JPH074719B2 - 自動工具交換装置付きタレット装置 - Google Patents
自動工具交換装置付きタレット装置Info
- Publication number
- JPH074719B2 JPH074719B2 JP61241782A JP24178286A JPH074719B2 JP H074719 B2 JPH074719 B2 JP H074719B2 JP 61241782 A JP61241782 A JP 61241782A JP 24178286 A JP24178286 A JP 24178286A JP H074719 B2 JPH074719 B2 JP H074719B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- spindle
- stocker
- turret head
- machining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q3/00—Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
- B23Q3/155—Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
- B23Q3/157—Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools
- B23Q3/15713—Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools a transfer device taking a single tool from a storage device and inserting it in a spindle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q3/00—Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
- B23Q3/155—Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
- B23Q2003/15586—Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of tools in turrets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、工作機械の自動工具交換装置付きタレット装
置に関し、特にタレットヘッドおよび自動工具交換装置
の配置構造に関する。
置に関し、特にタレットヘッドおよび自動工具交換装置
の配置構造に関する。
従来技術 特許出願人は、この種の装置を特願昭61−66751号の発
明によって既に基本的な構成として提案している。その
装置では、タレットヘッドの一方の主軸がワークと対応
しているときに、他の主軸が上向きの状態で工具交換位
置に割り出されている。このため、工具交換時に、主軸
のツールソケット部分が上向きの状態となっており、ご
み等の侵入の恐れがあるほか、自動工具交換装置が上向
きの主軸に対応しなければならず、汎用のものと異なっ
てくるため複雑となる。
明によって既に基本的な構成として提案している。その
装置では、タレットヘッドの一方の主軸がワークと対応
しているときに、他の主軸が上向きの状態で工具交換位
置に割り出されている。このため、工具交換時に、主軸
のツールソケット部分が上向きの状態となっており、ご
み等の侵入の恐れがあるほか、自動工具交換装置が上向
きの主軸に対応しなければならず、汎用のものと異なっ
てくるため複雑となる。
発明の目的 したがって、本発明の目的は、自動工具交換装置付きタ
レット装置で、工具交換時にツールソケットへのごみ等
の侵入を防止するとともに、自動工具交換装置の構成を
特殊なものとしないで、装置全体の構成を単純化するこ
とである。
レット装置で、工具交換時にツールソケットへのごみ等
の侵入を防止するとともに、自動工具交換装置の構成を
特殊なものとしないで、装置全体の構成を単純化するこ
とである。
発明の解決手段 そこで、本発明は、タレットヘッドを加工方向に対し45
゜の角度で水平面上で回転自在に支持し、この回転中心
の周りに２つの主軸を180゜の回転割り出し状態で、互
いに90゜の交角で配置し、一方の主軸の工具を加工位置
に割り出したとき、他方の主軸の工具を工具交換位置
で、しかもツールストッカー内の工具と並び方向に位置
させるようにしている。したがって、本発明では、一方
の工具が加工位置に割り出されたとき、他方の工具が工
具交換位置にあるため、ワークの加工および工具の交換
が同時に行え、またこの状態で全ての主軸が水平な状態
にあるため、工具交換時に主軸のツールソケット内への
ごみの侵入が未然に防止でき、また工具交換位置の主軸
がツールストッカー内の工具と平行な状態に割り出され
るため、自動工具交換装置が複雑にならず、汎用のもの
として構成できる。
゜の角度で水平面上で回転自在に支持し、この回転中心
の周りに２つの主軸を180゜の回転割り出し状態で、互
いに90゜の交角で配置し、一方の主軸の工具を加工位置
