JPH10775A - インクジェット方式画像形成装置 - Google Patents

インクジェット方式画像形成装置

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JPH10775A
JPH10775A JP15267796A JP15267796A JPH10775A JP H10775 A JPH10775 A JP H10775A JP 15267796 A JP15267796 A JP 15267796A JP 15267796 A JP15267796 A JP 15267796A JP H10775 A JPH10775 A JP H10775A
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JP
Japan
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ink
print head
carriage
temperature
forming apparatus
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Withdrawn
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JP15267796A
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English (en)
Inventor
Makoto Koike
誠 小池
Hiroyuki Kunii
博之 国井
Yukimichi Someya
幸通 染矢
Nobumori Shimizu
信盛 清水
Kenji Nagata
健二 永田
Hirokazu Ikegami
廣和 池上
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Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Copyer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的簡易な構造で印字ヘッドやインクの温度
を適切に調節できるインクジェット方式画像形成装置を
提供する。 【解決手段】キャリッジ12に、ゴム製のチューブ16
と、このチューブ16の両端に接続されたアルミニウム
製の管18と、この管18に固定されてベースプレート
14に接触しているアルミニウム製の板18aとからな
る流路部材20を固定し、このチューブ16と管18の
内部に水などの液体を循環させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字ヘッドが搭載
されたキャリッジを所定方向に往復動させながら印字ヘ
ッドからインクを吐出させて、記録紙などの記録媒体に
画像を形成するインクジェット方式画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワークステーションの出
力装置の一つとして、インクを吐出して記録紙に画像を
形成するインクジェット方式画像形成装置が知られてい
る。このインクジェット方式画像形成装置は、例えば、
インクが吐出する複数の吐出ノズルが形成された印字ヘ
ッドと、この印字ヘッドを搭載して所定方向に往復動す
るキャリッジと、この所定方向に直交する方向に記録紙
を搬送する搬送装置とを備えている。記録紙に画像を形
成する際は、搬送装置で搬送中の記録紙を一時的に停止
させ、キャリッジを上記した所定方向に往復動させなが
ら、記録紙のうち、画像が形成される画像形成領域に位
置する部分に、吐出ノズルからインクを吐出して1バン
ド分の画像を形成(印字)し、その後、所定長さだけ記
録紙を搬送して画像形成領域に新たに位置する部分に次
のバンド分の画像を形成する動作を繰り返す。
【0003】上記した印字ヘッドは、通常、複数の吐出
ノズルが形成されたシリコンプレートを備えており、こ
のシリコンプレートの内部の各吐出ノズルの近傍には、
これら複数の吐出ノズルそれぞれからインクを吐出させ
る発熱素子が形成されている。また、印字ヘッドは、シ
リコンプレートに重なってシリコンプレートを補強する
アルミニウム製のベースプレートも備えている。このよ
うな構成の印字ヘッドでは、発熱素子を発熱させて吐出
ノズルからインクを吐出させる度に、印字ヘッドやイン
クの温度が上昇する。
【0004】このようにインクの温度が変化すると、イ
ンクの粘度が変化する。インクの粘度は、吐出ノズルか
らインクが吐出するときの流動抵抗に影響を及ぼすの
で、インクの粘度が変化すると、吐出するインクの量が
変わり、画像の濃度にむらが生じる。また、インクの温
度がインクの沸点近くまで上昇すると、インク内に気泡
が発生し、この気泡のために吐出ノズルにインクの供給
ができなくなり、インク吐出不能になる。そこで、画像
