JPH074794A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH074794A
JPH074794A JP5753294A JP5753294A JPH074794A JP H074794 A JPH074794 A JP H074794A JP 5753294 A JP5753294 A JP 5753294A JP 5753294 A JP5753294 A JP 5753294A JP H074794 A JPH074794 A JP H074794A
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JP
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heat exchanger
outdoor heat
outdoor
temperature
refrigerant
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JP5753294A
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Inventor
Yasuhiro Arai
康弘 新井
Tetsuo Sano
哲夫 佐野
Takayoshi Iwanaga
隆喜 岩永
Tetsuji Yamashita
哲司 山下
Koichi Goto
功一 後藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、非共沸混合冷媒を使用した冷凍サ
イクルにおいて、暖房時の着霜検知及び除霜制御を適正
に行い、暖房性能を向上させることを目的とする。 【構成】 室外機1に室外送風機7の送風に対し風上に
位置する第1の室外熱交換器5と風下に位置する第2の
室外熱交換器6を設けてこの両室外熱交換器5,6を並
列接続し、第2の室外熱交換器6には圧縮機吐出ガスを
バイパスさせる常閉のバイパス路13を接続し、暖房時
に第2の室外熱交換器6の入口温度或いは室外温度を基
にバイパス路13を開路して除霜制御を行うようにした
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非共沸混合冷媒を用い
て空気と冷媒間で熱交換を行うヒートポンプ式冷凍サイ
クルを備え、室内の冷暖房を行う空気調和装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置における冷凍サイクルには
冷暖房の熱源として大気の熱源を利用するものが多い。
一般にはこのヒートポンプ式冷凍サイクルを備えた空気
調和装置は、暖房時には室外機で大気の熱を汲み取って
室内機で熱を放出し、逆に冷房時には室内機で室内の熱
を汲み取り、室外機で大気に熱を捨ている。従って、冷
凍サイクル的に見るとインバータ機種では、室外機にイ
ンバータ、圧縮機、絞り機構、四方弁、室外熱交換器、
室外送風機が、また室内機に室内熱交換器、室内送風機
がそれぞれ主要部品として搭載されている。このような
空気調和装置の性能は、圧縮機を除けば、室内機及び室
外機の熱交換器性能に大きく左右される。したがって、
各社ともに、最近の住宅事情に関係し、両室内外機の省
スペース性の大きいコンパクトで高性能な熱交換器及び
低騒音高効率送風機の研究、開発が主流になりつつあ
る。特に、室内機においては細径パイプ熱交換器等の使
用によりコンパクト化、高効率化が図られている。一
方、室外機においても熱交換器の高効率化が図られてい
るが、室内機ほどではない。これは、室外機の場合、暖
房時の霜付きの問題があり、室内機のようにフィンにス
リットを入れる、3段以上の多段にする等をして熱交換
性能を向上させることが困難であることも起因してい
る。
【0003】さらには、近年、オゾン破壊を防ぎ、温暖
化を防止するという世界的な地球環境保護の観点から、
従来空気調和装置用冷媒として使用されてきたR22に
代る冷媒が求められている。このR22にサイクル温
度、圧力が近い代替冷媒は各種候補が上っているが、殆
んどが非共沸混合冷媒であり、この非共沸混合冷媒は冷
媒気液相変化時の温度勾配が大きく伝熱学的に伝熱性能
が劣る欠点がある。即ち、大気の熱を汲み上げる暖房ヒ
ートポンプ運転では、外気温度が低い場合には、室外熱
交換器入口付近で凍結、かつ、外気温度と室外機蒸発温
度との有効温度差が小さくなるので、外気温度が高い場
合に比べてどうしても暖房能力が低下する問題が生じ
る。冷房時も同様に、冷房性能の低下と外気温度の低い
場合などは室内熱交換器付近が凍結し易くなる。また、
冷暖房時ともに非共沸混合冷媒の流量制御の適正化を図