に割り出したとき、他方の主軸の工具を工具交換位置
で、しかもツールストッカー内の工具と並び方向に位置
させるようにしている。したがって、本発明では、一方
の工具が加工位置に割り出されたとき、他方の工具が工
具交換位置にあるため、ワークの加工および工具の交換
が同時に行え、またこの状態で全ての主軸が水平な状態
にあるため、工具交換時に主軸のツールソケット内への
ごみの侵入が未然に防止でき、また工具交換位置の主軸
がツールストッカー内の工具と平行な状態に割り出され
るため、自動工具交換装置が複雑にならず、汎用のもの
として構成できる。
発明の構成 第１図ないし第４図は本発明の自動工具交換装置付きタ
レット装置１を三次元数値制御（NC）型の工作機械２に
組み込んだ状態を示している。
レット装置１を三次元数値制御（NC）型の工作機械２に
組み込んだ状態を示している。
このタレット装置１は、基台３に対し、回転自在に支持
されたタレットヘッド４を備えている。すなわち、この
タレットヘッド４は、加工方向の水平な軸、つまりＺ軸
に対し45゜の角度で交わり、水平面上に位置する回転軸
５によって回転自在に支持されており、基台３側の割り
出しモータ６および内部の割り出し機構７によって回転
軸５の周りに180゜の回転角ずつ割り出されるようにな
っている。このタレットヘッド４は、前面側で回転軸５
の周りに180゜の回転角の間隔で、回転軸５に対し45゜
の交角、換言すると、同一平面上で互いに90゜の角度で
配置された２つの主軸81、82を回転自在に備えており、
その先端のツールソケットの内部で各種の工具10を着脱
可能な状態で固定している。なお、これらの主軸81、82
の駆動源は、主軸モータ９であり、基台３の内部でＺ軸
方向に納められ、Ｚ軸方向の主軸81または主軸82にのみ
回転力を伝達する。
されたタレットヘッド４を備えている。すなわち、この
タレットヘッド４は、加工方向の水平な軸、つまりＺ軸
に対し45゜の角度で交わり、水平面上に位置する回転軸
５によって回転自在に支持されており、基台３側の割り
出しモータ６および内部の割り出し機構７によって回転
軸５の周りに180゜の回転角ずつ割り出されるようにな
っている。このタレットヘッド４は、前面側で回転軸５
の周りに180゜の回転角の間隔で、回転軸５に対し45゜
の交角、換言すると、同一平面上で互いに90゜の角度で
配置された２つの主軸81、82を回転自在に備えており、
その先端のツールソケットの内部で各種の工具10を着脱
可能な状態で固定している。なお、これらの主軸81、82
の駆動源は、主軸モータ９であり、基台３の内部でＺ軸
方向に納められ、Ｚ軸方向の主軸81または主軸82にのみ
回転力を伝達する。
一方、前記工作機械２は、上記タレット装置１を三次元
方向に案内するために、ベッド11の上で、Ｘ軸方向のテ
ーブル12および送りユニット13、Ｚ軸方向のテーブル14
および加工送りユニット15、さらにＹ軸方向のコラム16
によって、それぞれの方向に滑り案内可能な状態で組み
合わせられている。そして、コラム16は、正面側で、サ
ドル18をカウントバランサー17および送りユニット19に
よってＹ軸方向に滑り案内可能な状態で支持し、このサ
ドル18および基台３により前記タレットヘッド４を支持
している。なおこれらの送りユニット13、加工送りユニ
ット15、送りユニット19は、ベッド11の一方の側面に設
置されたシーケンス・数値制御用の制御ユニット20によ
って所定のプログラムのもとに制御されるようになって
いる。
方向に案内するために、ベッド11の上で、Ｘ軸方向のテ
ーブル12および送りユニット13、Ｚ軸方向のテーブル14
および加工送りユニット15、さらにＹ軸方向のコラム16
によって、それぞれの方向に滑り案内可能な状態で組み
合わせられている。そして、コラム16は、正面側で、サ
ドル18をカウントバランサー17および送りユニット19に
よってＹ軸方向に滑り案内可能な状態で支持し、このサ
ドル18および基台３により前記タレットヘッド４を支持
している。なおこれらの送りユニット13、加工送りユニ
ット15、送りユニット19は、ベッド11の一方の側面に設
置されたシーケンス・数値制御用の制御ユニット20によ
って所定のプログラムのもとに制御されるようになって
いる。
また、上記コラム16は、一方の側面で、スライダー23お
よびその送りシリンダー24によってツールストッカー22
を上下動可能な状態で支持しており、またこのツールス
トッカー22と工具交換位置の主軸82との間で、スライダ
ー23側の水平な軸26により、工具交換用アーム25を180
゜ずつ駆動手段28によって、割り出し可能な状態で保持
している。なお、このツールストッカー22は、スライダ
ー23側の水平な支軸21によって支持され、割り出し機構
27によりインデックスされるようになっており、その外
周部分で、複数の工具10をツールポット35により着脱可
能な状態で収納している。また、工具交換用アーム25
は、従来のものと同様に、両端部分で工具10を着脱可能
な状態で保持する。
よびその送りシリンダー24によってツールストッカー22
を上下動可能な状態で支持しており、またこのツールス
トッカー22と工具交換位置の主軸82との間で、スライダ
ー23側の水平な軸26により、工具交換用アーム25を180