濃度むらやインク吐出不能を防止するために、印字ヘッ
ドの温度が所定温度を超えると、印字を止めたり印字ヘ
ッドに送風したりして、印字ヘッドの温度を下げてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、印字を止めた
り印字ヘッドに送風したりして印字ヘッドを冷却する自
然冷却や送風冷却では、温度の低下が遅くて印字ヘッド
を十分に冷却できないおそれがある。
【0006】ところで、冬期等において、印字ヘッドや
インクの温度が低いときには、インクの粘度が高くな
る。この場合、吐出ノズルからインクを吐出するときの
流動抵抗が大きく、インクの吐出量が少なくなる。この
対策として、印字ヘッドの内部に温調用のヒータを配置
し、このヒータによって印字ヘッドを加熱して適正に印
字できるインク粘度になるまで、印字ヘッドを所定の待
機位置で待機させる技術が知られている。しかし、この
技術では、印字ヘッドの内部にヒータを設けるので印字
ヘッドの構造が複雑になり、また、配置上の都合により
適切な位置にヒータを設けることができず、十分に印字
ヘッドやインクを加熱できないことがある。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、比較的簡易な
構造で印字ヘッドやインクの温度を適切に調節できるイ
ンクジェット方式画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1のインクジェット方式画像形成装置は、
インクが吐出する複数の吐出ノズルが形成され、これら
複数の吐出ノズルそれぞれからインクを吐出させる発熱
素子がこれら複数の吐出ノズルそれぞれの近傍に配置さ
れた印字ヘッドと、この印字ヘッドを搭載して所定方向
に往復動するキャリッジとを備え、このキャリッジを上
記所定方向に往復動させながら上記吐出ノズルからイン
クを吐出させて記録媒体に画像を形成するインクジェッ
ト方式画像形成装置において、(1)上記キャリッジに
固定されて上記印字ヘッドに接触する、この印字ヘッド
の温度を調節する温度調節手段を備えたことを特徴とす
るものである。
【0009】ここで、(2)上記温度調節手段が、この
温度調節手段の内部で加熱媒体もしくは冷却媒体が循環
するものであり、(3)上記インクジェット方式画像形
成装置が、上記温度調節手段に加熱媒体もしくは冷却媒
体を供給する媒体供給手段を備えることが好ましい。
【0010】また、(4)上記媒体供給手段が、上記キ
ャリッジに搭載されたものであることが好ましい。
【0011】また、(5)上記媒体供給手段が、上記キ
ャリッジが往復動する領域内に配置されたものであり、
(6)上記キャリッジが、上記温度調節手段が使用され
ているときには上記媒体供給手段まで移動するものであ
ることが好ましい。
【0012】また、(7)上記温度調節手段が、この温
度調節手段の内部で加熱媒体もしくは冷却媒体が循環す
るものであり、上記インクジェット方式画像形成装置
が、(8)上記所定方向に延びるラックが形成され、上
記キャリッジを上記所定方向に案内する案内レール
(9)上記ラックに噛み合って回転することにより上記
温度調節手段の内部で加熱媒体もしくは冷却媒体を循環
させる、上記キャリッジに回転自在に固定されたギアを
備えることが好ましい。
【0013】また、(10)上記温度調節手段の内部を
循環する加熱媒体もしくは冷却媒体を加熱もしくは冷却
する加熱冷却手段を循環経路中に備えることが好まし
い。
【0014】さらに、(11)上記印字ヘッドが、上記
発熱体の近傍に配置されて外部に露出した熱伝導性のベ
ースプレートを有するものであり、(12)上記温度調
節手段が、上記ベースプレートの露出部に接触するもの
であることが好ましい。
【0015】さらにまた、(13)上記媒体供給手段あ
るいは上記加熱冷却手段が、上記印字ヘッドの温度に基
づいて作動もしくは停止するものであることが好まし
い。
【0016】さらにまた、(14)上記インクジェット
方式画像形成装置が、上記印字ヘッドからインクを吐出
もしくは吸引させることにより上記印字ヘッドのインク
吐出状態を回復させる回復装置を備え、(15)上記温
度調節手段が、上記回復装置によって吐出もしくは吸引
させられたインクを加熱媒体もしくは冷却媒体として使
うものであることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のイ
ンクジェット方式画像形成装置の実施形態を説明する。 [第1実施形態]図1は、本発明のインクジェット方式
画像形成装置の一例であるプロッタの概略構成を示す斜
視図である。
【0018】プロッタ1は、キャスタ2a付きのスタン
ド2の上部に固定されている。プロッタ1は、このプロ
ッタ1を操作するための操作部3を備えており、この操
作部3に設置された各種のスイッチ等を操作することに
より、紙サイズ、オンライン/オフライン、コマンドな
