JPH0743962A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0743962A
JPH0743962A JP5188523A JP18852393A JPH0743962A JP H0743962 A JPH0743962 A JP H0743962A JP 5188523 A JP5188523 A JP 5188523A JP 18852393 A JP18852393 A JP 18852393A JP H0743962 A JPH0743962 A JP H0743962A
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JP
Japan
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developing
charging
image forming
photoconductor
forming apparatus
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Pending
Application number
JP5188523A
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English (en)
Inventor
Mitsushi Tsujita
充司 辻田
Yukifumi Terada
幸史 寺田
Sakushiro Tanaka
作白 田中
Ichiro Yamasato
一郎 山里
Takuji Terada
卓司 寺田
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体膜における暗減衰の程度が種々の原因
で変動しても、均一な濃度で画像を形成することができ
る画像形成装置を提供する。 【構成】 現像位置での感光体膜12の表面電位を検出
する表面電位センサ26が感光体ドラム13の近傍に設
けられている。表面電位センサ26には比較器27が接
続されており、比較器27は、初期値に対する表面電位
の値の変動量を検出する。比較器27は制御装置28に
接続されている。制御装置28に接続されているメモリ
29には、表面電位の値の変動量と、除電−帯電時間及
び帯電−現像時間との関係を示すデータが記憶されてい
る。制御装置28は、メモリ29から読みだされるデー
タに基づいて、除電−帯電時間、あるいは帯電−現像時
間を調整するように、除電手段、帯電手段、現像手段の
いずれかを移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真技術を用いた
画像形成装置に関し、特に、単層有機感光体ドラムに帯
電及び画像露光を行うことにより画像を形成する画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、静電複写装置あるいは印刷装
置等として、電子写真技術を用いた画像形成装置の開発
が活発に進められてきている。
【0003】図9は、従来の電子写真技術を用いた画像
形成装置1の系統図である。画像形成装置1は、表面に
感光体膜2が形成された回転可能な感光体ドラム3、感
光体膜2に所定量の電荷を一様に与えるための主帯電器
4、感光体膜2を露光し、感光体膜2上に静電潜像を形
成するための光学装置5、感光体膜2上の静電潜像を現
像するための現像装置6、感光体膜2上に形成されたト
ナー像を用紙7に転写し、用紙7を感光体ドラム3から
分離する転写・分離帯電器8、トナー像を用紙7に転写
後、感光体ドラム3上に残留したトナーを除去するクリ
ーニングブレードを備えるクリーニング装置9、及び感
光体ドラム3上に残留している電荷を除去して、感光体
ドラム3の表面電位を所定の均一な電位に設定するため
の除電ランプ10等を備えている。
【0004】画像形成装置1によれば、主帯電器4によ
って、感光体膜2に所定量の電荷を一様に与えた後、光
学装置5によって感光体膜2に光が照射され、感光体膜
2上に静電潜像が形成される。その後、現像装置6によ
って、トナーが感光体膜2上に供給され、静電潜像が現
像される。感光体ドラム3上のトナー像は、転写・分離
帯電器8によって用紙7に転写される。転写後に、感光
体ドラム3上に残留したトナーは、クリーニング装置9
によって除去される。次に、除電ランプ10によって感
光体膜2上に光が照射され、感光体膜2上に残留してい
る電荷が除去される。この後、主帯電器4によって、感
光体ドラム3に再び帯電が行われる。これらの一連の過
程が、感光体ドラム3の回転に応じて、連続して繰り返
し行われる。
【0005】従来技術において、感光体膜2を構成する
感光体材料として、無機材料あるいは有機材料が用いら
れている。無機材料として、Se系材料、アモルファス
Si系材料等が用いられている。このような無機材料
