JPH0748669A - 成膜装置 - Google Patents

成膜装置

Info

Publication number
JPH0748669A
JPH0748669A JP12096394A JP12096394A JPH0748669A JP H0748669 A JPH0748669 A JP H0748669A JP 12096394 A JP12096394 A JP 12096394A JP 12096394 A JP12096394 A JP 12096394A JP H0748669 A JPH0748669 A JP H0748669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum
chamber
substrate
substrate holder
processing chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12096394A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Ishikawa
靖 石川
Hiroo Okawa
宏男 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP12096394A priority Critical patent/JPH0748669A/ja
Publication of JPH0748669A publication Critical patent/JPH0748669A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、基板装置から基板への成膜終了後、
基板取り出しまでの時間を短くし、単位時間当りの処理
枚数の向上を図ることのできる成膜装置を提供すること
を目的とする。 【構成】本発明は供給側カセット14aに処理する基板
6を所定量収納し、真空予備室11に設置する。真空処
理室7にスパッタターゲット3a〜3bをセットし、真
空ポンプ8により真空予備室11,真空処理室7を真空
状態とする。次に、イオン源1からのイオンビーム2を
スパッタターゲットに当てて、スパッタターゲット3a
〜3bのクリーニングを行う。真空予備室11,真空処
理室7を共に高真空状態に保持したまま仕切弁12を開
放し、自動搬送機構13により供給側カセット14aか
ら基板6を取り出し、基板6を基板ホルダ5にセットし
た後、仕切弁12を閉止し、スパッタターゲット3a〜
3bによる成膜処理を行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は成膜装置に係り、特に、
ターゲットにイオンビームを照射し飛散した粒子を基板
に付着させ膜を形成するイオンビームスパッタ装置、あ
るいは蒸発粒子を基板に付着させ、そこにイオンビーム
を照射するイオンミキシング装置等の成膜装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来技術による成膜装置であるイ
オンビームスパッタ装置の構造を説明する図であり、以
下、この図を参照して従来技術について説明する。
【0003】図5において、1はイオン源、2はイオン
源1からのイオンビーム、3a〜3dはイオンビーム2
が照射されるスパッタターゲット、4はイオンビーム2
が照射されることによりスパッタターゲット3a〜3d
から飛散するスパッタ粒子、5は基板ホルダ、6は基板
ホルダ5に支持され、飛散したスパッタ粒子4が付着し
膜が形成される処理基板、7はスパッタターゲット3a
〜3d、基板6等を収納する真空処理室、8は真空処理
室7内を真空排気する真空ポンプ、9はシャッタであ
る。
【0004】図示した従来技術は、イオン源1、及び真
空ポンプ8を備える真空処理室7内に、成膜材料となる
異なる種類の材料のスパッタターゲット3a〜3dと、
処理基板6を保持する基板ホルダ5と、シャッタ9とが
配設されて構成されている。このような構造を持つイオ
ンビームスパッタ装置を使用して処理基板6に成膜を行
う場合、その処理は、以下に説明するような手順で行わ
れる。
【0005】まず、真空処理室7の扉を点線図示のよう
に開け、基板ホルダ5に処理基板6を取付けた後扉を閉
じる。次に、真空ポンプ8により真空排気して真空処理
室7内を真空とし、イオン源1から不活性ガス粒子等に
よるイオンビーム2を引き出し、スパッタターゲット3
aに当て、スパッタ粒子4を飛散させてスパッタ処理を
開始する。
【0006】このとき、基板ホルダ5に処理基板6を取
付けるために真空処理室7を大気に開放していたので、
スパッタターゲット3a〜3dの表面は、大気中ガスと
反応し、化合物が生成、あるいは微細なゴミが堆積され
ている。
【0007】従って、まず、処理基板6の前に配置して
あるシャッタ9を閉じプレスパッタを行う。その後、シ
ャッタ9を開けて処理基板6に対する成膜処理を実行す
る。そして、前記従来技術は、処理基板6に多層膜を成
膜する場合、次のスパッタターゲット3bを用い、前述
