JPH0749457Y2 - レ−ザミラ−の取付構造 - Google Patents

レ−ザミラ−の取付構造

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JPH0749457Y2
JPH0749457Y2 JP1986131595U JP13159586U JPH0749457Y2 JP H0749457 Y2 JPH0749457 Y2 JP H0749457Y2 JP 1986131595 U JP1986131595 U JP 1986131595U JP 13159586 U JP13159586 U JP 13159586U JP H0749457 Y2 JPH0749457 Y2 JP H0749457Y2
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JP
Japan
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laser mirror
mounting
mirror
fixture
laser
Prior art date
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JP1986131595U
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JPS6338117U (ja
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昭 岩瀬
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、たとえば電子ビーム描画装置等におけるステ
ージ上の位置測定用レーザミラーの取付構造に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、電子ビーム描画装置,ステッパ,マスク欠陥検査
装置等のステージ上に設けられた位置測定用レーザミラ
ーの取付構造は、第3図および第4図に示すようになっ
ている。
すなわち、レーザミラー1の両端下面をミラー台2の上
面側に形成された取付部3および受部4で支承した状態
とするとともに、レーザミラー1の他端部を取付部3に
接着し、一端部を取付具5の接着部6に接着固定してい
る。なお、取付具5はミラー台2にボルト7,7で固定さ
れている。
なお、ミラー台2の上面に形成された上記取付部3およ
び受部4の上面、つまりレーザミラー1の下面と接する
部分は平面度良く加工されている。
上記のようにレーザミラー1をミラー台2に接着した
後、ミラー台2ごとステージ8にボルト9,9で固定す
る。
上記ステージ8は、図示しない駆動装置により第4図に
示すように矢印X方向および矢印Y方向に駆動されるよ
うになっているとともにX方向位置測定用とY方向位置
測定用の2つのレーザミラー1,1が搭載される。
なお、第4図に示す10,10は測定用のレーザ光である。
そして、一般に石英で作られたているレーザミラー1と
他の材質で作られているミラー台2との間の熱膨張係数
の差により接着固定後の温度変化によりレーザミラー1
とミラー台2との間で長さの差が生じた時、取付具5の
弾性変形によりその差分を吸収しレーザミラー1への悪
影響を防止するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来例においても、ミラー台
2のステージ8への取付面加工精度およびステージ8の
ミラー台2の取付面の加工精度によってはボルト9,9で
固定する際、取付部3または取付具5の接着部6に不必
要な力が加わり、λ/20〜λ/30程度(単体時の加工精
度)に作られているレーザミラー1の平面度が、 λ/10〜λ/20程度に低下するといった問題があった。こ
のため、従来においては、それぞれの部材の加工精度を
良くするとともに接着取付時にも充分の注意を払って作
業をする必要があり、時間と費用を要するといった問題
があった。
本考案は、上記事情に基づきなされたもので、その目的
とするところは、簡単な構成でありながら、平面度が高
精度に加工されたレーザミラーの平面度を損うことなく
容易かつ確実に取付けることのできるレーザミラーの取
付構造を提供しようとするものである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するために、レーザミラー
の下面を複数の受部で支承して上下方向の位置決めを行
なうとともに、上記レーザミラーの長手方向の一端を上
下方向に低剛性で幅方向には剛性の高い第1の取付具に
接着し、レーザミラーの他端をレーザミラーの長手方向
に低剛性で幅方向には剛性の高い第2の取付具に接着
し、これら第1、第2の取付具をステージへ直接または
部材を介して取付けたものである。
(作用) すなわち、本考案は上記の構成とすることにより、取付
後に温度変化が発生し、レーザミラーとミラー台との間
で長さの差が生じてもレーザミラーの平面度を低下させ
ることなく精度の良い取付が可能となる。また、取付
時、ミラー台およびステージのそれぞれの取付面の加工
誤差によりミラー台が変形しても取付具の弾性変形によ
ってその変形を吸収してレーザミラーにはほとんど影響
を及ぼすことがないため取付作業性の向上が可能とな
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図および第2図を参照し
て説明する。
図中1はレーザミラー、2はミラー台、8はステージで
ある。
レーザミラー1は、その両端側下面をミラー台2の上面
に突設された3つの受部15…により支承され上下方向の
位置決めがなされた状態となっている。
また、レーザミラー1の長手方向の両端は、ミラー台2
に固定された第1,第2の取付具16,17によって保持され
た状態となっている。
上記第1の取付具16は、上下方向に低剛性で水平方向
(レーザミラーにて位置測定する方向)は高い剛性とな
っているとともに、その幅方向(レーザミラーにて位置