は、近年、安全性や加工容易性の点で、有機材料が多く
用いられている。有機材料を用いた有機感光体は、積層
有機感光体と単層有機感光体とに類別される。
【0006】積層有機感光体は、電荷発生層と電荷輸送
層とが積層された構成である。電荷輸送層を形成する材
料の内、ホールの輸送能力が良好な材料は多く開発され
ているが、電子を輸送する能力が優れた材料は未だ開発
されていない。このため、積層型有機感光体は、負帯電
型のものが殆どである。しかし、コロナ放電を利用する
帯電器を用いて負帯電型の感光体を帯電させる場合に
は、オゾンの発生が多く、安全性や環境性の点でオゾン
対策が新たに必要となるといった問題があった。上記問
題点を克服するために、電荷輸送媒質中に電荷発生媒質
を分散させた単層有機感光体が提案されている。単層有
機感光体では、ホール輸送能力が良好な材料を電荷輸送
媒質として用いることで、容易に正帯電型の感光体を実
現することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】積層有機感光体と比較
し、製造の容易さの点でも、単層有機感光体が望まし
い。しかしながら、単層感光体膜は、除電の後も、概し
て高い残留電位を有している。また、この高い残留電位
を示す、感光体膜中に残留するフォトキャリアによっ
て、帯電時の感光体膜上の電位が低くなるという問題点
を有している。また、使用時間が少ない期間は良好な帯
電能を有している感光体膜も、使用時間が長くなるに従
って疲労し、トラップサイトが増大し、帯電能が低下す
るという問題点が発生する。
【0008】上述の従来技術において、更に次のような
問題がある。すなわち、感光体膜2の単位面積に主帯電
器4によって所定量の電荷を与えた後、時間の経過に伴
って、その電荷の一部が失われる暗減衰が発生するとい
う問題である。このため、感光体ドラム3の回転に従っ
て、感光体膜2において着目する任意の領域が、帯電位
置(主帯電器4の近傍の位置)から現像位置(現像装置
6の近傍の位置)まで移動する間に、その領域の帯電量
が減少してしまうことになる。
【0009】この感光体膜2の表面電位が露光によらず
に、減少することは、一般に暗減衰と呼ばれている。こ
の暗減衰の程度は、感光体膜の帯電保持能や画像形成装
置1の設置されている環境等の種々の要因で変化する。
感光体膜2の帯電保持能や画像形成装置1の設置されて
いる環境等が画像形成装置1毎に異なる場合、暗減衰の
程度も画像形成装置1毎に変動することになる。また、
感光体膜2の帯電保持能や画像形成装置1の設置されて
いる環境等が経時的に変動してしまう場合、暗減衰の程
度も経時的に変動することになる。暗減衰の程度の変動
は、現像位置での感光体膜2の帯電量の変動を引き起こ
すため、均一な濃度で画像を形成することが困難にな
る。
【0010】従来の画像形成装置1においては、その設
置環境に係わらず、また、暗減衰の経時変化を考慮せ
ず、全ての画像形成装置1に、暗減衰による表面電位の
減少を補償する同一のデータが設定されていた。このデ
ータは、例として感光体ドラム3の製造時において計測
された暗減衰の程度に対応する初期データである。
【0011】従って、暗減衰の程度が、感光体膜の帯電
保持能や画像形成装置1の設置されている環境等の種々
の要因で変動した場合、従来の画像形成装置1は、暗減
衰を補償することが出来ず、現像位置において所定の表
面電位を得ることができなくなってしまう。また、暗減
衰の程度が、画像形成装置1の長期にわたる使用に伴っ
て変動する場合においても同様である。この場合、画像
形成装置1は、変動した暗減衰を補償することができな
いため、均一な濃度で画像を形成することができなくな
ってしまう。
【0012】特に、正帯電型の単層有機感光体膜は、使
用初期において良好な帯電能及び帯電保持能を有してい
ても、使用を重ねるにつれて、帯電能及び帯電保持能が
低下するという問題点を有している。従って、正帯電型
有機感光膜に於ける暗減衰の程度が使用するにつれて変
動することに起因する、画像形成装置が均一な濃度で画
像を形成することが出来ないという問題は、このような
正帯電型の単層有機感光体膜の実用化を図る際に、特に
解決の急がれる問題のひとつである。
【0013】本発明はこのような現状に鑑みてなされた
ものであり、感光体膜における暗減衰の程度が種々の原
因で変動しても、変動の原因にかかわらず、均一な濃度
で画像を形成することができる画像形成装置を提供する
ことが本発明の目的である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、表面に感光体膜が形成されている、回転可能な感光
体ドラムと、該感光体ドラムの該表面の近傍に配置され
ており、該感光体膜上に電荷を供給する帯電手段と、該
感光体ドラムの回転方向に沿って、該帯電手段よりも下
流側に配置されている現像手段と、該感光体ドラムの回
