JPH0747194Y2 - ダイクッションピンの自動脱着装置 - Google Patents

ダイクッションピンの自動脱着装置

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JPH0747194Y2
JPH0747194Y2 JP1989089780U JP8978089U JPH0747194Y2 JP H0747194 Y2 JPH0747194 Y2 JP H0747194Y2 JP 1989089780 U JP1989089780 U JP 1989089780U JP 8978089 U JP8978089 U JP 8978089U JP H0747194 Y2 JPH0747194 Y2 JP H0747194Y2
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JP
Japan
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die cushion
pin
bolster
cushion pin
die
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JP1989089780U
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JPH0331099U (ja
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克博 高野
勝彦 玉石
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は使用する金型に応じて自動的にダイクッショ
ンピンを脱着するダイクッションピンの自動脱着装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来ダイクッションを使用してプレス成形を行う場合、
ボルスタ内に複数のダイクッションピンを設けて、これ
らダイクッションピンを介して金型の一部をダイクッシ
ョンによりクッションさせている。
また使用するダイクッションピンの本数や配置は、金型
により変るため、従来では金型交換時にダイクッション
ピンの脱着を行っている。
しかしこの方法では、作業能率が悪い上、作業者がピン
の位置を誤ってピン孔に挿入した場合、金型を破損する
虞がある。
上記不具合を改善するため、例えば実開平1-96223号公
報で、ダイクッションピンの自動交換装置が提案されて
いる。
上記公報のダイクッションピン自動交換装置は、金型交
換位置に形勢されたピット内に、リフトシリンダにより
上下動自在なリフトテーブルが設けられていて、このリ
フトテーブル内に、ムービングボルスタに設けられた多
数のピン孔と同配置でシリンダが設けられており、これ
らシリンダにより使用するダイクッションピンを上昇さ
せて、ムービングボルスタのピン孔へ下方より挿入する
ようになっている。
またムービングボルスタの底部には、水平方向へ移動自
在な係止手段が設けられていて、この係止手段によりボ
ルスタ内のダイクッションピンの小径部を係止すること
により、ムービングボルスタの移動中ピン孔内よりダイ
クッションピンが脱落しないようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし上記引例のダイクッションピン自動交換装置で
は、金型交換位置にピットを形成しなければならないた
め、設備が大掛りとなる。
またリフトテーブル内にダイクッションピンの長さとほ
ぼ同じストロークのシリンダを形成しなければならない
ため、リフトテーブルの厚さが厚くなって大重量とな
り、これを上下動するリフトシリンダも大型となるため
装置が高価となる不具合もある。
さらに既存のムービングボルスタに係止手段を設けた
り、既存のダイクッションピンに係止手段が係合する小
径部を設けるなどの改造を必要とするため、費用がかか
る不具合もある。
この考案は上記従来の不具合を改善するためになされた
もので、大掛りな装置を必要とせずにダイクッションピ
ンが自動的に交換できるダイクッションピンの自動脱着
装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
この考案は上記目的を達成するために、プレスのボルス
タ上に本体を着脱自在に設け、該本体には上記ボルスタ
に穿設されたダイクッションピンを挿入するためのピン
孔と同一配置で複数の電磁石が取付けられた昇降板を設
け、かつ該昇降板はアクチュエータにより昇降自在とな
