JPH0749751B2 - ボーリング用掘削ヘッド - Google Patents
ボーリング用掘削ヘッドInfo
- Publication number
- JPH0749751B2 JPH0749751B2 JP2105927A JP10592790A JPH0749751B2 JP H0749751 B2 JPH0749751 B2 JP H0749751B2 JP 2105927 A JP2105927 A JP 2105927A JP 10592790 A JP10592790 A JP 10592790A JP H0749751 B2 JPH0749751 B2 JP H0749751B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boring
- bit
- window
- fixed
- head
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Earth Drilling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 I)…技術分野 現在、地中ボーリング、山止め、アンカーボルト穴の削
進ボーリング、上、下水道、電気、ガス等の配管用孔の
ボーリング等において、掘削機の回転推進主軸の掘削ヘ
ッドを取付け、掘削の進行に伴って鋼管又はロッドを次
々と連結して(掘削ヘッドは先頭の鋼管又はロッドに取
付ける)、長距離のボーリングを行うことが行われてい
るが、 本発明は上記ボーリングに用いる掘削ヘッドの構成に係
るものである。
進ボーリング、上、下水道、電気、ガス等の配管用孔の
ボーリング等において、掘削機の回転推進主軸の掘削ヘ
ッドを取付け、掘削の進行に伴って鋼管又はロッドを次
々と連結して(掘削ヘッドは先頭の鋼管又はロッドに取
付ける)、長距離のボーリングを行うことが行われてい
るが、 本発明は上記ボーリングに用いる掘削ヘッドの構成に係
るものである。
II)…従来技術の課題 (1)…従来は、上記のようにボーリング作業におい
て、次々と鋼管又はロッドを連結して掘削を進行してい
るとき、先端掘削ヘッドのビットが摩耗してしまって削
進能率が低下し、或は削進不能となると、 掘削機の位置において、鋼管又はロッドを引き戻し乍ら
1本ずつ取り外し、全部引き戻して先端の掘削ヘッドを
新品と交換してから、再び鋼管又はロッドを1本ずつ連
結して元の削進位置まで挿入して、ようやく削進再開し
ていたものである。
て、次々と鋼管又はロッドを連結して掘削を進行してい
るとき、先端掘削ヘッドのビットが摩耗してしまって削
進能率が低下し、或は削進不能となると、 掘削機の位置において、鋼管又はロッドを引き戻し乍ら
1本ずつ取り外し、全部引き戻して先端の掘削ヘッドを
新品と交換してから、再び鋼管又はロッドを1本ずつ連
結して元の削進位置まで挿入して、ようやく削進再開し
ていたものである。
(2)…従って、削進距離が長くなるほど、掘削ヘッド
の交換に多大の手数と時間を要することとなり、作業能
率向上、作業時間短縮の最大のネックとなっていた。
の交換に多大の手数と時間を要することとなり、作業能
率向上、作業時間短縮の最大のネックとなっていた。
また、土質、岩質に変化によってビットの摩耗耐久時間
が種々変化するため、ビットの摩耗状態の把握、掘削ヘ
ッドの交換時機の決定等の掘削ヘッドの適正な管理が作
業者にとって常に大きな負担となっていたものである。
が種々変化するため、ビットの摩耗状態の把握、掘削ヘ
ッドの交換時機の決定等の掘削ヘッドの適正な管理が作
業者にとって常に大きな負担となっていたものである。
III)…課題を解決する手段 本発明は上記従来の課題の有効な解決に成功したもので
ある。
ある。
(1)…即ち、本発明は、掘削機の回転推進主軸にセッ
トしてボーリングを行う鋼管タイプの掘削ヘッドであ
り、 管体周面の、円周方向に第1段の窓を等間隔に穿設し、
該第1段の倣って軸線方向に第2段乃至第n段の窓を等
間隔に穿設し、 管体先端にビットを等間隔に固設すると共に、前記第1
段乃至第n段の各窓内にビットを固設して成る、ボーリ
ング用掘削ヘッドによって課題を解決したものである。
トしてボーリングを行う鋼管タイプの掘削ヘッドであ
り、 管体周面の、円周方向に第1段の窓を等間隔に穿設し、
該第1段の倣って軸線方向に第2段乃至第n段の窓を等
間隔に穿設し、 管体先端にビットを等間隔に固設すると共に、前記第1
段乃至第n段の各窓内にビットを固設して成る、ボーリ
ング用掘削ヘッドによって課題を解決したものである。
IV)…実施例 (1)…以下、本発明の実施例を図面につき説明する
と、 掘削機(図示せず)の回転推進主軸にセットしてボーリ
ングを行う鋼管タイプの掘削ヘッドAであり、 管体1周面の、円周方向に第1段の窓2を等間隔に穿設
し、該第1段の倣って軸線方向に第2段乃至第n段の窓
2を等間隔に穿設し、 管体1先端面にビット3を等間隔に固設すると共に、前
記第1段乃至第n段の各窓2内の底辺部4にビット3を
固設してボーリング用掘削ヘッドAを設けたものであ
る。
と、 掘削機(図示せず)の回転推進主軸にセットしてボーリ
ングを行う鋼管タイプの掘削ヘッドAであり、 管体1周面の、円周方向に第1段の窓2を等間隔に穿設
し、該第1段の倣って軸線方向に第2段乃至第n段の窓
2を等間隔に穿設し、 管体1先端面にビット3を等間隔に固設すると共に、前
記第1段乃至第n段の各窓2内の底辺部4にビット3を
固設してボーリング用掘削ヘッドAを設けたものであ
る。