転方向に沿って、該帯電手段よりも上流側に配置されて
おり、該感光体膜上の該電荷を除去する除電手段と、該
感光体膜における暗減衰に基づいて、該感光体ドラムに
於ける該暗減衰の程度を検出する暗減衰検出手段と、該
暗減衰検出手段によって検出された該暗減衰の程度の変
動に応じて、該除電手段と該帯電手段との間隔、あるい
は該帯電手段と該現像手段との間隔を調節する制御手段
とを備えており、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0015】前記画像形成装置は、前記暗減衰検出手段
が、前記現像手段の近傍の前記感光体ドラムの前記表面
の電位を検出するセンサを有しており、該センサは該現
像手段近傍に設けられていてもよい。
【0016】前記画像形成装置は、前記除電手段及び前
記現像手段が固定されており、前記帯電手段が移動する
ことができてもよい。
【0017】前記画像形成装置は、前記除電手段が除電
ランプであってもよい。
【0018】前記画像形成装置は、前記帯電手段の近傍
に、前記感光体ドラムの外周に沿って設けられた一対の
レールと、該帯電手段を支持し、該帯電手段を該レール
上で移動させるための機構と、該機構を駆動するための
モータとをさらに備えており、前記制御手段は該モータ
を制御してもよい。
【0019】
【作用】本発明の画像形成装置においては、まず、感光
体ドラムの表面に形成されている感光体膜が、帯電手段
によって一様に帯電される。続いて、感光体膜に、画像
に応じて光が照射され、光が照射された部位の電位が低
下する。現像手段は、このような感光体膜上の電位分布
に応じて現像剤を感光体膜に付着させ、感光体膜上に画
像を形成する。
【0020】感光体膜上の光が照射されない部位の表面
電位は暗減衰により低下する。暗減衰検出手段は、例え
ば、現像位置での表面電位を検出するセンサ、及び検出
された電位と基準となる電位とを比較する比較器から構
成されており、感光体膜に於ける暗減衰の程度を検出す
る。検出された暗減衰の程度に基づき、制御手段は暗減
衰の程度の変動に応じて除電手段、帯電手段、現像手段
のいずれかを移動させる。これにより、除電手段と帯電
手段の間隔、あるいは帯電手段と現像手段との間隔が調
整され、暗減衰の程度の変動が補償される。
【0021】本発明において、上述したように、感光体
膜の暗減衰の程度の変動を検出したときに、その検出結
果に基づいて、感光体膜における現像手段近傍の暗減衰
の程度の変動を補償するようにしている。これにより、
使用を重ねるにつれて、感光体膜の特性が製造直後の特
性から変化して暗減衰の程度が変動した場合、あるいは
画像形成装置の設置環境の変化などにより暗減衰の程度
が変動した場合等であっても、暗減衰の程度の変動が補
償され、現像手段近傍の感光体ドラムの表面電位は常に
所定の電位に維持される。また、個々の画像形成装置の
設置される環境の違い、あるいは製造上の要因等により
暗減衰の程度が画像形成装置毎にばらついた場合でも、
暗減衰の程度のばらつきを補償して、現像手段近傍の感
光体ドラムの表面電位を所定の電位にすることができ
る。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の実施例の画像形成装置11
の構成を示す系統図である。この画像形成装置11は、
アルミニウム等の金属材料からなるドラム基体30の表
面に単層型有機感光体からなる感光体膜12が形成され
た回転可能な感光体ドラム13、感光体膜12を一様に
帯電する主帯電器14、露光によって感光体膜12上に
形成された静電潜像をトナーを用いて現像する現像装置
16を備えている。現像装置16の下流側には、図9に
示す従来の画像形成装置1と同様に、感光体膜12上の
トナー像を用紙に転写し、用紙を感光体ドラム13から
分離する転写・分離帯電器、感光体ドラム13上に残留
しているトナーを除去するクリーニング装置が設けられ
ており、クリーニング装置の下流側に、感光体ドラム1
3上に残留している電荷を除去する除電ランプ20が設
けられている。主帯電器14、現像装置16、除電ラン
プ20がそれぞれ、帯電手段、現像手段、除電手段を構
成している。
【0023】また、現像装置16の近傍には、現像位置
の表面電位を検出する表面電位センサ26が設けられて
いる。この表面電位センサ26は比較器27に接続さ
れ、メモリ29から読みだされる表面電位の基準値と、
検出された表面電位値との差を検出する。表面電位セン
サ26と比較器27とを含んで、暗減衰検出手段が構成
される。
【0024】主帯電器14としては、スコロトンチャー
ジャー等のコロナチャージャー、あるいは帯電ブラシ、
帯電ローラ等の接触式帯電器が用いられる。一般に、感
光体膜12の飽和帯電電位Vsが500〜1000V、
特に700〜850Vの範囲となるように主帯電を行う
ことが望ましい。そのためには、コロナチャージャーを