すと共に、上記電磁石を予め制御装置に登録された金型
データをもとにオン、オフ制御することにより、各電磁
石に吸着されたダイクッションピンを選択的にボルスタ
のピン孔へ挿入できるようにしたもので、次に使用する
金型に必要なダイクッションピンが自動的に交換できる
ようにした。
またボルスタ2に挿入されたダイクッションピンと金型
データを照合して挿入ミスを事前に検出し、挿入ミスに
よる金型の破損を未然に防止するようにしたダイクッシ
ョンピンの自動脱着装置を提供しようとするものであ
る。
〔実施例〕
この考案の一実施例を図面を参照して詳述すると、図に
おいて1はプレスのボルスタ2上に着脱自在に載置され
たこの載置の本体で、下部に基板1aを有している。
上記ボルスタ2には多数のピン孔2aが上下方向に穿設さ
れていて、これらピン孔2a内にダイクッションピン3が
挿脱自在に嵌挿できるようになっていると共に、上記ボ
ルスタ2上面に穿設された位置決めピン4により位置決
めされてボルスタ2上に載置された基板1aには上記ボル
スタ2のピン孔2aと同一配置で多数のピン孔1bが穿設さ
れている。
また上記基板1a上には基板1aに設けられたピン孔1bより
やや大径なピン孔5aが穿設されたシャッタ板5が載設さ
れていて、このシャッタ板5は図示しない駆動源により
基板1aの上面に沿ってスライド自在となっている。
一方上記基板1aの四隅には、油圧シリンダよりなるアク
チュエータ7がピストン杆7aを下向きにして立設されて
いる。
これらアクチュエータ7のシリンダ部7bには電磁弁8を
介して油圧が供給されるようになっていて、シリンダ部
7bの上室71に油圧が供給されるとシリンダ部7bが上昇
し、また下室72へ供給されるとシリンダ部7bが下降する
ようになっていると共に、各シリンダ部7bの下部間には
昇降板1cが取付けられていて、シリンダ部7bとともに上
下動するようになっている。
そして上記昇降板1cにも基板1aのピン孔1bと同一配置で
ピン孔1dが穿設されていて、これらピン孔1dの上部に、
各ピン孔1d毎に独立した電磁石10が設置されていると共
に、これら電磁石10に昇降板1cのピン孔1d内に下方より
挿入されたダイクッションピン3の上端部がそれぞれ吸
着されている。
また昇降板1cの下面には電磁石10に吸着されたダイクッ
ションピン3の有無を検出するピン検出器11が各ピン孔
1d毎に設けられていると共に、これらピン検出器11や各
電磁石10及び電磁弁8は入出力装置12及び通信ケーブル
13を介して制御装置14のシーケンサ15へ、そして金型16
より金型番号などを読取るデータ検出器17も通信ケーブ
ル18及び上記入出力装置を介して制御装置14へ金型デー
タを送り込むようになっている。
次に第2図に示すフローチャートも参照して作用を説明
すると、プレスで使用する金型16には金型番号などがバ
ーコードなどで予め付されており、また制御装置14には
金型番号に対応させて使用するダイクッションピン3の
数や配置などの金型データが予め記憶されている。
従ってまずプレスのボルスタ2上に第1図に示すように
本体1を位置決めして載置したら、次に搬入する金型16
より金型番号などをデータ検出器17で読取って制御装置
14へ送る(ステップ)。
制御装置14は入力された金型番号などからその金型16に
必要なダイクッションピン3の本数や配置などを予め記
憶されたデータより読出す。
次にステップで全電磁石10に通電してダイクッション
ピン3を吸着したらステップへ進んでシャッタ板5の
ピン孔5aが基板1aのピン孔1bと一致するようにシャッタ
板5をスライドさせてシャッタ板5を開放し、ステップ
で電磁弁8よりアクチュエータ7の下室72へ油圧を供
給してシリンダ部7bとともに昇降板1cを下降させる。こ
れによって電磁石10に吸着されたダイクッションピン3
もシャッタ板5及び基板1aのピン孔5a,1bを通ってボル
スタ2のピン孔2a内に挿入される。
そして昇降板1cが下限に達したら、ステップで予め読
み出した金型データをもとにその金型16が使用するダイ
クッションピン3を吸着している電磁石10のみを消磁
し、ステップへ進む。
ステップでは電磁弁8よりアクチュエータ7の上室71
へ油圧が供給されて昇降板1cが上昇し、これとともに電
磁石10に吸着されているダイクッションピン3も上昇さ
れて、ボルスタ2のピン孔2a内には次に使用する金型16
に必要なダイクッションピン3のみが残る。
一方昇降板1cの上昇後ピン検出器11より送られる信号と
金型データとを照合して、次に使用する金型16に必要な
ダイクッションピン3が金型データ通りボルスタ2のピ
ン孔2a内に収容されたかをステップでチェックし、金