と同様にプレスパッタ、成膜の処理を行い、次々とスパ
ッタターゲットを3c,3dと変えてゆくことにより、
処理基板6に多層膜を成膜することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術は、
実験用として用いるには何ら不都合はないが、生産用と
して用いるには成膜処理を行う時間以外に不必要に多く
の時間を費やすという問題点を有している。
【0009】例えば、真空処理室7の真空引きに10分
間を、プレスパッタに10分間要し、イオンビームスパ
ッタの特徴を生かした成膜として磁気抵抗効果膜を成膜
したとすると、成膜に10分程度を必要とする。この場
合、実際に成膜に必要とする時間は全体の処理時間のう
ち3分の1に過ぎないことになる。
【0010】また、多層膜を生成するものとし、スパッ
タターゲット3aでプレスパッタに10分,成膜に10
分、次にスパッタターゲット3bで同様に10分,10
分、3c,3dでも同様にそれぞれ10分,10分を要
したとすると、大凡、成膜に必要となる時間は全体の処
理時間のうち2分の1となる。
【0011】このように、前述した従来技術は、無駄な
時間が多く、生産のための装置の導入条件としては、ス
ループットが最大となる条件が要求されるのが一般的で
あることを考慮すると、生産用として使用することがで
きないという問題点を有している。
【0012】また、前述の従来技術は、成膜のたび毎に
プレスパッタを行う必要があるため、その制御方式が複
雑になるという問題点を有している。
【0013】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、基板装着から基板への成膜終了後、基板取り出
しまでの時間を短くし、単位時間当りの処理枚数の向上
を図り、生産用としてのコストパフォマンスに耐えられ
るイオンビームスパッタ装置,イオンミキシング装置等
の成膜装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、処理前及び処理後の基板を複数保持可能な真空予備
室と、イオンビームスパッタ成膜,蒸着を行う真空処理
室とを常に真空状態としたままで、基板の装着,脱着,
取り出しを行う機構とを備えることにより達成される。
【0015】
【作用】本発明は、基板に成膜を行う真空処理室を、基
板の装着,脱着,取り出し時にも真空状態、すなわち、
大気に開放しないようにしているので、基板1枚の処理
毎に、真空処理室を真空にするための時間をなくすこと
ができる。また、本発明をイオンビームスパッタ装置に
適用した場合、スパッタターゲット等が他のガスと反応
して化合物を生成することがないことは勿論、大気中の
微細なゴミがスパッタターゲットに付着することもな
く、スパッタターゲットを常に清浄な状態に保持するこ
とができるので、成膜の前にプレスパッタを行う必要を
なくすことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明による成膜装置の実施例を図面
により詳細に説明する。
【0017】図1は本発明をイオンビームスパッタ装置
に適用した本発明の第1の実施例の構造を説明する図で
ある。
【0018】図1において、11は真空処理室7に隣接
配置された真空予備室、12は真空予備室11と真空処
理室7とを真空しゃ断可能なように仕切る仕切り弁、1
3は基板を搬送する自動搬送機構、14aは供給側カセ
ット、14bは受取側カセットで、いずれも真空予備室
11内に配置されており、他の符号は図5の場合と同一
である。
【0019】図1に示す本発明の第1の実施例は、図5
により説明した従来技術によるイオンビームスパッタ装
置に、真空ポンプ8を有する真空予備室11を仕切り弁
12を介して真空処理室7に接続し、真空予備室11内
に自動搬送機構13と、複数の基板を保持する供給側カ
セット14a、及び受取側カセット14bとを備えて構
成されている。なお、真空処理室7内に従来技術で備え
られていたシャッタ9は不要である。
【0020】前述のように構成される本発明の第1の実
施例において、基板6に対する成膜処理は、次に説明す
る手順により実行される。
【0021】まず、供給側カセット14aに処理する基
板6を所定量収納し、真空予備室11に設置する。真空
ポンプ8により真空予備室11を真空状態とすると同時
に、真空処理室7にスパッタターゲット3a〜3dをセ
ットし、真空ポンプ8により真空状態とする。
【0022】次に、イオン源1からイオンビーム2を引
き出し、イオンビーム2をスパッタターゲット3aに当
ててスパッタターゲット3aのクリーニングを行う。こ
のとき、基板ホルダ5には基板6はセットしておかな
い。次に、スパッタターゲット3bをイオンビーム2側
に回転させて、前述と同様にスパッタターゲット3bの
クリーニングを行い、順次スパッタターゲット3c,3
dをクリーニングする。このクリーニングは、スパッタ
ターゲットセット時に一度だけ行えばよい。
【0023】スパッタターゲットのクリーニング終了
後、真空予備室11、及び真空処理室7を共に高真空状