用いて主帯電を行う場合には、チャージャーに4〜7k
Vの高電圧を印加することが望ましい。また、接触式帯
電を行う場合には、感光体膜12の帯電開始時の表面電
位の1.5〜3倍程度の電圧を主帯電器に印加すること
が望ましい。
【0025】画像露光用に用いられる光学装置は、レン
ズや反射鏡等からなる光学系、あるいはレーザー光発振
器等が用いられる。現像装置16は、帯電したトナーを
感光体膜12の表面に付着させる現像ローラ等を備え
る。転写・分離帯電器18は、主帯電器14と同様なコ
ロナチャージャーあるいは接触式帯電器が用いられる。
【0026】除電ランプ20は、感光体膜12の表面電
位が100V以下、望ましくは40V程度まで落ちるよ
うに光を照射する。本実施例では、除電ランプ20の除
電光量は、感光体膜12上において5LUX・SEC以上、特
に10LUX・SEC以上であることが望ましい。除電光量を
50LUX・SEC以上とすると、感光体膜12の光疲労によ
る品質の劣化が生じる。除電ランプ20として、ハロゲ
ンランプ、蛍光灯ランプ、冷陰極線管、赤色、緑色等の
ネオンランプ等の可視光光源がいずれも使用可能であ
る。あるいは、赤色、黄色、緑色等のLED(発光ダイ
オード)等の単色光光源も使用可能である。
【0027】本実施例の感光体膜12は、正帯電型単層
有機感光体膜であり、結着樹脂と電荷輸送媒質と電荷発
生物質とを相互に分散して形成される。電荷発生物質
は、それ自体公知の有機の光導電性顔料が何れも使用さ
れる。特に、フタロシアニン系顔料、ペリレン系顔料、
キナクリドン系顔料、ピラントロン系顔料、ジスアゾ系
顔料、トリスアゾ系顔料等の光導電性有機顔料を単独
で、あるいは2種以上の組合せで用いる。
【0028】電荷輸送媒質としては、樹脂媒質中に電荷
輸送物質を分散させたものが使用される。電荷輸送物質
としては、それ自体公知の正孔輸送物質或いは電子輸送
物質が何れも本発明の目的に使用される。適当な正孔輸
送物質の例は、ポリ−N−ビニルカルバゾール、フェナ
ントレン、N−エチルカルバゾール、2,5−ジフェニ
ル−1,3,4−オキサジアゾール、2,5−ビス(4
−ジエチルアミノフェニル)−1,3,4−オキサジア
ゾール、ビス−ジエチルアミノフェニル−1,3,6−
オキサジアゾール、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)
−2,2’−ジメチルトリフェニルメタン、2,4,5
−トリアミノフェニルイミダゾール、2,5−ビス(4
−ジエチルアミノフェニル)−1,3,4−トリアゾー
ル、1−フェニル−3−(4−ジエチルアミノスチリ
ル)−5−(4−ジエチルアミノフェニル)−2−ピラ
ゾリン、p−ジエチルアミノベンツアルデヒド−(ジフ
ェニルヒドラゾン)などの何れか、あるいはこれらの複
数の組合せで用いられる。適当な電子輸送物質の例は2
−ニトロ−9−フルオレノン、2,7−ジニトロ−9−
フルオレノン、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレ
ノン、2,4,5,7−テトラニトロ−9−フルオレノ
ン、2−ニトロベンゾチオフェン、2,4,8−トリニ
トロチオキサントン、ジニトロアントラセン、ジニトロ
アクリジン、ジニトロアントキノンなどの何れか、ある
いはこれらの複数の組合せで用いられる。
【0029】結合剤樹脂としては、種々のもの、例え
ば、スチレン系重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−
マレイン酸共重合体、アクリル系重合体、スチレン−ア
クリル系共重合体、スチレン−酢酸ビニル共重合体、ポ
リ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ
エステル、アルキッド樹脂、ポリアミド、ポリウレタ
ン、エポキシ樹脂、ポリカーボネート、ポリアリレー
ト、ポリスルホン、ジアリルフタレート樹脂、シリコー
ン樹脂、ケトン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリ
エーテル樹脂、フェノール樹脂や、エポキシアクリレー
ト、ウレタンアクリレート等の光硬化型樹脂等、各種の
重合体が例示される。なお、ポリ−N−ビニルカルバゾ
ール等の光導電性ポリマーも結着樹脂として使用でき
る。
【0030】感光体膜12中に存在させる電荷発生物質
は、結着樹脂100重量部当たり0.1〜50重量部、
特に0.5〜30重量部の範囲にあるのが適当であり、
一方電荷輸送物質は結着樹脂100重量部当たり20〜
500重量部、特に30〜200重量部の範囲にあるの
が適当である。また、感光体膜12の厚みは、10〜4
0μm、特に22〜32μmの範囲にあるのが、高い表
面電位、耐刷性及び感度の点で望ましい。
【0031】感光体ドラム13のドラム基体30として
は、導電性を有するものが用いられる。一般には、アル