型データ通り収容されていればステップへ進んでシャ
ッタ板5を閉鎖して、電磁石10を消磁しても使用しない
ダイクッションピン3が落下しないようにしてから、ボ
ルスタ2上より本体1を搬出してダイクッションピン3
の脱着を終了する。
またステップで金型データとボルスタ2内に収容され
たダイクッションピン3が一致しないときには、ステッ
プからステップまでを繰返して1回繰返す毎にステ
ップで1を加算し、3回繰返してもピン交換ができな
いのをステップで判定したらステップへ進んでシャ
ッタ板5を閉鎖すると共に、ステップへ進んで異常を
警報する。
以下金型交換毎に上記動作を繰返すことによって次に使
用する金型16に必要なダイクッションピン3を自動的に
ボルスタ2のピン孔2a内へ挿入することができるように
なる。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように、金型を交換する毎に次
に使用する金型に必要なダイクッションピンがボルスタ
内へ自動的に装填されるため、人為的に脱着していたと
きに比べて交換時間が大幅に短縮できると共に、挿入ミ
スによって金型を破損するなどの不具合を解消すること
ができる。
また金型交換位置にピットを形成して本体を収容する必
要がないため、設備の大幅な節減が図れると共に、昇降
板は厚さの薄い軽量のものでよいため、これを昇降する
アクチュエータも小型なものでよく、これによって装置
の小型化と低価格化が図れる。
さらにボルスタ側に係止手段を設けたり、ダイクッショ
ンピンに小径部を設ける必要がないため、既存のボルス
タやダイクッションピンを改造せずに使用でき、これに
よって改造費が不要となるため経済的である。
しかも本体を自動的にプレス内へ搬入出することによ
り、金型交換の自動化とともにダイクッションピンの交
換も自動化でき、省力化が図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は断面図、第
2図は作用を示すフローチャートである。 1は本体、1aは基板、1cは昇降板、2はボルスタ、2aは
ピン孔、3はダイクッションピン、5はシャッタ板、7
はアクチュエータ、10は電磁石、11はピン検出器、14は
制御装置。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレスのボルスタ2上に本体1を着脱自在
    に設け、該本体1には上記ボルスタ2に穿設されたダイ
    クッションピン3を挿入するためのピン孔2aと同一配置
    で複数の電磁石10が取付けられた昇降板1cを設け、かつ
    該昇降板1cはアクチュエータ7により昇降自在となすと
    共に、上記電磁石10を予め制御装置14に登録された金型
    データをもとにオン、オフ制御することにより、各電磁
    石10に吸着されたダイクッションピン3を選択的にボル
    スタ2のピン孔2aへ挿入できるようにしてなるダイクッ
    ションピンの自動脱着装置。
  2. 【請求項2】本体1をボルスタ2へ載置する基板1aの上
    面に、ダイクッションピン3が落下するのを阻止するシ
    ャッタ板5を開閉自在に設けてなる請求項1記載のダイ
    クッションピンの自動脱着装置。
  3. 【請求項3】電磁石10により吸着されたダイクッション
    ピン3をピン検出器11で検出して金型データと照合する
    ことにより挿入ミスを検出するようにしてなる請求項1
    記載のダイクッションピンの自動脱着装置。
JP1989089780U 1989-08-01 1989-08-01 ダイクッションピンの自動脱着装置 Expired - Lifetime JPH0747194Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0331099U JPH0331099U (ja) 1991-03-26
JPH0747194Y2 true JPH0747194Y2 (ja) 1995-11-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06180Y2 (ja) * 1987-12-15 1994-01-05 株式会社小松製作所 プレスのダイクッションピン自動交換装置

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JPH0331099U (ja) 1991-03-26

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