JPH0745956Y2 - キャリア洗浄処理装置 - Google Patents
キャリア洗浄処理装置Info
- Publication number
- JPH0745956Y2 JPH0745956Y2 JP1987067625U JP6762587U JPH0745956Y2 JP H0745956 Y2 JPH0745956 Y2 JP H0745956Y2 JP 1987067625 U JP1987067625 U JP 1987067625U JP 6762587 U JP6762587 U JP 6762587U JP H0745956 Y2 JPH0745956 Y2 JP H0745956Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- cleaning
- pressure
- cleaning liquid
- pressure injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、キャリア洗浄処理装置に関し、特に半導体
装置の製造過程において、ウエハ処理用のキャリアを洗
浄するためのキャリア洗浄処理装置に関する。
装置の製造過程において、ウエハ処理用のキャリアを洗
浄するためのキャリア洗浄処理装置に関する。
[従来の技術] 従来、半導体装置の製造において、ウエハ処理用のキャ
リアを洗浄にするキャリア洗浄処理装置として第2図お
よび第3図に示すようなものがあった。第2図はキャリ
アを洗浄する装置の断面を示し、第3図は洗浄されたキ
ャリアを乾燥させる装置の断面を示している。まず、第
2図に示すように、洗浄槽4内に収納されたキャリア1
は、洗浄槽4の内部側壁に設けられたシャワーノズル2
から出射されるシャワーと、回転しながらキャリア1の
内面に沿って走査するブラシ3とによって洗浄される。
この洗浄が終了すると、キャリア1は第3図に示す乾燥
槽6の内部に収納される。そして、キャリア1は回転さ
れ、その遠心力によって水滴を飛ばして乾燥される。こ
のとき、乾燥槽6の内部に設けられた補助ヒータ7によ
って乾燥の速度が促進される。
リアを洗浄にするキャリア洗浄処理装置として第2図お
よび第3図に示すようなものがあった。第2図はキャリ
アを洗浄する装置の断面を示し、第3図は洗浄されたキ
ャリアを乾燥させる装置の断面を示している。まず、第
2図に示すように、洗浄槽4内に収納されたキャリア1
は、洗浄槽4の内部側壁に設けられたシャワーノズル2
から出射されるシャワーと、回転しながらキャリア1の
内面に沿って走査するブラシ3とによって洗浄される。
この洗浄が終了すると、キャリア1は第3図に示す乾燥
槽6の内部に収納される。そして、キャリア1は回転さ
れ、その遠心力によって水滴を飛ばして乾燥される。こ
のとき、乾燥槽6の内部に設けられた補助ヒータ7によ
って乾燥の速度が促進される。
[考案が解決しようとする問題点] 上記回転ブラシ3による洗浄は、キャリア1の内面の洗
浄は可能であるが、キャリア1の外面の洗浄ができない
という問題点があった。また、回転ブラシ3を回転させ
ながら走査するため構造が複雑となり、そのため操作が
面倒であるという問題点もあった。
浄は可能であるが、キャリア1の外面の洗浄ができない
という問題点があった。また、回転ブラシ3を回転させ
ながら走査するため構造が複雑となり、そのため操作が
面倒であるという問題点もあった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、簡単な構成でキャリアの内面および外面を洗
浄できるようなキャリア洗浄処理装置を提供することを
目的とする。
たもので、簡単な構成でキャリアの内面および外面を洗
浄できるようなキャリア洗浄処理装置を提供することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案にかかるキャリア洗浄処理装置は、洗浄槽の上
部に高圧噴射ノズルを設け、この高圧噴射ノズルから洗
浄液を加圧噴射するとともにこの高圧噴射ノズルを水平
方向に移動させるとともに、ウェハ処理用キャリアをそ
の内面及び外面が高圧噴射ノズルから噴射された洗浄液
に直接当たるように所定角度の範囲内で揺動させること
によって、ウェハ処理用キャリアの内面及び外面のすべ
てを洗浄し、かつ、洗浄液を出射するシャワーノズルに
てウェハ処理用キャリアを洗い流すようにしたものであ
る。
部に高圧噴射ノズルを設け、この高圧噴射ノズルから洗
浄液を加圧噴射するとともにこの高圧噴射ノズルを水平
方向に移動させるとともに、ウェハ処理用キャリアをそ
の内面及び外面が高圧噴射ノズルから噴射された洗浄液
に直接当たるように所定角度の範囲内で揺動させること
によって、ウェハ処理用キャリアの内面及び外面のすべ
てを洗浄し、かつ、洗浄液を出射するシャワーノズルに
てウェハ処理用キャリアを洗い流すようにしたものであ
る。
[作用] 洗浄槽上部に設けた高圧噴射ノズルから加圧した洗浄液
を噴射し、この高圧噴射ノズルを水平方向に移動させる
とともにウェハ処理用キャリアをその内面及び外面が高
圧噴射ノズルから噴射された洗浄液に直接当たるように
所定角度の範囲内で揺動させることによって、キャリア
の内外面に付着している塵埃を噴射の圧力で排除すると
ともに、キャリア外面が噴射洗浄によって再汚染される