ミニウム素管や該アルミニウム素管をアルマイト処理し
たものが使用されるが、導電性樹脂、あるいは導電性フ
ィルムからなるものも用いることができる。感光体膜1
2としての有機感光体層の形成は、樹脂を、N,N−ジ
メチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドの
ようなアミド系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン
等の環状エーテル;ジメチルスルホキシド;ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族溶媒;メチルエチルケト
ン等のケトン類;N−メチル−2−ピロリドン;フェノ
ール、クレゾール等のフェノール類等の溶媒に溶解し、
これに電荷発生物質を分散させて塗布用組成物とする。
この組成物を導電性のドラム基体30に塗布し、感光体
膜12を形成させる。
【0032】本発明は、正帯電型有機単層感光体の場合
に顕著な利点が秦せられ、正帯電型のものでは、主帯電
時にオゾンの発生が少ないことも利点である。正帯電型
の場合、電荷発生物質としては、ペリレン系顔料、アゾ
顔料或いはこれらの組合せを使用するのがよく、電荷輸
送物質としては2,6−ジメチル−2’,6’−ジte
rt−ジブチルジフェノキノン等のジフェノキノン誘導
体、3,3’−ジメチル−N,N,N’,N’−テトラ
キス−4−メチルフェニル(1,1’−ビフェニル)−
4,4’−ジアミン等のジアミン系化合物、フルオレン
系化合物、ヒドラゾン系化合物を使用するのがよい。
【0033】主帯電器14の近傍には、感光体ドラム1
3の外周に沿ってレール31が配設されており、主帯電
器14は、レール31に沿って、感光体ドラム13の回
転軸を軸として移動することができる。画像形成装置1
1の出荷時等には、主帯電器14は、除電ランプ20及
び現像装置16から所定の距離だけ離れた基準位置に配
置されている。レール31上をスライドする主帯電器1
4の両端は一対のロッド35に連結されている。また、
これらの一対のロッド35はギア32にも連結されてい
る。ギア32は、図2に示すように、ギア33を介して
モータ34によって駆動され、その回転量は制御装置2
8によって制御されている。一対のロッド35、ギア3
2、33によって帯電手段を移動させるための機構が構
成されている。
【0034】制御装置28にはメモリ29が接続されて
いる。メモリ29には、後述するようにして得られる表
面電位の基準値と、表面電位センサによって検出される
表面電位値との差を補償するために用いられるデータが
記憶されている。制御装置28は、メモリ29から読み
だされるデータに基づいて、主帯電器14を必要な距離
だけ移動させるようにモータ34を制御する。さらに、
主帯電器14を移動させたときの移動量(例えば、ギア
32の回転量)もメモリ29に記憶される。この制御装
置28とメモリ29とを含んで制御手段が構成される。
【0035】本実施例の感光体ドラム13、主帯電器1
4、現像装置16、及び除電ランプ20の配置状態を図
5に示す。本実施例では、主帯電器14の帯電器幅W1
は22mm、グリッド23の開口幅W2は16mm、グ
リッド長L2は320mmに設定されている。グリッド
23の開口部はメッシュ状に形成されており、開口率は
80%である。また、本実施例に於ける感光体ドラム1
3の径はφ78mm、感光体ドラム13の線速度は30
0mm/secであり、グリッド23と感光体ドラム1
3との距離L1は1.5mmに設定されている。
【0036】また、本実施例においては、主帯電器14
が基準位置、すなわち画像形成装置11の出荷時に設定
された位置にあるときの、感光体膜12上の着目する任
意の領域が帯電位置から現像位置まで移動する時間(帯
電−現像時間)は100msecであり、除電位置から
帯電位置まで移動する時間(除電−帯電時間)は100
msecである。
【0037】画像形成装置11の出荷時には、主帯電器
14は基準位置に配置されており、このときの帯電−現
像時間及び除電−帯電時間は所定値に設定される。これ
らの帯電−現像時間及び除電−帯電時間を表す値は、感
光体膜12の製造時、あるいは画像形成装置11の出荷
時等にメモリ29に記憶される。
【0038】図3は、本実施例において、帯電−現像時
間を変化させたときの、主帯電器14が基準位置に配置
された場合の表面電位Vd1、すなわち基準電位と、主
帯電器14が任意の位置に移動したときの表面電位Vd
2との差Vd2−Vd1の変化を示すデータである。ここ
では、例として感光体ドラム13の使用初期におけるデ
ータ、及び10万回程度使用された状態でのデータを示
す。これらのデータは、感光体膜12の製造時、あるい
は画像形成装置11の出荷時等において、メモリ29に
予め記憶されている。また、メモリ29には、上述のデ
ータ以外にも感光体ドラム13の使用状態に応じたデー