り、安定した冷凍サイクルを提供する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
非共沸混合冷媒を使用した冷凍サイクルを有する空気調
和装置は、暖房運転時に外気温度が低い場合には、室外
熱交換器入口付近で凍結が生じ易く、また暖房能力が低
下するという問題があった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、非共沸混合冷媒を使用し
た冷凍サイクルにおいて、暖房時の着霜検知及び除霜制
御を適正に行うことができて暖房性能を向上させること
のできる空気調和装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、第1に、非共沸混合冷媒を使用した冷凍
サイクルを有する空気調和装置において、室外機には室
外送風機による送風に対し風上に位置させた第1の室外
熱交換器と風下に位置させた第2の室外熱交換器とを設
けるとともに該第1、第2の室外熱交換器を並列に接続
し、前記第2の室外熱交換器には圧縮機吐出ガスをバイ
パスさせる常閉のバイパス路を接続し、暖房時に前記第
2の室外熱交換器の入口温度或いは室外温度を基に前記
バイパス路を開路して除霜制御を行うように構成してな
ることを要旨とする。
【0007】第2に、非共沸混合冷媒を使用した冷凍サ
イクルを有する空気調和装置において、室外機には室外
送風機による送風に対し風上に位置させた第1の室外熱
交換器と風下に位置させた第2の室外熱交換器とを設け
るとともに暖房時の冷媒流れに対し前記第1の室外熱交
換器が上流側となるように前記第1、第2の室外熱交換
器を直列に接続し、前記第1の室外熱交換器には圧縮機
吐出ガスをバイパスさせる常閉のバイパス路を接続し、
暖房時に前記第1の室外熱交換器の入口温度或いは室外
温度を基に前記バイパス路を開路して除霜制御を行うよ
うに構成してなることを要旨とする。
【0008】第3に、非共沸混合冷媒を使用し、冷、暖
房時における冷媒順路を設定する四方弁を備えた冷凍サ
イクルを有する空気調和装置において、室外機には室外
送風機による送風に対し風上に位置させた第1の室外熱
交換器と風下に位置させた第2の室外熱交換器とを設け
るとともに該第1、第2の室外熱交換器を並列に接続
し、暖房時に前記第2の室外熱交換器の入口温度或いは
室外温度を基に前記四方弁を反転し、前記第2の室外熱
交換器に圧縮機吐出ガスを導いて除霜制御を行うように
構成してなることを要旨とする。
【0009】第4に、非共沸混合冷媒を使用し、室内熱
交換器と室外熱交換器側との間に冷媒流れを絞る絞り装
置を備えた冷凍サイクルを有する空気調和装置におい
て、室外機には室外送風機による送風に対し風上に位置
させた第1の室外熱交換器と風下に位置させた第2の室
外熱交換器とを設けるとともに該第1、第2の室外熱交
換器を並列に接続し、暖房時に前記第2の室外熱交換器
の入口温度或いは室外温度を基に前記絞り装置の絞りを
緩めて除霜制御を行うように構成してなることを要旨と
する。
【0010】第5に、非共沸混合冷媒を使用し、冷、暖
房時における冷媒順路を設定する四方弁を備えた冷凍サ
イクルを有する空気調和装置において、室外機には室外
送風機による送風に対し風上に位置させた第1の室外熱
交換器と風下に位置させた第2の室外熱交換器とを設け
るとともに暖房時の冷媒流れに対し前記第1の室外熱交
換器が上流側となるように前記第1、第2の室外熱交換
器を直列に接続し、暖房時に前記第1の室外熱交換器の
入口温度或いは室外温度を基に前記四方弁を冷房時の冷
媒流れ側に反転して除霜制御を行うように構成してなる
ことを要旨とする。
【0011】第6に、非共沸混合冷媒を使用し、室内熱
交換器と室外熱交換器側との間に冷媒流れを絞る絞り装
置を備えた冷凍サイクルを有する空気調和装置におい
て、室外機には室外送風機による送風に対し風上に位置
させた第1の室外熱交換器と風下に位置させた第2の室
外熱交換器とを設けるとともに暖房時の冷媒流れに対し
前記第1の室外熱交換器が上流側となるように前記第
1、第2の室外熱交換器を直列に接続し、暖房時に前記
第1の室外熱交換器の入口温度或いは室外温度を基に前
記絞り装置の絞りを緩めて除霜制御を行うように構成し
てなることを要旨とする。
【0012】
【作用】上記構成において、第1に、暖房時における室
外熱交換器の凍結は、並列接続された2基の熱交換器の
うち、風下側の第2の室外熱交換器の入口付近で起き易
い。この第2の室外熱交換器の入口温度或いは室外温度
で着霜が検知され、この検知結果を基にバイパス路が開
路されて高温の圧縮機吐出ガスが第2の室外熱交換器に
導かれ、適正に除霜が行われる。着霜検知、除霜制御は
