上の制御信
号に従い、入力データBの最上位ビットをそのまま出力
する。加算器32は、定数−1と第1の入力データBと
第1の選択回路31の出力とを入力し、定数−1と入力
データBとを加算し、更にその加算結果の最下位ビット
から数えて2ビット目に第1の選択回路31の出力を加
算する。つまり、入力データBの最上位ビットが0なら
ば、すなわち入力データBが正又は0ならば、加算器3
2は、入力データBと−1と0とを加算して、その加算
結果すなわちB−1を出力する。また、入力データBの
最上位ビットが1ならば、すなわち入力データBが負な
らば、加算器32は、入力データBと−1と2とを加算
して、その加算結果すなわちB+1を出力する。
【0049】一方、0判定回路33は、入力データBの
0判定を行い、B=0のとき1をフラグとして出力す
る。第2の選択回路34は、選択制御回路35からの制
御信号に従って、入力データAの最下位ビットが1であ
るか又は0判定回路33からのフラグが1である場合、
すなわち入力データAが奇数であるか又は入力データB
が0である場合には入力データBを選択し、それ以外の
場合には加算器32の出力すなわちB−1又はB+1を
選択する。
【0050】以上の動作により、図3の演算装置で図8
(b)に示す演算2を実行することができる。
【0051】(実施例3)本発明の第3の実施例に係る
演算装置の構成を図4に示す。
【0052】図4において、41は定数1又は−1の選
択のための第1の選択回路、42は第1の選択回路41
を制御するための第1の選択制御回路、43は2入力の
加算器、44は入力データBの0判定を行うための0判
定回路、45は入力データBと加算器43の出力とのい
ずれかを選択するための第2の選択回路、46は第2の
選択回路45を制御するための第2の選択制御回路であ
る。
【0053】まず、図8(a)に示す演算1を実行する
場合の動作を説明する。
【0054】第1の選択回路41は、第1の選択制御回
路42からの制御信号に従って、入力データBの最上位
ビットが0である場合すなわち入力データBが正又は0
である場合には1を、入力データBの最上位ビットが1
である場合すなわち入力データBが負である場合には−
1を各々出力する。加算器43は、入力データBと第1
の選択回路41の出力とを加算する。したがって、加算
器43は、入力データBが正又は0ならばB+1を、負
ならばB−1を各々出力する。
【0055】一方、0判定回路44は、入力データBの
0判定を行い、B=0のとき1をフラグとして出力す
る。このフラグは、入力データAの最下位ビットととも
に第2の選択制御回路46に入力される。第2の選択回
路45は、第2の選択制御回路46からの制御信号に従
って、入力データAの最下位ビットが1であるか又は0
判定回路44からのフラグが1である場合、すなわち入
力データAが奇数であるか又は入力データBが0である
場合には入力データBを選択し、それ以外の場合には加
算器43の出力すなわちB+1又はB−1を選択する。
【0056】以上の動作により、図4の演算装置で図8
(a)に示す演算1を実行することができる。
【0057】次に、図8(b)に示す演算2を実行する
場合の動作を説明する。
【0058】第1の選択回路41は、第1の選択制御回
路42からの制御信号に従って、入力データBの最上位
ビットが0である場合すなわち入力データBが正又は0
である場合には−1を、入力データBの最上位ビットが
1である場合すなわち入力データBが負である場合には
1を各々出力する。加算器43は、入力データBと第1
の選択回路41の出力とを加算する。したがって、加算
器43は、入力データBが正又は0ならばB−1を、負
ならばB+1を各々出力する。
【0059】一方、0判定回路44は、入力データBの
0判定を行い、B=0のとき1をフラグとして出力す
る。第2の選択回路45は、第2の選択制御回路46か
らの制御信号に従って、入力データAの最下位ビットが
1であるか又は0判定回路44からのフラグが1である
場合、すなわち入力データAが奇数であるか又は入力デ
ータBが0である場合には入力データBを選択し、それ
以外の場合には加算器43の出力すなわちB−1又はB
+1を選択する。
【0060】以上の動作により、図4の演算装置で図8
(b)に示す演算2を実行することができる。
【0061】(実施例4)本発明の第4の実施例に係る
演算装置の構成を図5に示す。
【0062】図5において、51は入力データBに1を
加算するための加算器、52は入力データBから1を減
