JPH0745293B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH0745293B2
JPH0745293B2 JP1122492A JP12249289A JPH0745293B2 JP H0745293 B2 JPH0745293 B2 JP H0745293B2 JP 1122492 A JP1122492 A JP 1122492A JP 12249289 A JP12249289 A JP 12249289A JP H0745293 B2 JPH0745293 B2 JP H0745293B2
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cassette
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rotary
paper
horizontal
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篤 生川
義行 野田
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機およびプリンタ等に供される給紙装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、被給紙装置としての例えば複写機には、用紙を供
給する給紙装置が設けられており、この給紙装置は用紙
のサイズ毎に複数の給紙カセットを備えている。給紙装
置からの用紙の搬送は、用紙の長手方向を搬送方向とす
る縦送りよりも、用紙の幅方向を搬送方向とする横送り
の方が搬送速度の点で好ましく、上記の複写機には、B4
さらにはA3の用紙までも横送りにするものがある。
一方、サイズの大きい用紙までも横送りにすると、複写
機内の感光体ドラム、搬送ローラおよび用紙の搬送路等
が大型化し、装置自体の大型化およびこれに伴うコスト
アップを招来する。従って、一般には、例えばB4よおび
A3のサイズの大きい用紙は縦送りとし、A4以下のサイズ
の小さい用紙を横送りとする方式がとられている。
しかしながら、このような構成では、縮小および拡大を
行う変倍機能を有する複写機において、例えば縮小複写
に対しては縦送り用のB5RおよびA4R等の用紙カセットが
必要である一方、搬送速度を考慮すれば、横送り用のB5
およびA4の用紙カセットも必要となる。従って、このよ
うに種々の用紙カセットを備えることになると、給紙装
置を大型にするか、または、複数の用紙カセットを目的
に応じ差し替えて使用しなければならず、装置の大型化
およびコストアップ、あるいは操作の煩雑化を招来する
ことになる。
そこで、このような問題を回避するものとして、特開昭
56−59245号公報および特開昭59−123859号公報等に開
示されているように、例えば、B5とB5R、並びにA4とA4R
の用紙カセットを共通のものとし、用紙の横送りと縦送
りには、カセットを回転させることにより対応する構成
が先に提案されている。
この種の従来の装置では、一般に、電源ON時あるいは用
紙補給のために回転カセットを脱着したとき、回転カセ
ットが横あるいは縦送り位置からずれている場合には、
回転カセットを初期設定させている優先送り位置に回転
させるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の構成では、例えば回転カセットか
らの給紙中に用紙切れとなり、回転カセットを抜き出し
て用紙を補給した後複写機に装着した際、回転カセット
が所定の送り位置からずれていると、回転カセットは優
先位置に回転され、先に設定していた送り位置が優先位
置と異なれば、再度、回転カセットを所望の送り位置に
回転させるための操作が必要となる。このため、操作性
が不十分であるという問題点を有している。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の給紙装置は、上記の課題を解決するために、被
給紙装置へ用紙を縦送りする縦送り位置と横送りする横
送り位置とに回転可能な回転カセットを備え、上記の回
転カセットがカセット回転モータにて回転される給紙装
置において、回転カセットが横送り位置にあるのを検出
する横送り位置センサと、回転カセットが縦送り位置に
あるのを検出する縦送り位置センサと、回転カセットが
配されている縦横の送り位置を記憶する記憶手段と、回
転カセットの回転を指示するカセット回転信号が発生し
たとき、回転カセットが所定の送り位置へ回転されるよ
うにカセット回転モータを制御し、回転カセットが配さ
れた横あるいは縦送り位置を記憶手段に記憶させると共
に、カセット回転信号が発生していないときに、回転カ
セットが横あるいは縦送り位置からずれた状態が横また