のを防ぐため、洗浄槽側壁に設けたシャワーノズルで洗
い流すようにしている。
を噴射し、この高圧噴射ノズルを水平方向に移動させる
とともにウェハ処理用キャリアをその内面及び外面が高
圧噴射ノズルから噴射された洗浄液に直接当たるように
所定角度の範囲内で揺動させることによって、キャリア
の内外面に付着している塵埃を噴射の圧力で排除すると
ともに、キャリア外面が噴射洗浄によって再汚染される
のを防ぐため、洗浄槽側壁に設けたシャワーノズルで洗
い流すようにしている。
[実施例] 第1図はこの考案の一実施例におけるキャリア洗浄処理
装置の洗浄槽の構造を示す断面図である。図において、
洗浄槽40の内部にはキャリア1を1点鎖線で示すごとく
揺動させるための揺動装置(図示せず)が設けられる。
また、洗浄槽40の内部側壁には、複数個のシャワーノズ
ル2が設けられる。また、洗浄槽40の上部には洗浄液を
高圧噴射するための高圧噴射ノズル8が配置される。さ
らに、高圧噴射ノズル8の上部には、この高圧噴射ノズ
ル8を水平方向に移動させるためのX−Y駆動装置9が
設けられる。
装置の洗浄槽の構造を示す断面図である。図において、
洗浄槽40の内部にはキャリア1を1点鎖線で示すごとく
揺動させるための揺動装置(図示せず)が設けられる。
また、洗浄槽40の内部側壁には、複数個のシャワーノズ
ル2が設けられる。また、洗浄槽40の上部には洗浄液を
高圧噴射するための高圧噴射ノズル8が配置される。さ
らに、高圧噴射ノズル8の上部には、この高圧噴射ノズ
ル8を水平方向に移動させるためのX−Y駆動装置9が
設けられる。
上記のような構成において、洗浄槽40内に収納されたキ
ャリア1を図示しない揺動装置で揺動させながら、高圧
噴射ノズル8から約30kg/cm2に加圧した洗浄液を噴射さ
せる。このとき、X−Y駆動装置9によって高圧噴射ノ
ズル8を水平方向に移動させる。この高圧噴射ノズル8
の水平方向の平面移動と、キャリア1の揺動とによっ
て、キャリア1の内外面のすべての部分に高圧噴射され
た洗浄液が当たることになる。このようにして、高圧噴
射した洗浄液の圧力でキャリア1の内外面に付着した塵
埃を排除する。また、洗浄槽40の内側壁に設けたシャワ
ーノズル2からシャワーを出射させることによって、上
記高圧噴射による再汚染がないようにキャリア1の表面
を洗い流す。なお、洗浄液に超純水を用いて高圧噴射す
ると、キャリア1が帯電して再汚染の原因になるため、
洗浄液の比抵抗は0.1MΩ以下に下げて用いる方が良い。
また、上記揺動装置は約90°の回転角度を有している。
ャリア1を図示しない揺動装置で揺動させながら、高圧
噴射ノズル8から約30kg/cm2に加圧した洗浄液を噴射さ
せる。このとき、X−Y駆動装置9によって高圧噴射ノ
ズル8を水平方向に移動させる。この高圧噴射ノズル8
の水平方向の平面移動と、キャリア1の揺動とによっ
て、キャリア1の内外面のすべての部分に高圧噴射され
た洗浄液が当たることになる。このようにして、高圧噴
射した洗浄液の圧力でキャリア1の内外面に付着した塵
埃を排除する。また、洗浄槽40の内側壁に設けたシャワ
ーノズル2からシャワーを出射させることによって、上
記高圧噴射による再汚染がないようにキャリア1の表面
を洗い流す。なお、洗浄液に超純水を用いて高圧噴射す
ると、キャリア1が帯電して再汚染の原因になるため、
洗浄液の比抵抗は0.1MΩ以下に下げて用いる方が良い。
また、上記揺動装置は約90°の回転角度を有している。
洗浄を終了したキャリア1は、第3図に示す従来と同様
の方法により乾燥槽に移して乾燥させる。
の方法により乾燥槽に移して乾燥させる。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、移動機構を介して高
圧噴射ノズルを水平方向に移動させ、かつ、揺動機構に
よってキャリアを揺動させることによって、高圧噴射ノ
ズルから高圧噴射された洗浄液がウェハ処理用キャリア
の内面及び外面のすべての部分を洗浄し、洗浄液のシャ
ワーによってキャリアの表面を洗い流すようにしている
ので、従来に比べて簡単な構成でキャリアの内面および
外面を洗浄することができる。
圧噴射ノズルを水平方向に移動させ、かつ、揺動機構に
よってキャリアを揺動させることによって、高圧噴射ノ
ズルから高圧噴射された洗浄液がウェハ処理用キャリア
の内面及び外面のすべての部分を洗浄し、洗浄液のシャ
ワーによってキャリアの表面を洗い流すようにしている
ので、従来に比べて簡単な構成でキャリアの内面および
外面を洗浄することができる。
第1図はこの考案の一実施例によるキャリア洗浄処理装
置の洗浄槽の構成を示す図である。第2図および第3図
は従来のキャリア洗浄処理装置における洗浄槽および乾
燥槽を示す図である。 図において、1はキャリア、2はシャワーノズル、8は
高圧噴射ノズル、9はX−Y駆動装置、40は洗浄槽を示
す。
置の洗浄槽の構成を示す図である。第2図および第3図
は従来のキャリア洗浄処理装置における洗浄槽および乾
燥槽を示す図である。 図において、1はキャリア、2はシャワーノズル、8は