風下側の第2の室外熱交換器のみで十分対応可能であ
る。風上側の第1の室外熱交換器は、第2の室外熱交換
器に比べて熱交換する外気温度が高いため蒸発温度が高
く凍結しにくい。この結果、暖房性能を向上させること
が可能となる。
【0013】第2に、直列接続された2基の熱交換器の
うち、暖房時に冷媒流れの上流側に位置する第1の室外
熱交換器の入口温度或いは室外温度で着霜が検知され、
この検知結果を基にバイパス路が開路されて高温の圧縮
機吐出ガスが第1の室外熱交換器側に導かれ、適正に除
霜が行われる。室外熱交換器が熱的に2分割された構成
となっているので、着霜検知、除霜制御は上流側の第1
の室外熱交換器のみで十分対応可能である。また、第1
の室外熱交換器は、室外送風機による送風に対し風上側
に位置しているので、熱交換する外気温度が高く、蒸発
温度が高くなるため着霜しにくい構成となっている。こ
の結果、暖房性能を向上させることが可能となる。
【0014】第3に、並列接続された2基の室外熱交換
器のうち、暖房時に風下側の第2の室外熱交換器の入口
温度或いは室外温度で着霜が検知され、この検知結果を
基に四方弁が反転されて高温の圧縮機吐出ガスが第2の
室外熱交換器に導かれ、適正に除霜が行われる。着霜検
知、除霜制御は風下側の第2の室外熱交換器のみで十分
対応可能である。風上側の第1の室外熱交換器は、第2
の室外熱交換器に比べて熱交換する外気温度が高いため
蒸発温度が高く凍結しにくい。この結果、暖房性能を向
上させることが可能となる。
【0015】第4に、並列接続された2基の室外熱交換
器のうち、暖房時に風下側の第2の室外熱交換器の入口
温度或いは室外温度で着霜が検知され、この検知結果を
基に絞り装置の絞りが緩められて直接高温の高圧ガス又
は液が第2の室外熱交換器の送られ、適正に除霜が行わ
れる。着霜検知、除霜制御は風下側の第2の室外熱交換
器のみで十分対応可能である。風上側の第1の室外熱交
換器は、第2の室外熱交換器に比べて熱交換する外気温
度が高いため蒸発温度が高く凍結しにくい。この結果、
暖房性能を向上させることが可能となる。
【0016】第5に、直列接続された2基の室外熱交換
器のうち、暖房時に冷媒流れの上流側に位置する第1の
室外熱交換器の入口温度或いは室外温度で着霜が検知さ
れ、この検知結果を基に四方弁が冷房時の冷媒流れ側に
反転されて高温の圧縮機吐出ガスが第1、第2の室外熱
交換器に導かれ、適正に除霜が行われる。着霜検知、除
霜制御は上流側の第1の室外熱交換器のみで十分対応可
能である。第1の室外熱交換器は室外送風機による送風
の風上側に位置しているので熱交換する外気温度が高
く、蒸発温度が高くなるため着霜しにくい。この結果、
暖房性能を向上させることが可能となる。
【0017】第6に、直列接続された2基の室外熱交換
器のうち、暖房時に冷媒流れの上流側に位置する第1の
室外熱交換器の入口温度或いは室外温度で着霜が検知さ
れ、この検知結果を基に絞り装置の絞りが緩められて直
接高温の高圧ガス又は液が第1の室外熱交換器に送ら
れ、適正に除霜が行われる。着霜検知、除霜制御は上流
側の第1の室外熱交換器のみで十分対応可能である。第
1の室外熱交換器は室外送風機による送風の風上側に位
置しているので熱交換する外気温度が高く、蒸発温度が
高くなるため着霜しにくい。この結果、暖房性能を向上
させることが可能となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0019】図1は、本発明の第1実施例を示す図であ
る。図1の冷凍サイクルにおいて、室外機1は、圧縮機
2、四方弁3、絞り機構4、第1の室外熱交換器5、第
2の室外熱交換器6、室外送風機7、第1の室外熱交換
器入口二方弁8、第2の室外熱交換器入口温度センサ
9、第2の室外熱交換器出口温度センサ11、室外温度
センサ12、圧縮機吐出ガスを第2の室外熱交換器6に
バイパスさせるバイパス路13、バイパス路13中に接
続された除霜用二方弁14、この除霜用二方弁14及び
第1の室外熱交換器入口二方弁8を制御する制御器15
等の主要部品で構成されている。第1の室外熱交換器5
は室外送風機7による送風に対し風上側に位置し、第2
の室外熱交換器6は風下側に位置し、且つ両室外熱交換
器5,6は並列に接続されている。また、室内機10
は、室内熱交換器16及び室内送風機17等で構成され
ている。本冷凍サイクルで使用される冷媒は、R22の
単一冷媒とサイクル温度、圧力が近い例えばR32/R
134a=30:70の非共沸混合冷媒である。図1中
には、この冷媒の流れを、暖房時は実線、冷房時は破線
で示した。
【0020】次に、上述のように構成された冷凍サイク
ルの作用を説明する。まず、暖房運転から説明する。通