は縦送り位置センサにて検出されたとき、記憶手段に記
憶されている横あるいは縦送り位置に回転カセットが配
されるように、カセット回転モータを制御する制御手段
とを備えていることを特徴としている。
〔作 用〕
上記の構成によれば、制御手段は、回転カセットの回転
を指示するカセット回転信号が発生したとき、回転カセ
ットが所定の送り位置へ回転されるようにカセット回転
モータを制御し、回転カセットが配された横あるいは縦
送り位置を記憶手段に記憶させる。また、制御手段は、
カセット回転信号が発生していないときに、用紙補給動
作等により、回転カセットが横あるいは縦送り位置から
ずれた状態が横または縦送り位置センサにて検出された
とき、記憶手段に記憶されている横あるいは縦送り位置
に回転カセットが配されるように、カセット回転モータ
を制御する。従って、回転カセットは用紙補給作業前に
設定した位置に配されることになり、送り位置を設定し
直すことなく、給紙動作を行うことが可能となる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第7図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
第2図に示すように、複写機は被給紙装置としての複写
機本体1の下にデスク部38を備え、複写機本体1の排紙
側にソータ19を備え、さらに複写機本体1の上に原稿自
動送り装置(以下、ADFと称する)3を備えている。上
記のデスク部38には、第3図にも示すように、上から順
に両面合成ユニット21、第1回転カセットユニット26、
第2回転カセットユニット27および第3固定カセット25
が設けられている。第1および第2回転カセットユニッ
ト26・27は、外箱31内に回転可能な回転カセット32を有
している。
ADF3の原稿載置台3a上には、原稿の搬送方向のサイズを
検出する搬送方向スイッチ5a・5b、および原稿の幅方向
の両側を規制するガイド4が設けられている。このガイ
ド4には原稿の幅方向のサイズを検出する図示しない幅
方向スイッチが設けられている。
原稿台ガラス2の下方には、複数の反射ミラー6a…やレ
ンズ6b…を備え、原稿からの反射光を感光体ドラム7へ
導く基本動作を行うと共に、等倍複写に加えて拡大およ
び縮小等の倍率可変複写を可能とするための光学系6が
配されている。
感光体ドラム7の周囲には、クリーナ8、除電ランプ
9、帯電チャージャ10、カラー複写用のトナーを有する
現像装置11、および黒色のトナーを有する現像装置12が
配され、感光体ドラム7の下方には、転写チャージャ13
と剥離チャージャ14とが配設されている。感光体ドラム
7の用紙搬送方向には、搬送ベルト17および定着装置18
が設けられている。
定着装置18を経た用紙は、基本的にはソータ19を経てそ
の排紙トレイ19a…上に排出されるが、両面複写や合成
複写の場合には、用紙戻り路20から両面合成ユニット21
へ導かれ、両面複写の場合には、両面合成ユニット21内
の第1搬送路21a、中間トレイ21c、送り出しローラ21d
を経て給紙搬送路22へ送出される一方、合成複写の場合
には、両面合成ユニット21内の第2搬送路21b、第1搬
送路21a、中間トレイ21cおよび送り出しローラ21dを経
て給紙搬送路22へ送出されるようになっている。この給
紙搬送路22の終端部は感光体ドラム7近傍のペーパスト
ップローラ15に達している。
上記の給紙搬送路22には、複数の給紙手段が接続され、
これら給紙手段から用紙が適宜供給されるようになって
いる。具体的には、複写機本体1のペーパストップロー
ラ15へ用紙を搬送するための用紙搬送経路の短い順に、
手差し供給部30、用紙が500枚収容可能な第1固定カセ
ット29、用紙が250枚収容可能な第2固定カセット28、
両面合成ユニット21、第1回転カセットユニット26、第
2回転カセットユニット27および用紙が250枚収容可能
な第3固定カセット25が設けられている。そして、複写
機本体1に配された上記の第1固定カセット29および第
2固定カセット28と、デスク部38に配された第1回転カ
セットユニット26、第2回転カセットユニット27および
第3固定カセット25とにより、給紙装置39のカセット群
が構成されている。また、上記の各固定カセット29・28
・25および各回転カセットユニット26・27は複写機に対
して着脱可能に設けられている。
上記の第1および第2回転カセットユニット26・27は、
第4図(a)に示すように、外箱31と、外箱31内に設け
られ、所定サイズの用紙を収容する回転カセット32とを
有している。この回転カセット32は、回転カセット32内
の用紙をその減少に応じて適宜持ち上げていくための図
示しない回転板を有している。外箱31の底壁には、中央