測定する方向と直交する方向)に突設された2個の接着
部18,18を介してレーザミラー1の端面を接着固定する
ようになっている。なお、接着された状態で第1の取付
具16によるレーザミラー1の下方への押付け力はほぼ零
となるようになっている。
また、上記第2の取付具17は、レーザミラー1の長手方
向に低剛性で幅方向は高い剛性となっているとともに、
その幅方向のほぼ中央部に突設された1個の接着部19を
介してレーザミラー1の端面を接着固定するようになっ
ている。
なお、接着された状態で第2の取付具17によるレーザミ
ラー1の長手方向押付け力もほぼ零となるようになって
いる。
すなわち、上記第1,第2の取付具16,17は、レーザミラ
ー1に外力をできるだけ加えない状態で保持するように
なっている。
また、第1,第2の取付具16,17は、それぞれ2本のボル
ト7,7にてミラー台2に固定されており、また、上記ミ
ラー台2の両端部は、それぞれ1本のボルト9でステー
ジ8に固定されている。
また、ミラー台2の受部15…の長手方向ピッチは、レー
ザミラー1の長さに対して最もたわみの小さくなるほぼ
ベッセル点またはエアリー点と呼ばれている寸法となっ
ている。
しかして、上記構成とすることにより、取付後に温度変
化が発生し、レーザミラー1とミラー台2との間で長さ
の差が生じてもレーザミラー1の平面度を低下させるこ
となく、また、取付時、ミラー台2およびステージ8の
それぞれの取付面の加工誤差によりミラー台2が変形し
ても第1の取付具16,または第2の取付具17の弾性変形
によってその変形を吸収してレーザミラー1にはほとん
ど影響を及ぼすことがなく、したがって平面度も低下し
ない。
また、第1,第2の取付具16,17のレーザミラー1に対す
る接着部の高さを略同じにすることによってレーザミラ
ー1の端面に加わる外力によるモーメントが発生しなく
なり、より平面度が低下し難くなる。
すなわち、簡単な構成でありながら、平面度が高精度に
加工されたレーザミラー1の平面度を損うことなく容易
かつ確実に取付けることが可能となる。
なお、上述の一実施例において第1,第2の取付具16,17
をミラー台2に取付けた場合について説明したが、本考
案はこれに限らずステージ8に直接取付けるようにして
もよい。
その他、本考案は本考案の要旨を変えない範囲で種々変
形実施可能なことは勿論である。
なお、本考案の説明において前述の従来例と同一個所は
同一の符号を付し、一部詳細な説明を省略する。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば簡単な構成であり
ながら、平面度が高精度に加工されたレーザミラーの平
面度をできるだけ低下させずに容易かつ確実に取付ける
ことのできるレーザミラーの取付構造を提供できるとい
った効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は取付状態を示す概略的縦断側面図、第2図は同
じく概略的平面図、第3図および第4図は従来例を示す
もので、第3図は取付状態を示す概略的縦断側面図、第
4図はレーザミラーのステージに対する配設状態を示す
概略的平面図である。 1…レーザミラー、2…ミラー台、8…ステージ、15…
受部、16…第1の取付具、17…第2の取付具、18,19…
接着部。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステージ上に搭載されるレーザミラーを取
    付固定するレーザミラーの取付構造であって、上記レー
    ザミラーの下面を支承しレーザミラーの上下方向の位置
    決めを行なう複数の受部と、これら受部により支承され
    た上記レーザミラーの長手方向の一端を接着固定する接
    着部を有するとともにステージへ直接または部材を介し
    て取付けられる第1の取付具と、上記レーザミラーの長
    手方向の他端を接着固定する接着部を有するとともにス
    テージへ直接または部材を介して取付けられる第2の取
    付具とを具備し、上記第1の取付具をレーザミラーの上
    下方向に低剛性で幅方向には剛性の高い構造とし、第2
    の取付具をレーザミラーの長手方向に低剛性で幅方向に
    は剛性の高い構造としたことを特徴とするレーザミラー
    の取付構造。
  2. 【請求項2】第1の取付具は、レーザミラーの端面の幅
    方向の略両端2個所を接着固定するものであることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のレーザミ
    ラーの取付構造。
  3. 【請求項3】第2の取付具は、レーザミラーの端面の幅
    方向の略中央1個所を接着固定するものであることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のレーザミ
    ラーの取付構造。
  4. 【請求項4】第1の取付具の接着部と第2の取付具の接
    着部とを略同じ高さにしたことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のレーザミラーの取付構造。
JP1986131595U 1986-08-28 1986-08-28 レ−ザミラ−の取付構造 Expired - Lifetime JPH0749457Y2 (ja)

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JPS6338117U JPS6338117U (ja) 1988-03-11
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JPS5790607A (en) * 1980-11-28 1982-06-05 Fujitsu Ltd Optical glass fitting device

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