態に保持したまま仕切弁12を開放する。自動搬送機構
13により供給側カセット14aから基板6を取り出
し、基板6を基板ホルダ5にセットした後、仕切弁12
を閉止する。
【0024】次に、イオン源1からイオンビーム2を引
き出し、これをスパッタターゲット3aに当ててスパッ
タ粒子4を飛散させて基板6上に付着させ膜を作る。多
層膜を形成する場合には、次のスパッタターゲット3b
をイオンビーム2側に回転させて同様にスパッタ粒子4
を飛散させ、基板6上に膜を形成する。順次スパッタタ
ーゲット3c,3dを用いることにより多層膜を形成す
ることができる。
【0025】成膜処理の終了後、仕切弁12を開放し自
動搬送機構13により処理済みの基板6を、基板ホルダ
5から外し、真空予備室11に設置してある受取側カセ
ット14bに収納し、次の基板を真空処理室7内にセッ
トする。
【0026】以上の処理を供給側カセット14aに収納
してある基板6の枚数分だけ実行し、全基板が受取側カ
セット14bに収納された後、真空予備室11だけを大
気に開放し、処理済の基板を取り出す。
【0027】前述した本発明の第1の実施例によれば、
プレスパッタは、スパッタターゲットをセットしたとき
にだけ行えばよく、以後の成膜処理時間内で不要とする
ことができる。すなわち、前述の本発明の第1の実施例
は、全成膜処理時間のうちの無駄な時間を、基板の自動
搬送時だけとすることができ、せいぜい全処理時間の1
0分の1から20分の1程度と、ほとんど問題にならな
い時間とすることができる。
【0028】また、前述の本発明の第1の実施例によれ
ば、真空処理室7を大気に開放することなく連続して、
複数の基板6に対するイオンビームスパッタ成膜を行う
ことができるので、スパッタターゲット表面に大気中ガ
スによる化合物の形成がなく、また、大気中の微細なゴ
ミによる汚染もないので、従来の成膜処理時間のうち大
きな割合を占めていた基板1枚毎のプレスパッタ処理を
なくすことができると共に、成膜のスループットの向上
をはかることができ、スパッタターゲットの材料の節約
を図ることもできる。また、シャッタ9を不要とするこ
とができ、装置構成を簡略化して、その制御方式も単純
にすることができる。
【0029】図2は本発明の第2の実施例の構造を説明
する図である。図2において、11aは供給側真空予備
室、11bは受取側真空予備室であり、他の符号は図1
の場合と同一である。
【0030】図2に示す本発明の第2の実施例は、イオ
ンビームスパッタ構成部品であるスパッタターゲット3
とイオン源1とを有する真空処理室7を複数個備え、各
処理室7で一層ずつの膜を形成し、順次多層膜を形成す
るように構成したものであり、複数の真空処理室7の両
側に、供給側カセット14aを有する供給側真空予備室
11aと受取側カセット14bを有する受取側真空予備
室11bとが備えられている。
【0031】この本発明の第2の実施例によるイオンビ
ームスパッタ成膜は、前述の本発明の第1の実施例と同
様に、各真空処理室7内で1種類ずつの成膜が行うこと
により実行される。
【0032】前述した本発明の第2の実施例によれば、
同一時刻に同時に複数枚の基板に対する成膜を行うこと
ができるので、前述の本発明の第1の実施例に比較し
て、さらにスループットの向上を図ることができ、ま
た、本発明の第1の実施例の場合と同様に、プレスパッ
タを不要とし、成膜処理の時間の短縮を図ることができ
る。
【0033】次に、本発明をイオンビームミキシング装
置に適用した例について説明する。図3はイオンビーム
ミキシング装置に適用した本発明の第3の実施例を示す
もので、該図に示す如く、イオンビームミキシング装置
は、真空処理室7内に蒸着用セル15が配置され、この
蒸着用セル15から蒸発する蒸発粒子(例えばTi,S
i,B,Cr,W等)16が飛散する位置に基板ホルダ
5に保持された基板6があり、この基板6上に蒸発粒子
が付着するのと略同時にイオン源1からイオンビームが
照射される。
【0034】その動作について詳細に説明すると、まず
最初に蒸発用セル15から蒸発した蒸発粒子16は基板
6上に付着する。これと略同時に、イオン源1から数K
eV〜数十KeVのエネルギーをもつイオンビーム2が
基板6に照射される。そして、イオンビーム2中のイオ
ンは基板6上に付着した蒸発粒子16を基板内部にたた
きこみ、また、イオン(例えばN+,C+,Ar+,O+
等)は蒸発粒子16と反応して化合物を形成する。
【0035】このプロセスを連続させて起こすことによ
り、基板6と堆積層の境界付近でミキシング層が形成さ
れ、また、このミキシング層の上に化合物薄膜が形成さ
れる。
【0036】そして、本実施例では、このような真空処
理室7と仕切り弁12を介して、供給側カセット14
a,受取側カセット14b,自動搬送機構13を収納し
ている真空予備室11が隣接され、図1で説明した実施
例と同様な操作で、基板の受渡しが行われる。本実施例
による効果も、図1の実施例で説明したものと同様であ
る。
【0037】図4にイオンビームミキシング装置に適用
した本発明の第4の実施例を示す。図4に示したイオン
