JPH0749604Y2 - Pcm信号の再生装置 - Google Patents

Pcm信号の再生装置

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JPH0749604Y2
JPH0749604Y2 JP14990986U JP14990986U JPH0749604Y2 JP H0749604 Y2 JPH0749604 Y2 JP H0749604Y2 JP 14990986 U JP14990986 U JP 14990986U JP 14990986 U JP14990986 U JP 14990986U JP H0749604 Y2 JPH0749604 Y2 JP H0749604Y2
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JP
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signal
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low
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JP14990986U
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大司郎 沖原
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Sony Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の概要〕 この考案は、ディジタルVTRに用いて好適なPCM信号の記
録再生装置において、PCM信号を低域遮断して第1の出
力信号を得、このPCM信号の高域成分から低域成分を形
成して第2の出力信号を得、第1の出力信号と第2の出
力信号とを加算することにより再生信号を得るようにす
ることにより、テープヘッド系や回転トランスにより遮
断される低域成分を補償できるようにし、低域成分を多
く含むディジタル信号を磁気テープに記録できるように
したものである。
〔従来の技術〕
ビデオ信号をディジタル化し、回転ヘッドにより磁気テ
ープに記録するディジタルVTRが知られている。ディジ
タルVTRにおいてビデオ信号をディジタル化して磁気テ
ープに記録する場合、NRZのように、ランレングス制限
を行わないでディジタルビデオ信号を磁気テープに記録
すると、このディジタルビデオ信号を再生するのが難し
くなる。なお、NRZは、1はハイレベル、0がローレベ
ルでビットの境界で反転させるようにしたものである。
つまり、NRZのようにランレングス制限を行わない場
合、磁気テープに記録されるディジタル信号中には直流
成分が多く含まれる。一方、テープヘッド系は微分特性
であり、磁気テープに記録された信号は回転ヘッドを介
して取り出される。このため、磁気テープに記録された
信号を回転ヘッドにより再生させた場合、その再生信号
中の低域成分が遮断される。したがって、磁気テープに
記録するディジタル信号中に直流成分が多く含まれてい
ると、このディジタル信号を再生させることが難しくな
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そこで、磁気テープに記録するディジタル信号として、
強いランレングス制限を行ったPCM信号、例えばCMI符
号、Biphase符号(第6図にその周波数スペクトラムを
示す)のPCM信号を採用することが考えられるが、かか
るPCM信号は記録波長が短くなるので、ディジタルVTRに
は不向きである。
他方、磁気テープに記録するディジタル信号として、弱
くランレングス制限されたPCM信号、例えば、Miller符
号、Miller2(M2)符号(第5図にその周波数スペクトラ
ムを示す)、EFM(Eight Fourteen Modulation)符号の
PCM信号を採用することが考えられるが、かかるPCM信号
は記録波長は短く成らないが、その反面低周波成分の抑
圧が左程期待できないという欠点がある。
したがって、この考案の目的は、強いランレングス制限
を行わず、磁気テープに直流成分を多く含むディジタル
信号を記録した場合でも再生が行えるPCM信号の記録再
生装置を提供することにある。
磁気記録では、低周波信号程隣接トラック間のクロスト
ークが大きくなる。このため、低周波成分の多いディジ
タル信号を磁気テープに記録した場合、クロストークに
よるS/N比の劣化が問題となる。
この考案の他の目的は、クロストークの影響を受けない
PCM信号の記録再生装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、PCM信号を磁気テープに記録し、この磁気
テープから再生された再生PCM信号を低域遮断回路に供
給してその低域を遮断して第1の出力信号を得ると共
に、磁気テープから再生された再生PCM信号を高域を再
生する等化器に供給してその高域成分を再生し、その高
域成分から低域成分を形成して第2の出力信号を得、第
1の出力信号と第2の出力信号とを加算して再生信号を
得るようにしたPCM信号の記録再生装置である。
〔作用〕 テープヘッド系は微分特性であり、回転ヘッド1からの
再生信号は回転トランスを介して取り出されるため、再
生アンプ3から出力されるディジタルビデオ信号の再生
波形は、その記録波形に比べて低域成分が遮断される。
このため、イコライザ4によって低域成分は強調される
が、ハイパスフィルタ5を介して加算器6に供給される
再生信号は、低域成分が遮断されている。
一方、イコライザ7の出力がコンパレータ8及び9に供
給され、コンパレータ8及び9の出力がデコーダ10に供
給される。デコーダ10の出力がローパスフィルタ11を介
して加算器6に供給される。これらイコライザ7、コン
パレータ8及び9、デコーダ10、ローパスフィルタ11
は、テープヘッド系や回転トランスを介されることによ
り遮断される低域成分に対応する低域成分を形成するも
のである。この低域成分がローパスフィルタ11から加算
器6に供給される。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図において回転ヘッド1により磁気テープ2に記録
されているディジタルビデオ信号が再生される。回転ヘ
ッド1の再生信号が回転トランス(図示せず)を介して
再生アンプ3に供給される。
テープヘッド系は微分特性であり、回転ヘッド1からの
再生信号は回転トランスを介して取り出されるため、再
生アンプ3から出力されるディジタルビデオ信号の再生
波形は、その記録波形に比べて低域成分が遮断される。
すなわち、第2図Aに示すような記録信号を記録する
と、その再生信号は、低域成分が遮断され、第2図Bに
示すようになる。
再生アンプ3の出力は、イコライザ4、ハイパスフィル
タ5を介して加算器6に供給されると共に、イコライザ
7に供給される。イコライザ4は、第3図に示すよう
に、低域を強調するような特性(例えばフルコサインロ