どが指示される。矢印A方向から記録紙挿入口4に挿入
された記録紙は、操作部3からの指示に基づいて、プロ
ッタ1の内部に搬送され、画像が印字されて排出され
る。また、プロッタ1は、内部を覆うカバー5を備えて
おり、このカバー5を開くことにより、矢印B方向に延
びる案内レール13(図2参照)や、この案内レール1
3に案内されて矢印B方向に往復動するキャリッジ12
を見ることができる。
【0019】図2を参照してプロッタ1のキャリッジや
印字ヘッドなどを説明する。
【0020】図2は、印字ヘッドを搭載したキャリッジ
を示す斜視図である。
【0021】黒インクが収容された印字ヘッド10を搭
載したキャリッジ12は、矢印B方向に往復動するベル
ト(図示せず)に固定されている。ベルトが矢印B方向
に往復動すると、キャリッジ12も案内レール13に案
内されて矢印B方向に往復動する。
【0022】印字ヘッド10は、アルミニウム製のベー
スプレート(本発明にいう熱伝導性のベースプレートの
一例である)14を備えており、このベースプレート1
4は外部に露出している。また、ベースプレート14の
うち、外部に露出した面14aとは反対側の面には、シ
リコンプレート(または、ガラスプレート、図示せず)
が重ねて形成されている。このシリコンプレートには、
インクが収容されるインクパットと、このインクパット
から下向きに形成された複数の吐出ノズルが形成されて
いる。また、吐出ノズルの近傍のシリコンプレート上に
は、複数の吐出ノズルそれぞれからインクを吐出させる
吐出ヒータ(本発明にいう発熱素子の一例である)が形
成されている。吐出ノズルの半分近くの面積は、シリコ
ンプレートに接触しているために、吐出ヒータが加熱さ
れて吐出ノズルからインクが吐出される度に、吐出ヒー
タの熱がシリコンプレートを伝わってベースプレート1
4の温度がインクの温度と共に上昇する。
【0023】キャリッジ12には、ゴム製のチューブ1
6と、このチューブ16の両端に接続されたアルミニウ
ム製の管18と、この管18に固定されてベースプレー
ト14に接触しているアルミニウム製の板18aとから
なる流路部材(本発明にいう温度調節手段の一例であ
る)20が固定されており、このチューブ16と管18
の内部には水などの液体が循環する。ここでは、チュー
ブ16をゴム製にしたが、他の弾性部材で形成してもよ
い。また、管18は、高い熱伝導性を有する他の素材、
例えば、銅、黄銅、鉄等の金属や合金素材から形成して
もよい。また、流路部材20をキャリッジ12に着脱自
在に固定してもよい。
【0024】さらに、キャリッジ12には、モータ22
と、このモータ22によって回転させられるギア群24
が固定されている。モータ22の回転軸22aにはギア
24aが固定されており、このギア24aはギア24b
と噛み合っている。ギア24bと同軸にギア24cとギ
ア24dが固定されており、ギア24cはギア24eと
噛み合っている。ギア24eと同軸にギア24fが固定
されている。ギア24dとギア24fとでチューブ16
を挟み込んでおり、モータ22の回転によってギア群2
4の各ギア24a,24b,24c,24d,24e,
24fが回転すると、ギア24dとギア24fとでチュ
ーブ16を圧縮したり元に戻したりするので、チューブ
16と管18の内部で液体が循環する。この液体とし
て、例えば、室温の水を循環させるとベースプレート1
4が冷却され、これにより、吐出ノズルや吐出ヒータが
形成されたシリコンプレートも冷却される。この結果、
印字ヘッド10に収容されているインクの温度を適切に
調整でき、画像濃度むらやインク吐出不能を防止でき
る。ここでは、チューブ16と管18の内部で循環する
水が、本発明にいう冷却媒体の一例である。
【0025】記録紙に画像を形成するに当たっては、記
録紙をプラテン(図示せず)上に載置し、キャリッジ駆
動モータ(図示せず)を作動させてキャリッジ12を矢
印B方向に往復動させながら、画像情報を担持した画像
信号を印字ヘッド10に入力し、この画像信号に基づい
て吐出ヒータを加熱して吐出ノズルからインクを吐出さ
せ、記録紙に画像を形成する。インクが吐出される毎に
吐出ヒータからの熱によりベースプレート14が昇温し
ていく。上記した画像信号が印字ヘッド10に入力する
と同時に、モータ22を作動させる。このモータ22の
作動によって、上述したように、流路部材20の内部で
液体が循環してベースプレート14が冷却され、これに
より、シリコンプレートも冷却され、印字ヘッド10に
収容されているインクの温度を適切に調整でき、画像濃
度むらやインク吐出不能を防止できる。
【0026】なお、印字ヘッド10に温度センサを設置
しておき、この温度センサによって検知された温度に基
づいて、インク温度が高いときにモータ22を駆動させ
る構成にすると、インク温度が低いときはモータ22が
駆動せずにギア群24の各ギアが回転しないので、チュ
ーブ16と管18の内部で液体が循環せず、印字ヘッド
10が過度に冷却されない。この結果、インク温度を適