ビームミキシング装置は、図3で説明した構成と同一の
真空処理室7を複数個(実施例では3個)仕切り弁12
を介して並置し、その一方の端部側には供給側カセット
14aを収納した真空予備室11aを、他方の端部側に
は受取側カセット14bを収納した真空予備室11bを
仕切り弁12を介して接続されている。
【0038】そして、その動作は、成膜するプロセスを
除いては、図2で説明した動作と全く同一であり、又、
その効果も同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
板に成膜を行う真空処理室を、基板の装着,脱着,取り
出し時にも真空状態、すなわち、大気に開放しないよう
にしているので、基板1枚の処理毎に、真空処理室を真
空にするための時間をなくすことができ、成膜処理効率
の向上を図ることができる。
【0040】また、本発明をイオンビームスパッタ装置
等に適用した場合、スパッタターゲット等が他のガスと
反応して化合物を生成することがなく、大気中の微細な
ゴミがスパッタターゲットに付着することもなく、スパ
ッタターゲットを常に清浄な状態に保持することができ
るので、成膜の前にプレスパッタを行う必要をなくすこ
とができるので、これに要する時間をなくして、成膜処
理効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をイオンビームスパッタ装置に適用した
本発明の第1の実施例の構造を説明する図である。
【図2】本発明をイオンビームスパッタ装置に適用した
本発明の第2の実施例の構造を説明する図である。
【図3】本発明をイオンミキシング装置に適用した本発
明の第3の実施例の構造を説明する図である。
【図4】本発明をイオンミキシング装置に適用した本発
明の第4の実施例の構造を説明する図である。
【図5】従来技術による成膜装置であるイオンビームス
パッタ装置の構造を説明する図である。
【符号の説明】
1…イオン源、2…イオンビーム、3,3a,3b,3
c,3d…スパッタターゲット、4…スパッタ粒子、5
…基板ホルダ、6…基板、7…真空処理室、11,11
a,11b…真空予備室、12…仕切り弁、13…自動
搬送機構、14…カセット、14a…供給側カセット、
14b…受取側カセット、15…蒸着用セル、16…蒸
発粒子。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イオン源と、該イオン源から引出されたイ
    オンビームが当る位置に配置されたスパッタターゲット
    と、該スパッタターゲットに前記イオンビームが当るこ
    とにより飛散するスパッタ粒子が付着する位置に配置さ
    れて膜が形成される処理基板を保持する基板ホルダと、
    前記スパッタターゲットと基板ホルダとを少なくとも収
    納する真空処理室と、処理前の複数の基板がセットされ
    る供給側カセット、及び処理された基板がセットされる
    受取側カセットが真空状態で収納されている真空予備室
    と、該真空予備室と真空処理室とを真空遮断可能なよう
    に仕切る仕切り弁と、前記真空予備室内の供給側カセッ
    トから処理前の基板を前記真空処理室内の基板ホルダに
    真空状態で搬送したり、前記真空処理室内の基板ホルダ
    上にある処理済の基板を前記真空予備室内の受取側カセ
    ットに真空状態で搬送する自動搬送機構とを備えている
    ことを特徴とする成膜装置。
  2. 【請求項2】イオン源と、該イオン源から引出されたイ
    オンビームが当る位置に配置されたスパッタターゲット
    と、該スパッタターゲットに前記イオンビームが当るこ
    とにより飛散するスパッタ粒子が付着する位置に配置さ
    れて膜が形成される処理基板を保持する基板ホルダと、
    前記スパッタターゲットと基板ホルダとを少なくとも収
    納する真空処理室と、該真空処理室に隣接配置され、処
    理前の複数の基板がセットされる供給側カセット、及び
    処理された基板がセットされる受取側カセットの各々が
    真空状態で収納されている1つの真空予備室と、該真空
    予備室と真空処理室とを真空遮断可能なように仕切る仕
    切り弁と、前記真空予備室内に配置され、該真空予備室
    の供給側カセットから処理前の基板を前記真空処理室内
    の基板ホルダに真空状態で搬送したり、前記真空処理室
    内の基板ホルダ上にある処理済の基板を前記真空予備室
    内の受取側カセットに真空状態で搬送する自動搬送機構
    とを備えていることを特徴とする成膜装置。
  3. 【請求項3】前記スパッタターゲットは複数設けられ、
    その1つが前記イオンビームが当る位置に選択的に配置
    されていることを特徴とする請求項2記載の成膜装置。
  4. 【請求項4】イオン源から引出されたイオンビームが当
    る位置に配置されたスパッタターゲットと、該スパッタ
    ターゲットに前記イオンビームが当ることにより飛散す
    るスパッタ粒子が付着する位置に配置されて膜が形成さ
