JPH0748079A - 展望用エレベータ - Google Patents
展望用エレベータInfo
- Publication number
- JPH0748079A JPH0748079A JP19580093A JP19580093A JPH0748079A JP H0748079 A JPH0748079 A JP H0748079A JP 19580093 A JP19580093 A JP 19580093A JP 19580093 A JP19580093 A JP 19580093A JP H0748079 A JPH0748079 A JP H0748079A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- elevator
- wheelchair
- button
- user
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】車椅子利用者用ミラー上げ下げ駆動装置１と駆
動装置に直結されているプーリ１ａ、これに掛けられて
いるロープ２に、車椅子利用者用ミラー４が、４ａのガ
イドにより、スライドする構造とし、車椅子用呼びボタ
ン、又は車椅子用行先階ボタン７を押すことによりエレ
ベータが到着すると同時に、ミラー４が下がりドアを開
ける。また、エレベータに乗り込み、車椅子用行先階ボ
タン７を押すと、ミラー４が上がるようにする。 【効果】充分に後方の安全を確認することができ、エレ
ベータ走行時にミラーを上げることにより、眺望でき
る。
動装置に直結されているプーリ１ａ、これに掛けられて
いるロープ２に、車椅子利用者用ミラー４が、４ａのガ
イドにより、スライドする構造とし、車椅子用呼びボタ
ン、又は車椅子用行先階ボタン７を押すことによりエレ
ベータが到着すると同時に、ミラー４が下がりドアを開
ける。また、エレベータに乗り込み、車椅子用行先階ボ
タン７を押すと、ミラー４が上がるようにする。 【効果】充分に後方の安全を確認することができ、エレ
ベータ走行時にミラーを上げることにより、眺望でき
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車椅子利用者に対応した
展望用エレベータに関する。
展望用エレベータに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の展望用エレベータでは、展望効果
を目的として、可能な限り、ガラス面を大きくしている
ため、車椅子利用者にとって不可欠な、後部視認用のミ
ラーはどうしても小さく、かつ脇の方へ追いやられがち
で、車椅子利用者にとって、後部視認の安全を確認する
には、不充分なものが多かった。又かごガラス窓を、外
側から見えなくする目的で、ハーフミラーにした例はあ
るがかご内からも外側から見えなくする目的で、ハーフ
ミラーにした例はあるがかご内からも外側からも見える
展望用エレベータでは、車椅子利用者に対しての配慮が
十分になされているとは言えなかった。公知例として実
開昭52−67151 号公報や実開昭63−139275号公報があ
る。
を目的として、可能な限り、ガラス面を大きくしている
ため、車椅子利用者にとって不可欠な、後部視認用のミ
ラーはどうしても小さく、かつ脇の方へ追いやられがち
で、車椅子利用者にとって、後部視認の安全を確認する
には、不充分なものが多かった。又かごガラス窓を、外
側から見えなくする目的で、ハーフミラーにした例はあ
るがかご内からも外側から見えなくする目的で、ハーフ
ミラーにした例はあるがかご内からも外側からも見える
展望用エレベータでは、車椅子利用者に対しての配慮が
十分になされているとは言えなかった。公知例として実
開昭52−67151 号公報や実開昭63−139275号公報があ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の展望用エレベー
タでは、眺望を重視してガラス面を大きくとっている為
に、車椅子利用者にとって不可欠な後部視認用のミラー
は、小さくかつ、かご隅に設けられないため、車椅子利
用者にとって、決して充分な役目を果たすに至っていな
かった。
タでは、眺望を重視してガラス面を大きくとっている為
に、車椅子利用者にとって不可欠な後部視認用のミラー
は、小さくかつ、かご隅に設けられないため、車椅子利
用者にとって、決して充分な役目を果たすに至っていな
かった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】可動ミラーをかご正面展
望窓部に設け、車椅子利用者専用のボタン操作により、
エレベータが到着時、ミラーを下げ、車椅子利用者の乗
り降り時に利用出来る様にする。また、エレベータが出
発する時には、かごのガラス面を大きくとれる様に、ミ
ラーを上げて、眺望出来る様にする。
望窓部に設け、車椅子利用者専用のボタン操作により、
エレベータが到着時、ミラーを下げ、車椅子利用者の乗
り降り時に利用出来る様にする。また、エレベータが出
発する時には、かごのガラス面を大きくとれる様に、ミ
ラーを上げて、眺望出来る様にする。
【０００５】
【作用】本発明による機能を持ったエレベータを使用す
れば、平常は展望用エレベータとしての機能を損ねるこ
とがなく、また、車椅子利用者が十分な大きさの後方視
認ミラーが利用出来、乗降する際は、車椅子利用者も安