常運転時に、第1の室外熱交換器入口二方弁8は開けら
れ、除霜用二方弁14は閉じられている。室外機1にお
ける圧縮機2より吐出された高温、高圧の気化冷媒は、
四方弁3を通過した後、室内機10に導かれ、室内熱交
換器16を流れる間に室内送風機17による室内空気と
熱交換することで、室内に熱を放出し、凝縮する。凝縮
し、液化した冷媒は、室外機1に戻り、絞り機構4で絞
られ、減圧された後、並列接続された第1、第2の室外
熱交換器5,6で室外送風機7による室外空気と熱交換
し、蒸発過程を完了する。加熱された低圧の気化冷媒
は、再び圧縮機2に入り高温、高圧の気化冷媒となって
吐出され、暖房時の1サイクルが終了する。この暖房運
転時において、着霜の検知は、第2の室外熱交換器6の
入口温度或いは室外温度で判断する。これらの温度が所
定の設定温度以下であれば着霜と判断される。除霜は、
第1の室外熱交換器入口二方弁8を閉じ、除霜用二方弁
14を開いて高温の圧縮機吐出ガスを第2の室外熱交換
器6にバイパスさせることにより行われる。除霜終了
は、第2の室外熱交換器6の入口温度あるいは出口温度
を見て判断する。これらの温度が設定温度以上になれば
除霜運転終了と判断する。
【0021】次いで、冷房運転を説明する。室外機1に
おける圧縮機2から吐出された高温高圧の気化冷媒は、
四方弁3を通過した後、並列接続された第1、第2の室
外熱交換器5,6に導かれ、室外送風機7による室外空
気により、冷却されて凝縮過程が完了する。高圧の液と
なった冷媒は、絞り機構4で絞られ、減圧される。そし
て、室内機10に導かれ、室内熱交換器16で室内送風
機17による室内空気と熱交換することで、蒸発過程で
室内空気の熱を奪い、冷房が行われる。低圧の気化され
た冷媒は、室外機1の圧縮機2に入り、再び高温、高圧
の気化冷媒となって吐出され、冷房時の1サイクルが終
了する。
【0022】上述の冷凍サイクルにおいては、以下に示
すようなメリットが多い。図6のモリエル線図に示すよ
うに、R22等の単一冷媒を使用した場合(図6
(a))に比べてR32/R134a=30:70付近
の非共沸混合冷媒を使用した場合(図6(b))は、冷
媒の気液相変化時の温度勾配が大きい(等温線が傾いて
いる)。このため、暖房時における除霜制御において
は、風下側の第2の室外熱交換器6の入口付近で凍結し
易く、その入口付近の温度或いは外気温度を見れば適正
な着霜検知が可能となる。そして除霜完了の判断は第2
の室外熱交換器6の入口温度と出口温度を見れば行え
る。また、室外熱交換器が熱的に2分割されているの
で、着霜検知、除霜制御は風下側の第2の室外熱交換器
6のみで十分対応可能である。風上側の第1の室外熱交
換器5は風下側の第2の室外熱交換器6に比べて、熱交
換する外気温度が高いため蒸発温度が高く凍結しにく
い。その結果、暖房性能の向上が図れる。
【0023】図2には、本発明の第2実施例を示す。本
実施例では図2の冷凍サイクルに示すように、室外送風
機7による送風に対し、風上側に位置させた第1の室外
熱交換器5と風下側に位置させた第2の室外熱交換器6
とが、暖房時の冷媒流れに対し第1の室外熱交換器5が
上流側となるように直列に接続されている。18は第1
の室外熱交換器入口温度センサ、19は第1の室外熱交
換器出口温度センサである。その他の構成は、前記第1
実施例のものとほぼ同様である。
【0024】上述のように構成された冷凍サイクルの作
用を暖房運転から説明する。室外機1における圧縮機2
より吐出された高温、高圧の気化冷媒は、四方弁3を通
過した後、室内機10に導かれ、室内熱交換器16を流
れる間に室内送風機17による室内空気と熱交換するこ
とで、室内に熱を放出し、凝縮する。凝縮し、液化した
冷媒は、室外機1に戻り、絞り機構4で絞られ、減圧さ
れた後、直列接続された第1、第2の室外熱交換器5,
6で室外送風機7による室外空気と熱交換し、蒸発過程
を完了する。加熱された低圧の気化冷媒は、再び圧縮機
2に入り高温、高圧の気化冷媒となって吐出され、暖房
時の1サイクルが終了する。この暖房運転時において、
着霜の検知は、第1の室外熱交換器5の入口温度或いは
室外温度で判断する。これらの温度が所定の設定温度以
下であれば着霜と判断される。除霜は、除霜用二方弁1
4を開いて高温の圧縮機吐出ガスを第1の室外熱交換器
5側にバイパスさせることにより行われる。除霜終了
は、第1の室外熱交換器5の入口温度あるいは出口温度
を見て判断する。これらの温度が設定温度以上になれば
除霜運転終了と判断する。
【0025】次いで、冷房運転を説明する。室外機1に
おける圧縮機2から吐出された高温高圧の気化冷媒は、
四方弁3を通過した後、直列接続された第1、第2の室