(2)…而して、掘削ヘッドAは、掘削により前段の窓
2内に固設したビット3が摩耗消滅する前に、次段の窓
2内に固設したビット3が順に露出するように、管体1
周面に窓2を配設し該窓内にビット3を固設するもので
ある。
2内に固設したビット3が摩耗消滅する前に、次段の窓
2内に固設したビット3が順に露出するように、管体1
周面に窓2を配設し該窓内にビット3を固設するもので
ある。
(3)…ビット3は各窓内2の底辺部4に、例えば、ろ
ー着け、溶接等で固設する。
ー着け、溶接等で固設する。
V)…作用、効果 (1)…上記構成の本発明掘削ヘッドを掘削機に取付け
てボーリングを行うと、第1段のビットが摩耗すると第
2段のビットが現われて掘削し、第2段のビットが摩耗
すると第3段のビットが現われ、以下第n段まで次段の
新規のビットが次々と現われて掘削するので、長距離の
ボーリングや硬質な地盤のボーリングでも、掘削ヘッド
の交換なしに作業を続行し得る極めて秀れた効果を発揮
し得る。
てボーリングを行うと、第1段のビットが摩耗すると第
2段のビットが現われて掘削し、第2段のビットが摩耗
すると第3段のビットが現われ、以下第n段まで次段の
新規のビットが次々と現われて掘削するので、長距離の
ボーリングや硬質な地盤のボーリングでも、掘削ヘッド
の交換なしに作業を続行し得る極めて秀れた効果を発揮
し得る。
(2)…従って、前記従来の如き面倒な掘削ヘッドの交
換、管理等が全て不用となって、従来の課題を有効に解
決し得る。
換、管理等が全て不用となって、従来の課題を有効に解
決し得る。
(3)…上記の如く、本発明掘削ヘッドによれば、長距
離掘削、硬質地盤掘削になるほど、その特長を発揮でき
て、従来に比し格段に有利となり、作業簡単となり、作
業時間、作業人員、作業コスト等の大幅な軽減を実現し
得るものである。
離掘削、硬質地盤掘削になるほど、その特長を発揮でき
て、従来に比し格段に有利となり、作業簡単となり、作
業時間、作業人員、作業コスト等の大幅な軽減を実現し
得るものである。
第1図は本発明掘削ヘッドの正面図、第2図は一部側面
図、第3図は展開説明図である。 付号 A……掘削ヘッド、1……管体、2……窓、3……ビッ
ト、4……底辺部。
図、第3図は展開説明図である。 付号 A……掘削ヘッド、1……管体、2……窓、3……ビッ
ト、4……底辺部。
Claims (2)
- 【請求項1】掘削機の回転推進主軸にセットしてボーリ
ングを行う鋼管タイプの掘削ヘッドであり、 管体周面の、円周方向に第1段の窓を等間隔に穿設し、
該第1段に倣って軸線方向に第2段乃至第n段の窓を等
間隔に穿設し、 管体先端にビットを等間隔に固設すると共に、前記第1
段乃至第n段の各窓内にビットを固設して成る、 ボーリング用掘削ヘッド。 - 【請求項2】掘削により前段の窓内に固設したビットが
摩耗消滅する前に、次段の窓内に固設したビットが順に
露出するように、管体周面に窓を配設し該窓内にビット
を固設するようにした、請求項1記載のボーリング用掘
削ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2105927A JPH0749751B2 (ja) | 1990-04-21 | 1990-04-21 | ボーリング用掘削ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2105927A JPH0749751B2 (ja) | 1990-04-21 | 1990-04-21 | ボーリング用掘削ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH045389A JPH045389A (ja) | 1992-01-09 |
JPH0749751B2 true JPH0749751B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=14420492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2105927A Expired - Lifetime JPH0749751B2 (ja) | 1990-04-21 | 1990-04-21 | ボーリング用掘削ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749751B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITVE20000025U1 (it) * | 2000-10-17 | 2002-04-17 | Fpt Ind Spa | Testa birotativa portamandrino per macchina utensile |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55140580U (ja) * | 1979-03-26 | 1980-10-07 |
-
1990
- 1990-04-21 JP JP2105927A patent/JPH0749751B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH045389A (ja) | 1992-01-09 |
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Legal Events
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