゜ずつ駆動手段28によって、割り出し可能な状態で保持
している。なお、このツールストッカー22は、スライダ
ー23側の水平な支軸21によって支持され、割り出し機構
27によりインデックスされるようになっており、その外
周部分で、複数の工具10をツールポット35により着脱可
能な状態で収納している。また、工具交換用アーム25
は、従来のものと同様に、両端部分で工具10を着脱可能
な状態で保持する。
そして、ワーク29は、たて型のパレット30の側面に対し
クランプ手段32によって位置決め状態で固定されてお
り、ベッド11上のパレットチエンジャー31によって加工
位置に供給される。なお、この加工位置の下方にチップ
コンベア33が設置されており、ベッド11の下方から、チ
ップバケット34の上面まで延びている。
クランプ手段32によって位置決め状態で固定されてお
り、ベッド11上のパレットチエンジャー31によって加工
位置に供給される。なお、この加工位置の下方にチップ
コンベア33が設置されており、ベッド11の下方から、チ
ップバケット34の上面まで延びている。
発明の作用 まず、加工対象のワーク29は、パレット30のクランプ手
段32によってパレット30の適当な位置に固定され、パレ
ットチエンジャー31によって、加工位置に供給される。
段32によってパレット30の適当な位置に固定され、パレ
ットチエンジャー31によって、加工位置に供給される。
一方タレットヘッド４の２つの主軸81、82は、割り出し
モータ５によって回転軸５を中心として180゜回転させ
られ、水平面上に位置している。このとき、一方の主軸
81は、ワーク29と向き合っており、また他方の主軸82
は、工具交換位置、すなわち待機位置にあって、ツール
ストッカー22の工具10と平行な状態で設定されている。
モータ５によって回転軸５を中心として180゜回転させ
られ、水平面上に位置している。このとき、一方の主軸
81は、ワーク29と向き合っており、また他方の主軸82
は、工具交換位置、すなわち待機位置にあって、ツール
ストッカー22の工具10と平行な状態で設定されている。
この状態で工作機械２は、三次元数値制御によって、ワ
ーク29の加工位置に割り出され、加工送りユニット15に
よるＺ軸方向の送り運動によって、主軸81の回転によ
り、その工具10でワーク29に第１の加工を行う。この間
に、割り出し機構27は、ツールストッカー22を回転させ
ることによって、次の加工に利用する工具10を工具交換
位置まで割り出している。
ーク29の加工位置に割り出され、加工送りユニット15に
よるＺ軸方向の送り運動によって、主軸81の回転によ
り、その工具10でワーク29に第１の加工を行う。この間
に、割り出し機構27は、ツールストッカー22を回転させ
ることによって、次の加工に利用する工具10を工具交換
位置まで割り出している。
この加工中に、工具交換用アーム25は一方の位置で、ツ
ールストッカー22の内部で工具出し入れ位置に割り出さ
れている工具10を把持する。その後、駆動手段28は、軸
26をその軸の方向に移動させ、工具交換用アーム25を前
進させることにより、主軸82から工具10を引き抜き、同
時に、ツールストッカー22のツールポット35から保持中
の工具10を取り出す。その後、駆動手段28は、工具交換
用アーム25を180゜回転させ、次に軸26の軸線方向に後
退させることによって主軸82のツールソケットから引き
抜いた工具10をツールストッカー22の空のツールポット
35内に納めるとともに、ツールストッカー22から、新た
に取り出した工具10を待機位置の主軸82のツールソケッ
トの内部に納める。もちろん、この状態で主軸82は、ツ
ールソケットの内部に納められた工具10をプルスタット
などの係止手段などによって抜け止め状態としている。
ールストッカー22の内部で工具出し入れ位置に割り出さ
れている工具10を把持する。その後、駆動手段28は、軸
26をその軸の方向に移動させ、工具交換用アーム25を前
進させることにより、主軸82から工具10を引き抜き、同
時に、ツールストッカー22のツールポット35から保持中
の工具10を取り出す。その後、駆動手段28は、工具交換
用アーム25を180゜回転させ、次に軸26の軸線方向に後
退させることによって主軸82のツールソケットから引き
抜いた工具10をツールストッカー22の空のツールポット
35内に納めるとともに、ツールストッカー22から、新た
に取り出した工具10を待機位置の主軸82のツールソケッ
トの内部に納める。もちろん、この状態で主軸82は、ツ
ールソケットの内部に納められた工具10をプルスタット
などの係止手段などによって抜け止め状態としている。
この間に、主軸81による第１の加工が終了すると、割り
出しモータ６および割り出し機構７は、回転軸５を中心
として、タレットヘッド４を180゜回転させ、主軸82の
新たな工具10をワーク29と対向させ、第２の加工を行
う。その後に、前記と同様に、割り出し機構27は、ツー
ルストッカー22を回転させることによって、次に加工す
べき工具10を工具交換位置に割り出しており、また駆動
手段28は、工具交換用アーム25を動作させることによ
り、第１の加工に用いられた工具10をツールストッカー
