JPH074940B2 - インクジエツト記録装置 - Google Patents

インクジエツト記録装置

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JPH074940B2
JPH074940B2 JP60048914A JP4891485A JPH074940B2 JP H074940 B2 JPH074940 B2 JP H074940B2 JP 60048914 A JP60048914 A JP 60048914A JP 4891485 A JP4891485 A JP 4891485A JP H074940 B2 JPH074940 B2 JP H074940B2
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inkjet recording
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/377Cooling or ventilating arrangements

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はバブルジェット方式など熱エネルギーを利用し
て飛翔的液滴を形成し記録を行うインクジェット記録装
置に関し、特に、この種記録装置の印字ヘッド部の冷却
機構に関する。
〔従来技術〕
プリンタやファクシミリなどの記録装置の一型式とし
て、複数のオリフィスからインクを吐出させて記録媒体
(用紙)にドットを形成していくインクジェット記録装
置が使用されている。
このインクジェット方式にも、ピエゾ素子を利用してイ
ンク吐出を行う方式などがある他、各オリフィスに対応
して発熱素子を配置し、該発熱素子を駆動してインクを
吐出させるバブルジェット方式などのように熱エネルギ
ーを利用して飛翔的液滴を形成し記録を行うものがあ
る。
この熱エネルギーを利用する方式の記録装置にあって
は、印字デューティが上がり印字ヘッドおよびその近傍
の温度が過度に上昇すると、印字不良が生じ最悪の場合
には印字ヘッドが焼損することがある。そのため、印字
ヘッドの温度検出手段を設け、過度の温度を検知した時
冷却など何らかの処置をとる必要がある。
一方、印字ヘッド部において溶剤蒸発によるインク性状
の変化、ヘッド(オリフィスなど)の目詰まりあるいは
インク内への気泡の混入などが生じると印字不良の原因
になる。このため、インクジェット記録装置には、これ
らの原因を除去してインク性状を回復させる手段とし
て、オリフィスからインクを吸引したり、インクを押し
出したりあるいはインクを循環させる等の方法による印
字回復機構を設けたものがある。
ところで、従来のこの種記録装置にあっては、印字ヘッ
ドの温度が過度に上昇した時の処置として、自然冷却を
待つ方法、印字デューティを減らすか停止させる方法あ
るいは冷却ファンを駆動する方法などが採用されてい
る。
しかし、このような従来方法では、冷却効果が不充分な
ため印字速度が低下するという問題や冷却手段として特
別な付加機構を設けねばならず構造が複雑化したり余分
なスペースを必要するなどの問題があった。
〔目的〕
本発明はこのような従来技術に鑑みてなされたものであ
り、本発明の目的は、印字ヘッドの温度を低下させる特
別な付加機構を設けることなく印字ヘッドを急速に冷却
することができ、また、印字ヘッドの温度上昇時に、イ
ンクを無駄に消費することなく効果的に印字ヘッドの冷
却を行い得るインクジェットを提供することである。
〔概要〕
本発明のインクジェット記録装置は、熱エネルギーを利
用してインクを吐出させる印字ヘッドと、前記印字ヘッ
ドヘインクを供給するインク供給手段と、前記インク供
給手段を介して前記印字ヘッドへインクを循環させる循
環式回復手段と、前記印字ヘッドの温度を検出する温度
検出手段と、前記印字ヘッドの検出温度が所定値以上の
とき、前記循環式回復手段によるインクの循環を行う制
御手段と、を備える構成とすることにより、上記目的を
達成するものである。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図はインクジェット記録装置の要部構成を示し、上
下に所定間隔をおいて配置された紙送りローラ1、2を
通して矢印方向に紙送りされる用紙(記録媒体)3の前
面に、ガイドシャフト4に沿って移動するキャリジ5が
設けられ、該キャリジ上に印字ヘッド6が搭載されてい
る。この印字ヘッド6は通常ヒートシンク7を介して支
持されている。また、印字ヘッド6は用紙3に対し所定
隙間(例えば0.8mm)をおいて対面している。
前記キャリジ6はキャリジ駆動モータ8によりベルト伝
動機構9を介して矢印方向に駆動され、用紙3に沿って
移動する間に印字し、印字完了後は通常左端のホーム位
置Hに停止させられる。
前記ホーム位置Hには印字ヘッド6に対面して印字回復
装置10が設けられている。
第2図はこの印字回復装置の具体的構造を例示する。
第2図において、フレーム11上に駆動源としてのモータ
12と吸引ポンプ13とが搭載されており、また、前部には
印字ヘッド6に気密状態で押圧されるキャップ部材14が
前後方向(矢印F方向)移動可能に案内支持されてい
る。
キャップ部材14の前面(当接面)には吸水性多孔質のイ
ンク吸収体15が設けられている。
前記キャップ部材14と前記吸引ポンプ13との間は吸引チ
ューブ16で接続され、吸引ポンプ13の吐出側には吸引し
たインクを排出するための廃インクチューブ17が接続さ
れている。
そこで、前記フレーム11上には、前記キャップ部材14を
前後に駆動する内面カム18を有するキャップ駆動ギヤ19
と、前記吸引ポンプ13を駆動する端面カム20を有するポ
ンプ駆動ギヤ21が軸支されており、これらのギヤ19、21
はモータ12によりギヤ列を介して駆動されるよう配置さ
れている。
前記ポンプ駆動ギヤ21と吸引ポンプ13の間にはレバー22
が軸支され、該ポンプ駆動ギヤが回転するときその端面
カム20でレバー22を揺動させ、このレバー22の動きによ
り吸引ポンプ13を駆動(往復駆動)するよう構成されて
いる。
また、以上の印字回復機構10全体も印字ヘッド6(およ