外熱交換器5,6に導かれ、室外送風機7による室外空
気により、冷却されて凝縮過程が完了する。高圧の液と
なった冷媒は、絞り機構4で絞られ、減圧される。そし
て、室内機10に導かれ、室内熱交換器16で室内送風
機17による室内空気と熱交換することで、蒸発過程で
室内空気の熱を奪い、冷房が行われる。低圧の気化され
た冷媒は、室外機1の圧縮機2に入り、再び高温、高圧
の気化冷媒となって吐出され、冷房時の1サイクルが終
了する。
【0026】上述の冷凍サイクルにおいては、以下に示
すようなメリットが多い。前述したようにR32/R1
34a=30:70付近の非共沸混合冷媒を使用した場
合、冷媒の気液相変化時の温度勾配が大きい。このた
め、暖房時における除霜制御においては、室外熱交換器
入口付近で凍結し易く、その入口付近の温度或いは外気
温度を見れば適正な着霜検知が可能となる。そして除霜
完了の判断は上流側の第1の室外熱交換器5の入口温度
と出口温度を見れば行える。また、室外熱交換器が熱的
に2分割されているので、着霜検知、除霜制御は上流側
の第1の室外熱交換器5のみで十分対応可能となる。し
かも、上流側の第1の室外熱交換器5は室外送風機7に
よる送風の風上側に位置しているので、熱交換する外気
温度は高く、蒸発温度が高くなるため着霜しにくい構成
となっている。その結果、暖房性能の向上が図れる。
【0027】図3には、本発明の第3実施例を示す。本
実施例の冷凍サイクルは、前記第1実施例の冷凍サイク
ル(図1)に対し、第1の室外熱交換器入口二方弁8と
バイパス路13とを除去し、第1の室外熱交換器出口二
方弁20を付加した構成となっている。その他の構成部
分は、図1のものとほぼ同様である。
【0028】このような冷凍サイクルの暖房運転におい
て、着霜の検知は、第2の室外熱交換器6の入口温度或
いは室外温度で判断する。これらの温度が所定の設定温
度以下であれば着霜と判断される。除霜は、第1の室外
熱交換器出口二方弁20を閉じ、四方弁3を反転させ高
温の圧縮機吐出ガスを第2の室外熱交換器6にバイパス
させることにより行われる。除霜終了は、第2の室外熱
交換器6の入口温度或いは出口温度を見て判断する。こ
れらの温度が設定温度以上になれば除霜運転終了と判断
する。
【0029】上述の冷凍サイクルにおいては、以下に示
すようなメリットが多い。図6のモリエル線図に示すよ
うに、R22等の単一冷媒を使用した場合(図6
(a))に比べてR32/R134a=30:70付近
の非共沸混合冷媒を使用した場合(図6(b))は、冷
媒の気液相変化時の温度勾配が大きい(等温線が傾いて
いる)。このため、暖房時における除霜制御において
は、風下側の第2の室外熱交換器6の入口付近で凍結し
易く、その入口付近の温度或いは外気温度を見れば適正
な着霜検知が可能となる。そして除霜完了の判断は第2
の室外熱交換器6の入口温度と出口温度を見れば行え
る。また、室外熱交換器が熱的に2分割されているの
で、着霜検知、除霜制御は風下側の第2の室外熱交換器
6のみで十分対応可能である。風上側の第1の室外熱交
換器5は風下側の第2の室外熱交換器6に比べて、熱交
換する外気温度が高いため蒸発温度が高く凍結しにく
い。その結果、暖房性能の向上が図れる。
【0030】図4には、本発明の第4実施例を示す。本
実施例の冷凍サイクルは、前記第1実施例の冷凍サイク
ル(図1)からバイパス路13を除去した構成となって
いる。
【0031】このような冷凍サイクルの暖房運転におい
て、着霜の検知は、第2の室外熱交換器6の入口温度或
いは室外温度で判断する。これらの温度が所定の設定温
度以下であれば着霜と判断される。除霜は、第1の室外
熱交換器入口二方弁8を閉じ、絞り装置4の絞りを緩め
て高温の圧縮機吐出ガス又は冷媒液を第2の室外熱交換
器6に送ることにより行われる。除霜終了は、第2の室
外熱交換器6の入口温度或いは出口温度を見て判断す
る。これらの温度が設定温度以上になれば除霜運転終了
と判断する。
【0032】上述の冷凍サイクルにおいては、以下に示
すようなメリットが多い。図6のモリエル線図に示すよ
うに、R22等の単一冷媒を使用した場合(図6
(a))に比べてR32/R134a=30:70付近
の非共沸混合冷媒を使用した場合(図6(b))は、冷
媒の気液相変化時の温度勾配が大きい(等温線が傾いて
いる)。このため、暖房時における除霜制御において
は、風下側の第2の室外熱交換器6の入口付近で凍結し
易く、その入口付近の温度或いは外気温度を見れば適正
な着霜検知が可能となる。そして除霜完了の判断は第2
の室外熱交換器6の入口温度と出口温度を見れば行え
る。また、室外熱交換器が熱的に2分割されているの
で、着霜検知、除霜制御は風下側の第2の室外熱交換器
