JPH0746930Y2 - 転写帯電装置 - Google Patents

転写帯電装置

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JPH0746930Y2
JPH0746930Y2 JP1988143064U JP14306488U JPH0746930Y2 JP H0746930 Y2 JPH0746930 Y2 JP H0746930Y2 JP 1988143064 U JP1988143064 U JP 1988143064U JP 14306488 U JP14306488 U JP 14306488U JP H0746930 Y2 JPH0746930 Y2 JP H0746930Y2
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photoconductor
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幹夫 山本
哲治 小島
孝之 藤原
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電子写真記録装置に備えられる転写帯電装置
に関する。
〈従来の技術〉 第4図は、従来の転写帯電装置を備えた電子写真記録装
置の概略構成図、又第5図は、従来の転写帯電装置の平
面図である。
図で示す様に、電子写真記録装置には回転するドラム状
の感光体1が備えられ、更にこの感光体1を囲む様にし
て、一次帯電器2と、光書込用光源3と、現像装置4
と、転写帯電装置5と、除電用光源6と、クリーニング
装置7とが、転写工程に合わせて配置されている。又感
光体1の媒体搬送方向(矢印ア)後方には、定着装置8
が配置されている。
上記感光体1の下方に近接して配置された転写帯電装置
5は、上方に開口したシールドケース5a内に、転写ワイ
ヤ5bを、引っ張りスプリング5cで所定の張力をかけた状
態で感光体1の回転軸と平行に張設するとともに、この
転写ワイヤ5bの媒体搬送方向後方に、転写ワイヤ5bと平
行に分離ワイヤ5dを、引っ張りスプリング5eで所定の張
力をかけた状態で張設して成るものである。つまりこの
転写帯電装置5には、交流コロナ放電を利用した分離装
置が一体的に設けられている。転写ワイヤ5bは直流高圧
電源(図示せず)に、分離ワイヤ5dは交流高圧電源(図
示せず)に夫々接続され、又転写ワイヤ5bと分離ワイヤ
5d間にはシールド板5fが立設されている。
上記構成において、感光体1は矢印イ方向に一定速度で
回転し、その表面は、一次帯電器2により均一に帯電さ
れる。その後、感光体1の表面には、光書込用光源3に
よって印刷画像に応じた静電潜像が書込まれ、次いで現
像装置4から供給されるトナーの付着によりトナー像が
形成される。そしてこのトナー像は、転写ワイヤ5bに直
流高電圧を印加した転写帯電装置5により、搬送ガイド
9に沿って搬送される記録媒体10に転写される。その際
この記録媒体10は、静電気の作用で感光体1に吸着す
る。
転写後、感光体1の表面は、除電用光源6からの除電光
により一様に除電されるとともに、クリーニング装置7
によって残留トナー像が除去,回収され、次の印刷に備
えられる。
一方、トナー像が転写された記録媒体10は、転写帯電装
置5に設けられた分離ワイヤ5dに交流高電圧を印加して
発生させた交流コロナ放電により、感光体1への吸着力
が弱められて分離し、搬送ガイド11に沿って定着装置8
へ搬送され、その転写されたトナー像が固定される。こ
れで記録媒体10への印刷が完了し、記録媒体10は排紙さ
れる。
〈考案が解決しようとする課題〉 上述の如く転写後に交流コロナ放電を利用して感光体1
からの記録媒体10の分離を行う場合、転写を行う部分の
感光体1と記録媒体10との吸着力をも弱める。この為、
従来の転写帯電装置5では、特に上述の様な交流コロナ
放電を利用した分離装置と併用した場合に、記録媒体10
の先端が定着装置と併用した場合に、記録媒体10の先端
が定着装置8へ進入した時のショックや、記録媒体10の
後端が搬送ローラから抜け出た時のショック等、媒体搬
送におけるショックによって、記録媒体10と感光体1と
の間でズレが生じ、転写するトナー像がブレるという問
題があった。
又転写帯電装置5が感光体1に接触してしまって感光体
1が傷つけられるという問題もあった。
更に転写帯電装置5が感光体1との間隙を常に一定に保
つ手段を有していないため媒体搬送路が狭くなり、搬送
ガイド9に沿って搬送される記録媒体10の媒体詰まりが
発生するという問題もあった。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記問題点を解決すべく案出された転写帯電
装置で、転写手段を配置したシールドケース上面の媒体
搬送方向前端側に、同軸で回転する二個のフォロワロー
ラを設けるともに、その二個のフォロワローラ間に、上