正に保つように調節でき、さらに有効である。このよう
に、印字ヘッド10の温度に基づいて、ギア群24を回
転させることにより、印字ヘッド10の冷却または加熱
が促進され、印字ヘッド10を適正温度に調節できる。 [第2実施形態]図3を参照して本発明のインクジェッ
ト方式画像形成装置の第2実施形態を説明する。図3
は、印字ヘッドを搭載したキャリッジを示す斜視図であ
り、図2の構成要素と同一の構成要素には同一の符号が
付されている。
【0027】図3に示す第2実施形態が、図2に示す第
1実施形態とは異なる点は、チューブ16の流路内に、
循環液タンク30を設置し、さらにこの循環液タンク3
0内に例えばヒータや電子冷却素子からなる循環液加熱
冷却装置32(本発明にいう加熱冷却手段の一例であ
る)を設けた点にある。
【0028】記録紙に画像を形成するに当たっては、記
録紙をプラテン(図示せず)上に載置し、キャリッジ駆
動モータ(図示せず)を作動させてキャリッジ12を矢
印B方向に往復動させながら、画像情報を担持した画像
信号を印字ヘッド10に入力し、この画像信号に基づい
て吐出ヒータを加熱して吐出ノズルからインクを吐出さ
せ、記録紙に画像を形成する。インクが吐出される毎に
ベースプレート14が昇温していくが、画像信号が印字
ヘッド10に入力すると同時に、モータ22を作動させ
て循環液をチューブ16と管18の内部で循環させると
共に、循環液加熱冷却装置32も作動させて循環液を冷
却する。この結果、冷却された循環液がチューブ16と
管18の内部で循環してベースプレート14が冷却さ
れ、これにより、シリコンプレートも冷却され、印字ヘ
ッド10に収容されているインクの温度を適切に調節で
き、画像濃度むらやインク吐出不能を防止できる。
【0029】なお、印字ヘッド10に温度センサを設置
しておき、この温度センサによって検知された温度に基
づいて、インク温度が高いときは循環液を冷却するよう
に循環液加熱冷却装置32を作動させ、インク温度が低
いときは循環液を加熱するように循環液加熱冷却装置3
2を作動させる構成にすると、インク温度をいっそう適
正に保つように調節できる。このように、印字ヘッド1
0の温度に基づいて、循環液加熱冷却装置32を作動さ
せることにより、印字ヘッド10の冷却または加熱が促
進され、印字ヘッド10をいっそう適正な温度に調節で
きる。ここでは、加熱された循環液が、本発明にいう加
熱媒体の一例であり、また、冷却された循環液が、本発
明にいう冷却媒体の一例である。
【0030】また、印字ヘッドに温度センサを設置せず
に、画像情報等から印字ヘッドの温度を予測し、この温
度に基づいて、循環液加熱冷却装置32を作動させても
よい。 [第3実施形態]図4を参照して本発明のインクジェッ
ト方式画像形成装置の第3実施形態を説明する。
【0031】図4は、印字ヘッドを搭載したキャリッジ
を示す斜視図であり、図2の構成要素と同一の構成要素
には同一の符号が付されている。
【0032】図4に示す第3実施形態が、図2に示す第
1実施形態とは異なる点は、案内レールにラックを形成
し、このラックに噛み合うギアをキャリッジに設けた点
にある。
【0033】第3実施形態のプロッタは、矢印B方向に
延びるラック40aが形成された案内レール40を備え
ている。また、キャリッジ12には、ギア群42が固定
されており、ギア42aはラック40aと噛み合ってい
る。このため、キャリッジ12が矢印B方向に往復動す
るとギア42aが回転する。また、ギア42aと同軸に
ギア42b,42dが取り付けられており、ギア42b
はギア42cと噛み合っている。ギア42cと同軸にギ
ア42eが取り付けられている。ギア42dとギア42
eとでチューブ16を挟み込んでおり、キャリッジ12
が矢印B方向に往復動してギア42aが回転すると、他
の各ギア42b,42c,42d,42eも回転する。
これにより、ギア42dとギア42eとでチューブ16
を圧縮したり元に戻したりするので、チューブ16と管
18の内部で液体が循環する。この液体として、例え
ば、室温の水を循環させるとベースプレート14が冷却
され、これにより、吐出ノズルや吐出ヒータが形成され
たシリコンプレートも冷却される。この結果、印字ヘッ
ド10に収容されているインクの温度を適切に調整で
き、画像濃度むらやインク吐出不能を防止できる。ここ
では、チューブ16と管18の内部で循環する水が、本
発明にいう冷却媒体の一例である。
【0034】記録紙に画像を形成するに当たっては、記
録紙をプラテン(図示せず)上に載置し、キャリッジ駆
動モータ(図示せず)を作動させてキャリッジ12を矢
印B方向に往復動させながら、画像情報を担持した画像
信号を印字ヘッド10に入力し、この画像信号に基づい
て吐出ヒータを加熱して吐出ノズルからインクを吐出さ
せ、記録紙に画像を形成する。インクが吐出される毎に
ベースプレート14が昇温していくが、矢印B方向への
キャリッジ12の往復動に伴って、上述したように、ギ