6のみで十分対応可能である。風上側の第1の室外熱交
換器5は風下側の第2の室外熱交換器6に比べて、熱交
換する外気温度が高いため蒸発温度が高く凍結しにく
い。その結果、暖房性能の向上が図れる。
【0033】図5には、本発明の第5実施例を示す。本
実施例の冷凍サイクルは、前記第2実施例の冷凍サイク
ル(図2)からバイパス路13を除去した構成となって
いる。
【0034】このような冷凍サイクルの暖房運転時にお
いて、着霜の検知は、第1の室外熱交換器5の入口温度
或いは室外温度で判断する。これらの温度が所定の設定
温度以下であれば着霜判断される。除霜は、四方弁3を
反転して高温の圧縮機吐出ガスを第1、第2の室外熱交
換器5,6側にバイパスさせることにより行われる。除
霜終了は、第1の室外熱交換器5の入口温度或いは出口
温度を見て判断する。これらの温度が設定温度以上にな
れば除霜運転終了と判断する。
【0035】上述の冷凍サイクルにおいては、以下に示
すようなメリットが多い。前述したようにR32/R1
34a=30:70付近の非共沸混合冷媒を使用した場
合、冷媒の気液相変化時の温度勾配が大きい。このた
め、暖房時における除霜制御においては、室外熱交換器
入口付近で凍結し易く、その入口付近の温度或いは外気
温度を見れば適正な着霜検知が可能となる。そして除霜
完了の判断は上流側の第1の室外熱交換器5の入口温度
と出口温度を見れば行える。また、室外熱交換器が熱的
に2分割されているので、着霜検知、除霜制御は上流側
の第1の室外熱交換器5のみで十分対応可能となる。し
かも、上流側の第1の室外熱交換器5は室外送風機7に
よる送風の風上側に位置しているので、熱交換する外気
温度は高く、蒸発温度が高くなるため着霜しにくい構成
となっている。その結果、暖房性能の向上が図れる。
【0036】次いで、本発明の第6実施例を説明する。
冷凍サイクルの構成は上記第5実施例のもの(図5)と
同じである。
【0037】このような冷凍サイクルの暖房運転時にお
いて、着霜の検知は、第1の室外熱交換器5の入口温度
或いは室外温度で判断する。これらの温度が所定の設定
温度以下であれば着霜と判断される。除霜は、絞り装置
4の絞りを緩めて高温の圧縮機吐出ガス又は冷媒液を第
1の室外熱交換器5側に送ることにより行われる。除霜
終了は、第1の室外熱交換器5の入口温度或いは出口温
度を見て判断する。これらの温度が設定温度以上になれ
ば除霜運転終了と判断する。
【0038】上述の冷凍サイクルにおいては、以下に示
すようなメリットが多い。前述したようにR32/R1
34a=30:70付近の非共沸混合冷媒を使用した場
合、冷媒の気液相変化時の温度勾配が大きい。このた
め、暖房時における除霜制御においては、室外熱交換器
入口付近で凍結し易く、その入口付近の温度或いは外気
温度を見れば適正な着霜検知が可能となる。そして除霜
完了の判断は上流側の第1の室外熱交換器5の入口温度
と出口温度を見れば行える。また、室外熱交換器が熱的
に2分割されているので、着霜検知、除霜制御は上流側
の第1の室外熱交換器5のみで十分対応可能となる。し
かも、上流側の第1の室外熱交換器5は室外送風機7に
よる送風の風上側に位置しているので、熱交換する外気
温度は高く、蒸発温度が高くなるため着霜しにくい構成
となっている。その結果、暖房性能の向上が図れる。
【0039】なお、本発明は上記の実施例に限ったもの
でなく、請求範囲の主旨を逸脱しなければ、冷凍サイク
ルの構成が多少異なったものであっても構わない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1に、室外機には室外送風機による送風に対し風上に
位置させた第1の室外熱交換器と風下に位置させた第2
の室外熱交換器を設けるとともに、この第1、第2の室
外熱交換器を並列に接続し、第2の室外熱交換器には圧
縮機吐出ガスをバイパスさせる常閉のバイパス路を接続
し、暖房時に第2の室外熱交換器の入口温度或いは室外
温度を基にバイパス路を開路して除霜制御を行うように
構成したため、非共沸混合冷媒を使用した冷凍サイクル
において、暖房時の着霜検知及び除霜制御を適正に行う
ことができる。また、風上側の第1の室外熱交換器は、
第2の室外熱交換器に比べて熱交換する外気温度が高い
ため蒸発温度が高く凍結しにくいことから暖房性能を向
上させることができる。
【0041】第2に、室外機には室外送風機による送風
に対し風上に位置させた第1の室外熱交換器と風下に位
置させた第2の室外熱交換器とを設けるとともに暖房時
の冷媒流れに対し第1の室外熱交換器が上流側となるよ
うに第1、第2の室外熱交換器を直列に接続し、第1の
室外熱交換器には圧縮機吐出ガスをバイパスさせる常閉