部が外箱31の底壁と離間するカセット支持板33が設けら
れている。このカセット支持板33の中央部には、長孔状
の案内孔33aが用紙の給紙方向に形成されている。回転
カセット32における裏面の中央部には、上記の案内孔33
aに配される案内軸34が下方へ突設されている。
また、外箱31には、回転カセット32からの給紙方向と直
交する給紙面、および外箱31の底壁と平行にねじ軸35が
配設されている。このねじ軸35は図示しない軸受にて回
転自在に支持されると共に、一端部にてカセット回転モ
ータ36と連結されることにより、正逆転可能となってい
る。ねじ軸35には、ねじ軸35の正逆転により軸方向へ往
復移動するナット部材37が螺合している。このナット部
材37の上端部には、第4図(b)に示すように、回転カ
セット32における1つのコーナ部が回動自在に接続され
ている。また、ナット部材37の下部には遮光板37aが形
成されている。
一方、ねじ軸35の両端部近傍の下方における外箱31の底
壁上には、発光素子と受光素子とを備えるフォトインタ
ラプタからなり、回転カセット32が回転されて所定の横
送り位置へ移動した状態を検出する横送り位置センサHP
1と、縦送り位置へ移動した状態を検出する縦送り位置
センサHP2とが設けられている。これら両位置センサHP1
・HP2により、回転カセット32が所定の横送り位置およ
び縦送り位置へ移動したときに、遮光板37aにより発光
素子から受光素子への光が遮断されることで、所定位置
への回転カセット32の移動が検出されるようになってい
る。尚、上記の横および縦送り位置センサHP1・HP2は、
フォトインタラプタに限定されることなく、例えば磁気
センサや接点式スイッチ等であってもよい。
また、複写機本体1は、上面に第5図(a)に示す操作
パネル40を備えている。この操作パネル40は、複写動作
の開始を指示するコピーボタン41、複写枚数等を設定す
るテンキー42、複写枚数表示部43、カセット操作部44、
倍率表示部45および倍率設定キー46等を備えている。
上記のカセット操作部44は、同図(b)に示すように、
カセット選択用のカセット切換えキー47、第1回転カセ
ットユニット26の回転カセット32の回転を指示するカセ
ット回転キー48、第2回転カセットユニット27の回転カ
セット32の回転を指示するカセット回転キー49等を備え
ている。さらに、カセット操作部44は、用紙サイズ表示
ランプPSL1〜PSL6と、手差し供給部30、第1固定カセッ
ト29、第2固定カセット28、第1回転カセットユニット
26、第2回転カセットユニット27および第3固定カセッ
ト25をこの順に1〜6の番号で表示するカセット表示ラ
ンプCSL1〜CSL6とを備えている。これらカセット表示ラ
ンプCSL1〜CSL6は、カセット切換えキー47が操作され
て、各回転カセットユニット26・27、各固定カセット25
・28・29あるいは手差し供給部30が選択されることによ
り点灯するようになっている。例えば、カセット切換え
キー47が操作されて第1回転カセットユニット26が選択
されると、カセット表示ランプCSL4が点灯し、第1回転
カセットユニット26の回転カセット32にA4の用紙が収容
されている場合には、用紙サイズ表示ランプPSL3が点灯
して、用紙がA4であることを表示する。このとき、カセ
ット表示キー48を操作すると、回転カセット32が横送り
位置から縦送り位置へ回転して、用紙サイズ表示ランプ
PSL4が点灯し、用紙がA4Rであることを表示するように
なっている。尚、回転カセットユニット26・27、固定カ
セット25・28・29あるいは手差し供給部30に用紙が配さ
れていないときには、用紙サイズ表示ランプPSL1〜PSL6
は点灯しないようになっている。
また、複写機は、第6図に示すように、制御手段として
のコントローラ51を有している。このコントローラ51に
は、モータドライバ回路52、横および縦送り位置センサ
HP1・HP2、操作パネルキー55、操作パネル表示装置56、
記憶手段としてのメモリ53等が接続されている。そし
て、前記の第1〜第3固定カセット29・28・25、第1・
第2回転カセットユニット26・27、これらの手段から用
紙を取り出して搬出する手段、コントローラ51、モータ
ドライバ回路52、カセット回転モータ36、メモリ53およ
びその他の手段から給紙装置39が構成されている。
上記のモータドライバ回路52およびカセット回転モータ
36は、第6図では省略しているが、第1図および第2回
転カセットユニット26・27毎に独立して設けられてい
る。モータドライバ回路52は、プルアップ抵抗R1・R2
NOT回路59・60、トランジスタTr1〜Tr4、抵抗R3〜R8
よびサージアブソーバとしてのダイオードD1〜D4から構
成され、コントローラ51の出力に応じて、カセット回転