算するための減算器、53は入力データBの0判定を行
うための0判定回路、54は入力データBと加算器51
の出力と減算器52の出力とのいずれか1つを選択する
ための選択回路、55は選択回路54を制御するための
選択制御回路である。
【0063】まず、図8(a)に示す演算1を実行する
場合の動作を説明する。
【0064】加算器51はB+1を、減算器52はB−
1を各々出力する。一方、0判定回路53は、入力デー
タBの0判定を行い、B=0のとき1をフラグとして出
力する。このフラグは、入力データAの最下位ビットと
ともに選択制御回路55に入力される。
【0065】選択制御回路55は、入力データAの最下
位ビットが1であるか又は0判定回路53からのフラグ
が1である場合、すなわち入力データAが奇数であるか
又は入力データBが0である場合には、選択回路54が
入力データBを選択するように該選択回路54を制御す
る。また、入力データAの最下位ビットが0でありかつ
0判定回路53からのフラグが0である場合、すなわち
入力データAが偶数でありかつ入力データBが0でない
場合には、入力データBの最上位ビットが0ならば(入
力データBが正ならば)加算器51の出力B+1を、入
力データBの最上位ビットが1ならば(入力データBが
負ならば)減算器52の出力B−1をそれぞれ選択回路
54に選択させる。
【0066】以上の動作により、図5の演算装置で図8
(a)に示す演算1を実行することができる。
【0067】次に、図8(b)に示す演算2を実行する
場合の動作を説明する。
【0068】加算器51はB+1を、減算器52はB−
1を各々出力する。一方、0判定回路53は、入力デー
タBの0判定を行い、B=0のとき1をフラグとして出
力する。
【0069】選択制御回路55は、入力データAの最下
位ビットが1であるか又は0判定回路53からのフラグ
が1である場合、すなわち入力データAが奇数であるか
又は入力データBが0である場合には、入力データBを
選択するように選択回路54を制御する。また、入力デ
ータAの最下位ビットが0でありかつ0判定回路53か
らのフラグが0である場合、すなわち入力データAが偶
数でありかつ入力データBが0でない場合には、入力デ
ータBの最上位ビットが0ならば(入力データBが正な
らば)減算器52の出力B−1を、入力データBの最上
位ビットが1ならば(入力データBが負ならば)加算器
51の出力B+1をそれぞれ選択回路54に選択させ
る。
【0070】以上の動作により、図5の演算装置で図8
(b)に示す演算2を実行することができる。
【0071】なお、上記各実施例においては入力データ
Bが0の場合に0判定回路13,33,44,53がフ
ラグを1に設定するものとしたが、入力データBが0の
場合にフラグを0に設定するようにしてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、本発明によれ
ば、第1の入力データBの正負0と、第2の入力データ
Aの偶奇とに応じて、第1の入力データBに1を加算し
て出力する、第1の入力データBから1を減算して出力
する又は第1の入力データBをそのまま出力するという
条件分岐演算を単一の命令に基づいて1サイクルで実行
できるハードウェア構成を採用したので、データの量子
化及び逆量子化の処理に必要な条件分岐演算を高速に実
行できる演算装置を実現できる。また、条件分岐命令を
用いる場合に比べて、プログラムの格納エリアを縮小で
きる。
【0073】特に、請求項1の発明によれば、2入力加
算器が1個で済むので、ハードウェア規模を縮小でき
る。
【0074】また、請求項4の発明によれば、最終段に
のみ選択回路を備えた回路構成を採用したので、内部処
理の完全並列化が図られる結果、演算が高速化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る演算装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1中の加算器の入力の詳細を示すブロック図
である。
【図3】本発明の第2の実施例に係る演算装置の構成を
示すブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施例に係る演算装置の構成を
示すブロック図である。
【図5】本発明の第4の実施例に係る演算装置の構成を
示すブロック図である。
【図6】従来の信号処理プロセッサの算術論理演算部の
基本構成を示すブロック図である。