のバイパス路を接続し、暖房時に第1の室外熱交換器の
入口温度或いは室外温度を基にバイパス路を開路して除
霜制御を行うように構成したため、非共沸混合冷媒を使
用した冷凍サイクルにおいて、暖房時の着霜検知及び除
霜制御を適正に行うことができる。また、第1の室外熱
交換器は、室外送風機による送風に対し風上側に位置し
ているので、熱交換する外気温度が高く、蒸発温度が高
くなるため着霜しにくい構成となって暖房性能を向上さ
せることができる。
【0042】第3に、室外機には室外送風機による送風
に対し風上に位置させた第1の室外熱交換器と風下に位
置させた第2の室外熱交換器とを設けるとともに、この
第1、第2の室外熱交換器を並列に接続し、暖房時に第
2の室外熱交換器の入口温度或いは室外温度を基に四方
弁を反転し、第2の室外熱交換器に圧縮機吐出ガスを導
いて除霜制御を行うように構成したため、非共沸混合冷
媒を使用した冷凍サイクルにおいて、暖房時の着霜検知
及び除霜制御を適正に行うことができる。また、風上側
の第1の室外熱交換器は第2の室外熱交換器に比べて熱
交換する外気温度が高いため蒸発温度が高く凍結しにく
いことから暖房性能を向上させることができる。
【0043】第4に、室外機には室外送風機による送風
に対し風上に位置させた第1の室外熱交換器と風下に位
置させた第2の室外熱交換器とを設けるとともに、この
第1、第2の室外熱交換器を並列に接続し、暖房時に第
2の室外熱交換器の入口温度或いは室外温度を基に絞り
装置の絞りを緩めて除霜制御を行うように構成したた
め、非共沸混合冷媒を使用した冷凍サイクルにおいて、
暖房時の着霜検知及び除霜制御を適正に行うことができ
る。また、風上側の第1の室外熱交換器は第2の室外熱
交換器に比べて熱交換する外気温度が高いため蒸発温度
が高く凍結しにくいことから暖房性能を向上させること
ができる。
【0044】第5に、室外機には室外送風機による送風
に対し風上に位置させた第1の室外熱交換器と風下に位
置させた第2の室外熱交換器とを設けるとともに暖房時
の冷媒流れに対し第1の室外熱交換器が上流側となるよ
うに第1、第2の室外熱交換器を直列に接続し、暖房時
に第1の室外熱交換器の入口温度或いは室外温度を基に
四方弁を冷房時の冷媒流れ側に反転して除霜制御を行う
ように構成したため、高温の圧縮機吐出ガスが第1、第
2の室外熱交換器に導かれ、非共沸混合冷媒を使用した
冷凍サイクルにおいて、暖房時の着霜検知及び除霜制御
を適正に行うことができる。また、第1の室外熱交換器
は室外送風機による送風の風上側に位置しているので熱
交換する外気温度が高く、蒸発温度が高くなるため着霜
しにくいことから、暖房性能を向上させることができ
る。
【0045】第6に、室外機には室外送風機による送風
に対し風上に位置させた第1の室外熱交換器と風下に位
置させた第2の室外熱交換器とを設けるとともに暖房時
の冷媒流れに対し第1の室外熱交換器が上流側となるよ
うに第1、第2の室外熱交換器を直列に接続し、暖房時
に第1の室外熱交換器の入口温度或いは室外温度を基に
絞り装置の絞りを緩めて除霜制御を行うように構成した
ため、非共沸混合冷媒を使用した冷凍サイクルにおい
て、暖房時の着霜検知及び除霜制御を適正に行うことが
できる。また、第1の室外熱交換器は室外送風機による
送風の風上側に位置しているので熱交換する外気温度が
高く、蒸発温度が高くなるため着霜しにくいことから暖
房性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和装置の第1実施例におけ
る冷凍サイクルを示す図である。
【図2】本発明の第2実施例における冷凍サイクルを示
す図である。
【図3】本発明の第3実施例における冷凍サイクルを示
す図である。
【図4】本発明の第4実施例における冷凍サイクルを示
す図である。
【図5】本発明の第5実施例における冷凍サイクルを示
す図である。
【図6】単一冷媒を使用したときと非共沸混合冷媒を使
用したときの気液相変化時の温度勾配を説明するための
モリエル線図である。
【符号の説明】
1 室外機 2 圧縮機 3 四方弁 4 絞り機構(絞り装置) 5 第1の室外熱交換器 6 第2の室外熱交換器 7 室外送風機 8 第1の室外熱交換器入口二方弁 9 第2の室外熱交換器入口温度センサ 10 室内機 11 第2の室外熱交換器出口温度センサ 12 室外温度センサ 13 バイパス路 14 除霜用二方弁 15 制御器 16 室内熱交換器 18 第1の室外熱交換器入口温度センサ 19 第1の室外熱交換器出口温度センサ 20 第1の室外熱交換器出口二方弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 哲司 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内 (72)発明者 後藤 功一 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非共沸混合冷媒を使用した冷凍サイクル