    れる処理基板を保持する基板ホルダとを収納する真空処
    理室が複数個並列に配置され、かつ、該複数個の真空処
    理室の一方の最端部に、処理前の複数の基板がセットさ
    れる供給側セットを真空状態で収納している供給側真空
    予備室を配置すると共に、他方の真空処理室の最端部
    に、処理された基板がセットされる受取側カセットを真
    空状態で収納している受取側真空予備室を配置し、これ
    ら各真空処理室間、及び真空処理室と供給側,受取側真
    空予備室とを真空遮断可能なように仕切り弁で仕切り、
    かつ、前記供給側真空予備室の供給側カセットから処理
    前の基板を前記真空処理室内の基板ホルダに真空状態で
    搬送したり、各真空容器間は勿論、前記真空処理室内の
    基板ホルダ上にある処理済の基板を前記真空予備室内の
    受取側カセットに真空状態で搬送する自動搬送機構とを
    備えていることを特徴とする成膜装置。
  5. 【請求項5】前記複数の真空処理室内にあるスパッタタ
    ーゲットは、それぞれ異なる種類の材料からなることを
    特徴とする請求項4記載の成膜装置。
  6. 【請求項6】蒸着用セルと、該蒸着用セルから蒸発する
    粒子が飛散する位置に配置され、その飛散した粒子が付
    着し蒸着膜を形成する処理基板を保持する基板ホルダ
    と、該基板ホルダ上の基板に照射するイオンビームを発
    生させるイオン源と、前記蒸着用セルと基板ホルダを少
    なくとも収納する真空処理室と、処理前の複数の基板が
    セットされる供給側カセット、及び処理された基板がセ
    ットされる受取側カセットが真空状態で収納されている
    真空予備室と、該真空予備室と真空処理室とを真空遮断
    可能なように仕切る仕切り弁と、前記真空予備室内の供
    給側カセットから処理前の基板を前記真空処理室内の基
    板ホルダに真空状態で搬送したり、前記真空処理室内の
    基板ホルダ上にある処理済の基板を前記真空予備室内の
    受取側カセットに真空状態で搬送する自動搬送機構とを
    備えていることを特徴とする成膜装置。
  7. 【請求項7】蒸着用セルと、該蒸着用セルから蒸発する
    粒子が飛散する位置に配置され、その飛散した粒子が付
    着し蒸着膜を形成する処理基板を保持する基板ホルダと
    を少なくとも収納し、前記基板ホルダ上の基板に照射す
    るイオンビームを発生させるイオン源を備えている真空
    処理室が複数個並列に配置され、かつ、該複数個の処理
    室の一方の最端部に、処理前の複数の基板がセットされ
    る供給側カセットを真空状態で収納している供給側真空
    予備室を配置すると共に、他方の真空処理室の最端部
    に、処理された基板がセットされる受取側カセットを真
    空状態で収納している受取側真空予備室を配置し、これ
    ら各真空処理室間、及び真空処理室と供給側,受取側真
    空予備室とを真空遮断可能なように仕切り弁で仕切り、
    かつ、前記供給側真空予備室の供給側カセットから処理
    前の基板を前記真空処理室内の基板ホルダに真空状態で
    搬送したり、各真空容器間は勿論、前記真空処理室内の
    基板ホルダ上にある処理済の基板を前記真空予備室内の
    受取側カセットに真空状態で搬送する自動搬送機構とを
    備えていることを特徴とする成膜装置。
JP12096394A 1993-06-03 1994-06-02 成膜装置 Pending JPH0748669A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12096394A JPH0748669A (ja) 1993-06-03 1994-06-02 成膜装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-133595 1993-06-03
JP13359593 1993-06-03
JP12096394A JPH0748669A (ja) 1993-06-03 1994-06-02 成膜装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0748669A true JPH0748669A (ja) 1995-02-21

Family

ID=26458443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12096394A Pending JPH0748669A (ja) 1993-06-03 1994-06-02 成膜装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0748669A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000096230A (ja) * 1998-05-21 2000-04-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 複室堆積システム及び磁気抵抗センサ製造方法