全に展望用エレベータからの眺望を楽しむことが出来
る。
れば、平常は展望用エレベータとしての機能を損ねるこ
とがなく、また、車椅子利用者が十分な大きさの後方視
認ミラーが利用出来、乗降する際は、車椅子利用者も安
全に展望用エレベータからの眺望を楽しむことが出来
る。
【０００６】
【実施例】本発明による一実施例を図により説明する。
【０００７】図１はかごの構成図を示し、図中、１は車
椅子利用者用ミラー駆動装置であって、１ａは駆動装置
に連結されているロープ２が掛られているプーリであ
る。
椅子利用者用ミラー駆動装置であって、１ａは駆動装置
に連結されているロープ２が掛られているプーリであ
る。
【０００８】２はミラー吊り下げロープである。３は車
椅子利用者用ミラー収納ボックスである。４は車椅子利
用者用ミラーであって、４ａは車椅子利用者用ミラーを
スライドさせるためのガイドである。５はエレベータ利
用者が、外を透視するための展望窓ガラスである。６は
健常者用運転盤の行先階ボタンである。７は車椅子利用
者専用運転盤の行先階ボタンである。
椅子利用者用ミラー収納ボックスである。４は車椅子利
用者用ミラーであって、４ａは車椅子利用者用ミラーを
スライドさせるためのガイドである。５はエレベータ利
用者が、外を透視するための展望窓ガラスである。６は
健常者用運転盤の行先階ボタンである。７は車椅子利用
者専用運転盤の行先階ボタンである。
【０００９】図２はエレベータ乗場側の図を示し、８は
エレベータ乗場戸、９は健常者がエレベータを呼ぶため
の呼びボタン、１０は車椅子利用者がエレベータを呼ぶ
ための呼びボタンである。
エレベータ乗場戸、９は健常者がエレベータを呼ぶため
の呼びボタン、１０は車椅子利用者がエレベータを呼ぶ
ための呼びボタンである。
【００１０】図３は図１，図２に示すボタンを押した時
の動作回路を示し、１１はボタン７または、ボタン１０
が押された時に動作する車椅子利用者用の呼び登録信号
を出すためのリレーコイルであって、１１ａ，１１ｂは
コイル１１によって動作する接点である。１２は６のボ
タン又は９のボタンが押された時に動作する健常者用の
呼び信号登録であって、１２ａ，１２ｂはそれぞれの接
点である。１３は１１，１２の呼び登録信号接点１１
ａ，１２ａが動作し、１７のドア閉じ信号接点１７ａが
動作した時に動作する出発指令信号用コイルである。１
４は１１又は１２の呼び登録信号接点１１ｂ，１２ｂが
解除されて動作する停止指令信号コイルである。１５は
エレベータの呼び登録階へ停止させるための減速指令回
路である。１６は１５の減速指令回路が、動作した時の
呼び登録解除信号リレーコイルである。１７は８のドア
が閉じきった時に動作するドア閉じ信号リレーコイルで
ある。
の動作回路を示し、１１はボタン７または、ボタン１０
が押された時に動作する車椅子利用者用の呼び登録信号
を出すためのリレーコイルであって、１１ａ，１１ｂは
コイル１１によって動作する接点である。１２は６のボ
タン又は９のボタンが押された時に動作する健常者用の
呼び信号登録であって、１２ａ，１２ｂはそれぞれの接
点である。１３は１１，１２の呼び登録信号接点１１
ａ，１２ａが動作し、１７のドア閉じ信号接点１７ａが
動作した時に動作する出発指令信号用コイルである。１
４は１１又は１２の呼び登録信号接点１１ｂ，１２ｂが
解除されて動作する停止指令信号コイルである。１５は
エレベータの呼び登録階へ停止させるための減速指令回
路である。１６は１５の減速指令回路が、動作した時の
呼び登録解除信号リレーコイルである。１７は８のドア
が閉じきった時に動作するドア閉じ信号リレーコイルで
ある。
【００１１】以上の構成により、今、車椅子利用者専用
の乗場呼びボタン１０が押されて、呼びが登録され、該
当階に到着すると同時に、車椅子利用者用ミラー駆動装
置１を作動させ、車椅子利用者用ミラー４をミラー吊り
下げロープ２によって降ろし、エレベータを停止させて
ドア８を開き、車椅子利用者の乗り込みを容易にする。
次に、かご内車椅子利用者用行先階ボタン７が押される
と同時に、ドア８′，８を閉じ、車椅子利用者用ミラー
駆動装置１を作動し、車椅子利用者用ミラー４をミラー
吊り下げロープ２によって引き上げ、エレベータが出発
する。また、乗場側の健常者用呼びボタン９を押し、車
椅子利用者用呼びボタン１０の呼びがない場合には、車
椅子利用者用ミラー駆動装置１が、健常者用の呼び登録
信号によって動作しているため、駆動しないことにな
る。さらに、かご内の健常者用行先階ボタン６を押し、
車椅子利用者用行先階ボタン７を押さない場合、健常者
用の呼び登録信号１２によって動作しているため、車椅
子利用者用ミラー駆動装置１は駆動しないことになる。
これらの動作により車椅子利用者という限られた人だけ
に限定して、かご内のミラーを利用することができ、乗
り降りを安全に行うことができる。さらに、エレベータ
が走行中には、ミラーが収納されているため、展望窓ガ
ラス面を広くとることができ、健常者，車椅子利用者と
ともに眺望を楽しむことが出来る。
の乗場呼びボタン１０が押されて、呼びが登録され、該
当階に到着すると同時に、車椅子利用者用ミラー駆動装
置１を作動させ、車椅子利用者用ミラー４をミラー吊り
下げロープ２によって降ろし、エレベータを停止させて
ドア８を開き、車椅子利用者の乗り込みを容易にする。
次に、かご内車椅子利用者用行先階ボタン７が押される
と同時に、ドア８′，８を閉じ、車椅子利用者用ミラー