    を有する空気調和装置において、室外機には室外送風機
    による送風に対し風上に位置させた第1の室外熱交換器
    と風下に位置させた第2の室外熱交換器とを設けるとと
    もに該第1、第2の室外熱交換器を並列に接続し、前記
    第2の室外熱交換器には圧縮機吐出ガスをバイパスさせ
    る常閉のバイパス路を接続し、暖房時に前記第2の室外
    熱交換器の入口温度或いは室外温度を基に前記バイパス
    路を開路して除霜制御を行うように構成してなることを
    特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 非共沸混合冷媒を使用した冷凍サイクル
    を有する空気調和装置において、室外機には室外送風機
    による送風に対し風上に位置させた第1の室外熱交換器
    と風下に位置させた第2の室外熱交換器とを設けるとと
    もに暖房時の冷媒流れに対し前記第1の室外熱交換器が
    上流側となるように前記第1、第2の室外熱交換器を直
    列に接続し、前記第1の室外熱交換器には圧縮機吐出ガ
    スをバイパスさせる常閉のバイパス路を接続し、暖房時
    に前記第1の室外熱交換器の入口温度或いは室外温度を
    基に前記バイパス路を開路して除霜制御を行うように構
    成してなることを特徴とする空気調和装置。
  3. 【請求項3】 非共沸混合冷媒を使用し、冷、暖房時に
    おける冷媒順路を設定する四方弁を備えた冷凍サイクル
    を有する空気調和装置において、室外機には室外送風機
    による送風に対し風上に位置させた第1の室外熱交換器
    と風下に位置させた第2の室外熱交換器とを設けるとと
    もに該第1、第2の室外熱交換器を並列に接続し、暖房
    時に前記第2の室外熱交換器の入口温度或いは室外温度
    を基に前記四方弁を反転し、前記第2の室外熱交換器に
    圧縮機吐出ガスを導いて除霜制御を行うように構成して
    なることを特徴とする空気調和装置。
  4. 【請求項4】 非共沸混合冷媒を使用し、室内熱交換器
    と室外熱交換器側との間に冷媒流れを絞る絞り装置を備
    えた冷凍サイクルを有する空気調和装置において、室外
    機には室外送風機による送風に対し風上に位置させた第
    1の室外熱交換器と風下に位置させた第2の室外熱交換
    器とを設けるとともに該第1、第2の室外熱交換器を並
    列に接続し、暖房時に前記第2の室外熱交換器の入口温
    度或いは室外温度を基に前記絞り装置の絞りを緩めて除
    霜制御を行うように構成してなることを特徴とする空気
    調和装置。
  5. 【請求項5】 非共沸混合冷媒を使用し、冷、暖房時に
    おける冷媒順路を設定する四方弁を備えた冷凍サイクル
    を有する空気調和装置において、室外機には室外送風機
    による送風に対し風上に位置させた第1の室外熱交換器
    と風下に位置させた第2の室外熱交換器とを設けるとと
    もに暖房時の冷媒流れに対し前記第1の室外熱交換器が
    上流側となるように前記第1、第2の室外熱交換器を直
    列に接続し、暖房時に前記第1の室外熱交換器の入口温
    度或いは室外温度を基に前記四方弁を冷房時の冷媒流れ
    側に反転して除霜制御を行うように構成してなることを
    特徴とする空気調和装置。
  6. 【請求項6】 非共沸混合冷媒を使用し、室内熱交換器
    と室外熱交換器側との間に冷媒流れを絞る絞り装置を備
    えた冷凍サイクルを有する空気調和装置において、室外
    機には室外送風機による送風に対し風上に位置させた第
    1の室外熱交換器と風下に位置させた第2の室外熱交換
    器とを設けるとともに暖房時の冷媒流れに対し前記第1
    の室外熱交換器が上流側となるように前記第1、第2の
    室外熱交換器を直列に接続し、暖房時に前記第1の室外
    熱交換器の入口温度或いは室外温度を基に前記絞り装置
    の絞りを緩めて除霜制御を行うように構成してなること
    を特徴とする空気調和装置。
JP5753294A 1993-03-30 1994-03-28 空気調和装置 Pending JPH074794A (ja)

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