【図7】図6の算術論理演算部の構成による画像データ
の復号化処理の内容を示すデータフロー図である。
【図8】(a)及び(b)は、図7中のミスマッチ制御
部において実行される条件分岐演算の内容を示す図であ
る。
【符号の説明】
11,14 選択回路 12 加算器 13 0判定回路 15 選択制御回路 31,34 選択回路 32 加算器 33 0判定回路 35 選択制御回路 41,45 選択回路 42,46 選択制御回路 43 加算器 44 0判定回路 51 加算器 52 減算器 53 0判定回路 54 選択回路 55 選択制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03M 7/30 Z 8522−5J H04N 7/24 H04N 7/13 Z (72)発明者 荒木 敏之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの量子化及び逆量子化の処理にお
    いて、第1の入力データの正負0と、第2の入力データ
    の偶奇とに応じて、前記第1の入力データに1を加算し
    て出力する、前記第1の入力データから1を減算して出
    力する又は前記第1の入力データをそのまま出力すると
    いう条件分岐演算を実行するための演算装置であって、 前記第1の入力データの最上位ビットを入力し、第1の
    制御信号に従い、前記第1の入力データの最上位ビット
    と該第1の入力データの最上位ビットの反転とのうちい
    ずれかを選択して出力するための第1の選択回路と、 前記第1の入力データと前記第1の選択回路の出力とを
    入力し、前記第1の入力データの最下位ビットには1
    を、該第1の入力データの他の全てのビットには前記第
    1の選択回路の出力を各々加算して、その加算結果を出
    力するための加算器と、 前記第1の入力データと前記加算器の出力とを入力し、
    第2の制御信号に従い、前記第1の入力データと前記加
    算器の出力とのうちいずれかを選択して前記演算装置の
    出力として出力するための第2の選択回路と、 前記第1の入力データを入力し、該第1の入力データが
    0であるかどうかを判定し、0である場合にはフラグを
    立てるための0判定回路と、 前記第2の入力データの最下位ビットと前記0判定回路
    からのフラグとを入力し、前記第2の入力データの最下
    位ビットが1であるか又は前記0判定回路からのフラグ
    が立てられている場合には前記第2の選択回路が前記第
    1の入力データを選択し、それ以外の場合には前記第2
    の選択回路が前記加算器の出力を選択するように、前記
    第2の制御信号を前記第2の選択回路へ供給するための
    選択制御回路とを備えたことを特徴とする演算装置。
  2. 【請求項2】 データの量子化及び逆量子化の処理にお
    いて、第1の入力データの正負0と、第2の入力データ
    の偶奇とに応じて、前記第1の入力データに1を加算し
    て出力する、前記第1の入力データから1を減算して出
    力する又は前記第1の入力データをそのまま出力すると
    いう条件分岐演算を実行するための演算装置であって、 前記第1の入力データの最上位ビットを入力し、第1の
    制御信号に従い、前記第1の入力データの最上位ビット
    と該第1の入力データの最上位ビットの反転とのうちい
    ずれかを選択して出力するための第1の選択回路と、 定数データである−1と前記第1の入力データと前記第
    1の選択回路の出力とを入力し、前記定数データと前記
    第1の入力データとを加算し、更にその加算結果の最下
    位ビットから最上位ビットの方向へ数えて2ビット目に
    前記第1の選択回路の出力を加算して、その加算結果を
    出力するための加算器と、 前記第1の入力データと前記加算器の出力とを入力し、
    第2の制御信号に従い、前記第1の入力データと前記加
    算器の出力とのうちいずれかを選択して前記演算装置の
    出力として出力するための第2の選択回路と、 前記第1の入力データを入力し、該第1の入力データが
    0であるかどうかを判定し、0である場合にはフラグを
    立てるための0判定回路と、 前記第2の入力データの最下位ビットと前記0判定回路
    からのフラグとを入力し、前記第2の入力データの最下
    位ビットが1であるか又は前記0判定回路からのフラグ