記感光体との間に間隙を設けて記録媒体を支持する媒体
支持ガイドを設け、上記感光体の両側の媒体搬送方向後
端側に、上記感光体の側から下側に突出した突出部を設
け、上記二個のフォロワローラと上記突出部の間の位置
で且つ上記シールドケース下面に設けられた付勢手段に
より、上記二個のフォロワローラを上記感光体に圧接さ
せるとともに、上記シールドケースの上面を上記突出部
に圧接させることを特徴とするものである。
又上記媒体支持ガイドは、上記感光体と対面する表面
が、二個のフォロワローラの表面が形成する円と略同曲
面を成すように形成したことを特徴とするものである。
〈作用〉 上記構成によれば、転写帯電装置全体は付勢手段により
上方へ押し上げられて、二個のフォロワローラが感光体
に圧接するとともにシールドケース上面の媒体搬送方向
後端が突出部に当接し、感光体は少なくとも四点で支持
されることになる。したがって、感光体とシールドケー
スの位置がずれたり、シールドケースが傾いても、感光
体表面に対する媒体支持ガイドの相対位置が常に一定に
保たれる。換言すれば、感光体と媒体支持ガイドの間隙
が常に一定に保たれることになる。
又シールドケースは傾斜して媒体搬送方向後端が感光体
に接触しない様に支持されることのなる。
更にシールドケースと感光体の間隙は常に一定に保たれ
ることになる。
〈実施例〉 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の転写帯電装置の斜視図、又第2図は本
考案の転写帯電装置の設置状態を示す側面図である。尚
第1図及び第2図において、第4図及び第5図に示した
従来例と相違ない構成部品については、同一の符号を付
して説明を省略する。
図で示す様に本考案の転写帯電装置50には、シールドケ
ース5a上端の媒体搬送方向(矢印ア)前端に、シャフト
51が軸受52,53に回転自在に支持されて取付けられてい
る。このシャフト51には、両端の軸受52,53の近傍に、
感光体1に圧接させる二個の同一径のフォロワローラ5
4,55が固定され、更にこれら二個のフォロワローラ54,5
5の間に、媒体支持ガイドとしてのガイドローラ56が固
定されている。
上記各フォロワローラ54,55は、感光体1に圧接した際
に感光体1のトナー像形成領域を外れる様に配置され
る。一方ガイドローラ56の長さは、記録媒体10の幅を充
分カバーする長さに設定され、又その径は、二個のフォ
ロワローラ54,55を感光体1に圧接させた際にガイドロ
ーラ56と感光体1との間に間隙gが生じる様に、フォロ
ワローラ54,55の径より小さく設定される。
上記間隙gの寸法は、記録媒体10を緩挿させ、しかも後
述の如き効果が得られる様に、記録媒体10の暑さに応じ
て適宜に設定されるべきもので、0.1〜1mm程度の値であ
る。
更に上記二個のフォロワローラ54,55を感光体1に圧接
させる手段として、第2図に示す如く二個のフォロワロ
ーラ54,55と、例えば感光体1をその両側で支持する支
持部材1aの下端に形成された突出部1bとの間にシールド
ケース5aの下面にスプリング57が取付けられ、そのスプ
リング57の下端は電子写真機録装置のフレーム58に固定
されている。これにより転写帯電装置50全体は上方へ付
勢されて、二個のフォロワローラ54,55が感光体1に圧
接する。又その際、シールドケース5aの上面は傾斜して
その媒体搬送方向後端が感光体1に接触しない様に、感
光体1の表面より下側に突出した突出部1bに当接される
ている。
上記構成により、ガイドローラ56と感光体1間に生じる
間隙gは、感光体1が偏心していても常に一定に保たれ
る。換言すれば、感光体1表面に対するガイドローラ56
の相対位置が、常に一定に保たれることになる。
そしてガイドローラ56と感光体1間を通り、回転する感
光体1に静電気の作用により吸着された記録媒体10は、
ガイドローラ56に支持された状態で、転写ワイヤ5bへの
直流高電圧印加によりその上面にトナー像が転写され、
続いて分離ワイヤ5dに交流高電圧を印加して発生させた
交流コロナ放電によって感光体1への吸着力が弱められ
て分離する。その際、交流コロナ放電により、記録媒体
10の感光体1への吸着力が、転写を行う部分においても
弱められるが、記録媒体10は、上述の如く感光体1表面
に対する相対位置が常に一定に保たれたガイドローラ56
に支持されている為、その先端が定着装置へ進入した時
のショックや、その後端が搬送ローラから抜け出た時の
ショック等、媒体搬送におけるショックによっても、感
光体1表面に対してズレを生じることはない。
又転写帯電装置50が感光体1に接触しない様に支持され
るので、感光体1が傷つけるられることはない。
更に転写帯電装置50が感光体1との間隙を常に一定に保
たれているので、媒体搬送路が狭くなり、搬送される記
録媒体10の媒体詰まりが発生するということもない。
媒体支持ガイドとして、上記ガイドローラ56の代わり
に、第3図の側面図に示す如く感光体1と対面する表面