タが記憶されている。図3から、帯電−現像時間が主帯
電器14が基準位置にあるときよりも長くなると、表面
電位Vd2は基準電位Vd1よりも低下し、逆に帯電−現
像時間が短くなると、表面電位Vd2は基準電位Vd1
りも上昇することが分かる。また、使用を重ねるにつれ
て暗減衰の程度が大きくなるため、差Vd2−Vd1の変
化幅が大きくなることが分かる。従って、暗減衰の程度
が経時変化等の何らかの原因により変動しても、図3に
示すようなデータに基づいて帯電−現像時間を調整すれ
ば、変動を補償することができる。例えば、現像位置で
の表面電位が所望の電位よりも低下した場合には、帯電
−現像時間を短くすることにより、現像位置での表面電
位の値を上昇させて所望の電位を得ることができる。
【0039】本発明の画像形成装置では、帯電−現像時
間を調整するために、感光体ドラム13の回転速度は変
えずに、主帯電器14と現像装置16のうちのどちらか
一方を移動させる。主帯電器14及び現像装置16の両
方を移動させることも可能であるが、両方を移動させる
場合には装置が大型化・複雑化するため、どちらか一方
のみを移動させることが望ましい。本実施例において
は、主帯電器14のみを移動させているが、現像装置1
6の近傍に前述のようなレール、ロッド等を設けて、現
像装置16を移動させてもよい。
【0040】主帯電器14を移動させると、主帯電器1
4と現像装置16との間隔だけではなく、除電ランプ2
0と主帯電器14との間隔も変化する。
【0041】図4は、除電−帯電時間を変化させたとき
の、表面電位の差Vd2−Vd1の変化を示すデータであ
る。図3のデータと同様に、これらのデータも、感光体
膜12の製造時、あるいは画像形成装置11の出荷時等
において、予めメモリ29に記憶されている。また、メ
モリ29には、図4に示すような感光体ドラム13の使
用初期におけるデータ、及び10万回程度使用された状
態でのデータ以外の、感光体ドラム13の使用状態に応
じたデータが記憶されている。この図から、主帯電器1
4が、除電ランプ20から遠ざかる方向に基準位置から
移動するにつれて、現像位置での表面電位Vd2が基準
電位Vd1よりも上昇するのが分かる。これは、感光体
膜12に除電光を照射することにより発生したキャリヤ
の影響によるものと考えられる。除電ランプ20によっ
て感光体膜12に光を照射すると、感光体膜12におい
てキャリアを発生させて、感光体膜12上に残留してい
る電荷を除去することができる。しかし、除電−帯電時
間が短い場合には、主帯電器14によって感光体膜12
を帯電しても、感光体膜12に残留するキャリヤの影響
により、感光体膜12の表面電位はすぐに低下してしま
う。除電−帯電時間が長い場合には、残留キャリヤが少
なくなっているために、キャリヤが表面電位に及ぼす影
響が少なくなり、表面電位の低下は抑えられ、現像位置
での表面電位は基準電位よりも上昇する。従って、暗減
衰の程度が何らかの原因により変動しても、除電−帯電
時間を調整すれば、変動を補償することができる。例え
ば、現像位置での表面電位が所望の電位よりも低下した
場合には、除電−帯電時間を長くすることにより、現像
位置での表面電位の値を上昇させて所定の電位を得るこ
とができる。
【0042】除電−帯電時間の調整は、前述の帯電−現
像時間の調整と同様に、感光体ドラム13の回転速度は
変えずに、除電ランプ20と主帯電器14のうちのどち
らか一方を移動させて、除電ランプ20と主帯電器14
との間隔を調整することにより行う。除電ランプ20と
主帯電器14のどちらを移動させてもよいが、主帯電器
14を移動させることが好ましい。除電−帯電時間の調
整と同時に、前述の帯電−現像時間の調整も行うことが
できるためである。
【0043】以下に、フローチャートを参照しながら、
本実施例の動作を説明する。
【0044】図6は、本実施例の画像形成装置11の動
作を示すフローチャートであり、図7は本実施例に於け
る現像位置での表面電位の検出動作と、主帯電器14の
位置の調整動作とを説明するフローチャートである。以
下に説明する動作は、本実施例の画像形成装置11が、
例として静電複写機である場合、主電源の投入後のウォ
ーミングアップ期間に、あるいは、複写動作が行われて
いない期間に行われる。ウォーミングアップ期間に行わ
れる場合、以下に説明する主帯電器14の位置の調整動
作のために時間をさく必要がなく、複写動作に対して無
駄となる時間の発生を防止することができる。
【0045】ここでは、主帯電器14の位置制御動作
が、主電源投入後のウォーミングアップ期間に行われる
場合を例として説明する。図6のステップa1におい
て、主電源が投入される。ステップa2では、現像位置
での表面電位Vd2が測定される。ステップa3におい
て、測定された表面電位Vd2の値が、予め記憶されて
いる基準電位Vd1の値と等しいかどうかが判断され