高圧噴射ノズル、9はX−Y駆動装置、40は洗浄槽を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大森 寿朗 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社エル・エス・アイ研究所内 (72)考案者 柳 基典 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社エル・エス・アイ研究所内 (72)考案者 福本 隼明 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社エル・エス・アイ研究所内 (72)考案者 浜 正治 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社エル・エス・アイ研究所内 (56)参考文献 特開 昭57−83036(JP,A) 特開 昭61−18958(JP,A) 特開 昭61−276326(JP,A) 実開 昭61−88235(JP,U) 実開 昭57−191042(JP,U) 実開 昭56−149446(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】内面及び外面を有するウェハ処理用キャリ
アを洗浄するキャリア洗浄処理装置であって、 前記ウェハ処理用キャリアを収納する洗浄槽と、 前記洗浄槽の上部に配置され、加圧した洗浄液を下方へ
向かって噴射する高圧噴射ノズルと、 前記高圧噴射ノズルから洗浄液を高圧噴射している間、
前記高圧噴射ノズルを水平方向に移動させる移動機構
と、 前記高圧噴射ノズルから洗浄液を高圧噴射している間、
前記高圧噴射ノズルの下方の前記洗浄槽内に収納される
前記ウェハ処理用キャリアを、その内面及び外面が前記
高圧噴射ノズルから噴射された洗浄液に直接当たるよう
に所定角度の範囲内で揺動させる揺動機構と、 前記洗浄槽内の側壁に設けられ、かつ洗浄液を出射する
シャワーノズルとを備えた、キャリア洗浄処理装置。 - 【請求項2】高圧噴射ノズルから噴射される洗浄液の比
抵抗は0.1MΩ以下であることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載のキャリア洗浄処理装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987067625U JPH0745956Y2 (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | キャリア洗浄処理装置 |
DE3815018A DE3815018A1 (de) | 1987-05-06 | 1988-05-03 | Traegerreinigungs- und -trocknungsvorrichtung |
US07/402,988 US4941489A (en) | 1987-05-06 | 1989-09-05 | Carrier cleaning and drying apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987067625U JPH0745956Y2 (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | キャリア洗浄処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63177031U JPS63177031U (ja) | 1988-11-16 |
JPH0745956Y2 true JPH0745956Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=30906703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987067625U Expired - Lifetime JPH0745956Y2 (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | キャリア洗浄処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745956Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56149446U (ja) * | 1980-04-08 | 1981-11-10 | ||
JPS5783036A (en) * | 1980-11-10 | 1982-05-24 | Seiichiro Sogo | Cleaning device for semiconductor material |
JPS57191042U (ja) * | 1981-05-28 | 1982-12-03 | ||
JPS6118958A (ja) * | 1984-07-04 | 1986-01-27 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置用ガラスマスクの洗浄方法 |
JPS6188235U (ja) * | 1984-11-15 | 1986-06-09 |
-
1987
- 1987-05-06 JP JP1987067625U patent/JPH0745956Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63177031U (ja) | 1988-11-16 |
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