    が立てられている場合には前記第2の選択回路が前記第
    1の入力データを選択し、それ以外の場合には前記第2
    の選択回路が前記加算器の出力を選択するように、前記
    第2の制御信号を前記第2の選択回路へ供給するための
    選択制御回路とを備えたことを特徴とする演算装置。
  3. 【請求項3】 データの量子化及び逆量子化の処理にお
    いて、第1の入力データの正負0と、第2の入力データ
    の偶奇とに応じて、前記第1の入力データに1を加算し
    て出力する、前記第1の入力データから1を減算して出
    力する又は前記第1の入力データをそのまま出力すると
    いう条件分岐演算を実行するための演算装置であって、 1と−1とを各々第1及び第2の定数データとして入力
    し、第1の制御信号に従い、前記第1及び第2の定数デ
    ータのうちいずれかを選択して出力するための第1の選
    択回路と、 前記第1の入力データの最上位ビットを入力し、該第1
    の入力データの最上位ビットが1であるか0であるかに
    応じて前記第1の選択回路における選択を制御するよう
    に、前記第1の制御信号を前記第1の選択回路へ供給す
    るための第1の選択制御回路と、 前記第1の入力データと前記第1の選択回路の出力とを
    入力し、該第1の入力データと該第1の選択回路の出力
    とを加算して、その加算結果を出力するための加算器
    と、 前記第1の入力データと前記加算器の出力とを入力し、
    第2の制御信号に従い、前記第1の入力データと前記加
    算器の出力とのうちいずれかを選択して前記演算装置の
    出力として出力するための第2の選択回路と、 前記第1の入力データを入力し、該第1の入力データが
    0であるかどうかを判定し、0である場合にはフラグを
    立てるための0判定回路と、 前記第2の入力データの最下位ビットと前記0判定回路
    からのフラグとを入力し、前記第2の入力データの最下
    位ビットが1であるか又は前記0判定回路からのフラグ
    が立てられている場合には前記第2の選択回路が前記第
    1の入力データを選択し、それ以外の場合には前記第2
    の選択回路が前記加算器の出力を選択するように、前記
    第2の制御信号を前記第2の選択回路へ供給するための
    第2の選択制御回路とを備えたことを特徴とする演算装
    置。
  4. 【請求項4】 データの量子化及び逆量子化の処理にお
    いて、第1の入力データの正負0と、第2の入力データ
    の偶奇とに応じて、前記第1の入力データに1を加算し
    て出力する、前記第1の入力データから1を減算して出
    力する又は前記第1の入力データをそのまま出力すると
    いう条件分岐演算を実行するための演算装置であって、 前記第1の入力データと定数データである1とを入力
    し、該第1の入力データと該定数データとを加算して、
    その加算結果を出力するための加算器と、 前記第1の入力データと定数データであるとを入力し、
    該第1の入力データから該定数データを減算して、その
    減算結果を出力するための減算器と、 前記第1の入力データと前記加算器及び減算器の出力と
    を入力し、制御信号に従い、前記第1の入力データと前
    記加算器の出力と前記減算器の出力とのうちいずれか1
    つを選択して前記演算装置の出力として出力するための
    選択回路と、 前記第1の入力データを入力し、該第1の入力データが
    0であるかどうかを判定し、0である場合にはフラグを
    立てるための0判定回路と、 前記第2の入力データの最下位ビットと前記0判定回路
    からのフラグと前記第1の入力データの最上位ビットと
    を入力し、前記第2の入力データの最下位ビットが1で
    あるか又は前記0判定回路からのフラグが立てられてい
    る場合には前記選択回路が前記第1の入力データを選択
    し、それ以外の場合には前記第1の入力データの最上位
    ビットが1であるか0であるかに応じて前記選択回路が
    前記加算器の出力又は前記減算器の出力を選択するよう
    に、前記制御信号を前記選択回路へ供給するための選択
    制御回路とを備えたことを特徴とする演算装置。
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