が、二個のフォロワローラ54,55の表面が形成する円と
所定の間隔を設けた曲面を成すように形成したガイド板
56-1をシールドケース5aと一体に形成してもよい。この
場合にも、ガイド板56-1と感光体1間に生じる間隙gは
常に一定に保たれ、ガイドローラ56の場合と同様な効果
が得られる。
尚、上記二つの実施例においては、分離ワイヤ5dの様
な、感光体1から記録媒体10を分離させる装置が一体的
に設けられた転写帯電装置について説明したが、分離装
置を切離した型の転写帯電装置とした場合にも同様の効
果が得られることは言うまでもない。又本考案の転写帯
電装置と併用する分離装置についても、交流コロナ放電
を利用したものに限るものではない。
〈考案の効果〉 以上述べた様に本考案に転写帯電装置によれば、シール
ドケース上面に設けられた二個のフォロワローラと感光
体をその両側に支持する支持部材の下端に形成された突
出部との間に位置するシールドケース下面にスプリング
が取付けられ、そのスプリングの下端は電子写真機録装
置のフレームに固定されている。これにより転写帯電装
置全体は付勢手段により上方へ押し上げられて、二個の
フォロワローラが感光体に圧接するとともにシールドケ
ース上面の媒体搬送方向後端が突出部に当接し、感光体
は少なくとも四点で支持されることになる。したがっ
て、感光体とシールドケースの位置がずれたり、シール
ドケースが傾いても、感光体表面に対する媒体支持ガイ
ドの相対位置が常に一定に保たれ、換言すれば、感光体
と媒体支持ガイドの間隙が常に一定に保たれ、記録媒体
が搬送時にショックを受けた場合にも、記録媒体と感光
体との間にずれが生じることなく、記録媒体に安定した
帯電が可能になり、安定したトナー像が得られる。又シ
ールドケース上面の媒体搬送方向後端が感光体に接触し
ない様に支持されているので、感光体を傷つけることが
ない。更にシールドケースと感光体の間隙は常に一定に
保たれているので、感光体と媒体支持ガイドの間隙が常
に一定に保たれ、媒体詰まりの発生を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の転写帯電装置の斜視図、 第2図は、本考案の転写帯電装置の設置状態を示す側面
図、 第3図は、本考案の他の実施例を示す側面図、 第4図は、従来の転写帯電装置を備えた電子写真記録装
置の概略構成図、 第5図は、従来の転写帯電装置の平面図である。 1……感光体,10……記録媒体,50……転写帯電装置,54,
55……フォロワローラ,56……ガイドローラ(媒体支持
ガイド),56-1……ガイド板(媒体支持ガイド),57……
スプリング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−75773(JP,A) 特開 昭63−315437(JP,A) 実開 平1−136953(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子写真機録装置の感光体に近接して配置
    され、回転する感光体の表面に形成されたトナー像を記
    録媒体に転写させる転写帯電装置において、 転写手段を配置したシールドケース上面の媒体搬送方向
    前端側に、同軸で回転する二個のフォロワローラを設け
    るともに、その二個のフォロワローラ間に、上記感光体
    との間に間隙を設けて記録媒体を支持する媒体支持ガイ
    ドを設け、 上記感光体の両側の媒体搬送方向後端側に、上記感光体
    の側から下側に突出した突出部を設け、 上記二個のフォロワローラと上記突出部の間の位置で且
    つ上記シールドケース下面に設けられた付勢手段によ
    り、 上記二個のフォロワローラを上記感光体に圧接させると
    ともに、上記シールドケースの上面を上記突出部に圧接
    させることを特徴とする転写帯電装置。
  2. 【請求項2】上記媒体支持ガイドは、上記感光体と対面
    する表面が、二個のフォロワローラの表面が形成する円
    と略同曲面を成すように形成したことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲1に記載の転写帯電装置。
JP1988143064U 1988-11-01 1988-11-01 転写帯電装置 Expired - Fee Related JPH0746930Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6375773A (ja) * 1986-09-19 1988-04-06 Fujitsu Ltd 転写用部材の構造
JPS63315437A (ja) * 1987-06-19 1988-12-23 Hitachi Ltd 転写材送り装置
JPH01136953U (ja) * 1988-03-11 1989-09-19

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