モータ36を正逆転駆動するようになっている。上記のプ
ルアップ抵抗R1、NOT回路59の入力側およびトランジス
タTr4のベースはコントローラ51の出力端子CWと接続さ
れ、NOT回路59の出力側は抵抗R3を介してトランジスタT
r1のベースと接続されている。トランジスタTr1のベー
スには抵抗R4の一端が接続され、トランジスタTr2のベ
ースには抵抗R5の一端が接続され、これら抵抗R4および
R5の他端と、トランジスタTr1よおびTr2のエミッタと、
ダイオードD1およびD2のカソードとは相互に接続されて
いる。この接続点には+24Vの電圧が印加されている。
さらに、トランジスタTr1のコレクタおよびダイオードD
1のアノードはカセット回転モータ36の入力端子の一方
と接続され、トランジスタTr2のコレクタおよびダイオ
ードD2のアノードはカセット回転モータ36の入力端子の
他方と接続されている。一方、プルアップ抵抗R2、NOT
回路60の入力側およびトランジスタTr3のベースはコン
トローラ51の出力端子CCWと接続され、NOT回路60の出力
側は抵抗R6を介してトランジスタTr2のベースと接続さ
れている。トランジスタTr3のベースには抵抗R7の一端
が接続され、トランジスタTr4のベースには抵抗R8の一
端が接続され、これら抵抗R7およびR8の他端と、トラン
ジスタTr3およびTr4のエミッタと、ダイオードD3および
D4のアノードとは相互に接続されている。この接続点に
は+24Vの電圧が印加されている。さらに、トランジス
タTr3のコレクタおよびダイオードD3のカソードはカセ
ット回転モータ36の入力端子の一方と接続され、トラン
ジスタTr4のコレクタおよびダイオードD4のカソードは
カセット回転モータ36の入力端子の他方と接続されてい
る。
上記のモータドライバ回路52では、第1回転カセットユ
ニット26あるいは第2回転カセットユニット27の回転カ
セット32・32を、コントローラ51の出力端子CCWがHigh
レベル(出力端子CWはLowのまま)のときに横送り位
置、即ち例えばA4位置あるいはB5位置に回転させ、出力
端子CWがHighレベルのときに縦送り位置、即ち例えばA4
R位置あるいはB5R位置に回転させるようになっている。
操作パネルキー55は、複写機本体1の操作パネル40に設
けられたコピーボタン41、テンキー42、倍率設定キー4
6、カセット切換えキー47およびカセット回転キー48・4
9等からなる。
操作パネル表示装置56は、操作パネル40に設けられた複
写枚数表示部43、倍率表示部45、用紙サイズ表示ランプ
PSL1〜PSL6およびカセット表示ランプCSL1〜CSL6等から
なる。
メモリ53は、第1および第2回転カセットユニット26・
27の回転カセット32・32が配されている縦横の送り位置
を記憶している。
コントローラ51は操作パネルキー55の各キーが操作され
たときに、その操作に応じた制御を行うようになってい
る。例えば、第1回転カセットユニット26に対応するカ
セット回転キー48が操作されると、このキー操作が第1
回転カセットユニット26の回転カセット32の横送り位置
から縦送り位置への回転を指示するものであれば、出力
端子CWをHighレベルかつ出力端子CCWをLowレベルとする
一方、縦送り位置から横送り位置への回転を指示するも
のであれば、出力端子CCWをHighレベルかつ出力端子CW
をLowレベルとする。また、回転カセット32が横送り位
置へ移動して横送り位置センサHP1がON、即ちフォトイ
ンタラプタの光が遮断されると、直ちに出力端子CCWをL
owレベルにして、カセット回転モータ36を停止させ、同
様に、回転カセット32が縦送り位置へ移動して縦送り位
置センサHP2がONすると、直ちに出力端子CCWをLowレベ
ルにして、カセット回転モータ36を停止させるようにな
っている。また、コントローラ51は、後述の第1図
(a)(b)に示す制御動作を行うようになっている。
上記の構成において、先ず、第1回転カセットユニット
26を例に挙げて回転カセット32の回転動作を説明する。
今、第1回転カセットユニット26の回転カセット32に例
えばA4の用紙が収容され、回転カセット32が横送り位置
(A4位置)に配されているものとすると、横送り位置セ
ンサHP1がONし、操作パネル表示装置56における第1回
転カセットユニット26の表示はA4となっている。このと
き、ねじ軸35に配されたナット部材37は、第7図に示す
ように、P1にあるものとする。
ここで、操作パネルキー55の第1回転カセットユニット
26に対応するカセット回転キー48が操作されると、コン
トローラ51の出力端子CWがHigh、出力端子CCWがLowとな
る。これにより、トランジスタTr1とトランジスタTr4