る。ここで、基準電位Vd1とは前述のように、主帯電
器14が基準位置に配置されているときの現像位置での
表面電位である。ステップa3の判断が否定であれば、
暗減衰の程度に、何らかの原因による変動が生じている
ことになり、ステップa4において、後述される主帯電
器14の位置調整動作が実行される。
【0046】主帯電器14の位置調整動作の終了後、ス
テップa5において、静電複写機が複写動作可能な待機
状態に設定され、ステップa6において、複写動作が実
行される。ステップa7において複写動作が終了し、主
電源が遮断される。ステップa3において、判断が肯定
であれば、ステップa5において、静電複写機が複写動
作可能な待機状態に設定される。つづいて、ステップa
6の処理が行われる。
【0047】図7に於けるステップb1において、主電
源が投入される。ステップb2において、感光体ドラム
13が回転を開始し、主帯電器14及び除電ランプ20
がオン状態になる。光学装置15、現像装置16、転写
器18及びクリーニング装置19等は全て停止される。
続いて、ステップb3において、表面電位センサ26に
よって、現像位置での感光体膜12の表面電位Vd2
測定される。測定された表面電位Vd2は、ステップb
4において、比較器27によって、メモリ29に予め記
憶されている基準電位Vd1と等しいかどうかが判断さ
れる。
【0048】ステップb4の判断が否定であれば、暗減
衰の程度が何らかの原因により変動していることになる
ので、ステップb5において、以下に説明する主帯電器
14の位置制御動作が実行される。すなわち、測定され
た表面電位Vd2と、基準電位Vd1とから、測定された
表面電位Vd2と基準電位Vd1との差Vd2−Vd1が、
比較器27によって検出される。制御装置28は、比較
器27によって検出された差Vd2−Vd1に基づいて、
この差を補償するのに最適な除電−帯電時間及び帯電−
現像時間を示すデータ、及びその時点での主帯電器14
の位置を示すデータをメモリ29から読みだす。読みだ
されたデータに基づいて、制御装置28は、例えばギア
32、33の回転量を演算し、モータ34を駆動してギ
ア32、33を回転させる。ギア32の回転によって主
帯電器14はレール31上を移動し、所定の表面電位を
得ることができるような位置で停止する。主帯電器14
の停止後の位置はメモリ29に記憶される。
【0049】主帯電器14が移動したことにより暗減衰
の程度の変動が補償される。本実施例においては、除電
−帯電時間及び帯電−現像時間の両方を変化させること
により、現像位置での表面電位Vd2を所定の電位に保
持することが出来る。例えば、感光体ドラム13の使用
初期において、主帯電器14を基準位置から現像装置1
6の方向に移動させて除電−帯電時間を150msec
にすると、帯電−現像時間は50msecになり、現像
位置での表面電位を約20V上昇させることができる。
また、除電−帯電時間を50msec長くするために
は、主帯電器14を現像装置16の方向に15mm程度
移動させればよい。また、感光体ドラム13を10万回
程度使用した状態において、主帯電器14を上述のよう
に除電−帯電時間を150msecにするように移動さ
せると、現像位置での表面電位を約17V上昇させるこ
とができる。これにより、感光体膜12において、暗減
衰の程度が経時変化等の何らかの原因により変動して
も、均一な濃度で画像を形成することができる。
【0050】ステップb5の主帯電器14の位置調整動
作が終了すると、ステップb6において、静電複写機
は、複写動作が可能な待機状態となる。ステップb7に
おいて、複写動作が実行されて終了すると、ステップb
8において、主電源が遮断され、静電複写機の動作が停
止する。この後、処理はステップb1に戻る。
【0051】ステップb4において判断が肯定であれ
ば、処理はステップb6に移り、前述したステップb6
以降の処理を実行する。
【0052】本件発明者の計測によれば、本実施例にお
けるような現像位置での表面電位の検出、及び除電−帯
電時間及び帯電−現像時間の調整を行わない従来技術の
画像形成装置1における現像位置での表面電位と、本実
施例の画像形成装置11における現像位置での表面電位
とを、静電複写機として比較すると、図8に示す結果が
得られた。図8のライン132は従来技術の場合であ
り、ライン133は本実施例の場合である。図8からわ
かるように、従来技術において、現像位置での電位は使
用に伴って次第に減少するのに対し、本実施例の画像形
成装置11は、現像位置での電位が一定である。
【0053】これにより、正規現像方式においては画像
濃度が一定に維持され、反転現像方式においては、画像
濃度むらであるカブリ現象が防止された画像形成装置1
1を実現することができた。
【0054】本実施例では暗減衰の程度の変動を検出す
る手段として表面電位センサを用いて、現像位置での表
面電位の変動を検出したが、表面電位センサに限らず、