ールオフ)とされている。このイコライザ4により、テ
ープヘッド系や回転トランスを介されることにより抑圧
される低域成分が強調され、S/N比が向上される。ハイ
パスフィルタ5は、後述のローパスフィルタ11のカット
オフ周波数と略々等しいカットオフ周波数とされてお
り、このハイパスフィルタ5によってイコライザ4の出
力信号の低域成分は遮断される。
このように、イコライザ4、ハイパスフィルタ5を介し
て加算器6に供給される再生信号は、前述したように、
テープヘッド系及び回転トランスにより、その低域成分
が遮断されている。
一方、イコライザ7の出力がコンパレータ8及び9に供
給され、コンパレータ8及び9の出力がデコーダ10に供
給される。デコーダ10の出力がローパスフィルタ11を介
して加算器6に供給される。これらイコライザ7、コン
パレータ8及び9、デコーダ10、ローパスフィルタ11
は、テープヘッド系や回転トランスを介されることによ
り遮断される低域成分に対応する低域成分を形成するも
のである。この低域成分がローパスフィルタ11から加算
器6に供給される。
加算器6により、イコライザ4、ハイパスフィルタ5を
介された再生信号に低域成分が付加される。加算器6の
出力がコンパレータ12に供給され、波形整形された後、
出力端子13から取り出される。このように、テープヘッ
ド系や回転トランスにより遮断される低域成分は、ロー
パスフィルタ11からの出力により補償される。
つまり、イコライザ7は、第4図に示すような高域再生
型の特性とされている。具体的には、パーシャルレスポ
ンスの等化を行うものである。再生アンプ3の出力がイ
コライザ7に供給され、イコライザ7から第2図Eに示
すような周波数成分の信号が取り出される。
イコライザ7の出力がコンパレータ8に供給されると共
に、コンパレータ9に供給される。イコライザ7の出力
は、第2図Eに示すように、記録波形の立ち上がりで所
定レベルより大きくなり、記録波形の立ち下がりで所定
レベルより小さくなる。イコライザ7の出力が所定レベ
ルよりも高くなると、第2図Fに示すように、コンパレ
ータ8の出力がハイレベルになる。イコライザ7の出力
が所定レベルより低くなると、第2図Gに示すように、
コンパレータ9の出力がローレベルになる。
コンパレータ8及びコンパレータ9の出力がデコーダ10
に供給され、第2図Hに示すようにデコードされる。す
なわち、デコーダ10により、コンパレータ8の出力がハ
イレベルになると立ち上がり、コンパレータ9の出力が
ローレベルになると立ち下がるようなパルス信号が形成
される。
デコーダ10の出力がローパスフィルタ11に供給される。
ローパスフィルタ11により、デコーダ10の出力から第2
図Iに示すようにテープヘッド系や回転トランスを介さ
れることにより遮断される分に対応した低域成分が取り
出される。この低域成分が加算器6に供給される。
このように、ローパスフィルタ11の出力により、イコラ
イザ4、ハイパスフィルタ5を介して取り出される再生
信号のテープヘッド系や回転トランスを介されることに
より遮断される低域成分が補償される。このため、磁気
テープ2にディジタルビデオ信号を記録する場合、この
ディジタルビデオ信号をNRZで直接記録することができ
る。
〔考案の効果〕
この考案に依れば、テープヘッド系や回転トランスによ
り遮断された記録信号の低域成分がイコライザ7、コン
パレータ8及び9、デコーダ10、ローパスフィルタ11に
より付加される。このため、磁気テープ2にディジタル
信号を記録する場合、強いランレングス制限を行う符号
を用いる必要がなく、例えばNRZのように、ディジタル
信号を直接記録することもできる。NRZでディジタル信
号を記録できれば、記録波長が短くならず、記録情報密
度を高くできると共に、符号器及び復号器を必要としな
いため、回路規模を小さくできる。
また、この考案に依れば、低域成分を磁気テープ2上か
ら再生するのではなく、一度識別した後に形成するよう
にしているので、隣接トラックからのクロストークの影
響を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例のブロック図、第2図はこ
の考案の一実施例の説明に用いる波形図、第3図及び第
4図はこの考案の一実施例におけるイコライザの周波数
特性図、第5図はM2PCM信号のスペクトラム図、第6図
はBiphase PCM信号のスペクトラム図である。 図面における主要な符号の説明 2:磁気テープ、4,7:イコライザ、5:ハイパスフィルタ、
6:加算器、11:ローパスフィルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープに記録されているPCM信号を再
    生する再生手段と、 上記再生手段により再生された再生PCM信号の低域成分
    を強調する等化特性を有する第1の等化手段と、 上記第1の等化手段の出力の低域成分を遮断して第1の
    出力信号を得る低域遮断手段と、 上記再生手段により再生された再生PCM信号に対して高
    域再生型の等化を施す第2の等化手段と、 上記第2の等化手段の出力に応じてパルス再生をするパ
    ルス再生手段と、 上記パルス再生手段の出力の低域成分を抽出して第2の
    出力信号を得る低域抽出手段と、 上記第1の出力信号と上記第2の出力信号とを加算して
    再生信号を得る加算手段 とからなることを特徴とするPCM信号の再生装置。
JP14990986U 1986-09-30 1986-09-30 Pcm信号の再生装置 Expired - Lifetime JPH0749604Y2 (ja)

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JP14990986U JPH0749604Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30 Pcm信号の再生装置

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JP14990986U JPH0749604Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30 Pcm信号の再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6355253U JPS6355253U (ja) 1988-04-13
JPH0749604Y2 true JPH0749604Y2 (ja) 1995-11-13

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JP14990986U Expired - Lifetime JPH0749604Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30 Pcm信号の再生装置

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