がONし、+24V電源→トランジスタTr1→カセット回転モ
ータ36→トランジスタTr4→アースの経路で電流が流
れ、カセット固定モータ36が正回転(C方向に回転)す
る。従って、ねじ軸35がC方向に回転する。これによ
り、ナット部材37がP1からP6方向へ移動し、回転カセッ
ト32の案内軸34がカセット支持板33の案内孔33a内を回
転しながら摺動し、Q1〜Q6の順に往復移動する。そし
て、ナット部材37が縦送り位置センサHP2に達し、縦送
り位置センサHP2がONすると、カセット回転モータ36が
停止する。この状態では、回転カセット32が所定の縦送
り位置(A4R位置)に配される。
この状態において、カセット回転キー48が再度操作され
ると、コントローラ51の出力端子CCWがHigh、出力端子C
WがLowとなり、トランジスタTr2とトランジスタTr3とが
ONし、+24V電源→トランジスタTr2→カセット回転モー
タ36→トランジスタTr3→アースの経路で電流が流れ
て、カセット回転モータ36が逆回転する。これにより、
回転カセット32は上記の縦送り位置から、逆の過程を経
て横送り位置方向に移動する。そして、横送り位置セン
サHP1がONすると、カセット回転モータ36が停止、回転
カセット32は所定の横送り位置に配される。
次に、コントローラ51による主な制御動作を、第1図
(a)(b)のフローチャートに基づいて説明する。
第1図(a)は給紙制御プログラムの中において、例え
ば第1回転カセットユニット26に対応するカセット回転
キー48が操作された場合の動作について示したものであ
る。
いま第1回転カセットユニット26の回転カセット32に
は、A4サイズの用紙が収容されており、回転カセット32
はA4位置に配されているものとする。
S1において、例えばカセット回転キー48が操作されるこ
とによりカセット回転信号が発生したか否かを判定し、
カセット回転信号が発生していなければS3以降の動作に
移行する。また、S1において、カセット回転信号が発生
していれば、メモリの記憶しているA4位置をA4R位置に
置き換えて(S2)、第1回転カセットユニット26の回転
カセット32をA4R位置に回転させる(S3)。回転カセッ
ト32がA4R位置に配されると縦送り位置センサHP2がONす
るので、コントローラ51はA4R位置への回転カセット32
の到達を知ることができる。
第1図(b)は、同様に、給紙プログラムの中におい
て、回転カセット32が上記のA4R位置からずれたときの
動作について示したものである。
第1回転カセットユニット26の回転カセット32がA4R位
置にあるときには、縦送り位置センサHP2がONしてい
る。回転カセット32がA4R位置からずれると、縦送り位
置センサHP2はOFFすることになる。そこで、先ず、カセ
ット回転信号が発生しているか否かを判定し(S11)、
カセット回転信号が発生していなければ、縦送り位置セ
ンサHP2がONしているか否かを判定する(S12)。そし
て、縦送り位置センサHP2がONしていなければ、即ちOFF
していれば、回転カセット32をメモリ53が記憶している
A4R位置に回転させる(S13)。尚、S11において、カセ
ット回転信号が発生していれば、第1図(a)のS2へ移
行する。
上記のような制御により、回転カセット32が何らかの外
力によって所定送り位置からずれた場合であっても、元
の位置へ復帰させることができる。
〔発明の効果〕 本発明に係る給紙装置は、以上のように、被給紙装置へ
用紙を縦送りする縦送り位置と横送りする横送り位置と
に回転可能な回転カセットを備え、上記の回転カセット
がカセット回転モータにて回転される給紙装置におい
て、回転カセットが横送り位置にあるのを検出する横送
り位置センサと、回転カセットが縦送り位置にあるのを
検出する縦送り位置センサと、回転カセットが配されて
いる縦横の送り位置を記憶する記憶手段と、回転カセッ
トの回転を指示するカセット回転信号が発生したとき、
回転カセットが所定の送り位置へ回転されるようにカセ
ット回転モータを制御し、回転カセットが配された横あ
るいは縦送り位置を記憶手段に記憶させると共に、カセ
ット回転信号が発生していないときに、回転カセットが
横あるいは縦送り位置からずれた状態が横または縦送り
位置センサにて検出されたとき、記憶手段に記憶されて
いる横あるいは縦送り位置に回転カセットが配されるよ
うに、カセット回転モータを制御する制御手段とを備え
ている構成である。
それゆえ、例えば用紙の補給を行ったときに、回転カセ
ットが所定の送り位置からずれた場合であっても、回転
カセットは用紙補給作業前に設定した送り位置に配され
ることになり、回転カセットの送り位置を設定し直すこ
となく、給紙動作を行うことが可能となる。これによ