22の空の位置に納め、次の加工に必要な新たな工具10を
待機位置の主軸81のツールソケットに納め、工具交換を
行って次の加工に備える。
出しモータ６および割り出し機構７は、回転軸５を中心
として、タレットヘッド４を180゜回転させ、主軸82の
新たな工具10をワーク29と対向させ、第２の加工を行
う。その後に、前記と同様に、割り出し機構27は、ツー
ルストッカー22を回転させることによって、次に加工す
べき工具10を工具交換位置に割り出しており、また駆動
手段28は、工具交換用アーム25を動作させることによ
り、第１の加工に用いられた工具10をツールストッカー
22の空の位置に納め、次の加工に必要な新たな工具10を
待機位置の主軸81のツールソケットに納め、工具交換を
行って次の加工に備える。
このようにして、加工位置の主軸81、82によって必要な
加工が連続的に行われ、その間に次の加工に備えて新た
な工具10が工具交換用アーム25によって自動的に交換さ
れていく。なお、この工具交換時に、待機位置の主軸8
1、または主軸82と工具交換用アーム25の軸26とは、同
じ高さに設定されていなければならない。そこで、シー
ケンス・数値制御用の制御ユニット20は、基台３の高さ
に設定したとき、同時に送りシリンダー24も動作させ、
スライダー23をＹ軸方向に移動させることによって待機
位置の主軸81、82の高さと工具交換用アーム25の軸26お
よびツールストッカー22の支軸21の高さを常に一致する
ように制御していく。このように、主軸81、82が工具交
換のための割り出し位置にあるとき、常に水平な状態に
あるため、それらのツールソケットの内部にごみなどが
侵入しにくい状態となっている。もちろんこれと対応し
て、ツールストッカー22の収納空間も、常に水平な方向
に形成されているため、その内部へのごみの侵入も少な
くなる。
加工が連続的に行われ、その間に次の加工に備えて新た
な工具10が工具交換用アーム25によって自動的に交換さ
れていく。なお、この工具交換時に、待機位置の主軸8
1、または主軸82と工具交換用アーム25の軸26とは、同
じ高さに設定されていなければならない。そこで、シー
ケンス・数値制御用の制御ユニット20は、基台３の高さ
に設定したとき、同時に送りシリンダー24も動作させ、
スライダー23をＹ軸方向に移動させることによって待機
位置の主軸81、82の高さと工具交換用アーム25の軸26お
よびツールストッカー22の支軸21の高さを常に一致する
ように制御していく。このように、主軸81、82が工具交
換のための割り出し位置にあるとき、常に水平な状態に
あるため、それらのツールソケットの内部にごみなどが
侵入しにくい状態となっている。もちろんこれと対応し
て、ツールストッカー22の収納空間も、常に水平な方向
に形成されているため、その内部へのごみの侵入も少な
くなる。
なお、加工中の切粉などのチップは、チップコンベア33
によって、チップバケット34の内部に運ばれていく。
によって、チップバケット34の内部に運ばれていく。
発明の効果 本発明では、タレットヘッドの回転軸を含んで２つの主
軸が同一平面上に位置しており、一方の主軸が水平な状
態で加工位置に割り出されているとき、他方の主軸が工
具交換のための待機位置にあって、やはり水平な状態に
なっているため、主軸のツールソケット内への切粉の侵
入率が低くなる。また、自動工具交換のための工具交換
用アームやツールストッカーなどが水平な軸によって工
作機械の側面に支持されているため、上向き形式の装置
に比較して汎用の装置でよく、構成がそれだけ簡単化さ
れる。
軸が同一平面上に位置しており、一方の主軸が水平な状
態で加工位置に割り出されているとき、他方の主軸が工
具交換のための待機位置にあって、やはり水平な状態に
なっているため、主軸のツールソケット内への切粉の侵
入率が低くなる。また、自動工具交換のための工具交換
用アームやツールストッカーなどが水平な軸によって工
作機械の側面に支持されているため、上向き形式の装置
に比較して汎用の装置でよく、構成がそれだけ簡単化さ
れる。
さらに、一方の主軸についての加工中に、他方の主軸が
常に工具交換可能な待機位置に割り出されており、この
間に自動的に工具交換動作が行われるため、ロスタイム
がなくなり、各種の加工に対し柔軟に対応できる。
常に工具交換可能な待機位置に割り出されており、この
間に自動的に工具交換動作が行われるため、ロスタイム
がなくなり、各種の加工に対し柔軟に対応できる。
しかも、タレットヘッド（主軸）とスライダー（工具交
換用アームおよびツールストッカー）が別体で構成され
ており、工具交換時に発生する工具交換アームやツール
ストッカーの振動がタレットヘッドに直接伝達されない
ため、加工動作中の主軸による加工動作が工具交換にと
もなう振動の影響を受けず、高い加工精度を維持するこ
とができる。
換用アームおよびツールストッカー）が別体で構成され
ており、工具交換時に発生する工具交換アームやツール
ストッカーの振動がタレットヘッドに直接伝達されない
ため、加工動作中の主軸による加工動作が工具交換にと
もなう振動の影響を受けず、高い加工精度を維持するこ
とができる。
第１図は本発明の自動工具交換装置付きタレット装置の
平面図、第２図は同装置の正面図、第３図は同装置の側