びキャリジ5)に対し接近離反する方向に駆動されるよ
う記録装置本体に搭載されている。さらに、前記廃イン
クチューブ17の先端は前面に設けた中空針23に接続され
ており、回復機構10がキャリジ5へ接近したとき該中空
針をキャリジ上の廃インク容器の受け口に突き刺し、吸
引インクを該廃インク容器内へ導入するよう構成されて
いる。
第3図は印字ヘッドの過熱防止用の冷却システムの回路
を示す。
第3図において、記録装置を制御するMPU(マイクロプ
ロセッサユニット)30はコンパレータ31の出力を監視す
るよう接続されている。
印字ヘッド6の近傍(通常ヒートシンク7)に装着され
た印字ヘッド温度検出手段(サーミスタ)32にはサーミ
スタ用電源33が接続され、また、該電源33のマイナス端
子とサーミスタ32との間には電流検出抵抗34が接続され
ている。そこで、前記コンパレータ31の入力端子(2ヶ
所)には、図示のように、前記電流検出抵抗34の抵抗端
とコンパレータ用基準電圧源35がそれぞれ接続され、こ
れらの電圧差に基づいた出力信号が得られるようになっ
ている。
一方、前記MPU30の制御信号線がトランジスタ36のベー
スに接続され、該MPUの指令により該トランジスタがオ
ン・オフ制御される。
前記トランジスタ36のコレクタ及びエミッタは印字回復
機構10の駆動モータ12(第2図)およびモータ用電源37
と直列に接続されている。
さらに、前記MPU30に対し、前記駆動モータ12の回転位
置検出用スイッチ38が接続され、該モータ12が所定の回
転位置に達したときその検出信号をMPU30に入力するよ
う構成されている。
次に以上説明したインクジェット記録装置の動作を説明
する。
印字ヘッド6の温度が上昇しサーミスタ32の抵抗値が低
下すると、この抵抗値低下により電流検出抵抗34の抵抗
端に表われる電圧が上昇して基準電圧源35の電圧を上回
る状態になり、コンパレータ31の出力が反転する。
MPU30はコンパレータ31が反転したことを検知すると、
印字動作を中断させ、印字ヘッド6を搭載したキャリジ
5を印字回復動作位置(通常ホーム位置)にセットし、
トランジスタ36をオンに動作させ、印字回復機構の駆動
モータ12を所定角度(通常1回転)回転させ印字回復装
置10によりインクを吸引する。
この時のインクの流通により印字ヘッド6を冷却し温度
を低下させる。
以上説明した実施例によれば、印字ヘッド6の温度、上
昇監視用に既に設けられているサーミスタ等の温度検出
手段32と既存の印字回復機構10とを利用し、単なる制御
回路の一部変更のみで、印字ヘッド6が過度に昇温した
とき印字動作を中断するとともに印字ヘッドにインクを
流通させるよう構成したので、特別な冷却用の付加機構
を設けることなく印字ヘッド6を急速に冷却することが
できた。
したがって、簡単かつコンパクトな構成で印字ヘッド過
熱時の冷却を迅速かつ効果的に行うことができ、印字速
度の向上も図りうるインクジェット記録装置が得られ
た。
なお、本発明は印字ヘッドの数や印字回復機構の型式
(インク吸引式、インク押出し式、循環式など)等に関
係なく広く実施することができる。
インクを循環させて吐出性状を回復させる循環式の回復
機構は、インクを供給する側から印字ヘッドへインクを
循環させるものである。インクの循環を行うとき、高温
の印字ヘッドで暖められていないインクが印字ヘッドへ
流通されるため、効果的に印字ヘッドを冷却することが
できる。
また、循環されたインクは再度印字に使用するものであ
り、インクを無駄に消費させることなく印字ヘッドの温
度を低下させることができるため、循環式は本発明の実
施に適した回復機構である。
〔効果〕
以上の説明から明らかなごとく、本発明のインクジェッ
ト記録装置によれば、熱エネルギーを利用してインクを
吐出させる印字ヘッドと、前記印字ヘッドへインクを供
給するインク供給手段と、前記インク供給手段を介して
前記印字ヘッドへインクを循環させる循環式回復手段
と、前記印字ヘッドの温度を検出する温度検出手段と、
前記印字ヘッドの検出温度が所定値以上のとき、前記循
環式回復手段によるインクの循環を行う制御手段と、を
備える構成としたので、印字ヘッドの温度を低下させる
特別な付加機構を設けることなく印字ヘッドを急速に冷
却することができ、また、印字ヘッドの温度上昇時に循
環式の回復機構を用いることから、インクを無駄に消費
することなく効果的に印字ヘッドの冷却を行い得るイン
クジェットが提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するのに好適なインクジェット記
録装置の要部の模式的斜視図、第2図は第1図の印字回
復装置の構造例を示す斜視図、第3図は第1図および第
2図の記録装置の印字ヘッド冷却システムを例示する回
路図である。 3……用紙、5……キャリジ、6……印字ヘッド、10…
…印字回復装置、12……印字回復装置の駆動モータ、13
……吸引ポンプ、15……キャップ部材、30……MPU、32
……印字ヘッド温度検出手段(サーミスタ)、34……電
流検出抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 29/00 P

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱エネルギーを利用してインクを吐出させ
    る印字ヘッドと、 前記印字ヘッドへインクを供給するインク供給手段と、 前記インク供給手段を介して前記印字ヘッドへインクを
    循環させる循環式回復手段と、 前記印字ヘッドの温度を検出する温度検出手段と、 前記印字ヘッドの検出温度が所定値以上のとき、前記循
    環式回復手段によるインクの循環を行う制御手段と、 を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
JP60048914A 1985-03-12 1985-03-12 インクジエツト記録装置 Expired - Fee Related JPH074940B2 (ja)

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