暗減衰の程度の変動を検出できる検出器であればよい。
【0055】また、本実施例では、本発明の画像形成装
置を静電複写機として説明したが、本発明の画像形成装
置は、静電複写機にかかわらず、ファクシミリ、プリン
タ等の感光体膜に帯電、画像露光及び除電を行って画像
形成を行う画像形成装置であればよい。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、感光体膜に於ける暗減
衰の程度の変動を検出した後に、この検出結果に基づい
て、主帯電器と除電ランプの間隔、及び主帯電器と現像
装置の間隔を調整して感光体膜に於ける暗減衰の程度の
変動を補償する。これにより、暗減衰の程度が長期にわ
たる使用にともなって変化した場合、あるいは、画像形
成装置の設置環境などに起因して暗減衰の程度が画像形
成装置毎にばらついた場合、感光体膜の特性が製造直後
の特性から変化して暗減衰の程度が変動した場合等であ
っても、該暗減衰の程度の変動あるいはばらつきを補償
して、現像位置での表面電位を所定の値に維持すること
ができるため、均一な濃度で画像を形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の画像形成装置11の系統
図である。
【図2】本発明の第1実施例の画像形成装置11の斜視
図である。
【図3】現像位置での表面電位の変化と帯電−現像時間
との関係を示すグラフである。
【図4】現像位置での表面電位の変化と除電−帯電時間
との関係を示すグラフである。
【図5】本実施例での配置状態を示す図である。
【図6】本実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図7】本実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図8】本実施例の効果を説明するグラフである。
【図9】従来技術の画像形成装置1の系統図である。
【符号の説明】 11 画像形成装置 12 感光体膜 13 感光体ドラム 14 主帯電器 16 現像装置 20 除電ランプ 23 グリッド 26 表面電位センサ 27 比較器 28 制御装置 29 メモリ 30 ドラム基体 31 レール 32、33 ギア 34 モータ 35 ロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/08 506 Z 8530−2H (72)発明者 山里 一郎 大阪市中央区玉造一丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 寺田 卓司 大阪市中央区玉造一丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に感光体膜が形成されている、回転
    可能な感光体ドラムと、 該感光体ドラムの該表面の近傍に配置されており、該感
    光体膜上に電荷を供給する帯電手段と、 該感光体ドラムの回転方向に沿って、該帯電手段よりも
    下流側に配置されている現像手段と、 該感光体ドラムの回転方向に沿って、該帯電手段よりも
    上流側に配置されており、該感光体膜上の該電荷を除去
    するための光を発生する除電手段と、 該感光体膜における暗減衰に基づいて、該感光体ドラム
    に於ける該暗減衰の程度を検出する暗減衰検出手段と、 該暗減衰検出手段によって検出された該暗減衰の程度の
    変動に応じて、該除電手段と該帯電手段との間隔、ある
    いは該帯電手段と該現像手段との間隔を調節する制御手
    段と、を備えている画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記暗減衰検出手段が、前記現像手段の
    近傍の前記感光体ドラムの前記表面の電位を検出するセ
    ンサを有しており、該センサは該現像手段近傍に設けら
    れている、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記除電手段及び前記現像手段が固定さ
    れており、前記帯電手段が移動することができる、請求
    項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記帯電手段の近傍に、前記感光体ドラ
    ムの外周に沿って設けられた一対のレールと、該帯電手
    段を支持し、該帯電手段を該レール上で移動させるため
    の機構と、該機構を駆動するためのモータとをさらに備
    えており、前記制御手段は該モータを制御する請求項3
    に記載の画像形成装置。
JP5188523A 1993-07-29 1993-07-29 画像形成装置 Pending JPH0743962A (ja)

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