JP2004083949A (ja) * 2002-08-23 2004-03-18 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 複数面同時薄膜成膜装置
WO2011007580A1 (ja) * 2009-07-17 2011-01-20 株式会社アルバック 基板処理方法
KR20180008578A (ko) * 2015-05-14 2018-01-24 베리안 세미콘덕터 이큅먼트 어소시에이츠, 인크. 다층 증착을 위한 장치 및 방법
CN112159967A (zh) * 2020-09-30 2021-01-01 中国电子科技集团公司第四十八研究所 一种用于红外金属膜的离子束沉积设备及薄膜沉积方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000096230A (ja) * 1998-05-21 2000-04-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 複室堆積システム及び磁気抵抗センサ製造方法
JP2004083949A (ja) * 2002-08-23 2004-03-18 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 複数面同時薄膜成膜装置
WO2011007580A1 (ja) * 2009-07-17 2011-01-20 株式会社アルバック 基板処理方法
KR20120046223A (ko) * 2009-07-17 2012-05-09 가부시키가이샤 알박 기판 처리 방법
CN102482758A (zh) * 2009-07-17 2012-05-30 爱发科股份有限公司 基板处理方法
US8956513B2 (en) 2009-07-17 2015-02-17 Ulvac, Inc. Substrate processing method
JP5731383B2 (ja) * 2009-07-17 2015-06-10 株式会社アルバック 基板処理方法
KR20180008578A (ko) * 2015-05-14 2018-01-24 베리안 세미콘덕터 이큅먼트 어소시에이츠, 인크. 다층 증착을 위한 장치 및 방법
JP2018522135A (ja) * 2015-05-14 2018-08-09 ヴァリアン セミコンダクター イクイップメント アソシエイツ インコーポレイテッド 多層堆積装置及び方法
CN112159967A (zh) * 2020-09-30 2021-01-01 中国电子科技集团公司第四十八研究所 一种用于红外金属膜的离子束沉积设备及薄膜沉积方法
CN112159967B (zh) * 2020-09-30 2023-01-31 中国电子科技集团公司第四十八研究所 一种用于红外金属膜的离子束沉积设备及薄膜沉积方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0344146B2 (ja)
JP2007173776A (ja) 基板を処理するための装置及び方法
US6783637B2 (en) High throughput dual ion beam deposition apparatus
US20060102466A1 (en) Ion beam assisted sputtering deposition apparatus
JPH08239765A (ja) マルチチャンバースパッタリング装置
JPH0748669A (ja) 成膜装置
KR20120046223A (ko) 기판 처리 방법
JPS60238479A (ja) 真空薄膜処理装置
JPH0215632B2 (ja)
JPH11302841A (ja) スパッタ装置
JPH11350138A (ja) 基板に薄膜を被着するための真空処理設備及び基板に耐摩耗性の硬質薄膜を成膜する方法
JP2004300495A (ja) 蒸着マスク及びこれを用いた蒸着方法
JPH0542507B2 (ja)
JPS6123270B2 (ja)
CN220166262U (zh) 一种真空镀膜设备
JP3361128B2 (ja) レーザー用膜製造方法および装置
JP2003160854A (ja) スパッタリング装置におけるパーティクル発生防止方法、スパッタリング方法、スパッタリング装置及び被覆用部材
JP2001230217A (ja) 基板処理装置及び方法
JPH03115569A (ja) 金属膜生成装置
JPS61163270A (ja) イオン蒸着薄膜形成装置
US20160273096A1 (en) Shutter system
JPH05287513A (ja) イオンプレーティング装置
JPS6128030B2 (ja)
JPS6155926A (ja) 半導体製造装置
JPH01225772A (ja) イオンビームスパッタ装置