り、操作性を向上させることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図(a)はコントローラの制御動作を示し、カセッ
ト回転信号が発生したときの動作を示すフローチャート
である。 第1図(b)はコントローラの制御動作を示し、回転カ
セットが所定の送り位置からずれたときの動作を示すフ
ローチャートである。 第2図は給紙装置を備えた複写機を示す全体構成図であ
る。 第3図は第2図に示した第2回転カセットユニットが引
き出された状態を示す斜視図である。 第4図(a)は第2図に示した第1および第2回転カセ
ットユニットの部分断面斜視図である。 第4図(b)は同図(a)に示したナット部材付近の拡
大斜視図である。 第5図(a)は操作パネルを示す正面図である。 第5図(b)は操作パネルに設けられたカセット操作部
を示す正面図である。 第6図は制御装置を示すブロック図である。 第7図は回転カセットの回転過程を示す説明図である。 1は複写機本体(被給紙装置)、26は第1回転カセット
ユニット、27は第2回転カセットユニット、32は回転カ
セット、36はカセット回転モータ、39は給紙装置、51は
コントローラ(制御手段)、52はモータドライバ回路、
53はメモリ、HP1は横送り位置センサ、HP2は縦送り位置
センサである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被給紙装置へ用紙を縦送りする縦送り位置
    と横送りする横送り位置とに回転可能な回転カセットを
    備え、上記の回転カセットがカセット回転モータにて回
    転される給紙装置において、 回転カセットが横送り位置にあるのを検出する横送り位
    置センサと、 回転カセットが縦送り位置にあるのを検出する縦送り位
    置センサと、 回転カセットが配されている縦横の送り位置を記憶する
    記憶手段と、 回転カセットの回転を指示するカセット回転信号が発生
    したとき、回転カセットが所定の送り位置へ回転される
    ようにカセット回転モータを制御し、回転カセットが配
    された横あるいは縦送り位置を記憶手段に記憶させると
    共に、カセット回転信号が発生していないときに、回転
    カセットが横あるいは縦送り位置からずれた状態が横ま
    たは縦送り位置センサにて検出されたとき、記憶手段に
    記憶されている横あるいは縦送り位置に回転カセットが
    配されるように、カセット回転モータを制御する制御手
    段とを備えていることを特徴とする給紙装置。
JP1122492A 1988-11-09 1989-05-16 給紙装置 Expired - Lifetime JPH0745293B2 (ja)

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JP1122492A JPH0745293B2 (ja) 1989-05-16 1989-05-16 給紙装置
US07/431,625 US5003493A (en) 1988-11-09 1989-11-03 Image forming apparatus
CA002002294A CA2002294C (en) 1988-11-09 1989-11-06 Image forming apparatus
KR1019890016245A KR920011088B1 (ko) 1988-11-09 1989-11-09 화상 형성장치
EP89311624A EP0368665B1 (en) 1988-11-09 1989-11-09 Image forming apparatus
ES89311624T ES2049829T3 (es) 1988-11-09 1989-11-09 Aparato para la formacion de imagenes.
DE68913432T DE68913432T2 (de) 1988-11-09 1989-11-09 Bilderzeugungsgerät.

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JPH02300027A JPH02300027A (ja) 1990-12-12
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2634497B2 (ja) * 1991-03-08 1997-07-23 シャープ株式会社 回転カセット型給紙装置

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JPH02300027A (ja) 1990-12-12

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