ア42aが回転してギア42dとギア42eが回転する
ので、チューブ16と管18の内部で液体が循環してベ
ースプレート14が冷却され、これにより、シリコンプ
レートも冷却され、印字ヘッド10に収容されているイ
ンクの温度を適切に調節でき、画像濃度むらやインク吐
出不能を防止できる。また、キャリッジ12の往復動を
利用してチューブ16と管18の内部で液体を循環させ
ているので、余分な駆動源が不要である。 [第4実施形態]図5を参照して本発明のインクジェッ
ト方式画像形成装置の第4実施形態を説明する。
【0035】図5は、印字ヘッドを搭載したキャリッジ
を示す斜視図であり、図4の構成要素と同一の構成要素
には同一の符号が付されている。
【0036】図5に示す第4実施形態が、図4に示す第
3実施形態とは異なる点は、チューブ16の流路内に、
循環液タンク50を設置し、さらにこの循環液タンク5
0内に例えばヒータや電子冷却素子からなる循環液加熱
冷却装置52(本発明にいう加熱冷却手段の一例であ
る)を設けた点にある。
【0037】記録紙に画像を形成するに当たっては、記
録紙をプラテン(図示せず)上に載置し、キャリッジ駆
動モータ(図示せず)を作動させてキャリッジ12を矢
印B方向に往復動させながら、画像情報を担持した画像
信号を印字ヘッド10に入力し、この画像信号に基づい
て吐出ヒータを加熱して吐出ノズルからインクを吐出さ
せ、記録紙に画像を形成する。インクが吐出される毎に
ベースプレート14が昇温していくが、矢印B方向への
キャリッジ12の往復動に伴って、上述したように、ギ
ア42aが回転してギア42dとギア42eが回転する
ので、チューブ16と管18の内部で液体が循環してベ
ースプレート14が冷却され、これにより、シリコンプ
レートも冷却され、印字ヘッド10に収容されているイ
ンクの温度を適切に調整でき、画像濃度むらやインク吐
出不能を防止できる。
【0038】なお、印字ヘッド10に温度センサを設置
しておき、この温度センサによって検知された温度に基
づいて、インク温度が高いときは循環液を冷却するよう
に循環液加熱冷却装置52を作動させ、インク温度が低
いときは循環液を加熱するように循環液加熱冷却装置5
2を作動させる構成にすると、インク温度をいっそう適
正に保つように調節できる。このように、印字ヘッド1
0の温度に基づいて、循環液加熱冷却装置52を作動さ
せることにより、印字ヘッド10の冷却または加熱がい
っそう促進され、印字ヘッド10をより適正な温度に保
つことができる。なお、印字ヘッドに温度センサを設置
せずに、画像情報等から印字ヘッドの温度を予測し、こ
の温度に基づいて、循環液加熱冷却装置52を作動させ
てもよい。ここでは、加熱された循環液が、本発明にい
う加熱媒体の一例であり、また、冷却された循環液が、
本発明にいう冷却媒体の一例である。 [第5実施形態]図6を参照して本発明のインクジェッ
ト方式画像形成装置の第5実施形態を説明する。
【0039】図6は、印字ヘッドを搭載したキャリッジ
を示す斜視図であり、図2の構成要素と同一の構成要素
には同一の符号が付されている。
【0040】印字ヘッド10のベースプレート14には
板18aが当接されており、この板18aには管18が
固定されている。管18の両端それぞれには、チューブ
16aとチューブ16bが接続されている。また、キャ
リッジ12の往復動の範囲内の片端には、循環液62が
満たされた循環液タンク(本発明にいう媒体供給手段の
一例である)60が設置されている。循環液タンク60
には、循環液62をチューブ16bに供給するためのチ
ューブ64が備えられており、キャリッジ12が循環液
タンク60の近傍に来ると、チューブ16bとチューブ
64とが連結するように構成されている。また、チュー
ブ16bの両端のうち、チューブ64に連結する端部に
は、チューブ64が外れたときに循環液が溢れ落ちない
ように弁が設けられている。また、循環液タンク60
は、この循環液タンク60内の循環液62を吸い上げる
ためのモータ66とギア群68を備えている。モータ6
6の回転軸66aにはギア68aが固定されており、こ
のギア68aはギア68bと噛み合っている。ギア68
aと同軸にギア68cが取り付けられており、ギア68
bと同軸にギア68dが取り付けられている。ギア68
cとギア68dとでチューブ64を挟んでおり、モータ
66の回転によってギア群68の各ギア68a,68
b,68c,68dが回転すると、ギア68cとギア6
8dとでチューブ64を圧縮したり元に戻したりするの
で、チューブ64が循環液62を吸い上げ、チューブ1
6bに供給する。チューブ16bに供給された循環液
は、管18とチューブ16aを通って、循環液タンク6
0に戻る。なお、循環液62としては、水を使ってもよ
いし、印字に使用しなかった廃インク等を使ってもよ
い。
【0041】記録紙に画像を形成するに当たっては、記
録紙をプラテン(図示せず)上に載置し、キャリッジ駆
動モータ(図示せず)を作動させてキャリッジ12を矢