面図、第４図は同装置の背面図である。 １……自動工具交換装置付きタレット装置、２……三次
元数値制御（NC）型の工作機械、３……基台、４……タ
レットヘッド、５……回転軸、81、82……主軸、10……
工具、18……サドル、21……支軸、22……ツールストッ
カー、20……制御ユニット、23……スライダー、24……
送りシリンダー、25……工具交換用アーム、26……軸、
27……割り出し機構、29……ワーク、31……パレットチ
エンジャー。
平面図、第２図は同装置の正面図、第３図は同装置の側
面図、第４図は同装置の背面図である。 １……自動工具交換装置付きタレット装置、２……三次
元数値制御（NC）型の工作機械、３……基台、４……タ
レットヘッド、５……回転軸、81、82……主軸、10……
工具、18……サドル、21……支軸、22……ツールストッ
カー、20……制御ユニット、23……スライダー、24……
送りシリンダー、25……工具交換用アーム、26……軸、
27……割り出し機構、29……ワーク、31……パレットチ
エンジャー。
Claims (1)
- 【請求項１】上下動可能な基台にタレットヘッドを回転
自在に備え、 このタレットヘッドは２つの主軸を回転軸の周りに180
゜間隔で有し、 この２つの主軸は互いに90゜の交角で配置され、上記タ
レットヘッドの割り出し位置で水平方向を向き、 上記タレットヘッドの回転中心は、水平方向を向きかつ
２つの主軸と45゜の角度としてあり、 一方の主軸が加工側、他方の主軸が待機側とし、 上記待機側の主軸の水平側方に工具交換用アームおよび
ツールストッカーをそれぞれ配置し、 上記ツールストッカーおよび上記工具交換用アームをス
ライダーに取り付け、このスライダーを送りシリンダー
により移動可能な状態で支持し、 上記ツールストッカーに次の加工に利用する工具を工具
交換位置まで割り出す割り出し機構を設け、 上記基台の高さを設定したとき、上記送りシリンダーを
動作させ、上記スライダーを移動させて、上記待機側の
主軸の高さ、上記工具交換用アームの軸の高さ、および
上記ツールストッカーの支軸の高さを常に一致するよう
制御する制御ユニットを設けたことを特徴とする自動工
具交換装置付きタレット装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61241782A JPH074719B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 自動工具交換装置付きタレット装置 |
| US07/106,308 US4887345A (en) | 1986-10-09 | 1987-10-09 | Turret apparatus |
| CA000548992A CA1304924C (en) | 1986-10-09 | 1987-10-09 | Turret apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61241782A JPH074719B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 自動工具交換装置付きタレット装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6393540A JPS6393540A (ja) | 1988-04-23 |
| JPH074719B2 true JPH074719B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=17079437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61241782A Expired - Lifetime JPH074719B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 自動工具交換装置付きタレット装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074719B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6430136U (ja) * | 1987-08-13 | 1989-02-23 | ||
| CN114161170B (zh) * | 2021-11-29 | 2024-06-04 | 浙江金汤机床有限公司 | 一种油缸加工专用多轴车铣复合中心及其工作方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62140732A (ja) * | 1985-12-17 | 1987-06-24 | Honda Motor Co Ltd | 工作機械用工具ホルダ離脱装置 |
-
1986
- 1986-10-09 JP JP61241782A patent/JPH074719B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6393540A (ja) | 1988-04-23 |
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