駆動装置１を作動し、車椅子利用者用ミラー４をミラー
吊り下げロープ２によって引き上げ、エレベータが出発
する。また、乗場側の健常者用呼びボタン９を押し、車
椅子利用者用呼びボタン１０の呼びがない場合には、車
椅子利用者用ミラー駆動装置１が、健常者用の呼び登録
信号によって動作しているため、駆動しないことにな
る。さらに、かご内の健常者用行先階ボタン６を押し、
車椅子利用者用行先階ボタン７を押さない場合、健常者
用の呼び登録信号１２によって動作しているため、車椅
子利用者用ミラー駆動装置１は駆動しないことになる。
これらの動作により車椅子利用者という限られた人だけ
に限定して、かご内のミラーを利用することができ、乗
り降りを安全に行うことができる。さらに、エレベータ
が走行中には、ミラーが収納されているため、展望窓ガ
ラス面を広くとることができ、健常者，車椅子利用者と
ともに眺望を楽しむことが出来る。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、平常は展望用エレベー
タとしての機能を損ねることなく、車椅子利用者の乗降
に際してのみ一時的に大形のミラーを下げることで利用
することができ、充分な後方の視認ができることにな
り、安全を図ることができる。
タとしての機能を損ねることなく、車椅子利用者の乗降
に際してのみ一時的に大形のミラーを下げることで利用
することができ、充分な後方の視認ができることにな
り、安全を図ることができる。
【図１】かごの説明図。
【図２】エレベータ出入口側の正面図。
【図３】ミラー駆動回路図。
１…車椅子利用者用ミラー上げ下げ駆動装置、２…ミラ
ー吊り下げロープ、３…車椅子利用者用ミラー収納ボッ
クス、４…車椅子利用者用ミラー、６…健常者用の行先
階ボタン、７…車椅子利用者用行先階ボタン、８…エレ
ベータ乗場戸、９…健常者用呼びボタン、１０…車椅子
利用者用呼びボタン。
ー吊り下げロープ、３…車椅子利用者用ミラー収納ボッ
クス、４…車椅子利用者用ミラー、６…健常者用の行先
階ボタン、７…車椅子利用者用行先階ボタン、８…エレ
ベータ乗場戸、９…健常者用呼びボタン、１０…車椅子
利用者用呼びボタン。
Claims (2)
- 【請求項１】可動式ミラーを備えたことを特徴とする展
望用エレベータ。 - 【請求項２】請求項１において車椅子利用者の呼びホー
ル階にエレベータが到着すると、ミラーを下げ，エレベ
ータが出発するとミラーを上げ、かご内の車椅子利用者
専用行先ボタン登録階到着ミラーを下げるようにした展
望用エレベータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19580093A JPH0748079A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 展望用エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19580093A JPH0748079A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 展望用エレベータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0748079A true JPH0748079A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16347194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19580093A Pending JPH0748079A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 展望用エレベータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748079A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6441429B1 (ja) * | 2017-09-22 | 2018-12-19 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータのかご内鏡装置及び車いす利用者に対するエレベータの乗降支援方法 |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP19580093A patent/JPH0748079A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6441429B1 (ja) * | 2017-09-22 | 2018-12-19 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータのかご内鏡装置及び車いす利用者に対するエレベータの乗降支援方法 |
| JP2019055863A (ja) * | 2017-09-22 | 2019-04-11 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータのかご内鏡装置及び車いす利用者に対するエレベータの乗降支援方法 |
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