印B方向に往復動させながら、画像情報を担持した画像
信号を印字ヘッド10に入力し、この画像信号に基づい
て吐出ヒータを加熱して吐出ノズルからインクを吐出さ
せ、記録紙に画像を形成する。インクが吐出される毎に
ベースプレート14が昇温していくが、全印字終了時あ
るいは1ライン印字終了毎に、チューブ16bとチュー
ブ64とを連結させてモータ66を作動させ、チューブ
16a,16b、管18の内部に循環液62を循環させ
て、ベースプレート14を冷却する。これにより、シリ
コンプレートも冷却され、印字ヘッド10に収容されて
いるインクの温度を適切に調節でき、画像濃度むらやイ
ンク吐出不能を防止できる。循環液として高温の液体を
入れておくと、印字ヘッドを暖めることができ、冬期な
どに都合がよい。
【0042】なお、印字ヘッド10に温度センサを設置
しておき、この温度センサによって検知された温度に基
づいて、インク温度が高いときにチューブ16bとチュ
ーブ64を連結させる構成にすると、インク温度が低い
ときはキャリッジ12を移動せずに連結しないので、チ
ューブ16a,16bと管18の内部で循環液が循環せ
ず、印字ヘッド10が過度に冷却されない。この結果、
インク温度をいっそう適正に保つように調節できる。こ
のように、印字ヘッド10の温度に基づいて、チューブ
16bとチューブ64を連結させることにより、印字ヘ
ッド10の冷却または加熱が促進され、印字ヘッド10
を適正温度に保つことができる。なお、印字ヘッドに温
度センサを設置せずに、画像情報等から印字ヘッドの温
度を予測し、この温度に基づいて、チューブ16bとチ
ューブ64を連結させるように構成してもよい。 [第6実施形態]図7を参照して本発明のインクジェッ
ト方式画像形成装置の第6実施形態を説明する。
【0043】図7は、印字ヘッドを搭載したキャリッジ
を示す斜視図であり、図6の構成要素と同一の構成要素
には同一の符号が付されている。
【0044】図7に示す第6実施形態の特徴は、印字ヘ
ッドからインクを吐出させて印字ヘッドのインク吐出状
態を回復させる回復装置を利用して、印字ヘッドの温度
を調節した点にある。
【0045】キャリッジ12はゴム製のチューブ70,
72を備えており、これらチューブ70,72それぞれ
の端部には、アルミニウム製の管18が接続されてい
る。チューブ70,72をゴム製にしたが、他の弾性部
材で形成してもよい。また、キャリッジ12の往復動の
範囲内の片端には、印字ヘッド10からインクを強制的
に吐出させて印字ヘッドのインク吐出状態を回復させる
回復装置80が設置されている。回復装置80は、印字
ヘッド10の吐出ノズル(図示せず)を覆うキャップ8
2と、キャップ82を封止する弁84を備えている。ま
た、回復装置80は、キャップ82に連結したゴム製の
チューブ86と、このチューブ86の一端部86aが連
結された三方弁88と、三方弁88に一端部90aが接
続されたゴム製のチューブ90を備えている。チューブ
90の他端部90bは、廃インクタンク92の上方に位
置している。さらに、回復装置80は、印字ヘッド10
の吐出ノズルからインクを吸引するためのモータ94と
ギア群96を備えている。モータ94の回転軸94aに
はギア96aが固定されており、このギア96aはギア
96bと噛み合っている。ギア96aと同軸にギア96
cが取り付けられており、ギア96bと同軸にギア96
dが取り付けられている。ギア96cとギア96dとで
チューブ90を挟み込んでおり、モータ94の回転によ
ってギア群96の各ギア96a,96b,96c,96
dが回転すると、ギア96cとギア96dとでチューブ
90を圧縮したり元に戻したりするので、吐出ノズルか
らインクが吸引され、廃インクタンク92に廃棄され
る。廃インクタンク92に廃棄されたインク63はチュ
ーブ70の一端部70aから吸い上げられ、チューブ7
0、管18、チューブ72、三方弁88、及びチューブ
90を通って、廃インクタンク92に戻る。なお、廃イ
ンクタンク92に十分な量の廃インク63が無いとき
は、廃インクタンク92に予め水などを貯えておくとよ
い。
【0046】記録紙に画像を形成するに当たっては、記
録紙をプラテン(図示せず)上に載置し、キャリッジ駆
動モータ(図示せず)を作動させてキャリッジ12を矢
印B方向に往復動させながら、画像情報を担持した画像
信号を印字ヘッド10に入力し、この画像信号に基づい
て吐出ヒータを加熱して吐出ノズルからインクを吐出さ
せ、記録紙に画像を形成する。インクが吐出される毎に
ベースプレート14が昇温していくが、モータ94を駆
動させると、チューブ70、管18、チューブ72、三
方弁88、及びチューブ90を廃インク63が流れ、ベ
ースプレート14を冷却する。これにより、シリコンプ
レートも冷却され、印字ヘッド10に収容されているイ
ンクの温度を適切に調整でき、画像濃度むらやインク吐
出不能を防止できる。また、廃インクタンク92に貯え
られた廃インク63を無駄に廃棄しなくて済む。
【0047】なお、印字ヘッド10に温度センサを設置
しておき、この温度センサによって検知された温度に基
づいて、インク温度が高いときにモータ94を駆動させ
る構成にすると、インク温度が低いときはモータ94が
駆動せずにギア群96の各ギアが回転しないので、チュ
ーブ70、管18、チューブ72、三方弁88、及びチ
ューブ90を廃インクが流れない。この結果、インク温
度をいっそう適正に保つように調節できる。このよう
に、印字ヘッド10の温度に基づいて、ギア群96を回
転させることにより、印字ヘッド10の冷却または加熱
が促進され、印字ヘッド10を適正温度に保つことがで
きる。また、印字ヘッドに温度センサを設置せずに、画
像情報等から印字ヘッドの温度を予測し、この温度に基
づいて、モータ94を作動させるように構成してもよ
い。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェット方式画像形成装置によれば、印字ヘッドの温度を
調節する温度調節手段がキャリッジに固定されて印字ヘ
ッドに接触しているので、比較的簡易な構造で印字ヘッ
ドやインクの温度を適切に調節できる。
【0049】ここで、温度調節手段が、この温度調節手
段の内部で加熱媒体もしくは冷却媒体が循環するもので
あり、かつ、インクジェット方式画像形成装置が、その
本体に配置された、温度調節手段に加熱媒体もしくは冷
却媒体を供給する媒体供給手段を備えた場合は、効率よ
く印字ヘッドやインクの温度を調節できる。
【0050】また、媒体供給手段が、キャリッジに搭載
されたものである場合は、省スペース化を図ることがで
きる。
【0051】また、媒体供給手段がキャリッジが往復動
する領域内に配置されたものであり、キャリッジが、温
度調節手段が使用されているときには媒体供給手段まで
移動するものである場合は、より適切に印字ヘッドやイ
ンクの温度を調節できる。
【0052】また、温度調節手段が、この温度調節手段
の内部で加熱媒体もしくは冷却媒体が循環するものであ
り、インクジェット方式画像形成装置が、所定方向に延
びるラックが形成され、キャリッジを所定方向に案内す
る案内レールと、ラックに噛み合って回転することによ
り温度調節手段の内部で加熱媒体もしくは冷却媒体を循
環させる、キャリッジに回転自在に固定されたギアを備
えた場合は、キャリッジの往復動を利用して温度調節手
段の内部で加熱媒体もしくは冷却媒体を循環させるの
で、余分な駆動源が不要となる。
【0053】また、温度調節手段の内部を循環する加熱
媒体もしくは冷却媒体を加熱もしくは冷却する加熱冷却
手段を循環経路中に備えた場合は、いっそう容易に印字
ヘッドやインクの温度を調節できる。
【0054】さらに、印字ヘッドが、発熱体の近傍に配
置されて外部に露出した熱伝導性のベースプレートを有
するものであり、温度調節手段が、ベースプレートの露
出部に接触するものである場合は、いっそう効率よく印
字ヘッドの温度を調節できる。
【0055】さらにまた、媒体供給手段あるいは加熱冷
却手段が、印字ヘッドの温度に基づいて作動もしくは停
止するものである場合は、温度調節が必要な時のみ加熱
媒体もしくは冷却媒体を循環させるので、温度調節の効
率が良い。
【0056】さらにまた、インクジェット方式画像形成
装置が、印字ヘッドからインクを吐出もしくは吸引させ
ることにより印字ヘッドのインク吐出状態を回復させる
回復装置を備え、温度調節手段が、回復装置によって吐
出もしくは吸引させられたインクを加熱媒体もしくは冷
却媒体として使うものである場合は、回復装置によって
吐出させられたインクを無駄に廃棄しなくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット方式画像形成装置の一
例であるプロッタの概略構成を示す斜視図である。
【図2】本発明のインクジェット方式画像形成装置の第
1実施形態の特徴部分を示す斜視図である。
【図3】本発明のインクジェット方式画像形成装置の第
2実施形態の特徴部分を示す斜視図である。
【図4】本発明のインクジェット方式画像形成装置の第
3実施形態の特徴部分を示す斜視図である。
【図5】本発明のインクジェット方式画像形成装置の第
4実施形態の特徴部分を示す斜視図である。
【図6】本発明のインクジェット方式画像形成装置の第
5実施形態の特徴部分を示す斜視図である。
【図7】本発明のインクジェット方式画像形成装置の第
6実施形態の特徴部分を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 プロッタ 10 印字ヘッド 12 キャリッジ 14 ベースプレート 16,70,72,90 チューブ 18 管 18a 板 20 流路部材 24,42,66,96 ギア群 30,50 循環液タンク 32,52 循環液加熱冷却装置 40 案内レール 40a ラック 60 循環液タンク 62 循環液 80 回復装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 信盛 東京都三鷹市下連雀6丁目3番3号 コピ ア株式会社内 (72)発明者 永田 健二 東京都三鷹市下連雀6丁目3番3号 コピ ア株式会社内 (72)発明者 池上 廣和 東京都三鷹市下連雀6丁目3番3号 コピ ア株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクが吐出する複数の吐出ノズルが形
    成され、これら複数の吐出ノズルそれぞれからインクを
    吐出させる発熱素子がこれら複数の吐出ノズルそれぞれ
    の近傍に配置された印字ヘッドと、該印字ヘッドを搭載
    して所定方向に往復動するキャリッジとを備え、該キャ
    リッジを前記所定方向に往復動させながら前記吐出ノズ
    ルからインクを吐出させて記録媒体に画像を形成するイ
    ンクジェット方式画像形成装置において、 前記キャリッジに固定されて前記印字ヘッドに接触す
    る、該印字ヘッドの温度を調節する温度調節手段を備え
    たことを特徴とするインクジェット方式画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記温度調節手段が、該温度調節手段の
    内部で加熱媒体もしくは冷却媒体が循環するものであ
    り、 前記温度調節手段に加熱媒体もしくは冷却媒体を供給す
    る媒体供給手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
    のインクジェット方式画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記媒体供給手段が、前記キャリッジに
    搭載されたものであることを特徴とする請求項2記載の
    インクジェット方式画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記媒体供給手段が、前記キャリッジが
    往復動する領域内に配置されたものであり、 前記キャリッジが、前記温度調節手段が使用されている
    ときには前記媒体供給手段まで移動するものであること
    を特徴とする請求項2又は3記載のインクジェット方式
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記温度調節手段が、該温度調節手段の
    内部で加熱媒体もしくは冷却媒体が循環するものであ
    り、 前記所定方向に延びるラックが形成された、前記キャリ
    ッジを前記所定方向に案内する案内レールと、 前記ラックに噛み合って回転することにより前記温度調
    節手段の内部で加熱媒体もしくは冷却媒体を循環させ
    る、前記キャリッジに回転自在に固定されたギアとを備
    えたことを特徴とする請求項1から4までのうちのいず
    れか一項に記載のインクジェット方式画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記温度調節手段の内部を循環する加熱
    媒体もしくは冷却媒体を加熱もしくは冷却する加熱冷却
    手段を循環経路中に備えたことを特徴とする請求項1か
    ら5までのうちのいずれか一項に記載のインクジェット
    方式画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記印字ヘッドが、前記発熱体の近傍に
    配置されて外部に露出した熱伝導性のベースプレートを
    有するものであり、 前記温度調節手段が、前記ベースプレートの露出部に接
    触するものであることを特徴とする請求項1から6まで
    のうちのいずれか一項に記載のインクジェット方式画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 前記媒体供給手段あるいは前記加熱冷却
    手段が、前記印字ヘッドの温度に基づいて作動もしくは
    停止するものであることを特徴とする請求項2から7ま
    でのうちいずれか一項に記載のインクジェット方式画像
    形成装置。
  9. 【請求項9】 前記印字ヘッドからインクを吐出もしく
    は吸引させることにより前記印字ヘッドのインク吐出状
    態を回復させる回復装置を備え、 前記温度調節手段が、前記回復装置によって吐出もしく
    は吸引させられたインクを加熱媒体もしくは冷却媒体と
    して使うものであることを特徴とする請求項1から8ま
    でのうちのいずれか一項に記載のインクジェット方式画
    像形成装置。
JP15267796A 1996-06-13 1996-06-13 インクジェット方式画像形成装置 Withdrawn JPH10775A (ja)

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